2008年01月09日

TETRAGRAMMATON LABYRINTH

何枚か購入をした東方なアレンジCDを少しずつ聴いていっていますけれど、今のところどれもよい感じで外れはない感じです♪
あとは、例の東方アニメを観なければですけれど…。


では、先日読んだコミックのレビューをば♪
最終回でした…♪
□断罪者 〜TETRAGRAMMATON LABYRINTH〜(6)
 ○イラスト評価:★★★★☆(4.4)
 ○内容評価:★★★☆☆(3.3)
 ○百合度評価:★★★★★(4.5)
 ○総合評価:★★★★☆(4.0)

これは昨年『なのはStrikerS』のDVDなどと一緒に購入をしてきた作品で、少し前に既巻を全て購入して過去の日誌にも感想を書いた作品です。
今回で、この作品は完結…前書きを見ると、3年間に渡り続いたみたいです。

内容のほうは、ジャンル・ダルクを再びこの世界へ蘇らせようと力を求めるジル・ド・レと二人の少女の戦いのお話…と、第1巻の頃と較べてずいぶんお話が深くなってまいりました。
怨嗟の封印が解かれたことで一つの街が消滅しましたし(さらにこの街は現在存在する…)、その動きを察知したキリスト教徒の十字軍みたいな人たちがレコンキスタなどと称して動きはじめましたし、かなり大掛かりな話と…。

この作品、残虐なシーンが多かったり悲劇的な終わりかたをする人が多かったりして、多少嫌な予感をしつつも最終巻を手に取ったわけなのですけれど、その嫌な予感は見事に的中…。
いえ、といってもラストはハッピーエンドといってもいいと思う、よい終わりかただったのです♪
問題は、アンジェラさんとメグさんがジル・ド・レのもとへたどり着くまで…彼に従う妖魔たちを防ぐために、仲間たちが次々とその妖魔たちと相討ちというかたちで生命を落としていってしまい…。
そう、あの刑事さんにはじまり、巫女さんも、そして錬金術師の姉妹さんも、みんな…ラストがハッピーエンドであったにも関わらず気持ちがすっきりしないのは、やはりこのためでしょうか…特に、あの姉妹の最期は悲しくて涙が…。
『ヴァイゼフラウ』あたりといい、この手の作品は完全なハッピーエンドで終わることはないのですね…。
さらに言うと、この手の作品(ゴシックファンタジー?)は意外と百合の期待のできる作品があったりするのかも…先日の日誌で紹介した『AMARANTO』というゲームもそんな感じですし…。

戦いのほうは、ジル・ド・レが敗北して一瞬復活したと思われるジャンヌ・ダルクによって昇天されたみたい?
そして残されたアンジェラさんとメグさんは、ともに生きていくことを決め…♪

イラストのほうは、かなりよい感じかと…♪
ただ、私の持っている作品の中では、多分一番残虐な描写の多い作品でもありますけれど…。
百合的には、この巻によって一気に評価が高くなって…ラストのお二人などは、ほぼ理想的な終わりかたでしょうか♪
そこはよかったのですけれど、やはりメインのお二人以外全員あの末路は…刑事さんは展開的に仕方なかった面もありますけれど、巫女さんと姉妹さんは…戦いに犠牲はつきものと、思うしかないでしょうか…。

色々ありましたけれど、結論としては百合的にもよい作品だったかと思います♪
残虐なシーンにも、この作品のためにある程度免疫がついてまいりましたし…(何)


そういえば、『アオイシロ』の発売は4月とまだまだ先なのですけれど、一部店舗ではすでに予約が開始されているみたい…?
さらに、5つくらいのお店で予約特典が違ったりするそうです。
『アカイイト』のときには特に購入するお店なんて考えていませんでしたけれど、今回はそのあたりを気にしてみましょうか…といっても、多分アニ○イトになるとは思いますけれど…。