2008年03月09日

まじかるブリンガーころな

先日クリアしたゲームのレビューをば♪
劇場版まじかるブリンガーころな
□劇場版まじかるブリンガーころな ドキわく!魔界の夏休み
 ○イラスト評価:★★★★☆(3.5)
 ○グラフィック評価:★★★★☆(3.5)
 ○システム評価:★★★★☆(4.4)
 ○内容評価:★★★★☆(4.4)
 ○音楽評価:★★★★★(5.0)
 ○難易度:★★★★★(4.9)
 ○百合度評価:★★★★☆(3.5)
 ○付加要素(おまけなど):★★★☆☆(2.5)
 ○総合評価:★★★★☆(4.4)

こちらは去年の夏頃に購入をしてしばし眠らせてしまっていたものの、最近ノベルゲームの『潜雲艇のある風景』クリアとともに再開をしてみた作品です。
その『潜雲艇のある風景』と同様に同人なゲームとなります。

内容のほうは、魔剣を手に入れたことにより魔法少女となった佐倉頃奈さんが前作で戦った魔王ベルゼビュート…ノエルさんの魔界にあるお城へお友達とともに旅行へ行く、というものです。
ちなみに、前作は持っておりませんので、何があったのかは劇場版の作中でのやりとりから察するしかありませんでした…噂では年齢制限があるとのことですけれど、どういう年齢制限がついてしまうのか、劇場版をする限りでは全く想像ができません…。

お話は本編たる佐倉頃奈さん編、そして頃奈さん編をクリアすると魔法少女プレアこと良海昴さん編『プレアデスの翼』の2つがあります…劇場版ということで、二本立てなのですね(何)
先日までに昴さん編の最後の敵たるダークころなまでやってきていたのですけれど、昨日は…
ダークころなを撃破!
…それを何とか撃破をいたしました♪
確かにダークころなは攻撃速度が非常に速かったのですけれど(背景が変わるほどに)、攻撃そのものは本編最後のノエルさん(EXCEEDがつきます)ほど厳しいものではありませんでしたので、比較的楽に倒せました。
そして、感動のエンディング…こちらのエンディングも、非常に良いものでした♪

クリア後、ふとCGモードを開くと…
後日譚
…昴さんたちのその後を見る小さな物語がついておりました♪
それによると、昴さんはベリスちゃんと一緒に自宅で暮らしているみたいで、何よりなことです♪
この先、さらに人がくることになるのですけれど…昴さんはベリスちゃんはもちろんのこと、かつてあんなことがあったライムさんにも好かれていらっしゃる?

ともあれ、この作品ですね…基本的にはギャルゲーの様に物語を読み進めていくものなのですけれど、ときどき戦闘が入ります。
戦闘はポップンみたいにタイミングよくボタンを押して進めていくもので、お話が進むごとに難易度がアップしていきます…最後のほうなんてもう、ポップンでいうとレベル35オーバーではないでしょうか。
はじめのうちはちょっと面倒とも感じる戦闘ですけれど、後半はもうかなりの緊張感を味わえます…この作品の最大の魅力の一つ、といってよいのかもしれません♪

主人公キャラ…頃奈さんも昴さんもそれぞれよいかただと思います♪
どちらかといえば頃奈さんのほうが主人公向きでしょうか…一歩間違えるとダークころなになりますけれど(何)
でも、好きなのは昴さんのほうですけれど…ただ、それも本編があってこそなので、やはりシナリオ的には両方あってというところでしょうか♪
…最後の敵がダークころなだなんて、まるで『バーニングアリサ』のダークなのはみたい…はじめはギャグかと思ったのですけれど、いたって真面目だったのですね…。
その他のキャラもいずれも魅力的なかたがた…個人的には由香さんにベリスちゃん、レヴィアさんあたりが特に好きでしょうか♪
ベリスちゃんは本当にかわいくていい子ですね…これも昴さんのおかげでしょうか♪

イラストのほうはよい感じですけれど、私が過去にやってきたギャルゲーたちと較べると、やや重みに欠ける感じもします(うまく表現できませんけれど)
グラフィックのほうもなかなかよいのではないかと思います…戦闘の必殺技など、かっこよいですよ♪
はじめてゲームのレビューをつけたときには抜けていたシステム評価のほうは、戦闘などかなりよき感じです♪
内容のほうは個人的には満足です…CGが全て埋まったところを見ると、どうやらシナリオに分岐がないみたいで由香さんがただの脇役だったのが少々残念ですけれど。
音楽のほうは文句のつけどころのないもので大満足でしょうか…特に戦闘などの音楽は非常にかっこいいものですし、エンディングテーマもよいですよ♪
個人的には東方にも負けてはいないかと…♪
難易度は戦闘についての評価になりますけれど、個人的には非常に高いものかと思います(何とかクリアはできましたけれど)…ポップンみたいなものですので、ポップンレベルがEXクリア程度あるかたならば、結構楽に行けるのかもしれません(使うのは4ボタンだけですが…)
百合的には、本編では頃奈さんとノエルさん、昴さん編では昴さんとベリスちゃんがそんな感じでしょうか…頃奈さんとノエルさんのほうは最終的にどうなったのかは解りませんけれど、昴さんたちは上に触れた様に一緒に暮らすことになったり…♪
付加要素は、『プレアデスの翼』は本編クリアまでこんなものが現れることは全く予想していませんでしたので十分付加要素になります…そちらをクリアした後にその後の昴さんたちが見られたのもよいところでしょうか♪
アルバムがあるので使う機会はありませんけれど…
…あと、先日の『潜雲艇のある風景』に負けず劣らず、こちらもサウンドモードのデザインがよい感じです♪

総じて、かなりよい作品だったということができます…同人なゲームですので入手は少し厄介かもしれませんけれど、機会があればぜひお勧めしたい作品です♪
できれば、もう少し皆さまの活躍される姿を見てみたいかも…続編を希望?
劇音!
…購入の際は、サントラである『劇音』も購入してみてくださいまし…同じ同人ゲームである東方同様、音楽のほうも満足できるかと思いますので♪(同人なゲームでは『シャンテリーゼ』などもよい音楽でした)
ゲームが買えなくても、普段東方の激しいアレンジCDを購入なさっていらっしゃるあのかたなどには、特にこのCDは勧めたいかも…(何)
実のところ、最近はこのCDばかりを聴いています。