ともあれ、今月はもう目立ったものでは『ほのかLv.アップ!』の第4巻くらいしか購入予定なコミックがありませんので、それに較べたら来月はなかなか期待が持てそうな感じです。
8月…来月といえば、『ありかる』の画集はもう夏のイベントでの発行が決定したみたいです。
価格は3,000円と安いものではありませんけれど、購入の価値は絶対にあると思いますし、非常に楽しみなことです♪
藤枝雅さまは他にも東方な同人誌をご用意されるみたい…?
そういえば、先日お出かけをした際にゲームの予約コーナーを見たのですけれど、以前教えていただいた『萌え萌え2次大戦(略)』というゲームが11月27日発売予定になっていました。
もともと第2次世界大戦やメカな少女は気になる分野ですし、なかなか気になる作品ではあります♪
けれど、機種がPS2とPSPで同時発売ということで、買うとすればどちらにすればよいのでしょう…一応本体は両方持っていますけれど、両方買う必要はあまりない気もいたしますし…。
では、先日読んだコミックのレビューをば♪
□鬼ごっこ(1〜3)
○イラスト評価:★★★★☆(4.0)
○内容評価:★★★☆☆(3.4)
○百合度評価:★★☆☆☆(2.3)
○総合評価:★★★☆☆(3.4)
これは過日みとせのりこさまのCDとともに購入をしてきた作品で、作者さまが気になって購入をした作品となります。
作者さまは『百合姫S』でもそのお姿を見かけた黒柾志西さま…おそらくは『[es]〜エターナル・シスターズ〜』にいらしたベンジャミンさまと同一人物です。
…これよりもまず他のたまったコミックを先に読もうかと思っていたのですけれど、お世話になっている桜花さまがこれを読んでいるということで先に読んでみたのでした。
内容のほうは、「継ぐ者」という特別な力を持ってしまった少女と妖怪、悪魔との戦いのお話となるでしょうか。
主人公は源頼子さんという何だか非常にひっかかる名前ながらそれは特に意味するところはなく、ともかく彼女は普通の高校生活を送っていたのですけれど、ある日彼女の内に眠る力を狙って悪魔が襲い掛かってきます。
そんな彼女をたすけてくれたのはいつの間にか同級生になっていた綺燐さんとその兄の虚颯さんのお二人…彼女たちは妖怪で、「継ぐ者」と呼ばれる力を持った彼女を監視するためにそばにやってきたということです。
「継ぐ者」というのは人間にして特別な力の行使できる者のことで、頼子さんの場合は妖怪や悪魔を触れただけで消滅させてしまう様なものすごく強大な力を持っているみたいです。
お話を読む限りでは他では考えられないほどの力なのですけれど、その「継ぐ者」の力が自我を持ってしまい過去に悲劇を起こしたり、今もまた頼子さんの身体を乗っ取ってしまおうとしたりしているのです…。
ちなみに頼子さん自身は胸が大きい以外は普通の女の子という感じでしょうか…日々クラスメイトの理緒さんに胸をもまれてしまっています。
綺燐さんたちは妖怪の里に暮らす妖怪で、綺燐さんは兄を溺愛しているのですけれど…過去に頼子さんと出会ったことがあったのでした。
その際に非常に大変なことになるのですけれど、それとは別に綺燐さんにも特殊な事情がありそうな感じが第3巻の最後のお話から解ります…この謎が解けるのは第4巻を待たねばなりませんね。
その他、妖怪と対立する、外国から侵入してきた悪魔たちがいるのですけれど、第1巻で早々にやられてしまったシルヴィさんが第3巻で不思議な復活を遂げました。
なぜか記憶を失ったり人間になったりした上で、敵対していた頼子さんのことが大好きな状態で学校に編入をしてきたのです。
当初は何かの罠なのではないかと頼子さんも疑いますけれど、今のところはそうした様子はなさそう…記憶がない状態みたいですので、まだどうなるのか不透明ですけれど将来的に敵さんに戻りそうというのは間違いないでしょうか…。
個人的には人間になったシルヴィさんの非常に天然でしかも頼子さんに対する非常に百合々々なところは評価に値するのですけれど…♪
他、上に書いた理緒さんもちょっと百合なところがあるのですけれど、当の頼子さんは現状では虚颯さんのことが好きな雰囲気があり、これは非常に残念なところです。
何だか登場人物の感想ばかりになっていますけれど、個人的に一番好きな登場人物は猫又のシノさんです♪
頼子さんを慕うかわいらしい猫さん…なのですけれど、第2巻で妖怪の里に行った際に頼子さんとはぐれて以来、姿が見えなくなってしまいました…まるで作者さまに存在を忘れられてしまったかの様に完全に消えてしまって、とってもさみしく残念でなりません…。
イラストのほうはよきものかと思います♪
『[es]』やこれ同様にスクール水着の描写が異常とも言えるほど多く、やはりお好きなのだとうかがわせます…ということで、作者さまはやはりあのかたと同一人物ということが解ります。
百合的には上に書いたかたがたがなかなかよいのですけれど、肝心の頼子さんが残念なことになっているのと、綺燐さんもその兄が好きで虚颯さんが人気というのはちょっと…そういえばシルヴィさんにも兄がいるのですけれど、どちらも個人的にはかなり嫌いなタイプで、これがこの作品において唯一といえる残念な点です(登場する主要な男キャラはその2人だけだという…)
ともあれ、やや出血シーンが多いものの悪い作品ではないかと思います…あとはシノさんが復帰してくださるのを願うばかりです。