2008年08月10日

天空の乙女たち

9月の発売予定のコミックスを見てみたのですけれど、以前8月発売予定としてあげた百合姫コミックスの2冊、『極上ドロップス』と『半熟女子』第1巻が9月18日発売予定になっていました…どうやら延期になったみたいです。
その他は6日に『アオイシロ −花影抄−』第3巻、10日に『らき☆すた』第6巻、19日に『はやて×ブレード』第3巻及び第4巻、22日に『ささめきこと』第3巻、25日に『BAMBOO BLADE』第9巻、27日に『ひろなex.』第2巻と『Venus Versus Virus』第8巻が発売するみたいです。
来月はまんがタイムきらら系以外はなかなか豊富かもしれません…個人的には『ささめきこと』と『BAMBOO BLADE』に期待です♪
『はやて×ブレード』は作者さまの都合で電撃コミックスからヤングジャンプコミックスというところへ変わったみたいですけれど、2巻同時発売ということは電撃コミックスで出したものをそちらで改めて出しているのでしょうか…今月の19日に第1巻と第2巻が出ますので、それで解りますね(といっても、私はまだ読めていないのですけれど/何)
ともあれ、まずはその『はやて×ブレード』など8月発売のものですけれど、百合姫コミックスがなくなったのでやや少なくなりました…13日発売の『百合作品ファイル(旧『百合ミシュラン』)は出るのですね?

あと、今月22日に『駒都えーじ画集@工画堂スタジオ』というものが発売するみたいです。
これは駒都えーじさまの主に『蒼い海のトリスティア/空のネオスフィア』のイラストを中心に収録をした画集みたい…あのかたのイラストは好きですし、過去に藤枝雅さまや椋本夏夜さま、それにしろさまや鈴平ひろさまの画集も買っておりますし、これは購入決定ですね♪


では、先日読んだコミックのレビューをば♪
まずまずよさそう…?
□ストライクウィッチーズ 天空の乙女たち(1)
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
 ○内容評価:★★★★☆(3.8)
 ○百合度評価:★★☆☆☆(2.0)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.4)

これは先日『ARIA』のDVDなどとともに購入をしてきたもので、今期のアニメ作品の中で百合が期待できるかもと聞いていてそのコミカライズ版をたまたま目にしたので購入をしてみたものとなります。
この作品、アニメやこのコミックの他に小説も出ていますけれど、原作はどれになるのでしょう…少しよく解りません。
ともあれ、コミックスとしては先日の『アルカナハート』と同じものとなるみたいです。

内容のほうは、突如現れたネウロイと呼ばれる異形の敵によって破滅の危機に瀕した世界において、そのネウロイと戦うストライクウィッチーズと呼ばれる女の子たちのお話となります。
機械的な感じのする敵であるネウロイは圧倒的な戦力らしく、人々はなす術がなかったといいます…けれど、ストライクウィッチーズという少女たちはいわゆる魔法少女らしく魔力を持ち、その敵に対抗できる唯一の存在ということになるみたいです。
先日読んだ『アルカナハート』といい、少女だけがそういう力を持っているというお話…不思議なことではありますけれど、嫌いではありません♪

お話は、扶桑皇国なる明らかに日本としか思えない国の片田舎、診療所のお手伝いをしながら学校に通っている女の子の芳佳さんがある日偶然空から降ってきたストライクウィッチーズの少女に出会うことからはじまります。
芳佳さんはその空から降ってきた少女の上官である竹井少尉にその力を見出されてストライクウィッチーズに入らないかとスカウトを受けることになります。
当初は診療所の跡を継ぎたいし軍隊でやっていけるとは思えないと断った芳佳さんですけれど、とある事故をきっかけに自分の力をきちんと使いこなせる様になりたいということでストライクウィッチーズの養成学校に入ることになりました。
その養成学校は海軍の街である横須賀の基地にあるということで、やはり未来の日本といった設定なのでしょうか…。
第1巻の後半はその養成学校でのお話となりますけれど、しばらくはここでのお話となるのでしょうか…でも、なかなか大変な毎日になりそうです♪
ちなみに、芳佳さんはちょっとドジな感じもありますけれど心やさしいいいかただと思われます♪
けれど、表紙裏に「戦争や争いごととは無縁の世界で生きてきた」と書かれていましたけれど、ネウロイの侵略は過去の話なのでしょうか…第1巻は確かに平和な雰囲気でしたし。

物語の設定を見たとき、第一印象は『スカイガールズ』に似ているかもと感じましたけれど、敵さんの設定を見るとむしろ『トリガーハート エグゼリカ』に似ているのかも、と感じる様になりました。
『エグゼリカ』における敵であるヴァーミスとこちらの敵であるネウロイ、両方とも瘴気をまき散らす様な機械的な敵ということになりますから…もっとも、ネウロイのほうは第1巻では本当に異形の存在でありどういうものなのか全く解らないところがありますけれど。
ただ、ヴァーミスと同様にただの機械ではないということは第1巻の最後のお話で解ります…あと、金属を求める習性があるみたい?

イラストのほうは悪くないかと思います♪
百合的には今のところありませんけれど、そうした展開もあってもおかしくないかも…と思わせる様子はあります。
ともあれ、なかなかよい作品だったかと思います…今後の展開次第ではDVDの購入を検討してもよい作品となる可能性も秘めておりますね♪
…ちなみに、私のDVD購入条件は『バンブーブレード』を切ってしまったので基準が少し高めに…最低でも内容は『ARIA』『スケッチブック』程度、作画はとある水準以上を期待できるものとなります(百合々々なものでしたらかなり条件は緩和されます)
でも現在購入をしている『ARIA』が終了したら購入するものがなくなりますので、1作品くらいでしたら何かあってもよいかも…?

そういえば、夏のイベントにてこの作品のアナザーストーリーとなる同人誌『ストライクウィッチーズ アフリカの魔女』というものが出るみたいです。
この作品は一応原作者の島田フミカネというかたが関わっているみたいですし、準公式という感じなのでしょうか…気になりますし、購入してみることにします♪