2009年01月25日

みつきにっき

なるほど、いつの間にか発売が3月に延期していた『アニーのアトリエ』にはDSの前の作品となる『リーズのアトリエ』の主人公も登場するのですね。
ということはその2つの作品は同じ世界、ということに…『マリー』から『ヴィオラート』、『イリス』3作、『マナ・ケミア』2作はそれぞれ時系列の違う同じ世界だというのは確定なのですけれど、全ての作品が繋がっている、ということはあるのでしょうか…?(もっとも、ザールブルグ及びグラムナートシリーズが他のシリーズと同じ世界でしたら世界観が崩壊しかねない気もいたしますけれども…後ろのものたちが未来だというならともかく)

…いえ、もう『アトリエ』の新作はよほどのことがない限り買いませんけれど、ね?
同様に『サモンナイト』の新作ももうよほどのことがない限りは購入しない方向…と、その『サモンナイト』も『クラフトソード物語』なども含め全シリーズ同じ世界でのお話でしたっけ?(DSの最新作は別世界の話になるそうですが)


では、先日読んだコミックのレビューをば♪
まずまず…?
□みつきにっき
■永緒ウカさま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(2.5)
 ○内容評価:★★★☆☆(3.3)
 ○百合度評価:★★★☆☆(2.5)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.1)

こちらは過日『ストライクウィッチーズ』DVDなどとともに購入をしたもので、何となくよさそうでしたので購入をしたものとなります。
コミックスはおなじみとなってきている4コマKINGSぱれっとコミックスとなります。

内容としてはとある高校に編入をして学生寮で暮らすことになった織田光貴さんとその周囲を巡るコメディ系の4コマとなりますね。
みつきさんは地面に届いてしまうほど長い黒髪をしていらして、普段は着物をきていらっしゃり、しゃべりかたは古風で世間知らずで気位は高いというお姫さまみたいなかた…どうやら実際にその学校へやってくるまではお姫さまな生活をなさっていらしたみたいです。
寮で同室となった徳永さやかさんのことを側女と呼んでいらっしゃいますし…。
どんな実家なのかとてもきになってしまうところながら、それは最後まで謎のままで終わってしまいましたね…。

と、そのみつきさんと寮で同室となりまた学校でも同じクラスで席も隣のさやかさんはボーイッシュな雰囲気で陸上部のエースランナー、成績も悪くないながら家庭科は壊滅的な成績なかた…同室や隣の席ということでみつきさんの世話係みたいなことになってしまいます(側女と呼ばれてしまいましたし)
そうしているうちにみつきさんにずいぶん懐かれてしまわれたご様子…最後にはなかなかよき関係になっていらしたかと思います♪
他の登場人物としては上級生で裁縫好き、ひいてはコスプレをさせるのが好きなりささんやみつきさんの姉で謎多き人物である彼方さん、そしてさやかさんに憧れていらっしゃる陸上部のマネージャ、マキさんがいらっしゃいますね。

巻頭のカラー4コマが登場人物の紹介となっておりますので、解りやすいかと思います♪
カバー下にはこの作品が誕生したいきさつなどが4コマにして描かれておりますけれど、彼方さんははじめ女装の兄という設定でございましたか…。
作者が女装の兄を描きたかったからと担当の人に説明をしたところ、担当の人はあっさり「却下」と言い放ったみたいで、何よりなことです…担当の人はよいお仕事をいたしました。

イラストのほうは普通かと思います。
百合的にはみつきさんとさやかさんの関係がほのかにかやや強めでそう見えるでしょうか♪
ともあれ、この1冊で完結してしまう作品ですけれど、なかなか面白いものだったかと思います♪