2009年04月20日

The Lunch Time Ours

先日読んだコミックのレビューをば♪
まさかの、って…
□はなまるべんと!(2)
■大宮祝詞さま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(2.5)
 ○内容評価:★★★★☆(3.5)
 ○百合度評価:★★☆☆☆(2.3)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.0)

これは過日『エグゼリカ』などとともに購入をしたもので、以前既刊を購入しているので購入した作品となります。
コミックスとしては本当におなじみのまんがタイムきららコミックスとなります。
この作品、まえがきやあとがきで「まさかの2巻」と作者さまが言っているのですけれど、普通に連載していれば普通は第2巻は普通に出ると思うのですけれども…やはり、まんがタイムきららコミックスはコミックにできるだけの作品量があっても、第2巻を出すことがないかもしれない、ということなのでしょうか…。
もう、いつまで待っても第2巻の声の出てこない作品も少なからずありますものね…以前読んだ『天獄パラダイス』は第2巻は同人誌となってしまいましたし、さみしく、そして不満も感じます。
…『ぐーぱん!』や『ふら・ふろ』、『さくらりちぇっと』などの第2巻は出ますよね、ね?(出なければ暴動です)

ともあれ、無事に第2巻が出たこちらの内容としては、料理の腕前が破滅的な桐崎あやめさんが唯一の部員である調理部のお話となるでしょうか。
以前読んだ第1巻の最後で調理部は廃部命令が出て廃部になってしまったものの、生徒会書記でなかなか無茶苦茶なところのある土方敏美さんのおかげで何とか活動を再開することができました。
巻頭のカラーページで土方さんがどうしてそんなおせっかいを焼いてくれるのかの理由が描かれておりましたけれど、あやめさんには大病を患っていた過去があるっぽい…?
そして、その前にとあるかたととある約束を交わしていたらしいのですけれど、そのあたりはまだぼかして描かれておりました…すっきりしたエンディングを迎えるためにも、これはもう第3巻を出していただかなければ暴動です!

あやめさんはちみっこの釣り目のツインテールな子で、第1巻の感想ではツンデレと紹介しておりますけれど、どうなのでしょう…東方のチルノちゃん、つまり子供だと言ったほうが的を得ている気がします。
もちろん私はそうした微笑ましい子は大好きですのであやめさんのことももちろん大好きです♪
ただ、本当におバカなことばかりしている彼女ですけれど、頭自体はかなりよかったりします。

他の登場人物はほぼ第1巻と同じですね…生徒会役員さんたちの出番がかなり多くなってきた、というのが変化したところでしょうか。
副会長さんの近藤夕さんと土方さんはまだまともな部類、この作品唯一の名のある男子生徒の永倉陽さんもまだ普通なのですけれど、もう1名のメンバーである沖田聖さんは明らかに人間ではなさそうな怪しい雰囲気…。
猫耳アンドロイドのスズさんの過去なども明らかになりましたけれど、これもまだそれで終わりというわけではないですし、第3巻を出さなければ暴動ですね(何)
…先生が巻頭の登場人物紹介から除外されてしまいました…登場はしますけれども。

イラストのほうは普通です。
百合的には、ほのかに感じられる気が…?
ともあれ、あやめさんなど微笑ましく、珠樹さんのブラコン描写以外は好きな作品ですね…第3巻が出てくださることを願います♪


私も参加をしている、フィンさまがこちらにファンサイトを作ってくださった『私立天姫学園』のほうですけれど、こちらの特設ページでフィンさまの主催されたイベントのあとがきが更新されておりました。
そのあとがきに書かれていた、フィンさまがイベントを起こされた動機についての言葉は、私もほぼ丸々同じことを思っているのでした…入室されたかたがどなたともお会いすることなく退室されてしまわれることも、お相手が固定されてしまい交流範囲が制限されている感じなことなども…(私も反省するところが多々…)
これから、また学園の活気が戻ってきてくださればよろしいのですけれども…私も、できるだけのことはしたいものです。
私の場合、昨日みたいにどなたもいらっしゃらないときはお休みをいただく可能性が高いと思いますけれど、どなたかがお一人で入室していらっしゃったら22時くらいには入室しようかと思いますので…(22時30分以降くらいとなると時間的な問題からそうしたかたがいらしてもお休みしてしまうと思います…その場合はご容赦くださいまし)

…そうそう、昨日は日曜日でしたね。
懲りもせずにまた20時からは『天地人』という例の史上最悪の大河ドラマを観てしまいましたけれど、何なのでしょう、あれは…もう、視聴者をバカにしているとしか思えません(どんどん主要登場人物が嫌いになっていく不思議…)
『毛利元就』なども史実と違うところが結構あったり(尼子晴久の最期はちょっとやりすぎでした)しましたからそれはまだ許容できる範囲では目をつぶりますけれど(新発田重家を無視する、となると上杉家の物語として破綻ですが…本庄繁長は?)、それ以外ももうひどいところばかりで、何ら良化することなく、むしろ悪化の一途で、もうダメですね…。
どうして私はこんな史上最低と断言できる大河ドラマをまだ観ているのでしょう…なまじこの時代に詳しいのでつっこみどころを探すため、それにまだ一縷の良化の希望をいだいているからかも…(あのかたは見捨ててお風呂に入ってしまわれましたが…)