2009年09月04日

なななせ!

先日読んだコミックの感想です。
『トリコロ』中心に…
□なななせ!
■ミスターさま
 ○イラスト評価:★★☆☆☆(2.4)
 ○内容評価:★★★☆☆(3.3)
 ○百合度評価:★★☆☆☆(2.0)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.0)

これは過日色々な同人誌とともに購入をしたもので、コミックサイズの同人誌ということで気になったり、また作者さまも知らないかたではなかったりしましたので購入したものとなります。
ということで、こちらは先日読んだ『おさなのは』総集編や『咲っぽい!』同様にコミックサイズな同人誌となります。
出されたのはよくまんがタイムきらら系な同人誌を出していらっしゃり、この作品と同時に『GA 芸術科アートデザインクラス』な同人誌も出していらしたサークル【Black and White】さまでございます。

内容はこのかたが過去に出された同人誌9冊の総集編です…私の持っている作品からも以前購入した『With』など数作品が収録されておりました。
このかたは上であげた『GA』のものなど色々な同人誌を出していらっしゃいますけれど、これに収録されたのは以前読んだ『トリコロ』に『特ダネ三面キャプターズ』、あとほんの少しだけ『ママはトラブル標準装備!』の3作、つまり海藍さまの作品たちの二次創作作品となります。

物語は同人誌ながらいずれも登場人物や雰囲気など原作にかなり忠実な感じ…このかたの描く同人誌は、私の読んだものは全てそうでございましたね。
それに原作と同じ4コマ形態でございますし、原作にこういう話があっても不思議でない、と感じる内容のものたちでございます。
そうした面では、二次創作な同人誌を手にして実際に読む前に少しだけ感じる不安、つまり原作のイメージがあまりに破壊されていたらどうしましょう、という不安をほぼ感じずに手にすることのできる作品でしょうか。
個人的には『三キャプ』『ママトラ』な作品には男キャラが登場しましたので、『トリコロ』な作品がやはりよかったでしょうか…『トリコロ』にはにわちゃんもおりますし、ね。

イラストのほうは普通です。
百合的には『三キャプ』『ママトラ』な作品にはありませんけれど、『トリコロ』にはにわちゃんがおりますので少しはございます。
ともあれ、悪くない作品です…と、この中に収録されている『三キャプ』の作品にて皆さんが出番がないことを嘆いていらして、連載復活のためには他の連載がお休みする代償が必要とおっしゃっておりましたけれど、実際のところは…?


また、同時にこちらも読みましたので…。
きらら系で連載されていた?
□スキっ!キライっ!
■荒木風羽さま
 ○イラスト評価:★★☆☆☆(2.5)
 ○内容評価:★★★☆☆(3.3)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.0)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.0)

これも上のものと同時に購入をしたもので、こちらは百合な雰囲気を感じましたので購入をしたものとなります。
ということでこちらもコミックサイズな同人誌でございますね…ただ、こちらは普通の同人誌と思って購入したらたまたまコミックサイズでございました(ただし表紙カバーはついておりませんので、厳密にいうと少し違うかも…?)
と、先日の『おさなのは』『咲っぽい!』、それに上の『なななせ!』は二次創作な作品ですけれど、こちらはオリジナルな作品となります。

内容としては、とある女子校に通う女の子たちを描いた作品でございます。
どうやらこの作品はかつて『まんがタイムきららMAX』という雑誌にて約1年間にわたって連載されたながら、作者さまの前書き曰く「文句の付けようのない人気のなさで見事打ち切りを獲得した作品」とのこと…何だか切ないです…。
このきらら系というのはなかなか厳しい世界らしく、コミックが1巻出ても人気がなければ第2巻は出していただけないそうで…でも、よい作品なのに第2巻の出ない作品がいくつかある気がするのですけれど、私の感覚がおかしいのでしょうか…。
ましてはコミックすら出なかった作品は私には知るすべもないわけですけれど…以前読んだ『天獄パラダイス』第2巻など、コミックにならなくっても同人誌として出してくださればまだ少しは救いがあるでしょうか…。

と、話がそれてしまいましたけれど、この物語の主人公はまひるさんと言って、なかなか努力家の、この物語の中ではまともな人…まともな人なだけに親友のよる子さんにはいつもイライラしておりますけれど、それでも親友を続けているいい人です。
そのまひるさんの親友のよる子さんは容姿端麗で成績優秀と学校でもかなり目立つ人なのですけれど、かなりの変人…変態というわけではなく、奇行の目立つという意味の、子供っぽい人でしょうか…それにまひるさんはやや振り回され気味なわけでございます。
あとはおっとりしていそうながら言いたいことははっきり言ってしまって敵を作りやすい夕佳さんや、その夕佳さんが気になるあまりいじめてしまうというツンデレな吉田さんなどがいらっしゃいますね…吉田さんは後半で出番が増えてよい仕事をしてくださいました。

物語はその皆さまの学校生活を描いたもの…基本的にはよる子さんの奇行にまひるさんが振り回されたりする、といったところでしょうか。
最後のほうではそのお二人の関係に少し隙間が空きますけれど、それもまたお互いの関係を見直すよい機会だったという感じで、最後はこれまでよりお二人の絆が一層深まる、というところでございます。
まひるさんとよる子さんも百合な方向で見ようと思えば見えますけれど、これは友情と見たほうがよいでしょう…ただ、吉田さんの夕佳さんを見る目は百合と言ってよいかも…?

イラストのほうは普通ですけれど、前半と後半で雰囲気が少々変わっております…うまくなってきたといってよいと思います(そして多少個性的?)
百合的には上に書いたとおりでございますね…まずまずといったところかと思います。
ともあれ、そう悪くない、私には普通によい作品でございました…やはりきららの世界は厳しいのですね…。


…そうそう、昨日の日誌で「アッカリーン」と言っておりますけれど、正式な表記は「アッカリ〜ン」です(何)
posted by 桜乃 彩葉 at 07:42 | Comment(2) | TrackBack(0) | 百合(かも?)作品感想