2009年12月20日

エビちゃん、心のむこうに

先日読んだコミックの感想です。
少し切ない…
□わたしの大切なともだち(2)
■袴田めらさま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(2.5)
 ○内容評価:★★★★☆(3.8)
 ○百合度評価:★★☆☆☆(2.4)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.4)

これは先日『百合姫S』などとともに購入をしたもので、過去に既刊を読んでおりましたので購入をしたものとなります。
コミックスとしては『にじぷり』や『GIRL FRIENDS』『つぶらら』などと同じものとなります。
作者は以前読んだ『この願いが叶うなら』などのコミックを出していらして、またこれと同時に購入をした『百合姫S』にもいらしたりと百合な作品ではおなじみな袴田めらさまとなります。

内容としては、美大の受験に失敗してしまった主人公の海老澤笙子さんがその合格発表の帰り道にかつてのお友達に久し振りに再会するものの冷たくされてしまったりと、開始早々から悲惨な目にあうのですけれど、大学進学ができなかった代わりに進学したデザイン系の専門学校でその冷たくされたかつてのお友達に再会する、というものです。
ところが、そのかつてのお友達、田中橘さんは大学の合格発表(こちらは合格していたはず…)の帰り道に会った後に交通事故にあってしまっており、完全な記憶喪失状態となってしまっていたのです。
と、説明が完全に以前読んだ第1巻の感想と同じとなってしまいましたので、メインのお二人の説明などはそちらをお読みくださいまし。

この第2巻では、美術系の専門学校に通う皆さまならではの将来などへの不安や悩みなどが中心に描かれております。
今回は笙子さんと橘さんはもちろんそうなのですけれども、もうお一人、お二人と同じクラスな柊和歌さんも主役な感じだったかと思います。
絵の問題で笙子さんと和歌さんの間に亀裂が走ったりしてしまうあたりが、この第2巻の中心です…もちろん最後には和解して友情が深まるわけですけれど、このあたりのすれ違いはとても切ないです。
橘さんの記憶に関してはこの巻でも戻ることはなく、笙子さんはこのままのほうがいいと望んでしまうのですけれど、この巻の最後に登場した記憶を失う前の橘さんの友人と出会って、覚悟を決めた模様…もしかすると次の巻で決着がつくのかもしれません。
個人的には、今の状態の橘さんがとても微笑ましく素敵なかたですので、今のままがいいと思ってしまうのですけれども、さすがにそうはいかないのでしょう…。
…主人公の笙子さんが性格など本当に結構私と重なる姿で、胸が痛みます…(何)

巻末には本編とは何ら関係ない特別編及び描きおろしマンガの2つの短編が収録されておりましたけれど、どちらもとても面白いものでした。
ですので、この作品はもう少し読んでいたい…ということで、個人的には次の巻で記憶が戻ったりと急展開になるのは、あまり望みません…。

イラストのほうは普通です。
百合的には、やはりこの作品はタイトルどおり友情な作品、と見たほうがよさそうかもしれません…ただ、やはり邪魔な男などは登場せず、そのあたりは問題なく読めます。
ともあれ、百合的にはやや薄いながらも、個人的には好きな作品…少なくとも同じ作者、同じコミックで以前読んだ『暁色の潜伏魔女』よりはずっと好きです。
願わくば、ハッピーエンド…とはいかなくても、笙子さんをあまり傷つけない結末が訪れることを、願います。


また、同時にこちらも読みましたので…。
過激気味なアンソロジー…
□百合姫Wildrose(4)
■アンソロジー
 ○イラスト評価:★★★☆☆(2.8)
 ○内容評価:★★★☆☆(2.8)
 ○百合度評価:★★★★★(5.0)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.0)

こちらも上のものと同時に購入をしたもので、これまで既刊を購入しており、また百合であるのが確実であるということもあり購入をしたものとなります。
コミックスとしては百合姫コミックスとなりますけれど、これに収録された作品自体は『百合姫/百合姫S』に掲載されてはおりません。

内容としては、8人のかたによる百合なアンソロジーコミックとなります。
百合なアンソロジーといえば以前読んだ『百合少女』や以前読んだ『comicリリィ』に以前読んだ『つぼみ』と先月には妙にたくさん出てくださり嬉しい事態となっておりましたけれど、この作品はそれらよりも過激さを優先した作品となっております。
そうした過激なアンソロジーも今回で第4巻なのですから、やはりそういったものが求められているのでしょうか…って、いえいえ、『つぼみ』も順調に巻数を重ねておりますし、『comicリリィ』も第2巻が出るそうですから、一概にそうとは言えませんけれども。

今回の執筆陣は、私の知っている人としては以前読んだ『極上ドロップス』の三国ハヂメさま、以前読んだ『クイーンズブレイド -Hide&Seek-』の南崎いくさま、以前読んだ2作品の森島明子さま、以前読んだ『愛しをとめ』の高橋依摘さまがいらっしゃいました…また、柚葉せいろさまは第3巻などにもいらっしゃいましたっけ。
お話はいずれもやはりやや過激であり年齢制限がないのが不思議ですけれども、三国ハヂメさまの『私の彼女』あたりは物語のほうもよい感じだったかと思います。
アンソロジーだけに、さらに過激さ先行なものなだけに他の作品の中にはやや微妙なものもございましたけれど、それが何かとはあえて言わないでおきましょう(ちなみにコミックの評価が低い『愛しをとめ』の高橋依摘さまの作品はコメディ作品としてなかなか面白かったですよ?)

イラストのほうはアンソロジーですので玉石混交…難しいところです。
百合的には過激な方向の百合なアンソロジーですから問題ございません。
ともあれ、百合なアンソロジーですし特に文句はつけませんけれど、個人的な嗜好では『百合少女』などの淡い感じのもののほうが好きです。
…ちなみに、今回の表紙を描いていらっしゃるのは以前読んだ『ときめき☆もののけ女学園』の南国ばななさまなのですけれど、最近、私も参加をしておりフィンさまがこちらにファンサイトを設置してくださっている『私立天姫学園』のサーバのあるフォレストページにて出てくるひどいバナー広告で、この人のあまりに目に余るひどすぎる作品のバナーが出てきて辟易…。

と、その学園について、先日の日誌に書いたとおり、引き続きこちらのフィンさまの作りかけながら私の項目はある名簿順に一人ずつキャラを入室させてみる企画を実行してみました。
昨日はフィリアさん…お昼寝部というものについて少しお話をされたみたいです(何)
…でも、最近はやはり学園にいらっしゃるかたが少なくてさみしいです…けれど、ときどきでもいらっしゃってくださるかたはおりますし、それに年末へ向け皆さまお忙しいのかとも思いますし、どうかご無事を願っております…。


『エリーのアトリエ』のほうは、ついにアカデミー卒業となる4年が過ぎ去りました。
運命の日となったのは8月の30日…エリーさんはイングリド先生から呼び出しを受けてしまいました。
そこで告げられたのは、成績優秀者がなることのできるマイスターランクへ進むか、あるいはこのまま卒業するかのどちらかを選択しなさい、とのことでした。
マイスターランクへ進めばさらに2年アカデミー生活ができる、ということで…そうなると、もう選択肢はこれしかございません。
『ヴィオラート』でも2年延長になってそれで完全クリアができましたけれど、こちらも延長はありがたいことです。
例えもう賢者の石も金も作っていたとしても、どうもオリジナル調合を駆使すればまだまだ新しいアイテムが出てきそうですし…ギガフラムとかできましたし(うにもLV4までいっておりますし、まだ先がありそうな感じ…)
それに、錬金術レベルも50まで上げたいですから…まだもう少し『エリー』を進めることになりそうです。