2010年03月25日

バガタウェイ

先日読みましたコミックの感想です。
なかなかよき…?
□バガタウェイ(1〜3)
■古日向いろはさま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.4)
 ○内容評価:★★★☆☆(3.4)
 ○百合度評価:★★★☆☆(2.5)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.3)

これは先日『百合姫S』などとともに購入をしましたもので、何となく気になりましたので購入をした作品となります。
コミックスとしては『スケッチブック』や『あまんちゅ!』などと同じものとなります。

内容としては、筑紫学園という福岡県の高校の女子ラクロス部のお話となります。
ラクロスといえば某ゲームかで少し見たことがある記憶があるのですけれども、それだけですのでほぼ知らないといってもよいスポーツとなるでしょうか…作中でもマイナーなスポーツとされております。
主人公の空木雫さんは中学校までは離島で暮らしていたのですけれど、高校から寮に入ってその筑紫学園に入ってきた女の子…性格や雰囲気など、以前読んでおります『あまんちゅ!』の光さんに似た、天然で元気な子でございましょうか。
成り行きから他の2人の、一緒の寮に入った1年生と一緒にラクロス部に入るのですけれど、実家のラーメン店をお手伝いしているうちに鍛えられた天性のラクロスの才能によって素晴らしい選手になっていく…という感じでございましょうか。
この様に書くと雫さんだけが目立つ様な作品に聞こえてしまいますけれど、全くその様なことはなくって、ラクロス部の12人全員がかなり個性的なかたがたで、よきかたがたなのです。
全員を上げるのは大変ですのでここでは控えますけれど、個人的に大好きなのはキャプテンさんで「雷鳴の蒼姫」の異名を持っております四極燈子さんでございましょうか…このかたは長い黒髪の凛々しい完璧なかたという私好みのかたで本当にかっこよいかたで、少し以前読みました『天然あるみにゅーむ!』の鞘香さんを思い出しましたかも?
雫さんと一緒にラクロス部に入りました木皿儀二奈さんという元気でやんちゃな子がとっても憧れていらっしゃいますけれど、それもよく解ります。
ちなみに、副キャプテンで胸のとての大きな、そして穏やかで恥ずかしがりやさんな市崎睦花さんと燈子さんのお二人の関係がなかなかよい…百合に見えるかも?
あとは1年生組のもうお一人、地味な感じのする七瀬文さんも個人的にはかなり好き…この作品の中では一番普通の子なのでございますけれど、そんな子が頑張っていく姿はよいものです。
1年生組は実はもうお一人、長廻來未さんがいますけれど、この子は今のところ助っ人扱い…もう普通に部員としてなじんでいる気もいたしますけれども…。
…ちなみに、ラクロス部の12人は全員少し変わった名前になっておりますけれど、これはそれぞれ名前を暦から取っているためでございます…例えば市崎睦花さんは苗字が1月にかかっていて、名前が睦月にかかっている、という感じです。

お話のほうは雫さんたち1年生組がラクロス部に入って、メンバー不足なのを中学生を入れたりして何とか克服して練習試合に挑み、そして交流戦に挑んでいく…という感じで流れていっておりまして、以前読みました『BAMBOO BLADE』や以前読んでおります『SLAM DUNK』などと同様、運動系の部活ものの雰囲気をよく出しております(『BAMBOO BLADE』はこの数巻おかしい状態が続いておりますけれど…)
その2作品やこれは運動系ではないながらも以前読んでおります『咲 -Saki-』など、頑張るかたがたの部活ものというのは感動したりもいたしますし、よきものでございます。
ということで、これもそれらの例に漏れず熱くてよい部活ものでございます。
ただ、この手の作品には珍しく流れがややはやめに感じられ、試合を迎えるのがはやい気がしてしまうかも…もう少し、皆さんの練習姿なども見てみたかったかもしれません。
第3巻は交流戦の第1試合でアイドルユニットのいる学校と対戦しておりますけれど、どうなるでしょうか…何人かの登場人物に過去のトラウマなどが見え隠れいたしますけれど、それが明らかになるのは今後でございましょうか。
…ちなみに、他校の生徒もなかなか個性的なかたがいらしたりいたします。

ちなみに、私がラクロスを目にした某ゲームというのは『Sister Princess(2?)』での咲耶さんでございました。
それとは別に、この作中でラクロス部を取材していたジャーナリズム研究会の人がラクロスについて「俺も日曜の朝に観ていた頃は云々」と発言していたのですけれど、この発言をした人はアニメ好きの気配がございますので、日曜の朝に放送していたアニメにラクロスの出てきたアニメがあった…?(日曜の朝に放送していて実際に観たアニメは『マリみて(春)』『ギャラクシーエンジェル』くらいしかないのですけれど…)
それはとにかく、顧問兼コーチの人を除けば、このジャーナリズム研究会の面々のみが目立つ男キャラとなるのですけれど、いるだけでしたら愉快でよいかたがただったのです。
ただ、メンバーの一人の大男があろうことか睦花さんに惚れてしまいましたので、百合的に邪魔にならないか不安…睦花さんと燈子さんのお二人が、この作品で一番百合な感じのするお二人でございますから…。

イラストのほうは悪くございません。
百合的には上で触れました燈子さん関係もございましたし、その他も思ったよりほのかに感じられました…この作品に百合は期待しておりませんでしたので、少し嬉しい意外性です(ジャーナリズム研究会が不安要素…)
ともあれ、やや展開がはやい気もしますものの、これはなかなかよい部活ものでございました…登場人物も含め、今の『BAMBOO BLADE』と較べれば、こちらのほうがずっと面白いでしょう。
…ちなみに、第1巻のカバー下に作者の人がタイトルの由来を語っておりますけれど、当初「バガダウェイ」と勘違いしていた、と…よく見ますと、上で触れました『あまんちゅ!』第2巻の感想にてこの作品に触れた際、私もその様に書いてしまっておりました…。