2010年04月13日

やまンこ!

先日読みましたコミックの感想です。
よきものでした
□やまンこ!(1)
■雑破業さま(原作)・井冬良さま(作画)
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.3)
 ○内容評価:★★★★☆(3.7)
 ○百合度評価:★★★☆☆(2.8)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.4)

こちらは過日『ささめきこと』のDVDなどと購入をしましたもので、何となく気になりましたので購入をした作品となります。
コミックスとしては『よつばと!』『ストパニ』などと同じ電撃コミックスとなります。

内容としては、やまンこ憑きの女の子など個性的な女の子たちの日常を描いた作品となります。
主人公は綿鍋真琴さんとなるのですけれど、彼女の紹介はひとまず置いておいて、メインヒロインという立場になりそうな花猫音々子さんからの紹介をいたしましょう。
音々子さんは長い黒髪をポニーテールにされ、そしてスタイルもよさげでつり目をしました、外見どおり気の強い女の子…田舎暮らしだったみたいで、携帯電話の存在を知りませんでした。
そんな彼女は「やまンこ憑き」という体質を持っております。
やまンこというのは山猫のことで、「山の子」とも書いて山の神の使いでもあるわけなのですけれど、音々子さんの家系にはときどきやまンこ憑きの人が出てしまわれるといいます。
やまンこ憑きになってしまうと気が昂ぶったりした際に勝手に猫耳と尻尾が出てしまい、その際には勘が鋭くなったり動きが敏捷になったりもいたします…こたつから出られなくなったりもするそうですけれども…。
そんな音々子さんは高校入学前に偶然二人の女の子に出会います。
一人は、上で触れました主人公となる真琴さん…真琴さんはとても身長が高く胸もなくって髪も短く、しかも普段は目が髪に隠れて見えなかったり、男にしか見えません…私も彼女の初登場時は男かと思ってしまいましたし、音々子さんも再会するときまで男だと思ってしまっておりました。
真琴さんは弱気な性格で運動神経も悪かったりして、取り得のない自分を悪く見てしまうのですけれど、ひょんなことから陰の気が強いことが解って、その陰の気に触れられると勝手に出てしまった音々子さんの猫耳などを引っ込めることができると解りましたので、以降音々子さんに便利に使われてしまわれます…ちなみに音々子さんはやまンこ憑きということはここで紹介する3人以外には隠しております。
便利に使われてしまっている、とはいっても真琴さんは音々子さんに惹かれていっているご様子があるのでございました。
もう一人は里羽千実さんというちみっこの女の子…無邪気なところのある本当にかわいらしい女の子で小学生に見えるのですけれど、上の二人と同い年なのでございました。
千実さんは左目のみ霊視能力があって、他の人には見えない霊などが見えてしまうのでございました…無邪気な子ですからそれを特に気にされたご様子はございませんけれど。

お話は、その3人を中心とした賑々しい日常、といったところでございましょうか。
登場人物は他にも何人かいらっしゃいますけれど、今のところ女の子しか出てまいりませんので安心して読めます…と言いたいところながら、一部かなり微妙というか、不快な、目を背けたくなった表現がございます…。
ただ、それに該当する箇所は今のところ1ヶ所か2ヶ所くらいですので、今のところそう目くじらを立てるほどのものでもないでしょうか…これが続いてしまうと、内容評価を下げてしまうのですけれど、まだ大丈夫…。
ツンな音々子さんがとても微笑ましくよい感じで、それだけでとても楽しく読めます…千実さんも元気でかわいらしくよろしゅうございますし、真琴さんが音々子さんに惹かれていっておりますので、お二人の関係が今後どの様になっていくのかも楽しみなところでございます。
お話が今後どの様に展開されていくのかは今のところあまり想像がつかないのですけれども、期待していきたいところでございます。
原作のかたがあとがきにて「思った以上に百合百合…じゃなくって、ゆるゆるした漫画になってしまいました」と語っておりますけれど、その流れを続けていけばよろしいかと…。

イラストのほうは悪くございません。
百合的には上で触れました様に、真琴さんと音々子さんの関係に期待していきたいものでございます…帯に「ガールズラブストーリー」と明記されておりましたし。
ともあれ、この作品は一部表現を除けばなかなかよい作品でございましたし、今のところお勧めできます…第2巻に期待いたしましょう。
…音々子さんは猫耳になったりもいたしますし、それに雰囲気など、私も参加をしておりましてフィンさまがこちらにファンサイトを設置してくださっております『私立天姫学園』に登録しております雪乃ティナさんに似ていらっしゃるかも…?


PSP版『ユーディーのアトリエ』のほうはついにお金を貯められないままに借金取りがやってきてしまいました。
10,000コール借りたところを50,000コール返せというのはひどい話でございます…お金を持っていなかったらアイテムを持っていかれてしまうのですけれど、そのあたりは幸いよいアイテムを持っておりませんでしたので、そこの被害はそれほどございませんでした。
けれど、借金取りに追われる生活は嫌な感じでございますので、色々なことをする前に早々に50,000コール貯めなくては…今のところは25,000コールと、まだ半分しか貯まっておりません。

借金は早急に返したいものですけれども、それでもゲームのクリア自体に期限がないというのは、とてもありがたいことでございます…基本的に、私はのんびりゲームをしたい人でございますから…。
クリア期限がありましたら、とてもではございませんけれどメッテルブルグやリサへ行くなんていう遠出はできません…実際に以前クリアしております『ヴィオラート』のほうは、はじめの1年くらいはほとんど遠出なんていたしませんでしたし…(以前クリアしております『ロロナ』はストーリーの流れが決まっておりますので、行く場所も決まっているため問題はございませんでした)
今回も今はお金を貯めることが優先でメッテルブルグやリサの採取地には足を踏み入れていない状態だったりいたしますけれど、本当にのんびりできるゲームでございますし、まったりまいりましょう。