□ひらめきはつめちゃん(1)
■大沖さま
○イラスト評価:★★★☆☆(2.5)
○内容評価:★★★★☆(3.5)
○百合度評価:★☆☆☆☆(0.5)
○総合評価:★★★☆☆(3.0)
こちらは過日『ささめきこと』のDVDなどと購入をしましたもので、何となく気になりましたので購入をした作品となります。
コミックスとしては『スケッチブック』や『あまんちゅ!』『バガタウェイ』などと同じものとなります。
この作品の作者は以前読みました『はるみねーしょん』や以前読んでおります『まとめ ダイオキシン総集編』と同じかたとなります。
内容としては、小学1年生の天才少女、平目木はつめちゃんと周囲のかたがたを描いた4コマとなります…けれど、ときどき4コマでないお話も出てまいります。
主人公の平目木はつめちゃんは上で触れましたとおり天才少女で、小学校の図工の時間に作ったはこ(あえてひらがなで書きます)がしゃべったり、そのはこにネジを差し込むことで色々なことが起きたりと、父親もびっくりなものを作ってしまいます。
でも、やはりこの作者さまの描かれるちみっこの女の子らしく、上で触れました『はるみねーしょん』のはるみさんや『まとめ』のチルノちゃんみたいにどこか抜けたところのある、独特な雰囲気をかもし出した女の子です。
父親の平目木はつのりさんは発明家とのことでいつも家にいて、常に作業着姿ではつめさんを見守ります…このかたは常識人で、どちらかといえばはつめちゃんに振り回されてしまっていらっしゃるでしょうか。
ちなみに、発明品は残念ながらはつめちゃんのはこなどには劣ってしまいます…。
一方の母親のめいこさんはなかなか順応性が高くて、はつめさんが行うことも結構あっさりと受け入れていらっしゃいます。
母親は外に働きに出ておりますけれど、それはけっして父親の発明による収入だけでは生活していけないとか、そういうわけではないらしい…?
この作品で外せないのが、はつめちゃんが作り出した「はこ」…これは2つ存在して、1つめはもともとの家を爆破してしまったため、巨大化して新たな家となりました。
2つめがいつもはつめちゃんと一緒に行動していて、彼女の作り出したネジとともに色々なことを起こしていきます。
それを見守るのは主に父親と、いとこでクラスメイトでもある照茂ケイちゃん…ケイちゃんはまともな女の子に見えるのですけれど、やはりどこかぬけていらっしゃるのでございました…。
あとははこが気になって仕方のない男の子な樫尾たくくんや、やややる気のない様に見える担任の先生な早川あきら先生が登場いたします。
お話のほうは、そんなはつめちゃんや「はこ」がおりなすシュール&キュートなハートフル(?)ギャグ物語…と、表紙裏の説明にはございます。
確かにこのかたの作品らしく、独特のシュールさを感じます…そこがまた面白いところで、なかなか好きなのでございますけれども。
ブレイドコミックスといえば以前読みました『スケッチブック』という愉快な4コマがございますけれど、こちらもなかなか愉快なお話でございます。
イラストのほうは普通でございますけれど、この独特な雰囲気をかもし出すためにはこのイラストでよろしいのかと思います。
百合的には皆無でございましょう…この作品はそうした視点で見るものではなくって、完全なギャグ作品として見るものでございますから…(それでも先日読みました『境界線上のリンボ』みたいに0.0にしてしまうほどではなくって、ごくごくわずかにはないこともないかも?)
ともあれ、百合的には皆無ではございますけれど、面白い作品でございました…この作者さまはなかなか好きでございます(【ダイオキシン】というサークル名はちょっと物騒な気もいたしますけれど)
PSP版『ユーディーのアトリエ』のほうは、やはり『アトリエ』シリーズらしく一度はじめるとなかなかやめられなくなってしまいます。
その様な中、昨日は単なる中和剤5つの依頼ながら「★重視」の項目がついておりましたので、★が3つついた中和剤を渡しますと7,000コール以上の値段がついてくださり、それが一番の決め手となりましてついにお金が50,000コール貯まりました。
これまで3度ほど借金取りにアイテムを持っていかれましたけれども、これでようやく借金返済完了…本当に自由に進めることができる様になりました。
実はまだリサより先へは進めない状態だったり、アトリエもヴェルンから動かしたことのない状態だったりいたしますけれど、ひとまずお金がなくなりましたので、のんびりお金を貯めつつまだあまり行ったことのなかったメッテルブルグやリサの採取地を探検したりいたしましょう…と思ったらアルテノルトへの道が開けた上、伝説のカツラが20,000コールで売れましたのでお金を貯める必要が薄れてしまいましたから、とりあえずこれからはアルテノルトへ向かおうかなと思います(プロスタークよりアルテノルトのほうが先に出るのでございましたか…/何)
ちなみに、これ以降『ユーディー』はお金の必要性がほぼなくなって、あとは貯まっていくのみになってしまうはず…。
…メッテルブルグへアトリエを移すとパメラさんが出てくるはずなのですけれども、PS2版でも中盤までアトリエ移動はしませんでしたし、今しばらくはヴェルンのままでのんびりまいりましょう(コンテナにためたアイテムを処分するのが大変でございますし…)