2010年06月09日

明日もあるから大丈夫。

先日読みましたコミックの感想です。
最終巻でした
□空の下屋根の中(2)
■双見酔さま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(2.8)
 ○内容評価:★★★☆☆(3.4)
 ○百合度評価:★★☆☆☆(1.5)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.0)

これは過日『ささめきこと』のDVDなどとともに購入をしましたもので、過去に既刊を読んでおりますこともあり購入をしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなりますまんがタイムきららコミックスとなります。

内容としては、高校卒業後に大学や専門学校などへ進学せず、また就職もせず、いわゆるニートという存在となってしまった女の子の日常を描く4コマでございます。
と、以前読みました第1巻の感想によりますと、第1巻の冒頭にはそう説明があったのですけれど、この説明は第2巻には当てはまりません。
この第2巻では主人公の笹川香奈絵さんが就職をするためにはじめはアルバイトをしつつ、後半にはアルバイトを辞めて日々頑張る姿を描いております。
ということで、ニートというものの定義は就職活動もしない人を指すはずでしたので、彼女はニートには当てはまらないはずなのでございました。

就職活動を頑張る、とはいいましても香奈絵さんは基本的にやる気のない人ですので、かなりだらけた生活にはなってしまっております。
それでも色々危機感は抱いているみたいで、はじめはハローワークに通うことからはじまり、次第に面接も受けはじめ、最後には一応就職を果たした…というところでハッピーエンドを迎え終了いたします。
…はい、この作品はこの巻で最終巻でございました。

何でしょうか、この作品は…きらら系の中でも結構異色な雰囲気のする作品な気がいたします。
第1巻の感想で「基本的にはきらら系なそう重くない、のんびりした物語でございますよ?」と言っておりますけれど、そうではなく、この淡々とした描かれかたがかえって重さを感じさせる気がいたしました。
ここまで就職活動を、特に明るくすることもなく結構リアルな雰囲気で描かれるなんて、すごいことの様な気がいたします(いえ、私はこうした形式の就職活動をしたことがございませんので、よく解らないのですけれど…)
しかも主人公がかなりやる気のない人なのが…今の世界には彼女と同じ境遇のかたが少なからずいらっしゃると思いますけれど、そのかたがたがこの作品を読みましたらどう思われるのでしょう…。
ちなみに、巻末には第1巻の冒頭にありました、本編とは何ら関係のないニートな男のお話がございました…こちらは完全にニートと呼ばれる生活をなさっていらっしゃるみたいでございますけれど、気にしないでおきましょう。

イラストのほうは普通でございます。
百合的には香奈絵さんの友人の眼鏡の女の子が香奈絵さんのことを気にしているご様子があり、ほんの少し感じられたのですけれども、最後のお話で香奈絵さんと男キャラとをくっつけようとしていらしたので失望気味…。
ともあれ、百合的には微妙な作品でありますけれど、これは様々な作品のありますきらら系の中でも色々と独特な空気をかもし出している作品かもしれません…悪くはない作品かと思います。


PSP版『ユーディーのアトリエ』のほうはのんびり進行中…クリスタさん、ラステルさん、ヘルミーナさん、パメラさんのレベルが全員90になりましたら先へ進めようかと思っております。
現在のところ特筆すべきことは特にないのですけれど、いくつか気になりましたことなどを…。
ファクトア神殿の最奥に普通に盗賊たちが出ますけれど、彼らはどの様にしてその様な奥まできたのでしょう…不思議なことでございます。
「究極の」の効果をN/Aにつけてみたところ、敵全体に35,000程度のダメージを与えられる様になりました…これはとんでもないことで、エスメラルダさんがどんなに頑張っても2,000程度、その他のアイテムでもどの様に頑張っても2,000程度のダメージが限界で、また敵のHPも魔王ザウゼンは9,000程度あるはずですけれどその他の敵は黒いアークデーモンの2,222が最大な感じですから、これはちょっと過剰性能かもしれません(黒いアークデーモンは防御力が高いのでダメージは5,000程度にまで下がってしまいますけれど、それでも一撃…)
しかも、本来N/Aはずっと持っているとどんどん劣化していくはずなのでございますけれど、なぜか全然痛まなくなりました…本当に「究極の」ということなのでございましょうか。

そういえば、その「究極の」の効果のついた爆弾はアルテノルトの爆弾量販店で委託できたのですけれど、「究極の」をつけたアルファルの糧食はヴェルンの食料品量販店でもプロスタークの量販店でも効果が高度すぎると言われて除外されてしまいました。
ヴェルンとプロスタークの量販店のお姉さまはどちらも同じくらいの実力みたい…ちなみにリサとメッテルブルグの食料品量販店のおじさんたちは「痛みにくい+2」すら除外されるということで、お姉さまがたより劣ることがすでに解っております。

魔法のほうきはようやく街道ひとっとびの効果のついたものが作れました。
これは以前クリアしております『ヴィオラート』の全く同じ効果のアイテムとは少し違いまして、街道を歩く際にアイテムとして使用しなければ効果が発動いたしません(『ヴィオラート』は持っているだけで発動します)
その代わり、『ヴィオラート』では街道を歩く時間が短縮だったのですけれど、今回は完全に経過時間が0になる模様ですので、痛みやすいアイテムを運ぶ際はかなり便利かもしれません(ただしカードは普通に進みますので、戦闘などは普通に起こります…イベントも起こりますからよろしいでしょう)