2010年09月30日

ずっとずっと、自立しません。

先日はこの様なものを購入してまいりました。
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きらら系は全て最終巻…
○ソ・ラ・ノ・ヲ・ト(7)
○チェルシー(2)
○ふおんコネクト!(4)
○けいおん!(4)
○レンタルきゅーと(2)
○失楽園(4)
○ストライクウィッチーズ キミとつながる空
○ストライクウィッチーズ 公式コミックアラカルト
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…一番上はDVD、その他はコミックとなります。
DVDのほうはこれまで購入してきましたアニメ作品…この巻で最終巻となります。

コミックたちのほう、『チェルシー』から『失楽園』までは過去に既刊を読んでおりますことから購入をしました作品となります。
『チェルシー』から『レンタルきゅーと』まではおなじみとなりますまんがタイムきららコミックス…先月のきららコミックスは何もないと言っていい様なさみしい状態でございましたので、今月のこのラインナップはかなり豪華に感じられます。
ただ、残念なことにこの4作品全てがこの巻で完結となっているという…それはあまりにさみしすぎるのではないでしょうか(特に『チェルシー』はこんなはやく終わらせるにはもったいなさすぎる…)
…ちなみに、今日の日誌のタイトルは『レンタルきゅーと』の帯から取ってみました。

下2冊は以前第2期のDVDを購入しております『ストライクウィッチーズ』なコミカライズ版ということで購入をしましたものとなります。
アニメのほうは第2期も変わらずよきものでございましたので、こちらも期待いたしましょう。


また、先日は工画堂スタジオさまの通販よりこの様なものも届きました。
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全てを収録した…
○ソルフェージュ ボーカルコレクション
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…こちらはCDとなりまして、タイトルどおり以前完全版をクリアしております『ソルフェージュ』のボーカルコレクションとなります。
『ソルフェージュ』なCDはシリーズのゲームが出るたびにおまけでついてきていたのですけれど、やはりこうして全ての曲が1枚に収録されたCDが出てくださったのは嬉しいことでございます。
と、CDは2枚組でございまして、2枚めには全BGMも収録されております。

と、CDの写真と一緒に写しましたチラシは、こちらに公式サイトのございます…
工画堂スタジオ『白衣性恋愛症候群』
…まだ発売日が未定なPC用ゲーム『白衣性恋愛症候群』のものでございます。
こちらはしまりすさんチームという新規に結成されましたチームの作品となるのでございますけれど、『ソルフェージュ』を制作されたスタッフが制作されるらしく、また内容も百合がほぼ確実みたいでございます。
PCなゲームは基本的に購入しない方向、ゲーム機への移植を待つことにしているのでございますけれども、こちらは購入することにいたしましょうか…。
posted by 桜乃 彩葉 at 07:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | (更新終了)一般作品等購入履歴

2010年09月29日

ふたりとふたり

先日読みましたコミックの感想です。
かなり特殊な関係…?
□ふたりとふたり
■吉富昭仁さま
 ○イラスト評価:★★★★☆(3.5)
 ○内容評価:★★★☆☆(3.0)
 ○百合度評価:★★★★★(5.0)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.3)

こちらは過日『百合姫S』などとともに購入をしましたもので、百合姫コミックスということで購入をしましたものとなります。
ということでコミックスとしましては百合姫コミックスとなりまして、こちらは廃刊となってしまった『百合姫S』に掲載された作品たちとなります。
作者のかたは以前読みました『しまいずむ』などを描かれました吉富昭仁さまとなります。

内容としては、4人の女のかたがたの四角関係を描いたもの、となるでしょうか。
登場人物としましては、まずは高校生でまた学生寮で同室の小夜子さんと亜由美さん…お二人は実はお互いのことを想っていたのでございますけれど、相手が女の子である自分を受け入れてくれるはずないと諦め、その気持ちは封印されてしまったのでございました。
そのお二人は両方とも年上の女のかたとお付き合いしていらっしゃり、それが恵子さんと麻美さんのお二人となります…ちなみに恵子さんと麻美さんのお二人も知り合いと呼ぶには深い関係なのでございます。
ある日、恵子さんと麻美さんはお互いの恋人を見せ合うことにしたのでございますけれど、それまで何も知らなかった小夜子さんと亜由美さんはそこでお互い相手が女の人と付き合っている、という事実をしってびっくり…上の事情がございましたから。
女の子同士でも受け入れてもらえる、ということを知った小夜子さんと亜由美さんはお互いの気持ちを抑えられず身体を重ねてしまうのですけれども、恵子さんと麻美さんはそんなお二人の変化に気づいて…。

そういえばやはり登場人物が4人な『しまいずむ』も姉二人が相手の妹のことを好きながら実は…という流れでございましたけれど、4人の複雑な関係が織り成す作品といってもこちらとあちらでは全く違っております。
『しまいずむ』はもう完全コメディ、おバカなギャグの世界でございますので非常に気楽に読めるものなのでございますけれど、こちらはほぼ完全にシリアスな雰囲気…あと『百合姫S』で連載されていた割には過激な描写が多めでございます。
普通でしたら恵子さんや麻美さんとの関係は破綻するところなのでございますけれど、お二人が選んだ道というのも普通ではなかなか考えられない道…4人で幸せになる、というのもありではございましょう。
ただ、ちょっとこの作品は私には合わなかったかな、と…いえ、独特な雰囲気や描写などが…。

イラストのほうはなかなかよきものかと思います。
百合的には問題ない作品でございますけれども…。
ともあれ、個人的な好みで言わせてもらいますと、上で言ってしまいました様に私にはやや合わない作品でございました…それでも、悪い作品ではないですけれども。
…どうでもよい話でございますけれども、作品全般で「寮」という漢字が吹き出しだけでなく看板も含め「僚」になってしまっていたのが気にかかってしまいました(何/帯では普通に「女子寮」になっておりましたのに…)


また、同時にこちらも読みましたので…。
総集編です
□リリカルなのコマ 総集編(3)
■タマゴルビーさま
 ○イラスト評価:★★☆☆☆(2.0)
 ○内容評価:★★★★☆(3.5)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.3)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.3)

こちらは過日『なのは』な同人誌とともに購入をしましたもので、過去に既刊を読んでおりますこともあり購入をしましたものとなります。
同人誌とともに購入をしましたことからも解ります様に、こちらはコミックサイズのものながら同人誌となっております。

内容としては、『なのは』の二次創作作品…このサークルさま【タマゴ屋】さまがご自身のサイトにて公開されている4コマを収録した同人誌の、さらに総集編となるみたいです。
と、説明が以前読みました第2巻の感想と同じとなってしまいましたけれども、今回もこれまでと同様、微笑ましい感じでの4コマが展開されております。
お話の時系列としましては、ときどき幼い頃のものも入りますけれど、だいたいは『StrikerS』終了後かつ以前読みました『ViVid』までは到達しないくらいのお話となっていたでしょうか…と、この作品は2008年に出ました同人誌の総集編みたいでございますので『ViVid』ネタがないのは当然なのでございますけれども。

そういえば第2巻の感想でスバルさんについて書いておりますけれど、こちらのスバルさんはもうティアナさんと一緒になった、と考えてよさそうでございます…一安心でございます。
あとはアギトさんとシグナムさんのカップリングが成立しているご様子…?
と、今回は『なのコマ』に加えて2006年に出されたらしい『フェイトのフ?』という作品も収録されております…こちらは4コマではございませんけれど、やはり微笑ましい、そしてよきお話となっておりました。

イラストのほうはかなりデフォルメされたものですけれど、これはあえてこう描いているものですしコメディですから問題ございません。
百合的にはなのはさんとフェイトさんのほか、スバティアカップリングなどもございますし、コメディ中心ながらそこそこは感じられた気がいたします。
ともあれ、こちらは微笑ましいよい二次創作作品でございます…単品の同人誌としての購入はいたしませんけれども、総集編が出ましたらまた購入をいたしましょう。

2010年09月28日

会長と副会長

〜拍手のお返事〜
10:01(昨日)/桜花さまへ>
は、はい、私ばかり泣き言を言ってしまい、大変申し訳ございませんでした…!
でも、その、まずはご無事を確認できまして、安堵いたしました…。
これからは泣き言など言わず、お邪魔にならない様にできるだけ静かに、でも日々ご無事を願い続けておりますので、どうかご無理はなさらずご無事でいらしてくださいね…?


先日読みましたコミックの感想です。
最後はあの作品みたいに…
□会長と副会長
■袴田めらさま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(2.5)
 ○内容評価:★★★★☆(3.5)
 ○百合度評価:★★★★☆(3.5)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.4)

こちらは過日『百合姫S』などとともに購入をしましたもので、百合姫コミックスということで購入をしましたものとなります。
ということでコミックスとしましては百合姫コミックスとなりまして、こちらは廃刊となってしまった『百合姫S』に掲載された作品たちとなります。
作者のかたは以前読みました『わたしの大切なともだち』などを描かれました袴田めらさまでございます。

内容としては、とある高校(のはず…明記されていなかった気がいたします)の会長さんと副会長さんのお話となります。
お二人ともきちんとお名前はあるのでございますけれど、作中でほとんど「会長」「副会長」と呼ばれておりましたので、こちらでもその様に呼んでいきましょう。
主人公はお二人とも、でございましょうか…はじめと最後は会長さん視点、その他はほぼ全て副会長さん視点で描かれております。
その会長さんは僕っ子らしく少しボーイッシュなかたで、明るい雰囲気でまたやや適当な性格をされていらっしゃるかも…どうして生徒会長になれているのか不思議な気もするかたなのでございますけれど、人望はありますのでその関係ででございましょう。
一方の副会長さんはそんな会長さんとは正反対の、眼鏡をかけクールな雰囲気をかもし出した、真面目な性格のかたとなっております。
お話のほうは、第1話を読みますと会長さんが副会長さんのことを好きなのかと思いきや、その後のお話はずっと副会長さん視点で描かれ、彼女が徐々に会長さんに惹かれ、恋を自覚するまでにいたります。
実は書記さんも会長さんのことが好きで彼女の妨害があったり、また会長さんの受け入れる者は拒まないという性格もありちょっとした波乱などは起こりますけれど、最後は無事お二人が結ばれめでたしめでたし…と、簡単に書くとこの様な感じでございます。

と、この作品の副会長さんの様なかた、やはり個人的に結構好きなタイプのキャラクターでございます。
副会長さんが会長さんに惹かれ、そして一緒になるまでのお話も好きなのでございますけれど、特に好きなのは最後の会長さん視点で語られる文化祭のことでございましょうか…いえ、このお話はもうほぼ以前しております『その花びらにくちづけを わたしの王子さま』のラスト、楓さんが眼鏡を外して皆さんの羨望の的になるのと全く同じ展開なのでございますけれど、そういう展開が大好きでよろしいのでございました(何)
最後には描きおろしとなります『悩める副会長』が収録されております…と、そういえばこのお二人のお話といえば以前購入いたしました『注文の多い会長と副会長』という同人誌が出ているのでございますけれど、そのお話は収録されておりませんでした…。
…最近、というわけでもございませんけれどもアニメで生徒会ものをよく見かけますけれど、少なくともこの作品は特に強く不思議な権限など持っていない、普通の学校の普通の生徒会のお話でございます。

イラストのほうは普通でございます。
百合的には最終的にはお二人とも両想いになりましたし、問題ございません。
ともあれ、確かにほとんど出番のなかった会計さんと書記さんのエピソードもあとがきに書かれておりました様に読んでみたかった気もいたしますけれど、いずれにしましてもなかなかよき作品でございました。
袴田めらさまの百合姫コミックスは来月にも『それが君になる』が出ることになっておりまして、2ヶ月連続ということになります…そちらも購入いたしましょう。

2010年09月27日

は〜ちゅものがたり講座52

(み:藤枝美紗さん、しゃ:永折美紗さん、ふ:逢坂蕗さん、あ:鴬谷菖蒲さんです)

み&しゃ:は〜ちゅものがたり講座〜♪

み:今日も頑張ってものがたり講座を開いていくよ〜。

しゃ:はやいものでもう9月も終わりが近づいてるよぅ…涼しくなってきたけど、みんな体調とか大丈夫かなぁ。

み:お会いできないかたが多くって心配だけど、みんな無事でいてくださってることを願ってるよ〜。

あ:あらあら、そうですね…。

ふ:それで、『は〜ちゅ』な講座が開かれたということは、何か物語が完成した、ということなのでしょうか。

み:うん、昨日はこの麻美さんの物語から、第2章が完成したんだよ〜。

しゃ:えっと、第1章で高等部2年生だった麻美さんが3年生になってるから、いつの間にか1年たっちゃったお話なんだねっ。

ふ:そして第1章ではみーさちゃんが準メインって感じでしたけど、こちらではいちごさんでしたか。

しゃ:えっと、麻美さんがやっぱりちょっと暗い気がするのは引っかかるんだけど…とにかく、みーさちゃんやいちごさんの先輩さん、っていう設定なんだねっ。

み:うん、麻美さんのお話と彩菜さんのお話、それに『みーさのものがたり』はみんな同じ学校を舞台にしたお話で登場人物も繋がりがあって、今まで登場してる人たちについてはこっちに年齢別に分けた名簿ページを作ってあるから、そのあたりを把握したい人は見てみてよ〜。

しゃ:第2章でもかな様が出てこなかったみたいだよぅ。

ふ:夏梛さんについては、許可は取れたんでしょうか…?

み:ううん…だから、もし問題とかあったら、そのときは物語ごと消すことにしてるよ〜。

しゃ:でも、まずはご無事と、そしてまたお会いできることを信じて、お話を書いてくだけだよぅ。

み:うん、もしかするともうみーさじゃ手の届かない遠い世界に行っちゃって、陰から応援するしかないのかな…とか色々考えちゃうんだけど、でもまだどうなってるか全然解らないから、今はそれを信じるだけだよ〜。

ふ:そうじゃなくっても最近はお世話になっているかたがたとの距離が遠くなってしまった気がしてさみしく感じられますけれど、皆さんお仕事など色々とお忙しいと思いますし…ともあれご無事を願って、今日の講座はここまでですね。

み:うん、ばいばいだよ〜。


あ:あらあら、みーさちゃんたちが元気でいて、そしてずっとここでお待ちし続けていることをお伝えするためにも、これからも何かご事情が解るまでは日誌を毎日書いていくみたいですね…。
posted by 桜乃 彩葉 at 04:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | あさかな/すみりおRadio

2010年09月26日

再び空へ

先日は虎穴通販よりこの様なものが届きました。
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ついに第2期…
○ストライクウィッチーズ2(1)
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…こちらはアニメDVDとなりまして、以前観ております作品の第2期の作品ということになります。
DVDはこれまでお店に買いに行っていたのでございますけれど、虎穴通販で同人誌を購入します際にこちらの予約ページを見つけ、そのままつい予約してしまったのでございました…こちらのほうが確実かもしれませんし、今後DVDは虎穴通販で購入しようかなと思っております。
特典はなぜかルッキーニさんのパンツな写真に6人分のキャラクターカード…第1期同様に秘め声CDや分厚いブックレットもついてまいりましたけれど、このブックレットによりますと芳佳さんは魔力のみ強く、坂本少佐は逆に魔力以外の全てがすぐれているみたいでございます(このブックレットは相変わらず色々興味深いことが書かれております)

ということで先日さっそく観てみましたけれど、お話としましては第1期の半年後、1945年の春といったところ…史実ではドイツ第三帝国の崩壊する時期でございますけれど、こちらではいつの間にかガリアが開放されておりました。
けれど新たなネウロイがヴェネツィア上空に出現し、ヴェネツィアは瞬時に制圧されてしまった模様…そちら方面のネウロイに対処すべく再び第501統合戦闘航空団が再結成される、というものでございます。

第1話は『再び空へ』ということで、物語の導入部…中学校を卒業し平穏な生活を送っていた芳佳さんが再びウィッチ隊として空へ飛び上がるまでを描いております。
個人的には、芳佳さんの友人のみっちゃんが非常によろしい感じがいたします…いえ、キャラクターとしても、百合的にも…。
このお話では失敗した作戦の指揮官として以前クリアしておりますDS版『蒼空の電撃戦 新隊長 奮闘する!』の竹井醇子さんが登場したり、芳佳さんへ手紙を渡す役として以前クリアしておりますPS2版『あなたとできること A Little Peaceful Days』の諏訪天姫さんが出てきたり、そのあたりは一種のサービスでございましょうか…個人的にはそのまま主人公を竹井さんにしてしまってもよい気もするのでございますけれど…。

第2話『伝説の魔女達』ではアドリア海上空にてネウロイとの戦闘…リットリオ級戦艦を擁するヴェネツィア海軍がまずは応戦しますけれど、第1期の軍艦や一般航空機同様に無力…(多少はパワーアップしているみたいですけれど)
ついで芳佳さんと坂本少佐が応戦しますけれど、坂本少佐が強すぎます…シールド展開ができなくなっているのでございますけれども、彼女の持つ刀がそれを補って余りあるのでございました。
ところがネウロイもパワーアップしておりまして、異常な再生速度を誇り危機的状態に陥りますけれど、そこで他の皆さまも集まって皆さんの力で…という常道で撃破することができたのでございました。
やはりこの作品の皆さんは魅力的…特にシャーリーさんとルッキーニさんが非常によろしゅうございます。

第1期に続きましてパンツ描写の多い作品でございますけれど、個人的にはやはりそれ以上にウィッチたちの熱い友情に百合な要素を感じたり、あるいは熱い戦闘に胸を躍らせたり、あるいは背景の歴史情勢が興味深かったりするのでございました…一言で言い表せば面白い、でございます。
軍事的描写につきましてもストライカーユニットに紫電改が出てきましたり、扶桑皇国海軍の戦艦大和が出てきましたり上で触れました様にヴェネツィア海軍としてリットリオ級戦艦が出てきましたり(ちなみにイタリアは統一されておらず、ヴェネツィアやロマーニャなど分裂状態のまま…)、あるいは二式大艇が出てまいりましたりと、そちら方面のことが好きなかたに取りましてもなかなか興味深いのではないでしょうか(特にイタリア軍艦をアニメで観る機会なんて、そうそうないことの様な気が…)
その他、オープニングやエンディングテーマも悪くなく、作画や音楽も第1期と較べて低下したなんてこともなく、登場人物も皆さまお変わりなく、第1期と比較しても何も問題のない、安心して観られるものとなっております。
唯一の不安点でした坂本少佐の声優さん変更につきましても、以前あのかたにおうかがいしました様に何の違和感もなく、苦労されて多少声変わりされたのでしょう程度のもの…第2巻以降も色々と期待をいたしましょう(戦艦大和は第1期の空母赤城の様な役回りにされそうな予感…)
…どうでもよろしい点を一つあげますと、DVD起動時に企業のロゴが妙に大量に流されます…第1期はここまでのことはなかった気がするのでございますけれども…。
posted by 桜乃 彩葉 at 05:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | (更新終了)一般作品等購入履歴

2010年09月25日

We Love MowMow

先日はメロンブックス通販よりこの様なものが届きました。
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口蹄疫自体は収束しましたが…
○We Love MowMow
○すてぃーるMyはぁと 〜Rhapsody of moonlight〜
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…上は同人誌、下はPCゲームとなります。

同人誌はイラスト集…今年発生してしまった口蹄疫のチャリティ同人誌ということで、収益は全て口蹄疫の義援活動に寄付されるというもの…それに賛同された、お肉大好きなかたがたがイラストを寄稿されていらっしゃるわけでございます。
100人近い参加者がいらっしゃるのでございますけれど、私の知っているかたも結構いらっしゃり、裏表紙にありました五十音順の執筆者一覧の順にコミックを持っているかたをあげていきますと、以前読みました『プリンセス・プリンセス』の青木光恵さま、以前読みました『AIKa ZERO』の漫画担当のアザミユウコさま、以前読みました『此花亭奇譚』の天乃咲哉さま、以前読みました『渚のハイQ部』の胡せんりさま、以前読みました『おまもりんごさん』の漫画担当のmsさま、以前読みました『純水アドレッセンス』のかずまこをさま、以前読みました『エビスさんとホテイさん』のきづきあきらさま、以前読みました『マーメイドライン』の金田一蓮十郎さま、以前読みました『GIRL×GIRL×BOY 乙女の祈り』のKUJIRAさま、以前読みました『ふおんコネクト!』のざらさま、以前読みました『青い花』の志村貴子さま、古すぎて感想の残っておりません『ふらっとらいん♪』のででん♪さま、以前読みました『ちびでびっ!』の寺本薫さま、以前読みました『ゆるゆり』のなもりさま、以前読みました『わたしの大切なともだち』の袴田めらさま、なぜか感想は残っておりませんコミカライズ版『シムーン』の速瀬羽柴さま、以前読みました『さくら文通』の日輪早夜さま、以前読みました『飴色紅茶館歓談』の藤枝雅さま、以前読みました『ヒメ・コイ』のマシュー正木さま、以前読みました『ふーすてっぷ』の岬下部せすなさま、以前読みました『極上ドロップス』の三国ハヂメさま、以前読みました『ユリポップ』の珠月まやさま、以前読みました『南波と海鈴』の南方純さま、以前読みました『レンアイ女子課』の森島明子さま…といった、錚々たる面々がいらっしゃいました。
その他、表紙はこげどんぼさまでございましたし、椋本夏夜さまやひびき玲音さまといった百合方面ではおなじみの美麗なイラスト描きさまもいらっしゃいましたし、ささきむつみさま、松尾ゆきひろさまという懐かしの『メモオフ』なかたもいらっしゃり、またコミックは出ておりませんものの源久也さまももちろんいらっしゃり、あとは星逢ひろさまといったアンソロジーでよい作品を描いてくださったかたなど、本当に知っているかたが多く、ちょっとびっくりいたしました。
一応口蹄疫そのものは収束いたしましたけれどこれからが大変なことでございますし、復興を願いましょう。

下のPCゲーム『すてぃーるMyはぁと』は本来私が手にするものではない…つまり百合ではない、さらに年齢制限ありなゲームとなりますので、ご注意くださいまし。
では、どうしてこの作品を購入しましたのかといいますと、今ここでは言うことはできないながらも、ある非常に重要な理由がございまして…本当に、私にとってはかなり重要な理由なのでございます。
ただ、今の時点ではさらに重要なことの確認ができていませんので、さらに先へ進む、つまり実際にゲームをしてみることまではちょっとできません…百合でない年齢制限ありなゲーム、というものはもちろんこれまでしたことがございませんので、そこに尻込みしてしまっている、というのもあることはございますけれども…(でも、そのことの確認が取れましたら…)
ちなみに、こちらの作品にはサントラもついてまいりました。

今回の注文品は実はかなり以前に注文していたのでございますけれど、メロンブックス通販はPCゲームの発送が取り寄せになるらしく、かなり遅くなってしまったのでございました…。
posted by 桜乃 彩葉 at 04:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | (更新終了)同人系作品購入履歴

2010年09月24日

レンアイ女子課

先日読みましたコミックの感想です。
OLさんたちの…
□レンアイ女子課(1)
■森島明子さま
 ○イラスト評価:★★★★☆(4.2)
 ○内容評価:★★★★☆(4.2)
 ○百合度評価:★★★★☆(4.2)
 ○総合評価:★★★★☆(4.2)

こちらは先日『百合姫S』などとともに購入をしましたもので、百合姫コミックスということで購入をしましたものとなります。
ということでコミックスとしましては百合姫コミックスとなりまして、こちらは『百合姫』に掲載された作品たちとなります。
作者のかたは以前コミックを読んでおりましたりとかなり初期の頃から『百合姫』で作品を描いております森島明子さまとなります。

内容としては、ウェディング関係の会社で働いておりますOLさんたちの恋愛模様を描いた作品となります。
このコミックには第4話までが収録されておりますけれど、そのいずれも主人公が違う読み切りの作品となっております…そう、一話一話は独立したお話となっているのでございますけれど、作品の舞台は全て同じ会社で、登場人物も共通しているわけでございます。
と、第2話は確かに独立した感じなのでございますけれど、第3話と第4話は主人公は違うものの時間もほぼ同じの続いたお話になっておりますし、第1話と第4話は同じ主人公のその後の展開といった感じでございます…深く考えなくてもよろしいでしょう(何)

第1話及び第4話の主人公はたくましい性格の女の子で、すでに彼女持ちのかっこよい雰囲気のかたに恋をしてしまうお話…そのお相手のかたと彼女さんの関係が、今の私には自分と重なる部分が少なからずございまして、いつも以上に切なく感じられてしまいました…。
やはり想いあっていたはずなのに理由も何も解らぬうちに連絡が取れなくなっていったりと距離が開いていき、音沙汰も何もなくなって一度も会うことができないままになっていってしまっては、諦めるしかないのかもしれませんけれど、そのかたもそうでした様にそう簡単に諦めることなんて…っと、せめてこちらのお話ではそのお相手の子の真意を見てみたかった気がいたしますけれど、修羅場になるかもしれませんしあれはあれでよかったのでしょう。
その他のお話は地味な女の子と美容関係のかた、それに長年の腐れ縁で、けれど本当はそれ以上の絆で結ばれたかたがたのお話で、いずれもハッピーエンドでよろしいものでございます。
最後にはそのたくましい女の子とかっこよい雰囲気のかたのその後のお話が描きおろしとして収録されておりよろしゅうございました…いえ、第4話はよいお話ではあったのですけれど、あの終わりかたではどうしてもさらに先を見てみたいという気持ちになってしまうものでございましたから。

主に高校生くらいの淡い雰囲気のお話、を好む傾向にある私でございますけれど、作者さまの力や百合的に問題なかったこともございまして、この作品はやはりよきものでございました(上で触れました『瑠璃色の夢』の感想でもこういった舞台の作品に対する懸念に触れておりますけれど、少なくとも森島さまでしたらそんな懸念は抱くだけ時間の無駄というものでしょう)
上でもお話自体は独立していると書きまして、またコミックの帯にも「連作短編集」と書かれておりました様にこれは一種の短編集になるのでございましょうか…さらには全ての皆さんがハッピーエンドで終わっておりますから、この1冊で作品自体完結となっても何ら不思議ではございません。
けれど、コミックには第1巻と明記されておりましたから、続きがまだまだ描かれるのでございましょう…期待しておきましょう。

イラストのほうはよきものでございます。
百合的にもどのお話も問題のないものでございます。
ということで第2巻以降、また新たなカップリングのお話が展開されていくのでございましょうか…この巻の皆さまのその後のお話も読みたい気がいたしますけれど、いずれにしましても第2巻を出していただきたいものでございます。

2010年09月23日

人類史、大漂流!

先日読みましたコミックの感想です。
過去に飛ばされ…
□ミカるんX(6)
■高遠るいさま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(2.5)
 ○内容評価:★★★★★(4.5)
 ○百合度評価:★★★★☆(3.6)
 ○総合評価:★★★★☆(4.0)

こちらは先日『百合姫S』などとともに購入をしましたもので、過去に既刊を読んでおりますことから購入をしましたものとなります。
コミックスとしては『猫神やおよろず』や『ぽかぽかばんぱいあ』と同じものとなります。

内容としては、次々に東京に現れる宇宙人…というか怪人に立ち向かう二人の女の子のお話となります。
と、説明がやはり以前読みました第5巻の感想と同じとなってしまいましたので、これまでの流れや登場人物の紹介などはそれら過去の感想をお読みください。
この巻では引き続き第2期、宇宙四天王最強とされる勢力である雷帝軍との戦いが繰り広げられるわけでございますけれど、この第6巻では先の巻でミカさん、るんなさん、それに臍矢さんにアキさんの4人が時間の狭間に送り込まれてしまっておりましたので、その時間の狭間での奮闘が描かれております。
時間の狭間の先は過去の世界…ミカさんと臍矢さん、るんなさんとアキさんの2組に分かれてしまい、それぞれ別の時間に飛ばされてしまいました。
ミカさんたちが飛ばされたのはイエス・キリストが生きていた頃のこと…というよりも、ミカさんがそのイエスそのものになってしまうのでございました。
一方のるんなさんたちは平安か鎌倉か室町か、その頃の時代の若狭国の漁村へ…これはるんなさんが福井県民だからでございましょうか。
そこでそれぞれに元の時代へ戻るために行動を起こすのでございますけれど、やはりそれぞれに雷帝軍の七星将が襲いかかってくるのでございました。
もちろんそれを撃破してそれぞれにさらに飛ばされた時代は20世紀のベトナム戦争の現場…そこで2組が合流して元の時代へ帰れるのでございますけれど、元の時代の地球はすでに死に絶えようとしていた、というところでこの巻は終わりでございます。

この巻ではただの変態かと思われていたアキさんがるんなさんと合体できて「アキるんZ」になったり、守銭奴の臍矢さんが友情に目覚めクレイジー\キャッシュに変身したり、やはり色々な見所がございます。
また、これまで謎に包まれた行動を繰り広げてきた人たち、ミカさんの父親や寮長さんが何者なのかということについても明らかに…全ては過去に起こったことが原因だったわけでございます。
その様なわけでこの巻も見所満載だったわけでございますけれども、やはりこの作品は流れに勢いのある面白い作品です…こうした雰囲気の作品を他に読んだことがないからよりそう感じるのかもしれませんけれど、何だか色々面白いのでございました(百合姫コミックスよりも優先して読んでしまいましたし…)

イラストのほうは普通です。
百合的にはこの巻では戦闘が中心でございましたので何ともいえないところもありますけれど、先の巻より低下したわけではございません。
ともあれ色々急激にお話が展開されていっておりますし、次の巻がこの第2部のクライマックスになりそうでございましょうか…期待してお待ちいたしましょう。
ちなみに巻頭にはこれまでの様にこの巻に登場しました怪獣たちの原色怪獣図鑑が載っておりますけれど、その他この先雷帝軍との決戦が行われる「最強の生体遊星」のデザインなどが募集されておりました。

2010年09月22日

HYBRID RAINBOW

先日は虎穴通販よりこの様なものが届きました。
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かなり過激ですけれど、それ以上に…
○リリカルなのコマ 総集編(3)
○HYBRID RAINBOW
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…今回は全て同人誌、そして全て9月19日に行われたらしい『なのは』onlyなイベントにて出ました作品となります(ですので両作品とも『なのは』な二次創作作品となります)
上の作品は以前読んでおりますものの続きということもあり購入をしましたコミックサイズの同人誌…こちらはいずれゆっくり読んで普通のコミックと同様に感想を書いてみようかと思います。
下の1冊は普通の同人誌でございますので、以前読みましたもの同様に参考にならない百合度評価をつけつつ感想を書こうかと思います。

○HYBRID RAINBOW《百合度評価:★★★★★(5.0)》
こちらは上で触れました様に『なのは』な二次創作作品となりまして、スバティアカップリングの作品ということで購入をしました作品となります。
なお、こちらは年齢制限のある作品となりますので、ご注意くださいまし。
内容としましては、『Force』の頃のお二人のお話…トーマ氏からのメールを嬉しそうに紹介するスバルさんにティアナさんがやきもちをやいてしまわれて、というお話でございます。
この作品、私が過去に購入しました年齢制限ありな同人誌及び同人ゲームの中でも一番といえるかもしれないほど過激な、あの行為が激しい作品となっていて、読んでいてかなり恥ずかしくなってしまうものでございましたけれど、それ以上にスバティアカップリングの作品として素晴らしい…特に最近このお二人のカップリングの同人誌がほとんどない状態でございますので、よりそう感じたのでございました。
やっぱりティアナさんとスバルさんのお二人、それに百合々々となりますと本当によろしゅうございます…やはり私は『なのは』ではこのお二人が一番好きでございましょうか。
ということで、かなりかなり過激な作品ではありますものの、それもお二人の愛の深さを表すものとして受け入れられる、よい作品でございました…久し振りにここまでスバティア分を補給できた感じで、かなり満足でございます。
…願わくば、『Force』本編でもこの作品同様にお二人の関係が無事に続きますことを…(懸念のトーマ氏はヒロインが2人もいるのですから、よもやスバルさんにまで危害を及ぼすはずはないでしょう…万万が一ありましたら暴動ではすみません)
posted by 桜乃 彩葉 at 05:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | (更新終了)同人系作品購入履歴

2010年09月21日

…恥ずかしい寝言を言ったおしおき。

こちらに公式サイトのございますサークル【ふぐり屋】さまの10月8日発売予定な全年齢対象な同人ゲーム『はなひらっ!』でございますけれども、同時発売の同人誌ともどもメロンブックス通販にて予約が開始されておりました。
もちろん、さっそく予約…楽しみにいたしましょう。
その公式サイトでは『はなひらっ!』の皆さまのサンプルボイスが聴けますけれど、声優さまが榊原ゆいさまとか喜多村英梨さまとか、どこかで目にしたことのあるお名前…もうすぐボーカルコレクションの出ます『ソルフェージュ』のかぐらさんや『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』のクレハさんのかたでございました。
なかなか有名なかたを起用されているみたいで、もしかすると『その花びらにくちづけを』のほうもそうだったのでございましょうか…いえ、そうであってもなくても、どの作品も皆さんキャラクターに合った声でございましたので、問題ございませんけれども。


その様な先日はこの様なものを購入してまいりました。
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最後となる…
○百合姫S(14)
○レンアイ女子課(1)
○会長と副会長
○ふたりとふたり
○ミカるんX(6)
○私がお姉ちゃんなんだからね!(1)
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…一番上は雑誌、その他はコミックとなります。
雑誌のほうの感想などについては、また後ほど…。

コミックのほう、『レンアイ女子課』から『ふたりとふたり』までは百合姫コミックスとなります。
あとは『ミカるんX』は過去に既刊を読んでおりますことから、最後の作品は何となくよさそうでございましたので購入をしましたものとなります。
最近コミックを読むペースが悪く未読の作品がまだずいぶんとたまっておりますけれど、何とか読み進めてまいりましょう。


では、先日購入いたしました…
これにて廃刊…
…『百合姫S』の感想などを。
今回の表紙は『ゆるゆり』でございましたけれど、今回は表紙だけでなくそのほとんどが『ゆるゆり』一色だったという印象がございます。
まず、『ゆるゆり』本編のほうは何と一挙に8話、ページ数にして約100ページも掲載でございました…これだけでコミックが1冊出せてしまいそうな気がいたします。
そのお話のほうは修学旅行が中心でございましたけれど、今まで謎に包まれておりました生徒会長さんなども登場…相変わらずの面白い雰囲気を保っております。
その様に100ページも使ったことからも、やはり第4巻のコミックスが出るのもはやい…来年の1月18日に発売予定となっております。
さらにその第4巻は限定版も出まして、こちらには小冊子『がちゆり』、作者のなもりさまのサインがついたりするみたいでございます。

その他の作品も相変わらずの雰囲気…やはり源久也さまの『ふ〜ふ』がとてもよろしい感じでございます。
今回で最終回を迎えたのは『絶対少女アストライア』『おっかけ×girls』の2作品だけと意外と少なかったです…『絶対少女アストライア』のほうはこんな短期連載でどうやってあそこまで広がったお話を完結させるのか不安でございましたけれど、意外と無理がなくて一安心でございました。

最終回を迎えた作品が意外と少なかった、なんて思った理由でございますけれど、前々から言われておりました様にこの『百合姫S』は今回で廃刊を迎えてしまわれました。
この数年では以前読みました『ひらり、』など良質な百合アンソロジーが定期的に刊行され、特に以前読みました『つぼみ』は『百合姫』同様に隔月刊行となったりいたしましたし、確かに『百合姫』を無印と『S』とに分けておく必要性はかなり薄まったのかもしれません…これはもう受け入れましょう。
『S』廃刊にあたり不安でしたのは、もちろんこちらで連載されておりました多数の作品のその後…これらの作品全てを無印へ移行しますと読み切り作品などが圧迫され大変なことになりますので、その動静が不安だったのでございます(特に、強制的に最終回を迎えさせられた作品が『絶対少女アストライア』など少数でございましたから…)
結論を書きますと、以下の様になるみたいです。
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○無印へ移行:『ふ〜ふ』『ゆるゆり』『此花亭奇譚』『むげんのみなもに』
○webコミックへ移行:『カシオペア・ドルチェ』『flower*flower』『死神アリス』『marriage black』
○コミックのみで完結:『幼馴染と呼ばないで!』
-----
…さてさて、『S』で連載され未だ完結していない作品としては『オトメキカングレーテル』もあったはずでございますけれど、もはや編集者すら存在を忘れ「なかったこと」にしてしまわれた、と思ってよろしいのでございましょうか(無印の『EPITAPH』『Sweet Peach!』も同様に…「なかったこと」にするのは『百合姫』の常套手段でございますので、もう諦めております)
ともあれ、webコミックという形態できましたか…いずれにしましてもコミックが出ましたら購入して読みますから、打ち切りにされなかっただけよかったかと思います。
一番下の作品に関しましては以前読みました『ときめき☆もののけ女学園』や以前読みました『ソルフェージュ』コミカライズ版の様なかたちとなってしまい、整理縮小の対象にされたと考えるのが自然なのでございましょうか…。
ちなみに『此花亭奇譚』は再開時期は未定、という少々不安なことが書かれておりました…今号も休載でございましたし、上で触れました『オトメキカングレーテル』他みたいなことにならないことを願うばかりでございます。
その他、『ゆるゆり』が移行するなら『ゆりゆり』はどうなるの、とか色々不安は残りますけれど、ここはひとまず『S』にお疲れ様でしたと言って、新たな無印を待つことにいたしましょう。
…すこやかさまや倉田嘘さまなどは、もう誌上では読み切り作品を描いてくださらないのか…あとはそればかりが気がかりでございます(誌上でもweb上でも描かれないのでございましたら、いっそ別のアンソロジーへ行ってくだされば…)


…ちょっと、いえ、かなり、最近は私の気持ちに余裕がなくなってしまっているみたいでございます…。
そのため、様々なかたに不快な思いでしたりご心配やご迷惑をおかけしていると思います…大変、申し訳ございません…。
posted by 桜乃 彩葉 at 04:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | (更新終了)一般作品等購入履歴

2010年09月20日

青と空

先日観ましたアニメの感想です。
同人アニメです
□青と空
 ○イラスト評価:★★☆☆☆(2.0)
 ○内容評価:★★★★☆(3.5)
 ○音楽評価:★★★☆☆(2.8)
 ○声優評価:★★★☆☆(2.8)
 ○百合度評価:★★★★☆(3.5)
 ○付加要素(おまけなど):★★☆☆☆(1.5)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.3)

こちらは先日同人ゲームとともに購入をしましたもので、何となくよさそうでございましたので購入をしましたものとなります。
同人ゲームと同時に購入をしておりますことから解ります様に、こちらはアニメDVDながら同人作品となっており、言うまでもなくオリジナルジャンルなものでございます(いえ、以前に観ました、私がこれまでに手を出した唯一の同人アニメであります『星の記憶』は『東方Project』の二次創作作品でございますので…)

内容としては、二人の女の子の出会いと交流、そして心を通わせていく姿を描いたアニメとなります。
主人公の瀬戸青海さんは非常に厳しい家庭環境などもあり人付き合いの苦手な、対人関係についてはものすごくクールな考えを持つ高校一年生の女の子です。
彼女は夏休みの間はほぼ毎日アルバイトをしていたのでございますけれど、その帰り道に一人の女の子と出会います。
その子のお名前は椋野空さんといい、最後の描写などからおそらく同い年と思われる女の子です。
空さんはちょっと天然な雰囲気はあるもののいい子で「ありがとう」が口癖のかたなのでございますけれど、小さな頃から病気がちのために家と病院以外のところへ行ったことがないみたいです。
タイトルの『青と空』は言うまでもなくお二人のお名前から取ったものでございます。
そんな空さんの夢は「一度だけでいいから外の世界を見てみたい」というもの…青海さんはその性格からはじめは関わらないことにしていたのでございますけれど、似た境遇でしたり空さんの性格などあり徐々に惹かれていき、その夢に協力をしてあげることにいたしました。
すっかり仲良くなったお二人は、台風が迫る中計画を実行するのでございますけれど…。
…お二人のデフォルメ姿など、少し以前観ました『ささめきこと』のアニメが頭に浮かんできましたかも…青海さんはボーイッシュでさばさばした感じと純夏さんっぽい雰囲気もありますし、一方の空さんはほんわかした天然タイプでございますから汐さんに近しいです。

作品のあらすじに「夏の瀬戸内海を舞台にした、「心の絆」を味わえる、心温まる青春物語です。」とございますけれど、その一文で十分説明できているでしょうか。
それぞれつらい過去などを持ったお二人が一緒にいることで心を開いていき、特に青海さんは大切な想いを見つけることもできて…個人的にはこういう作品は結構好きでございます。
クライマックスとなります、青海さんが台風の中で意識混濁の空さんを背負って病院へ行く姿は久し振りに存在を思い出しました『SNOW』の澄乃さんルートを思い出します…けれど、その後の展開はその澄乃さんとは大いに違います(かなり意外な展開でございましたけれど、こっちのほうが好き…ハッピーエンドでございますし)
お話の舞台は「夏の瀬戸内海」と明記されております上に風景の描写がかなりリアル…お二人が外出された駅は岩国駅でございましたけれど、パッケージ裏に書かれております制作サークル【あやえも研究所】さまの住所がまさに山口県岩国市となっており、また添付のブックレットにもそのあたりの説明がございまして、地元を舞台にした作品ということになります。

イラストのほうはやや微妙…といいましても、これは同人なアニメでございまして、作画はお一人でされているみたいでございますから、もう作っただけでもすごいといえるでしょう(以前観ております『くっつきぼし』も同人ではなさそうながら個人制作なのでございますし、これらの作品の作画が一般アニメのものに劣るのは当然かと…ですのであまり気にしてはいけません)
ちなみに、背景は写真を加工したものみたい…どうりで、上で触れました様に妙に風景がずいぶん特定の地域になっていたわけでございます。
内容のほうは上でも言いました様に個人的には好き…また、作品も同人アニメですけれど約56分もあり、ボリュームも十分でございます。
音楽のほうは悪くございません…全体的に静かな、落ち着いた印象を受ける作品でございます。
声優さんについては、上で触れました『星の記憶』の様な有名な声優さんというわけではございませんけれど、また最近は色々な事柄の影響で声優さんについて以前より色々考える様になったのですけれど、ともあれキャラの声に合ったものでございましたし、悪くございません。
百合的にはお二人の関係がよろしい感じかと思います…上で触れました『くっつきぼし』の様な直接的な描写はございませんしお二人の関係が恋だとまでは言いませんけれど、それでもお二人の強い絆は十分百合を思わせるものでございましょう。
おまけとしましては、同人アニメながらきちんとしたブックレットがついておりました(あとはなぜか字幕がつけられます)
ともあれ、同人アニメなんてほとんど見受けませんけれど、作品のボリュームもしっかりしておりまして、また内容も女の子お二人の絆を描いたよきものでございまして、購入してよかったと思える、なかなか満足できた作品でございました(価格のほうも2,000円程度でございます)


また、同時にこちらのゲームもクリアいたしましたので…。
一応新装版です
□その花びらにくちづけを あなたと恋人つなぎ(新装版)
 ○イラスト評価:★★★★★(4.7)
 ○グラフィック評価:★★★☆☆(3.3)
 ○システム評価:★★★☆☆(3.0)
 ○内容評価:★★★★★(4.9)
 ○音楽評価:★★★☆☆(3.3)
 ○声優評価:★★★☆☆(3.0)
 ○難易度:★☆☆☆☆(1.0)
 ○百合度評価:★★★★★(5.0)
 ○付加要素(おまけなど):★★☆☆☆(2.0)
 ○総合評価:★★★★★(4.5)

こちらは過日色々な同人誌とともに購入をしましたもので、好きなシリーズの作品ということもあり購入をしましたものとなります。
ということでこちらは同人ゲームとなりまして、また年齢制限ありな作品となりますので、ご注意くださいまし。

内容としては、同級生のお二人、しっかり者の沢口麻衣さんとツンデレ気味でちみっこの川村玲緒さんのお二人による百合なお話となります。
このお二人のお話としましては以前クリアいたしました続編ゲーム『あなたを好きな幸せ』に以前購入しておりますドラマCD『ずっといっしょの夏』、さらには以前OVAまで観ておりましたりと色々出ておりますけれど、今回の作品が一番古いものとなっております。
そう、こちらの作品は以前クリアしておりまして、今回のものはその新装版となります。
その過去に出ましたものとの変更点としましては、まず誤字などの修正とのこと…でも、残念ながら最低でも一つ誤字がございましたけれど、そこは気にしないでおきましょう(失踪してはまずい…)
あとはジャケットデザインが新規になっていることと、背景が…
背景変更…
…一部、セカンドシリーズ以降に使われたものに差し替えられているシーンがあったり、音楽も一部それらで使用されたものが使用されております。
その他の内容は変わっておらず、改めて詳しい感想を書く必要はなさそうでございます。
でも、やっぱり年齢制限あり要素を抜きにしましても、この作品は大好き…特に玲緒さんが麻衣さんに告白をするシーンや玲緒さんがお料理を手伝うシーンなど大好きでございます(玲緒さんのお料理っぷりは上の作品でも思い出しました『SNOW』の日和川旭さんを思い出すほどひどい…)

一部評価が旧版と変わっておりますけれど、グラフィック評価はどうして『あなたを好きな幸せ』が今作より低くなっているのか理解不能…セカンドシリーズ以降の背景は、初期作よりもよいものでございますから。
内容評価は、改めてやってみますと主に年齢制限あり要素のないシーンがやっぱり大好きで…百合々々なものは非常によいものです。
音楽のほうもセカンドシリーズ以降のものが使われておりますので、なかなかよきものになっていましたかと思います。
なぜか過去作では評価が抜けておりました声優さんのほうは、麻衣さんが特によい…OVA版では違うかたになってしまっておりますけれど…。
ともあれ、確かにこちらに公式サイトのございます制作サークル【ふぐり屋】さまがおっしゃっておられました様に、旧版を持っておりましたら無理に購入をする必要性はないかもしれません(よい作品なのは間違いございません)
ちなみに、その【ふぐり屋】さまは現在年齢制限なしな百合ゲーム『はなひらっ!』を制作中でございまして、パッケージ版が10月8日発売予定となっております…期待いたしましょう。


物語のほうでございますけれど、こちらに彩菜さんと麻美さんの長編物語及び『みーさのものがたり』…つまり私立明翠女学園を舞台にした物語たちに登場するかたがたを年齢別に分けて紹介したページを作成してみました。
叡那さまたちがいらっしゃらないのは、まだ旧版でない物語たちに登場していないからでございます…。
さらに綾瀬先生がいらっしゃいませんけれど、これは意図的なもので、以前の美紗さんの講座で触れました様に名前の変更を検討しているもののそれがまだ決定していないから…いまのところ「千歌留」あたりに落ち着きそうでございますけれど、まだ決定ではございませんので、何かご意見などございましたら…(綾瀬先生のモデルは『シスプリ』の千影さんです)

2010年09月19日

旋風の剣、いま駆け巡る!

先日はメロンブックス通販より、この様なものが届きました。
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珍しいアイテムたち?
○Croixleur
○青と空
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…上は同人ゲーム、下は同人アニメとなりまして、両方ともオリジナルな、何となくよさそうなものでございましたので購入をしましたものとなります…後者はよく解らないのですけれども、前者は夏のイベントのアイテムとなるみたいです。
メロンブックス通販ではこれとは別に同人誌とPCゲームの組合せを1つ注文しているのでございますけれど、それの到着はもう少し遅くなりそうでございます。

同人ゲーム『Croixleur』のほうは主人公もサブキャラさんも女の子ということで、また純粋に面白そうな作品に見えましたので購入をいたしました、ジャンルがアクションとなるものでございます。
同人ゲームはノベルゲームはともかくそれ以外のものは以前クリアいたしました『ルセッティア』や以前クリアいたしました『マジカルホップ』以降なかなか買いたいと思える作品が見られませんでしたので、こうした作品は本当に久し振りでございます。
ただ、こちらにあります制作者さまの公式サイトにありますパッチを当てたところ、ゲームが起動しなくなってしまいました…いえ、パッチを当てなければ起動しますので、そこは気にしなくてもよろしいのかもですけれど…なぜか音楽が詰まり気味に聴こえるのは、私のPCの能力不足でしょうか…(『ルセッティア』でも限界近かったですし…)
ともあれゲームのほうはさっそくやってみたのですけれど、なかなか難易度が高く、私にはクリアできないかも…。

同人アニメ『青と空』のほうは、少なくともほのかな百合は期待できそうに感じられましたので購入をしてみました。
以前観ております『くっつきぼし』は個人制作とのことながら同人作品ではないっぽいのでございますけれど、こちらは同人作品でございます。
同人なアニメとなりますと、私がこれまで観たことのありますのは以前観ております『東方Project』の二次創作作品『星の記憶』くらいしかなく、オリジナルな作品となりますと本当にこれ以外に目にしたことがない気のするほど珍しいもの…ともあれ、今日にでも見てみようかと思います。

また、以前虎穴通販で『ストライクウィッチーズ』第2期のDVDを予約しておりまして、それでしたらもう『なのは』劇場版のDVDも虎穴通販で予約をしてしまおうということで予約をしてみました。
さらに、以前『百合姫』で紹介されておりましたOVA『たまゆら』も予約可能になっておりましたので、こちらも思い切って虎穴通販で予約をしてみました。
この3作品、11月に発売日が重なっている感じでございましたので、全て同時に届くはず…?
さらにさらに、『ソルフェージュ』のボーカルコレクションは工画堂スタジオさまの通販で予約…コミックまで通販を利用しようとは思いませんけれど、その他のものは通販を積極的に利用するのもよいかもしれません。


先日の日誌で触れました髪の毛の色がピンクの人のこと、そういえば『ストパニ』の奥若蕾さんもそうでございましたっけ。
蕾さんを考慮に入れても、やはり天然な方向に考えが向かう様な…?(あと『なのは』のシグナムさんやキャロさんなどおりますけれど、彼女たちを入れるとよく解りません/何)
posted by 桜乃 彩葉 at 05:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | (更新終了)同人系作品購入履歴

2010年09月18日

てとらポット

先日読みましたコミックの感想です。
似たキャラたちの活躍する…
□てとらポット
■しまだわかばさま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
 ○内容評価:★★★★☆(3.5)
 ○百合度評価:★★☆☆☆(2.4)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.2)

こちらは過日『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』のDVDなどとともに購入をしましたもので、何となくよさそうでございましたので購入をしましたものとなります。
コミックスとしましては『アオイシロ -花影抄-』などと同じものとなりますけれど、こちらは『ラーメンの鳥 パコちゃん』などと同様に大判サイズの作品となります。
作者のかたは以前読みました『ぽかぽかばんぱいあ』と同じかたとなります。

内容としては、この作者さまの描かれた4つの短編を収録した作品となります。
収録作品は『てとらポット』『ハーブのお茶会』『ぷりんせすあらもーど』『冒険者の宿! ADVENTURERS IN』の4作品でございますけれど、ここは作者さまがあとがきで触れております、描かれた順番に紹介していくのがよろしいでしょう。
一番古い作品は『ハーブのお茶会』となりまして、こちらは魔法の学校に通う3人の魔女見習いの女の子を描いております。
その3人は明るい女の子のベルガモットさん、ツンデレさんのラズベリーさん、そして無表情ながら心のやさしいカシスさん…この3人の日常を描いた物語でございます。
その次にきますのが『冒険者の宿!』でございまして、こちらは4人の冒険者さんたちがひょんなことから宿屋を経営することになるお話…こちらは『ハーブのお茶会』と同じ世界のお話となっておりまして、最後には上の作品の3人の女の子が泊まりにまいります。
その次にきますのが『ぷりんせすあらもーど』でございまして、こちらは『ハーブのお茶会』の3人の女の子を主人公とした、けれど舞台を日本にしたパラレルワールドな4コマでございます。
最後が『てとらポット』となりまして、こちらも『ハーブのお茶会』のパラレルワールドとなります、以前読みました『御伽楼館』や以前読みました『猫目堂ココロ譚』の様なお話となります。
いずれのお話もほんわかとしたよいお話…個人的には『てとらポット』をもう少し読んでみたかったでしょうか(わずか14ページでございましたので…)

ちなみに、全てのお話で活躍された3人の女の子でございますけれど、この作者さまの描かれました『ぽかぽかばんぱいあ』のメインのかたがたにも似ている雰囲気がございます。
つまり、ベルガモットさんがローラちゃん、ラズベリーさんが通称分家ちゃんのポーラさん、カシスさんがエミリーさん、というわけ…ながら、こちらは外見のみ似ている、という程度にとらえておいたほうがよさそうです(特にカシスさんとエミリーさんの性格はほぼ真逆でございますので…)

イラストは悪くございません…『ぽかぽかばんぱいあ』の評価はやや低い気がいたします。
百合的には特にはないのでございますけれど、皆さんはなかなかよい関係でございますし、男キャラが皆無の作品ということで安心して読むことができます。
ともあれ、いずれのお話も微笑ましくよきものでございました…できましたら、いずれのお話も単行本1冊くらいにして読んでみたかったものでございますけれど、掲載誌の廃刊などあったみたいでございますし、仕方ないことでございましょうか。


以前クリアいたしております『Fate/EXTRA』は2周めを進行中…キャスターさんは基本的にはよいキャラで、特に声はセイバーさんよりよい感じでございます。
ただ、このキャスターさん、主人公のことが大好きなご様子ながらときどき妙に冷めたことを言ってまいりますので、ちょっとその真意がつかみ難いといいますか、解らないかもしれません(どこかの選択肢で「本性を現せ、この駄狐」なんてひどいものもありましたし…もちろんそんなひどい選択肢は選びませんけれど)

でも、つかみ難いといえば、やはり主人公の性格もいまいちつかみがたいです。
いえ、ピンクの髪の人のことを淫乱だと断言されてしまったり、どうしてそんな結論になるのか…(ちなみにキャスターさんの髪の色はピンク…)
ピンクの髪の人といえば、私は真っ先にミルフィーユ・桜葉さんに水無灯里さんに早坂日和さんの3人が思い浮かび、ピンクの髪の人は天然、という結論に達するのでございますけれども…。

2010年09月17日

は〜ちゅものがたり講座51

(み:藤枝美紗さん、しゃ:永折美紗さん、ふ:逢坂蕗さん、あ:鴬谷菖蒲さんです)

み&しゃ:は〜ちゅものがたり講座〜♪

み:色々元気なくしがちだけど、何とか元気を出してものがたり講座の時間だよ〜。

しゃ:よろしくお願いします、だよぅ。

ふ:の日誌に書いたみたいですけど、こちらのサークル【ふぐり屋】さまが全年齢向けの百合ゲームを出してくださるみたいですよ?

み:あっ、『はなひらっ!』だね…うんうん、これはすっごく楽しみなことだよ〜。

しゃ:予約できる様になったら、さっそく予約をしたいよぅ。

あ:あらあら、パッケージ版の頒布開始は10月の8日予定みたいですね…楽しみにしておきましょう。

ふ:それで、今日の講座は…?

しゃ:『は〜ちゅ』な講座だから、新しい物語が完成したのかなぁ?

み:うん、ここの『アサミーナとかな様(仮)』から第1章を完成させてみたよ〜。

しゃ:あれれっ、『アサミーナとかな様』なんて言うからいつもみたいにみしゃたちも参加しててフィンさんがここにファンサイトを作ってくれてる『私立天姫学園』のお話かと思ったのに、これってちょっと違うみたいだよぅ?

ふ:以前の日誌にも書かれてます、オリジナルな長編扱いの物語なんですね。

み:うん、一応世界はこっちの長編の彩菜さんのお話と同じ世界で、主人公の麻美さんは彩菜さんよりも一つ年上、って設定になってるよ〜。

しゃ:それで、タイトルは『アサミーナとかな様』なのに、第1章は…みーさちゃんが主役みたいな書かれかただよぅ?

み:はわわ、えっと、夏梛さんについては彩菜さんのお話の美月さんみたいに、第3章くらいから出そうかな、って考えてるんだよ〜。

しゃ:このお話、『天姫学園』ではすでに声優さんになってる麻美さんの、高校時代のお話なんだねっ。

み:うん、一応前半は高校生活を舞台にしてお話を書いて、後半は声優さんになってからのことにしようかな、って考えてるよ〜。

ふ:なるほど、それにしてもこの麻美さん、ちょっと性格が暗くないですか?

しゃ:そういえば、彩菜さんもそうだったけど、どうして長編な物語になると主人公が人を避ける設定になっちゃうのかなぁ?

み:う、う〜ん、特に意識してるわけじゃないんだけど、確かにお二人の言うとおりかもだよ〜。

あ:あらあら…。

み:ちなみに、ちょっと登場してきた綾瀬先生については、諸般の事情からお名前を「千歌留」とか「千華音」とかにしようかな、って考えてるよ〜。

ふ:確かに、有名作品のかたと全く同じ名前、というのは気が引けちゃいますよね…元になったキャラはその作品の人じゃなくって『シスプリ』の千影さんみたいですけど。

しゃ:ちょっとだけ公開されてる第2章には妹の咲夜さんが出てきたけど、これはもちろん『シスプリ』の咲耶さんに当たる人だよねっ。

み:うん、そうなんだけど、書いててイメージが咲耶さんよりもにクリアしてる『Fate/EXTRA』の遠坂凛さんなイメージになってきちゃったよ〜。

あ:あらあら…主人公の麻美さんも、そのゲームの女の子な主人公に外見が似てるそうですね…。

しゃ:それで、メインヒロインになる夏梛さんは、とってもお世話になってます桜花さまの持ちキャラなんだねっ。

み:うん、実はまだ物語に使っていいって許可はもらってないんだけど、問題あったら物語を削除するし、とりあえず書き進めていってみるよ〜。

ふ:夏梛さんも声優さんですし、後半は完全に声優さんのお話になるのでしょうか。

み:うん、みーさに声優さんの知識がほぼないから変な描写も出てくるかもだけど、そこはご指摘くださっても大丈夫だよ〜。

あ:あらあら…。

み:あとね、お二人が声優さんっていうことで、『みるち〜』な講座をお二人にあげてみるのもいいかな、って考えてるけど、それはあのかたとご相談してからのことにするよ〜。

ふ:あのかた…ご無事を心からお祈りしたいですね。

み:うん、今回の麻美さんの物語も、お会いできないさみしさを力に変えて書いてる、って面が大きいかもだし…だからちょっと完成がはやかった、ってとこもあるんだよ〜。

しゃ:あのかたのご無事を願って、今日の講座はここまでだよぅ。

み:うん、じゃあ次回の講座まで、ばいばいだよ〜。


ふ:あらあら、皆さまお忙しいかとは思いますけれど、どうかご無理はなさらないでくださいね…?
posted by 桜乃 彩葉 at 07:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | あさかな/すみりおRadio

2010年09月16日

らぶらぶで、とってもキュートで、百合ん百合んなラブコメディー♪

『その花びらにくちづけを』シリーズを制作されておりますこちらのサークル【ふぐり屋】さまの公式サイトなのでございますけれども、何と全年齢版のページが新たにできておりました。
そちらで新作の情報が公開されておりまして、タイトルは『はなひらっ!』…もちろん百合なゲームとなっており、わざわざ全年齢版のページが作成されておりますことからも解ります様に、今回は年齢制限のない作品となっております。
頒布日はダウンロード版が9月24日、そしてパッケージ版が10月8日発売予定となっておりましす…もちろんパッケージ版を購入しようかなと考えております。
また、パッケージ版の頒布日に合わせて小説として『はなひらっ! 渚のかしまし娘たち』も出るみたいでございます。

個人的には年齢制限ありな要素はあまり望んでいなくって百合々々なものが大好きなだけでございますから、こうした作品を出してくださるということは非常に嬉しく、楽しみなことでございます。
とはいいましても年齢制限ありな作品の制作をやめられるわけではなくって、そちらのほうは以前クリアいたしました『あまくてほしくてとろけるちゅう』の第2作め、ドラマCDは以前セカンドシリーズをクリアしております七海さんと優菜さんのものを計画していらっしゃるそうで、そちらももちろん楽しみでございます。


ゲームといえば、以前クリアいたしております『Fate/EXTRA』は2周めの第2回戦の途中なのでございますけれども、どうやらお金が非常に貯まったらしく、キャスターさんがお祝いの言葉を言ってまいりました。
それはよろしいのですけれど、キャスターさん、自分のことを「タマモ」と呼んでおりました…やはり彼女は玉藻前でしたみたいですけれど、こんなところであっさりと名乗ってよろしいのでしょうか…。
あと、キャスターさんがブラックモア卿に対してかなり同情の様な気持ちを抱いていらっしゃいました…確かにブラックモア卿は彼女のおっしゃるとおりいいかたで、そんなことをおっしゃるキャスターさんもよい感じでございます。

と、そのブラックモア卿とアリーナで戦う機会があったのでございますけれど…キャスターさんって、ものすごく強くございませんか?
いえ、彼女のスキルは相手の攻撃を読んで使うと相手をスタンさせ続けることができて、相手を完全に封殺可能なのでございます…何と、ロビン・フッドを制限ターンである3ターンで倒してしまいました。
そう、決戦前に倒してしまったのでございますけれども…残念ながら、お話は1周めと同じ様に進んでしまい、倒しても意味がなかったみたいでございます。
アリーナ内のサーヴァント戦は頑張っても無意味みたい…やられない程度に戦うにとどめればよさそうでございます。

2010年09月15日

『かみあり』のくには毎日がお祭りみたいです!

先日読みましたコミックの感想です。
百合的には薄めですけれど…
□かみあり(2)
■染谷カイコさま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.3)
 ○内容評価:★★★★☆(4.2)
 ○百合度評価:★★☆☆☆(1.5)
 ○総合評価:★★★★☆(3.5)

こちらは過日水樹奈々さまのアルバムなどとともに購入をしましたもので、過去に既刊を読んでおりますことから購入をしましたものとなります。
コミックスとしましては『ティンクルセイバーNOVA』や『える・えるシスター』などと同じものとなります。

内容としては、島根県のとある高校に通う、大阪から転校してきた女の子がはじめて迎える10月の物語です。
と、説明がやはり以前読みました第1巻の感想と同じとなってしまいましたので、登場人物などの説明は省略をいたします。
けれど、やはり主人公の幸子さんが関西弁な上にのんびりした天然なかたでございますので、私の頭の中では声が完全に以前新装版を読んでおります『あずまんが大王』の大阪さんの声となってしまうのでございました(何)

お話のほうは、第1巻に続きまして色々なことに自ら巻き込まれる体質をお持ちな幸子さんとそんな彼女と一緒にいるエミさんが色々な神さまなどと出会い、交流をしていくものとなっております。
この巻では眼鏡について熱くかたる神さまや鬼子母神さまなどが登場してまいりましたけれど、基本的にはほんわかのんびりのお話で、波乱要素がなく安心して読み進めていくことができます。
この作品はこのままこの雰囲気を保ってくだされば幸いなことでございます。
そういえば、幸子さんは武田信玄と聞いて中井貴一氏を思い浮かべておりました…確かに昔大河ドラマで武田信玄役をされておりましたけれど、ともかく幸子さんは意外と渋い趣味をお持ちかもしれません。
…それにしても、もう○の娘ネタは見るだけで嫌気が差しますので、出さないでくださると嬉しいです(女の子より○の娘のほうがかわいいに決まっているとか、冗談にしても笑えません)…この作品のレーベルであるREXコミック、しいては一迅社がそちら方面に割と積極的なせいもあるのでしょうけれど…。

イラストのほうは悪くありません。
百合的には幸子さんとエミさんがボケとツッコミの関係、ということでほぼいつも一緒におります…なかなかよい関係かとは思うのですけれど…。
ともあれ、やはり百合的にはないかとは思うのですけれど、普通に面白い作品でございますので、第3巻も引き続き購入をすることにいたしましょう。


また、同時にこちらも読みましたので…。
最終巻でした
□二丁目路地裏探偵奇譚(4)
■コバヤシテツヤさま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
 ○内容評価:★★★☆☆(3.0)
 ○百合度評価:★★★☆☆(2.8)
 ○総合評価:★★★☆☆(2.9)

こちらは過日『GA』なゲームなどとともに購入をしましたもので、これまでに既刊を読んでおりますことから購入をしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなりますまんがタイムきららコミックスとなります。

内容としては、(自称)吸血鬼の女の子のアリスさんと(敏腕?)探偵の助手をしているショコラさんの日常のお話、といったところでしょうか。
と、説明がやはり以前読みました第3巻の感想と同じとなってしまいましたので、登場人物の説明などはそちらをお読みくださいまし。
第4巻では、先の巻の最後に出てきました、ショコラさんの姉のヴァニラさんを中心にお話が回ってまいります…ショコラさんは過保護なこの姉がちょっと苦手みたいです。
また、ショコラさんが探偵事務所に居ついた理由も明らかになりまして、それは厳格な実家からの家で…後半では一度帰ることになるのでございますけれど、1ヶ月後に再び戻ってきてめでたしめでたし、でございます。
…はい、この作品はこの巻で最終巻でございました。

この作品はこの巻で最終巻でございましたけれど、最後まで普段と変わらない雰囲気で、大きな波乱なく終わったかと思います(ショコラさんが実家へ帰る、は波乱でしたかもしれませんけれど…)
ということで、やはりよくも悪くも今までと変わらない作品でしたかと思います…悪くも、というのは、神父さんは別によいとしましても、所長がやはり異常に邪魔、ということでございます…。
百合的に見ましても、ガーネットさんが明らかにエミリアさんのことをお好きなのでございますけれど、エミリアさんは所長のことが好きな様子で…残念なことでございます。
さらにショコラさんも所長に惹かれている気配まで見え、もう読む気がなくなりそうにもなってしまったのでございますけれども…この作品は最後の最後まで読んでみてよかったと思います。
この作品の謎の一つ、アリスさんは本当に吸血鬼なのかということでございますけれど、最後の最後でアリスさんはショコラさんにそれを証明させるべく…この1コマで百合度が上がったでしょうか。

イラストのほうは悪くございません。
百合的には所長さえいなければよかったのでございますけれども…最後のシーンがありましたので、非常に残念でもったいないです。
ともあれ、百合的には微妙な作品ではございますけれどそれでもないことはないかと思いますし、悪くはない作品かと思います。

2010年09月14日

アサミーナとかな様(仮)

私のサイトのほうで掲載をしておりますオリジナルな物語のほうでございますけれども、先日から新しい物語を書きはじめてみました。
タイトルは『アサミーナとかな様(仮)』…タイトルは彩菜さんの物語『二人の旋律(仮)』同様にまだ仮状態でございます。
こちらのお話はこちらにフィンさまがファンサイトを作ってくださっております、そして私も参加しております『私立天姫学園』に登録しておりますサブキャラ、石川麻美さんを主人公にしたもの…といいましても、こちらは天姫学園ではなく、草鹿彩菜さんの物語と同じ舞台の物語としております。
お話としましては、麻美さんが学校生活から声優さんを目指し、そして声優さんになって…というところまでを書いてみようかな、と思っております。
声優さんの知識がございませんのでおかしな箇所が出てきてしまうかもしれませんけれど、その点はご了承ください。

登場キャラとしましては、タイトルに入っております様に、とてもお世話になっております桜花さまの持ちキャラから灯月夏梛さんを、彩菜さんの物語における、お世話になっておりますつばささまの持ちキャラでございます天羽美月さん同様にメインヒロインとしてお借りしようと考えております。
その美月さんが第3章でようやく登場しました様に、夏梛さんも第3章あたりで登場させようと考えております。

彩菜さんのお話がまだ完成しておりませんのに、新たな長編を始動する様なことになってしまいましたけれども、どうしてもこちらのお話を書いてみたくなりまして…。
理由は色々ありまして、例えば以前クリアいたしました『Fate/EXTRA』の主人公さんを見ていると麻美さんへの想いが強くなってきたり(名前を麻美さんにしていたり、外見も彼女のイメージそのものでしたり…)、天姫学園の短編で麻美さんの物語を書いているうちに彼女が大好きなキャラクターになってきましたり、それに何よりも…。
執筆速度はやはりこれまでどおり遅くなっていくかとは思いますけれど、いずれはあのかたにお読みいただけます様に、ご無事でいらっしゃいますことを願いながら、第1章だけでもできればはやく完成させようと思っておりますので、よろしくお願いいたします…。
posted by 桜乃 彩葉 at 06:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | (更新終了)物語関連

2010年09月13日

爆釣少女 藤見さとり

先日読みましたコミックの感想です。
期待できそう?
□学園ナイトメア(2)
■方條ゆとりさま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.2)
 ○内容評価:★★★☆☆(3.4)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.3)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.3)

こちらは過日色々なコミックとともに購入をしましたもので、過去に既刊を読みましたので購入をしましたものとなります。
コミックスとしましては『戦国スクナ』などと同じものとなります。

内容としては、広島県にある中高一貫の全寮制女子学園である半崎学園に通う少女たちの、コミックの帯に書かれていた表現によればネオ・オカルティックアクションとなります。
と、説明がやはり以前読みました第1巻の感想と同じとなってしまいましたので、主要な登場人物の説明はそちらをお読みくださいまし。
この巻ではクロエさんと第1巻の最後に出てまいりましたやはりネットロア収集家の立花那子さんによる鏡さん争奪戦が繰り広げられたり、あるいはクロエさんが「ネットロア研究部」として部活を設立しようとしたりとした騒動がコメディな様子で描かれてまいります。
ネットロア研究部の設立にあたって、北寮の寮長である鏡さん以外の東西及び南寮の寮長も出てまいりましたけれど、いずれも個性的な面々…百合なお二人もいらっしゃいましたし。
最後のお話では「地図から消された村」という怪異を探索しにいくのでございますけれど、そこで新キャラさんたちが登場…といっても登場したところで続くといった感じとなってしまいましたので、そこは第3巻を待ちましょう。

鏡さんは当初凛々しい人という設定になっていた気がしますけれど、この巻ではずいぶんかわいらしい人に見えてまいりました。
また、鏡さんの性格も徐々に変わってきていらっしゃるご様子で、少しずつクロエさんに惹かれているご様子があるみたい…兄の影も序盤にしか見えませんでしたし、よい傾向でございます。
展開としましては、ネットロアを集めることによる利点や鏡さんに憑いたネットロアを祓う方法などは全く進展はなかったのでございますけれど、鏡さんを巡るかたがたとの関係に進展があったのがよろしかったでしょうか。
ちなみに、部活設立には部員が3名必要であり、2人はクロエさんと鏡さんなのでございますけれど、あと一人はといえば、完全に背景な釣り人・藤見さとりさんを幽霊部員として入れたのでございました。
…この藤見さとりさん、本編では第1巻はともかくこの巻では本当に背景なのでございますけれど、カバー下では今日の日誌のタイトルにいたしました『爆釣少女 藤見さとり』というおまけ4コマが第1巻より展開されております。

イラストのほうは悪くございません。
百合的には鏡さんとクロエさん、あるいは鏡さんと那子さんがなかなか悪くない感じでございます。
ともあれ、この作品は男キャラも基本的にはおらず(怪異関連ということか稲川淳二氏のパロディなやや変態気味のおじさんなどはおりますけれど)今後の展開にも期待できそうでございます…楽しみにいたしましょう。


また、同時にこちらも読みましたので…。
最終巻でした
□PET WIZ(2)
■森田夏菜さま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.3)
 ○内容評価:★★★★☆(3.4)
 ○百合度評価:★★☆☆☆(2.4)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.3)

こちらは過日『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』のDVDなどとともに購入をしましたもので、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『もっと!委員長』や『四季おりおりっ!』などと同じ4コマKINGSぱれっとコミックスとなります。

内容としては、このコミックのタイトルと同じ名前のペットショップで働くかたがたを描いた、動物分多めの4コマとなります。
と、説明がやはり以前読みました第1巻の感想と同じとなってしまい、また内容もその第1巻から特に変わったところはございませんので、登場人物の紹介などはそちらをお読みくださいまし。
ということで、この第2巻でも引き続き「PET WIZ」で働く皆さま及び動物たちの微笑ましく賑々しい日常が描かれておりまして、特に大きな波乱やイベントもなく、終始ほのぼのとした雰囲気でお話が展開されていきます。
主人公のお二人、さくらさんとありすさんの体質も終始変わらないまま終わってしまいましたけれど、それでも最後にはお二人とも少しその面で成長された姿が見受けられましたでしょうか。
…はい、この作品はこの巻で最終巻でございました。

イラストのほうは悪くありません。
百合的にはほのかに感じられるくらいでございましょうか…この作品は動物や皆さまがほのぼのと過ごしているのを楽しむ作品でございますし、恋愛要素はないほうがすっきりするかもしれません(男キャラはほぼおらず、その面では安心できます…不必要な兄たちの出番もほとんどございませんし)
ということで、感想がやや短くなってしまったものの、それはよい意味で第1巻と変わらない内容だった、ということでございます。


『Fate/EXTRA』は2周めの第1回戦を終了したのでございますけれど、やはり決戦に勝利した後は切ない…。
それはそうと、この第1回戦は決戦の前日、トレジャーハンティング時にフランシス・ドレイク提督と戦う機会があるのでございますけれど、キャスターさんは思ったより強くて、3ターンであと一歩のところまで敵を追い詰めておりました。
MPを回復してスキルをもう少し使っていれば確実に倒せたところでございますけれど、これって決戦前に倒してしまうとどうなるのでございましょう…?
ちなみに、2周めでございますのでサーヴァントのMPを回復させることのできる礼装も、そして足をはやくして相手にお宝を1つも取らせることなく終わらせることのできる礼装も持っております。
…そのトレジャーハンティング、1周めで手に入りました足のはやくなる礼装を使用しますと、相手に1つも宝物を与えることなく追いつき撤退に追い込むことができました(第4回戦のエネミーハンティングでも役に立ちそう…)

2周めは敵の手の内がサーヴァント戦以外完全に見えますので、戦闘がかなり楽…一度も相手に攻撃を許さないことを続けておりましたら、キャスターさんがご褒美にとお守りをくださいました(使い道はなさそうでございますけれども…)
それはそうと、藤村大河先生の依頼をこなすことで得られるアイテム、第1回戦はタイガーライトなのでございますけれども、セイバーさんのときはシャンデリアでしたのに今回は行灯でございました…これはキャラによって変わるみたいで、他のアイテムがセイバーさんのときとどう変わるのか、楽しみでございます。

2010年09月12日

ティア、ミッドチルダへ行く

先日読みましたコミックの感想です。
アンソロジーです
□魔法少女リリカルなのは コミックアラカルト
■アンソロジー
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
 ○内容評価:★★★★☆(4.2)
 ○百合度評価:★★★★☆(3.5)
 ○総合評価:★★★★☆(3.8)

こちらは先日『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』のサントラなどとともに購入をしましたもので、色々と気になる作品ですので購入をしたものとなります。
コミックスとしましては『ありかる』などと同じものとなります。
こちらの作品はタイトルから解ります様にアニメが3期放送されていたり劇場版が公開されていたりゲームにもなっていたりします『なのは』な作品となります。

内容としては、色々なかたの作品を収録しましたアンソロジーコミックとなります。
『なのは』なアンソロジーといえばこれまでにも多数の二次創作な同人誌を購入しておりますので違和感のないものでございますけれど、公式なアンソロジーとしましても以前1冊出ておりましてそれを読んでおります。
その以前読みましたものはその際に同時に読んでおります『StrikerS』なコミカライズ版や以前読みました劇場版のコミカライズ版と同じコミックスになっておりますけれど、今回のアンソロジーは以前読みました『ViVid』と同じコミックスとなっております。
参加されていらっしゃる、そして私が知っている作家さまとしましては、以前総集編を読んでおります同人誌『おさなのは』のわきさま、以前読みました『さくらリンク』を描かれまた色々同人誌も購入しております河南あすかさま、それに以前総集編を読んでおります同人誌『リリカルなのコマ』のタマゴルビーさまがいらっしゃいました…また、『ViVid』の作画担当の藤真拓哉さまと以前読みました『Force』の作画担当の緋賀ゆかりさまがイラストを提供しております。
…タマゴルビーさまはカバー下の4コマ担当でございます。

お話たちのほうは、上で触れました公式アンソロジーが無印から『StrikerS』までを舞台にしておりましたのに対し、今回収録されておりますお話たちはそれ以後…主に『ViVid』の頃を舞台にしたお話が多かったです。
一番多かったのは、やはりヴィヴィオさんとアインハルトさんのお話…あと意外なところではゲンヤさんと家族になったナンバーズのかたがたのお話も2つございました。
今日の日誌のタイトルにしました作品の様に、ティアナさんが主役のお話もあって一安心…百合的にも悪くなく、以前購入しました同人誌以上にスバティア分を久し振りに補給できた感じでございますし、やはりお二人は非常によろしゅうございます。
どのお話もコメディ分や明るい雰囲気のものが多かったでしょうか…個人的にはそちらのほうが嬉しいです。
また、意外と百合的にも高めの作品が見受けられたのも嬉しいところ…上で触れました様にヴィヴィオさんとアインハルトさん分が多めでございますけれど、その他の皆さまもスバティアやなのフェなどそれなりにはございます(なのはさんとフェイトさんカップリングは「なのフェ」と表現しないといけない、と以前購入しました同人誌にありましたので…/何)
それにしても、帯の煽り文句「君が選ぶ、君のヨメ!!」はいかがなものかと…正直、少し引きました(「アンソロジー、はじめました。」も、上で触れました公式アンソロジーの存在を無視しているみたいであまりよい感じではございません…)
…『Force』のお話も1つ(しかも河南あすかさま…)収録されておりましたけれど、やはり個人的にはトーマ氏はいらないです…(その他の作品は全て女の子たちがメインでしたので問題ございませんでしたけれど)

イラストのほうはアンソロジーでございますので玉石混淆ではございますけれど、どれも悪くはなかったです。
百合的には上で触れました様に意外と感じさせる作品が収録されておりました。
ともあれ、久し振りにティアナさん分を多少なりとも補給できただけでも価値のあった作品…いえ、そうでなくても一定水準の作品たちでございますし、よきものでございました(同人誌にもよい作品はたくさんございますけれど、費用対効果を考えればこちらのほうがすぐれているのは言うまでもないこと…)

2010年09月11日

毎日が ひだまりの ねこ集会

先日はこの様なものを購入してまいりました。
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久し振りのアニメサントラと…
○ソ・ラ・ノ・ヲ・ト オリジナルサウンドトラック
○魔法少女リリカルなのは コミックアラカルト
○ねこみみ学園よろずや
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…一番上はCD、その他はコミックとなります。
CDのほうは現在DVDを購入しております『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』のサントラ…このアニメは音楽も非常によく、思わずサントラを購入してしまいました。
アニメ作品で音楽に惹かれてサントラを購入するまでに至りましたのは『ココロ図書館』くらいでございますので(『学園アリス』のサントラも購入しているみたいでございますけれど)、これは相当でございます…私が観ましたアニメで音楽が秀逸でしたのはこの2作品に加えて『∀ガンダム』の3作品、といったところでございましょう(ですので『∀ガンダム』のサントラも購入したいところかも…)
以前クリアしまして現在2周めをしております『Fate/EXTRA』のサントラもほしいところではございますけれど、あの手のゲーム作品のサントラは出ない気がいたします(せめてゲームに音楽鑑賞モードがあればよかったのに…)
と、9月29日に以前完全版をクリアしております『ソルフェージュ』のボーカルコレクションが発売するみたい…ボーカルCDは無印にPSP版と完全版とばらばらなものを3枚持っておりますけれどやはり1枚で全て聴けるほうがよろしいですし、こちらも買いましょう。

コミックのほうは、前者は『なのは』が好きということで、後者は何となく気になりましたので購入をしましたものとなります。
どちらもなかなか悪くなさそうなものでございますし、未読なコミックたちとの兼ね合いをつけつつ読んでまいりましょう(最近、コミックを読んでいない気がいたしますけれど…)


上で触れました様に『Fate/EXTRA』は2周めをキャスターさんでしているのでございますけれど、これが終了しましたらセイバーさんで3周めをしようかと思います。
いえ、どうやら主人公のお名前に漢字が使えるみたいでございますので、3周めは漢字で「灯月 麻美」とつけてみようかな、と…(名字は漢字が使えてももう夏梛さんのもので…)
でも、1周めであれだけレベル上げを頑張りましたのに、この作品は2周めのやる気がずいぶんとございます…過去の経験からしますとそこまで頑張りますと2周めをやる気なんて全くなくなるのでございますけれど、それだけこの作品が有り余る魅力を持っている、ということでございましょう(麻美さんが走っている姿を見るとさみしさが少し埋められる、という理由もございますけれど…ちなみに麻美さんこと主人公さんは立ち絵よりも3Dなほうが好きかも?)
posted by 桜乃 彩葉 at 05:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | (更新終了)一般作品等購入履歴

2010年09月10日

みるち〜ものがたり講座39

(み:藤枝美紗さん、ふ:逢坂蕗さん、あ:鴬谷菖蒲さんです)

み&ふ:みるち〜ものがたり講座〜♪

み:みんなご無事でいてくれてるかな、ものがたり講座の時間だよ〜。

ふ:何だか『みるち〜』な講座は久し振りの気がしますね…。

み:は、はわわ、最近のこっちの講座の企画は『は〜ちゅ』でまとめてやっちゃったり、時間がないからってみたいに普通の日誌に書いちゃったりしてたから…!

あ:あらあら…。

ふ:でも、今回はこうして久し振りに開けましたね?

み:うん、今回は講座を開くだけの時間があったから…それじゃさっそく来月、10月発売予定のコミックたちを見ていくよ〜。
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9日発売予定:『スケッチブック(7)』『らき☆すた(8)』
12日発売予定:『つぼみ(8)』『この靴しりませんか?』
13日発売予定:『トランジスタティーセット 〜電気街路図〜(3)』
18日発売予定:『むげんのみなもに(1)』『すこやかパラダイムシフト』『それが君になる』『絶対少女アストライア』
19日発売予定:『はやて×ブレード(13)』
22日発売予定:『デンタル漫画 はみがき子たん(2)』『さくらリンク(2)』
23日発売予定:『ささめきこと(7)』
27日発売予定:『ねこみみぴんぐす(2)』『三者三葉(8)』『がんばれ!消えるな!!色素薄子さん(4)』
下旬発売予定:『百合少女(3)』
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ふ:18日のものは百合姫コミックス、12日の後ろの作品はつぼみコミックスですね。

み:うん、こうして見てみると、来月発売予定のコミックはかなり豪華な気がするよ〜。

ふ:まず百合なアンソロジーだけでも『つぼみ』に加えて『百合少女』もありますからね…『ComicリリィPLUS』がどこかに消えちゃいましたけれど…。

み:その2冊も楽しみだけど、『スケッチブック』『はやて×ブレード』『ささめきこと』、そして何より『ねこみみぴんぐす』とものすっごく続刊を楽しみにしてた作品たちの続きが出てくれるのがとっても嬉しいよ〜。

ふ:『スケッチブック』はしばらく新刊を見ませんでしたけれど、一安心ですね…『ねこみみぴんぐす』も第2巻を出さないことが少なからずありますまんがタイムきららコミックスの中で無事に出てくださってよかったです。

み:『ねこみみぴんぐす』は最終巻らしいのがさみしいけど、出てくれるだけでも嬉しいところだよ〜。

あ:あらあら、そうですね…。

み:百合姫コミックスは『すこやかパラダイムシフト』っていうすこやかさまのコミックが出るのが、すっごく嬉しくって楽しみだよ〜。

ふ:竹宮ジンさまや乙ひよりさまに倉田嘘さまといったかたがたと並んでいい短編を描いてくださるかたですよね…確かに楽しみです。

み:ただ、『絶対少女アストライア』はまだ序盤な気がするんだけど、巻数が書いてないってことはもう完結させるつもりなのかな…『百合姫S』廃刊に伴う縮小の一環だと思うけど、ちょっとやりすぎな気がしちゃうよ〜。

ふ:その他、『三者三葉』はきらら系では異常といえる巻数ですけどまだ最終巻じゃないみたいでこのまま10巻を越えるのか気になりますし、『色素薄子』さんは発刊ペースがはやい気がします…と、『らき☆すた』はまだ買うんですか?

み:う〜ん、その作品は『みなみけ』以上に惰性で買ってる作品だから切っても全然問題ないんだけど、ここまで買ってきたら…って思っちゃうんだよ〜。

あ:あらあら…。

ふ:いずれにしても、まずは今月発売予定の作品を無事に買うことですね。

み:そうだね、今月は絶対数は少ないけど、百合姫コミックスもあるし、きらら系も『ふおんコネクト!』『チェルシー』っていった良作たちの最終巻が出るから忘れない様にしないとだよ〜。

ふ:大好きなあのかたにお勧めできる様な作品に出会いたいですね。

み:うん、そうだね…そのかたをはじめ、お会いできないかたがたのご無事を願って、今日はばいばいだよ〜。


あ:あらあら、皆さまお忙しいと思いますけれど、どうかご無理はなさらないでくださいね…?
posted by 桜乃 彩葉 at 06:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | あさかな/すみりおRadio

2010年09月09日

マニハニ Maniac Honey

〜拍手のお返事〜
03:10>
何と、『Fate/EXTRA』のほうは名前に漢字を使用できましたか…私の勘違いでしたみたいで、お教えくださりありがとうございました。
でも面倒とのことで、懐かしの『みずいろ』あたりみたいな変換方式など、何か特殊な方法なのでございましょうか…ともあれ、2周めはすでにはじめてしまいましたから、3周めをします際に試してみようかと思います。


先日は虎穴通販より、この様なものが届きました。
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『ストパニ』な同人誌がまた…
○マニハニ Maniac Honey(5)
○Make Strawberry
○宇宙の子供
○どのカップリングが好きですか?
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…今回も全て同人誌となりますので、先日購入しましたもの同様に参考にならない百合度評価をつけつつ感想を書こうかと思います。
ちなみに、今回も全て夏のイベントにて出ましたアイテムとなります…この夏のイベントも意外と同人誌を購入しました気もいたしますし、以前冬のイベントの際にもいちごさんの集会で行っておりますまとめを行ってもよいのかもしれませんけれど…。

○マニハニ Maniac Honey(5)《百合度評価:★★★★☆(4.4)》
こちらはオリジナルな作品となりまして、以前作品を購入しておりましたりとお気に入りなサークルとなっております【Junk-lab】、つまり竹宮ジンさまの作品ということもあり、また以前購入をしておりますシリーズということもあり購入をしましたものとなります。
内容としましては、その以前購入しております第4巻の続きということで、伝奇要素の強いお話…なのでございますけれど、やはり作者さまが作者さまでございますので、そうしたファンタジー要素よりも百合方面にこだわったものとなっております。
今回はメインのお二人がついにお互いの気持ちを伝え合うのでございますけれど、そこでお話は完結となっております…まだまだ伝奇要素のほうがかなり描かれていない状態ではあるのでございますけれど、当初からお二人が結ばれたところで完結にする予定でしたみたいです。
ということでサブキャラさんたちの関係も含め物語としましてはやや消化不良の感はございますけれど、それでも悪くないものでございます。
竹宮さまは今後も百合漫画一筋で活動していくとあとがきでおっしゃっておられますし、商業、同人問わず今後の活動にも期待してまいりましょう。
…この『マニハニ』は総集編が出れば、少しありがたいかも?(何)

○Make Strawberry《百合度評価:★★★★★(4.5)》
こちらは『ストパニ』な二次創作作品となりまして、好きなジャンルの作品ということで購入をしました作品となります。
内容としましては、過去にこのサークルさまが出された作品の総集編とのことでございますけれど、このサークルさまの作品を過去に見かけたことがない…いえ、それだけにかえってこうして総集編を入手できたというのは、素晴らしいことでございますけれども。
お話のほうはアニメ版が舞台で百合要素重視のオールキャラ作品…千華留さまと絆奈ちゃん、玉青さんと渚砂さん、夜々さんと蕾さん、そして檸檬さんと籠女ちゃんというかたがたがメインのお話たちが収録されております…それらのお話には静馬さまと深雪さんや光莉さんと天音さま、スピカ生徒会の面々も出ていらしてまさにオールキャラ作品、と思いきや千代ちゃんが表紙にしかいない気が…。
アニメ版を舞台にしておりますのに、エンディング後のカップリングが玉青さんと渚砂さんになっていて、静馬さまが振られているお話になっております…以前購入しました同人誌もそうでございましたけれど、やはり玉青さん派のほうが多いのでしょうか(私も玉青さん派…静馬さまには深雪さんがいらっしゃいますし)
また、この作品はル・リムが多い…作者さまがあとがきでアニメ版はル・リムの出番が少なかったと嘆いていらして私も同じ気持ちでございますので、よいことでございます。
ともあれ、イラストも内容もよい作品でございました…これでこの夏で入手できました『ストパニ』な同人誌は3冊めと、意外とまだまだあるみたいでございます(といいましても以前購入しましたものは冬のイベントのもので、残り2冊は総集編でございますけれども…)
この作品の作者さまがあとがきでおっしゃっておられます様に『ストパニ』は残念ながらもう衰退しているジャンルかとは思いますけれど、私はやっぱり今でも大好きな作品でございますし、これからも何かしら出ていただきたいものでございます。

○宇宙の子供《百合度評価:★★★★☆(3.4)》
こちらは『はやて×ブレード』な二次創作作品となりまして、好きなジャンルの作品ということで購入をしました作品となります。
内容としましては、夕歩さんの手術後のお話…ということでもちろん順さんとのカップリングのお話になるかと思いきや、メインは順さんと夕歩さんの母親というお二人のお話となっておりました。
お二人は夕歩さんを巡るライバル同士、といった感じでございましょうか…これはこれでなかなか面白い内容の作品でございます。

○どのカップリングが好きですか?《百合度評価:★★★★☆(3.4)》
こちらは『なのは』な二次創作作品となりまして、スバティアカップリングが期待できそうということで購入をしました作品となります。
内容としましては、『なのは』における4つのメイン(らしい?)カップリング、つまりなのはさんとフェイトさん、はやてさんとヴィータさん、スバルさんとティアナさん、そして…何故かフェレットとクロノ氏という4組のカップリングそれぞれの短編を収録した作品となっております。
どれもコメディでございまして、やや変態的なところはございましたもののなかなか面白かったでしょうか(最後のカップリングを除いて…あれはBL云々以前に下品すぎて引いてしまいます)
コメディかつやや変態ながらスバティア分を久し振りに少しでも補給できただけでも収穫…作者の人があとがきで書いている様な暴挙をしなくってたすかりました、本当に。
…ちなみに、アリサさんとすずかさんカップリングも4コマ1つだけ収録されております…最後のカップリングよりも、こちらのほうが重要かと思いますのに…。
posted by 桜乃 彩葉 at 05:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | (更新終了)同人系作品購入履歴

2010年09月08日

limit panic!

先日クリアしましたゲームの感想です。
恐い作品…
□limit panic!
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.3)
 ○グラフィック評価:★★★☆☆(2.5)
 ○システム評価:★★★☆☆(3.3)
 ○内容評価:★★★★☆(4.0)
 ○音楽評価:★★★★☆(3.5)
 ○声優評価:★★★☆☆(3.4)
 ○難易度:★★★★☆(4.0)
 ○百合度評価:★★★★★(4.5)
 ○付加要素(おまけなど):★★★☆☆(3.3)
 ○総合評価:★★★★☆(3.7)

こちらは以前同人誌とともに購入をしましたもので、過去に以前クリアしております『ノゾミカナエタマエ』などよきゲームを出していらっしゃるサークル【VALLEL】さまの作品ということで購入をしたものとなります。
同人誌と一緒に購入していることからも解りますとおり、こちらは今年の夏のイベントで出ました同人ゲームとなります。

内容としては、ヤンデる感じの百合コメディアドベンチャーゲームとなります。
ということでジャンルとしましてはアドベンチャーゲーム形式…選択肢で物語が分岐していくかたちでございます。
お話の主人公は二ノ瀬まなさんという、この作品においては普通と思われる女の子…普通のはずなのでございますけれど、前日に惨劇があっても普通に過ごせていたり、殺し合いを喧嘩の一言で済ませられたりと、この人はこの人でなかなか常人とは違った神経を持っている気がいたします。
物語は夏休み、その主人公のまなさんと妹さんの二ノ瀬胡桃さんが突然やってきた黒服の人間に拉致され、親友である白宮鏡香さんの別荘へ連れてこられそこで夏休みを過ごす、というものなのでございますけれど…問題はその胡桃さんと鏡香さんでございます。
仲の悪いお二人…
…右にいらっしゃる胡桃さんは胸は大きいものの(主人公も大きいですけれど)一見かわいらしい妹さん、左にいらっしゃる鏡香さんはスレンダー体型のお嬢さまなのでございますけれど、このお二人は両方ともまなさんのことが大好き…そう、それはもう病的なほど大好きなのでございます。
そのため胡桃さんと鏡香さんはお互いを敵視しておりまして、さらにこの別荘では夜になりますと0時まで何でもしてもよい時間となってしまいますので、これ幸いにとお互いがお互いを消そうと戦いをはじめてしまうのでございます。
さらに悪いことに、このお二人は普通の人間とはかけ離れた肉体能力を持っておりまして、加えて病的な感じでございますので、ときには想いが昂じてかまなさんに刃を向けてきてしまわれることもあるのでございました。
まなさんはそんなお二人に振り回されつつ、何とかお二人が仲良くできる様にならないか、考えるのでございました。

この様に書きますと何だか恐い一辺倒のホラーゲームみたいに見えてしまいますけれど、基本的にはコメディタッチ…以前クリアいたしました同じサークルさま制作の『maiden panic!』に似た雰囲気がございます。
けれど、夜になったり後半になりますと、お二人のヤンデレ振りが本当に恐くって、ホラーといっても過言ではないほどになってまいります。
特に妹さんの豹変振りが恐すぎます…表情もそうなのでございますけれど、ここは声優さんの演技が秀逸でございましょう(本当に声優さんは大変なお仕事でございます…)
ちなみにサブキャラとしましては万能メイドの井上さんとSPのグラサンさんとマッチョさんがおります…後者2名の男キャラは本名もあるのでございますけれど、まなさんがそう呼んでいらしてまたキャストでもこう書かれておりますのでこうしておきましょう。
メイドさんはストーリーにも絡んでくる、それに素敵なかたなのでございますけれど、SPのお二人は完全なコメディ要員でございます…いえ、百合の邪魔にならない、それにこういう愉快なキャラならいてもまだ大丈夫です。
と、『maiden panic!』『ノゾミカナエタマエ』にはそれぞれ共通するキャラクターが出ておりましたけれど、今回はその様なことはございません。

ゲームのシステムとしましては普通のノベル系の様に選択肢を選択することにより進行していくのでございますけれど、この選択肢がかなりシビアになっております。
エンディングの数も膨大なバッドエンド、つまり誰かが殺されてしまったり自分が死んでしまうというエンドが多数あり、その数は以前廉価版をクリアしております『アオイシロ』並でございます。
その『アオイシロ』同様に何気ない選択肢を選びますと相手がヤンデレモードを発動してまなさんを殺害してきたりしますので、事前のセーブは重要かもしれません(中には本来お鍋で防ぐことになっているメイドさんのチョップを見切ろうとして見切れず死んでしまうという間抜けなエンドもありますが…)
先日クリアいたしました『Fate/EXTRA』のゲーム開始時に「理不尽な選択肢やデッドエンドがあるのでセーブデータを複数用意することをお勧めします」というメッセージが出るのでございますけれど、そのメッセージはむしろこちらの作品にこそふさわしいものでございます(『Fate/EXTRA』はそこまで危険な選択肢はなかったと思います)
また、この作品には「ヤンデるゲージ」というものがございまして、これは近しいものでございますと『アカイイト』の吸血ゲージの様なものでございましょうか…これは胡桃さんと鏡香さんがどれだけ病んでいるかを示すゲージでございまして、こちらもエンディングに影響しそうでございます。
そのバッドエンディング、年齢制限なしの作品ということもあり直接殺されてしまうシーンは描かれていないのがまだ私にとっては救い…いえ、もう現状で十分恐ろしいですから、そこまでしなくってもおなかいっぱいでございます。
私は残念ながら全てのエンディングを出すことができなくって、特にハッピーエンドが最低1つは開示できておりません…。
開示できましたハッピーエンドは、一つはまなさんと胡桃さんが無事に別荘を脱出し仲良く夏休みを過ごしまた鏡香さんはメイドさんと一緒になったらしいエンドで、もう一つは何と胡桃さんと鏡香さんがラブラブになりメイドさんを伴って駆け落ちをしてしまい孤独になったまなさんがSPたちとともにそれを追いかける、という超展開となっておりました。
まなさんと鏡香さんが一緒になるエンディングがございませんので、おそらくそれが開示できていないのでしょう…でも、個人的にはメイドさんが好きでございますので、この2つのエンディングで十分満足できました。
特に、個人的には後者のエンディングがよかった…お二人を病ませてしまうまでに鈍感なまなさんなど、それ相応の報いを受ければよろしいのです(何)
…ちなみに、オープニングなどを見ます限り、まなさんがヤンデレ化するルートもありそうな感じなのでございますけれども…『ノゾミカナエタマエ』みたいに一連のエンディングを見たら新たなシナリオが現れる、なんてことがなければよろしいのでございますけれども…。

イラストのほうはこれまでの【VALLEL】さまの作品と同様で、悪くございません…評価は控えめでございますけれど、結構好きだったりいたします。
グラフィック、つまり背景絵などは普通でございます。
システム面は、この『アオイシロ』並のバッドエンドの数でしたらクイックセーブ&クイックロードや選択肢スキップがあったほうがよかったかもしれませんけれど、ロードにかかる時間がないに等しいですから別に気になりません…また、ヤンデるゲージが何ともいえず恐いです(これは褒め言葉でございます)
内容面のほうは、コメディあり恐怖あり、そして百合分も十分にありと、なかなか面白い作品でしたかと思います…でも、ヤンデレというものはここまで恐いものなのですね…。
音楽のほうはなかなかよきものでしたかと思います…胡桃さんルートのときに流れていた挿入歌がちょっと気になります(何)
声優さんは同人ゲームでございますので知名度での評価はしたくないところ…皆さん声はキャラに合っており、また妹さんなど声の使い分けもよろしい感じでございました。
難易度のほうは、私は残念ながら全てのエンディングを開示できませんでしたので、そういう面では『Fate/EXTRA』より難しい、と判断しなければならないかもしれません(ノベルゲームとしましては『アカイイト/アオイシロ』並?)
百合的にはヤンデレの方向でなかなか…主人公のまなさんがはっきりしないかたながら、それでも百合ゲームと言っていいほどにはございます。
付加要素としては、CGモードに音楽モード、キャラクター紹介とシーン回想モードと一通りのものが揃っております。
ということで、思った以上に恐ろしい作品ではございましたけれども、それでもコメディ作品としても百合作品としても面白くよき作品でしたかと思います。
こちらの制作者さまの公式サイトを見ますと、今後しばらくは新作ゲームを制作される予定はないみたいでそこは少々残念ではございますけれども、活動自体を休止するわけではないですし、のんびり見守りましょう。

何だか年々同人ゲームは個人的に惹かれるものがなくなってまいりまして、今回の夏のイベントで購入しましたのは、ついにこの作品1つのみとなってしまいました…以前購入しております『その花びらにくちづけを あなたと恋人つなぎ』の新装版も一応は夏のイベントのアイテムではございますけれど、こちらはあくまで以前クリアしておりますものののリメイク版でございますから。
でも、以前クリアしております『ルセッティア』を制作されたこちらのサークル【EasyGameStation】さまや以前クリアしております『マジカルホップ』を制作されたこちらのサークル【2CCP】さま、以前クリアしております『劇場版まじかるブリンガーころな』を制作されたこちらのサークル【さんだーぼると】さまのサイトを見ますと、それぞれ期待できる新作を制作中みたいでございますので、今年の冬かそれ以降あたりは期待できるのでございましょうか。
…と、9月の中旬になかなか期待できそうな同人ゲームと同人アニメがございまして、それらを予約してみました…どうなることでございましょうか。


一方、先日クリアいたしました『Fate/EXTRA』のほうはデータを引き継いで2周めを行うことにいたしました…今回はサーヴァントをキャスターさんにいたします(名前は1周めと同じくヒヅキ・アサミさん…)
キャスターさんは声もよろしい感じで、問題のないよさそうなキャラでございます…力量はセイバーさんに劣るみたいですけれど、敵の手の内や礼装が引き継がれておりますので1周めよりは楽な戦いができるはずで、楽観視していきましょう。
そのキャスターさん、那須野の決戦などと口にしていらっしゃることから、ほぼ確実に玉藻前かと思われます…そのうち明らかになるでしょう。
第1回戦の相手は言うまでもなく慎二さんなのでございますけれど、ふと気になったことが…他のマスターたちは1日めで対戦相手が決まっていたみたいなのでございますけれど、どうして慎二さんは空いていたのでしょう…?(このあたりはゲームの都合ということで気にしてはいけない?)
ともあれ、1周め以上にのんびり…次に時間をかけてやる予定のゲームもございませんし、本当にのんびり進行していこうかなと思います。


先日の美紗さんの講座で触れました物語の構想についてでございますけれど、フィリアさんたちのお話の主人公を麻美さんにするという案…よく考えますと、あれは少々厳しそうでございました。
いえ、麻美さんとフィリアさんのタイプが近くって、フィリアさんの影が薄くなってしまいそうかも…と。
ですので、そちらの物語は当初の予定通りにいちごさんを主人公にしていこうかと考えております。
とはいっても麻美さんの物語も書いてみたいですから、彼女のお話は中編を収録する『みーさのものがたり』の第3章に持っていこうかと思います(第2章は智さん、第4章は美紗さんの予定です)
わずか一日での予定変更ということでお騒がせをいたしましたけれど、よろしくお願いいたします…。

2010年09月07日

は〜ちゅものがたり講座50

(み:藤枝美紗さん、しゃ:永折美紗さん、ふ:逢坂蕗さん、あ:鴬谷菖蒲さんです)

み&しゃ:は〜ちゅものがたり講座〜♪

み:9月なのにまだまだ暑くって、それに色々さみしくってつらくなっちゃいそうだけど、何とか元気を出してものがたり講座だよ〜。

しゃ:うん、お会いできないのはとってもさみしいけど、きっととってもお忙しいんだと思うし、みしゃたちはご無事を信じて、陰から応援するだけだよぅ。

あ:あらあら…。

み:それでね、みーさが落ち込んでばかりだったら心配かけちゃうし、元気で心配いらないよって伝えるためにも、毎日の日誌をちゃんと書き続けてくのとともに、物語のほうも何とか書いてく様に頑張ったんだよ〜。

ふ:そしてこの『は〜ちゅ』な講座が開かれたっていうことは、何か公開できるまでに物語が完成した、っていうことですか?

み:うん、いくつか更新してみたから、順番に紹介してみるよ〜。

しゃ:わぁ、何かなぁ?

み:まずは長編なんだけど、この彩菜さんの物語から第5章が完成したよ〜。

しゃ:わぁ、これって…ついにハッピーエンドだよぅ。

ふ:本当です、よかった…って、でも、これってまだ完結ってわけじゃなさそうですね。

み:うん、結ばれてラブラブになってから、ってお話も書きたいから、あと1章は続く予定だよ〜。

しゃ:でも、ここまできたらもう完結が見えてきた感じだよぅ。

あ:うふふっ、楽しみにしていますね。

み:うん、それで次はこっちの中編のお話たちを収めた『みーさのものがたり』から第1章の『あやちゃんとみしゃ先生』が完成したよ〜。

しゃ:わぁ、みしゃとあやちゃんの物語だよぅ…みーさちゃん、ありがとうだよぅ。

み:喜んでもらえたら、みーさもとっても嬉しいよ〜。

ふ:これは上で触れた彩菜さんの物語の少し前にあったことなんですね…う〜ん。

しゃ:どうしたのかなぁ?

ふ:あっ、いえ、美月さんは彩菜さんのことを「あやちゃん」って呼ぶみたいで、みしゃさんはアヤフィールさんのことを「あやちゃん」って呼んで…少しややこしいです。

あ:あらあら、そういえば私のことは「あーやちゃん」になるみたいですね。

しゃ:わっ、確かにちょっとややこしくなっちゃうかもだよぅ。

み:は、はわわわ〜!

しゃ:でも、逆にこれをネタにできたりしたら、かえっていい感じかもだよぅ?

み:はわわっ、そ、そうだね、それじゃこのままでいってみるよ〜。

あ:あらあら、この『みーさのものがたり』、今後の予定などはあるのでしょうか…?

み:えっと、とりあえず次は春のお話、浅井智さんと朝倉あゆみさんの物語にしようって考えてるよ〜。

ふ:なるほどです…じゃあ、長編のほうは、何か考えてるんですか?

しゃ:そういえば、彩菜さんのお話も終わりが見えてきたし、何か次の構想とかあるのかなぁ?

み:うん、今のところ一応2つくらいあって、彩菜さんのお話が完結したら、そのどっちかを書いてみようかなって思ってるよ〜。

しゃ:わぁ、どんなお話なのかなぁ?

み:えっと、まず1つめはフィリアさんたちのお話で…これは主人公を琴音さんからいちごさんに変えようかなって思ってたんだけど、ちょっとそれもやめて麻美さんを主人公にしようかなって考えてるんだよ〜。

ふ:麻美さんっていうと、みーさちゃんたちも参加しててここにフィンさまがファンサイトを作ってくれてる『私立天姫学園』にいる、アサミーナこと石川麻美さんですよね?

しゃ:麻美さんを主人公にするっていうことは、いちごさんとエリスさんのことはなくなっちゃうのかなぁ?

み:ううん、琴音さんとフィリアさん、いちごさんとエリスさんのことは麻美さん視点でもちゃんと書くつもりだよ〜。

ふ:登場人物を多くするのが苦手なみーさちゃんがちゃんとまとめられるのか、楽しみです。

み:は、はわわ、その登場人物だけど、今のところ麻美さんにいちごさんと琴音さんにフィリアさん、とてもお世話になってます桜花さまの持ちキャラからエリスさんと夏梛さん、やっぱりとってもお世話になってますつばささまの持ちキャラから流々さんが登場予定だよ〜。

しゃ:もう一つの構想は何かなぁ?

み:もう一つはティセちゃんを主人公にして、学園にいるティアちゃんとかあすなちゃんとかも出る、微笑ましいお話を考えてるよ〜。

ふ:確かにその面々ですと微笑ましそうです…けど、『なのは』あたりに似ない様に気をつけてくださいね?

み:はわわ、旧版でティセちゃんのお話を書いた頃は、まだ『なのは』はなかったから、真似しちゃってるんじゃないんだけど…とにかく気をつけるよ〜。

しゃ:こっちはどんな人が出る予定なのかなぁ?

み:えっと、ティセちゃんに叡那さんとねころさん、葉月先生、ティアちゃんとあすなちゃん、桜花さまの持ちキャラからカティアちゃんとセニアちゃんにエリスさんとみしゃさん、それに真紅ちゃんって予定だよ〜。

しゃ:わっ、みしゃも出るんだぁ…でもセニアちゃんとかがいるのに、閃那さんは出ないのかなぁ?

み:う〜ん、閃那さんやティナさんを出すとお話が広がりすぎそうだから、そのお二人を出すとしたら別の新しいお話でなのかな、って考えてるよ〜。

ふ:あと、真紅ちゃんが出るみたいですけど、ヘキサさんはいいんですか?

み:そこも難しいところなんだけど、このお話はねころさんが叡那さんと結ばれてるお話だからちょっと厳しいかもだよ〜。

ふ:いずれにしましても、桜花さまに許可をもらいたいところですよね…。

み:うん、それに今回完成した2つの物語、それぞれつばささまの美月さんと桜花さまのみしゃさんが重要な役割のキャラになってるんだけど、あんな描写で大丈夫か、機会があったらおうかがいしたいところだよ〜。
  特に、美月さんと彩菜さんの出会いのシーンは、当初のものとはずいぶん変わっちゃってるし…。

しゃ:…あ、それで、今回の更新はこれだけなのかなぁ?

み:あ、えっと、ううん、あとは短編として、上で触れた学園を舞台にしたものたち…これまでにあのかたに送らせてもらったものを、公開してみたよ〜。

しゃ:えっと、この『アサミーナのお願い』とこの『アサミーナとかな様とお祭りと』とこの『お昼休みは…(アサミーナ編)』の3つだねっ。

ふ:全部麻美さんの物語なんですね…。

み:うん、今みーさの中で麻美さんが特にお気に入り、っていうか色んな意味で思い入れが出てきてる人だから…ちなみに、みーさが声優さんのお仕事内容を解っていないからおかしな内容になってる可能性もあるけど、そこは許してあげてもらいたいよ〜。

ふ:いずれにしましても、ご無事を心からお祈りするばかりですね…。

み:うん、それを信じて、みーさはこれからも何とか物語を書いていってみるよ〜…と、今日はもう時間だから、ここまでだよ〜。

しゃ:また次回もよろしくお願いします、だよぅ。


あ:あらあら、最近は皆さんお忙しそうでご無事も確認できない状態で心配ですけれど、どうかくれぐれもご無理はなさらないでくださいね…?
posted by 桜乃 彩葉 at 07:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | あさかな/すみりおRadio

2010年09月06日

Fate/EXTRA

先日クリアしましたゲームの感想です。
よきものでした
□Fate/EXTRA
 ○イラスト評価:★★★★☆(4.0)
 ○グラフィック評価:★★★★☆(3.7)
 ○システム評価:★★★★☆(4.0)
 ○内容評価:★★★★★(5.0)
 ○音楽評価:★★★★☆(4.0)
 ○声優評価:★★★★☆(4.0)
 ○難易度:★★★☆☆(3.3)
 ○百合度評価:★★★★☆(3.7)
 ○付加要素(おまけなど):★☆☆☆☆(0.5)
 ○総合評価:★★★★★(4.5)

こちらは過日購入をいたしましたもので、大変お世話になっているかたにお勧めしていただきましたので購入をしましたものとなります。
機種としましてはPSPのソフトになりまして、こちらの作品は色々と有名なテスタロッサでない『フェイト』のシリーズの作品となるはずでございます(実は私はTYPE-MOON作品に関しましては知識がなくって…)

内容としては、何でも願いを叶えてくれる力を持つ聖杯を争奪する、「聖杯戦争」を勝ち抜いていくゲームとなります。
ジャンルとしましてはRPG…パッケージ裏には「対戦型ダンジョンRPG」となっております。
主人公は当然その聖杯戦争に参加する人の一人…なのでございますけれど、記憶喪失状態になっていたりと他の参加者たちとは少々違うところがございまして、それはゲームを進めていくうちに明らかになっていきます。
主人公は『サモンナイト』シリーズの様に男女選択式でございまして、名字と名前にニックネームもつけることができます…けれど、ニックネームで人に呼んでもらった記憶はございません…(ちなみに、名前に漢字は使えません…/追記:どうやら私の勘違いみたいで漢字も使えるみたいです)
また、その『サモンナイト』シリーズでいいますところの護衛獣…こちらではサーヴァントといいまして過去の時代の英雄たちを一人仲間にすることができまして(戦闘はサーヴァントにしてもらうことになります)、こちらも3人の中から選択することができます。
サーヴァントは騎士タイプでちょっと態度が尊大な女のかたのセイバーさん、弓使いの男の人なアーチャーさん、それに和風のおきつねさんな女のかたのキャスターさんから選べます…強さもこの順番らしく、私は諸般の理由からセイバーさんを選択してみました。
その「セイバー」というのはそのかたの本当の名前ではなく、ゲーム中に対戦する他のサーヴァントたちもそれぞれに本名を持っております…いずれも歴史に名を残しているかたがたでございまして、そのあたりを見ていくのもなかなかに楽しいものでございます。
その様な皆さまが参加される聖杯戦争はまず予選が行われるのでございますけれど、これを突破した人が128人でございまして、聖杯の作り出した、月にあるらしい仮想空間にてトーナメント形式で争っていき最終的に残った一人のみが聖杯を手にすることができるのでございます…負けた人間は即座に死が待っております(逃れえた例外も2例ほどございますけれど)
死、というのは電脳死を迎えるとのことでございますけれど、これは皆さん魂だけの状態でこの仮想空間にきていらっしゃり、その魂が死んでしまうことみたい…肉体は麻美さん(と、私の主人公は女のかたで名前は「ヒヅキ・アサミ」…以降麻美さんと表記します)やありすさん以外のかたは現実の世界にあるみたいですけれど、そちらはどうなるのかよく解りません(脳死状態にでもなってしまうのでしょうか)
当初は目的も解らず参加していた麻美さんでございますけれど、聖杯戦争を勝ち抜いて色々な対戦相手の生き様、散り様を目の当たりにしたり、サーヴァントや遠坂凛さん(orラニさん…ここはゲーム途中の選択肢で変わります)と接していくことで人間的に成長していきます。
個人的には麻美さんへ一番影響を与えたのは第2回戦の相手であるダン・ブラックモア卿かと思うのですけれど…ともあれ、7人のかたと対戦することになるのでございますけれど、いずれもマスター、サーヴァントともに印象の残るものでございます。
…個人的には、聖杯戦争の舞台となります仮想空間にいる他の大多数の、麻美さんと戦うことなく消えていくマスターたちが気になるのでございますけれども…毎回お話をしていますと、結構情がわいてしまいます。

先日までに聖杯戦争の決勝まで勝ち抜いていたのでございますけれど、新たなアリーナが開放されたりとまだ何者かが待っていそうでございましたので、レベル上げを行っておりました。
けれど、セイバーさんの腕力が255の評価「EX」にまで上がりましたので先へ進むことに…ちなみに防御は「A+」、敏捷と幸運は「C」、魔力は全く上げていないので「E」でございました。
いよいよ聖杯のもとへ…麻美さんとセイバーさん、それに遠坂凛さんの3人で向かいまして、聖杯までたどり着くまでの間、セイバーさんがこれまでのことを回想いたします。
聖杯というのは、この作品においては地球をずっと観測していた、月にある大きな物質のこと…これは人類誕生のはるか以前より存在しており、その力はもはやあらゆる願いを叶えるだけのものがあるのでございます(この作品の舞台である仮想空間もその力によって作られております)
そこまでたどり着いた麻美さんたちでございますけれど、聖杯の下にはかつてここにたどり着いた他の聖杯戦争勝者たちの棺があり、その上にとある人物が座っておりました。
その男はトワイス氏というのでございますけれど、彼はNPCであるとともにマスターでもあるという、麻美さんに似て異なる存在…詳細は省略いたしますけれど、彼がこの聖杯戦争の黒幕的存在となりまして、麻美さんたちと相容れない考えから戦闘となりました。
しかも、彼のサーヴァントは「セイバー」ではなく「セイヴァー」でございまして、真名は明らかにはされませんでしたけれどどう見ましても釈迦とものすごく強そうなサーヴァントであり、雰囲気は最後の相手にふさわしいものでございました。
そう、ものすごく強そうに見えたのでございますけれど、こちらがレベル78、腕力を最大にまで上げたのがやりすぎでしたのか、これまで戦ったサーヴァントの中で一番弱くて、宝具を使用するまでもなく2ターンで倒してしまいました…(一度のスキルで7,000以上のダメージが与えられますから…完全に力押しです)
トワイス氏消滅後、麻美さんは凛さんに見送られ聖杯へ接続…元がトワイス氏同様にNPCである麻美さんはそうすることで自らが消滅してしまうことは解っていたのでございますけれど、それでもここまで勝ち残ったからには、これまで戦ってきた人たちに対し礼を失しないためにもそうしなければならなかったのでございます。
麻美さんの願いは、もちろんこの聖杯戦争をなくすこと、それに凛さんが無事に元の世界へ戻れること…自分の存在が消滅する前に何とか願うわけでございますけれど、ここで少々意外なことが判明いたしました。
詳細は伏せておきますけれど、麻美さんそのものは消滅しましたのでハッピーエンドではないもののけっして希望のない終わりかたではなく、無事に元の世界へ戻れました凛さんは麻美さんのモデルになったかたを探し出すことにしたみたいでございますし、セイバーさんもまたそのかたとお会いできる日を待つことにした…のでございました。
エンディングはクレジットのBGMをもう少し何とかしてもらいたく、またややあっさりとしたものでしたけれども、それでも悪いものではなかったでしょうか…RPGのエンディングなんてどれもこれもあっさりしておりますから(何)
…そういえば、エンディングに出てきた、元の世界に戻ってきた凛さんは髪の毛が金色でございました…。

ゲームをクリアいたしますとクリアデータがセーブできまして、それを選択しますといくつかのデータを引き継いで2周めが可能です。
引き継げるデータは所持している礼装(その他のアイテムは引き継げません)とお金、あとはこれまで開示した敵の手の内…お金は放っておいても貯まっていくものであまり意味がございませんけれど、他の2つはなかなかありがたいことかもしれません。
特に開示した敵の手の内が引き継げるということは、はじめからこちらが一方的に敵を攻撃することが可能ということで、難易度が大幅に下がるはずでございます…持っている礼装を利用すればなおさらでございます(赤原礼装のみ消えておりましたけれど、構わないでしょう)
あと、1周めに一部の人物が、2周めをするなら藤村先生の願いをきちんと聞いておくべき、とおっしゃっていらっしゃり、2周めには何か追加要素がありそうでございます。
その2周め、クリアデータを用いますと予選の名もなき男子生徒のシーンは全て飛ばして、主人公の出番からはじめることができます(オープニング曲も飛ばされます)
けれど、クリアしてからあの名もなき男子生徒の予選を見ますと、はじめやったときには気付かなかったことにいくつも気付くことができて少し楽しいです。
藤村先生の授業にトワイス氏の話が出てきていたり、他のかたがたが予選を突破しようとする姿に気付けたり、またこの名もなき男子生徒の前の席に麻美さんが座っていたり…レオさんが目を向けたのは男子生徒ではなくその前の席に座る麻美さんへだったのでございましょう(ただ、この時点ではまだ主人公の男女選択をしておりませんけれど…女性がデフォルト、と認識しておきましょう)
…ちなみに、クリアデータを使用して2周めを行う場合、セーブデータにございます経過時間はクリアデータの時間が加算されます。

そんなこの作品でございますけれど、ゲームの基本的な流れは計7回戦の聖杯戦争本戦を相手の情報を探りつつアリーナと呼ばれるダンジョンで自らを鍛えていく、というものでございます。
相手の情報は色々な場所で入手できますけれど、案外難しくなく、注意深く進めていましたらまずきちんと全て入手できる様になっていると思います。
舞台となる学校で毎日聞き込みをすることになりまして、人によってはこれが面倒と感じるのかもしれませんけれど、私はこの名もなきマスターたちとの交流が案外好きでございまして、名もなきマスターさんたちの個性も十分に感じられ、それだけに戦いが進むごとに彼らの姿がどんどん消えていき、最後には誰もいなくなるのが切ないのでございました(誰が最後まで残っているか見ていくのも楽しいものかと…名もなき人で最後まで残った人は、図書室のNPCにすごいサーヴァントを持っている、と言われておりましたっけ)
また、この作品はゲーム開始時に理不尽な選択肢などが存在すると脅されてしまいますけれど、こちらも大丈夫そうな選択肢を選んでおけば、少なくとも私はひどいことになったことはございませんでした。
一方のダンジョンのほうは、何といえばよろしいのでしょう…一般的なダンジョンRPGのものかとは思うのですけれど、私はダンジョンRPGというもの自体をしたことがございませんので、はっきりしたことは言えません。
これまでRPGはファンタジーな雰囲気のものしかしたことのなかった私でございますけれど、こちらの作品は舞台が近未来となっておりまして、雰囲気も現代的なものでございます…ファンタジーな作品に3Dな映像はいまいちなのでございますけれど、こういった作品でしたら特に違和感もございません(でもやっぱりキャラクターの表情だけちょっと…なのでございますけれど、そこは会話時にきちんとした絵で顔がでますからよしといたしましょう)

戦闘のほうは「対戦型ダンジョンRPG」とあります様に、サーヴァント戦だけでなく普通の敵が相手でも全て1対1となっております。
戦闘システムはなかなか独特なものとなっておりまして、3すくみシステム…簡単に言いますとじゃんけんとなっております。
つまり、攻撃開始前に攻撃(attack)、防御(guard)、強打(break)の3つの手から1つを選択してこれを6つつなげて攻撃をしまして、攻撃は強打に強いものの防御に弱く、防御は攻撃に強いものの強打に弱く、強打は防御に強いものの攻撃に弱い…という流れで進んでまいります。
さらにはじめて出会った敵は手の内がほとんど見えず、戦闘を重ねることで手の内が開示されていきます…ですので戦闘を重ねると楽になりますけれど、はじめは何とかうまく敵の手を読んで攻撃をする必要があり、レベルが高くても無策で攻撃していては厳しい戦いを強いられることになります。
ただ、それでも穴はございまして、サーヴァントの持つスキルを使用すると、敵がスキル以外の普通の攻撃をしてきていた場合はそれを無効化して攻撃を叩き込むことができます…中盤以降はこれで力押ししていくことができます。
特に、私が選択しましたセイバーさんは、後半になりますと敵サーヴァント戦も含め完全に力押しで押し通すことができます…必殺技である宝具及びそれを発動した後に使用可能となりますスキルがあまりに強力すぎて、その時点でどの様なサーヴァントが相手でも無力化します(釈迦はそれ以前に倒せましたけれど…)
また、サーヴァントのマスターもコードキャストという技が使用できましたり、また手持ちのアイテムも使用可能でございます…特に敵サーヴァント戦はこれらを活用するのが大切で、これらを出し惜しみせず使えばまず負けないはずです。
ということで、戦闘は見た目ほど難易度は高くございません…けれど、これはあくまで力押しの可能なセイバーさんを選んだ場合のことでございますので、魔法タイプのキャスターさんや間接攻撃タイプのアーチャーさんを選んだ場合、難易度が上がる可能性が高いかもしれません。

キャラクターのほうは、皆さまなかなか魅力的なかたがたでしたかと思います。
主人公は男女選択式でございますけれど、『サモンナイト』などと違って男女どちらを選択したとしましても主人公の思考は一緒だと思われます…ただ主人公が普通のキャラみたいにしゃべるシーンは実はございませんので、そのあたりはあまり気にならないかと思います。
主人公はときどきキャラクターがつかめなくなることがあったり、またその存在はかなり特殊でしたりしますけれど、基本的には普通のかたですかと思います…
主人公さん
…作中では地味地味と言われますけれど、個人的には女主人公の外見は普通にきれいなかたで大好きでございます(彼女を操作して探索などができるのが楽しい…/この項目の画像提供は【(C)TYPE-MOON (C)2010 Marvelous Entertainment Inc.】です)
サーヴァントは今回はセイバーさん…
セイバーさん
…つまりなぜか女性化しているローマ帝国の皇帝ネロを選びまして、このかたははじめの頃は主に声に違和感があったのでございますけれど、ゲームを進めていくうちにその違和感も消えまして、そしてキャラクターとしましても皇帝らしく尊大ながらなかなか人間的魅力にあふれたかただということが解りました。
主人公を女のかたな麻美さんにしましたので百合的にもなかなかよきものがございまして、『サモンナイト』シリーズで主人公、パートナーをともに女の子にしたときくらいの百合さは感じられます。
また、上でも触れました様にセイバーさんはさすがに強い…中盤以降は完全な力押しで敵を封殺することが可能です(特にサーヴァントのMPを常時回復できる方法を得られた後はスキルを使い放題でございますので、負ける要素が0になります)
他のサーヴァントお二人のうち…
キャスターさん
…おきつねさまな女のかたのキャスターさんもとても気になるかたでございます…男のかたなアーチャーさんも悪くなさそう(むしろよさそう)なのでごはございますけれど、私はやはり基本的にパートナーは女のかたのみでございます(途中でサーヴァントが男の場合かなりきつい描写になりそうなシーンがございましたし…/何)
作品のメインヒロイン的存在でございましたのは、遠坂凛さんでしたでしょうか…これは第3回戦後の選択肢によっては、インド風な不思議系少女のラニさんになるかもしれませんけれど、私はやはり凛さんしか選べません。
遠坂凛さん
…この遠坂凛さんが外見もよろしい感じな上に性格もツンデレさんでしたりと、個人的にはこの作品でいちばんよいキャラと言えるかたでございました…百合的にも、麻美さんとの関係がとてもよろしいものでしたかと思います。
ラニさん
…ちなみにこちらが選択肢によっては凛さん同様にメインヒロイン的存在になるはずのラニさん…アトラス院というところが作ったホムンクルスみたい?
後は対戦することになるマスターたち…第1回戦の慎二さんは小物ながらどこか微笑ましい、第2回戦のブラックモア卿は立派な武人、第3回戦のありすさんは子供な、第4回戦のランルーくんは狂人としかいえない、第5回戦のユリウス氏は恐ろしい人ですが真実を知ると切ない、第6回戦はラニさん(or凛さん?)でございますので置いておき、決勝戦のレオさんはまさに王子さま、といったそれぞれに特徴的なかたがたでございまして、どのかたもその生き様が印象に残ります。
同時に彼ら、彼女らのサーヴァントも特徴的で、第1回戦のフランシス・ドレイク提督は慎二さんとのコンビがよい感じでございましたし、第5回戦の格闘家もバーサーカー化前は立派なものでございましたし、こちらもそれぞれに印象の残るものとなっており、また倒した後は情報マトリクスの情報が全て開示されますのでそれを読んでみますのも楽しいものでございます。
その他のキャラとしましては、まず教会のお二人…こちらもマスターたち同様に地上世界からやってきたかたがたなのでございますけれど、結局謎のまま終わってしまいました。
後はNPCというムーンセル、つまりシステム側が作り出したキャラクターたちがいるのでございますけれど、藤村大河先生とか桜さんとか、あるいは言峰神父とか、妙に個性的な人たちがいらしたのが印象に残ります。
これらNPCは過去に聖杯が観測した地上の人間を元に作られているそうで、もしかしなくてもこれらの個性的な面々は原作の『Fate/stay night』あたりに出てきたりしたかたがたの友情出演、といったところなのでございましょうか(凛さんも原作にもいらしたキャラっぽいのでございますけれど、彼女はメインキャラでの登場です)
ともあれ、メインとなりますセイバーさんや凛さんを中心に、キャラクターは皆さん魅力的でよろしいかたがたでしたかと思います(嫌いといえるキャラがいなかったですし(ランルーくんやトワイス氏は微妙かも?)…逆に、それだけに倒して消滅させるのは切ないのですが)
そういえば、エンディングクレジットのキャストに「両儀式」なる謎の人物がおりましたけれど、一体何者…他にも一人会っていない人物の名前がありましたけれどあれは名前の順番からしてきっとラニさんをたすけた場合の第4回戦の相手なのでしょうけれど、この人物はトワイス氏よりも後、最後の紹介でございましたので、本当に謎の人物でございます。
以前クリアしておりますPSP版『ユーディーのアトリエ』のスフィアさんも当初出会ってもいないのにエンディングに名前があって何者かと思ってしまいましたし、この謎の人物もそうしたエンディング後に存在する人なのでございましょうか…今回見落としがなければ、2周めの追加要素の人でしょうか。

イラストはなかなかよきものかと思います(ただ、原作とは少し違うみたい?)
グラフィックは3Dなのでございますけれど、こうした現代風の雰囲気の作品でございましたらそれも悪くなく、特に問題なくよきものでございました。
システム面では戦闘が独特のものであり、他にも情報マトリクスシステムなど悪くないものかと思います。
内容のほうは、ストーリーもキャラクターも問題のない、よきものでしたかと思います…個人的にはかなり好きで、今年やったゲームの中では以前クリアいたしました『トトリのアトリエ』などよりも上でございます。
今年になってしましたゲームとしましては上で触れましたPSP版『ユーディー』や『トトリ』と同じくらい、あるいはそれら以上にやり込んだ気がいたしますし、ストーリーはほぼ一本道ながら様々な魅力のあるよい作品かと思います。
音楽のほうも悪くなくよきものでございましたけれど、エンディングのクレジット時の音楽はもう少し何とかしていただきたかった…あと、オープニングはALI PROJECTさまが歌っておりますけれど、かなり聞き取りづらかったのが残念…。
声優さんのほうはキャスターさんが斎藤千和さんでしたり凛さんが植田佳奈さまでしたりとなかなかよろしいものでございますけれど、フルボイスでないのが残念…ちなみに、主人公に声はございません(台詞すら…?)
難易度につきましては、そういえば私は初心者モードでしたのでございましたっけ…思ったより簡単でしたのはそのためか、それとも力押しが可能でしたセイバーさんがサーヴァントでしたからか、それともレベルを上げすぎたからか、いずれかの理由によるものかと思われ、通常モードでしていたりサーヴァントが他のかたでしたりレベルをそれなり程度にしていた場合は、主に対サーヴァント戦の難易度が上昇するかと思われます。
それ以外の要素…ダンジョンは隠し通路に気をつければ踏破率100%は普通にできますし(後半のアリーナのほうが複雑かと思いきや、そうでもない…)、情報マトリクス開示なども普通に進めておりましたら普通に埋まりますし、デッドエンドや理不尽なものもあるという選択肢も、まともなものを選んでいけば大丈夫かと思われますし、時間に追われすぎる『トトリ』よりむしろ簡単でしょうか。
百合的には百合々々というわけではございませんけれど、同じく主人公が男女選択式な『サモンナイト』、あるいは『アトリエ』シリーズくらいにはあったかと思います…もちろん、主人公を女のかたにした場合でございます。
百合な対象としましては主人公とサーヴァント、あるいは主人公と凛さん(orラニさん?)となるわけでございまして、エンディングまで見ますと両方のカップリングが成立しているのではないでしょうか。
付加要素は何もございません…ここまで面白い作品でございましたら、限定版で購入すればよかったかもしれません。
ともあれ、この作品はとても面白い作品でございました…最近はPSPなソフトを連続でしているとはいいましても以前クリアいたしました『GA』に以前クリアいたしました『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』と一種のキャラゲーが続いておりましたので、たまにはこうしたRPG作品をするのもよろしいでしょう。
またTYPE-MOON作品というものはこれまで手にする機会がなかったのでございますけれど、面白い…といいましても、他の作品は主人公が男でございましょうから、やはり私が手を出す機会はなさそうでございます…。

今後のゲームにつきましては、以前購入しております『limit panic!』はもうすぐ目途付けを行おうと思いますし、以前購入しております『その花びらにくちづけを あなたと恋人つなぎ』の新装版もやりたいところでございますし、『GA』『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』などの周回もよいのでございますけれど、引き続きこの『Fate/EXTRA』の2周めをしてみようかと思います。
1周めであれだけ時間をかけてクリアしたゲームの2周めはなかなかつらくてやる気が出ないことのほうが多いのでございますけれど、こちらの作品は妙に2周めをしてみたい気持ちでございました。
それは、上で触れました様に追加要素が何かあるということが解っているからなのかもしれません…あと、『トトリ』あたりは主人公やその周囲(特にロロナさん)が幼すぎてやる気が起きないというのもあるかもしれませんし、その『トトリ』はのんびり自分の納得できるまでのレベル上げなどやり込みが時間制限の関係でできなかたったので、それができる分この作品のほうが楽しいと感じているのかもしれません。
ともあれ、サーヴァントをキャスターさんにして2周めをしてみようかと思います。
キャスターさんはセイバーさんみたいに力押しができなさそうな感じがしますので、どれだけ難易度が上がるか少々怖いですけれど、そこはよりレベルを上げるなりして進みましょう…2周めでございますので、のんびり進行しようかと思います(その後、もしかするとセイバーさんでよりのんびりと3周めをするかも…/何)
…もちろん、3回戦後にたすけるのは凛さんでございます。

この『Fate/EXTRA』をお勧めしてくださった、大変お世話になっておりますあのかたには感謝でございます…けれど、もうずっとお会いできない日々が続いております…。
9月に入っても非常に暑い日々が続いておりますし、ご無事でいてくださればよろしいのですけれども…他にもお姿の見えないかたがいらっしゃいますし、皆さまお忙しいかとは思いますけれど、どうかご無理はなさらずに…。


ゲームといえば…
工画堂スタジオ『白衣性恋愛症候群』
こちらに公式サイトのございます、工画堂スタジオさまの新作『白衣性恋愛症候群』を購入すべきかどうか検討中です。
PCなゲームはよほどのことがない限り家庭用ゲーム機への移植を待つのでございますけれど、こちらはジャンルが「キラ☆ふわガールズラブ看護師アドベンチャーゲーム」となっていたりと百合作品だというのがほぼ確定みたいでございますので、購入を前提で考えております(以前クリアいたしました『ソルフェージュ』みたいに色々追加版が出そうな気もいたしますけれども…)
ちなみに、発売日はまだ未定みたいでございますけれど、2010年秋になっているみたい?

2010年09月05日

通り雨

先日は虎穴通販より、この様なものが届きました。
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『スト魔女』の同人誌も…
○通り雨
○SamplitudeF107
○スフィンクスの魔女(2)
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…全て同人誌となりますので、以前購入しましたもの同様に参考にならない百合度をつけつつ感想を書こうかと思います。
と、今回購入しましたものは全てこの夏のイベントにて出ましたものとなります。

○通り雨《百合度評価:★★★★★(4.5)》
こちらはオリジナルな作品となりまして、見るからに百合な雰囲気を出しておりましたことや以前購入しております『私の彼女』を描かれたサークル【ぐらっちぇぐらっちぇ】さまの作品でしたこともあり購入をしましたものとなります。
なお、こちらの作品には年齢制限がございますのでご注意ください。
お話としましては、タイトルどおり通り雨に当たられた二人の、初対面の女の子のお話となります。
雨宿りのために初対面の先輩さんをお家へ招きいれ着替えをさせるのでございますけれど、その先輩さんの胸が大きいので気になって…という展開となるでしょうか。
年齢制限ありな作品でございますので後半は過激なシーンとなっておりますけれど、それでもなかなかよい作品…このサークル【ぐらっちぇぐらっちぇ】さまは今後も百合な作品を描いていくとまえがきでおっしゃっておりますので、お気に入りサークルにしまして今後もチェックしていきましょう。

○SamplitudeF107《百合度評価:★★★★★(5.0)》
こちらはジャンルとしては何になるでしょう、虎穴通販のジャンル分類では「その他-その他」になっておりましたもので、百合と明記されておりましたりまた以前購入しております『SamplitudeWE7』と同じシリーズになるはずの作品のため購入をしましたものとなります。
なお、こちらも年齢制限ありな作品となりますので、ご注意くださいまし。
内容としましては、その以前読みましたもの同様に麻美子さんというかたと綾子さんというお二人の女のかたのお話…今回はそのお二人が海へ行くのでございますけれど、仁美さんというかたと静さんというかたもついてきてしまったのでございました。
年齢制限ありでございますので、後半はお二人が過激なことをされ…ちなみに後者のお二人もカップリング成立でございます。
そういえば、この作品って以前のシリーズはオリジナルに分類されていたのでございましたっけ…もう声優さんの二次創作、となったわけでございましょうか。
でも、今現在実在しているかたを、しかも年齢制限ありの同人誌にしてしまうなんて、大丈夫なのでございましょうか…(いえ、架空の人物というスタンスでございましたっけ)
最近は声優さんに関わる物語を書いてみましたり、また大変お世話になっておりますかたの関係もございまして、これまでにも増して声優さんというものが気になってきているでしょうか…百合でございましたらなおさらです。
…そのあのかたは、やはり頑張っていらっしゃるのでございましょうか…ご無事をお祈りしておりますので、ご無理はなさらずに…。

○スフィンクスの魔女(2)《百合度評価:★★☆☆☆(2.0)》
こちらは『ストライクウィッチーズ』な二次創作作品となりまして、このジャンルの作品は本来もう購入しないことにしていたのですけれども、以前第1巻を購入しておりますし、また準公式な作品ということもあり購入をいたしました。
内容としましては、ネウロイと戦いを続ける連合軍のアフリカ戦線を描いたものとなります。
今回のお話はエジプトのカイロ付近の戦いを描いた『バザールで水煙草を』が中心となっております…たくさんのウィッチが活躍いたしますけれど、やはり同時に軍人の男性たちを渋く活躍させているのもこの作品の特徴でございます。
今回のお話は後にエジプト第2代大統領となるナセル氏の回想、というかたちになっておりました…前巻はパットン将軍の回想になっていた気がしますけれど、パットン将軍が史実どおり交通事故死していたりナセル氏が大統領になれていたりと、近いうちに対ネウロイ戦争は人間側の勝利になるはず…?(ただしパットン将軍の事故死は1950年と、史実より5年遅れ…)
お話としては百合的には現在第2期の放送しておりますアニメより低いでしょうけれど、内容は負けておりません…とてもよきものかと思います。
どうやら次の冬のイベントにて第3巻が出るみたいで、いよいよスエズ運河奪還作戦が描かれる模様です。
ちなみに、やはりマンガとノベルの両方が英文併記でございます…と、そうそう、史実でございましたらすでに死去しているはずのアラビアのロレンスも登場しております。


先日購入いたしました『limit panic!』のほうはようやくハッピーエンドと思われるエンディングに到達…いえ、この作品は以前廉価版をクリアしております『アオイシロ』並に死亡エンドが多く、しかももっともらしい選択肢を選択しましてもすぐ死んでしまいますので、非常に厄介なものなのでございます(メイドさんのチョップで死んだのには、主人公自身もこんなバッドエンドがあるなんて、とびっくりしておられましたけれど/何)
ようやく見ることのできましたハッピーエンドなのでございますけれど、これはこれでなかなかの超展開…いえ、このお話は主人公の女の子を巡って妹さんと親友が殺し合いをするという恐ろしい作品なのでございますけれど、最後にはその殺し合いをしていたお二人が主人公を放置してラブラブになってしまったのでございます。
でも、そんなエンディングも個人的には有り…というより、大好きでございます。

クリアしたまとめをしてもよいのかもですけれど、エンディングリストがまだ1/3も埋まっておりませんので、せめてもう少し…ハッピーエンドもあと1、2個はあると思いますので、そちらを見ることができましたら改めてまとめようかと思います。
とりあえず今言えますことは…ヤンデレというのは想像以上に恐ろしく、これはもうホラーの域でございましょう。
posted by 桜乃 彩葉 at 07:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | (更新終了)同人系作品購入履歴

2010年09月04日

魔法とパンツとオレ

先日読みましたコミックの感想です。
パンツ分多め…
□ぱんつぁープリンセス(1)
■鬼八頭かかしさま
 ○イラスト評価:★★★★☆(3.5)
 ○内容評価:★★★☆☆(3.3)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.3)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.3)

こちらは先日『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』のDVDなどとともに購入をしましたもので、何となくよさそうでございましたので購入をしましたものとなります。
コミックスとしましては劇場版や『A's/StrikerS』などのコミカライズ版『なのは』などと同じものとなります。
作者のかたは以前読みました『魔法の呪文を唱えたら』や以前読みました『雅さんちの戦闘事情』などを描かれたかたとなります。

内容としては、国に伝わる儀式を行うために旅立つことになりました王女さまと二人のお供のかたがたの冒険を描いた魔法ファンタジーなコメディとなります(それよりもパンツ描写に力が入っておりますけれど/何)
主人公のミーティアさんはコモンズ王国という国の王女さま…とても恥ずかしがりやなかたではございますけれど、正義感の強い、そして雷撃魔法を得意とする女の子です。
そのコモンズ王国では王女さまは14歳の誕生日を迎えると儀式の旅に出る習わしとなっておりまして、ミーティアさんもその例に漏れず旅に出ることになります。
その旅の目的は王家に伝わる強力な魔法を継承するためのものなのでございますけれど、その魔法というのが「羞恥魔法」といいまして、何と恥ずかしさが増せば増すほど威力を発揮するというとんでもない魔法…。
それはともあれ、その魔法を完成させるには4つの魔石が必要ということで、ミーティアさんは常におそばに仕えている騎士のサーシャさんと客分の身分であるアティさんのお二人とともに旅に出ることになったのでございました。
サーシャさんは長い黒髪の剣士さま、アティさんは『魔法の呪文を唱えたら』のプラウディアさん同様に女の子大好きな変態さんでございます…いえ、アティさんはアティさんでなかなか強いかたでございます。

旅での道中ミーティアさんたちは色々な騒動に巻き込まれますけれど、このあたりはその解決方法といい『水戸黄門』を意識したものでございましょう…つまり、ミーティアさんのパンツに描かれた王家の紋章を見せることによって相手を跪かせるわけでございます。
また、この巻ではあまり大きな動きを見せなかったライバルがおりまして、それが王家御三家筆頭のオワーリ家当主だとのことで…尾張家なのでございましょう。
と、この作品、作者のかたの他の作品たちからも解ります様に相変わらずパンツ描写がものすごく多く、また変態的な描写も多いでしょうか…変態分は『魔法の呪文を唱えたら』よりも過剰ながら『雅さんちの戦闘事情』よりはやや抑えられており、まだぎりぎり大丈夫でございます(男たちが特に変態でございますけれど、使い捨てキャラでございますので…)
また、この作品は『魔法の呪文を唱えたら』の100年前のお話となりますので、今後レナーシャさんなどが登場する予定みたいでございます。

イラストのほうはよいものかと思います。
百合的にはアティさんが変態的な方向であったり、その他の皆さまも女の子ばかりでございますのでなかなか感じられますけれど、まだ明確なカップリングは特にないでしょうか。
ともあれ、今回は4コマではなく普通のストーリーものとなっておりまして、相変わらずパンツばかりでしたりと変態的ではございますけれどなかなか面白い作品でございますし、悪くない作品かと思います。
…ちなみに、なかなか過激になりがちな描写もございますけれど、一応胸は文字などで隠されております(何/いえ、先日読みました『なのはForce』など、隠さない作品も結構ありますから…)


また、同時にこちらも読みましたので…。
こちらもパンツな作品…
□魔法とパンツとオレ
■ベンジャミンさま
 ○イラスト評価:★★★★☆(4.0)
 ○内容評価:★★★☆☆(3.4)
 ○百合度評価:★★★★☆(4.0)
 ○総合評価:★★★★☆(3.5)

こちらも上の作品と同時に購入をしましたもので、何となくよさそうでございましたので購入をしましたものとなります。
コミックスとしましては『断罪者』や『AIKa ZERO』と同じものとなります。
作者のかたは以前の日誌で触れました『[es]〜エターナル・シスターズ〜』に参加していらしてまた以前読みました『鬼ごっこ』の作者でもあるかたとなります(『鬼ごっこ』の作者の名は黒柾志西さまとなっておりますけれど、同一人物でございます)

内容としては、どんな願いでも叶えるという魔法のパンツ、略してマジぱんを集める女の子たちのコメディチックなお話となります。
主人公はしーなさんとせつなさんという二人の女の子…学校で同級生で親友の関係、となるでしょうか(第1話からお二人が中学生だということが解ります…これはかなり意外でございました)
しーなさんは小さな丸眼鏡をかけていてスレンダーな体型の、西部劇好きな女の子…言葉遣いはやや荒々しく、一人称は「オレ」でございます(この作品の「オレ」というのはつまりしーなさんでございます)
一方、せつなさんのほうは大人しい雰囲気のかわいらしい女の子…上で触れました様にお二人は親友といった関係ではございますけれど、作中のお二人を見ます限り確実に両想いでございます。
ただ、しーなさんは自分の想いに気付いているものの告白は逡巡していらして、一方のせつなさんは純粋な子でございますのでまだ恋という気持ちまでは意識していらっしゃらないかも…?

ともあれ、そんなお二人が集めているのは上でも触れましたマジぱんでございます。
これは本当に魔力を帯びていて、これを履いた者は色々な力を行使することができる様になるという恐ろしい代物…マジぱんを持つ者同士が対決をして勝者となった者は相手のマジぱんを奪うことができます。
しーなさんはとある理由からマジぱんを集め(というより回収し)ておりましたけれど、ある日彼女の持っていた魔力がなぜかせつなさんへ移動してしまい、せつなさんがマジぱん持ちとして戦うことになってしまうのでございました。
どうしてしーなさんがマジぱんを集めていたのかは最後のほうで明らかになります…と、作者のかたがまえがきで「アホアホな漫画ですッ!!アホアホになって読んで下さいッ」と言っております様に、そう難しいことは考えずにそういう気持ちで読んでしまってよろしいかもしれません。
とりあえず、しーなさんは色々なかたからモテモテでございます…一応せつなさんが好き、という女の子もお一人現れましたけれど、いずれにしましても百合描写はかなりある作品でございましょう。
ただ、この作品は上の作品以上に過激な描写が多く、そこがややきついでしょうか(こちらは年齢制限ぎりぎりではないでしょうか)…それでも一応上の作品同様に胸はあらわにまではしていなかった、はず…(それ以上に過激に見える描写が多々ございますけれど)
あと、この作品にも○の娘がおりました…単なる端役でございますので気にしなくてよろしいのかもですけれど、やはりあまりよい気分ではございません…。
…と、ちなみにこの作品はこの1冊で完結でございます。

イラストのほうはよきものでございます。
百合的には主役のお二人をはじめ、色々とあるかと思います…やや過激な感じなものもございますけれど。
ともあれ、上の作品に続いてパンツ繋がりということでこちらも同時に読んでみましたけれど、パンツ分はこちらのほうが多かったでしょうか…でも、上の作品とこの作品、両方ともパンツにこだわっているのは確実でございます(こちらの作者さまはスク水にもこだわっております)

2010年09月03日

Magical Record Lyrical Nanoha Force

先日読みました作品の感想です。
個人的には好きでない…
□魔法戦記リリカルなのはForce(2)
■都築真紀さま(原作)・緋賀ゆかりさま(作画)
 ○イラスト評価:★★★★★(4.5)
 ○内容評価:★★★☆☆(2.6)
 ○百合度評価:★☆☆☆☆(1.0)
 ○総合評価:★★★☆☆(2.8)

こちらは先日『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』のDVDなどとともに購入をしましたもので、過去に既刊を読んでいることもあり購入をしました作品となります。
コミックスとしましては『ありかる』などと同じものとなります。
こちらの作品はタイトルからも解ります様に以前読んでおります『なのはViVid』や以前読んでおります劇場版のコミカライズ版などと同様に『魔法少女リリカルなのは』シリーズの1作となります。
作画担当のかたは以前読みました『キディ・ガーランド ぴゅあ』の作画なども担当されたかたとなります。

内容としては、『なのはStrikerS』から6年後、なのはさんがもう25歳になった頃のお話となります。
と、説明が以前読みました第1巻の感想と同じとなってしまいましたので、登場人物などの紹介はそちらをお読みくださいまし。
なお、この感想は魔法バトルものの作品が特に好きというわけではない、そうしたものよりも百合要素を優先して見てしまう者の書いております感想となりますので、この作品の感想の場合は特にご注意くださいまし。

この巻ではいよいよ再結成された機動六課と敵方であるフッケバインという組織が衝突いたしますけれど、無印に『A's』『StrikerS』と同様の道を歩みます…つまりはじめは手も足も出ず大敗し、シグナムさんとアギトさんが瀕死(普通でしたら確実に死んでおりますけれど、さすがにシグナムさんを殺さないでしょう…)の重傷を負ったりしてしまいます。
このあたりの、未知の勢力と交戦して力の差を見せ付けられるほど苦戦するという描写は無印の頃…はそうでもない気もしますけれど、『A's』のヴォルケンリッターあたりからの伝統、お決まりの展開でございましょうから、見るのはつらいものの仕方がないです。
敵組織のフッケバインというのは、エクリプス因子という現時点ではまだ詳細はよく解らないものに感染した者たちの集う組織…その因子に感染した者は自身が兵器化してしまう上に人を殺し続けなければ自らが滅びてしまうという厄介な、それはもう非常に厄介な人になってしまうのでございます。
また、その因子に感染している者に対しては魔法攻撃が全く通じないみたいで、ですので機動六課は今のところ大幅な劣勢となっているみたいでございます(管理局もそのことは把握していて、今現在対策中みたいです)
ちなみに、個人的にはそのフッケバインのメンバーは好きになれそうにございません…こんなことは『StrikerS』のナンバーズを見た際にもそう思ってしまいましたけれど(『A's』のヴォルケンリッターは好感度がむしろ味方側より高かったですが)、ナンバーズはまだその後悪くない印象になりましたものの、今回はそうなる可能性はとても低そうです(男率が高すぎですし…)

と、そういえばこの作品の主人公はトーマ氏という男でございましたっけ…かの者は因子に感染してしまい女の子2人ともどもフッケバインに捕らわれてしまい、この巻では特に活躍はなかったでしょうか。
ただ、最後のほうで力を暴走させ戦闘空域にいた全ての人(機動六課、フッケバイン問わず)に甚大なダメージを与えてしまった後、スバルさんと再会…というところでこの巻は終わっております。
あとがきによりますと「ここからトーマを中心に加速」していくそうで…そこを太字にして強調されましても個人的にはこの主人公はどうでもいいキャラとなっておりますので嫌な感じしか受けなく、先はあまり期待しておりません…(ただ、トーマ氏の住んでいた村を壊滅させたのは、彼自身なのでは…という予測が…)
あと2人の女の子、リリィさんについてはこの巻で正体がほぼ解ってきた感じ…もうお一人のアイシスさんはどうもただの女の子ではない模様でございますけれど、それは第3巻で明らかになっていくみたいでございます。

個人的にはトーマ氏もフッケバインの面々も好きになれそうにないこの作品(そもそも私は男が主人公の作品には基本的に手を出しません)…期待しておりますのは過去の『なのは』シリーズの皆さまだけ、となるでしょうか。
この巻ではシグナムさんがぼろぼろにやられてしまわれたのと、あとはなのはさんやフェイトさんにスバルさんがちょっと出てきた程度…残念ながらティアナさんの出番はほぼなかったでしょうか。

イラストのほうはさすがによきものです。
百合的には男の主人公の時点で期待できません…『ViVid』のほうに期待を委ねましょう。
ともあれ、これはかなり長いお話となりそうでございますけれど、私にはあまり…といった作品かもしれません(作品タイトルから『なのは』を外してもらいたいくらい…)
一応『なのは』を冠する作品であり過去のシリーズの皆さんが好き、というただ一点の理由のみで購入し読んでいる作品…これから『なのは』がまたアニメ化するとしましても、この作品だけはやめていただきたいものでございます(万が一これがアニメ化してもDVDは購入いたしません…)

2010年09月02日

Mystery Heart

先日は虎穴通販より、この様なものが届きました。
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今回のイベント唯一の同人ゲーム?
○limit panic!
○Mystery Heart
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…上は同人ゲーム、下は同人誌となります。
同人ゲームのほうはオリジナルな作品となりまして、以前しております『ノゾミカナエタマエ』などを制作されましたサークル【VALLEL】さまの作品となります。
こちらは作品紹介が「ヤンデる感じの百合コメディADV」となっておりますことから、ヤンデレ方面ながら百合の期待できるはずの作品でございます。

では、同人誌のほうは以前購入をしましたもの同様に参考にならない百合度評価をつけて感想を書いてみます。

○Mystery Heart《百合度評価:★★★★★(5.0)》
こちらは『ストパニ』な二次創作作品となりまして、そのジャンルが好きなことやまた以前作品を購入しておりますサークル【不確定性原理】さまが出されたこともあり購入をしました、こちらは夏のイベントのアイテムではなく2009年冬のイベントの作品となります。
なお、こちらは年齢制限ありな作品となりますので、ご注意ください。
内容としましては、渚砂さんが静馬さまと結ばれた後のお話…静馬さまの浮気性な性格に不安になる渚砂さんが、ル・リムの黒魔術部から惚れ薬を受け取って…というものとなっております。
惚れ薬のお話といいますと以前購入しました同人誌『DGS!』を思い出します…もうティアナさんな同人誌はないのでしょうか…(いかにも外れ、というよりファンとしましては逆に最悪で出ないほうがいいと思えそうな内容そうで中身を確認できないものが1冊ありましたけれど…/何)
ともあれ、百合的にも問題なく、またル・リムのかたがたはやはり微笑ましいと感じることのできる作品でございました。
…ちなみに、年齢制限はございますけれど、その表現は以前読みました、年齢制限のない『百合姫Wildrose』より明らかに控えめで、同人誌のほうが年齢制限がシビアだということが解りました。


楽しみにしておりました同人ゲームが届きましたのでさっそく手をつけたいところなのでございますけれど、『Fate/EXTRA』を中断するわけにはまいりません…同時進行で行くしかないでしょう。
その『Fate/EXTRA』はクリア一歩手前の状態かとは思うのでございますけれど、腕力の最大値を目指してレベル上げを続けております。
さらに、今のところこれをクリアいたしましてもキャスターさんで2周め、そして可能ならばもう一度セイバーさんで3周めまでしようかな、と考えております。
ここまで時間をかけましたRPGなゲームでございましたら『アトリエ』『サモンナイト』シリーズの様に2周めをする気は起こらなくなるはずなのでございますけれど、この作品は逆にもっとやりたい気持ちになっております…それほどこの作品が個人的に気に入った、というところでございましょうか。
ですので、この作品をお勧めしてくださったあのかたには大感謝…最近はお会いできない日々が続いておりましてどうされていらっしゃるのか察することしかできませんけれど、陰ながらご無事を願い、そして応援をしております…。
posted by 桜乃 彩葉 at 06:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | (更新終了)同人系作品購入履歴

2010年09月01日

夏祭りの喧騒。恋の、予感―。

先日読みましたコミックの感想です。
素晴らしい作品です
□ひらり、 ピュア百合アンソロジー(2)
■アンソロジー
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
 ○内容評価:★★★★★(5.0)
 ○百合度評価:★★★★☆(3.8)
 ○総合評価:★★★★★(4.5)

こちらは先日『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』のDVDなどとともに購入をしましたもので、過去に既刊を読んでおりますこともあり購入をしましたものとなります。
コミックスとしましてはこれ以外には持っていないものとなるでしょうか。

内容としては、14人のかたの描く百合なアンソロジーコミックとなります。
この作品は以前第1巻が出ておりまして、今回はそれに続く第2巻…巻末には12月下旬に第3巻が出る予定と書かれておりましたし、最近は以前読みまして隔月刊化されました『つぼみ』をはじめ、以前読みました『百合少女』に以前読みました『ComicリリィPLUS』と続刊の出てくださる百合アンソロジーがたくさんあり、とてもよいことでございます。
こちらのアンソロジーは、参加していらっしゃるかたは、私の持っているコミックの作者さまでしたりとそうしたかたは以前読みました『まんがの作り方』の平尾アウリさまくらいしかいらっしゃらず、しかもその平尾さまはノベルの挿絵担当でしたりと、なかなかなじみのないかたが多いということになりますけれど、それは特に気にしなくてもよいことでございます。
…はい、こちらの作品はかなり珍しいことにノベルも収録されております…昨今では『百合姫』ですらノベル収録は稀になっておりますので、本当に珍しいことでございます。

お話たちのほうは、第1巻に続きまして全体的に淡い雰囲気の漂ったものとなっております。
14人も参加していらっしゃるということもあり、『つぼみ』には少し及ばないながらもなかなかに分厚いアンソロジーコミックとなっております。
同じ百合作品ではございますけれど、以前読みました『百合姫Wildrose』あたりとは対極に位置する、といったところでございましょうか…個人的には、この『ひらり、』の様な雰囲気のお話のほうが大好物でございます。
桑田乃梨子さまの『箱庭コスモス』あたりはかなり百合度の薄い作品となってはおりましたけれど、あれはあれで面白い…女の子同士の交流でございましたら、それほど直接的な描写を強くしなくても、やはりよいものはよいのでございます。
ちょっと、今回のこの『ひらり、』に収録されたお話たちは、どれもこれも本当に私の心の琴線に触れるよきお話ばかりで、ここまで大満足のうちに読了できました百合アンソロジーはそうそうございません…『百合少女』より上かもしれませんし、個人的には全く非の打ち所がございませんでした(個人的には男絡みのお話も今回は見当たらなかったので安心です)
本当にどのお話も大好きでお気に入りになってしまいましたので、特によかったものなんてちょっと選べません…ここまで全てのお話に大満足できるなんて、最近の『百合姫/百合姫S』及び各アンソロジーでもなかったことでございます。
それでもあえて特によかった作品を選ぶとしましたら、スカーレットベリ子さまの『マイン』か石堂くるみさまの『七海先輩とありさちゃん』かささだあすかさまの『ほんのともだち』か高嶋ひろみさまの『あさがおと加瀬さん。』か…やはりどれも素晴らしすぎて絞ることができません。
また、この『ひらり、』第2巻は「部活」が小特集とされておりまして、部活もののお話が結構ございました…また、百合の王道といえる学園ものなお話がほとんどでしたでしょうか(違うのはTONOさまの『ピンク・ラッシュ』くらい?)
その『ピンク・ラッシュ』は第1巻からお話が続いている、という意味でもちょっと異色…その他、登場キャラクターなどが第1巻と共通しているところがある作品としましては上で触れました『七海先輩とありさちゃん』などありますけれど、舞台が同じという程度でお話の内容としましては全く別物でございますし、全て読み切り作品と言ってよいでしょう。

イラストのほうはアンソロジーでございますので玉石混淆でございますけれど、悪くはございません。
百合的には告白さえないままに終わる作品もございましたりと直接的な描写となりますと、他の百合アンソロジーに較べますと一段下がるかもしれません…けれど、百合好きさんでしたら百合を十二分に感じられるものかと思います。
ともあれ、これは非常によき百合アンソロジーでございました…一言で言えば、素晴らしいです。
第1巻の評価が妙に低いのが気にかかりますけれど、私の見る目がなかっただけでございましょうか。
上で触れました様に第3巻が12月下旬に発売予定であり、小特集は「プレゼント」のこと…この良質な百合アンソロジーが長く続いてくださることを願いましょう(百合なアンソロジーといえば、上で触れました『ComicリリィPLUS』、第2巻に第3巻は8月下旬発売予定と書かれていた気がしたのでございますけれども、見当たらなかった様な…私の見落とし、でございましょうか…)
『百合少女』といい、こうした雰囲気のアンソロジーは大好き…以前の日誌で触れました『[es]』『百合天国』の様な古きよき(何)百合の雰囲気を持っておりまして、やはり個人的にはあまり過激にはしったりするものよりもこういう友情と恋の中間に位置する様な雰囲気のもののほうが大好きでございます。
特に、大変お世話になっております桜花さまやつばささまといいました、私と以前から接してくださっていらっしゃる大切なかたがたでございましたら絶対にお気に召すかと思いますので、是非是非お勧めしたいところでございます…けれど、最近、そのお二方と接する機会がなくなってきたのが、とてもさみしいところでございますけれども…。
つばささまは先週に私も参加しております、フィンさまがこちらにファンサイトを作ってくださっております『私立天姫学園』のほうでご無事なお姿を拝見できましたからよろしゅうございましたけれども、桜花さまは長い間お姿を見れておりません…。
やはりこの時期は学生さん以外は多忙で大変なのかと思いますし、さらに今年は非常に暑い日々が続き疲れが取れないのかもしれませんし、それとも…いえ、いずれにしましても、どうかご無理はなさらずご無事でいらして、そしてできましたらいずれお会いできますことを、切に願っております…。


『Fate/EXTRA』のほうはおそらくクリア一歩手前の状態ではありますけれど、何だかクリアするのがさみしくって、レベル上げをしております。
私はだいたいのRPGな作品では限界まで強くしてからクリアをしておりますので、今回もちょっと時間をかけて強くしていこうかなと思っております。
特に、レベルを上げることによって得られるスキルポイントを能力値に割り振ってサーヴァントを強化していくのでございますけれど、現在のところ筋力と防御の評価が「A+」にまでなっておりまして…この評価が最終的にはどこまで上がるのかも気になりますので、まずは筋力にポイントを集中して限界までいってみましょう。