2010年10月31日

アイラさんの不思議

こちらのサークル【ふぐり屋】さまの公式ページによりますと、12月に一挙3つの新作が出るみたいでございます。
まずはゲームとしまして『その花びらにくちづけを あまくておとなのとろけるちゅう』でございまして、これはタイトルから解ります様に以前しております『あまくてほしくてとろけるちゅう』の続編となります。
次にドラマCDとしまして『その花びらにくちづけを 夢のような日々』ということで、こちらは以前セカンドシリーズをしております七海さんと優菜さんのお話となります。
最後に同人誌としまして『その花びらにくちづけを 二人のゴールテープ』が出ることになっておりまして、こちらは上の『あまとろちゅ』のお二人のお話となります。
一挙3作品とはとっても嬉しいことで、それに『あまとろちゅ』の続編のゲームが出るということはいずれは以前しております『天使の花びら染め』のお二人も期待できるでしょうか。
いずれにしましても、どれも楽しみにお待ちいたしましょう。

ゲームといえば、こちらに公式サイトのございます…
工画堂スタジオ『白衣性恋愛症候群』
…『白衣性恋愛症候群』につきまして、発売日が今年の秋から未定に変更となったみたいです。
「年末から新春くらいまでに新しい情報をお伝えできるのではないかと」とのことでございますので、当分発売はなさそうでございます…のんびりお待ちすることにいたしましょう。


その様な先日はメロンブックス通販よりこの様なものが届きました。
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何とアイラさん…
○PN25
○PV29
○アイラさんの不思議
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…全て同人誌となりますので、以前購入しましたもの同様に参考にならない百合度をつけつつ感想を書いてみようかと思います。

○PN25《百合度評価:★★★★☆(3.8)》
こちらは『なのは』な二次創作作品となりまして、上でも触れましたサークル【ぱるくす】さまの作品ということで購入をいたしました、10月24日にありましたサンクリなるイベントにて出たらしい作品となります。
内容としましては『A's』終了後のなのフェカップリングや八神一家の皆さまの日常を描いた、ほのぼのとしたものとなっております。
要するにいつもの【ぱるくす】さまの作品の感じということになりますけれど、今回はややなのフェカップリングの色が強かったでしょうか…なのフェカップリングにつきましてはこのサークルさまだけで十分満足できる感じかもしれません。
ここまで同人誌を出してくださったのですから、そろそろコミックサイズの総集編を出してくださることも検討されてもよろしいのでは…。

○PV28《百合度評価:★★★★☆(4.4)》
こちらは『咲 -Saki-』な二次創作作品となりまして、以前購入しておりましたりと上の作品と同じサークル【ぱるくす】さまの作品ということで購入をいたしました、同じイベントにて出ましたものとなります。
内容としましては、かじゅモモカップリング及び部長さんとキャプテンさんのカップリングを主としましたお話となっております。
と、こちらも要するにいつもの【ぱるくす】さまの作品でしたわけでございますけれど、もちろんそれはいい意味でいつもの、ということ…相変わらず両者ともにラブラブでございます。
そして今回はキスがテーマになっているといってもよろしい感じでございますので、百合的にもかなりありましたかと思います。

○アイラさんの不思議《百合度評価:★★☆☆☆(2.0)》
こちらはジャンルではオリジナルに区分されておりましたものの、明らかに以前クリアしております『ルセッティア』を出されましたサークル【EasyGameStation】さまの名作同人ゲーム『シャンテリーゼ』な同人誌でございましたので購入をいたしました、初版は2008年の5月に、第2刷が今年の8月に出ましたものとなるみたいです。
内容としましては、その『シャンテリーゼ』の登場人物のお一人、アイラさんを主人公にしましたコメディ4コマとなっております。
その他、シャンテさんとエリーゼさんなども登場し、『シャンテリーゼ』の本編終了後のエピソードを描いた感じの作品、となるでしょうか。
百合的にはそれほどではございますけれど、まさか『シャンテリーゼ』な同人誌が見られるとは思っておらず、それだけでもよきものでございました。
…どうやらこれは『シャンテリーゼ』などのイラストを描かれたかたの同人誌みたい?


先日からはじめましたゲーム『P3P』のほうは、ようやくほぼ完全に自由行動ができるところまで進むことができました。
学校や町など色々なところを回れるのですけれども、以前クリアしております、そして結構システムの似通っている『Fate/EXTRA』と違い、自分の足で走るわけではなくてポインタ移動なのは少しさみしい…いえ、『Fate/EXTRA』で麻美さん(主人公です)を走り回らせて足音を聞くのが好きでございましたので…(ちなみに『Fate/EXTRA』の感想ページの各評価を当初より0.2ずつ上げました/何)
ともあれ、放課後は色々なことができるみたいで、でもできることは一日に1つとのことで、なかなか悩ましくなっております…やはり彩菜さん(『P3P』の主人公です)らしくまずは学力か魅力を高めなければならないでしょうか(特に、魅力を最大にまで上げないとゆかりさんとコミュが築けないそうですから…)
部活にも所属できまして、そういったコミュというものが大切らしいゲームですので、何かに所属したほうがよさそう…バレー部かテニス部の2つしか選択できないみたいでございますけれど、この2つで彩菜さんの雰囲気でしたら、テニス部のほうが合っていそうでしょうか。
…武器などを購入するお金が円でございまして、しかもカレンダーを見ますと「2009年」と明記されている上「昭和の日」などの祝日までございました…舞台は一応現代日本となるみたいです。

その日の夜からタルタロスと呼ばれるダンジョンの探索も可能となりました。
このダンジョンは『Fate/EXTRA』の様に自分の足で歩きマップを作成し、マップ上にいる敵と戦いつつ先へ進むというもの…やはりこの両作品は結構システムが似ております。
ただこの『P3P』のほうは進もうと思えばいくらでも先へ進むことができまして、さらに日がたつとマップが変わってしまうみたいなのです。
さらにはあまり探索しすぎるとキャラクターに疲労がたまっていってしまうという、レベル上げを延々し続ける傾向のある私には少々きつい仕様…そこは難易度が一番軽いから大丈夫なはず、と思っておきましょう。
マップで新鮮でしたところは、一緒に行動している仲間と散開して行動することも可能、というところでしょうか…極力ゆかりさんとは一緒にいたいのですけれど…(何)
敵に対しましてはマップ上で先に武器を振り下ろせば先制攻撃が可能という、以前クリアいたしました『トトリのアトリエ』などと似た感じになっております…違うのは、敵に先制攻撃をされてしまう場合もある、というところでございましょうか。
戦闘のほうは結構オーソドックスな感じ、でございましょうか…でも連続攻撃や一斉攻撃などなかなか面白い感じでございます。
とりあえず昨日ははじめのダンジョンの11階くらいまで上がってみたところで中断…明日からも疲労を気にせず行けるところまで行ってみましょう(何)

キャラクターのほうは主人公の彩菜さんも『Fate/EXTRA』の麻美さん同様によろしい感じでございますし、やはりゆかりさんがよろしい感じ…桐条美鶴さんも気になる存在でございます。
男キャラはお調子者な伊織順平さんやヒイロ声の(何)真田明彦さんなど悪くなく、主人公やゆかりさんなどとの恋愛要素がないなら使ってみてもいいかなと思います。
ともあれ今のところ面白く感じられますし、このままのんびり進めてまいりましょう。
…『P3P』も『Fate/EXTRA』も主人公さんは人との繋がりや交流を大切にする人でございますけれど、私がお名前をつけました彩菜さんと麻美さんはいずれも性格としては逆に位置する人になってしまうかも…(何)
posted by 桜乃 彩葉 at 07:49 | Comment(2) | TrackBack(0) | (更新終了)同人系作品購入履歴

2010年10月30日

あなたを一目見た瞬間、それが一生の恋になると感じたの。

先日はこの様なものを購入してまいりました。
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期待の作品たち…
○百合少女(3)
○ねこみみぴんぐす(2)
○三者三葉(8)
○ささめきこと(7)
○さくらリンク(2)
○デンタル漫画 はみがき子たん(2)
○がんばれ!消えるな!!色素薄子さん(4)
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…今回は全てコミックとなりまして、また過去に既刊を読んでおりますので購入をしました作品たちとなります。
『百合少女』はよき百合アンソロジー…第3巻も出てくださり嬉しゅうございます。
『ねこみみぴんぐす』と『三者三葉』はおなじみとなっておりますまんがタイムきららコミックスとなりまして、前者はもしかすると一番期待しているかもしれないくらいの作品ながら今回で最終巻…『三者三葉』はきらら系では異例ともいえる第8巻めながらまだ完結ではございません。
その他、4コマKINGSぱれっとコミックスな『さくらリンク』『デンタル漫画 はみがき子たん』も今回で最終巻でございます…並の4コマはだいたい2巻で完結する、というイメージが強いかもしれません(『はみがき子たん』は妙に分厚い…)

コミックといえば以前クリアいたしました『Fate/EXTRA』や以前しております『ロロナのアトリエ』などのコミカライズ版が目に留まりましたけれども、この手の作品はゲームで百合が感じられましても同時に男女の恋愛モードもできてしまいますから、コミカライズ版はそちらになってしまう可能性のほうが高そうに感じられ、手が伸びないのでございました…(前者は主人公が男女選択式ですし、後者…つまり『アトリエ』シリーズ全般は男キャラが多数おりますから…)

今回購入しましたコミックは優先して読みたいと思える作品が多く悩みどころでございますけれど、ともあれ優先順位を高めにして読み進めてまいりましょう。


以前クリアいたしております『Fate/EXTRA』は2周も決勝戦、そして全てが終了したのでございますけれど、ここで1周めと違うことが発生いたしました。
校舎の1階、これまで藤村先生が立っていた場所にタイガー魔法瓶が残されていたのでございますけれど、そこにアリーナに行ってはいけないという警告文が残されておりまして…それでもそれを無視してアリーナへ行ってみますと、1周めにはなかった妙な殺気がアリーナを覆っていたのです。
そして奥へ進みますと、和風で短髪な、そして一人称が「オレ」な女性の姿…近づいてみますと、サーヴァントを100人斬り捨てれば元の世界へ戻れる、と言われて問答無用で襲い掛かってきたのでございます。
それを倒すと別の世界へ飛ばされていきましたけれど、あれは一体…名前は明かされませんでしたけれど、エンディングクレジットにあった「両儀式」というのは彼女のことだったのでございましょうか(戦闘時の名前は単なる「monster」でした…)
と、その人を倒すと相手の攻撃を無効化できる礼装が手に入りましたけれど、一度しか使えないのではあまり意味がない…というより、礼装は2つという制限がございますからどれを装備すればよいか本当に迷ってしまいます。
…その礼装「アトラスの悪魔」なのでございますけれど、使用時の麻美さんの動きが変…特に最後のポーズは一体何なのでしょうか…(これは「赤原礼装」などもそうなのでございますけれども…)

その両儀式さんと思われる人も、それに決勝戦の相手でしたガウェイン卿、さらに最終戦の釈迦と思われるサーヴァントも、ほぼこちらの一方的な攻撃で倒すことができました。
結局、釈迦との戦いも1周めのセイバーさん同様に2ターンで終わってしまいましたし…ガウェイン卿や両儀式と思われる人のほうが強かった気がいたします(相手のスキル攻撃のダメージがたったの200って…いえ、ごめんなさい、こちらのレベルが99なのがやりすぎなのでしょう)
ちなみに、レベルが99にまで上がりますと、敵から得られる経験値が0となってしまいます…つまり99が限界、ということでございました。

そういえば、タマモさんは麻美さん以前に何らかのマスターに仕えていた、という描写がこれまであったのでございますけれど、ここにきてそれがはっきりと解ります…つまり彼女は過去にトワイス氏のマスターになっていたわけでございます。
でも、それも過去のこと…今では麻美さんのことしか考えていらっしゃいませんし、何の問題もございません。
セイバーさんも百合的によきものでございましたけれど、こちらもよきものでございました。
結局タマモさんも主人公をニックネームで呼ぶことはなく終わり、やはりこれまで誰もニックネームで呼んできておりません…残された可能性はアーチャーさんかラニさんなのですけれど、そのお二人のキャラクターからして可能性は低い気がいたしますし、そうなるとニックネームは何のために設定しているのか…。

ちなみに、確かに主人公の名前に漢字を使うことはできました…よく命名画面を見ますと△ボタンで文字の漢字変換が可能となっておりました。
こんな単純なことを見落としていたのは少々情けないところでございますけれど、ともあれ漢字が名前に使えるということで、3周めをする機会がございましたら今までカタカナにしておりました名前を漢字で「灯月 麻美」として進めましょう。
麻美さんや遠坂凛さんなどとお別れするのがとっても心残りですから、いずれのんびり3周めをすることもあるかもしれません…その場合は、1周めで使いましたセイバーさんを、のんびりレベル99にしていくかなと思います。
でも、まずは先日購入しましたゲームたちがございますので、『Fate/EXTRA』はここでひとまず休止ということになります…本当によき作品でございましたし、お勧めをしてくださいました桜花さまには感謝でございます。


ということで、昨日は引き続きその先日購入しました、そして同じくあのかたかがしていらしたゲームたちから、『P3P』のほうを少し起動してみました。
昨日は1時間ほどプレイしまして、初戦闘後に意識を失って約10日後に目を覚ましましたところまで進行…まだ自由に動ける段階ではなくって、『Fate/EXTRA』でいいますところの予選期間が終了したところまで、といったところでございましょうか。
とりあえず作品の第一印象はその『Fate/EXTRA』にシステムなどが結構似ている、というところでございましょうか…ボタンの項目もほぼ同じでございましたし、これは操作する上でありがたいことでございます。
また、ゲーム開始時に難易度が設定できましたところも同じでございましたけれども、こちらの作品は何と5段階から選択…私は難しさより楽しさを求めておりますので、一番軽い難易度を選択してみました(何だか難しそうなゲームにも感じられましたし、難易度によって物語への変化はないそうですから)
主人公が男女選択式なところも同じで、私はもちろん女の子にしましてお名前は「草鹿 彩菜」にしてみました…と、『Fate/EXTRA』と違いますのは、男女でストーリーが結構違ってくるっぽいところでしょうか。
こちらの主人公さんも基本的に台詞は発しない模様…外見はなかなかきれいなかたっぽいので、彩菜さんのお名前で大丈夫でございましょう(でも彩菜さんなら勇気はともかく学力や魅力は最大近くないとまずい…/何)
…ちなみに、『Fate/EXTRA』の難易度設定は、どうも回復ポイントの有無のみに影響するっぽいので、あまり意味がないかも…?

その彩菜さんは高校2年生で、4月に新しい学校へ編入してきたみたいでございます。
そこでお会いしました同級生でクラスメイト、そして一緒の学生寮に入りました岳羽ゆかりさんがよろしい感じ…この作品に百合は期待できないらしいのでございますけれども、それでも彩菜さんが男と恋愛関係にならず、そして彼女と大親友となれればまずまず満足できるかも?
と、そのゆかりさんなどの入っている学生寮にいる人たちは特殊な力を持っているらしく、彩菜さんも当初は気づいていなかったもののそれに目覚め…ということで、これから本格的にゲームがはじまるみたいでございます。
…ペルソナという力を起動させるには特殊な銃で自分の頭を撃ちぬかなければならないらしく、ゆかりさんはその勇気が持てなかったみたいなのですけれど、彩菜さんは何のためらいもなく、しかも何の説明もなかったにも関わらずその行動を即座に取れました…ただ者ではなさそうでございます。

この作品、RPGながら学生生活も普通に送ることになるみたいで、日付もございまして丸一年すごすことになるみたいでございます。
そのあたり、『Fate/EXTRA』より奥が深いことになりそうでございますけれど、どうなるでしょうか…。
ゲームの印象はなかなかよろしい感じでございますし、難易度を一番簡単にしてみましたし、のんびりまいりましょう。
posted by 桜乃 彩葉 at 07:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | (更新終了)一般作品等購入履歴

2010年10月29日

三日月の蜜

先日読みましたコミックの感想です。
短編集です
□三日月の蜜
■仙石寛子さま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
 ○内容評価:★★★★☆(3.5)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.5・暫定)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.4)

こちらは過日色々なコミックとともに購入しましたもので、何となくよさそうでしたので購入をしましたものとなります。
コミックスとしましては、おなじみとなっておりますまんがタイムきららコミックス…ではなくて、きららではないまんがタイムコミックスということで、『L16』と同じものとなるみたいでございます。

内容としては、前半は作品のタイトルにもなっております『三日月の蜜』が収録されており、後半は11もの短編の収録された短編集となっております…ちなみに最後の『間接、直接』以外は全て4コマの作品となっております。
私向きの作品はその『三日月の蜜』だけでございましたので、こちらの感想をやや詳しく…こちらはひょんなことからお付き合いをすることになりました二人の女のかたを描いた作品となっております。
主人公の佐倉さんは大学に通いつつアルバイトをしていらっしゃる中性的な容姿のかたで、アルバイト先で働いている杉さんという男の人のことが好きなかたでございます。
その杉さんはお店によくいらっしゃるほわほわした雰囲気の女のかた、桃子さんのことが好きなのでございますけれども、ヘタレなために全く告白できず…彼のことが好きな佐倉さんとしてはさっさと告白して二人が付き合うことになればすぱっと諦められるのに、という気持ちになってしまうのでございました。
そこで彼の背中を押すつもりで、彼の前で自分が桃子さんに告白をしたのでございますけれど、それでも彼は何も言わず、しかも桃子さんはその告白を受けてしまって付き合うことに…ということで、本当に「ひょんなこと」という表現が合う付き合いはじめかたでございます。
そんな経緯でございますので佐倉さんのほうは当初は桃子さんのことを好きだというわけではなく、後悔の念やらイライラやら色々な気持ち…。
でも一方の桃子さんはそんな佐倉さんの気持ちも途中で気付いている節があってもそれでも彼女のことが好きなご様子…そうしているうちに次第に佐倉さんも桃子さんに惹かれていき、最後には好きだと意識するまでになったのでございました。

ということで当初はどうなることかと思いました作品でございましたけれども、徐々に桃子さんへ惹かれていく佐倉さんの気持ちなど、よきものでございました。
桃子さんもほわほわした感じの素敵なかたでございましたし、個人的にはなかなか好きなかたでございます。
ただ、お二人の気持ちが完全に通じ合ったところでお話は終わってしまっておりましたので、さらに続き、ラブラブモードに入ったはずのお二人のお話も少しでよいので読んでみたい、と思ってしまうのでございました。

その他の短編たちは、『一途な恋では』はお姫さまとメイドさんの百合なお話でしたものの、その他のお話は基本的に全て男女の恋愛物語でございますので私の専門外でございました…けれど、不思議と拒絶感は出ず普通に読むことができましたし、よいと感じるお話もございました(はじめから百合でないと解っているとある程度割り切れるから、かも?)
ですので、内容評価のほうは全作品を含めて3.5ということで…ただ百合度に関しましては短編たちを含めますとどうしてもかなり低下してしまいますので、以前読みました『とわRemix』同様に百合な作品のみを対象としました暫定なものといたしました。
こちらに私も参加しております『私立天姫学園』のファンサイトを作ってくださっておりますフィンさまが「この作者さんは「禁断の恋」を扱うのが上手」とおっしゃっておられましたけれど、さすがに『キラキラ青虫』は一瞬「…え?」となってしまうほど意外な、本当に意外なお話でございました…作者さまはこの作品がお気に入りらしく、確かに面白いお話ではあったのでございますけれど、作者さまの意見が通りこのお話が表題作になっておりましたら、編集さんの懸念どおり、少なくとも私はコミックを手に取ることはなかったかと思われます(何しろこの作品を購入した理由は「何となくよさそうでしたので」ですから、青虫の作品に百合は感じなかったでしょう…)

イラストは悪くございません。
百合的には上で触れました様に『三日月の蜜』と『一途な恋では』の2作品のみなのでございますけれど、特に『三日月の蜜』はなかなかよきものでございました。
ともあれ、『三日月の蜜』の続きを読んでみたい、という気持ちはどうしても出てきてしまうものの、なかなかよき作品でしたかと思います


また、同時にこちらも読みましたので…。
かつて『つぼみ』に掲載された…
□一緒にかえろう(1)
■矢直ちなみさま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(2.5)
 ○内容評価:★★★☆☆(2.5)
 ○百合度評価:★★★☆☆(2.5)
 ○総合評価:★★★☆☆(2.5)

これは過日色々な百合姫コミックスたちとともに購入をしましたもので、少々樹になりましたので購入をしました作品となります。
コミックスとしましては上の作品と同じものとなります…はい、上の作品を読みました際にこちらの作品のことも思い出しましたので読んでみたのでございました。

内容としては、とある幼馴染のお二人の日常を描いた4コマとなります。
そのお二人、時沢春さんと近藤詩緒さんは小学生の頃の夏休みにお会いしたのですけれど、その頃の詩緒さんは見た目が完全に男の子でありまた一人称が「オレ」でございましたので春さんは完全に男だと思い込んでしまい、そして初恋をしてしまったわけでございます。
詩緒さんは結局夏休みが終わる頃に引越しをされてしまい、その後は文通で交流をする日々だったのでございますけれど、高校生になって再び詩緒さんが春さんの町へやってきて、そして一緒の高校に通うことになったのです。
でも、再びお会いできました詩緒さんは長い黒髪でさらに大きな胸のきれいな女の子になっていて、ずっと男だと思っていた春さんはびっくり…それでも幼
馴染として仲良くやっていくわけでございます。
その春さんは多少がさつなところがあるかたでございましょうか。
一方の詩緒さんは過去は確かに男の子にしか見えなかったのですけれど、今では素敵な女の子…クラスメイトの前ではクールに立ち振る舞っておりますけれど、少々ドジっ子なところがあり、また泣きやすいといった、実はかわいらしい女の子です。

この作品を購入しましたのは、以前読みました『つぼみ』第6巻にこの作品が収録されておりまして、『つぼみ』に収録されるくらいなのですから百合な作品なのでしょうか、と気になったからなのでございました(その『つぼみ』収録のこの作品はなかなか百合な雰囲気でございましたから…と『つぼみ』は百合アンソロジーですから当然でございますけれども)
ただ、実際にこの作品を読んでみますと、春さんは詩緒さんが女の子だと解った時点で初恋は捨ててしまわれましたし、その後の展開を読んでおりましてもお二人は親友という間柄には見えましてもそれ以上の関係には見えないのでございました…。
さらに悪いことに、両者ともにそれぞれクラスメイトの男子生徒が恋心を抱いてきてしまっているのです…春さんはこの巻の最後でその男に冷たい視線を向けておりましたけれど、果たしてどうなるでしょうか…。
…こうした二人ともに邪魔な男がそれぞれいるという展開、以前読んでおります『L16』もそうでございましたっけ…きららでないまんがタイムコミックスはこういうのが好きなのでしょうか。

イラストのほうは普通でございます。
百合的には…百合というよりは幼馴染で親友のお二人、といったところでございましょうか(お話ごとに「詩緒が女子だとわかりショック」なんて説明を入れておりますし…)
ともあれ、評価点が全て2.5になってしまうほどの普通の作品でしたかと…第2巻の展開次第では百合的に期待できるのかもですけれど、同じくらいの確率で不安も大きいですし、心配な作品です(特に詩緒さんに想いを寄せる男キャラが個人的にかなり嫌ですので…)

2010年10月28日

リズムにのって、けいおん!ライブ!!

〜拍手のお返事〜
2:51>
何と、私も以前読んでおりますきららコミックスな『Aチャンネル』がアニメ化、でございますか…これはまた、驚きでございます。
きらら系のアニメ化は『ひだまりスケッチ』『GA』までは文句のない名作でございますから想定できましたけれど、『けいおん!』以降はなかなか予想外の作品をアニメ化してまいりますね…まさか『Aチャンネル』とくるとは全く思いもしませんでした。
ともあれ、『Aチャンネル』は際立った名作というわけではないもののまずまず悪くない、『けいおん!』並には面白い作品かとは思いますけれど、アニメとなるとどうでしょうか…期待半分不安半分で見守ってみて、DVD購入は慎重に考えてみます。


先日はこの様なものを購入してまいりました。
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ゲームたちを…
○P3P ペルソナ3ポータブル
○けいおん! 放課後ライブ!!
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…両方ともゲームとなります。
本当でしたらこれらは数日後に予定しておりますお買い物の際に購入してこようかと思ったのでございますけれど、ちょっと待ちきれなくなってお仕事帰りに一足先に購入をしてきてしまいました。
さらについでに本屋さんへ寄ってもよかったのでございますけれど、近所の本屋さんでは『百合少女』はまず置いてありませんから…。

ともかく、ゲームのほうはDSの『ストライクウィッチーズ2 いやす・なおす・ぷにぷにする』を回避して購入してみました、両者とも新作ではないものたち…いえ、後者はそこそこ新しいのでございましょうか。
機種は両方PSPとなりまして、前者がRPG、後者が音ゲーとなります…両方ともとってもお世話になっております桜花さまがご購入されていらして、そして桜花さまが楽しそうでございましたのでつい惹かれて購入をしてしまいました(前者につきましては、私が今年出会ったゲームの中で一番好印象でした、以前クリアいたしました『Fate/EXTRA』同様に主人公が男女選択式で名前も自分で決められるっぽいところにも惹かれるところがございまして…)
『けいおん!』を購入したのでございますから同じくPSPで出ておりましてさらに百合的に期待できます『咲 -Saki-』も購入してみてよいのでは、とも考えたのでございますけれど、お金の問題以外に音ゲーより麻雀のほうがより壁が高そうに感じられましたのでやめたのでございました。
…店頭で見ましても『いやす・なおす・ぷにぷにする』はやはり微妙な作品に見えてしまい、むしろ同じDSで出ておりました『大神伝』という作品のほうがが気になったかも…11月にはDVDを3作品も購入しなければならなかったりとこれ以上お金に無理はできませんので、控えましたけれども…。

ということでさっそくプレイ…といいたいところなのでございますけれど、現在まだ『Fate/EXTRA』のほうを2周め、サーヴァントをキャスターさんにして進行中で、現在最終目標レベル99へ向けレベルを上げているところでございますので、これらの作品をするのはそれを達成し、そしてクリアをしてからにいたしましょう。
ちなみに、現在のレベルは98でして残り経験値は約20,000…おそらく1時間もあれば上がってしまいそうなところまできておりまして、本当にもう少しのところでございますので、ここまできているのでしたら『Fate/EXTRA』を終わらせるのが正解でございますよね?(何)

と、両作品の説明書は読んでみたのでございますけれど、『P3P』は画面やシステムに戦闘に世界観など、色々とかなり『Fate/EXTRA』に似た雰囲気の作品っぽい印象を受けました(どちらもいわゆるダンジョンRPGみたいですし)…ただ、説明書を見る限りでは『Fate/EXTRA』よりも『P3P』のほうが数段難しそうに見えます。
主人公のお名前も『Fate/EXTRA』同様に日本人な名前を付けられますけれど、こちらは麻美さんといった雰囲気ではございませんし(麻美さんは『Fate/EXTRA』の主人公さんで十分十分…)、どなたのお名前が似合うでしょう…今のところキャラの雰囲気から「草鹿 彩菜」というお名前を第一候補にしておりますけれど、いかがでございましょうか。
難しそうではございますけれど、『Fate/EXTRA』の様な、主人公のお名前に日本人名までつけられ自由に操作できますゲームを求めておりました私にとってはかなり条件に合った作品に感じられますし、期待いたしましょう。
一方の『けいおん!』は完全な音ゲーでございまして、『ポップンミュージック』引退から長く、そして以前完全版をしております『ソルフェージュ』のミュージックパートをオート演奏に頼ってしまった私にどこまでできますか…でもこちらはまったりするのが第一の作品に感じられますし、そう難しく考えないでおきましょう。
そういえば『けいおん!』のアニメを元にしたと思われるキャラクターデザインはやはり以前観ました『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』にそっくり…特に以前クリアしておりますゲーム版のジャケットにいるカナタさんと唯さんがそっくり…。
…その『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』に『けいおん!』、さらに以前クリアいたしました『GA』など、今年に入って妙にPSPの、しかもアニメベースのゲーム作品を購入している気がいたします。
posted by 桜乃 彩葉 at 07:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | (更新終了)一般作品等購入履歴

2010年10月27日

むげんのみなもに

先日読みましたコミックの感想です。
ちょっと苦手…
□むげんのみなもに(1)
■高崎ゆうきさま
 ○イラスト評価:★★★★☆(3.5)
 ○内容評価:★★★☆☆(2.5)
 ○百合度評価:★★★★☆(4.0)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.0)

こちらは先日色々なコミックとともに購入をしましたもので、百合が確実な作品ということもあり購入をしました作品となります。
コミックスとしましては百合姫コミックス…こちらは廃刊となりました『百合姫S』にて連載されておりました作品となります。

内容としては、全く正反対の体質を持った二人の女の子のお話となります。
主人公のカギリさんはいわゆる不老不死、さらに傷ついても再生する肉体を持った女の子…雰囲気としましてはクールな、今のところは高校生くらいの年齢の子となるでしょうか。
そのカギリさんには一緒に暮らしている、そして想い合っているみなもさんという女の子がいらっしゃいまして、彼女は天然でかわいらしい雰囲気の子ながら少々子供っぽい…といいましても子供っぽいのは当たり前のことで、彼女は外見はカギリさんと同年齢くらいながら、実はまだ9歳の女の子なのでございます。
つまり、みなもさんは以前しております『Fate/EXTRA』のユリウス氏の様な存在、普通の人間の2倍のはやさで年齢を重ねていってしまうという子なのでございます…ちなみにどうしてお二人がそんな体質を持っているのか、それにお二人の出会いはどの様なものでしたのかなども、今のところはっきり解りません。

年齢がはやく進むということは歳を取り寿命を迎えるのが当然はやくなるわけで、カギリさんはそれを防ぐため、日々みなもさんと平穏な日々を送るかたわら、殺し屋稼業に身を染めてしまっております。
どうして人を殺すことでみなもさんの時間が何とかなるかといいますと、裏に時間商人なるどういった存在なのかよく解らない女の子がおりまして、人を殺すと彼女からじかんを買うことができるのでございます。
カギリさんが裏でその様なことをしていらっしゃることを、もちろんみなもさんはご存じございません。

この作品、帯に「善良な人は回れ右。誰かを愛する悪い人だけ、この本をどうぞ。」と書かれており、誰かを愛するのが悪いことなのかはともかくとしまして、読む人を選ぶ作品なのは確かかと思います。
カギリさんとみなもさんのラブラブなやり取りは微笑ましくてよろしいのでございますけれど、その裏で起きていることがちょっとつらすぎます…それに、この先ハッピーエンドになれるとも考えづらいですし…。
やや残虐なお話であることもあわせ、私にとってはちょっと苦手な作品でございましょうか…。
そういえば『百合姫S』は何だかバイオレンスといいますか、血なまぐさい作品が多い様に感じられたのでございますけれど、その主な原因はこの作品と以前読みました『死神アリス』の2作品にあるみたいでございました。
ちなみに、この作品と同時にコミックを購入しました2作品、つまり先日読みました『絶対少女アストライア』や先日読みました『それが君になる』は『百合姫S』廃刊に伴う整理縮小で切り捨てられましたけれど、この作品は『百合姫』へ連載が移行され、『死神アリス』はwebコミックへ移行されます。

イラストはなかなかよきもの…かわいらしいものでございます。
百合的には百合姫コミックスでございますので問題ございません…カギリさんとみなもさんがラブラブでございますけれど、時間商人の真意がどこにあるのかによって…。
ともあれ、上で触れました様にこちらはややつらいお話でございまして私は苦手でございますけれど、悪いお話ではございません。
…タイトルについて、ひらがなで「むげんの」ときますと、「むげんのなみは わだつみのこどう」という以前廉価版をクリアしております『アオイシロ』のフレーズを思い出します。


以前クリアいたしております『Fate/EXTRA』は2周め、決勝戦の途中なのでございますけれど、1周めのセイバーさん同様に今回もキャスターさんが過去のお話しをしてくださいました。
こちらの世界の玉藻の前は天照大神の一人格という他ではなかなか見られない設定になっておりました…ネロ帝やフランシス・ドレイク提督が女性になっていたりとなかなか独特なものがあるこの作品でございますけれど、そういうところもまた面白いかと思います。
ともあれタマモさんの過去もネロ帝同様に切なく、また彼女をより好きになるに十分な内容でございました。
ネロ帝もよろしゅうございましたけれど、タマモさんも非常によい…どちらも非常に魅力的なかたでございますし、遠坂凛さんと合わせてこの3人でほぼ最強でございます(個人的には麻美さん…主人公さんも大好きですけれど)
やはりややシステムが単調かもですけれど、それをキャラクターやストーリーの素晴らしさで補ってあまりあり、システムは素晴らしいもののキャラクター(特に主人公やその師匠)が微妙だったりしました、以前クリアいたしました『トトリのアトリエ』などよりずっと大好きといえる、今年手にした作品で一番大好きといえる作品ではないでしょうか。
1周めをクリアいたしました際に書きました感想の評価でございますけれど、難易度と付加要素以外の全ての項目に+0.2してもよいかもしれません。
そうしますと内容評価が5.0になりますけれど、それもよい…音楽も個人的に好きですし(特に対ラニさん戦やセラフの干渉時の音楽とか…)、声優さんもタマモさんがやはりよいのでもっと評価を上げてよいと思います)
2周めの結末次第でございますけれど、場合によってはそれを実行しようかと思います。
…麻美さん、タマモさんのことを普通に「駄狐」と表現しておりました…同時に神さまとして敬意も表しておりますけれど、やはりこの主人公はどこかつかみどころがない…。

そういえば、以前の日誌で史実を考えるとセイバーであるネロ帝よりもキャスターである玉藻の前のほうが圧倒的に強いはず、という疑問を書きましたけれど、この疑問も今回開示されましたタマモさんの情報マトリクスで説明がされておりました。
そもそもタマモさんは英霊として再現されているのが間違いらしく、怨霊として再現されていればそれはもう強大な力を発揮できたはず…とのことみたいでございました。
こう言われては納得するしかないでしょうか…元が強いサーヴァントでも霊格が低ければそれなりの力しか発揮できないみたいでございますし、英霊としてのタマモさんは霊格が低いのでございましょう。

2010年10月26日

それが君になる

先日読みましたコミックの感想です。
2ヶ月連続で…
□それが君になる
■袴田めらさま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(2.5)
 ○内容評価:★★★★☆(3.5)
 ○百合度評価:★★★★☆(4.4)
 ○総合評価:★★★★☆(3.5)

こちらは先日色々なコミックとともに購入をしましたもので、百合が確実な作品ということもあり購入をしました作品となります。
コミックスとしましては百合姫コミックス…基本的には『百合姫』にて連載されておりました作品が収録されております。
作者のかたは以前読みました『会長と副会長』や以前読みました『わたしの大切なともだち』などを描かれました袴田めらさまとなります…袴田めらさまの百合姫コミックスは『会長と副会長』と2ヶ月連続での発売となっております。

内容としては、過去の傷を負ったままの女のかたが、その傷を思い出させてしまう様な子に出会ってしまって戸惑ったりしながらも関係を深めていくお話、となるでしょうか。
主人公の雨音さんは学生時代に同性の恋人がいたのでございますけれど、とあるきつい理由によりその人と別れることになってしまい、その後はそのことが忘れられないながらも図書館で働く日々を送る、26歳らしい眼鏡の女のかたでございます。
その雨音さんはある日、勤め先からの帰り道にそのかつての恋人と外見がそっくりらしい、そしてかつて通っていた学校と同じ学校の女の子、陽さんと偶然出会い、封印していた過去を思い出してしまいます。
ですのでできればそんな子とはもう関わりたくないと考えるのが自然…いえ、かつての恋人との別れの理由は本当につらく傷ついて当然のもので、私が彼女の立場でしたらちょっと、自殺まで考えてしまうほどのものではないでしょうか、というくらいのものですから…。
でも、その陽さんはとても無邪気な女の子で、さらになぜか雨音さんをずいぶん慕ってきて、雨音さんの望むと望まざるとによらず、お二人の距離はどんどん縮まっていって…と、今回のお話はなかなかシリアスなものとなっておりました。

一方の主人公でございます陽さんについて、どこかで見たことのある気が…と思いましたら、以前読んでおります同じ作者さまのコミック『この願いが叶うなら』に登場しておりました子でございました。
この『それが君になる』は、『この願いが叶うなら』のその後のお話に当たるみたい…一応海さんと月子さんのお二人も登場いたしますので、両方を読むと少し楽しさが増えるかもしれません。

お話のほうは雨音さんが過去を乗り越えられるかどうか、というところだったのでございますけれど、連載されておりました『百合姫』では雨音さんが陽さんを拒絶したところで連載が終了しておりまして、どうなることか…と不安でございました。
そう、この作品も先日読みました『絶対少女アストライア』同様に『百合姫S』廃刊のあおりを受けてしまった作品…お話そのものは短縮されなかったもののクライマックスのシーンがコミックのみ収録となってしまった作品は、他にも以前読みました『ときめき☆もののけ女学園』あたりがございましたっけ。
ともあれ、コミックに収録されました続きのお話、最終話にかけてはお二人の距離が再び縮まって、最後にはハッピーエンドとなりましたので一安心でございます。
また、最後には読み切りで全く別のお話『黒い瞳の魔女』が収録されております…こちらは『百合姫S』第2号に収録されたお話でございます。

イラストは普通でございます。
百合的には百合姫コミックスということもあり問題ございません…海さんと月子さんに続いて陽さんもお相手ができてよろしゅうございました(何)
ともあれ、ややシリアスでつらい展開もございますけれど、女の子同士の恋愛について考えさせられるところもあったりいたしますし、それに最後はハッピーエンドでございますし、なかなかよきお話でしたかと思います。

2010年10月25日

絶対少女アストライア

先日読みましたコミックの感想です。
惜しい作品…
□絶対少女アストライア
■東雲水生さま
 ○イラスト評価:★★★★☆(3.5)
 ○内容評価:★★★★☆(3.5)
 ○百合度評価:★★★★☆(3.5)
 ○総合評価:★★★★☆(3.5)

こちらは先日色々なコミックとともに購入をしましたもので、百合が確実な作品ということもあり購入をしました作品となります。
コミックスとしましては百合姫コミックス…こちらは廃刊となりました『百合姫S』にて連載されていた作品となります。
作者のかたは以前読みました『猫目堂ココロ譚』などを描かれましたかたとなります。

内容としては、聖アストライア女学院という学校で繰り広げられる、生徒会同士の抗争を描いた作品となるでしょうか。
主人公の小日向里都さんは以前読んでおります同じ作者さまがコミカライズ版を担当いたしました『恋姉妹/初恋姉妹』の主人公でした千夏さんの様な普通の女の子なのでございますけれど、ひょんなことから(理由はおばあさま関係なのでしょうか)そのお嬢さま学校へ編入することになりました。
編入初日に出会いましたのが、学園で絶大な人気を誇る生徒会の書記さんな月見里伊織さん…長い黒髪のかっこよいかたなのでございますけれど、彼女は当初里都さんのルームメイトになっておりましたりと、出会ってすぐにお二人は親密な仲になっていきます。
けれど、里都さんが編入して三日後に、伊織さんは突如全校生徒の前で現生徒会に対抗する新生徒会の立ち上げを宣言、学校に革命を起こすと言いはじめたのでございます。
その新生徒会に賛同する生徒も多数いらっしゃるのですけれど、里都さんはといえばその日以降なぜか伊織さんに敵視される様になって、戸惑う日々…そしてその伊織さんの真意を確かめるという意味もあり、現生徒会に協力をしていくことになったのでございました。
最後はその伊織さんの真意も解り、それに新生徒会も消滅してめでたしめでたし…と、はい、この作品はこの1巻で完結でございます。

この作品、里都さんと伊織さんの他にも個性的で魅力のある登場人物がたくさんいらっしゃるのでございますけれど、作中でそれが十分に生かしきれていなかったのが残念でございます。
それに、お話のほうもこうした設定でしたら1巻、4話に収めるのはかなり忙しいと言わざるを得ず、もう少し色々なイベントを読んでみたかったと感じてしまうのですけれど、それは仕方のないことなのです。
カバー下にありました作者さまのあとがきにもありましたけれど、この作品は本来もっと長く続くはずでしたものを、掲載雑誌の廃刊に伴って急遽完結させた…という、以前読みました『いおの様ファナティクス』や以前読みました『御伽楼館』などと同じ憂き目を見たものなのでございました…。
『百合姫S』にて連載されておりました作品は、一部は『百合姫』へ移行したり一部はweb配信へ移行したりされたのでございますけれど、この作品に関してはそうした救済措置は取られなかった模様で…それでも一応伏線は全て回収されていてお話としてはきちんと完結しているのはさすがでございましょうか。

イラストはなかなかよきものでございます。
百合的には最後で里都さんと伊織さんが結ばれましたけれど、全般的にはやや物足りない…それも打ち切りのかたちになったのが原因で、本来でしたらもっと百合らしいイベントが描かれる予定だったみたいなのでした…。
ということで、こちらは作者さまの力量に関係なく終わらされてしまった、もったいない作品でございました…いえ、それでもきちんとお話としては読めるものとなっております。

2010年10月24日

アサミーナとかな様のあさ・かなRadio(仮) 第1回

(あ:石川 麻美さん・か:灯月 夏梛さんです)

か:もきゅもきゅ、無事に第1回の放送を迎えることができました、『アサミーナとかな様のあさ・かなRadio(仮)』です♪

あ:うん、夏梛ちゃんとこうして番組ができるなんて、嬉しいな♪

か:記念すべき第1回の今回は私たちの紹介などをしますけれど…う〜ん。

あ:夏梛ちゃん、どうしたの?

か:タイトルや出だしの台詞を麻美に考えてきてもらったのは、失敗失敗だった気がします。

あ:え〜っ、どうして?

か:どうしてどうしてはじまりでいきなり私が何か食べてるんですか?

あ:だって、夏梛ちゃんが白たい焼きを食べてる姿がかわいくって、それをちょっとでもこれを聴いてるみんなに伝えたくって…♪

か:そ、そんなそんな、麻美は相変わらず大げさです…とにかくとにかく、それは大目に見てあげますけど、タイトルはちょっといまいちすぎますよ?

あ:そ、そうかなぁ…あっ、もしかして夏梛ちゃんのお名前を前に持ってきたほうがよかった?
  語呂を考えるとこのほうがいいかなって思ったんだけど、夏梛ちゃんが気になるっていうなら逆にするよ?

か:もうもう私はそんな、にしてます『トトリのアトリエ』のミミさんみたいな小さいことは気にしません…私が言いたいのは、ネーミングセンスがないってことですよ?

あ:はぅ、そんな…これでも一生懸命考えたのに…。

か:全く全く、そんなしゅんとしないでください…タイトルは一時保留にしておくとして、この番組の紹介をしましょう♪

あ:うん、そうだね…この番組は私、アサミーナこと石川麻美と…。

か:カナカナこと灯月夏梛の二人でお送りします♪

あ:あれっ、夏梛ちゃんのニックネームは「カナカナ」よりも「かな様」のほうがメジャーだよ?

か:さすがにさすがに自分の名前に「様」をつけるのはどうかと思いませんか?

あ:そんなこと気にしなくってもいいのに、夏梛ちゃんはかわいいんだから…♪

か:はわわっ、とにかくとにかく、私と麻美が何者なのかについてはこの物語を読めば解るみたいですよ♪

あ:夏梛ちゃんは、私も参加していてフィンさまがここにファンサイトを作ってくださってます『私立天姫学園』でもとってもお世話になってます、桜花さまの持ちキャラです♪

か:というより、私も麻美も、元々はその天姫学園からのスピンオフキャラクター、っていったところです。

あ:うん、学園のほうでも物語のほうでも私と夏梛ちゃんは声優をしていて、それに二人でユニットも組んでいます♪

か:まだまだ駆け出しですけど、そういう関係もあってこちらでこうして番組を持たせてもらえることになりました♪

あ:もう、夏梛ちゃんったら、それだけじゃないでしょ?

か:えとえと、他に何かありましたっけ?

あ:もう、とぼけちゃって…私と夏梛ちゃんはラブラブ、っていうことです♪

か:はわわっ、い、いきなりいきなり何てこと言うんです…!

あ:あれっ、違ったの…?(しゅん)

か:えとえと、違わないですけど、恥ずかしいです…。

あ:もう、やっぱり夏梛ちゃんはかわいい…ぎゅってしたいです♪

か:こ、こんなこんなときに、やめてくださいねっ?

あ:しょうがないなぁ…じゃあ夏梛ちゃんについてですけど、ゴスいおよーふくをいつも着てる、声のお仕事だけじゃなくってダンスなども上手な、そしてちょっと小さくって思わず抱きしめたくなっちゃいそうなかわいらしい子です♪

か:さ、最後の説明は余計余計ですっ。

あ:え〜っ、本当のことなのに…。

か:とにかくとにかく、次は麻美についてですね…長い髪にそこそこきれいな顔立ちにスタイルと、黙っていれば清楚なお嬢さまなんですけど、でもぼ〜っとしたところとか頼りない、放っておいたら何するか解らない感じがするでしょうか。

あ:はぅ、夏梛ちゃん、言い返せないけどでもちょっと言いすぎです…。

か:でもでも、本当のことですよ?
  さらにさらに、最近はちょっと暴走しやすくなっちゃってますし…。

あ:わっ、それは夏梛ちゃんのことが大好きだからしょうがないんだよ?

か:はわわっ、も、もうもう…わ、私も好きですけど…。

あ:わ…夏梛ちゃん、もう一回言って?

か:なっ、何を何をです…それよりそれより、私たちは声優なんですし、それぞれどんな声をしているか、皆さんにお伝えしませんか?

あ:えっ、でも、そんなこと言っても、ここは文字だけの放送だから、声はお伝えできないよ?

か:ですから、せめてどんなどんな声優さんの声に近いとか、そういうことを言ってみるといいんじゃないですか?

あ:う〜ん、でも、それは見てくれてます皆さんの想像にお任せしてみるというのもいいかも…ちなみに、夏梛ちゃんの声のイメージは元気でかわいらしいイメージ、かな?

か:それも一理ありますか…えとえと、麻美の声のイメージは、今の様子や口調からは想像しづらいですけど、一応落ち着いたお嬢さまっぽい感じみたいですよ?

あ:夏梛ちゃん、ちょっと引っかかる言いかただね…。

か:そんなことないと思いますけれど…そんなことより、今後の説明をしますよっ?

あ:わっ、しょうがないなぁ…えっと、私たちの放送はまで行われていた『みるち〜ものがたり講座』の後を引き継ぐかたちになります。

か:つまり、今後は『みるち〜』でしていた発売予定のコミックの紹介をここでして、完成した物語の紹介は『は〜ちゅ』改め『みーさのものがたり講座』で、その他のことは『松永いちごのスマイル・ギャ○グ』でしていくわけですね?

あ:うん、そうだね、夏梛ちゃん♪

か:コミックの紹介、って…ちょっとさみしいさみしい感じがしますよね?

あ:でも、いつ新しい物語が完成するか解らない『みーさのものがたり講座』と違って、確実に1ヶ月に1回は放送が行える、っていう利点があるよ…松永さんの集会なんてもう長いこと行われていないし…。

か:確実確実に数はこなせる、というわけですか…あとはいかに麻美が場を盛り上げてくれるかですね♪

あ:わっ、え、えっと…う、うん、頑張るよっ♪

か:じゃあ、麻美が少しでも話の種に困らない様に、私たちへの質問やこの番組のタイトル名、あといちごちゃんの集会みたいなタイトルコールを皆さんから募集しましょうか♪

あ:はぅ、タイトルは今のままじゃダメなのかな…それに、タイトルコールだって夏梛ちゃんの白たい焼きを食べる音で…♪

か:さ、さすがにさすがにそれは恥ずかしいです…タイトルもちょっとちょっといまいちだと思いますし、何か応募があれば、そっちに変えましょう?

あ:うん、夏梛ちゃんがそう言うなら、しょうがないね…じゃあ、もしも何かあったら、よろしくお願いします♪

か:あと、上で触れました、私たちが参加してます『私立天姫学園』について、いくつか考えていることがあるんですよね?

あ:あっ、そうでした、物語で私たちのマネージャさんをしていたのは学園にいる如月葉月さんの双子の姉妹らしい如月睦月さんなんですけど、この人を学園に登録しようかどうか考えているんです。

か:登録する場合は、もちろんもちろん私たちのマネージャとしてになりますから、勝手に決めることはできませんね。

あ:あとは、にクリアしてます『Fate/EXTRA』の主人公を私にしている関係で、学園の私にもサーヴァントを使役できる力を持たせる、なんて考えているみたいですけど…。

か:そんなそんなことしたら、私がその作品の遠坂凛さんみたいに、サーヴァントに嫉妬される立場になりそうでちょっと嫌なんですけど…。

あ:あ、それはあるかも…とにかく、このあたりのことについて何かご意見などありましたら、よろしくお願いします♪

か:あとは、物語のほうの綾瀬先生のお名前がまだ決まっていないみたいですね?

あ:う、う〜ん、作中でお名前を出す機会がなかったから、このままぼかしておいたままでもいいのかもしれないね…。

か:ではでは、記念すべき第1回の放送でした『アサミーナとかな様のあさ・かなRadio(仮)』、今回のところは私たちの紹介程度で終わってしまいましたけど、お時間も参りましたからこのあたりで失礼します♪

あ:次回は11月の中旬くらいになるかと思いますけど、楽しみにお待ちくださいね♪
posted by 桜乃 彩葉 at 07:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | あさかな/すみりおRadio

2010年10月23日

かたい・はやい・ものすご〜い

先日は虎穴通販から、この様なものが届きました。
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やはりよきもの…
○ストライクウィッチーズ2(2)
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…こちらはアニメDVDとなりまして、以前観ておりますアニメの第2期、以前観ました第1巻の続きとなる作品でございます。
本当でしたらこちらの作品のDSなゲーム版『いやす・なおす・ぷにぷにする』が発売したてなのでございますけれども、諸般の事情によりそちらは購入見送りで…以前クリアしております竹井さんなDS版の続編でしたら購入したいところだったのでございますけれど、そもそも出したメーカーが違うみたいでございますし、仕方がないでしょうか…。
ちなみに、ゲームのほうはその『ぷにぷにする』を控えました代わりに、大変お世話になっておりますあのかたのご意見もいただけまして、新作ではないものの気になります作品を、お金が大丈夫そうでしたら2作品、最低でも1作品、来週半ばあたりに購入をしてこようかと思っております…
工画堂スタジオ『白衣性恋愛症候群』
こちらの『白衣性恋愛症候群』も発売日未定の状況でございますから…。
ともあれ、今回も第1巻同様に秘め声CDや分厚いブックレット、皆さんのカードなどがついてまいりました。

ということで昨日さっそく観てみまして、第3話は『一緒にできること』ということで、先のお話で皆さんが集結しました皆さんのお話です。
冒頭、上で触れましたDS版の主人公でした竹井さんが登場…とても少ない出番でございましたけれど、出てくださっただけでも嬉しいでしょうか。
お話のほうは、先の戦いから半年のブランクがある芳佳さん、リーネさん、ペリーヌさんの3人の技量が落ちているということで、猛訓練をしていく…というものになります。
訓練所へ向かった3人の前に現れたのは、ほうきに乗った、まさに魔女といった趣のおばあさん…そのかたの下、3人もほうきに乗って訓練を行うことになるのですけれど、慣れないものですからやはり大変です(というか、かなり微妙な描写が…気にしないでおきましょう)
相変わらずお風呂の描写が何も隠しておらず…DVDですからよろしいのでしょうか…。
ほぼ完全なコメディ回ではございましたけれど、それでも最後のネウロイとの戦いなどは少し感動したりも…やはり魔女はほうきで飛ぶ、ということも解りましたし(何)
…坂本少佐の声優さんが変わったことに関して違和感はないのですけれど、あの豪快な笑い声がなくなっている気がするのがさみしいです。

第4話は『かたい・はやい・ものすご〜い』…皆さん暑そうでございますけれど、さすがバルクホルンさんは正装でいらっしゃいます(何)
お話のほうは、ついにカールスラントの最終兵器、ジェットなストライカーユニットが登場いたしました…正史の第三帝国空軍でもこの時期にすでにジェット戦闘機Me262は実用化されておりましたから、ここで登場するのも当然といえば当然でございます。
そのジェットストライカーを巡ってスピード狂のシャーリーさんとバルクホルンさんが使用権利を巡って争いますけれど、ルッキーニさんの一言でシャーリーさんは諦めてバルクホルンさんが使うことになりました。
ジェットストライカーを装備したバルクホルンさんと今までのレシプロストライカーを装備したシャーリーさんが争うことになったのですけれど、やはりジェットが圧倒的な力を見せます…けれどジェットなストライカーユニットはやはり史実同様に燃費がかなり悪いみたいで、バルクホルンさんはすぐに魔力を使い果たして墜落、バルクホルンさんは飛行禁止となりジェットは封印されてしまいました。
そんな中ネウロイが現れるのですけれど、シャーリーさんでも対処できないほどの速度を誇り大苦戦…そこは暴走し気絶しつつもバルクホルンさんが現れネウロイを倒し、気絶された彼女はシャーリーさんがたすけてめでたしめでたし、なのでございます。
と、最後に新キャラさんが登場しましたけれど、ハルトマンさんの妹さんでございましたか…。
それにしても、やはりシャーリーさんとルッキーニさんのコンビは素晴らしいものでございます…特にルッキーニさんはもう本当にかわいらしすぎまして、私が過去に観ました全アニメ作品での好きなキャラクターの中でもかなり上位にきそうでございます。
…購入を控えました『いやす・なおす・ぷにぷにする』のタイトルはこのお話のタイトルから持ってきているのでございましょうか。

今回はほうきにジェットストライカーという全く正反対の飛行アイテムが出てきたりとなかなか興味深かったり、ルッキーニさんのかわいらしさを堪能で着ましたりと、やはりよきものでございました。
ジェットストライカーはその圧倒的な速度、そして脆さと、以前のいちごさんの集会で触れました『MS IGLOO』という作品に出てまいりましたヅダというユニットを思い出します…(何)
次回はルッキーニさんメインのお話っぽいですから、さらに期待して待ちましょう。
でも、やっぱりちょっとやりすぎではと思えるシーンも…見ていて恥ずかしくなってしまいます。
posted by 桜乃 彩葉 at 07:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | (更新終了)一般作品等購入履歴

2010年10月22日

すこやかパラダイムシフト

先日読みましたコミックの感想です。
よきものでした
□すこやかパラダイムシフト
■すこやかさま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.4)
 ○内容評価:★★★★☆(4.2)
 ○百合度評価:★★★★☆(4.2)
 ○総合評価:★★★★☆(4.0)

これは先日色々なコミックとともに購入をしましたもので、百合が確実なこともあり購入をしました作品となります。
コミックスとしましては百合姫コミックスとなりまして、こちらは主に廃刊となりました『百合姫S』に掲載された作品が収録されております…このコミックの帯に「今は亡き百合姫Sが生んだ」なんて書かれていたりして、少々切なくなってしまいました。

内容としては、7つの読み切り作品の収録された短編集となります。
一部短編集はその1つ1つは読み切りながら世界観の繋がっているという作品も少なからずございますけれど、こちらはそういうことはなく1つ1つの作品が完全に独立した読み切りのお話になっているはずでございます。
お話の傾向としましては主従関係なお話から姉妹にメイドさんとお嬢さま、アンドロイドにOLなどとかなり多彩なカップリングが揃っております…言うまでもなく全て百合なお話となっております。
どのお話も比較的高いレベルにありますからどれも好きなのでございますけれども、その中でも特に好きなお話となりますと、かっこいい従者さんとそのかたのことがお好きなお嬢さま(といっても両方学生ですけれども)の『恋海月 -ちくっと-』でしょうか…この手のお話は好きでございます。
あとはアンドロイドさんのお話『秘密の宮園』とか…恋愛感情が一種のエラーというのは以前読みました『リンケージ』のアンドロイドさんのお話でもそうでございましたっけ。
でもやはり姉妹のお話な『LIVE WITH MY SISTER』もよろしゅうございましたし、お嬢さまとメイドさんのお話な『特盛りプリンを持ってこい』もよろしゅうございましたし…やはりほとんどのお話がよきものでございました。
…『秘密の宮園』の桃花さんはどうやら女のかた同士の間に生まれたかたらしく、そのためか寿命も長いっぽい…ちなみに、このお話に出てまいります脇役お二人は以前書きました物語の麻美さんと夏梛さんに似ていらしたかもしれません(何)

『百合姫S』でこれらの作品を読みましたときにはあまり感じなかったことながら、こうしてまとめて1冊の本で作品を読みますと、思いのほかコメディなお話たちばかりでございます…コミックの帯にも「生粋のGAG百合遺伝子を持つ作家」なんて説明されておりましたし、コメディ作品として読んでいただければ正解かと思います。
と、これは本当に案外とでございましたけれど、少々過激な描写もあったりして…いえ、これは本当に少々といった程度で、気にするほどのものではございません。
あと、描きおろし作品としまして『虫養い』というお話が収録されておりましたけれど、これは少々特殊なお話でございました…ちょっとやりすぎな気もしてしまう、やや微妙なお話でしたかもしれません…。

イラストのほうは悪くございません。
百合的には百合姫コミックスということもあり何の問題もございません。
ともあれ、これまで私が特に好きに感じたよい読み切り作品を描いてくださるかたがたとは少々違い、こちらはコメディ方面のお話たちとなっておりますけれど、それはそれでよきものでございます。
もっとすこやかさまのお話を読んでみたいところなのでございますけれど、最近の『百合姫S』にはお姿がなかった上、その『百合姫S』が廃刊となった今、今後作品を読めるのかどうか…不安になってしまうのでございました。


と、以前に色々なDVDを貸してくださったかたから、とあるコミックを借りることができました。
私がこれまでに手にしましたコミックたちとはまた一味違う雰囲気をした作品でございますけれど、以前借りましたDVDたちが面白かったらこちらの作品たちも大丈夫とのことでございますので、たまっております未読のコミックたちを消化しつつこちらののんびり読み進めていくことにいたしましょう。

ついでの話ついでに、最近気付いたことなのでございますけれど、私も参加しておりましてフィンさまがこちらにファンサイトを作ってくださっております『私立天姫学園』のメイン掲示板にて使用していたり、また私がはじめてサイトを制作しました携帯向けサービス「魔法のiらんど」が2011年1月にアスキー・メディアワークスに吸収されるみたいでございます。
いえ、かなりどうでもよいことではございましたけれど、魔法のiらんどにはその学園の掲示板など、少しだけ繋がりがございましたので…掲示板さえ維持してくだされば、どこに吸収されても気にしなくてもよろしいでしょうか。
…アスキー・メディアワークスは魔法のiらんどについて小説を主と考え吸収したみたいですけれど、携帯小説はあの頃よりはまともになっているのでございましょうか…?(何)

2010年10月20日

春来たりなば バカ遠からじ

今日の14時から明日の14時までの一日間にかけてこの日誌で使っておりますブログ・システムがメンテナンスに入るらしく、その間は日誌を書き込むことができなくなるみたいでございます。
また、今日の14時から明日の4時までにかけては閲覧もできなくなるみたいでございますので、ご了承くださいまし…。


では、先日読みましたコミックの感想です。
いよいよ決戦へ…
□はやて×ブレード(13)
■林家志弦さま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(2.8)
 ○内容評価:★★★★★(5.0)
 ○百合度評価:★★★★☆(3.5)
 ○総合評価:★★★★★(4.5)

これは先日色々なコミックとともに購入をしましたもので、過去に既刊を読んでおりますので購入をしました作品となります。
コミックスとしましては『R.O.D』と同じものとなります…つまりあまりなじみのないコミックスということになるでしょうか。
作者のかたは以前読みました『ストロベリーシェイクSweet』などでおなじみとなります林家志弦さまとなります。

内容としては女だらけの剣劇コメディ…攻めるも乙女、受けるも乙女ということで(どういうことで?)、天地学園という少し特殊な学校に剣技特待生として通う女の子たちの物語となります。
と、説明がやはり以前読みました第12巻の感想と同じとなってしまいましたので、登場人物の説明などは省略をいたします。
この第13巻では前巻で柳生真の送別イベントが終わりまして、卒業式から春休み、そして新学期へ至るまでにありましたことが描かれております。
一番大きなイベントといえばやはり前々から企画されておりましたひつぎさまと静久さん対玲さんと紗枝さんの頂上決戦…長々と前延ばしにされてきたこれが、新学期開始から数日後にいよいよ開始されます。
この巻ではその決戦がはじまった直後で終わるのでございますけれど、決着はどうなるでしょうか…ひつぎさまは以前しております『Fate/EXTRA』のレオさんの如き絶対王者、敗北などあり得ないかたではございますけれど、レオさんも最後には負けるわけでございますし、玲さんと紗枝さんにも色々ございますので、あるいはここで…?
でも玲さんたちが勝てば天地学園をなくすと言っておりますし、もしそうなればこのお話が成り立たなくなってしまいますので、やはりここはひつぎさまたちの勝利なのでしょうか…ちなみに、個人的にはひつぎさまたちを応援しております。

最後はそうした緊張感たっぷりな感じとなってきたのでございますけれど、そこまでは今までどおりのおバカなお話たちになっております(「バカ」というのはこの作品においては褒め言葉でございますれば…)
こうした皆さまの愉快でおバカな日常は見ていて楽しいもので、できればこれからも長く見ていきたいもの…。
あとはナギさんでございますけれど、彼女はどうも新入生な中学生の子と刃友になりそうなフラグが立ったみたい…?

毎回恒例の巻末のおまけマンガはみずちさんや紅愛さんといったこの作品でも私が特に好きなかたがたのお話でございましたけれど、ここで彼女たちが出ましたのは、今回に限っていえば残念なことでございました…。
いえ、この第13巻はドラマCDつきの特装版だったのでございますけれど、このおまけマンガに出ていらしたかたがたはそのドラマCDで出番のなかったかたがただったのでございます…みずちさんや紅愛さんがいらっしゃらないというのは、非常にさみしいと言わざるを得ません。
その代わりパンクコンビなどがドラマCDに新たに登場されたみたいでございますけれども…と、ドラマCDなのでございますけれども、12月から来年の2月にわたって3ヶ月連続で作品が出るみたいでございます(私は金銭的問題ややはりみずちさんや紅愛さんは出ないらしいということもあり購入は控えそうでございますけれども…)
ちなみに、出演声優さまはなかなか豪華…と私は感じましたけれど、度々日誌で書いております様に私の声優さんに関する知識は2000年代中盤あたりで止まっている気がします上に特に雑誌などを見たりもしていなかったりと世間での人気もあまり解らないといった状態ですので、私が豪華と感じてもあまり参考にならない可能性が高いです(沢城みゆきさまや能登麻美子さまなど…豪華、といってよいですよね?/何)
…そういえば、今回はカバー下のひつぎさまのおまけマンガがお休みになっておりました。

イラストは悪くございません。
百合的には、今回は決戦を控えた玲さんと紗枝さんのお二人にかなりスポットが当たっていたでしょうか…あとは夕歩さんももうすぐ復帰されそうでございます。
ともあれ、いよいよ正念場、頂上決戦がはじまりました…第14巻は2011年春発売予定とのことでかなり間が空いてしまいますけれど、のんびり待つことにいたしましょう。


…ふと、劇場版『君に届け』の主人公の女の子が先日の日誌でも触れました、私の物語の主人公な麻美さんに似ていると感じる、以前クリアいたしました『Fate/EXTRA』の(女の)主人公さんに似ている、と感じたり…いえ、主に髪型が。
ちなみに、私はそのタイトル名を聞きますと、真っ先にふじのマナミさまの曲が思い浮かびます…あの曲は『ポップンミュージック』におけるキャラも含めよきものでございました(あれは『キミに届け』でございますけれども…)

2010年10月19日

のちの、百合時空である。

先日はこの様なものを購入してまいりました。
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期待の作品たち…
○すこやかパラダイムシフト
○それが君になる
○絶対少女アストライア
○むげんのみなもに(1)
○はやて×ブレード(13)
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…今回は(も?)全てコミックとなります。
そして一番下の作品をのぞきます4作品は全て百合姫コミックスとなっております。
個人的に期待しておりますのは『すこやかパラダイムシフト』…これは個人的に『百合姫』で乙ひよりさまや倉田嘘さま、竹宮ジンさまなどと並びよい読み切り作品を描いてくださっておりますすこやかさまの作品集でございますから。
そのすこやかさま、最近の『百合姫/百合姫S』にお姿がなく、新装版の『百合姫』にもいらっしゃらない気配が…残念なことでございます(ちなみに『百合姫S』廃刊後新装なる『百合姫』の次の発売は来月でございます)
…すこやかさまのコミックの帯に「今は亡き百合姫Sが生んだ核弾頭、ついに登場。」なんて書かれておりました…今は亡き、って確かにそうなのでございますけれど、その雑誌を廃刊にした出版社のコミックでそんなことを言われるとさすがに切なくなります(ちなみに、今日の日誌のタイトルもこのコミックの帯から取ってみました)

一番下の作品は過去に既刊を読んでおりますことから購入しました作品…もうおなじみとなっております『はやて×ブレード』でございます。
今回は特装版ということでドラマCDがついてきております…もちろんその分価格もややお高いものとなっておりましたけれども。

今回は最優先で読みたい作品がいくつかございますから、どれをはじめに読もうか悩むところ…ともあれ百合姫コミックスたちということもありますから、いずれの作品も優先度を高めにして読んでいくかと思います。

先日の日誌で迷いましたゲームにつきましては、とりあえず昨日は何も購入せず様子見ということで…ただ、『いやす・なおす・ぷにぷにする』は正式に購入を差し控えようかと思います(いえ、やっぱりかなり購入意欲がわかなくって…どなたかが購入されてよいものでしたというご意見をいただいたりしましたら考え直すかもしれませんけれども…)
代わりに何を購入するかはまだ未定でございますし、今しばらくは以前クリアしております『Fate/EXTRA』の2周め、それが終われば3周めをすることになりそうでございます。
いえ、この『Fate/EXTRA』、個人的には今年出会ったゲームの中でも1、2を争うほどのお気に入り作品でございまして…特に登場人物に惹かれている面が大きいでしょうか。
中でもやはり(女の)主人公がよろしい感じ…このかたに好きな名前をつけられてまた自由に走り回ることができたおかげで以前書きました麻美さんの物語が完成できたと言っても過言ではございません。
それほどこの主人公さんの外見などが物語の麻美さんにぴったりで…キャラメイクなどもなしでここまでイメージどおりのかたなどそうそう出てまいりませんし、ゲーム中で彼女が走り回っている姿を見ているだけで楽しいものなのでございました(外見や性格なら『サモンナイト』のアヤさんもですけれど、彼女は自由に走り回らせることはできませんものね…)
…他にもこうしたイメージどおりの女の子が、しかも自由に名前を付けられて自由に走り回せたりできる作品があればよいのですけれど、さすがにそこまで贅沢なゲームはそうそう存在しないでしょうか…それだけにやはりこの『Fate/EXTRA』に出会えたことは僥倖で、お勧めしてくださったあのかたには感謝をしてもしきれないのでございました。

ちなみに、今年出まして私が購入いたしましたゲームで『Fate/EXTRA』に比肩し得るゲームとなりますと、キャラクターの魅力や百合的には以前クリアいたしました『その花びらにくちづけを 天使の花びら染め』に以前クリアいたしました『はなひらっ!』がございますけれど、RPGとなりますと…やはりございません(以前クリアいたしました『SaGa Frontier』は今年出たわけではございませんし以前クリアいたしました『ユーディーのアトリエ』は移植作品でございますし…)
以前クリアいたしました『トトリ』はどうなのか、といいますと…キャラクターなどを総合しますと『Fate/EXTRA』には一段劣る作品、と言わざるを得ません。
『トトリ』、それに以前クリアいたしました『ロロナ』といった原点回帰のはずの『アーランドの錬金術士』シリーズを見ますと、以前クリアいたしました『ヴィオラート』や上で触れました『ユーディー』の『グラムナート』シリーズ以降、『イリス』シリーズに『マナ・ケミア』シリーズと『アトリエ』シリーズが迷走期に入ってしまったのも仕方ないのかな、と最近では思える様になりました。
いえ、正統派シリーズはその『グラムナート』シリーズ、特に『ヴィオラート』で完全にシステムもキャラクターも世界観も完成形に達してしまっており、そこが完璧すぎるためにそれ以上の進化は難しかったのでしょう…ですので企業としては別の道を模索して『イリス/マナ・ケミア』の様に迷走してしまわれたのでしょう。
その証拠に『アーランド』シリーズのシステムなどはほぼ『グラムナート』シリーズを踏襲しており、目新しいものはほとんどなかったですから…それでも『トトリ』にはいくつかの進化が見られたのはさすがでございましょうか(キャラクター、特に主人公を幼くしすぎな点は褒められませんけれども、これも過去の正統派シリーズとあえて差別化を図ったのかも…)
ちなみに、個人的に『アトリエ』シリーズで一番面白いと思う作品は、今までの話の流れからも解ります様に正統派シリーズの完成形であります『ヴィオラート』です…『ユーディー』が今年PSPに移植されましたし、もしかしますと来年あたりこちらもPSPに移植されるかもしれませんし、その際は強くお勧めしてみます(PS2版で十分強くお勧めしますけれど…ただし難易度は高めで2周めをする気力はわきません…)
ちなみのちなみに、個人的に『アトリエ』シリーズで一番好きな主人公はマリーさんとユーディーさん…と、いけません、どうも私は『アトリエ』シリーズを語り出すと止まらないみたいで思わず話が脱線してしまいました、申し訳ございません…(何)
posted by 桜乃 彩葉 at 07:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | (更新終了)一般作品等購入履歴

2010年10月18日

この靴しりませんか?

先日読みましたコミックの感想です。
よきものでした
□この靴しりませんか?
■水谷フーカさま
 ○イラスト評価:★★★★☆(3.5)
 ○内容評価:★★★★★(4.7)
 ○百合度評価:★★★★☆(3.5)
 ○総合評価:★★★★★(4.5)

こちらは先日色々なコミックとともに購入しましたもので、百合が確実ということもあり購入をしました作品となります。
コミックスとしましてはおなじみのまんがタイムきららコミックスではございますけれど、こちらは通常のきらら系コミックスではなく「つぼみシリーズ」という独立したレーベルとなっております。
…つまり先日読みました『つぼみ』に掲載されていた作品のコミカライズ版なわけでございますけれど、『つぼみ』は「GLシリーズ」というレーベル…統一すればよろしいのに(何だか毎回こんなことを言っておりますけれど)

内容としては、『つぼみ』にて掲載されました読み切りな作品が5話+α収録されました短編集となっております。
『つぼみ』で読んでおりました際には気付かなかったのでございますけれど、こうしてコミックとしてまとめて読んで、それにコミックの帯の説明を読みまして、気付いたことがあり…それは、この5つのお話全てが童話をモチーフにしそれを現代版、そして百合なお話にアレンジしたものだったのでございます。
例えば表題となっております『この靴しりませんか?』はシンデレラをモチーフにしたもの…といってもモチーフにしただけで内容は全く違った感じのものでございますけれど、このお話がまた面白いものなのでございます。
このお話のお二人は結局最後の最後にならないと実際に顔を合わしませんので続きを読んでみたいと強く感じます…さすがに続きは想像にお任せしますということなのかもしれませんけれど、それでも描きおろしとしてもうお一人のかたにスポットを当てた『金の靴、銀の靴』が収録されていましたのは嬉しいところでございました(このお話のモチーフはもちろん泉に斧を落とすあれです)

その他のお話は、まずは赤ずきんをモチーフにしました『オオカミの憂鬱』…こちらはオオカミさんが逆にかわいい子の虜になってしまうお話でございます。
『わたしのアヒルの子』はタイトルどおりなもので、以前読みました『会長と副会長』での文化祭でのことや以前しました『その花びらにくちづけを わたしの王子さま』のラストあたりと同じ展開なわけでございますけれど、個人的にこういうお話は大好きです。
『雪のお姫さま』もタイトルどおりなもので、こちらは劇団のお話…演目はもちろん『雪の女王』です(何)
『はみだし音楽隊』については百合よりも4人のかたがたのあつい友情が素敵なお話…描きおろしとして『その後の音楽隊』が収録されておりましたけれど、どうやら2人ずつでカップリングが成立された模様?(自称○の娘もあくが強いわけでなく特に気になりませんでした…世間一般の○の娘とは違いましたし)

いずれのお話も百合的にはやや淡いものが多いのでございますけれど、それに不満を感じることは全くなかったでしょうか…いずれもとても素敵なお話たちでございましたから。
かつて百合姫コミックスでいくつもの素晴らしい読み切り作品を収録した短編集コミックを読みましたけれど、この作品はそれらに伍しても何ら遜色のない、素晴らしいと言ってよいかと思うほどのよき短編たちでございます。
本誌でも作品を読んでおりながらその際はそう強い印象を受けなかったもののこうしてコミックで改めて読んでみてそのよさに改めて気付かされたかたとしましては、以前読みました『ナイフエッジガール』の古街キッカさまがいらっしゃいましたっけ…やはり読み切り作品でもこうしてコミック化されるというのはとてもありがたいことでございます。

イラストはなかなかよきものでございます。
百合的には上で触れました様に淡い感じではございますけれど、でもいずれも素敵な百合なお話たちでございます。
ともあれ、これは素敵なお話たちで大満足でございました…この作者さまはこの作品上で触れました『つぼみ』第8巻にはいらっしゃいませんでしたけれども予告によりますと第9巻には掲載予定みたいでございますから、期待いたしましょう。
そして、つぼみコミックスもこの調子で百合姫コミックスにも負けないよい作品たちを続々と出してくださることも期待して…12月にまた2冊ほど出るみたいでございますし。

2010年10月17日

少女+たちひざ=やさしい沈黙

先日読みましたコミックの感想です。
もはや雑誌?
□つぼみ(8)
■アンソロジー
 ○イラスト評価:★★★★☆(3.5)
 ○内容評価:★★★★☆(4.4)
 ○百合度評価:★★★★☆(4.0)
 ○総合評価:★★★★☆(4.0)

こちらは先日色々なコミックとともに購入しましたもので、過去に既刊を読んでおりますことから購入をしました作品となります。
コミックスとしましてはおなじみなまんがタイムきららコミックスではあるのですけれど、こちらは「GLシリーズ」という独立したものとなっており、普通のきらら系についている通しナンバーもついておりません。
以前読みました『エビスさんとホテイさん』『星川銀座四丁目』などはこの『つぼみ』で連載されていたもののコミック化作品なのでございますけれど、これらは「GLシリーズ」ではなく「つぼみシリーズ」だったり…どちらかに統一すればいいのに、と思ってしまわないこともなく…。

内容としては、以前読みました第7巻同様に百合onlyなアンソロジーコミックとなっていて、相変わらず雑誌並みの分厚さと参加作家さまを誇っております(以前読みました同じく百合なアンソロジー『ひらり、』も少し及ばないながらもなかなか分厚かったですけれども)
雑誌並み、といえば連載作品も読みました感じ全体の2/3以上を占めている感じがしまして、そのあたりも雑誌並み…『百合姫』同様に隔月刊化された作品でございますし、どちらかといえばコミックより雑誌という感覚の強い作品かもしれません。
ともあれ参加していらっしゃるかたは第7巻以前からもおなじみのかたがたとなるでしょうか。

お話たちのほうは、百合なアンソロジーなだけにいずれも一定水準以上の百合度を持った、それぞれに面白いものとなっております。
連載作品でございましたら、上でコミックについて触れました玄鉄絢さまの『星川銀座四丁目』がなかなか興味深く…お二人の過去、出会いの頃の物語を描いておりましたから。
あとはそれほど長い連載ではなかったかずといずみさまの『めとらば』やきざたつみさまの『ロンサム・エコー』も波乱はありましたもののハッピーエンドで終わってくださって一安心でございます…やはり物語はハッピーエンドが一番でございます(いえ、切ない終わりかたもそれはそれでありなのでございますけれども…ね?)
コダマナオコさまの『レンアイマンガ』あたりは波乱に突入してきた感じで胸の痛い展開となりつつありますけれど、どうなるでしょうか…次巻を待ちましょう。
森永みるくさまの『ひみつのレシピ』やカサハラテツローさまの『タンデムLOVER』、それに以前コミックを読んでおります吉富昭仁さまの『しまいずむ』は安定した面白さの連載を保ってくださっております…このまま続いてくだされば幸いでございます。
一方、連載が多いということで読み切り作品はやや少ない印象がございましたけれども、それでも由多ちゆさまの『神様とあめふらし』などよきものでございました…縞野やえさまの『ゆめよりすてきな』が傍観者に徹していて意外でした(とても面白かったですけれども)
…『ひみつのレシピ』ってどこかで聞いたフレーズかと思いましたら、以前クリアいたしました『ロロナのアトリエ』のエンディングソング『不思議なレシピ』にそんな一節がございましたっけ(何)

上で触れました様に『星川銀座四丁目』など、それにこれと同時に購入しておりまだ読んでおりません『この靴しりませんか?』は「つぼみコミックス」としてここで連載されたものが単行本化しているのでございますけれど、12月にまた新たな単行本が出るみたいでございます。
それが上で触れました『ロンサム・エコー』のきざたつみさまとやはり連載が続いております『Green.』の大朋めがねさまのものとのことで、楽しみにいたしましょう。
つぼみコミックスも百合姫コミックスに負けないくらい質の高い百合作品たちが出てくださるかと思いますので、今後も色々な作品が単行本になってくだされば幸いでございます。

イラストはアンソロジーでございますので玉石混淆でございますけれど、全体的になかなかよろしかったかと思います。
百合的には百合なアンソロジーでございますので問題ございません…淡くて叶わぬ恋からラブラブなものまで色々ございます。
ともあれ、ここまで連載作品が多くなりますと新規に読もうという人がなかなか手を出しづらくなってしまう気もいたしますけれど、内容自体はどの作品もよろしいものでございますから、これからも長く続いていっていただきたいものでございます(そして上で触れました『ひらり、』や以前読みまして第3巻が今月発売予定な『百合少女』など他の百合なアンソロジーも同様に…と、以前読みました『ComicリリィPLUS』の8月下旬に出る予定と書かれておりました第3巻は出ないままっぽいですけれど、消えてしまわれたのでしょうか…)
ちなみに、今日の日誌のタイトルは今回の帯から…タイトルの様に書いて「あなたへの+ささやきことばを=おしえてほしい。」と読みます。


以前クリアいたしております『Fate/EXTRA』は2周め、タマモさんとの絆が最大に上がったところでレベルを上げております(ここで流れるBGMがとてもよいものでございまして、しばらくここでのんびりレベル上げをしようかと思います)
その『Fate/EXTRA』2周めも大詰めのところまできておりまして、一応もう一度セイバーさんで、主人公の名前を漢字表記にして3周めを行おうかなとも考えているのでございますけれども、それでもそろそろポスト・『Fate/EXTRA』…つまり次にメインでやってみるゲームを考えてみてもよいのかも、と思いました。
今後新作なゲームを購入する予定としましては、百合が確実なPCゲーム『白衣性恋愛症候群』がございますけれど、これはどうもまだ発売日が未定みたいで、あとは今月21日発売予定なDSソフト『ストライクウィッチーズ2 いやす・なおす・ぷにぷにする』がございますけれど、こちらはどうも期待できなさそうな雰囲気をぷんぷん感じてしまいまして、今月ゲームに出せるお金は1作品分が限度かと思いますし、『スト魔女2』より面白そうな作品があればそちらを購入しいっそ『スト魔女2』は購入を控えようかな、なんて考えてしまっております(以前いたしましたものの続編でしたら迷いなく購入しておりましたのに…)

そこで何か面白そうな作品はないかな、と考えてみまして…最近は『Fate/EXTRA』をはじめPSPなゲームばかり手を出しているからというわけではありませんけれど、やはりPSPで何かあればそれがよいかな、と思うのでした(いえ、DSよりPSPのほうが画面が見やすく感じられて…PS3のソフトにはあまり期待しておりませんし…)
そこで思い至りましたのが『けいおん!』という作品と『P3P』という作品の2つ…いずれも、とってもお世話になっております桜花さま絡みで気になっていた作品たちでございます(両作品とも以前購入しております藤枝雅さまの2010年カレンダーでイラストに使われている、という共通点もあったりいたします)
前者は最近ご購入された音ゲー、後者は確か昨年の12月くらいにご購入されていたしたRPG(のはず?)で、あのかたのしている作品ということもあり気になりますしよさそうなものでございましたら『スト魔女2』を切って購入を考えようかな、と思っております(ちなみに百合的には両作品とも薄そう…?)
ただ、『スト魔女2』を切ったとしましても金銭的な余裕から手を出せるのは1作品だけになりそう…こ、この2作品でしたらどちらがよりお勧めなのでございましょう?(何)
あっ、もちろんもっとお勧めの作品がございましたら、そちらを教えてくださると…。
…ちなみに、両作品を購入しない場合も、『スト魔女2』は購入をやめておこうかな、という気持ちが強くなりつつあったり…いえ、こちらの公式サイトを見ますと、ますます期待感が薄まってきてしまいましたので…(何も購入せずお金を貯め、手持ちのゲームを何かする…という選択肢もございますものね/何)

2010年10月16日

スケッチブックストーリーズ 〜前夜祭〜

以前の日誌にて、この日誌を書いているブログ・システムが10月20日の14時から10月22日の14時までの2日間にわたりメンテナンスとなる、と書きましたけれど、先日計画に変更があったらしく、メンテナンス期間が10月20日の14時から10月21日の14時までとなったみたいでございます。
期間が1日短くなったみたいですけれど、やはりこの間は日誌を書くことも読むこともできなくなりますので、ご了承くださいまし。


では、先日読みましたコミックの感想です。
登場人物がさらに増え…
□スケッチブック(7)
■小箱とたんさま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(2.7)
 ○内容評価:★★★★☆(4.4)
 ○百合度評価:★★☆☆☆(2.0)
 ○総合評価:★★★★☆(4.0)

こちらは先日色々なコミックとともに購入をしましたもので、過去に既刊を読んでおりますことから購入をしましたものとなります。
コミックスとしましては『あまんちゅ!』や『バガタウェイ』などと同じものとなります。
こちらは過去にアニメ化もされております作品でございます…以前観ております様にDVDも購入していたり、結構好きな作品でございます。

内容としては、福岡県にある高校の美術部に所属する皆さま+α(主に猫)のかたがたの日常を描いた4コマです。
と、やはり説明が以前読みました第6巻の感想と同じとなってしまい、またここまで長く続く、しかも日常を淡々と描く波乱のない4コマではいい意味で特に説明をすることはないのでございますけれど、この巻ではさらに登場人物+猫さんが増えておりました。
まずは空さんのクラスメイトの霧島渓さんと小木高嶺さん…どちらもかなり中性的な容姿をしていらっしゃいますけれどどちらも女の子で、そして帰宅部でございます。
あとはこちらは新規登場人物というわけではなく、上で触れましたアニメ版で出てまいりました根岸みなもさんがこちらの原作にも登場…そういえば同じブレイドコミックスの『ARIA』でも以前観ましたアニメ版オリジナルキャラでしたアイちゃんが以前読みました原作に最終話にも出てまいりましたけれど、こちらは別に最終話というわけではございません。
アニメやゲームオリジナルのキャラというのは時として必要性を疑うキャラもおりますけれど、みなもさんの場合は何の違和感もないキャラですから何の問題もございません…以前しておりますゲーム版『GA』の主人公のマリさんなども原作にいらしてもよいのではないか、と思えるかたでございます。
そういえば、今回の帯にわざわざ「日笠陽子デビュー役、根岸みなも マンガ初登場。」だなんて大きく書かれておりましたけれど、その日笠さまというのはそこまで大きく書かれるほど有名になられたかただったりするのでございましょうか…う〜ん、やはり2000年代後半以降の、特に私が実際に作品を手にしていない作品に出ているであろう声優さんは解りませんし、いずれにしましてもわざわざ声優名を大きく書かなくってもよいのではないかと…。
…と思いましたら、以前の日誌のコメントで、大変お世話になっておりますかたに日笠さまのことを教えてもらえておりましたけれど、あのアニメのかたでございましたか…まさか過剰な人気のあるっぽいその作品にあやかろうと考えてわざわざドラマCDもついていないコミックに声優さんのお名前を出したとは思いたくないところでございますけれど、もしもそうでしたら非常に残念で悲しいことでございます…(『スケッチブック』がそこまでしなければならないほど人気がない、ということになりかねませんから…)

ともあれさらに登場人物が増えてきたということで、個々の皆さんの出番がさらに減ってきている様な…特に猫さんに関しましては、新規登場の猫さん以外の皆さんの出番は0でございましたし、さみしいことでございます。
でも、人間なかたがたに関しましては一応一通りの出番はあったかと思います…特に大庭月夜さんの出番が結構あり、第100話では彼女がメインに、そして美術部でないかたがたが一堂に会しておりました(そう、もう100話以上続いているみたい…)
あとはケイトさんがさらに壊れてきたりしておりますけれど、基本的にはいつもと変わらない雰囲気のお話たちで、これまで同様に安心して、そして面白く読むことができます。
ちなみに私はキャラとしてはケイトさんが特に好きで(あと地味に朝倉先生とか…)、ネタとしては栗原先輩の昆虫や植物ネタが特に好きでしょうか…といっても、登場人物は皆さんよきかたがたばかりでございますし、ネタのほうも面白いものでございます。

イラストのほうは普通…第6巻の評価はちょっとひどすぎます。
百合的にはコメディ100%の作品でございますのでないといってもいいかもしれませんけれど、夏海さんとケイトさん、栗原先輩と樹々先輩、そして涼風コンビなど、よく二人一緒にいらっしゃるかたがたはカップリングとして見てしまうこともしてしまうかも…?
ともあれ、某騒がれすぎな作品の如くいくら何でも登場人物を増やしすぎなのではということでやや内容評価を下げてしまいましたけれど面白さ自体は変わっておりませんし、こちらの作品はこれからもまったり続いていっていただきたいものでございます。


と、上の『スケッチブック』を読みました際に、以前購入しておりますもののまだ聴いていなかったこちらのドラマCDの存在を思い出しまして、今更ながらに聴いてみました(私はドラマCDに関しては購入しただけで満足して聴かずに放置してしまうことが多いのです…)
ようやく聴き…
…それがこちら、『スケッチブックストーリーズ 〜前夜祭〜』でございまして、タイトルどおり上の作品の、というよりアニメ版のドラマCDでございます。
内容としましては、タイトルからも解ります様に文化祭に至るまでを描いております…ちなみに文化祭当日は描かれておりません。
文化祭のお話は原作にもございましたけれど、こちらは原作とは少々違った内容になっております…最終的に美術部の出し物は原作どおり焼きそば屋さんに落ち着くのでございますけれども、そこへ至るまでが色々ございまして…。
みなもさんなども登場し、アニメ同様の雰囲気をかもしだしたよきものでございました…特に真面目な部長さんが今回は案外壊れていらしたりして…。
これを今まで放置してしまっていたのは残念なことでございました(何)

2010年10月15日

あなたに出会えた奇跡。

先日はこの様なものを購入してまいりました。
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隔月刊となった百合なアンソロジーと…
○つぼみ(8)
○この靴しりませんか?
○スケッチブック(7)
○トランジスタティーセット 〜電気街路図〜(3)
○らき☆すた(8)
○三日月の蜜
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…今回は全てコミックとなります。
一番上の作品は『百合姫』同様に隔月刊化となった百合なアンソロジー…『百合姫』が奇数月発刊でこちらが偶数月と見事にバランスが取れておりますけれど、これは偶然なのでしょうか。
その下の『この靴しりませんか?』はその『つぼみ』に掲載されていた作品のコミック化となります。

その他、『スケッチブック』以下は一番下の作品をのぞきましていずれも過去に既刊を購入しておりますことから購入をしました作品となります。
『らき☆すた』あたりはもう切り捨てようかとも思ったのでございますけれど、ここまで購入してきたということで惰性で購入…中に色々チラシが入っておりましたけれど、何だかカメラとコラボしたりするそうで、まだ過剰な騒ぎは収まっていなかったのでしょうか…?
さらにチラシによるとPSPでもゲームが出るそうですけれど、某作品や某作品の様に主人公が男だそうで、しかもジャンルが「恋愛アドベンチャー」となっていたりとどうしようもない感じ…本当にどうしようもない、以外の形容のしようがありません。
同じく過剰に騒がれ気味な『けいおん!』という作品のPSP版はその様な愚かしいことにはなっておらず、まだよかったというべきでございましょうか…大変お世話になっておりますあのかたも購入されたといいますし、百合が期待できそうでございましたら購入をしてみるのもよいのかも…?
でもジャンルは音ゲーみたいで、『ポップンミュージック』を引退して長く、以前完全版をしております『ソルフェージュ』のミュージックパートもオート演奏で済ませてしまった私にはかなり壁が高いかもしれません(麻雀ゲームの『咲』とどちらがより壁が高そうか…)

一番下の作品は何となく百合そうでしたので購入をしてみました作品となります。


以前クリアいたしております『Fate/EXTRA』は2周めもいよいよ決勝戦、2日めまで進行いたしました。
このあたりはお話もクライマックスで、ユリウス氏の悲しい最期、そして何よりサーヴァントとの絆が最大にまで上がってセラフの介入を跳ね返すという素晴らしいイベントがあり非常によろしい感じでございます。
2周めはキャスターさん、タマモさんこと玉藻の前とともに挑んだのでございますけれど、やはり1周めのセイバーさん、ネロ帝同様に百合的に素晴らしいイベント…この時点でこのゲームにはかなり満足してしまうのでございました。

それにしても、タマモさんは最弱だなんて言われておりますけれど、個人的にはかなり強いサーヴァントに感じられます。
いえ、中盤以降は戦闘終了後にMPがスキル1、2回分程度は回復する様になりますので普通の敵相手にもスキルを気軽に使える様になりますし、またそのスキルはきちんと使えば敵の行動を完全に封殺できますので、対サーヴァント戦も楽に戦えます…現に、第6回戦のお相手でした呂布奉先もかなり楽に戦えましたし…。
不満点は宝具が全く役に立たないものなくらいでしょうか…こちらはセイバーさんのほうが明らかに強いものとなっております。
そもそも、普通に考えればネロ帝よりも玉藻の前のほうが強いというのは少し考えなくても解るものでございます…玉藻の前は一人で何万人もの相手の軍勢を殲滅したのでございますから、普通に考えましたら最強のサーヴァントでもおかしくないはずでございます。
posted by 桜乃 彩葉 at 07:47 | Comment(4) | TrackBack(0) | (更新終了)一般作品等購入履歴

2010年10月14日

みるち〜ものがたり講座40

(み:藤枝美紗さん、ふ:逢坂蕗さん、あ:鴬谷菖蒲さんです)

み&ふ:みるち〜ものがたり講座〜♪

み:わぁいっ、今日も元気にものがたり講座の時間だよ〜♪

ふ:相変わらずみーさちゃんは元気いっぱいですね♪

み:う〜ん、でも実は一昨日あたりから風邪気味で、特に昨日はちょっとはやめにお休みをしちゃったりしたけど、今日は喉の調子はまだ悪いけど多分大丈夫かなって思うよ〜♪

あ:あらあら…。

ふ:そんな今日の講座では何か重大な発表があるそうですね?

み:あっ、うん、そうなんだけど、まずはいつもどおり来月、つまり11月発売予定のコミックを見ていきたいと思うよ〜♪
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6日発売予定:『ラーメンの鳥 パコちゃん(3)』
12日発売予定:『GIRL FRIENDS(5)』『武蔵野線の姉妹(3)』
13日発売予定:『ねこむすめ道草日記(5)』
18日発売予定:『さよならフォークロア』
22日発売予定:『ちゅうに!(2)』『渚のハイQ部(2)』
25日発売予定:『BAMBOO BLADE(14)』『BAMBOO BLADE B(4)』
27日発売予定:『かなめも(4)』『R18!(3)』『ゆかひめ!(2)』『よつばと!(10)』『ホーロロギオン(3)』
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ふ:なるほど、18日発売の1冊はいつもどおり百合姫コミックスですね。

み:うん、来月はちょっと数は少ないけど、特にまんがタイムきららなコミックが期待できると思うんだよ〜♪

ふ:『かなめも』『R18!』、それに『ゆかひめ!』ですか…確かになかなか悪くないラインナップです♪

み:うん、それもなんだけど、その日に同時に発売することになってるきらら系の第1巻な『お願い神サマ!』『ましゅまろ×タイフーンッ』って作品がなかなか期待できそうなんだよ〜♪

ふ:きらら系の作品って、そういえば最近第1巻となる作品を何も買っていない気がします…全て過去に既刊が出ているものばかりでしたよね。

み:うん、だから来月は久し振りにそっちのほうも期待できそう、って嬉しかったんだよ〜♪

あ:あらあら…♪

ふ:他の作品たちは、いずれもちょっと地味でしょうか…。

み:う〜ん、そうだね、22日のぱれっとコミックス2冊が目立つのと、あとは百合々々な『GIRL FRIENDS』があるくらいかな〜?

ふ:『BAMBOO BLADE』に『BAMBOO BLADE B』なんてまだ購入している既刊を読んでいないくらいですものね…。

み:は、はわわ、それは、その2作品は百合が期待できないからつい後回しにしちゃって〜…!

あ:あらあら…♪

ふ:とにかく、まずは以前の講座で触れました今月発売のコミックたちですね…まだ何も買っていないじゃないですか。

み:あっ、えっと、今日『スケッチブック』とか『つぼみ』とかを買いにいってみる予定だよ〜♪

ふ:今月は今後もすこやかさまとかの百合姫コミックスに『はやて×ブレード』『ささめきこと』『ねこみみぴんぐす』などと豪華な作品が出る予定ですし、楽しみですね♪

み:うん、買い逃しのない様にしなきゃだよ〜♪

ふ:それで、重大発表というのは何でしょう?

み:あっ、うん、えっとね…突然だけど、この『みるち〜ものがたり講座』は今回で最終回にしようと思うんだよ〜。

ふ:えっ、それは確かに突然ですけれど、どうしてですか…?

み:うん、前にこの麻美さんと夏梛さんのお話を完成させたんだけど、このお二人は物語の中でもラジオ番組をしてるってことになってるから、それならこの日誌でもやってもらおうかなって思ったんだよ〜。

ふ:まだ声優デビューしていないいちごさんが集会を開いているんですから、このお二人が出ても何もおかしくありませんね…。

み:それでみーさは講座を2つ持ってて、それにこっちの『は〜ちゅ』のほうはこの『みるち〜』のメンバーが全員出ている上にみしゃさんもいるから、あっちを残してこっちを麻美さんたちにあげることにしたんだよ〜。

ふ:なるほど…。

み:みーさの講座は1つになるから、次回から『は〜ちゅものがたり講座』のタイトルを『みーさのものがたり講座』に戻して引き続きやっていこうと思うよ〜♪

ふ:じゃあ麻美さんたちのほうのタイトルは何になるんですか?

み:う〜ん、それは今のところまだ考え中で、いいのが思い浮かんでいないんだよ…何かいいのがあったらよろしくだよ〜。

あ:あらあら…。

ふ:あと、夏梛さんを使っていいかどうか、とってもお世話になっている桜花さまにまだ許可をもらっていませんね?

み:はわわっ、そっちもなるべくちゃんと許可を取る様にして、もし問題あったら取りやめることにするよ〜。

ふ:では、こちらの『みるち〜』な講座はこれで終了ですね…長きにわたりお聴きくださり、ありがとうございました♪

み:みーさの講座はまだ『は〜ちゅ』改め『みーさのものがたり講座』で続けてくから、そっちもよろしくだよ〜♪


あ:あらあら、いちごさんの集会は長らく開かれていませんけれど、麻美さんたちのものはどうなるでしょうか…タイトルなど難題もありますけれど、お待ちいたしましょう…♪
posted by 桜乃 彩葉 at 07:29 | Comment(2) | TrackBack(0) | あさかな/すみりおRadio

2010年10月13日

ある日の開占学園

先日読みましたコミックの感想です。
最終巻でした
□おひめさまナビゲーション Which girl do you TRUST?(3)
■たかみ裕紀さま(作画)・七尾奈留さま(キャラクターデザイン)・SATZさま(原作)
 ○イラスト評価:★★★★☆(3.5)
 ○内容評価:★★★★☆(4.0)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.0)
 ○総合評価:★★★★☆(3.7)

こちらは過日『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』のDVDなどとともに購入をしましたもので、過去に既刊を読んでおりますことから購入しましたものとなります。
コミックスとしては『ストパニ』『よつばと!』などと同じ電撃コミックスとなります…と、このコミックの表紙の折り目に既刊案内が書かれていたのですけれど、そこにはやはり『ストパニ』の名前が…(作画担当の人も、変な同人誌など出しておらずにせめてこちらを完結してくださればよろしいのに…なんて、既刊を読んだ際と同じ嘆きが出てしまうのでございました/何)

開占学園という学校の占い科に通う女の子たちを描いた物語でございます…どうやら『電撃G'sマガジン』というやや懐かしい雑誌で連載されている占い企画を原作にしたものらしい?
と、説明がやはり以前読みました第2巻の感想と同じとなってしまいましたので、登場人物の紹介などは省略したいところでございますけれど、既刊の感想では新キャラさんたちの紹介がなされておりませんでしたので、ここで紹介をしておきましょう。
新キャラさんたちは「魔女占い」を巡って皆さんとライバルとなる、けれど同じクラスに編入してきた女の子たちで、富士宮珠美さんと詠眠眠さん、辻浦みつるさんの三人となっております。
珠美さんはかなりのお嬢さまで、後半の主人公といった趣もする、「魔女占い」をもっとも求めていらっしゃるかた…性格は高飛車なお嬢さまにも見えたのでございますけれど、登場人物で一番確固たる信念を持った、そしてツンデレ気味のかたでございます(ちなみにスタイルはかなりいいみたい…)
残り2人は珠美さんのお付きの皆さんといった趣ながらきちんとした絆で結ばれたかたがたで…似たところを見ますと以前読みました『咲』の透華お嬢さまと龍門渕の皆さまの関係の様なものでしょうか。
眠眠さんは見たことのない占いを求めて大陸方面からきた子で、名前どおりすぐ眠ってしまう子…また肉まん占いと称して皆さんの胸をもんでしまうというかたでもありますけれど、かなり微笑ましいかたでしょうか。
一方のみつるさんは代々続く占いの名家出身のかたでございますけれど、実は女装少年…それがピックアップされたお話は1つだけでございましたので、特に気にしないでおきましょう。
メインの6人もよろしいかたがたでございますけれど、こちらの3人、特に珠美さんはかなりよろしいかたがたでございます。

お話のほうは第2巻の流れで引き続きオーブを集める皆さまなのでございますけれど、その過程で「魔女占い」というものが出てまいります…その封印が緩んだことにより異変が発生しているのでございました。
オーブを集めるには皆さんおとぎばなしの世界に入って己の心の強さを見せなくてはいけないのですけれども、このあたりの雰囲気は以前しました『GA』なゲームの後半、皆さんが絵本の中の世界に入り込むあたりに似ております。
皆さま無事にオーブを集め魔女占いにたどり着くのでございますけれど、それは以前しました『Fate/EXTRA』の聖杯、には及ばないもののある意味それに近しい万能の力を持ったもので、皆さんそれを手に入れるか封印するかで悩むのでございますけれど、ここへたどり着くまでに得られた様々な経験などにより、封印する道を選び…ということで、めでたしめでたしとなりました。
…はい、この作品はこの巻で完結でございました。

お話が進むにつれ皆さまの友情度がupしていくという王道路線のお話でございましたけれど、こういうお話は好きでございますのでよきものでございました。
また、登場人物も皆さまよきかたがたばかりで、今回表紙になっております花里さんがかなりよい感じ…あとはやはり珠美さんでございましょうか。
巻末にはおまけ4コマとしまして『ある日の開占学園』という以前読みました第1巻の頃の様な微笑ましい日常を描いたお話が収録されておりましたけれど、珠美さんたちも含めた皆さんでの微笑ましい日常を描いた本編も読んでみたかったかもしれません。

イラストはなかなかよきものでございます。
百合的には、百合というより皆さまの友情がメインのお話でございますけれど、それでもところどころ百合に見えるところがあり…少なくとも安心して読める作品ではございます(唯一の男キャラとなります女装少年も特に気にすることはございません)
ともあれ、新キャラもよきかたがたでございましたし、よきお話でございました…最終巻でしたのは少々さみしいですけれど、完結しただけよいでしょうか(何/『ストパニ』は…)


『Fate/EXTRA』は2周めを進行中…第6回戦の、あの恐怖のお弁当事件のところまでやってきたのでございますけれど、その前にタマモさんが究極の質問をしてまいりました。
つまり、自分と遠坂凛さんと、どちらが好きなのかという、非常に難しい質問…3つめの答えとして「ちょっと、ここでセーブさせて」なんていう意味不明のものもございましたけれど、さすがにこれは選べません(私の気持ちはそれでしたけれど/何)
非常に悩ましいところではございましたけれど、ここはやはりタマモさんのことが…と答え、ものすごく喜んでおりました(その直前までものすごくすねておりましたけれど)
そのごのお弁当事件では、そんなタマモさんでもやはり凛さんに同情しておりましたけれど、これは当然でございましょう。
…そういえば、麻美さんにタマモさんが魂は男の子だと言ってきました…確かに、主人公の言動や考えはときどき男性寄りな感じを受けたりしますけれども…。

あと、ときどきアリーナにレアエネミーとサーヴァントが呼んでいるときどきしか会えない敵がいるのでございますけれど、これを5体倒したということでタマモさんがお祝いの言葉とともに、彼女のスキルの一つがパワーアップいたしました。
セイバーさんの場合はアイテムをたくさん使うとそんなことが起こりましたけれど、そこはやはりサーヴァントごとに異なる模様でございました。

2010年10月12日

はなひらっ!

先日クリアいたしましたゲームの感想です。
年齢制限なしの…
□はなひらっ!
 ○イラスト評価:★★★★☆(4.0)
 ○グラフィック評価:★★★☆☆(3.3)
 ○システム評価:★★★☆☆(3.0)
 ○内容評価:★★★★★(4.7)
 ○音楽評価:★★★☆☆(3.3)
 ○声優評価:★★★☆☆(3.4)
 ○難易度:★☆☆☆☆(1.0)
 ○百合度評価:★★★★★(4.5)
 ○付加要素(おまけなど):★★☆☆☆(1.5)
 ○総合評価:★★★★★(4.5)

これは先日購入をしましたもので、百合が確実な作品ということもあり購入をしましたものとなります。
ということで、こちらはPC専用の同人ゲームとなります。

内容としては、百合々々なアドベンチャーゲーム、となるでしょうか。
この作品を制作された、こちらに公式サイトのございますサークル【ふぐり屋】さまは以前シリーズの最新作をしております『その花びらにくちづけを』という百合な、そして年齢制限ありな同人ゲームを出していらっしゃるのでございますけれども、今回の作品は年齢制限のついていないものとなっております。
といいましても舞台は『その花びらにくちづけを』シリーズと同じ学校となっておりまして、主人公さんたちはおそらく中学生に相当すると思われ…作中でこの学校に通って10年以上たっていると言っておりますので高校生に相当する可能性もございますけれど、おそらく幼稚園の頃も含めているのではないか、と思われ…?(でも皆さんの制服は『その花』シリーズの皆さまのものと同じですので、やはり高校生なのでしょうか…以前しております『あまくてほしくてとろけるちゅう』の瑠奈さんは制服のデザインが違いましたし…)
主人公はツンデレさん…
…今回のメインはこのお二人、左が主人公の羽村佳織さん、右が結城あまねさんとなります。
佳織さんはしっかりとしたかたでありまた一言で言いますとツンデレそのものな性格をしております、あまねさんのことが大好きなのでございますけれどなかなか素直になれない子でございます。
あまねさんのお弁当を日々作っている様子でございますけれどお料理はまだあまり上手でないご様子の、普段はあまねさんの世話係みたいな役回り…。
ツンデレな佳織さんの声優さんは以前観ました『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』のクレハさんや以前クリアいたしました『ロロナ/トトリのアトリエ』のクーデリアさんといったツンデレなかたを担当しております喜多村英梨さまでございまして、やはりクレハさんやクーデリアさんにかなり近しい声なのでございました(やはりこの声優さまはツンデレ担当?)
一方のあまねさんは佳織さんのお隣の家に暮らす元気で無邪気な女の子で、佳織さんのことが大好きだと日々公言していらっしゃいます…その割にときどき鈍感なところを見せますけれど、もしかするとそれはわざとなのかも…?
趣味はゲームみたいで、その実力はなかなかのものみたい…。
…そういえば『その花』シリーズには幼馴染な関係のお二人、はこれまでにいらっしゃらなかったですね。

と、過去の『その花』シリーズでございましたらメインキャラは二人だけなのでございますけれど、この『はなひらっ!』にはもうお二人メインとなる登場人物がいらっしゃいまして…
もう1つのカップリング?
…左が魚住小春さん、右は藤堂真琴さんといいまして、佳織さんとあまねさんとこのお二人でいつも一緒にいらっしゃる仲良し4人組となっております。
小春さんは皆さんのマスコット的存在といえる小さくてかわいい、そしてお料理など家事万能な女の子…その存在は皆さんの癒しとなっておりますけれど、本人は大人っぽい真琴さんに憧れていらっしゃるご様子でございます(外見が以前読みました『ひだまりスケッチ』のゆのさんに似ているかも…?)
一方の真琴さんは4人の中で一番背も高くスタイルもよい、そしてクールな雰囲気をかもし出したかたでございますけれど、かわいいものが大好きで、特に小春さんが大好き…そのために暴走してしまわれることもしばしばでございます。
カップリングとしましてはもう当初から佳織さんとあまねさん、小春さんと真琴さんという二組で成立しておりまして、終始その二組がラブラブしていく様を観ていくことになりますので、そのあたり安心して見ていられます。

そんな4人のお話でございますけれど、中盤までは皆さんの賑々しい一日を描いております…つまりあまねさんの忘れてきた宿題を一緒にしたり、お弁当を一緒に食べたり、放課後を一緒に過ごしてそして佳織さんのお家でお泊りをしたり、といった感じでございます。
そのあたりの雰囲気としましては以前読みました『ゆるゆり』あたりに近しいかも…とっても仲のよい女の子たちの賑々しく愉快な日常を見る、というのは楽しいものでございます。
ただそういう感じでございますので、『その花』シリーズほど百合々々しくはなくって、ジャケット裏にもあります様に恋人未満な関係、といった感じとなるでしょうか。
そのまま口づけまですることなく終わりそうな雰囲気もあったのでございますけれども、後半の風邪を引きました佳織さんをあまねさんが看病する場面では最後に…佳織さんは人前では素直になれないかたでございますけれど、お二人はもう恋人同士といってよろしいでしょう。
ちなみに、小春さんと真琴さんのお二人の関係は後半ではほぼ描かれません…こちらのお二人をメインにしたお話を希望してしまうかも?

イラストは『その花』シリーズと同じぺこさまが描かれておりますけれど、こちらはデフォルメ気味で幼くかわいらしい雰囲気です…この作品に合った雰囲気でありましてこれでよいかと思います。
グラフィックはセカンドシリーズ以降の『その花』シリーズとほぼ同様…悪くございません(メッセージウィンドゥはよくなったかも)
システム面も『その花』シリーズと同じでございます。
内容のほうは皆さんの賑々しい日常が微笑ましい、それに百合的に見ましても『その花』シリーズに較べましたらやや抑えられておりますけれど、でも十分なものでございましょう。
音楽面も『その花』シリーズと同じでございます…ほぼ同じ音楽が使われております。
声優さんのほうは上で触れました喜多村英梨さま、それにあまねさんを演じられたのは以前ボーカルコレクションを購入いたしました『ソルフェージュ』でかぐらさん役を演じられた榊原ゆいさまでしたりと、豪華な面々…小春さん役の徳島未彩さまや真琴さん役の内田愛美さまは聞いたことのないお名前ではございますけれど、いずれにしましても皆さんキャラに合っていらして問題ございませんでした。
難易度のほうはどうでございましょう、選択肢は4つほどございましたけれど、ツンデレらしいお返事を選んでいけば問題ないかと思います。
百合的には『その花』シリーズほどにはございませんけれど、でも十分、問題のないものでございます。
付加要素につきましては、パッケージ版におまけCGがついてきませんでしたので、『その花』シリーズよりは少し劣るかも…それ以外の面は変わりません。
ということでサークル【ふぐり屋】さま初の年齢制限なしなゲームでございましたけれど、微笑ましい皆さまの、それに百合なお話でございましてよきものでございました。
かといってこれで『その花』シリーズの制作をやめられるわけではないそうで、そうなると雫さんとエリスさんのお話の続編も観たくなるところ…小春さんと真琴さんメインのお話も観たいものでございますし、今後も期待いたしましょう。

2010年10月11日

は〜ちゅものがたり講座54

(み:藤枝美紗さん、しゃ:永折美紗さん、ふ:逢坂蕗さん、あ:鴬谷菖蒲さんです)

み&しゃ:は〜ちゅものがたり講座〜♪

み:今日も頑張ってものがたり講座を開いていくよ〜♪

しゃ:先日『はなひらっ!』っていういい百合ゲームが届いたみたいだねっ。

ふ:それにそろそろ秋の新アニメが揃った頃だと思いますけれど、今期は何かよさそうなものはあるのでしょうか?

み:う〜ん、アニメに関しては、みーさは何も情報を得てないからきっと何もないと思うよ〜。

あ:あらあら…。

しゃ:でも『はなひらっ!』があるから問題ないと思うけど、そんな中で講座を開いたのは、何か物語が完成したからなのかなぁ?

み:もちろんそれもあるし、それに今日はとってもお世話になってて、それにとっても大好きな桜花さまのお誕生日だから、そのお祝いだよ〜♪

ふ:わぁ、それはおめでとうございます♪

み:それでね、お誕生日のお祝いでみーさができることっていったらやっぱり物語をお贈りすることくらいだって思ったから、そのかたのキャラクタをメインキャラにお迎えしたこの長編物語を書いてたんだよ〜。

しゃ:麻美さんと夏梛さんの物語『アサミーナとかな様(仮)』だねっ。

ふ:前回の講座で、一週間で完成させたいって言っていたのはこういう理由からだったんですね…それで、結局完成したんですか?

み:えっと、昨日は第5章と第6章、それに終章を公開したよ〜♪

しゃ:わぁ、ということは完結したんだぁ♪

ふ:長編の物語を完結させるなんて、旧版の頃も含め長らくできていなかったと思いますけれど、書きはじめてわずか一ヶ月でよくできましたね…。

み:うん、大切なかたへのプレゼントになればいいな、って頑張ってみたよ〜♪

あ:あらあら…♪

み:でもちょっと急ぎすぎちゃったから、麻美さんと夏梛さんの会話が中心になって周囲の情景がほとんど描かれてなかったり、お仕事の描写がかなりぼかされちゃったりと色々気になるところがあるかもだけど、そこは許してあげてもらいたいよ〜。

あ:あとはやっぱり声優についての知識のないままに書きましたからおかしな描写が見受けられるかもしれませんけれど、そこもご容赦くださいね…?

しゃ:じゃあ第5章から見てくけど、これはお二人がユニットを組むまでだねっ。

ふ:あれっ、ここに出てきました神社の巫女さんな朱星雀さんって、やっぱりお世話になってますつばささまのキャラじゃありませんか?

み:あっ、うん、海沿いの町っていうことで、そういう設定にしてみたよ〜。

ふ:それで、雀さんを出す許可はもう得ているんですか?

み:わわわ、実はまだだから次にお会いできたときに大丈夫かどうか訊ねるつもりだけど、もしも問題あったらそのときはご指摘くださいだよ〜。

しゃ:夏梛さんのほうはお読みいただけたからもう大丈夫みたいだよぅ♪

あ:あらあら…♪

しゃ:それで第6章でお話のほうはめでたしめでたし、になってるんだねっ♪

み:これはこの彩菜さんの物語でいう第5章に当たるんだけど、麻美さんたちはここまでで結構ラブラブしてたかな、ってことでここでお話を切ってみたよ〜。

ふ:本当はここと終章との間で夏のコミックマーケットにお仕事で参加をしたりしているみたいですけれど、そのあたりはまた機会があったら…。

み:最後の、夏梛さんが東京から帰ってきてからの描写がかなり長く、しかも台詞ばっかりになっちゃったけど、ごめんなさいだよ〜。

しゃ:終章は明翠女学園の学園祭なんだねっ。

み:みーさやいちごさんっていった前半に登場した人の出番が後半には全然なかったから、こういう終わりかたにしてみたよ〜。

ふ:綾瀬姉妹は出ませんでしたけれど…というより、結局綾瀬先生のお名前はどうなったんですか?

しゃ:そういえば、ここの登場人物一覧にもまだお名前がないよぅ?

み:う〜ん、一応「千歌留」か「千歌流」、読みはどっちも「ちかる」の方向で考えてるんだけど、まだ決めかねてるんだよ〜。

あ:あらあら、どちらがいいでしょう…?

しゃ:あとあと、終章でやっとお二人が「アサミーナ」と「かな様」って呼ばれてたけど、このときのユニット名は「かな様とアサミーナ」なんだねっ?

み:うん、お二人の人気や知名度とかを考えるとそっちのほうが自然な気がしたんだよ〜。

しゃ:そういえばにクリアした『トトリのアトリエ』でも、エンディングでトトリさんとミミさんが本のタイトルについてそういうことで言い合ってた気がするよぅ。

ふ:とにかく、エピローグにしか出てこない愛称を作品のタイトルにする、というのは…いいんでしょうか?

み:悩ましいとこだけど、他にいいタイトルも思い浮かばないしとりあえずはこのままにしておくけど、何かご意見などあったら変えてみるかもだよ〜。

あ:あらあら、でもまずは完結、おめでとうございます…♪

しゃ:完結したっていうことで主人公さんのことについて見ておこうって思うんだけど、石川麻美さんって誰かモデルとかいるのかなぁ?

み:声優さんを書こう、って思ったのはあのかたの影響で声優さんがとっても気になってきたからだよ〜。

ふ:性格とかのモデルですと、みーさちゃんたちが参加しててフィンさまがここにファンサイトを作ってくださっている『私立天姫学園』へ麻美さんを登録した際には、以前コミカライズ版を読みました『Candy boy』の雪乃さんをイメージした…って言っていませんでしたっけ?

しゃ:終章ならそんな感じもしなくはないけど、それ以外は全然違う気がしちゃうよぅ。

み:う〜ん、特に前半はちょっと暗い子になっちゃったけど、誰かに似せようって思ったわけじゃないし、みーさはこれでよかったって思ってるよ〜。

しゃ:お名前はとある有名な声優さんから取ったんだったかなぁ?

み:うん、そこはちょっと考えたら解りそうな気がするから、ここではあえてお名前は出さないでおくよ〜。

ふ:外見は、私は名前も同じな『みずいろ』に出てきた神津麻美さんが浮かびましたけど…彼女は番外編の『探偵片瀬健三郎』ではアサミーナ、って呼ばれてましたし。

み:わわわ、よく考えたら確かにその人にも似てる感じがしちゃうけど、みーさがずっとイメージしてたのはにクリアしてて今はキャスターさんをサーヴァントにして2周めをしてる『Fate/EXTRA』の主人公さんだよ〜。

しゃ:その主人公さんに「灯月麻美」ってお名前つけてるし、今回の物語もその主人公さんのおかげでイメージがわいてはやく書き進められたみたいだねっ。

み:ちなみにふっきーさんのモデルはそのゲームにも出てきた遠坂凛さんみたいだよ〜。

ふ:わっ、そ、そんなの名前だけですから…と、とにかく、麻美さんの声のイメージは、やっぱりおっとりした感じなんですか?

み:うん、声を当ててもらえるとしたら…誰がいいかな〜?

しゃ:一方の夏梛さんのほうは、元気な声だよねっ♪

み:夏梛さんについては、天姫学園でのプロフィールや今まで会ってきたイメージで書かせてもらったよ〜♪

ふ:そういえば、夏梛さんの単語を二つ重ねる癖、作中でもそうなってましたけど誰もそれについて触れませんでしたね。

み:う〜ん、夏梛さんらしいかわいらしい癖ってことでみんな認識してて誰もあえて指摘しようとはしなかったみたいだけど、触れたほうがよかったのかな〜?

あ:あらあら…。

しゃ:じゃあ最後に、今後の物語の予定を聞かせてもらえるかなぁ?

み:えっと、まずは彩菜さんの物語を完結させるのが第一だよ〜。

ふ:そちらの物語もあと一歩ですものね。

み:あとは『みーさのものがたり』は智さんとあゆみさん、それにみーさとあーやちゃんのお話を考えてて、長編のほうは叡那さんとねころさん、ティセちゃん…の前に、麻美さんのお話にも彩菜さんのお話にも出てきてるいちごさんのお話を考えてるよ〜。

しゃ:いちごさんっていうと、やっぱり声優さんを目指してるんだよねっ。

み:うん、でも麻美さんが結構簡単に声優さんになれちゃったイメージがあるから、いちごさんにはちょっと違うルートを歩んでもらうかもだよ〜。

しゃ:どういうことかなぁ?

み:どこかの事務所に所属しないで、なおかつ麻美さんみたいに声優さんだけじゃなくってアイドルとかとしても活動してく…とかかな〜?

ふ:う〜ん、難しそうですけれど、でもいちごさんのお話って琴音さんとフィリアさんのお話『fairy princess(仮)』がベースになるらしいですし、学園卒業まで行くかどうか解りませんからまずは深く考えなくってもいいかもしれませんね。

み:とりあえずは、今回の物語を書くのにちょっと力を入れすぎちゃったから、しばらくお休みを入れると思うよ〜。

あ:あらあら…。

しゃ:あっ、今日はそろそろ時間みたいだし、改めて桜花さまにお祝いのお言葉を伝えて、今日はばいばいだよぅ♪

み:うん、お誕生日おめでとうございますだよ〜♪


あ:あらあら、色々拙い物語かとは思いますけれど、余裕のありますときにお読みくだされば幸いでございます…♪
posted by 桜乃 彩葉 at 05:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | あさかな/すみりおRadio

2010年10月09日

渚のかしまし娘たち

先日はメロンブックス通販より、この様なものが届きました。
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非常に期待の…
○はなひらっ!
○はなひらSSっ! 渚のかしまし娘たち
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…上は同人ゲーム、下は同人誌となります。

同人ゲームのほうは以前新装版の1つをクリアしております百合なゲーム『その花びらにくちづけを』シリーズを出していらっしゃいますサークル【ふぐり屋】さまの作品となります。
『その花』シリーズは全て年齢制限ありな作品たちだったのでございますけれども、今回の『はなひらっ!』は年齢制限のない作品となっておりまして…そうした要素を別に重視していない、というよりなければないに越したことがないと私は考えておりますので、今回の作品はまさに大歓迎でございます。
4人の女の子の登場する作品でございますけれど、カップリングはもう二人ずつで成立しているみたい…主人公がツンデレな子だというのは少し意外でございましたけれど…。
いえ、今までずっと素直なほうの子が主人公かと思っておりましたので…だいたい主人公はそういう性格の子のほうになる気がいたしますし、それにその子の声優さんが以前ボーカルコレクションを購入いたしました『ソルフェージュ』のかぐらさん役の榊原ゆいさまでしたから(何/ちなみに主人公の子は以前観ております『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』のクレハさん役や以前クリアしております『ロロナ/トトリのアトリエ』のクーデリアさん役の喜多村英梨さま…確かにツンデレという印象しか思い浮かびません)
イラストは『その花』シリーズと同じぺこさまが描かれていらっしゃるのでございますけれど、こちらのほうが幼く見え、そして微笑ましそうな雰囲気をかもし出しております…微笑ましい作品は大好きでございますし、そして何より百合な確実な作品でございますので、非常に期待いたしましょう。

同人誌のほうも上の作品のサイドストーリーとなります。
お話としましてはタイトルどおり夏のお話となるみたいでございますけれども、こちらは本編をクリアした後に読んだほうがよさそうな雰囲気…?
基本は小説でございますけれども、巻末にはちょっとした4コマもついております。

色々と参り気味で力尽きそうな状況なのでございますけれども、あのかたのことはご無事を信じて願うしかございませんし、とあることも間に合いそうなところまでこれましたので、この『はなひらっ!』を優先的に進めて百合分を補給して何とか元気を出していくことにいたしましょう。
posted by 桜乃 彩葉 at 06:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | (更新終了)同人系作品購入履歴

2010年10月08日

女子高生の貯金にまつわるエトセトラ。

どうやら10月20日の14時から10月22日の14時までの2日間にわたり私の使っておりますこのブログシステムがメンテナンスとなるらしく、編集はもちろん閲覧すら不可能となるみたいでございます。
ですのでその間の日誌はもちろん書けませんし、また読むこともできませんので、ご了承くださいまし。


では、先日読みましたコミックの感想です。
最終巻でした
□表色89X系 GIRLS COLER CHART(2)
■柴田燕ウさま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(2.8)
 ○内容評価:★★★☆☆(3.0)
 ○百合度評価:★★★★☆(3.5)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.0)

こちらは過日『GA』なゲームなどとともに購入をいたしましたもので、過去に既刊を読みましたので購入をしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなっておりますまんがタイムきららコミックスとなります。

内容としては、美術系の専門学校に通うかたがたの日常を描いた4コマとなります。
と、説明がやはり以前読みました第1巻の感想と同じとなってしまいましたので、登場人物の紹介などはそちらをご覧くださいまし。
美術系の専門学校のお話といいますと以前読みました『わたしの大切なともだち』が思い浮かびますけれど、この作品はそれとは全く違い、第1巻の感想でも書きました様に舞台は一応美術系の専門学校ということながら、その様な描写はほぼ全く出てまいりません…正直に言いまして、今回の巻を読み終えまして感想を書くために第1巻の感想の記述を見るまで完全に忘れておりました。
ということで、基本的には登場人物の皆さまが賑々しい日常を送るコメディ4コマ、ということになるでしょうか。

巻頭のカラーページでいきなり女装少年と男の教師が結婚式を挙げておりびっくり…しかも単なるネタかと思ったこの描写、最後のお話で解ります様に本当にこの2人は結婚式を挙げたみたいなのです(しかも特に葛藤などもなく普通に…)
この女装少年の香氏は心は完全な女の子みたいでございまして、性同一性障害なのかも…と深く考えてしまいましたけれど、お気楽極楽な作品でございますのでもちろん(?)その様な描写はございません(正直に言いますと、普通に女の子で全く問題ないかと思うのです…)
この巻では他に2組のカップリングができており、まずは紅葉さんと名も知らない男子生徒でございまして、こちらは作中での描写も少なくどうでもよろしいものでございます。
もう一組はつつじさんと天音さんという百合なカップリング…こちらのお二人は後半には描写も多くなってきまして、嬉しいことでございました。
ということで、この作品は百合好きにも女装少年なBL好きにも普通の男女ものが好きなかたにも配慮された作品…?(どれか1つでも苦手なものがあるとダメな気がしますが…/私は女装少年云々がダメでございますし…)
と、最後の最後で影の薄い、そしてこの巻ではなぜかけん玉に目覚めた主人公の葵さんと杏さんのカップリングが成立いたしましたので、百合分がやや優勢、と受け取ってもよいのかもしれません。
…はい、この作品はこの巻で最終巻でございました。

イラストのほうは悪くありません。
百合的にはつつじさんと天音さんが素晴らしいです…葵さんと杏さんは最後の最後で一緒になりましたけれど、それまでの描写がやや薄いでしょうか(この2組の描写がメインでしたら百合度は4.5くらいつけて内容評価も+1.0くらいしたかと思いますけれど、残念ながら女装少年がやや目立ち気味でございますので…)
ともあれ、カップリング的には色々な属性の入り混じった作品でございますけれど、百合カップリングがございましたので一安心…第1巻で読み進めていくうちに失望色の強くなっていったこの作品でございますけれど、第2巻ではつつじさんと天音さんのおかげでやや持ち直したかと思います。


また、同時にこちらも読みましたので…。
嫌な展開…
□ひゃくえん!(2)
■遠山えまさま
 ○イラスト評価:★★★★☆(3.5)
 ○内容評価:★★☆☆☆(2.2)
 ○百合度評価:★★★☆☆(2.5)
 ○総合評価:★★★☆☆(2.5)

こちらは過日色々なコミックとともに購入をしましたもので、過去に既刊を読みましたので購入をしましたものとなります。
コミックスとしましては『戦国スクナ』などと同じものとなります。

内容としては、それぞれの目的のために一緒に暮らして倹約生活に励む二人の高校生な女の子のお話となります。
と、説明がやはり以前読みました第1巻の感想と同じとなってしまいましたので、メインのかたがたの紹介などはそちらをお読みくださいまし。
この巻でも引き続き百さんと円さんの倹約生活をコメディな感じで描いておりますけれど、この巻になり、第1巻の最後に抱いた危惧が最悪のかたちで当たってしまいました…。
つまり、第1巻の最後にやってきた男は円さんの婚約者だったのでございます…これはあくまで円さんの父親が勝手に決めたことで円さんにその気はないのでございますけれど、それ以降その男はことあるごとに円さんにつきまとってきて、非常に邪魔でございます。
さらに、その男には側近の男がいるのでございますけれど、その男のほうは男のほうで百さんと近づきつつあり、本当に最悪でございます…この作品は第1巻の内容がよかっただけに期待していたのでございますけれど、その分落胆が大きいです…。
京華さんは相変わらず素敵なかたなのでございますけれど、上のことがございましたので、内容評価を大幅に落としてしまいました…。
…ちなみにカバー下にはハムスターを巡る4コマが収録されております。

イラストのほうはなかなかよろしいかと思います。
百合的には…邪魔としか言えない男たちが出てまいりましたので、第1巻より下がってしまいました…。
ともあれ、この作品は残念な方向へと流れてしまいました…第3巻でその男たちを排除してくださればよろしいのでございますけれど、あまり期待はできないでしょうし、正直に言ってこの巻の序盤でもう見限ろうかと思ったのです。
でも、京華さんの素敵さに免じて見限るのは思いとどまり、一応第3巻も購入はしてみようかと思います…そこでその男たちがさらに増長しましたら、今度こそ見限りますけれども。

2010年10月07日

ゆるやか部活ライフ、ゆるゆるっと卒業!

先日読みましたコミックの感想です。
最終巻でした
□けいおん!(4)
■かきふらいさま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
 ○内容評価:★★★★☆(3.5)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.0)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.3)

こちらは先日『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』のDVDなどとともに購入をしましたもので、過去に既刊を読んでおりますことから購入をしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなっておりますまんがタイムきららコミックスとなります。
こちらの作品はアニメが2期放映された上に映画化もされるらしく、またPSPにてゲームも出ておりますらしい作品となります…今回のコミックにそのPSP版のチラシが入っていたのでございますけれど、キャラクターの作画が先日観ました『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』にかなり重なります…(『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』は作画「のみ」いまいちでございましたので、残念ながら褒め言葉ではありません…)
…そういえば『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』は登場人物のタイプも一部ややこの作品の登場人物に似ていた気もいたしますけれど、気にしないでおきましょう。

内容としては、とある高校にある廃部寸前の軽音部の部員のかたがたの活動の4コマ、となるでしょうか…という説明が以前読んだ第2巻の感想で書かれておりましたけれど、今は別に廃部寸前というわけではございません。
と、やはり以前読みました第3巻の感想と同じ説明となってしまいましたので、登場人物などの説明は省略いたします。
この巻では唯さんたちが3年生として最後の学園祭ライブを行いまして、その後は大学入試のための試験を頑張っていく…ということで、受験要素が中心となっておりました。
最後は皆さん無事に合格して卒業式を迎えます…ということで、この巻の雰囲気は以前新装版を読んでおります『あずまんが大王』の流れに似ている様に感じられました(そういえば、この作品も『あずまんが大王』も主人公さんたちの高校入学時から卒業までを途中で飛ばすことなく描いている、というところも同じでございましたっけ…)
その『あずまんが大王』や先日読みました『ふおんコネクト!』なども主要登場人物の高校卒業とともに最終回となりましたけれど、こちらの作品もそうなっております…はい、この作品はこの巻で最終巻でございます。
でも、この作品がそれらの作品と違いますところは、主要登場人物4人が全て同じ大学へ進学された、というところ…『ふおんコネクト!』でも交流さんがそうしようと考え、けれどなりませんでしたけれど、果たしてどちらの道がよろしいのか、登場人物の皆さんが望む道ならばそれでよいかと思いますし、どちらも間違いではないでしょう。
唯一残された梓さんに関しましても、クラスメイトのあのお二人(何)が新たに軽音部に入ってくださったということで一応は心配なさそう…梓さんを主人公にして作品を続けてくださってもよい気もいたしますけれど、高校を舞台にしました作品はメインキャラたちが卒業したここで最終回にしておくのが一番無難でございましょう(上で触れました『ふおんコネクト!』の感想でも触れましたけれど、メインキャラが大学へ進学されて以降も連載を続けても以前読みました作品(not『まなつラビリンス』)の様にだらだら惰性で続くだけになりそうでございますから…)

ということで卒業式のあたりはさすがに切ないものでございましたけれども、そこへ至るまでの雰囲気はいつもと変わらず、今日の日誌のタイトルにしました様にゆるい雰囲気が流れております(部活はしませんけれど…)
登場人物の皆さんの魅力も変わらず、梓さんと紬さんの距離が縮まった感があり…?(何)
特に大きな波乱などもなく変な登場人物もおらず、安心してまったり読める作品でございます。
…カバー下の裏には紬さんの眉毛ネタ4コマが収録されております。

イラストのほうは悪くございません。
百合的にはいかがでございましょう、梓さんと紬さんや澪さんと律さんなど、色々とほのかには感じられるかと思います。
ともあれ、第3巻のときに思った懸念、つまり大学生編まで行くなんていう愚かしいことにせず、ここで終わらせたのはよろしいことでございました。
これでこの作品に上で触れました『ふおんコネクト!』、そして先日読みました『チェルシー』と、同時に購入しましたきらら系のコミックは全てよき内容でなかなか満足でしたのですけれども、その全てが最終巻でしたのが非常にさみしい…この作品と『ふおんコネクト!』が最終回を迎えるのは上で触れました理由により妥当かと思いますけれど、せめて『チェルシー』はもう少し、皆さんの卒業まで続けていただきたかったかも…。
…ただ、この作品に関しましては世間では妙に騒がれている様子ながら、そこまで騒ぐほどの作品なのかとなりますと…私には首を傾げざるを得ないのでございました(はっきり言いますと、この作品くらいの良作ならきらら系にはたくさんございます…)


また、同時にこちらも読みましたので…。
アンソロジーです
□けいおん! アンソロジーコミック(3)
■アンソロジー
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
 ○内容評価:★★★☆☆(3.0)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.3)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.1)

こちらは過日上のものとは違う巻の『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』DVDなどとともに購入をしましたもので、過去に既刊を読んでおりますことから購入をしましたものとなります。
コミックスとしましては上の作品と同じまんがタイムきららコミックスとなります。

内容としては、以前第2巻を読んでおります、上の『けいおん!』という作品のアンソロジーコミックとなります…きらら系の公式アンソロジーコミックといえば他に以前読みました『ひだまりスケッチ』のアンソロジーが4巻まで出ておりましたっけ。
参加していらっしゃる作家さまで私がコミックを持ったりしている人としましては、以前読みました『flower*flower』の石見翔子さま、以前読みました『天然あるみにゅーむ!』のこむそうさま、以前読んでおります『R18!』のぷらぱさま、以前第1巻を読みましたもののその後切り捨てました『ラジオでGO!』のなぐも。さまがいらっしゃり、またカバー下の4コマは以前読みました『ねこきっさ』のととねみぎさまが描かれておりました。
また、イラストを描かれたかたとしましてはごとPさまや以前読みました『おまもりんごさん』の漫画担当のmsさまがいらっしゃいました。

お話のほうはアンソロジーということで色々ございますけれど、いずれも本編同様のまったりとした雰囲気のものたちがほとんどでしたかと思います。
そのため、特記すべきことも特になかったり…。

イラストはアンソロジーでございますので玉石混淆でございましたけれど、全般的に悪くはございません。
百合的には原作よりはややあった感じも…?
ともあれ、悪くはないものでございましたので、原作がお好きなかたでございましたら購入してみてもよろしいのではないでしょうか。
…あとは、原作完結を機に、過剰に騒がれすぎな現状が沈静化していけばよろしいのでございますけれども、映画化されるということらしいですし、残念ながらまだ過剰な騒がれっぷりが続くのでございましょうか(それでも『東方Project』あたりよりはまだまし…なのでしょうか?)


以前クリアいたしております『Fate/EXTRA』は2周めを進行中で、ユリウス氏との決戦を前にタマモさんの宝具が開示されたのでございますけれど、これは…非常に使い勝手が悪いです(というより使えません)
事実、ユリウス氏との戦いでは結局使用することなく…というより使用条件に達する前に戦闘が終わってしまいましたから…。
といいましても、ユリウス氏との戦いは2ターンで終わってしまいましたので、宝具を使うまでもなかったのでございました…実はアリーナ内でサーヴァントの透明化が解けた際、一度もう倒してしまっておりましたし。
やはり、タマモさんは私みたいに鍛えれば相当強いサーヴァントかと思います…いえ、相手の行動をほぼ完全に封殺することがかのうでございますから。
…と、その宝具の効果とは、1ターンの間スキルポイントを消費せずにすむ、というものなのでございますけれど…MPが尽きるなんてことはもう考えられませんから、やはり使えません。

2010年10月06日

キミとつながる空

先日読みましたコミックの感想です。
1期と2期の間の…
□ストライクウィッチーズ キミとつながる空
■京極しんさま(漫画)・島田フミカネ&Project Kagonishさま(原作)
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.3)
 ○内容評価:★★★★☆(4.4)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.3)
 ○総合評価:★★★★☆(3.6)

こちらは先日『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』のDVDなどとともに購入をしましたもので、気になるシリーズの作品ということで購入をしました作品となります。
コミックスとしましては『ありかる』や『なのはViVid』などと同じものとなります。
ということで、こちらはアニメも第2期まで放送されましたり以前PS版をクリアしております様にいくつかのゲームも出ております『ストライクウィッチーズ』のコミカライズ版となります。

内容としては、以前観ました第1期と以前DVD第1巻を購入いたしました第2期との間にありました皆さまのお話となります。
第1期のアニメ終了後、そしておそらく以前クリアしておりますDS版のさらに先、1944年9月についにガリアが開放されており、それとともにストライクウィッチーズは解隊となっていたのでございますけれど、その後の皆さまそれぞれの姿を描いたもの、となるわけでございます。
ペリーヌさんとリーネさんはガリアで復興作業に従事、シャーリーさんとルッキーニさんはアフリカへ転戦、サーニャさんとエイラさんはスオムスへ、ミーナさんとバルクホルンさんにハルトマンさんはカールスラントの最前線へ、そして坂本少佐と芳佳さんは扶桑へ…という皆さまそれぞれのお話が収録されておりまして、それぞれに賑々しいことになっております。
ネウロイとの戦闘などもございますけれど、全般的にはコメディな雰囲気のお話が多め…特にシャーリーさんとルッキーニさんのお二人が愉快すぎます(やはりこのお二人が大好き…)
さらに、リーネさんの姉が出てまいりましたり、またアフリカでは以前購入しております同人誌『スフィンクスの魔女』などに出てまいりますアフリカ戦線のウィッチたちが出てまいりましたりと、アニメでは登場しない色々なウィッチさんたちが登場するのもこの作品の楽しいところでございます。
…竹井大尉は1コマ、しかも回想のみでございますか…少々さみしゅうございます。

イラストのほうは悪くございません。
百合的にはアニメ本編と同じか、それよりはやや多めに感じられました気がいたします…いずれにしましても安心して読めるものでございます。
ということで、この作品でアニメ第1期と第2期の間が埋められますし、『スト魔女』がお好きなかたでございましたら購入して損はない、よきものになっているかと思います。
…そういえば、この作品も胸が完全にあらわになっておりました…以前読みました『なのはViVid』といい角川なコミックにはこういうものが多い感じでございますし、よろしいのでしょうか。


また、同時にこちらも読みましたので…。
アンソロジーです
□ストライクウィッチーズ 公式コミックアラカルト
■アンソロジー
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
 ○内容評価:★★★☆☆(3.0)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.4)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.1)

こちらも上の作品とともに購入をしましたもので、やはり同じ理由で購入をしましたものとなります。
コミックスとしましても上の作品と同じものとなります。

内容としては、『ストライクウィッチーズ』につきましての色々なかたの短編を収録しましたアンソロジーとなっております。
そういえば同じ出版社さまから以前読みました『なのは』なコミックアラカルトが出ておりますけれど、あれと同じ感じのものと認識していただけましたらよろしいでしょう。
私の知っているかたとしましては以前読みました『リリカルなのコマ』のタマゴルビーさまくらいしかいらっしゃらなかったでしょうか…。

お話のほうはアンソロジーということで見事に玉石混淆…公式とのことでございますけれど、明らかに同人誌程度の作品なものもちらほらございましたので、過度の期待は禁物でございます(はじめの『宵闇の三重唱』を読みましたときは、このレベルの作品が続くのかと期待できそうな予感がしたのでございますけれど…)
けれど、その中で異色を放っておりましたのは野上武志さまのアフリカ戦線を描いた作品『作戦名"市場でお買い物を"』でございましょう…と、これは当たり前のことで、上で触れました『スフィンクスの魔女』などを書かれたかたのものでございました。

イラストのほうはアンソロジーでございますので玉石混淆でございますけれど、全般的には悪くなかったかと思います。
百合的にはやはり原作よりもやや高めとはなっております。
ともあれ、『スト魔女』ファンで二次創作ものに抵抗のないかたでございましたら購入してもよろしいかと思います(見るべき作品も上で触れました2タイトルなどいくつかございますし…)

2010年10月05日

は〜ちゅものがたり講座53

(み:藤枝美紗さん、しゃ:永折美紗さん、ふ:逢坂蕗さん、あ:鴬谷菖蒲さんです)

み&しゃ:は〜ちゅものがたり講座〜♪

み:今日も頑張ってものがたり講座を開いていくよ〜♪

しゃ:もう10月になって、ずいぶん涼しくなってきたかなぁ?

ふ:そんな中、こうして講座を開けたということは…また、何か新しい物語が完成したんですか?

み:あっ、うん、今回はこの麻美さんの物語から第3章と第4章を完成させたよ〜♪

しゃ:って、わわわっ、一気に2章も完成させたんだぁ…こんなこと、今までになかったことな気がするよぅ?

み:この麻美さんの物語はちょっとある理由から来週の月曜日までに完成させたいなって考えてて、それでちょっと最優先で書き進めてみてるんだよ〜。

ふ:その目標も今までのペースから考えますと無謀な気がしますけれど、でも第2章を完成させたのが9月26日みたいですから、今のところ無理とはいえないペースなんですね…。

しゃ:その目標がどうなるかは来週のお楽しみにしておいて、まずは完成した第3章と第4章を見ていこっか♪

ふ:えっと、第3章は…麻美さんが声優さんのオーディションを受けるに至るまで、なんですね。

しゃ:この第3章の終わりの時点で、この彩菜さんの物語でまだ書かれてない学園祭の先まで進んじゃってるんだねっ。

み:うん、そうなっちゃうよ…この先はもう彩菜さんのお話があった頃よりかなり先のことが書かれていくことになっちゃうよ〜。

ふ:そして、第4章は…わっ、麻美さんが明翠女学園を卒業した後になるんですね…!

しゃ:確かこの物語って第6章で終わらせる計画なんだっけ…じゃあ、第4章はいわゆる新章突入、ってことになるのかなぁ?

み:うん、第3章までは学園の、第4章からは卒業後のお話だから、そう考えてもらって大丈夫だよ…第4章以降には、みーさやいちごさんとかの出番がなさそうな気もしちゃうし〜。

あ:あらあら…。

しゃ:その第4章には新規に登場したかたたちがいるみたいだよぅ♪

ふ:まずは作品のタイトル『アサミーナとかな様』にもなってますメインヒロイン、灯月夏梛さんですね。

み:うん、夏梛さんはみーさも参加しててフィンさんがここにファンサイトを作ってくれてる『私立天姫学園』からのキャラクターで、彩葉さんがすっごくお世話になってて大好きな桜花さまから借りたキャラクターになるよ〜。

しゃ:あっ、でも、夏梛さんを使っていいかはまだ許可は取れてなくって、もしダメってことになったらこの物語ごと抹消するから、そのときはご了承くださいだよぅ。

ふ:それで、もう一人いるみたいなんですけれど、そのお二人のマネージャになった…如月睦月さん?

しゃ:あれれ、如月葉月さんの間違いじゃないのかなぁ?

み:ううん、この人はその葉月先生の姉か妹か、双子かはまだ決めてないんだけど、とにかく姉妹な人で、麻美さんたちが事務所に所属するならマネージャさんが必要だけどさすがに天姫学園で彩菜さんのマネージャになってる榊原氷姫さんを使うわけにもいかないからってことで、新規に考えてみた人なんだよ〜。

あ:あらあら、ちなみにお名前候補は他に弥生や卯月に皐月、文月あたりがあったみたいですね…さすがに名字っぽい水無月や長月や霜月、それにどちらにも使いづらそうな神無月や師走は候補にならなかったみたいですけれど…。

ふ:あと引っかかるのは、その麻美さんたちが所属することになった事務所のお名前ですけれど…天姫、なんですか?

み:はわわ、全然思い浮かばなかったから、学園からもらっちゃったよ〜!

ふ:あとは、麻美さんが住むことになった町の設定がやや引っかかるかも…海沿いにある神社、とか…。

しゃ:先がどうなるか楽しみだよぅ♪

ふ:あとは、上で触れた目標が本当に達成できるかどうかも、ですね…。

み:わわわ、とにかく今はあのかたのご無事を願いながら、この物語を書いていくことにするよ…それじゃ、ばいばいだよ〜。


あ:あらあら、ちなみにオーディションや事務所の描写など、声優の世界について全く解らない人が書いておりますのでおかしな描写などあるかと思いますけれど、そこはどうかご容赦くださいね…そういう場所をご指摘くださるのも、歓迎です。
posted by 桜乃 彩葉 at 06:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | あさかな/すみりおRadio

2010年10月04日

穀雨の頃 立つ鳥は跡を濁してなお居座る

先日読みましたコミックの感想です。
最終巻でした
□ふおんコネクト!(4)
■ざらさま
 ○イラスト評価:★★★★☆(4.2)
 ○内容評価:★★★★☆(3.7)
 ○百合度評価:★★☆☆☆(2.4)
 ○総合評価:★★★★☆(3.5)

こちらは先日『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』のDVDなどとともに購入をしましたもので、過去に既刊を読んでおりますことから購入をしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなっておりますまんがタイムきららコミックスとなります。

内容としては、とある高校に通う姉妹とその友人である不思議なちみっこの日常を描いた作品…と、なるでしょうか?
と、説明がやはり以前読みました第3巻の感想と同じとなってしまいましたので、主要登場人物の紹介などは省略いたします。
実は紹介していないサブキャラたちがたくさんいるのでございますけれども、私自身それらのかたがたの顔と名前と性格がいまいち把握しきれておりませんので、そちらは省略いたします…。
その第3巻の感想では一年がループしていると書いておりましたけれど、この第4巻では時が動きはじめまして、交流さんたちの受験話が徐々に増えてまいりまして、最後には卒業されるところまで描かれておりました。
そこに至るまでの、学園祭などの色々なイベントでのできごとなども、この巻で収録されております。
…と、交流さんやふおんさんが高校を卒業したということで、この作品はこの巻で最終回となっております。

今回妙に目につきましたのがガンダムネタ…特に『機動戦士Vガンダム』に関するネタでございました。
私は基本的に百合な作品しか手にしませんので本来でしたらガンダムなシリーズは手を出す機会がないのですけれども、とてもお世話になっております大切なかたの影響で一応無印からギンガナム御大将の登場するものまでは全て観ておりまして(それ以降の作品でしたらカスペン大佐がかっこいいものやラプラスの箱が云々というものも…)、『V』につきましても以前のいちごさんの集会で触れました様に一通り見ていたのでございました。
あのかたの影響を受けなければこのあたりのネタはさっぱり解らなかったのかと思いますし、あのかたに感謝…と、こうした感じでこの作品には色々な他作品のネタが散りばめられている様子でございますので、私の知らない作品のネタが他にも色々散りばめられているかもしれません。

この作品、第1巻のはじめの描写からふおんさんが何かものすごく特殊な人なのでは、という印象を受け続けておりましたけれど、結局最後まで普通…ではありませんけれど奇人の類で終わりました。
いえ、それでもやはりところどころに不思議な描写がございまして、今回カバー下にありましたあとがきによりますと色々裏設定があって作中に伏線も仕込んでいたとのことで、このあたりは想像に任せるそうでございます。
と、最後の最後の描きおろしでとんでもない設定が発覚したかたもいらっしゃいまして、それが主役の三姉妹の長女でございます夕さん…巻末の描きおろし作品が真実だといたしますと、彼女は以前読みました『ミカるんX』におけるミカさんの父親や寮長さんと同じ様な存在、つまりは不老不死を得た人ということになります(ちなみに、彼女たちの複雑な家族関係は無理に把握しなくても普通に読めますかと…)
…ともあれ一つ言えますことは、長い黒髪でスタイル抜群でさらに色々と超人じみている交流さんがやはり素敵なかた、ということでございます。

イラストのほうはよきものです…巻を読み進めるごとに上がっていっておりますけれど、この作品は人物の絵はもちろん、背景に関しては数ある4コマの中でも特にしっかりと描き込まれているかと思います(その分普通の4コマより読むのが疲れるかも…?)
百合的にはあまり感じられないかも…交流さんの通果さんや親しい方々へ対する情愛がほのかに感じられる程度かも?(変な男キャラなどは登場しませんので、ある程度安心して読める作品ではあります)
ともあれ、過去の感想では「私の持っているきららコミックスの中ではおそらくもっとも解りづらく、軽く読めない作品」なんて言っておりまして確かに無駄に複雑な設定や描写を入れている感がなきこともございませんけれども、読み続けておりますと面白い作品と確実に思えるものでございますし、なかなかよい作品でございます(ふおんさんの不思議さなどはあまり気にしないでよろしいかと…となると、軽く読み進めてもよさそうでございます)
先日読みました、そして同時に購入いたしました『チェルシー』が最終巻を迎えましたのもさみしいですし、こちらもなかなか終わるには惜しい作品に感じられます(きらら系で4巻、というと結構続いた部類に入るわけですが…)けれど、高校を舞台にした作品でしたら卒業で切るのがベターかと思いますし、ループしないのでしたらこれでよかったのでしょう(以前読みました作品(not『まなつラビリンス』)の様にそこで切らずに大学へ進学後も描く作品も稀にございますけれど、何だかかえって惰性でだらだら続いている感ばかりが残りますから…)

2010年10月03日

蒼穹ニ響ケ

先日観ましたアニメの感想です。
番外編が多い?
□ソ・ラ・ノ・ヲ・ト(1〜7・写真は7のみ)
 ○イラスト評価:★★★☆☆(2.8)
 ○内容評価:★★★★☆(4.2)
 ○音楽評価:★★★★☆(4.4)
 ○声優評価:★★★☆☆(3.4)
 ○百合度評価:★★★☆☆(2.5)
 ○付加要素(おまけなど):★★★☆☆(3.3)
 ○総合評価:★★★★☆(3.5)

こちらは先日最終巻を色々なコミックとともに購入をしましたもので、他の媒体にて出ました作品がなかなかよろしかったので気になりまして購入をしましたものとなります。
ということでこちらは以前ゲームをクリアしておりまして、また以前コミカライズ版を読んでおります作品となります。

内容としては、辺境の軍隊に務める女の子たちの日常を描いた作品、となるでしょうか。
と、物語の舞台や登場人物などの説明につきましては上で触れましたゲーム版やコミカライズ版の感想で説明をしておりますから、そちらをお読みくださいまし…登場人物など、基本的なところは変わっておりません。
そうはいいましてもそれらではなかなか触れておりませんものもあり、まずはこの作品の世界観から…これにつきましても作中で断片的にしか触れられていないのでございますけれども、どうやら現代社会が一度完全に滅亡してほとんどの文明が失われた後に再興しつつある世界、となるみたいでございます。
第13話にて世界地図を見るシーンがあるのでございますけれど、それによりますと作中の舞台になりますヘルベチア共和国(でもリオさんは公女ですし、共和国というのは聞き間違いかも…)はおそらく現在の日本に当たる位置に存在するみたい…イデア文字が日本語でしたり登場人物に日本人の名が多いのもそのためでございましょう(3.5話によりますとヘルベチアは内陸国らしいですけれど、海が蒸発している可能性や、ヘルベチアの支配領域が狭い可能性も…)
ただ、かつてユーラシア大陸と呼ばれた地域はほぼ全てがノーマンズランド、つまり人の住めない地域と化しているみたいで、ヘルベチアと敵対していた正統ローマ帝国、それにそのローマと隣接しているガリアやフランクといった諸国も、明らかに欧州風の名の国家ながらかつての日本周辺に存在するみたい(ヘルベチアはどうやら西から移住してきた人たちと原住民とで建国した国みたいですので、ローマなども移住者が作った国なのかも?)…西にはゲンという大国があるみたいなのですけれど、これが今の赤い国あたりにあるみたい?
ともあれ文明レベルは過去の遺物を利用した戦車などはございますけれど、飛行機は作れないレベル…いえ、その戦車は多足歩行のできるすごいものなのですが…。
先日観ました『ストライクウィッチーズ』もそうなのでございますけれど、こうした現実世界を元にしたものですと作中における世界情勢や歴史の流れというものが個人的にはなかなか気になるところなのでございました。
…このお話の世界は終末へ向かっているそうで、もしかしますと今の日本という国家の姿をモデルにしているのでは、なんて思ってしまったり(あえて場所をかつての日本にしているくらいですから)…いえ、今の日本という国家も、未来に希望が見えませんから…(以前クリアしております『Fate/EXTRA』でのレオさんや遠坂凛さんの語る現実世界も何だかそんな感じを受けますが…)

第11話までは以前までに観ておりますので、第12話からの感想ということで、その第12話は『蒼穹ニ響ケ』…実質的にはこれが最終話となります。
戦争を望む大佐が独断で国境に展開するローマ軍と戦端を開こうと画策している絶望的な状況の中、フィリシアさんたちが何とかそれを止めようというお話…ちなみに国家首脳が慎重になっている中わざわざ戦争を起こそうとする大佐はよくはございませんけれど、戦争が文明を進歩させるという彼の言葉には、過去の人間の歴史を見ますと確かに一理はあるのでございました。
ともあれ、その戦争はカナタさんのラッパとリオさんの登場によって何とか阻止されたのでございました…このあたり、よくありがちな展開といえばそうなのでございますけれど、個人的には好きなものでございました。
そして、ローマ帝国の皇帝と婚姻を結ぶことになっていたリオさんながら、その皇帝が意外と話の解る人であり和平が成った祝いに何でも願いを一つだけ叶えてやろうとおっしゃったらしく、リオさんは皆さんの元へ戻る道を選んだ…ということでめでたしめでたし、でございました。
…あの大佐がその後どうなったのかちょっと気になるのでございますけれど、残念ながら雪崩に巻き込まれた後の消息が不明です。

第13話『空の音・夢ノ彼方』は番外編ということで、おそらくアニメ本編では放送されなかったのではないかと思われるお話…以前観ました第7.5話もその様なものでございましたっけ(サブタイトルの『空の音』は唯一ひらがなが使われており…/何)
ともあれ、お話としましてはカナタさんが砦へやってきてちょうど1年になるお話で、皆さんの将来の夢について語られるお話でございました。
最終話までシリアスモードなお話が続きましたので、久し振りに前半の様なのんびりしたお話でございましたけれど、色々と興味深いところもございました…と、けれどこのお話の終わりかたはかなりきれいにまとまっていて、むしろこちらのお話のほうが最終話としてふさわしい感じでしたかと思います。
上で触れました世界情勢もこのお話で結構触れられましたし、それにマリアさんが親方とナオミさんの娘だったとは…観る人が見れば解ったのでしょうけれど、私はカナタさんと一緒に驚いてしまいました…。
セイヤくんの夢はカナタさんと結婚することでございましたか…それ自体も驚きでございますけれど、ユミナさんもそれが書かれた絵馬をカナタさんに見せてしまうなんて、なんて残酷な…。
…ところで、どうしてフィリシアさんの夢だけ何も触れられないのでしょう…あの描写からしますと、おそらく皆さんを見守るというのがそうなのでございましょうけれど…(冒頭で皆さんが夢へ向けて色々しているシーンがあるのですけれど、フィリシアさんとノエルさんは違うことをしておりましたし…特にフィリシアさんはダイエット…/何)

この作品、私はまずアニメの後を描いたゲーム版から入ったという普通とは逆の流れを歩んでしまいましたので、ハッピーエンドで終わるはずということは解っていたため途中の波乱も少し安心して観ることができましたでしょうか。
登場人物に対します印象も、ゲームのときとそう変わらず…後半のカナタさんは灯里さんよりも芳佳さんに近しくなっていた気もいたしますけれども。
ただ、百合的にどうだったかといいますと、ゲームほどではなかったかと…『スト魔女』アニメ並、といったくらいではなかったでしょうか。
ただ、第13話のカナタさんの言葉から、カップリングとしてはやはりカナタさんとリオさんなのかな、と…リオさんとフィリシアさんを個人的には推したいところなのでございますけれども、フィリシアさんはノエルさんでよいでしょうか…。
…ちなみに、個人的に一番好きな登場人物となりますと(何故か日本人名でない/何)フィリシアさんになるでしょうか。

その他、この作品を観ていて感じましたどうでもよいお話をいくつか…。
以前にも触れましたけれど、クレハさんと以前クリアしました『トトリのアトリエ』などに登場しますクーデリアさんが外見以外そっくり…いえ、どちらもツンデレで口調も声も全く同じ(声優さんが同じ…)、さらにはおじさん好きというところまで同じなのでございます。
この作品は他にもその『トトリ』及び『ロロナ』の『アーランドの錬金術士』と無縁ではなくって、この作品のキャラクター原案を担当された岸田メルさまというかたは、その『アーランド』シリーズのイラスト担当でもあるのでございました。
あと、なぜかこの作品を観ていて『ココロ図書館』のことが思い浮かんだり…いえ、共通点といえば前半がほんわか作品でしたのに後半で妙に、オープニングが吹き飛ぶくらいシリアスなモードに入ることと最後のお話が番外編なこと、あと音楽がよくてサントラを買ってしまったことくらいしかないのでございますけれども。

イラストにつきましては背景はよきもので問題ございませんけれど、キャラクターの作画についていいますとけっして悪くはないのですけれども、最近観ました(同人だったりしない)作品の中では二段ほど劣る、と言わざるを得ません…特に先日『スト魔女』第2期のDVDを観てしまいましたのでよりそう感じてしまうのでございました。
内容のほうは素敵な日常を描く、という以前観ました『ARIA』の様な雰囲気があり、また崩壊しつつある世界という舞台などもよろしく、個人的にはかなり好きなものでございました。
音楽のほうはサントラを購入してしまうほどよろしい感じで、特にオープニングの『光の旋律』は私がこれまでに観ましたアニメの歌では以前観ました『∀ガンダム』の『月の繭』と並んで素晴らしいものではないでしょうか。
ちなみに、エンディングの『Girls,Be Ambitious.』もなかなか悪くないもので、これを歌っているのは以前観ました『GA』で如月さん役をしておられました戸松遥さまなのでございますけれど、作中で声優さんとしては出ていらっしゃらない…と思いきや、サブキャラなマリアさん役で出ておりました。
声優さんのほうはクレハさんの声がクーデリアさんの声にそっくりというのは気にしないでおいて(そういえばこの喜多村英梨さまというかた、もうすぐ発売の『はなひらっ!』でもツンデレな子の役をなさるみたい…ツンデレが得意なかたなのでしょうか)、ともあれ皆さま違和感などなくよろしい感じでしたかと思います。
百合的には上でも触れました様にゲームほど百合々々しくはなかったでしょうか…ほのかに程度、といったところかと思います。
おまけとしましては、各巻にドラマCDやキャラクターソングCD、あるいはプレミアムDVDがついております。
ともあれ、百合的にはゲームよりは薄かったものの、個人的にはなかなか好きな作品でございました。

と、そういえばDVD第2巻と第7巻についてまいりましたドラマCDについて触れておりませんでした…ドラマCDは約40分あり、アニメの1話よりも長かったりいたします。
第2巻についてまいりましたのは第3.5話『初陣・椅子ノ話 完結編』ということで、カナタさんが砦へやってきて1ヶ月くらいがたった頃のお話となっております。
幽霊騒動で実際に幽霊が現れてしまうお話で、リオさんの壊れっぷりがひどかったり(犬になってしまう姿は映像で見たくない…)とほぼ完全なコメディ回ではあるのですけれど、世界崩壊前の世界について少し解ったり、ヘルベチア建国の話が聞けたり、あるいはクレハさんが強い霊感持ちであることが解ったりと、なかなか興味深いお話となっております。

そして今回観ましたDVD第7巻についてまいりましたドラマCDは第12.4話『桜ノ追憶・初メテノ音』ということで、第12話のラスト直前のシーン…カナタさんが過去に聞いた皆さんのお話、つまりカナタさんが砦に着任するまでの皆さんの過去を思い返すものになっております。
回想はリオさんのことが中心となっておりますけれど、フィリシアさんとリオさんの出会い、ノエルさんがタケミカヅチ修復に携わることになったきっかけ、着任した頃のクレハさんのことなど、皆さんの過去が解りかなり興味深かったです。
この第12.4話はドラマCDで終わらせるには多少もったいない…第7.5話『饗宴・砦ノ戦争』を映像化できるのでしたら、こちらを映像化していただきたかったです。

…やはり、まずこのアニメを観てからのほうがゲームはより一層楽しめるかと思います。
ですので、もう一度ゲームのほうをしてみて、アニメとの繋がりを感じるのも一興かも…。

2010年10月02日

PN24

先日はメロンブックス通販よりこの様なものが届きました。
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1冊のみ…
○PN24
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…今回は同人誌が1冊のみとなりますので、以前購入しましたもの同様に参考にならない百合度評価をつけて感想を書こうかと思います。
ちなみに、今回のものはその以前のもの同様に9月19日に行われたらしい『なのは』onlyイベントにて出ましたものとなるみたいです。

○PN24《百合度評価:★★★★☆(3.5)》
ということでこちらは『なのは』な二次創作作品となりまして、以前購入しておりましたりとおなじみとなっておりますサークル【ぱるくす】さまの作品ということで購入をしましたものとなります。
内容としましては『A's』終了後のなのフェカップリングや八神一家の皆さまの日常を描いた、ほのぼのとしたものとなっております。
要するにいつもの【ぱるくす】さまの作品の感じということになりまして、感想としてあえて書くこともないのですけれども、いつもどおりということで安心して読めるというのは確実なことでございます。


以前クリアいたしております『Fate/EXTRA』は2周めを進行中…第5回戦、キャスターさんがユリウス氏のサーヴァントによって瀕死状態になってしまうものの凛さんにたすけてもらえたところまで進みました。
この凛さんがサーヴァントをたすける描写を見ておりますと、やはりサーヴァントを男にするわけにはいかない…と思えてしまうのでございました。
また、ここでキャスターさんが真名を明かしてくださいますけれど、やはり玉藻前でございました…その割にしっぽが一尾でございますけれど、ゲームの描写でございますし、気にしないでおきましょうか。

と、ここまで進行してまいりまして、1周め以上にのんびりレベルを上げておりますからか、1周めでは苦戦をしました第4回戦の相手、ヴラド2世もずいぶん簡単に、2ターンほどで、さらにこちらが受けたダメージは皆無という状態で勝つことができました。
いえ、相手のスキルの前の手が解っておりましたら、キャスターさんの攻撃スキルでそのターンをスタンさせることができますから…ある意味、力押しのセイバーさんよりも強いかもしれません。
…その4回戦のエネミーハンティングではやはり足のはやくなる礼装が役に立ちました。
posted by 桜乃 彩葉 at 06:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | (更新終了)同人系作品購入履歴

2010年10月01日

私すっごいお笑いやってるって感じしてる!

先日読みましたコミックの感想です。
最終巻でした
□チェルシー(2)
■シバユウスケさま
 ○イラスト評価:★★★★☆(4.0)
 ○内容評価:★★★★☆(4.4)
 ○百合度評価:★★★☆☆(2.5)
 ○総合評価:★★★★☆(3.8)

こちらは先日『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』のDVDなどとともに購入をしましたもので、過去に既刊を読んでおりますことから購入をしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなっておりますまんがタイムきららコミックスとなります。

内容としては、お笑いの道を歩むことになった女の子たちを描いた4コマ…お笑いというとあれです、漫才やコントなどのことを指します(何)
と、説明がやはり以前読みました第1巻の感想と同じとなってしまいましたので、登場人物の紹介などはそちらをお読みくださいまし。
この第2巻では、第1巻の最後で行われた学園祭のお笑いライブが無事に終わった後のお話…そのライブが好評でしたみたいで、チェルシーは学校の中では一定の人気を得ることができたみたいでございます。
そのために生徒会選挙の応援に駆り出されたりいたしますけれど、それだけではなくお笑いの道のほうも前向きに歩んでいきます。
まずはデパートの屋上で行われていた小さなイベントに出演し、さらにはお笑い事務所のライブ出場をかけたオーディションを受け、さらに最後には…。
最後のライブの結果はどうあれ、ここまで皆さんで頑張ってきたこと、それにお笑いに対しかなり前向きに向き合っていらっしゃる皆さんの姿がとてもよい感じでございます。
また、ロッキン雅のお二人がチェルシーのライバル的位置取りとしてよきものを出しておられます…ただ、残念なことにチェルシー以外のかたがたがどの様なコントを繰り広げられたのかについては見ることができません…。

ということでこの第2巻ではかなりお笑いの道へ進む皆さんの要素が含まれておりそれはそれでとても面白いものでございましたけれど、同時にやはり皆さんの愉快な日常も描かれております。
最後のライブが終わった後は進級して修学旅行の準備をする姿を描いて終わっておりますけれど、これからも皆さんで楽しい日常を送っていくのでしょう…と、はい、残念ながらこの作品はこの巻で最終巻でございました。
個人的には3年生に進級なされてからの皆さまのご活躍をもっと見てみたかったので、これで終わりというのはとってもさみしい…。
チェルシーのメンバー以外の皆さんもよきかたばかりで、特に生徒会長さんなどかなりよいキャラでございましたので、このかたがたについてもっと描いていただきたかったという面も含め、残念でならないことでございます…。
…と、カバー下には柊リズムと卯月社というピン芸人お二人の過去の逸話が収録されております(この巻の本編でのお二人はもうコンビみたいなものでございましたけれど)

イラストはよきものでございます。
百合的には生徒会長さんの周囲が色々ほのかに感じられ…また、そうでなくても変なキャラは登場いたしませんので、安心して読むことができます。
ともあれ、これは数あるきらら系コミックのなかでもかなり上位に位置すると思えるよき作品でございましたので、それだけにこれで終わりなのは残念でございました。
そういえば、第1巻をこの作品の第1巻と同時に購入しました作品たち、つまり以前読みました『ねこみみぴんぐす』に以前読みました『ゆかひめ!』も今月か来月発売いたします第2巻で最終巻となるみたいでございます…この3作品は当時不振を極めていた様に見えたきらら系作品に光明を見出させてくださった作品たちでございますので、その全てが2巻で終わってしまうなんて非常に残念なことでございます。
…ときどき新聞の見出しで「チェルシー」というサッカーチームの名前を見かけますけれど、もちろんこの作品はそのチームとは何の関係もございません…でも、新聞でその名を見かけるたびにこの作品のことを思い出してしまうのでございました。


と、上の『チェルシー』を購入しました日と同じ日に届きました、以前完全版をクリアしております『ソルフェージュ』のボーカルコレクションを聴いているのでございますけれど、やはりよきものでございます。
どの曲も好きなのでございますけれど、その中でも個人的に特に好きな曲となりますと、無印からまりさま(でも歌うのはかぐらさん役の榊原ゆいさまですが)の『obedience』に『Sweet harmony』から未羽ちゃん役の仁後真耶子さまの歌う『Aozora Melody』、そして『La Finale』からまりさま役の今井麻美さまの歌う『Resonance』になるでしょうか…雰囲気としましては『Aozora Melody』とその他2曲では両極端な歌でございますけれど、よきものでございます。
…私が今現在書いております物語『アサミーナとかな様(仮)』で石川麻美さんと灯月夏梛さんはボーカルユニットを組むのでございますけれど、麻美さんは『obedience』『Resonance』の様な、逆に夏梛さんは『Aozora Melody』の様な歌を歌われるのが得意に見えるかも…麻美さんと夏梛さんのお二人が、『ソルフェージュ』でよく一緒にいらっしゃいます織歌さんと未羽ちゃんの様に見えてしまったり(いえ、織歌さんはもっとしっかりしたかたでございますけれど…ちなみに麻美さんの名は今井麻美さまから取った、わけではございません/何)

歌もそうでございますけれど、登場人物のほうも『ソルフェージュ』はものすごく魅力的なかたがたが揃っておりますよね、とこのCDを聴きながら改めて思い返してしまったのでございました。
いえ、最近しましたゲームでも以前クリアいたしました『Fate/EXTRA』の遠坂凛さんや以前クリアいたしました『トトリのアトリエ』のミミさんなど魅力的なかたには出会えておりますけれども、それでもちほさまやまりさま、未羽ちゃんやすくねさま(&ゆうなさん)に織歌さんなどといった、そのお一人お一人が素晴らしすぎる『ソルフェージュ』に較べますとどの作品でも見劣ってしまいます(キャラクターとして一番好きなのはやはり以前廉価版をクリアしております『アオイシロ』の綾代さんなのでございますけれど、ちほさまやまりさまに未羽ちゃんあたりでしたら対抗でき得るかも…?)
…登場人物の総合的な魅力で『ソルフェージュ』に対抗でき得るのは、『その花びらにくちづけを』シリーズくらいでございましょうか…(何)