□SOS TV ワルプルギス ナイトフィーバー(1・2)
○イラスト評価:★★★☆☆(2.8)
○内容評価:★★★☆☆(3.4)
○音楽評価:★★★☆☆(3.0)
○声優評価:★★★★★(4.5)
○百合度評価:★★★☆☆(2.5)
○付加要素(おまけなど):★★★☆☆(2.5)
○総合評価:★★★☆☆(3.4)
こちらは過日色々なものとともに購入をしましたもので、少し気になりましたので購入をしてみましたものとなります。
こちらはOVAな作品となりまして、さらにDVDについてまいりましたブックレットの説明によりますともともとは携帯配信用の作品でしたみたい…ちなみに先日読みました『わるない』はこの作品のコミカライズ版でございます。
内容としては、とある星でたった二人で救助を求める女の子2人が作る救難信号用VTRをまとめた作品、ということになるでしょうか。
物語の背景はその上で触れました『わるない』同様、戦争にて崩壊してしまった星で生き残ったたった二人の生存者、ガーネットさんがクリスさんが救助を求めるために宇宙へ向けて救難信号を発する、というものでございます。
その救難信号がつまらないと相手が無視してしまうのではないか、という考えの下、二人で面白い番組を制作して放送しているわけでございます…このDVDはその放送内容を収録した作品、ということになります。
ガーネットさんとクリスさんについても『わるない』と同様の感じ…ガーネットさんは天然で元気な女の子、クリスさんはクールな雰囲気の女の子でございます。
ただ、ガーネットさんはとんでもない身体能力の持ち主であることが判明…まぁこのあたりは、この星は地球でなかったりしますから気にしないでおきましょう(その割に使っているネタが妙に地球的なのでございますけれども、そこはコメディonly作品ということでやはり気にしないでおきましょう)
あと、クリスさんは真剣にこれで救助がくるとはあまり考えておらず、この状況を楽しんでいらっしゃるだけのご様子がございます…?
と、ガーネットさんは天然な上に声優さんが新谷良子さま、クリスさんは多少腹黒い一面があるかもしれない上に声優さんが沢城みゆきさまと、何だか『ギャラクシーエンジェル』のミルフィーユさんとミントさんを思い浮かべてしまうかもしれません(そういえば、『わるない』の漫画担当もかつて『GA(not芸術科アートデザインクラス)』のイラストを描いていらした人でございますし…)
お話のほうは、上で触れました様にお二人が作る様々な番組を収録したものでございます。
1話の内容は約2分程度でございましたでしょうか…それぞれの巻の総収録時間は15分程度と、かなり短いものとなっております。
番組のほうも現在DVDを購入しておりまして以前原作を読んでいるアニメ『イカ娘』同様に、いえそれ以上のショートアニメ…というよりも、お二人のコント作品といったほうがよろしいでしょう。
ですので面白いのは間違いございませんけれど、ストーリー性は特にございません。
…ちなみに、この番組放送中に救援が2度ほどきそうになりましたけれど、ガーネットさんの天然さにより残念な結果となってしまわれました。
イラストのほうでございますけれど、この作品は以前観ました『星の海のアムリ』同様にフルCGなアニメーションとなっております…ショートコントな作品ということもあり、そのあたりは特に気にならなかったでしょうか(そういえばこの作品に某声優さんが出ておられましたか…全然印象に残っておりませんでした/何)
内容のほうは、コメディ作品としてはなかなか面白いものでございました…『イカ娘』同様、息抜きなどにはよろしいものでございます。
音楽のほうは普通でございましょうか。
声優さんのほうは上で触れました様に新谷良子さまに沢城みゆきさま、それにかわいそうな役回りの多いキャロットというロボット役で金田朋子さまと、個人的にはかなり豪華な面々が揃っている様に思えます。
百合的にはいかがでございましょう、特にストーリー性のないコント作品でございましたので、何とも言えないかも…?(この作品、かつて『百合姫』で紹介されておりましたので購入をしてみたのでございますけれども…/何)
付加要素としましてはサントラCDがついてまいりました。
ともあれ、ちょっと短い気のしてしまう作品ではございますけれども、コントな面は確かに楽しいものでございますし、それに個人的にはこの3人の声優さまが揃ったものというだけでも結構嬉しい作品でしたかもしれません…でも百合的にはそうないかも?
とってもお世話になっておりまして大好きなあのかたもしていらっしゃる『ととモノ。3』のほうは2周めをドラッケン学園ルートで進行しておりまして、装備がはじめから最強でしたりアサミーナさんとカナカナさんのレベルも99でしたこともあり、何ら苦戦することなくエンディングを迎えられました。
ここからまだ森羅万象の理を探索して貴重品の入っている宝箱を開けていく、という楽しみがございますけれども、ともあれ…やはりドラッケン学園は結構百合分が多めになっていた印象がございます。
はじめはシュピール先生がカーチャ先生に甘えるご様子が物語にもしておりますみしゃ先生とアヤフィールさんみたいで微笑ましくていい感じ、と思ったのでございました…やはりシュピール先生はかわいいです。
でも百合的にメインとなるのはやはりキルシュトルテさんのパーティでございます…キルシュトルテさんとメイドさんはもうラブラブでございまして、とてもよろしいものでございます(単独のキャラとしてもよいかたがたでございますので、なおさら…)
さらにもうお一人のくのいちさんも何と彼女がいる、と公言しております…くのいちさんは一人称が「ボク」ではありますけれど女の子であるのは確かみたいでございますので、つまり彼女も百合なかただということになり、キルシュトルテさんのパーティは全員そういうことになるのでございました。
あとはエンディング後にドラッケン学園へ編入してきた魔王でした女の人もその様な雰囲気があってメイドさんをやきもきさせていたり、またもう一つのパーティ、あの微笑ましい勇者志望の少年の率いるパーティにいる女のかた、ベルタさんについても好きな人が主人公パーティの中にいるそうで、主人公パーティが私みたいに女の子onlyになっていた場合…という様に、やはりこの学園は百合な雰囲気が多い、よきものでございました。
ただ、こうなると不安になりますのが、もう1つの学校についてでございます。
1周めでいたしましたタカチホ義塾はロクロさんとカータロさんの関係がございましたもののそれも含め男女問わず全てが微笑ましいかたがたでございましてよろしいもの、2周めのドラッケン学園は上で触れました様に百合的によろしいものでございましたけれど、ではプリシアナ学院は…?
あの学院、生徒で女の子がヒミツを調べるのが好きなチューリップさんしかおりません…そのチューリップさんのいらっしゃる英雄志望の少年のパーティはドラッケンの勇者志望の少年みたいに微笑ましそうでよろしいのですけれど、もう一つのパーティ、セレスティアの生徒会長たちのパーティは…。
まさか生徒会長とその執事の少年がキルシュトルテさんとメイドさんみたいな関係になるとはあまり想像したくないですけれど、でもいずれにしてもあのパーティの3人はあまり好きでなかったりするのでございました…(全学園の他の生徒パーティは皆さん好きなのですが…)
ブーゲンビリアさんの弟のこともありますし、何だか少なくてもいわゆる美少年らしきものを前面に押し出したルートになってしまいそうな気もいたしますけれども、そうはいいましてもリコリス先生などはよろしいものでございますし、まだ未開示なプリシアナの学科(多分「メイド/執事」っぽい?)も気になりますので、余裕があればプリシアナで3周めをしてみたいものでございます(でもプリシアナで最後というのはあまり気分がよろしくございませんので、さらに余裕があればもう一度タカチホルートをしておきたいかも…それはさすがに『テイルズ』の後にしようと思いますけれども)
…あ、ちなみに、最近偶然気づいたのでございますけれど…

…この画像の様にステータス画面でセレクトボタンを押しますと…

…キャラは同じアサミーナさんなのでございますけれども…

…制服が変えられるみたいでございました。
ただそれだけなのでございますけれども、これで全員タカチホで登録した皆さんを、カップリングごとなどで制服を変えることができたりして、ちょっといいことに気づいたかもしれません。