2011年06月22日

ハナレビの楽園

先日読みましたコミックの感想です。
ツンデレとドジっ娘のおかしな旅…?
□ハナレビの楽園(1)
■水本正さま
 ○イラスト評価:★★★★☆(3.5)
 ○内容評価:★★★★☆(3.8)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.0)
 ○総合評価:★★★★☆(3.5)

こちらは過日みとせのりこさまのCDなどとともに購入をしましたもので、何となくよさそうでございましたので購入をしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなっておりますまんがタイムきららコミックスではございますけれども、こちらは大判サイズでも4コマでもないものとなっております。

内容としましては、ハナレビの民とワスレジの民と呼ばれる二人の女の子が一緒に旅をするお話となっております。
主人公の秋桜さんはハナレビの民と呼ばれる存在でございまして、このハナレビの民というのはいつからか記憶のない存在でゆりかご界という世界に呼び出され、しばしそこで過ごすことになります。
けれど、いずれはそのゆりかご界からも旅立つ運命となっておりまして、旅立つきっかけはそのゆりかご界に自分と対になる存在なワスレジの民が現れること…これがいつ現れるのか解らないのですけれども、現れたらすぐに下界へ旅に出なければお互いの存在が危うくなってしまうみたいでございます。
さらに、下界へ降り旅をする際、お二人が一定の距離以上離れても死んでしまうことになります…カバー下の裏表紙にはそれをネタにした4コマが描かれておりました(以前読みました『まどか』の二次創作同人誌『24時間半径10m』『2人のキョリは100m!』を思い出しました…メインお二人のうち片方が杏子さんにとてもよく似たイメージのかたなことも合わせて/何)
ちなみにハナレビの民もワスレジの民もゆりかご界に現れた時点で過去の記憶を失っております…あと、ゆりかご界は一種の天上世界と思えば間違ってはいないでしょうか。
お話の舞台、設定はその様な不思議なものとなっておりまして、どうしてその二つの民はその様な召喚を受けて二人運命共同体になって旅立たなければならないのかなど疑問点も多いですけれど、それはおいおい明らかになっていくのでございましょうか。

ともあれ主人公の秋桜さんでございます。
この子は眼鏡をかけたいかにも大人しい雰囲気を出した女の子でございまして、性格もその通り…ややマイナス思考の強めでドジっ子な、そして歌うことが好きな女の子でございます。
その様な彼女にも対となるワスレジの民が現れまして一緒に旅をすることになるのでございますけれども、お二人の出会いが最悪に近い状態でございまして、はじめてお会いしたとき、そのお相手のかたが無意識のうちにうなされて秋桜さんに襲い掛かってきたりしてしまったのでございます。
さらに、そのかたが目覚めてもずいぶんツンな態度を取ってきて、その直前に親友との別れまであった秋桜さんはかなり気落ちしてしまわれるのでございました。
それでも一緒に旅をして、大きな喧嘩をしたりしてそれを乗り越えていくうち、お二人の関係はよいものとなってきているご様子でございます。

その秋桜さんの対となるワスレジの民は桜子さんという少女…といいましても彼女は完全に記憶を失っておりまして、そのお名前も適当に考え付いたもの?
桜子さんは長い髪をして背もやや高めのかたで、言葉遣いは少し荒っぽくかなりツンな性格が強め…上でも触れました様に、以前コミカライズ版を読みました『まどか』の杏子さんに似た雰囲気がございます。
彼女は当初なぜか秋桜さんの歌をとても苦手としておりまして、彼女の歌を聞くと頭痛に悩まされたり、無意識のうちに暴れたりしてしまっておりました…これは何か理由があるのかなと思っていたのでございますけれども、その後お二人の距離が近づくと大丈夫になっていたとことを見ると、ただ普通に苦手でしただけ…?
桜子さんはやや乱暴な性格ということもあり、当初は『まどか』の杏子さんとさやかさんみたいに秋桜さんとの関係もあまりよろしいものではなかったのでございますけれども、この巻の最後では一つの危機を乗り越えて絆が深まった感があるでしょうか。
…ちなみに、絆を深めて特殊な鏡にお二人の姿が完全に映る様になった際、お二人は過去の記憶を取り戻したりできるみたいでございます。

その他、登場人物としましては秋桜さんの親友さんや下界でお二人の世話を焼くちみっこで獣っ子っぽい女の子などがいらっしゃいます。
秋桜さんが下界での旅を頑張る大きな理由の一つが、一足先に下界へ赴くことになってしまったその親友さんを探すため、というもの…第1話でのお二人の別れがとても悲しいものでございましたので、お会いできればよろしいのでございますけれども…。
ちなみに下界の人たちは結構ハナレビとワスレジの民のことをご存じ…またお二人はこの巻の最後で旅の途中他のその民なコンビにお会いするのですけれど…?

お話のほうは、その様なお二人…帯に書かれた言葉を借りますと「ツンデレとドジっ娘のおかしな旅」を描いております。
上でも触れました様にお二人は旅をはじめた当初はあまりよい関係とはいえなかったのでございますけれども、危機を乗り越えることで仲良くなりつつございます…旅のほうも案外マイペースで街の人たちとの交流もよろしいものでございます。
お話の最後は罠にはめられてピンチに陥る…というところで終わっておりましたけれど、どうなってしまうでしょうか。

イラストは悪くございません。
百合的には二つの民の設定がよろしく、これからのお二人の関係の進展に期待…また秋桜さんの親友さんを想う気持ちもよろしいものでございます。
ともあれ、桜子さんのキャラクターもよろしく、それにお話のほうもよろしいもので、なかなか面白い作品でございました…第2巻も期待してお待ちいたしましょう。

と、この作品について、桜子さんについて『まどか』の杏子さんに例えておりますけれども、確かに桜子さんは杏子さんに色々似ていらっしゃいますものの、秋桜さんは杏子さんとのカップリングになりますさやかさんとはもちろん似ておりません。
内気な性格といい、むしろ…とってもお世話になっていて大好きなあのかたとよく交流をしております、フィンさまがこちらにファンサイトを作ってくださっておりますこちらの『私立天姫学園』に私が登録しておりますエステルさんに似ていらっしゃるのかもしれません(いえ、秋桜さんはあんな極度の人見知りでしたりすることはございませんけれども、あのかたの持ちキャラでカップリングが成立しつつございます衣砂さんが杏子さんタイプのかたなことを合わせて…)
最近はそのエステルさんと衣砂さんの交流が学園のほうで進んでおりまして、また衣砂さんが個人的にとても好きなこともございまして、こちらに学園でのそのお二人の物語『二人の魔法少女…?』を書きはじめてみました。
こちらは学園で起こったお二人のイベントをエステルさん視点でそのまま書いていくものでございまして、お二人のイベント進行に沿って書き進めていこうかな、と思っております…今のところはまだ屋上で衣砂さんが寝ぼけられたところまでしか書けておりませんけれども、今後のお話のほうも随時書き進めていく予定でございます(余裕があれば…/何)
最終的にどの様なかたちで物語として終わらせるのかは今のところ未定でございますけれども、それはこれからの学園でのお二人の交流次第、となるでしょうか…学園のほう自体最近はいらっしゃるかたもかなり少なくなっておりますけれど、フィンさまのイベントもひっそり進行したりもしておりますし、無理をせずのんびりとまいりましょう。
…エステルというお名前について、けっして以前しておりまして現在2周めをしております『マイソロ3』で一番好きなキャラクターから取ったわけではございませんよ?(このキャラについては『マイソロ3』購入前に登録をいたしましたし/何)