2012年04月16日

くちびるためいきさくらいろ

先日読みましたコミックの感想です。
懐かしの作品?
□くちびるためいきさくらいろ(1・2)
■森永みるくさま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.2)
 ○内容評価:★★★★★(4.8)
 ○百合度評価:★★★★★(5.0)
 ○総合評価:★★★★★(4.5)

こちらは先日色々なコミックとともに購入をしましたもので、色々と気になりました作品でしたことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『GIRL FRIENDS』や『わたしの大切なともだち』『にじぷり』などと同じものとなります。
こちらの作者さまは以前読みましたその『GIRL FRIENDS』や以前読みました『ひみつのレシピ』などと同じかたとなります。

内容としましては、女の子同士な恋をされる高校生のかたがたを描いた作品となるでしょうか。
こちらはオムニバス形式のお話となっておりまして、6組のかたがたのお話が収録されております…と、1組は片想いで終わってしまっておりますけれども…。
第2巻の最後に収録された2組のお話は完全に独立したもので舞台となる学校も別の場所の様に感じられましたけれども、それ以外の4組のお話は登場人物が共通している場所がございましたり舞台となる学校が同じでございましたりと、繋がりを感じられるものでございます。
収録されているお話は、幼馴染なのですけれど高校は別の学校へ行くことになったお二人、保健室の先生に恋をする幽霊さん、演劇部の後輩さんとちょっと残念な先輩さん、片想いをする女の子とそのクラスメイトのかた、想いを秘めて好きな人のそばにいる女の子とそのお相手の子、そして文芸部のちょっと地味な女の子と積極的な後輩さんとなるでしょうか。
学園ものの百合のお話としましてはさすがに王道路線をつかんでいらっしゃる感じでございます?

その中でもメインとなりますのははじめの幼馴染のお二人、奈々さんと瞳さんのお話になるでしょうか…他のカップリングは1話のみの掲載なのでございますけれども、このお二人に関しましてはコミック1冊分は埋まるくらいの分量のお話になっております。
それだけのページがあるのでございますから、お付き合いするまでの葛藤からお付き合いをはじめた初々しいところ、それに周囲の関係などを何とかしていくところなど色々、お二人の関係の進展が見られてよろしいものでございました。
他の皆さんのそうした進展も読んでみたいところなのでございますけれども、それはさすがに贅沢というものでございましょうか。

と、この作品なのでございますけれども、タイトルをどこかで見たことがある気がいたしますし、それにまた中身を読んでみましてもやっぱり読んだことのあるもの…とそれもそのはず、こちらは『百合姉妹/百合姫』にてかつて掲載されており、作品が古すぎて感想は残っておりませんものの確かに読んでおります懐かしの『くちびる ためいき さくらいろ』の新装版でございました。
ですので読んだことのあるお話があるのは当たり前で、でもそれが全てではなくって奈々さんと瞳さんのお話の後半は改めて別の雑誌で連載されたものとなるご様子でございました。
このあたり、以前読みました『Dear Emily...』と似たかたちとなっておりますけれど、この2作品の共通点はそれだけではなくって、その元々掲載されていた、あるいは旧版のコミックを出した出版社が一迅社さまだということ…この一迅社さま、百合姫コミックスなどときどき「なかったこと」にされたりと個人的にかなり信用のおけない出版社という認識になっているのでございますけれど、そうした過去の積み重ねがございますのでこれもまた出版社の問題でこうなってしまったりしたというわけなのでは、と穿った目を向けてしまうのでございました。
…でも、その両者とも、続きが読めたこと自体はとても嬉しいことでございます。

イラストは悪くございません。
百合的にはどのお話もとてもよろしいものでございました。
ともあれ、『Dear Emily...』といいまさかこちらの作品まで新装版として別の出版社から続きを伴うコミックが出るとは思いませんでしたけれど、この作品もまた良作でございますので出てくださったことはとても嬉しいことでございます。
…でも、旧版の百合姫コミックスが出たのは2006年でございますか…これまた『Dear Emily...』同様6年振りということになりますけれども、私は『百合姉妹』から購入しておりますからもっと以前から読んでいたことになりますし、やはり月日の流れが怖くなってしまいます(そういえば第1話にパケット代を気にするシーンがあったり、このあたりも時の流れを感じてしまいます…?)


とっても大好きなあのかたにお勧めをしていただけました『スパロボA』のほうは主人公のサリサディアさんの乗る機体を完全改造するためのお金を貯めていたのでございますけれど、スーパーロボットな皆さんをいつまでも鍛えられないのも悪いかなということで、思い切って第4話をクリアすることにいたしました。
クリア自体はそう大変なことではなく…ブライトさんが命中率95%の敵の攻撃を回避したりして驚いたりもいたしましたけれど、ともかく無事に敵を全て、暗黒大将軍やワルキメデスにヒドラーの機体も含めて撃破いたしました。
それで終わりかと思ったのですけれども、ギガノス帝国軍の増援が出現…けれどそれは機動戦艦(って何?)ナデシコの主砲により消滅いたしました(ちなみにアーガマは戦艦ではなく巡洋艦の模様…/何)
…そのナデシコの人々は地球連邦軍に協力するつもりはなく、その場を去ってしまわれました。

それで第4話は終了でございまして、スーパーロボットの皆さんは無事にロンド・ベルに合流…そして先ほど逃亡いたしましたナデシコを追うことになりました。
それはよろしいのですけれども、それを指示する三輪長官というかたがなかなか危うい…(何)
あと、キャラ図鑑はやっぱりネタバレ満載でございますよね…いえ、記憶喪失のエリカさんが何者なのかそれを読めば解ってしまいますから(でも下で現れますキョウジさんなどはかなりぼかして書いてありますけれど/何)
図鑑といえば機体一覧もあるのですけれど、そこには機体の大きさと重さもございまして、機動戦艦ナデシコは巡洋艦アーガマより10倍程度大きい模様…さらに暗黒大将軍の乗っていた要塞はナデシコの2倍になる模様で、相当な大きさでございます(説明では浮上するだけで津波が発生したりするそうでございますし…戦闘画面ではその大きさは全く伝わりませんけれども/何)

第5話では奄美大島のあたりでナデシコに追いつきまして、互いに兵器で牽制しあいつつ対話を行うことに…彼らの目的は謎の勢力に襲撃されている火星の救援だといいます。
妙に天然な雰囲気のある相手側のユリナさんという艦長(そのユリナさん、キャラクターとしてはよさげなのでございますけれど、軍艦の艦長となると…個人的にはやはりブライトさん、あるいは『0083』のシナプス艦長に『IGLOO(not『重力戦線』)』のかたの様な渋いかたが一番よろしいかなと感じてしまうのでございました/何)が嘘をついている様子には見えませんし、それはきっと本当なのだと思いますけれど、相手側のアキトという個人的にはちょっとあれな人が暴走したりして、戦闘は避けられない情勢に…と思いました瞬間、空から何かが降ってきてナデシコを直撃いたしました。
さらにそれはアーガマも攻撃してきて機関部に損傷を与え移動不能にしてきたのでございますけれども、それが何とデビルガンダム…ナデシコは大気圏離脱が不可能となった様子ながらともかくこの隙にこの場を去ってしまいました。
それに代わってデビルガンダムを追ってきたドモンさんのシャイニングガンダムが現れ、ドモンさんは全く乗り気でないながらともにデビルガンダムと戦うことになりました…というより勝手に共闘することにしたわけでございます(やはり初期のドモンさんは人付き合いが…/何)
一方反対側からはギガノス帝国軍、マイヨさんの部下3人たちが現れまして、これらとも戦わなければならないことになりましたけれど、アーガマは移動不能状態なうえ、デビルガンダムの攻撃によりHPが半減したりもしております。
ただ、それも悪いことばかりではない気がいたします…まずこのお話の全滅条件は戦艦の撃破でございますので撃破されやすくなりましたし、またブライトさんはレベルがサリサディアさんの次に高いので、回復機能のあるさやかさんなどで回復をさせればかなり経験値が得られたりもいたしますから(でもこれではさやかさんのレベルは上がっても撃墜数は増えない…)
ともあれ、ギガノス軍の強さは前のお話と大して変わらず常識的な能力(要するに強くない/何)ですのでここはスーパーロボットの皆さんを鍛えつつお金を貯めましょう…最終的には、アーガマはデビルガンダムに沈めてもらうしかございませんけれども、アーガマの火力を強化しすぎましたのでデビルガンダムへ意外とダメージを与えてしまい、けれど相手にはHP回復能力がございましたので一安心でございます(しかも相手のHPは50,000…実際に倒そうとなるとサリサディアさんの力が必須でございましょうか)
マジンガーZとダイモス、ゲッターロボは鍛える対象に(使いづらいと感じていたゲッターロボでございますけれど、普通の敵相手でしたらそうでもないかもしれません?)…さやかさんは回復でレベル上げ、補給機能つき飛行機も使えるときには使おうと思います?
ちなみにこの第5話の時点で全ユニットを参戦させることは不可能となったりしております…乗っている兄妹は愉快で好きながら能力的に一番微妙なテキサスマックを出さないことにいたしましたけれども、よろしゅうございますよね?(何/ボスボロットは精神がなかなか有用ですし…)
…あと、あのかたのおっしゃられておりました様に、ドモンさんの戦闘音楽がちょっと微妙かも…いえ、他作品のBGMがほとんどよいものばかりですのに、こちらはそれらに較べますとあまり盛り上がらないものになっておりまして…(セイラさんですら無印の劇場版のあのよい曲でございましたのに…でもスーパーモード時は違う音楽になります/何)


一方の『百合霊さん』のほうは本編終了後要素なアナザーストーリーを見ておりまして、とりあえず現状見れる様になっていたものは全て見終えました。
そして、本編終了時に現れたアナザーストーリーをもっと出すためのヒント、つまり選択肢を○○の通り、本編で現れた選択肢を色々選んでみることにいたしました…幸い、こちらはスケジュール帳で一度見たストーリーはメインでも個別でもアナザーでもいつでも何度でも見られる様になっておりますから、ゲームをはじめからやり直す必要はございません(でも選択肢でセーブをしておけばよかった、という気持ちはございます)
いくつか選択肢を本編を進めたときとは別のものにしてみますと、確かに新しいアナザーストーリーが現れてきました…まずは聖苗さんのもので、美紀さんへ口づけをしてしまって後悔をしてしまうところで比奈さんに元気づけてもらうところから、最後には美紀さんの委員会引退までの一連の流れが見られる様になったのでございます。
次に現れましたのは阿野さんでございまして、明るい性格を装いながら実はとても恥ずかしがりや、そして結奈さんを心配していらっしゃるご様子なども伝わってきてよろしいものでございました。
次は眠そうな音七さんでございまして、結構色々皆さんのことをきちんと観察していらして、でもやっぱり安眠妨害だと感じていらしたりして…そういえば阿野さんと音七さんは特にカップリング相手がおらず、でもこのお二人自体は仲がよろしいのでございますから、このお二人でカップリングになればよろしかったのかも?
次は風紀委員の愛来さんで、本編などでは少し解りづらかった彼女の心境の変化や何を考えていらっしゃるなどが解ってこちらもよろしいものでございました。
そして次は小さな先生の月代さん…月代さんがどうして先生になろうとされたりされたかなど解りまして、そういえば上の聖苗さんのエピソードでもございましたけれど、この作品の舞台となっている学校の校風がかなり自由で豪快な様に感じられますかも?
あと、ときどき陸上部のお二人のアナザーストーリーも現れたりいたしましたっけ…こちらはこちらで面白かったり、比奈さんの距離変更問題が出てきたりと興味深いものでもございました。
ということで昨日の段階では8月の中旬くらいまでの選択肢を色々選んでみまして上の様なものが出てきたわけでございますけれども、タイトル画面の印はまだ「もう少し頑張りましょう」でございました…全ての選択肢を残らず選んでそれで現れたアナザーストーリーを全て見たら表示は変わるでしょうか。
…選択肢の存在意味はどうやらこういうアナザーストーリー出現のためだけっぽいですし、となりますと本編自体のストーリーはどの様な選択肢を選んでも変わらない、ということになります?