2012年06月02日

彼女とカメラと彼女の季節

先日読みましたコミックの感想です。
まずまず?
□しかくいシカク(1)
■ざらさま
 ○イラスト評価:★★★★☆(4.0)
 ○内容評価:★★★☆☆(3.4)
 ○百合度評価:★★★☆☆(2.5)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.4)

こちらは先日『あまつみそらに!』などとともに購入をしましたもので、何となくよさそうでございましたことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなっておりますまんがタイムきららコミックスとなります。
作者のかたは以前読みました『ふおんコネクト!』と同じかたとなります。

内容としましては、写真部の皆さんの活動を描いた4コマとなるでしょうか。
お話の舞台はとある高校でございまして、主人公(かと思われる/何)新阪魚さんは入試の際にカメラ好きな女の子とその友人の女の子に出会い、色々あってまた入学後に再会できるといいなと言葉を交わします。
そして入学後に無事そのお二人と再会でき、友人関係になっていくわけでございました。
その魚さんは天然気味のかわいらしい女の子なのでございますけれど、ときどき黒い面が見えることもある子…また朝に非常に弱く、ちょっとやそっとのことでは起きません(眠ったまま登校できたりもしてしまいます/何)
すでに社会人な姉との二人暮らしの模様で、家事は分担しているみたいでございます。

その魚さんが入試の際にお会いしたというかたがた…まず渡来十子さんはカメラ好きなかたで、長い黒髪にスタイル抜群と、黙っていればかなりの美人さんでございます。
ただ、その中身は何といえばよろしいのか、一言で言えばかなり残念なかた…それはもうかなり残念でございます(何)
もうお一人は内富良茜さんとおっしゃいまして、かなりのちみっこで金髪をツインテールにしたつり目気味の子ということでやっぱりちょっとツンデレ気味…ちょっと毒舌なところがございますけれどそれは外国暮らしが長くて日本語の知識が偏っているためっぽく、基本的にはかわいい子でございましょう。
…この作者さまの作品は相変わらず変わった名前をつけておりますけれど、あとがきによりますとこれも『ふおんコネクト!』同様に由来がございまして、それぞれカメラ関係のものが由来となっている様子でございます。

その3人は元々学校にはなかった写真部を結成して、初心者の魚さんなどは新たにカメラを買ったりして活動をしていく…と、このあたりはきらら系の部活ものな王道路線でございましょうか。
その過程で新入部員がお一人、あと顧問の先生も出てまいりました…新入部員の久田桃枝さんは2年生で眼鏡をかけた一見まともそうなかたなのでございますけれど、カメラなどを「見る」のが大好きなかたなのでございました(撮るのは特に興味なし…)
顧問となったのは魚さんたちのクラスの担任でもございます一天円先生…こちらの先生は古文の先生かつ実家が甘味やさんということもあってか和服を着たなかなか素敵な雰囲気のかたでございましょうか。

お話のほうは、その様な皆さんの活動を愉快に描いたもの…コメディな作品でございます。
作者さまがあとがきで触れております様にちょっと個人的には微妙と思えるネタなどがあってそこは残念なのでございますけれど、基本的には楽しいお話かなと思います。
また、カメラの知識などもなかなか詳しく描かれている気がいたします…カメラ要素をメインに持ってきたお話といえば以前読みました『瞳のフォトグラフ』あたりがございましたけれど、そちらにもそう負けておりませんかも?(以前コミカライズ版を読んでおります『たまゆら』も一応カメラが主要素でございましたっけ…?/何)
…キャラクターのほうは、十子さんがとても残念すぎることもあり、個人的には茜さんがとてもよろしゅうございましたでしょうか。

イラストはよろしいものかと思います。
百合的にはいかがでございましょう、ほのかに感じられる様な、でも微妙なところもあります様な、普通のきらら系程度といったところかなと思います。
ともあれ、ちょっと微妙なところもございましたものの茜さんがよろしいかたで内容も悪くございませんでしたかと思います。


また、同時にこちらも読みましたので…。
三角関係…
□彼女とカメラと彼女の季節(1)
■月子さま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.4)
 ○内容評価:★★★★☆(4.0)
 ○百合度評価:★★★★☆(3.5)
 ○総合評価:★★★★☆(3.7)

こちらも上の作品とともに購入をいたしましたもので、何となくよさそうでございましたので購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては他には持っていないものとなっております。
…上の作品を読みました際、同時に購入をいたしましたこちらもどうもカメラが主要素になっていそうな作品に感じられましたことから同時に読んでみました。

内容としましては、不思議な雰囲気を放つ美少女に惹かれる女の子を描いたお話、となるでしょうか。
主人公の深山あかりさんは高校3年生の女の子…家が貧乏気味だということ以外は至って普通の女の子となるでしょうか。
代わり映えしない日々や波風を立てない様に無難に付き合う友人関係に少々違和感を覚えていらしたみたいなのでございますけれど、3年生から同じクラスになった一人の少女のことが気になってきておりました。
その少女は仙堂ユキさんというかたで、短い髪にクールな雰囲気をかもし出した美少女…クールすぎてクラスの子たちとも全く会話をしていない様子もある、ちょっと不思議な雰囲気さえ感じさせるかたでございます(以前しております『百合霊さん』の音七さんに似ていらっしゃる、というイメージがございますかも)
ユキさんは写真部に所属しておりまして、写真を撮ることが大好き…あかりさんもそのことが原因で彼女と話す機会が得られまして、それがきっかけで親しい関係になっていくのでございました。

お話のほうはあかりさんがユキさんにどんどん惹かれていって完全な恋愛感情を抱くまでに至るのでございますけれど、ユキさんのほうは上記の様なクールな、そして少しつかみどころのないかたでございますのでどうでございましょうか…親友、という感情までは明らかに抱いてくださっておりますけれども。
さらにお話をややこしくするのは、お二人のクラスメイトで野球部に所属する香川凛太郎という男子生徒の存在…彼は女子生徒に人気の存在なのでございますけれど、彼自身はあかりさんのことが好きで後半にはそれを隠そうとしなくなってまいりました。
そしてユキさんと凛太郎さんは幼馴染でございまして、どうもユキさんは彼のことをかなり気にしている様子がある、と…要するに三角関係状態でございます。
こうした女の子お二人と男子生徒による三角関係のお話といえば以前読んでおります『GIRL×GIRL×BOY 乙女の祈り』という作品がございましたけれど、こちらの三人の関係が最終的にどう落ち着くのかはまだ未知数…ここは見守っていくしかないでしょう。
…あと、ユキさんというキャラクターが見ていて楽しい…特にあかりさんに百合疑惑が浮上してクラスメイトの女子生徒たちが色々してきたときのユキさんの態度が非常によろしゅうございまして、これは惚れても当然のかっこよさでございました(あのあたりの態度が音七さんに似ているというイメージを私に持たせたり…/何)

イラストは悪くございません。
百合的にはあかりさんのユキさんへの想いが確実にそうなのでございますけれど、三角関係状態でございますし最後はどうなりますか…見守るしかございません。
ともあれ、こちらはあかりさんの想いの結末は解りませんものの、今のところはかなりよろしい作品…ちなみにカメラ要素については、お話の合間に解説が書かれたりしております(何)


とっても大好きなあのかたにお勧めをしていただけました『スパロボA』のほうは先へ進みますことに…第33話ということで以前の日誌に書きました様に小バームへ乗り込んで一矢さんとリヒテルさんが共闘したりするなかなか熱い展開でございます。
このお話ではルビーナさんを使おうということでミネルバXを改造してみてそれに彼女を乗せたのでございますけれど、普通に戦えますのでまずは安心…そしてミネルバX(つまりはマジンガーZ)の技の名前も普通に台詞でしゃべってくださったのでよろしゅうございました(何)
そのルビーナさんを今回の戦闘で増援として現れるベガ星連合軍の3人の司令官と戦わせてみますときちんと戦闘前会話が発生いたしました。
オルバン大元帥を2回撃破するまでの流れは上で触れました以前の日誌で書きましたので省略をいたしますけれど、これほどの強い機体を2回倒さないといけないなんて…でも、あのかたのお話では木星連合ルートに出てくるメガノイドという敵のほうがさらに厳しそうでございます?
ともあれ、そのオルバン大元帥は自らが死ぬと小バームが木星へ落下する様に仕組んでおりまして、まさに絶体絶命…というところで、このお話は終了でございました。

その後はその危機を何とかしようと…というところでインターミッション画面になってしまいました。
これはちょっと意外な展開…いえ、『ダイモス』のストーリーは第33話で終了して第34話でベガ星連合軍との決着をつけるのかな、と思っておりましたけれど、次のお話もダイモスが強制出撃となっておりましたりと次も小バームのお話になりそうでございます。
あのかたにいただけました情報などから第36話あたりで木星連合方面へ向かった皆さんと合流しそう、ということは解っておりますので…こうなりますと第35話でベガ星連合軍と決着をつけてその後合流、となるのでございましょうか。
いずれにいたしましても、引き続きのんびりとまいりましょう。

…でも、ルビーナさんまで、しかも回復キャラでなく普通に戦うキャラとして使うことにしてしまいましたし、これはレインさんあたりも使わないとおかしいことになってしまいますかも?
でも木星連合方面に行ったキャラですとマイヨさんも渋いキャラ枠で使うことにしておりますし…強化パーツに余裕があれば考えることにいたしましょうか(何)
そういえば、こちらの小バームルートでございますとルーさんとジュドーさんが新規に現れたわけでございますけれど、木星連合方面でも新たに仲間になるかたがいるのでございましょうか…九十九さんは主人公のサリサディアさんが赴かないと仲間にならないみたいでございますし、他にいるとしますと元一朗さんくらいしか思い浮かびませんけれど、でもルーさんたちはそれまで一度も姿のなかった完全な新キャラでございましたし、あるいはそうした人がいたり…?