□はやて×ブレード(16)
■林家志弦さま
○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
○内容評価:★★★★★(4.5)
○百合度評価:★★★★☆(3.5)
○総合評価:★★★★☆(4.3)
こちらは先日色々なコミックとともに購入をいたしましたもので、過去に既刊を読んでおりますことから購入をしましたものとなります。
コミックスとしましては『R.O.D』と同じものとなります…つまりあまりなじみのないコミックスとなります?
作者のかたは以前読みました『ストロベリーシェイクSweet』などを描かれたかたとなっております。
内容としましては、女だらけの剣劇コメディ…攻めるも乙女、受けるも乙女ということで(どういうことで?)、天地学園という少し特殊な学校に剣技特待生として通う女の子たちの物語となります。
と、説明がやはり以前読みました第15巻の感想と同じになってしまいましたので、詳細な説明は省略をいたします。
その第15巻では制服が変わったというお話でございましたけれど、この巻ではその一連の改革について、星奪り全体の変更点についての説明から…これまで特別な日にしかできなかった別のランクへの挑戦が可能となったりしたのでございます。
これを利用して、同室のはやてさんとの実力の差などに悩む桃香さんがはやてさんへ挑もうとされる…はやてさんと綾那さんのお二人と桃香さんと五十鈴さんのお二人の対決がこの巻のメインでございます。
これまでかなり脇役に回ってきておりました桃香さんでございますけれど、やはりよい実力を持っておられましてはやてさんと互角…五十鈴さんもそんな桃香さんを支えようと無茶をされてまで綾那さんを抑えようとされ、これは思ったよりもよい勝負でございました。
桃香さんと五十鈴さんのお二人もよいカップリング…いえ、刀友でございますよね。
その2組の対決の裏でも面白いことから不穏なことまで色々なことが起こっておりました。
まず面白かったのは、柳生先輩がアルバイトとして学園へ戻ってきていて、はやてさんたちの母親と刀友になっていらした、ということ…柳生先輩はとても愉快なかたでございますので出番があるのは嬉しゅうございますし、それに従業員の星奪り参加が可能となっていた事実も少し驚き…(本来はナギさんと組むためにそうしてもらったそうなのでございますけれど、母親はすっかりそれを忘れてしまっていたのでございました…)
不穏な方面でいえば、先の巻に唐突に出てきた実力者の秀耶さんがやっぱりトラブルメイカーなわけでございますけれど、それ以上に不穏な組織がこの巻では登場いたしました。
それが「黒組」と呼ばれる新入生たちの組織でございまして、先の巻でナギさんと交流のございました叶依さんもその組織の一員でしたりいたしました…その組織は怪しげな男性が学園をつぶすために(?)鍛え上げた子たちの集りでございますけれど、その男性はどう見てもはやてさんたちの父親…。
と、この様にして玲さんによる学園つぶし計画が終わったかと思いましたらまた新たな人々が現れてまいりましたけれど、どうなるでしょう…そして登場人物がまたまた一気に増えてまいりましたけれど、みずちさんや炎雪さんといったかたがたにまたスポットライトの当たる日はくるのでございましょうか(何)
ちなみに叶依さんは本来その「黒組」の中の子と刀友になる予定だったのでございますけれど、ナギさんと組みたいということでそれを拒否して追われる身になってしまっているご様子…ナギさんはその様な叶依さんからさらに逃れております(何)
…と、おまけマンガのほうははやてさんと順さんのもの…いい話に見せかけてやっぱりいつものじゅんじゅんなのでございました。
イラストは悪くございません。
百合的にはいかがでございましょう、この巻でございましたら桃香さんを想う五十鈴さんが特によろしゅうございました。
ということで、内容評価がちょっと下がっておりますけれど、これは「黒組」に対する不安感からということで、でもきっと大丈夫かなとも楽観しております…ちなみにこの巻のメインとなるはやてさんたちと桃香さんたちの仕合い自体はとてもよろしゅうございました。
また、同時にこちらも読みましたので…。
□地獄ニート
■林家志弦さま
○イラスト評価:★★★☆☆(2.7)
○内容評価:★★☆☆☆(2.4)
○百合度評価:★★★☆☆(3.0)
○総合評価:★★★☆☆(2.5)
こちらも上の作品と同時に購入をしましたもので、上の作品と同じ作者さまの作品ということで購入をしましたものとなります。
コミックスとしましては他に何も持っていないものとなるでしょうか。
内容としましては、コミックのタイトルになっている作品を中心にいくつかの短編から中編を収録したものとなります。
個々の作品の感想はちょっと省略…いえ、内容評価をやや微妙にしてしまったことからも解ります様に、こちらの作品は私にはかなり合わないところがございましたので…。
具体的に何が合わなかったのか、といいますと過激でしたり変態的でしたりする描写がかなり多い、といったところとなるでしょうか…しかもお話によっては女のかたが男性に無理やり、といったシーンなどもあったりしてしまいますし…。
と、これはあくまで個人的には合わなかった、というだけのことでございますのでどうぞご了承くださいまし…。
…ちなみに『地獄ニート』はタイトルどおり(?)魔界でニートな暮らしをしていたかたが父親の逆鱗に触れて人間界へ落とされてしまいそこで極貧生活を送る、というものでございます。
イラストは上の作品よりやや下がる気も…結構過去の作品を収録した様子もございます?
百合的にはお話にもよるのでございますけれど、あるお話はまずまずでしたりいたしますでしょうか…でも基本的にはそう期待はしてはいけません(何)
ということで、こちらは個人的には微妙としか言えない作品でしたかも…?
また、さらに同時にこちらも読みましたので…。
□武蔵野線の姉妹(4)
■ユキヲさま
○イラスト評価:★★★☆☆(2.8)
○内容評価:★★★☆☆(3.0)
○百合度評価:★★☆☆☆(1.5)
○総合評価:★★★☆☆(2.8)
こちらは過日『百合姫』などとともに購入をしましたもので、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスといたしましては『ねこもころ』や『瞳のフォトグラフ』『けったま!』『ヒャッコ』などと同じものとなっております。
こちらはどうも実写映画化する、ということが帯に書かれていたのでございますけれど、もうしたのでございましょうか…?
…上の『地獄ニート』を読みました際、そういえばニートを主人公にした作品が他にもありましたっけ、と思い出してこちらも読んでみました(何)
内容としましては、一時期社会問題にもなったニートというものな姉妹を描いた物語、という感じでございましょうか。
と、説明が以前読みました第3巻の感想と同じとなってしまいましたので詳細は省略をいたします。
主人公でネオ・ニートを名乗る蘭子さん、この作品の後半から服装がTシャツになってきたのでございますけれど、適当な一言の書いてあるTシャツといい、そして背も低くニートと呼ばれる存在なことといい、最近よく見かけまして以前そのかたを主役にしたサークル【あとりえ雅】さまの同人誌を購入しております『アイマス(モバマス?)』の杏さんと重なる…っと、このコミックは昨年の今頃に出た作品でございますので杏さんの真似をしている、というわけではない様子でございますよ?(何/その藤枝雅さまの同人誌、なぜか最新刊がいつまで待ってもメロンブックス通販に委託されません…藤枝さまの通販で購入するしかないのでございます?)
…ちなみに妹のひかるさんは完全に腹黒い、姉から主役の座を奪おうとするキャラに定着した模様でございます(何)
お話のほうは、先の巻の感想にはどこか辛口な様な、と書かれておりましたけれど、この巻に関してはあまりそういう感じはしなかった気がいたします。
先の巻の最後のお話、両親の件については蘭子さんのお見合い話だったのでございますけれど、こちらは相手も残念な人でしたということで自然にお流れとなりました(何)
その他、姉妹がツイッターのツイート数について悩むお話などございましたけれど、個人的にはこのツイッターというものの存在意義がよく解りません…災害時などには便利でございましょうけれど、人の呟きをリアルタイムで見たりして何かいいことがあります…?
あと、宇宙人に遭遇なんて超展開なおはなしもあったりいたしましたけれど、最後はメイド喫茶が閉店する、という波乱含みの展開でこの巻は終了…でも波乱含みと見せかけて実は全然大丈夫、というのがこの作品のセオリーでございますから今回もきっと大丈夫でございます?
イラストは悪くございません。
百合的には特にないかと…前の巻で触れました漫画家さんについては同居人に裏切られて有り金全て奪われた上にその精神的ダメージで漫画も描けなくなってしまうという散々な目にあってしまっておりますし(何)
ともあれ、こちらは百合的にはないものの蘭子さんがなかなかよいキャラをしておられて楽しい作品でございますので、引き続き…って、ごめんなさいごめんなさい、この作品についてはどうも第5巻が今年の5月にすでに出ている模様で、でも完全に見落としてしまっておりましたので、次にお買い物へ行く際にでも探してこようと思います。
…この作品、第4巻を読んだ際にも色々思い出して、という流れで色々な作品とともに3冊同時に読んだのでございますね…そして今回も同じ流れで3冊めとして読んでしまいました…(何)
とっても大好きなあのかたもご購入されました『あまつみそらに!』のほうは昨日ものんびり進行…昨日の前半は主に姫さんというサブキャラらしい子のお話がメインでございましたでしょうか。
姫さんが川辺で貧しい暮らしをしていると知った深景さんが彼女を自宅へ迎え入れようとしているのでございますけれど、そこに穂乃里さんまで加わって…深景さんは驚くほど簡単に知り合ってすぐの人を家に迎え入れようとされます?
姫さんも最終的には深景さんの押しに負けてしまって神社でご厄介になることになったのでございますけれど…その姫さんの言葉どおり、深景さんはほんわかやさしい雰囲気の裏にちょっと黒いものが見え隠れしてしまいますかも…(こういうキャラって実際は黒い、というパターンも多いですし/何)
また、姫さんの正体も主人公さんによって見破られてしまうのでございますけれど、水辺の怪でした模様…深景さんはそれは見抜いておられない様子で、穂乃里さんのことも解っておられませんし、神さま以外の人外については見抜けない?(ちなみに主人公さんは神奈さんの力を受けている影響か見破れます)
ともあれ、個人的には姫さんはなかなか好きなかた…いえ、ちょっと重なるキャラがおりまして…(何)
…主人公さんなどは姫さんのことを「姫先輩」と呼んでいるのでございますけれど、その呼びかたでございますとあの作品を思い浮かべてしまいます(何)
その他、芹夏さんは部活もしていない主人公さんにテニスの勝負で負けてしまってやっぱり全体的にかわいそうな役回りが多く感じられたり色々ございましたけれど、昨日の後半は穂乃里さんメインのお話となってまいりました。
狸の穂乃里さんはここまで色々な人々…甘味処の主な京佳さんや先生な優依さんに漁師をしているおじさんなどの好意に触れてきたのでございますけれど、ここにいたるまで主人公さんまわりとの交流はなかったのでございます。
けれど、深景さんと彼女の身体を借りている神さま…主人公さんは「銀王」と呼ぶことになった水の神さまなどを介して(個人的には深景さんより銀王さま形態のほうが好き…/何)、ついに主人公さんや神奈さんに会うことになったのでございました。
穂乃里さんは人間と狸の関係をよくするために神奈さんの力を借りにきたのでございますけれど、結構時間がかかることが予想されるという銀王さまの考えから、その穂乃里さんはひとまずは千紗さんのご実家である帳屋という旅館で過ごすことになったのでございました。
ということで、昨日は姫さんや穂乃里さんという人間ではないかたがたのお話が中心となりましたけれど、ここから先はどうなっていきますでしょうか…のんびり楽しんでまいりましょう。