□閃乱カグラ ―少女達の真影―(2)
■鷹爪あまみさま(漫画)/高木謙一郎さま(原作)
○イラスト評価:★★★★☆(3.5)
○内容評価:★★★★☆(3.7)
○百合度評価:★★★☆☆(3.4)
○総合評価:★★★★☆(3.5)
こちらは先日色々なものとともに購入をいたしましたもので、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『のんのんびより』『こあくまメレンゲ』や『ささめきこと』『ひまわりさん』などと同じものとなります。
こちらは3DSにて出ているゲームのコミカライズ版の様子…そしてさらにアニメ化も決定しているご様子でございます?
巻末にその3DSで出る新作ゲーム(第2作?)の紹介がございましたけれど、対象年齢が17歳以上って…任天堂ゲーム機の作品にしては妙に高い様に感じられますかも?
…未読の作品が本当に何から読めばいいのか困るほど多々ございますので、本来でしたら今日の日誌で触れる作品群は優先順位は低めだったのでございますけれども、とっても大好きなあのかたがこちらの作品を少し気にしておられましたので先に読んでみました。
内容としましては、現代における忍を養成する学校に通う生徒さんたちを描いたものとなります。
と、説明がやはり以前読みました第1巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をいたします。
この巻では、第1巻の最後に柳生さんが重傷を負ってしまった後のお話…雲雀さんがそれに責任を感じ、単身蛇女に乗り込もうとされるところからでございます。
けれど返り討ちにあってしまいさらには大切な超秘伝忍術書まで敵に奪われてしまいます…そこまで追い詰められた彼女は、蛇女への転入を申し入れるのでございました。
これはきっと隙を見て忍術書を奪うため、と思われ、蛇女のかたがたもそれは承知しているとは思うのでございますけれど、案外とあっさり認めてくださりました。
そうして雲雀さんから見ました蛇女の皆さんの日常が垣間見れるわけでございますけれど、下で触れます作品の様に彼女たちは彼女たちでなかなか微笑ましいかたがたでございます。
そうした姿を見ました雲雀さんは少し複雑な気持ちになっておりましたけれど、どうなるでしょうか。
…と、はい、この巻、表紙は斑鳩さんでございましたけれど、メインは雲雀さんのお話となっております。
イラストはなかなかよろしいものかと思います。
百合的にはいかがでございましょう、やはり柳生さんの雲雀さんを想う気持ちがなかなかよろしいものではないかと感じます。
ということで、こちらはこの手のコミカライズ版にしましては珍しくまだ続いてくださいますけれど(何)、なかなか面白いものでしたかと思いますし、続きも楽しみにいたしましょう。
…でもさすがにゲームは購入いたしませんし、アニメもよほどのことがない限りは手を出さないとは思いますけれども(何)
また、同時にこちらも読みましたので…。
□閃乱カグラ Spark!
■田辺京さま(漫画)/高木謙一郎さま(原作)
○イラスト評価:★★★☆☆(3.4)
○内容評価:★★★★☆(3.8)
○百合度評価:★★★☆☆(3.4)
○総合評価:★★★★☆(3.5)
こちらは過日『百合姫』などとともに購入をしましたもので、上の作品と同じシリーズなこともあり購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『ネプテューヌ』あたりと同じものとなります。
こちらもまた上で触れましたものと同じ作品のコミカライズ版となっております。
内容としましては、現代における忍を養成する学校に通う生徒さんたちを描いたものとなります。
と、説明が上で触れました別のコミカライズ版『少女達の真影』の感想と同じとなってしまいましたので、物語の舞台となる学校などの説明は省略をいたします。
その『少女達の真影』はゲーム本編をなぞった(と思われる…私はゲームはしておりませんので)ストーリー展開を描いておりましたけれども、こちらはそのゲーム本編を遡ること数年前…最上級生のお二人、斑鳩さんと葛城さんのお二人のことを描いたお話となっております。
お二人とも基本的には『少女達の真影』で紹介したとおりのかたがたなのでございますけれど、当初の斑鳩さんは髪をずいぶん短めにされていらっしゃいます…それだけではなく、お家の環境の関係で誰にも心を開かず孤独に生きることを決意している、笑顔を見せないかたとなってしまっておられました。
一方の葛城さんは騒がしい雰囲気のかたというのは変わらないものの、こちらも過去に少し悩みを抱えているご様子…ちなみにセクハラな態度は当初からございましたけれども、それでもはじめの頃はそこまでひどくはございませんでしたかも?
お話のほうはその様なお二人が久しぶりの忍学科の生徒として学校へ入学して出会ったところからはじまり、人との関わりを拒む斑鳩さんと一応仲良くしたい葛城さんが対立し、試験のために一応協力をしたりして少しずつ距離を縮めていったりするご様子を描いております。
期末試験では大道寺という何年も学校にいらっしゃる忍の生徒さんが出てまいりました…『少女達の真影』にも少しだけ出てきた強大な力を持った忍でございますけれど、こちらでも結構謎に包まれた存在でございますかも?
お話の中盤からは1年がたち飛鳥さんが入学してくるのですけれど、その飛鳥さんとの合同授業でのことがきっかけでお二人の関係もよろしいものになっていくというご様子を描いております。
最後は闘いあって仲を深める、というのもこうした作品では王道の展開でございましょうか…お二人の成長される姿や関係の進展など、なかなかよきものでしたかと思います。
と、この作品はこの1冊で完結…結末はもちろん雲雀さんと柳生さんも入学してきてお二人が3年生になった、というところでございます。
イラストは悪くございません。
百合的には当初はとても仲の悪かったお二人がよろしい関係になっていくご様子がよろしゅうございました。
ともあれ、こちらは登場人物の過去にスポットを当てた作品というわけでございましたけれども、特に斑鳩さんの家には色々因縁がありそうなことは『少女達の真影』でも解っておりましたし、そのあたりのことが描かれており、そこもよろしゅうございました。
登場人物たちの大きな胸が強調されているのは相変わらずではございますけれども、その登場人物の皆さんもよろしい作品かと思います…でもやっぱりさすがにゲームは購入いたしませんし、アニメもよほどのことがない限りは手を出さないとは思いますけれども(何)
また、先日はさらにこちらも読みましたので…。
□閃乱カグラ ―紅蓮の蛇―(1)
■あおいまなぶさま(漫画)/高木謙一郎さま(原作)
○イラスト評価:★★★★☆(3.5)
○内容評価:★★★★☆(3.7)
○百合度評価:★★★☆☆(2.8)
○総合評価:★★★★☆(3.5)
こちらは過日シモツキンさまのCDなどとともに購入をしましたもので、やはり上の作品と同じシリーズなこともあり購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『ティンクルセイバーNOVA』や『える・えるシスター』に『サユリリ』『ぼっち日和。。』などと同じものとなります。
ということでこちらもまた上の作品と同じゲームのコミカライズ版となります…そういうことで1日3冊となってしまいますものの同時に読んでみたのでございました。
内容としましては、現代における忍を養成する学校に通う生徒さんたちを描いたものとなります。
と、説明がやはり上の作品など同じ『閃乱カグラ』という作品を題材としたコミカライズ版と同じとなってしまいましたけれど、同じものを題材としているのでございますから仕方ございませんよね。
この作品で『閃乱カグラ』という作品のコミカライズ版は3冊めとなりますけれど、同一の作品で3つもコミカライズされるなんて…なんて、『少女達の真影』第1巻と同時に読んでおります『ストラグル』などを読みました『クイーンズブレイド』もそうでございましたけれども(その両者はどちらも大きな胸が強調されている、という共通点がございます?/何)
もちろん3冊とも特色があり、『少女達の真影』はメインシナリオに沿ったっぽいもの、『Spark!』は過去を描いたもの、そしてこの『紅蓮の蛇』は敵側を描いたものとなっております。
ということで、この作品は善忍を養成する国立半蔵学院と対を成す、悪忍を養成する秘立蛇女子学園の皆さん、つまり本来の主人公たちのライバルたちを描いたものとなっております。
善忍は国家などのために働く忍者、悪忍は闇企業などのために働く忍者、という認識でよろしいかもしれません…依頼者のために働くという点は変わりませんので、悪忍といってもそこまで別に悪だとまではいえませんかも?(非合法な活動をする非合法組織、ということでございましょうか…っと、その時点で十分悪でございましょうか)
ともあれ、その蛇女子学園に通うかたがたでございます…まずは焔さんとおっしゃるちょっと色黒気味の、かっこいい雰囲気をかもし出した、そして飛鳥さんのライバルとなるかたでございます。
詠さんはお嬢さまの様な口調をされた、でも実際はかなり貧乏なご様子でもやしが大好きなご様子(この巻ではもやしを食べていただけなのでは、というツッコミが巻末のゲストさまの絵にあり…そういえば上の『少女達の真影』の巻末にも同じネタが…/何)の、斑鳩さんのライバルになりそうなかたでございます(定価でお弁当を買う斑鳩さんに敵愾心を燃やしておりました/何)
日影さんは忍者に感情は必要ないとおっしゃるクールなかたで、でもお話が進むにつれ少しずつ感情を取り戻してきている雰囲気の、葛城さんのライバルになるかたでございます。
未来さんはこの作品で敵味方あわせて唯一胸の小さな、眼帯をした女の子…何でございましょうか、ちみっこ気味でちょっと生意気な、でもそんなところがかわいいと思われる、そして皆さんにスルーされたりいじられたりするマスコット的な存在の感じでございます?
最後は春花さんでございまして、ほんわかした雰囲気の(でもそうしたキャラにありがちな黒さも感じますかも?)、未来さんをかわいがっているご様子もあるかた…ちなみに未来さんと春花さんは残った雲雀さんと柳生さんのライバルになるはずでございますけれども、どちらがどちらのライバルになるかは、この巻の描写ではいまいちよく解りませんでしたかも…(同じく眼帯をしているということで未来さんと柳生さん、とも思ったのですけれども実力を考えますと柳生さんと春花さん、雲雀さんと未来さんでないとつりあわないでしょうか)
どなたもなかなかによいキャラでございますけれど、個人的にはこの作品のアイデンティティな気のします大きな胸を唯一していない未来さんが一番好きかも…おいしい役どころであるから特に印象に残っているからかもしれませんけれども。
お話のほうは、大まかなストーリーは『少女達の真影』と重なる様子もあるもの…つまり二つの学園の忍が出会い、そして戦っていくわけでございます。
でもこちらはそれを敵側の視点で描いておりまして、そういう意味でなかなか面白いものでございます。
また、その敵側の皆さんの日常、それに愉快なところも描かれておりまして、上の『少女達の真影』での雲雀さんが転入した後の描写といい、敵といえどもそう悪い人たちではないということが解ります(最後のシーンで焔さんが人を斬殺しておりましたけれど、忍である以上は仕方のないところかと…)
…そうそう、どうやらゲーム第2作も蛇女のほうが主人公の模様でございますし、やはりこちらのかたがたはこちらのかたがたでよい、ということなのでございましょう。
イラストはなかなかよろしいものかと思います。
百合的にはいかがでございましょうか、柳生さんほどの百合的に強いかたがおりませんのでそこそこといったところでございますけれど、でも未来さんと春花さんの関係が悪くないですし、それぞれのライバル同士の関係にも期待できるかもしれません?
ともあれ、胸の強調されたキャラばかりの作品においてなぜか胸の小さなかたに惹かれてしまいましたけれども、ともあれ敵側の視点という作品も面白くてよろしいものでございます…今回読みました同じ作品のコミカライズ版3冊ともかなりよい評価となりましたし、どれもそれぞれによい作品でしたかと思います。
それでもやっぱりさすがにゲームは購入いたしませんし、アニメもよほどのことがない限りは手を出さないとは思いますけれども(何)
…ゲームを購入しない、というのは3DSなこともございますけれど、それ以前に私が普通に苦手な格闘ゲームっぽいから、というのが一番の理由…。
上でも触れましたあのかたもしていらっしゃいます『新・ととモノ。』のほうはシュードの革を得るべく塹壕へ…やはりこの敵は出現率が微妙に低いです。
でも、一番上の階層で粘れば爆弾ペンギン(何)という余計な敵が出ずにすみますので、そちらで何とか粘ってみます。
結果、一応2つのシュードの革を得ることに成功…最低目標が3つでございますので、今日には何とかなりそうな気がいたします?
…ちなみに、これで余計な経験値や履修度を得てしまうのが何だか嫌で、一定時間たっても結果を得られなかった場合にはリセットしてしまっております(何)