2012年09月24日

ロケット☆ガール -Rock it,GiRL!!-

先日読みましたコミックの感想です。
バンドのお話…
□ロケット☆ガール -Rock it,GiRL!!-(1)
■田仲みのるさま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(2.7)
 ○内容評価:★★★★☆(3.7)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.3)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.4)

こちらは過日『百合姫』などとともに購入をいたしましたもので、百合が確実なこともあり購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなります百合姫コミックスとなります。
こちらの作者さまは以前読みました『メッてされてキャッ』を描かれたかたとなります。

内容としましては、ガールズバンドの皆さんを描いたもの、となるでしょうか。
主人公は鈴原奏さんという18歳の女の子…かなり地味かつ暗い性格のかたでございますけれど、それは高校時代に所属していた軽音部でのつらい経験も影響していそう…(これは本当につらい過去で、トラウマになっているご様子…)
彼女は両親がおらず祖父に育てられたご様子でございますけれど(もう他界されてます…?)、その祖父は音楽をしていらっしゃいましてその影響もあり花序もギターを弾いておりまして、工場で働きながらも路上でギターを演奏しておりました。

その様なある日、奏さんが路上でギターを弾いておりますとなかなかきれいな女の子に下手くそと口汚く罵られてへこんでしまいます。
でも、その直後に今度はきぐるみを着た美少女(?)に芸能事務所へ入ってデビューしないかと、半ば強引に事務所へ連れて行かれてしまいました。
そこで奏さんの歌唱力については全否定されてしまいましたもののギターのほうは褒められまして、バンドを組まされることになったの出ございますけれど、そこで現れたボーカルの女の子がはじめに現れた罵ってきた女の子なのでございました。

その女の子は三咲声楽(こう書いてせいら、と読む…)さんという17歳の女の子できれいなかたなのは確かなのでございますけれども、相当きつい性格…奏さんはかなり圧倒されっぱなしのご様子な気がいたします?
彼女に歌を奪われるのは嫌だ、と感じた奏さんでございますけれども、彼女の歌を聴きますとその実力を素直に認められたのでございました。
ちなみに声楽さんはかなりのツンなかたでございますけれど、奏さんの演奏するギターは内心かなり好きなご様子でございます。

バンドのメンバーはあとお二人、ちみっこで黒髪のおかっぱで無口というクール系キャラでよく見かけるタイプの桂さんと、どことなく以前読んでおります『スケッチブック』の樹々さんに似た雰囲気(でももっと陽気にしたタイプ…)の春子さんでございまして、このお二人は結構以前から活動をされているご様子で、また仲がよさそうにも見えます。
ちなみにバンド名についてはとりあえず今はピンチヒッターズ(仮)となっておりますけれど、『百合姫』にて今現在連載されているお話ではちょうどバンド名のことが話題になっておりましたっけ。

その他の登場人物といたしまして、まず冒頭で出てまいりましたきぐるみの子は実は事務所のプロデューサでマギーさん…年齢は不詳でございますけれども小学生に見える気のしてしまうボクっ子でございます(その格好から『アイマス(モバマス?)』の仁奈さんを思い浮かべてしまい…)
Ranさんという事務所所属のアーティストさんはマギーさんのことになると暴走気味…要するに大好きなわけでございます。
金平さんはマネージャの様なかたでございましょうか…非常にクールなかたで、またお金に対して非常に厳しいかたでもございます…と、他にもいらっしゃいますけれどまずはこの様なところでございましょう。

お話のほうはその様な経緯でバンドに入ることになった奏さんを中心にバンドの活動を描いたお話、となるでしょうか。
その奏さんが極度にネガティブ思考なかたでございまして、初ライブの後に逃げてしまわれたりして活動はかなり多難でございますけれど、それを何とか乗り越えて彼女が成長していく、というところも見所となるでしょうか。
奏さんが成長されていく大きな要因に声楽さんの存在がございまして、このお二人の関係が今後どうなっていくかも気になるところ…ちなみに、今のところは百合的にどうこういえる関係ではないかと思います?

イラストは普通でございましょうか。
百合的にはいかがでございましょう、メインのお二人の関係はまだまだこれから、といったところ…周囲のかたがたにはそこそこ感じられるところもございますけれど、百合姫コミックスの作品の中では薄めとなっているかと思います。
ともあれ、主人公さんがかなり暗いかたとなってはおりますけれど、その様なかたの成長していく姿を見るというのもよろしゅうございますし、なかなか面白い作品でしたかと思います…続きも楽しみにいたしましょう。


とっても大好きなあのかたもしていらっしゃいます『新・ととモノ。』のほうは聖域の探索…昨日はひとまず最奥までたどり着きましたけれど、最奥には宝箱もなくって広い空間が広がっているのみ…。
古跡の最奥も似た様なものでございましたけれど、これはイベントがここで起こるとか、そういうものなのでございましょうか…。

昨日はそれだけでございましたので特に進展はないのでございますけれど、このダンジョンでも黒曜石などこれまで得られなかった素材を落とす敵が出ますのでのんびり…古跡の敵ほど出づらくて落としてもくれない、ということはございませんので一安心でございます。
これであと得られない素材は魔人の爪というものくらいでございましょうか…まだ孤高の探索が行えておりませんので、そちらで得られるのかもしれません?
…そういえば、このダンジョンに出ます術師系の敵、何も弱点がない様子なのでございますけれど…この様な敵ははじめてでございます。

と、気になったことがいくつかございましたり…まず、知恵の源や運の源など各種能力の上がるアイテムを落とす敵が見当たりませんけれど、これ、錬成にも必要なアイテムなのでございますけれど、それはちょっとつらくございません…?
同様にととモノ。メダルも本当に宝箱から狙うしかないアイテムなのでございましょうか…数十枚単位で必要になるアイテムでございますのに…。
あと、モンスター図鑑がもうほぼ埋まりまして、空いているのはおそらく孤高で出ると思われる敵の空欄2つほどと最後のほうのボスキャラたちが入りそうなところくらい…あれっ、今作はもしかいたしますとクリア後の追加ダンジョンとか、なかったりいたしますか…?(でもボスキャラ枠がかなり空いておりますので、そこに入ってくるのかも…?)