□南鎌倉高校女子自転車部(2)
■松本規之さま
○イラスト評価:★★★☆☆(3.2)
○内容評価:★★★★☆(3.8)
○百合度評価:★★★☆☆(2.8)
○総合評価:★★★☆☆(3.4)
こちらは過日色々なものとともに購入をいたしましたもので、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『スケッチブック』や『あまんちゅ!』『ひらめきはつめちゃん』『バガタウェイ』などと同じものとなります。
内容としましては、鎌倉市にある高校に通う女の子たちの日常を描いたお話、となるでしょうか。
と、説明がやはり以前読みました第1巻の感想と同じとなってしまいましたので、詳細な説明は省略をいたします。
この巻では前巻の最後の続きということで、鎌倉の散策から…ひろみさんが迷子になってしまいますものの、そこで偶然出会ったかたがたとあたたかい触れあいをされる、という王道的展開でございましょう。
一方、前の巻でも少し出てまいりました冬音さんというお嬢さまたち視点のお話もあり…彼女、それに比嘉夏海さんという沖縄出身の陽によく焼けたかたが先生の妹さんと出会い、そしてひろみさんたちと合流して一緒に自転車を楽しまれる、という新たな出会いとなっておりました。
そしてこの冬音さんと夏海さんもひろみさんや巴さんと同じ学校の1年生だということが判明いたしまして、学校でまた偶然お会いしましたときには、皆さんで自転車部を結成しようというお話となりました…ここでタイトルにあります様に自転車部が出てくるわけでございました。
ちなみに冬音さんはちょっとちみっこ気味なお嬢さまで、個人的にはかなりよろしいキャラクターかと思います。
ということでこの第2巻は様々な皆さんが一つの場所に集まってくる、というもの…以前読みました『ハナヤマタ』の第2巻の様なものかもしれません(何)
その過程もよろしいものでございますけれども、人々とのあたたかい触れ合いもよい、というのは奇しくも同じ自転車ジャンルな以前読みました『東京自転車少女。』にも通じるところがあるでしょうか。
その『東京自転車少女。』とこの作品は自転車を主題とした作品な上にどちらもある特定の実在の地域を舞台にしたもの、という共通点もあるのでございました…どちらの作品もそれぞれによろしいものでございます。
イラストは悪くございません。
百合的にはやっぱりまだまだ未知数ではございますけれども、でも少なくてもよい友情のお話にはなってくださりそうな雰囲気が多分にございます。
ということで、こちらはなかなかよき作品かと…続きも楽しみにしておきましょう。
また、同時にこちらも読みましたので…。
□青い花(7)
■志村貴子さま
○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
○内容評価:★★★★☆(3.5)
○百合度評価:★★★★☆(4.2)
○総合評価:★★★★☆(3.6)
こちらは過日色々なものとともに購入をしましたもので、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては他には持っていないものとなります。
こちらの作品は過去にアニメ化がなされているはずの作品となります…確か以前DVDを観ておりまして以前原作も読んでおります『ささめきこと』と同時期にアニメ化されていた気がいたしましてそれに百合的にはそれ同様かなり高いレベルにあるはずの作品ではございますけれど、主にお金の関係でDVD購入は控えたのでございました。
…上の作品同様にこちらも鎌倉を舞台にしたお話でございましたっけ、と思い出しましたので同時に読んでみました。
内容としましては、藤が谷女学院高等部と松岡女子高等学校という2つの学校を舞台にした、女の子たちの淡い恋などを描いたものとなります。
と、やはり説明が以前読みました第6巻の感想と同じとなってしまいましたので、詳細な説明などは省略をいたします。
この巻では皆さんが1学年進級…その様な中、前半は京子さんの家庭の事情について触れられます。
京子さんと許嫁の男性、そして彼女の母親の、過去から続くちょっと微妙な関係…お三方とも距離が開いてしまっていたのでございますけれど、それが縮んでいく様子を描いておられます。
京子さんは昔から許嫁のかたに惹かれていらした雰囲気がある気が(というより、一線を越えていた?)いたしますけれども、ともあれ母親との関係も改善に向かっていらっしゃる様に見えます、よね…?
後半は松岡女子校の皆さんが修学旅行へ行かれたり、あるいは藤ケ谷の皆さんの演劇が行われたりいたしますけれど、その様な中で描かれますのは、晴れて両想いとなりましたあきらさんとふみさんのお二人の関係について…。
キスまではされる様になったお二人でございますけれども、その先のことについてどうすればいいのかなど戸惑われたり…まだ高校生なのでございますしそう急がなくってもいい気もいたしますけれども、でも戸惑ったり暴走しそうになったりされる様子は初々しくてよろしいものかと思います。
ただ、お互いの気持ちが本当に自分の望んでいるもの、求めているものと同じなのかな、という不安もあったりするご様子でございますし、これからのお二人が無事によい関係を歩んでいけるかは、引き続き見守っていくしかないでしょうか。
イラストのほうは悪くございません。
百合的にはもちろんメインとなるお二人でございます。
ともあれ、こちらは引き続き見守っていきたい作品…そういえば、この作品も上の作品同様に鎌倉市が舞台でしかもこちらはアニメ化もされているということは、そのアニメは一種のご当地アニメということになります?(何/でもこの作品のアニメ化時期はご当地アニメブームの訪れる一歩手前の時期でございましたかも…それに鎌倉を舞台にしたアニメといえばすでに『うた∽かた』あたりが…)
とっても大好きなあのかたもしていらっしゃいます『新・ととモノ。』は昨日も孤高でのんびり…せざるを得ませんでした(何)
いえ、このダンジョンでは幻獣の血という素材を落とす敵が出ますのでそれを集めようとしているのでございますけれど、全然落としてくださらないのでございます…。
行きでは結局1つしか得られず、帰り道は1フロアで1つ落としてもらえるまでは進まないことにしたのでございますけれど、落としてくださらないので進めない、というわけでございます…。
素材を全然落としてくださらない例はこれまでにもございまして、今作はそのあたりがかなり厳しくなっている気がして悲しゅうございます…。
ととモノ。メダルのこともそうでございますけれど、もしかいたしますとクリア後や2周め以降は入手がしやすくなっている、なんていうことは…?
ともあれ、少々嫌になってきてしまうくらい落としてくださらないのでございますけれど(でも1つは落ちましたので入手できるのは確か…)、何とか1フロアで1つは入手したいので、引き続きのんびりしてみます…。
…あるいは、その前に皆さんの学科が極まってしまいかねませんので、それで脱出、ということになりますかも…?