□Cirque Arachne -サーク・アラクニ-
■再田ニカさま
○イラスト評価:★★★★☆(4.0)
○内容評価:★★★★☆(4.4)
○百合度評価:★★★★★(4.8)
○総合評価:★★★★☆(4.4)
こちらは先日色々なものとともに購入をいたしましたものとなりまして、百合が確実な作品ということで購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなっております百合姫コミックスとなります。
作者のかたは以前読みました『Raubritter*』を描かれたかたとなります。
内容としましては、サーカス団に所属する女の子たちを描いた作品となります。
ということで、物語の舞台はコミックのタイトルにもなっておりますサーク・アラクニという曲芸集団…主人公はそこに所属する二人の女の子でございます。
お一人めはテティス、皆さんはテティと呼ぶ黒髪をポニーテールにした、とにかく元気で誰からも好かれる雰囲気を持った少女…いつも笑顔でまぶしい印象を持ちます。
彼女は新たな団員としてサーク・アラクニへやってきたのでございますけれども、これまでにも今は亡くなられているご様子な父親とともに色々なサーカス団に入ったりストリートパフォーマンスをされたりしておられたご様子で、そういった経験はそれなりにあるのでございました。
そのテティさん、入団したその場所で一人の少女と出会います。
それがもうお一人の主人公、シャルロッテさん…長い金髪に透き通る様な肌を持つ美人さんで、ちょっと冷たさも感じさせるかたでございます。
事実、彼女は少し心を閉ざしているというか、過去のことから気を張りすぎだったのでございますけれど、素直に懐いてくるテティさんのことが気になってしまうのでございました。
テティさんは一目惚れ、だったのでございましょうか…シャルロッテさんは途中で自分の想いに気づかれますけれど、そこからのご様子など初々しく微笑ましいものでございました。
お話のほうは、一緒の場所で頑張る、そして新しいプログラムでペアを組むことになったりしたお二人の距離が近づいていくご様子を描いたものとなります。
テティさんはその性格そのものがかわいらしく微笑ましいですし、シャルロッテさんも恋をしていく過程が微笑ましい…この作品は全体的に微笑ましい百合の物語になっていたかなと思います。
その他の登場人物も個性的なかたがたが揃っておられましたけれど、あくまでメインはこのお二人で、他のかたはそう詳しい描写があったわけではないのでございました。
この作品はこの1巻で完結でもちろんハッピーエンド…と、巻末にはこのお話とは全く関連性のない短編が1つ収録されております。
そちらは『放課後ベリーガール』という高校生の女の子4人を描いたもので、メインはほんわかした感じのかたとクールな感じのかたの関係…多少過激な描写もございますけれど、これはこれの初出が以前読んでおります『百合姫Wildrose』第6巻だからでございましょう。
イラストはよきもの…『Raubritter*』の評価は過小評価すぎでございます。
百合的にもよろしいものでございます。
ということで、こちらは個人的には内容もキャラクターもイラストも百合的にも言うことのない、よい作品でしたかと思います。
昨日は上で触れましたコミックとともに購入をいたしました『モーレツ宇宙海賊』のDVDのうち、まだ観れておりませんでした第6巻を観てみました。
第11話は『閃光の彷徨者』…彷徨者と書いてワンダラーと読みますけれど、こちらのお話は嵐の中の航海、そして戦艦に乗ったグリューエルさんの妹さんなどの登場の末、ついに黄金の幽霊船を発見するお話でございます。
こちらは前のお話に続いて宇宙と大海原を探検する海賊船、といった趣を楽しめるお話でしたかと思います。
第12話は『永遠よりの帰還』…ついに黄金の幽霊船を発見した皆さんがその中へ乗り込み、そしてその船の真実を知るお話でございます。
茉莉香さんとグリューエルさんの関係もなかなかよきもので、チアキさんとどちらがカップリングとしていいのか悩ましい…いえ、グリューエルさんはこのお話で出番が終わりかと思っていたのでございますけれど、予告によりますと次以降も登場されるご様子で…?
ということで、今回購入をいたしました第4巻から続いた黄金の幽霊船探索のお話も、今回でついに完結…何だかこれを最終話にしても違和感のない雰囲気を感じまして、話数からして第1クール終了の節目、といった趣でございましょうか。
このセレニティ王家のお家騒動話は以前読みましたコミカライズ版に収録されておりましたのでお話の大筋は把握しておりましたけれど、コミカライズ版とは結構展開の違うところもあり…コミカライズ版のほうがこのお話をベースとしながらも色々展開があって盛り上がりなど(百合的にも含めて)そちらのほうが上でございましたけれど、それはきっとコミカライズ版が1巻完結のために色々詰め込んだためでございましょう。
ともあれ、これでこのお話は一段落、けれど予告ではグリューエルさんと妹さんは茉莉香さんたちの学校へ通われる様で、続きはどうなるでしょうか…また折を見て続きを購入いたしましょう。
とっても大好きでお会いできない日々が続いてさみしく心配でございますけれどもご無事をお祈りしておりますあのかたにお勧めをしていただけました『第2次スパロボα』は引き続き先へ進みます…まず主人公の彩菜さんとイルイさんの会話が見られるのでございますけれど、このお二人って本当に百合的にかなりよろしくなりそうに見えて仕方ない、というより現時点でなかなかよい雰囲気なのでございますけれど…?
それはとてもよろしいことといたしまして、本題はゾンダーメタルなる人間を怪しいものに変えてしまう物質のお話…それを使って世界を機械のものにしてしまおうと企む者がいると推測され、でもそれを浄化できる存在もいる、といったことがGGGの調査により解ってまいります。
その様な中、北海道にある施設にいる博士たちが事件に巻き込まれたそうで、そちらの救助へ向かいますことに…凱さんと宙さんが同じサイボーグということで乗り込んだりいたしますけれど、宙さんはまだ自分がサイボーグだとは解っていない模様…。
ともあれ博士たちは救助いたしましたけれど、その様な皆さんの前に、ゾンダーメタルによって動くモビルスーツや様々な組織のロボットが現れ、GGGのかたがたとともに戦いますことに…。
ということで第21話はその様な統一性のない集団との戦いでございますけれど、途中でゾンダー化した人間の乗る機体が出現いたします。
それに対抗して凱さんがガオガイガーになりますけれど、オートが不可になってしまいマニュアルで合体…この際アルテリオンとクロスボーン・ガンダムとF91が謎の機動をして少しびっくりいたしましたけれど、先頭3機が合体の手伝いをした模様でございます。
その様なこの戦い、敗北条件が何とガオガイガーの必殺技を使うこと、という非常に簡単なものとなっておりました…さらに敵の数も多く、それに勝利条件がゾンダー化した人の乗る機体の撃破ということで、それ以外を全て全滅させた上で必殺技を使えばよい、ということになり、とても資金集めのしやすいマップとなっておりました。
最近のんびりできる機会がなくここまでやってきてしまいましたし、ここにきてようやくのんびりできるマップに巡り会えました…しばらくはここでのんびり、最近仲間になったかたがたの撃墜数を稼ぎつつ資金集めをしようと思います?