□ココロ図書館【新装版】(上・下)
■高木信孝さま
○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
○内容評価:★★★★☆(3.8)
○百合度評価:★★★☆☆(3.4)
○総合評価:★★★☆☆(3.4)
こちらは過日色々なものとともに購入をいたしましたものとなりまして、少し気になりましたことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『ネコミミデイズ』や『マギーペール』と同じものとなります。
作者のかたはその以前読みました『マギーペール』や以前読みました『カシオペア・ドルチェ』などと同じかたとなります。
こちらの作品はかつてアニメ化もされた作品となります。
内容としましては、山奥にある図書館で司書をする姉妹を描いたものとなります。
お話の舞台は作品のタイトルにもなっておりますココロ図書館…そこは3人の姉妹で運営をされておりました。
主人公は末の妹さんのこころさんでございまして、まだまだ幼く素直でかわいい、じょうろで虹を出すのが特技な女の子でございます。
長女はいいなさん…ほんわかした雰囲気のいかにもお姉さんらしい、でもどうやら料理は壊滅的らしい(アニメ版にはその様な描写なございませんでしたのに…/何)、そしてこころさんのことを溺愛するかたでございます。
次女はあるとさんで、眼鏡をかけたしっかり者の、そして陰ではひめみやきりんという名前で作家活動をしているかたとなります。
その他登場人物としましては図書館の常連さんの翠さんとその娘さんでこころさんのお友達のあかはちゃん、あるとさ…ひめみやきりん先生の担当のかたなどがいらっしゃいます。
アニメ版と較べますと登場人物はかなり少なめ…アニメに登場する登場人物のほとんどが原作にはいらっしゃいません(幽霊の女の子はアニメにも背景で出ておりましたり…/何)
お話のほうは、その様な図書館での日常が描かれたもので、お仕事ものというよりはほんわかした雰囲気の作品といえるでしょう。
その様なこちらの作品はおそらくもう10年以上前になってしまうのでございましょうか、アニメ化もなされております…実は私がはじめて購入したアニメDVD、というのがこの『ココロ図書館』でしたりいたしますので、もちろんよく覚えております。
個人的にはこの作品についてはアニメ版のほうが良作と感じておりまして、アニメが原作を超えた稀有な例として認識しております(大抵の作品はアニメの内容がよくっても原作もそれ以上か少なくとも同等程度にはよい、というものでアニメが上になるなんて滅多にないことでございますから…その他の例としましては以前劇場版を観ております『けいおん!』くらいでございましょうか)
アニメのほうが内容もしっかりしておりましたり色々深く描かれたりしているのでございますけれども、でもやはり原作にしか描かれていないこともあったりいたしまして、両方ご覧になるのが一番でございましょうか…ちなみにアニメの内容の9割以上(ほぼ全て…)は原作にはないことになっておりますので、原作を読んだかたもアニメは十分に楽しめるわけでございます。
アニメ版は内容も音楽も声優さんもかなり高いレベルでよろしく、作画もその時代では合格点でございますので、かなりお勧めでございます。
と、こちらの作品、以前読みました『PUREまりおねーしょん』と世界観が繋がっているのでございますけれど、その『PUREまりおねーしょん』同様にこちらも新装版でございました。
オリジナル版はどちらも確か電撃コミックスで出たはずなのでございますけれど、新装版はいずれもオリジナル版とは違う、そしてばらばらでの出版社となりました…どうしてこのタイミングでこの作品の新装版が出たのかは、よく解りません(何)
ちなみに、カラーページはきちんとカラーで収録されたりしております。
イラストは悪くございません。
百合的にはこころさんを溺愛するいいなさんやこころさんとあかはちゃんの関係など…ほのかに以上に感じられることもありますかも?
ということで、この作品は個人的にはアニメ版を強く推奨したいところではございますけれど、原作も悪くはございませんのでこの新装版の機に読んでみましてもよろしいかもしれません?
また、同時にこちらも読みましたので…。
□ひなたCafeへようこそ(2)
■門井亜矢さま
○イラスト評価:★★★☆☆(2.8)
○内容評価:★★★☆☆(3.4)
○百合度評価:★★★☆☆(3.4)
○総合評価:★★★☆☆(3.3)
こちらも上の作品とともに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますものとなります。
コミックスとしましては『ろこどる』や『呪い屋さん』『四季おりおりっ!』などと同じものとなります。
作者のかたは以前読んでおります『天然女子高物語』と同じかたとなります。
…上の作品を読みました際、そういえばそれと同時に購入をいたしましたこちらの作品の置かれた状況が上の作品と結構似ておりましたっけ、と思い出しまして同時に読んでみました。
内容としましては、3姉妹のいる喫茶店とその周囲の人々を描いた4コマとなるでしょうか。
と、説明がやはり先ほど触れました『天然女子高物語』と同時に読んでおります第1巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をいたします。
この巻でもその喫茶店、ひなたcafeでのできごとを中心としました皆さんの賑々しい日常が描かれております。
…上の作品との共通点については、第1巻の感想でも触れております様に喫茶店が森の中という辺鄙な、さらに迷いやすい場所にあるために利用者があまりこない、というもの…あと、そこを経営しているのが3姉妹、というあたりも共通点となるでしょうか。
その様なこちらの作品、あえて第1巻と同じ評価にとどめておきましたながら、百合的には結構高めに感じられます。
そのうちのお一人のかすみさんは第1巻では冒頭から歪んだところを見せたりしてちょっとどうかと感じてしまったのでございますけれど、この巻では比較的まともになっていて一安心…その彼女など、この巻では眉をしかめてしまう様なところなどは特になかったかなと思います。
ただ、こうした日常系作品の宿命か、百合的には最後まで皆さん片想いのままに終始してそのまま終わってしまうのでございました…それもまたよろしいのかもしれません。
はい、この作品はこの巻で最終巻でございました…終盤はこの手の作品にありがちな様に不意に波乱が巻き起こってしまいますけれど、作品を終わらせるためにはそれもある程度やむを得ません?
イラストは悪くございません。
百合的には上で触れました様に色々と結構感じられます…そしてほぼ全て片想いで終わりましたけれども。
ということで、こちらはこれで最終巻…個人的に色々と気になりました胡桃さんの描写、出番が全体的に薄かったのは少々残念でしたかもしれません?
とっても大好きでご多忙な日々が続いていらっしゃるご様子で心配でございますけれどもご無事をお祈りしておりますあのかたにお勧めをしていただけました『第2次スパロボα』は先日の続きからということで、第53話の続きから…リクレイマーとの決着がついたのもつかの間、ネオ・ジオンが出現しそちらと連戦でございます。
こちらの勝利条件はムサカ撃沈が一番楽なのかとは思いますけれど、ここはあえてレウルーラとサザビーをマップ兵器にて両方落とすことを狙ってみます…ですのでその2つとムサカ1隻を残し、その他の敵は全滅をさせます。
ここで現れる敵はなかなかレベルが高いのでのんびりしたい気持ちもあるのでございますけれども…でもここまで時間を要するマップを繰り返すのはしんどいので、やはり普通に進みます。
最終的にはハイペリオンのプレアディスにてレウルーラとサザビーを一気に撃破いたしますけれど、ネオ・ジオンは作戦を強行…ムサカに搭載した核をオルファン上で炸裂させ、オルファンを地球へ落とそうといたします。
ここで皆さんが協力してそれを阻止…オーガニック的な何かにより力が発動して何とか地球への被害は防げた模様でございます。
戦い終わり…と、比瑪さんたちが幻を見ただけでインターミッション画面へ移行してしまいました。
第53話にてバロン…ジョナサン氏の母親は何とコストダウンを落としてくださいましたので、この貴重な強化パーツも踏まえて、そして次のお話は強制出撃機体がいないにも関わらず12小隊と前のお話より3小隊も出撃小隊数が減少することも踏まえて小隊編成を検討し直します。
主人公の彩菜さんの小隊にはスレイさんの他に比瑪さんとハマーン・カーンのキュベレイを…ハマーン・カーンにはSP回復を持たせてさらに覚醒もございますので複数回行動が可能ともなるわけでございます(あとはプルツーさんやプルさん同様にレベルを99にすればSPも大幅に上がって使用回数も増えるはず…どこかでのんびりしたいものでございます)
マジンカイザーについては、コストダウンを利用してサンドロックの入っていたところへ移動…サンドロックは15番めの小隊として作ったヘビーアームズなどの小隊に入れましたけれど、今後15も小隊の出撃できるマップは現れるでしょうか…。
一方の『Fate/EXTRA CCC』のほうは先へ進みますことに…9階の最奥にいるパッションリップさんと接触してみます。
彼女はBB氏と一緒におりましたけれど、お二人で口論しているご様子…どうやらBB氏が作り上げた攻撃プログラムをパッションリップさんが勝手に破壊してしまったり、あるいはアリーナごとNPCを同様に破壊してしまったご様子で、そのことにご立腹なのでございました。
あの箱状のものがその成れの果てのご様子で、それを破壊した理由というのがかなり勝手なものでありそれは確かにBB氏も怒る…のでございますけれど、そもそもパッションリップさんというのはBB氏の分身であり彼女の性格を引き継いでいるはずでございますので、そこまで責めることもできず、この階の防備を任せてBB氏は去っていったのでございました。
そしてアサミーナさんが話しかけて…また和やかなお話をした後に彼女も去ってしまいました。
結局何ら得るものがございませんでしたので、一度生徒会室へ戻って対策を練りますけれど、現在パッションリップさんは9階ではなく8階にいるそうで、そちらへ向かうことになります。
確かに8階に彼女の姿がございましたけれど、こちらから接触しようとすると逃げてしまいます…何度か追いかけた末に普通に話せる様になりましたけれど、彼女はクッキーを砕いてきた(?)と言ってこちらへ近づくとセイバーさんに攻撃を仕掛けてまいりました。
どうもアサミーナさんに近づくにあたってセイバーさんが邪魔、と判断した模様…ここではじめて彼女と1ターンのみ戦闘を行います。
それで決着がつかなかったのでパッションリップさんは宝具を開放…しようとしたときにおなかがすいてしまった模様で去ってしまいました。
セイバーさんもツッコミを入れておりましたけれど、ともかく彼女が去ってしまいましたのでこちらも一度去ることになります。
また生徒会室で対策を練りますけれど、逃げ回る彼女に対してサーヴァントが2人いればいい、ということになり、引きこもりながらサーヴァント持ちのマスターであるジナコさんを説得することになってしまいました。
その説得に何とか成功してジナコさんが生徒会室へやってまいりますけれど、皆さんの反応が何だか酷い…でも、個人的にはジナコさんはかわいいかただと感じていて結構好きなのでございますけれども。
そして作戦でございますけれど、パッションリップさんがアサミーナさんにとても執着していることから、ジナコさんにはアサミーナさんの恋人の振りをしてもらう、ということに…これは少し意外な展開でございました。
ジナコさんは女の子同士ですし嫌だよね、と言ってまいりますけれど、アサミーナさんにとってそこは何の問題にもならず…でもマイルームへ行ってみますとやはりセイバーさんが少しすねたりしておられました(何)
ジナコさんとともにサクラ迷宮へ赴きますと、すぐにパッションリップさんが現れてジナコさんを消しにかかります…それに怯えたジナコさんはサーヴァントを出すことも忘れて逃げ惑ってしまいますので、アサミーナさんはそれを追うことになります。
ダンジョンの最奥でようやく追いつきますけれど、結果的にパッションリップさんのSGを回収した上で彼女は凛さんやラニさん同様にレリーフと化してしまいます。
このレリーフと化した流れが切ない…パッションリップさんにも情報マトリクスがあり、そこの記載によると彼女は自分の異形の爪を普通の手として認識してしまっているご様子でございますから、彼女には何の悪意もないのでございます…。
一方、シールドの奥には皆さんの記憶があり、ジナコさんが一足先にそれを回収いたしましたけれど、自分の記憶を取り戻したジナコさんは絶望してどこかへ逃げ去ってしまいました…。
そのジナコさんはユリウス氏に発見されますけれど、その彼は何とBB氏のスパイでございました…今作で唯一まともな思考をしていると思ったのでございますけれども…。
ジナコさんはBB氏に捕らわれてしまい、どうやら今後新たな衛士にされる模様…ちなみにカルナはセイバーではなくランサーでした模様でございます(BB氏がそう呼んでおりましたので…)
ところで、この際のユリウス氏の言葉から、ユリウス氏が聖杯戦争第5回戦にてアサミーナさんに敗退したこと、つまり以前しております前作たる『Fate/EXTRA』の流れがきちんとそのまま史実になっている模様…とすると、シンジさんが記憶を取り戻したら大変なことになってしまわれるのでは…(彼は第1回戦で敗退しておりますから…では、そこにいる彼、それにサクラ迷宮にいた第3回戦で敗退しているありすさんとはどういう存在なのか、電脳死など単なる幻想でしたのかどうか?)
その記憶に関しては後で皆さんが揃っているときに開示することになり、まずはパッションリップさんとの決戦を先に行うことになりました。
今までの戦いと違い、今回は彼女を消滅させるしかない、しかも彼女はアサミーナさんにかなり好意を抱いているということで、切ない…これは前作の本戦に近しい感じとなるでしょうか。
本当に、彼女は手に持つ爪の一点を除けば戦わずにすみそうな相手で…結局は戦うことになりますけれど、その戦いの後、凛さんたちの様に心を裸にすることなく、そしてとどめを刺すこともなく終えることができました。
その様なことをして大丈夫なのかとも思いましたけれど、特にバッドエンドなどになりませんでしたので大丈夫でございます、よね…?
ただ、そのパッションリップさん、心を入れ替えるご様子だったのでございますけれど、その後謎の人物に斬られて消滅してしまいました…結局最後の最後まで切ないかたでございました…。
…パッションリップさんについては、ちょっと自己愛が強いところはございましたものの、でもいい子でしたかと思います…大きすぎる胸はどうかと思いますけれど、でも個人的には好印象のかたでございました。
パッションリップさんのレリーフが消え、先へ進める様になった状態で、もうスパイだと解っているユリウス氏の勧めもあり、さらに先へ進むことになります。
10階、衛士となってしまったジナコさんに遭遇し、彼女に吹き飛ばされてこの第3章は終了、第4章へ続きます。
…と、きりがよかったので昨日はそこまででございましたけれど、ジナコさんが衛士となったということは、いずれ殺生院キアラもなりそうでございますよね(彼女のSGがすでに1つ開示されておりますし)