
□あまんちゅ!(7)
■天野こずえさま
○イラスト評価:★★★★★(4.5)
○内容評価:★★★★★(4.5)
○百合度評価:★★★☆☆(3.3)
○総合評価:★★★★☆(4.3)
こちらは過日色々なコミックとともに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『スケッチブック』や『南鎌倉高校女子自転車部』『ひらめきはつめちゃん』『バガタウェイ』などと同じものとなります。
作者のかたは以前読んでおります『ARIA』と同じかたとなります。
内容としましては、とある田舎の夢ヶ丘高校に入学、そしてその高校のダイビング部に入部することになった2人の女の子の物語でございます。
と、説明がやはり以前読みました第6巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をいたします。
この巻では秋を迎えた中での日常が描かれておりますけれど、その中でもメインのお話といえるのは、やはりこの作品の主題であるはずのダイビングを描いたものでございましょう。
先の巻で注文をしておりました各個人のドライスーツが届きまして、それで初ダイビングを行うというもの…このお話での器具解説はなかなか、各種部活もの作品同様に詳しいものになっておりましたかと思います。
何やら新鋭器具もあったご様子でございますけれど、ともかくその様な新しいものを着こんで皆さんでダイビング…特に双葉さんは張り切っているのでございますけれど、慣れないことに悪戦苦闘、失敗をしてしまい気を沈められてしまわれます…。
それを元気付けるのはやはり光さん、あるいは同じ部の皆さん…ということで、皆さんとのよき関係を見られるという意味でもよろしいものでございましょう。
このお話は部活ものの王道を歩んでいる趣が強かったかと思われ…今日の日誌のタイトルはそのお話での先生の台詞で、このお話は確かにそういう趣がございましたかと?
と、でもその他のお話はいつもどおりに日常のほうがメインでございます…もちろんそれは悪いことではなくって、よいことでございます。
秋の日、光さんがこころさんと再会されたり、眠りの天才らしい双葉さんが夢の中で少女と出会ったり、先輩さんお二人の少し意外な姿を見られたり…。
その中でも個人的に色々気になりましたのは、ハロウィンのお話…このお話では先輩さんの手違いにより彼女たちのアルバイトしているイベントの優勝者へ贈られる景品が光さんの口づけになってしまい、それを他の人に取られるのを防ぐために双葉さんが奮闘される、というもの…。
こころさんも参加されておりまして、このこころさんも光さんのことを気にしている趣が見られたり…このお話、結末を含めなかなかに百合的によい感じに見られたのでございました(そうでなくっても双葉さんたちの服装がかわいく微笑ましい…)
イラストはよろしゅうございますけれど、さすがに既刊の評価は高すぎかと…。
百合的にはやはり双葉さんと光さんのお二人が、でございましょう…ハロウィンのお話はよろしいものでございました。
ということでこちらはやはりよい作品でございましたけれど、いつの間にかもう第7巻まで出ておられましたか…『ARIA』が終わったのがつい先日の様にも感じられてしまうのでございますけれど、時の流れははやいものでございます…。
とっても大好きでご無事をお祈りしておりますあのかたもお好きなシリーズな『サモンナイト』は『4』のほう、引き続き無限界廊3周めを回ってミルリーフさんたちのレベル上げでございます。
ですので特筆すべきことはなかったりもいたしますけれど、無限界廊3周めを一巡するとミルリーフさんとアロエリさんのレベルをそれぞれ10上げられるだけの経験値は貯まる模様…つまり2,000,000程度、ということになります?
あと、レベルを上げていて感じるのは、ミルリーフさんってやっぱり完全に召喚術タイプのかたですよね、ということ…物理攻撃力は1とかしか上がらないのに対し、魔法攻撃力は4とか上がっておりますし。
初期装備が拳でしたこともあり物理攻撃タイプで育てているのでございますけれど、彼女もまたマジックアタック持ちで、また召喚術タイプのクラスにすれば杖も装備可能となりますので、そちらへ行ったほうがよいのかも…と感じてしまいます。
ただ、彼女はどのクラスでも獣属性ランクがB止まりで主人公のすみれさんやミントさんに劣ってしまい、また拳で殴る様子がかわいらしいのでこのままでよいかな、と思っております…全員マジックアタック、というのもどうかと思いますし(いえ、アロエリさんは物理攻撃でございますけれど)
…それに、あのかたは以前しております『2』のアメルさんを物理攻撃タイプにされたといいますし、ボーナスポイントで何とでもなるかと思いますし好きに育てればよろしゅうございます、よね?(何)