
□JA 〜女子によるアグリカルチャー〜(7)
■鳴見なるさま+唐花見コウさま
○イラスト評価:★★★★☆(3.7)
○内容評価:★★★★☆(4.2)
○百合度評価:★★★☆☆(2.8)
○総合評価:★★★★☆(3.8)
こちらは過日色々なコミックとともに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『しままん』や『なのはViVid』などと同じものとなります。
内容としましては、農業をする姉妹を描いた作品となるでしょうか。
と、説明がやはり以前読みました第6巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をいたします。
この巻では、まずその第6巻の最後、何やらシリアスさを思わせる終わりかたをしていたものの続きからでございましたけれど、結論からいえばこれは杞憂で、いつもの作品の雰囲気のままであり一安心でございました。
その様なこの巻の前半は、ひなげしさんの家族まわりを描くもの…この野沢家にくる前の諸々の関係を知るお話といえるでしょうか。
父親との関係はよきものであり泣かされますし、それに叔母となる(まだ18歳の)モデルをしている女性、茅野ヒカルさんとの関係もまたよろしいものでございましたかと思います…ヒカルさんが源さんに惚れてしまうあたりはかなり愉快で、でもあれでは当然とも思えてしまったり…?
後半はりんごさんや社さんに関するお話でございました。
りんごさんは天敵である担任との戦いに臨みますけれどこの担任があらゆる面で隙のない人物であり全く太刀打ちできない…このお話は最後のオチが残念なものでしたこと以外は面白いものでございましたかと思います。
一方の社さんのお話は蜂蜜をくださるおじいさんとその孫とのお話なのでございますけれど、どうもその孫で社さんの同級生、社さんへ対する気持ちがライバル心から恋愛感情へ移行した模様…社さんでしたら大丈夫かとは思いますけれど、少し心配…?
そうした心配点もありましたりと、過去の巻ほどよいとは感じられませんでしたかも…もちろん、それでも十分面白いレベルにはあってよきものなのでございますけれども。
…その他、巻末にはおまけとして4コマが収録されており、端午の節句のお話でございましたけれど温泉のお話でもあり…?
イラストはなかなかよろしゅうございます。
百合的にはいかがでございましょうか、特にないといえばそうなのでございますけれど…?
ということで、この巻では社さんまわりがやや不穏になってまいりましたけれど、彼女でしたら大丈夫なはず…ひとまず続きを見守りましょうか。
また、同時にこちらも読みましたので…。

□ゆりてつ 私立百合ヶ咲女子高鉄道部(4)
■松山せいじさま
○イラスト評価:★★★☆☆(3.4)
○内容評価:★★★★☆(3.6)
○百合度評価:★★★☆☆(3.4)
○総合評価:★★★★☆(3.5)
こちらは過日色々なものとともに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『貧乏姉妹物語』あたりと同じものとなります。
…上の作品のりんごさんとこちらの作品のはくつるさんが何だか似た雰囲気でございましたことからこちらの作品のことを思い出しまして、同時に読んでみました。
内容としましては、鉄道部の女の子4人の部活動を描いたお話となります。
と、説明がやはり以前読みました第3巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をいたします。
この巻でも皆さんが鉄道に乗って色々な場所へ行ったりされるお話が展開されておりまして、鉄道などの説明はなかなか詳しいものとなっております。
行った場所はなかなか多岐に及びますので、ここでの紹介はご容赦いただく、ということで…でも、やはりそうしたあたりの説明はかなり詳しくなっていて、鉄道好き、あるいは旅行好きのかたでしたらなかなか楽しめる作品なのではないかな、と思います。
また、既刊同様に他のアニメやゲームなどからのネタも盛り込まれており、そうしたものには一応脚注が付け加えられておりますけれど『名探偵コ○ン』だけなぜか伏字…他の作品は普通にタイトルを出しておりましたのに、謎でございます。
…皆さんが九州へ行かれた際、どこかで見覚えがある建物があるかと思いましたら以前読んでおります『スケッチブック』にあったのでございました…そのお話でアニメ好きのはくつるさんがおっしゃっておられたところによると、その場所の公園がそのまま以前観ておりますアニメ版『スケッチブック』に登場したそうでございます。
終盤ははつねさんの弟が登場したりいたしまして、このお話あたりは以前コミカライズ版を読んでおります『たまゆら』あたりに非常に似た展開でした様な…個人的には微妙でございましたでしょうか…(こちらは百合、を名乗っている作品ですから)
そして、実は皆さんのいる世界は時間がループしているわけではなくって進級が待っている、という事実も発覚…そのあたりは作中で堂々とネタにされておりましたけれど、ともかくはつねさんは皆さんと出会えたこのゆりてつ部を自分たちの後にも残していけないか、と考える様になります。
その様な中、東北へ旅行へ行かれた際に出会った迷子の少女…はつねさんに非常に懐いて他の皆さんがライバル視することになる女の子なのでございますけれど、その子が新学期に皆さんの学校へ入学してまいりまして、友人ともども部に入ってくださりまずはめでたしめでたし、なのでございました。
はい、こちらの作品はこの巻で最終巻でございました…はつねさんが特定のかたとカップリングになる、ということはないままに終わりましたけれど、皆さんの関係を見ているとそれでよいと思えます。
イラストは悪くございません。
百合的にははつねさんを巡る皆さんでございまして、最後は少々中途半端に終わった感がしないこともないながら、これはこれでよろしいのでございましょう。
ということでこちらはこれで完結…上で触れました様に、百合好きというよりも鉄道好きのかたのほうがより楽しめる作品なのではないかな、と思います。
とっても大好きでご無理はなさらずご無事でいらっしゃいますことを願っておりますあのかたもお好きなシリーズな『その花』の新作な『白雪の騎士』は昨日も進行…昨日は六夏さんの片想いにベストカップルの皆さんが世話を焼いてあげる、という展開でございました。
基本的にこちらの作品は1日にアイキャッチ画面が出るところまで進める、というスタンスを取っておりますので、昨日は璃紗さんが六夏さんの恋の悩みにかまけるあまり自分の期末試験のテスト勉強がおそろかになりすぎて慌てる、でも美夜さんの手助けが得られたところまで…美夜さんは本当によくも悪くも璃紗さんのことしか考えていないかたでございますけれど、彼女はそれでよろしいでしょう。
今作は結構目まぐるしくストーリー進行におけるキャラ視点が変更されまして、基本は璃紗さんかと思いますながら、昨日は七海さんや沙雪さん視点などもございました。
そう、沙雪さん視点もありまして、これで現時点での彼女の本心をうかがうことができましたけれど、彼女もまた六夏さんのことを結構意識していらっしゃるご様子…でも自分でそれを打ち消しておりまして、やはり何かきっかけが必要そうでございます?
あと、ベストカップルの皆さんはその沙雪さんの本心は解らないので確実に恋をしている六夏さんのほうの応援をすることになったのでございますけれど、結果沙雪さんだけには隠し事をしていることになっていて、沙雪さん視点でそれを見るとかなり切ない…。
その他昨日の時点で特筆すべきことといえば、七海さんと麻衣さんと六夏さんが庶民連合を結成した、というところでございましょうか。
こちらは2年生の七海さんと紗良さんと璃紗さんが結成している2年生会や黒髪な雫さんと麻衣さんと美夜さんが結成している黒髪会の様なもので、その名のとおり庶民なかたがたで構成された結社でございます(何)…璃紗さんも自分も含まれるかも、と思いましたものの自分の部屋を見られる恐れがあることから言い出せなかったのでございました。
…そういえば、昨日はあのかたのお勧め回な『玲緒っぽいらじお』を観て(聴いて?)みたのでございますけれど、そこでも黒髪会の話題があったりして…?
そういえば現時点ではまだ年齢制限のつく様なシーンは出ておらず、六夏さんと沙雪さんの関係も進展がなかったり、なかなかゆったりしたペースでお話が進んでおりまして、これはやはり今年中のクリアは無理っぽいでしょうか。
でもやっぱりこの作品の皆さんは非常に微笑ましくよいキャラばかりでございまして、とても楽しい…皆さんと少しでも長くお会いできるのでしたら急ぐ理由もございませんし、ここはじっくり楽しんでまいりましょう。
…一部誤字、あるいは台詞の文章と声が合っていない箇所があったりいたしましたけれど、以前しております『アグリーメント』ほど目立つわけでもございませんからひとまずは気にしないでおきましょう(何)
一方、こちらも上で触れましたあのかたもお好きなシリーズな『サモンナイト』は『4』のほう、有償で迎え入れましたユヅキさんとピアさんの分身のスキルポイント貯めでございましたので、特筆すべきことはないです?
ただ、ユヅキさんが何でもそつなくこなせるタイプなご様子でどのスキルも少ないポイントで抑えられているのに対しまして、ピアさんは完全な召喚術タイプになっていて物理攻撃タイプのキャラが得意そうなスキルが概ね倍率5倍という一番多く必要なものになっていたりと、かなりスキルポイント数が必要になってくる感じ…こちらも焦らず、のんびりとまいりましょうか。