2014年02月28日

めそめそ弓道部

先日はこの様なものが届きました。
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色々なジャンルの…?
○キルミー万博
○キルミー五輪
○なのんびより。
○Rocket girls
○花とケーキ
○フェルミオン
○めそめそ弓道部
○やっぱりこたつと鍋がすき
○Ah,好きだよ。
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…今回も全て同人誌となりますので、以前届きましたものなどと同様に参考にならない百合度やお勧め度をつけつつ触れてまいります。

○キルミー万博《【KITCP】さま/百合度評価:★★★☆☆(3.0)/★★》
こちらは『キルミーベイベー』の二次創作作品となりまして、好きなジャンルの作品ということで購入をいたしました、昨年の9月1日に出ましたらしいものとなります。
内容としましては、結構な数のかたが参加されていらっしゃいます合同誌となります。
収録されたお話はそれぞれに『キルミー』らしく楽しくよろしいもの、あるいはなかなか興味深いものもございまして、よろしいものでございましたかと…ちなみに結構没キャラさんの出番も多めなのが個人的には嬉しいところでございます。

○キルミー五輪《【KITCP】さま/百合度評価:★★★☆☆(3.0)/★★》
こちらも『キルミーベイベー』の二次創作作品となりまして、上の作品と同様の理由から購入し、また同じサークルさまの作品ということで購入をいたしました、1月19日に出ましたらしいものとなります。
内容といたしましては、上の作品同様に結構な数のかたが参加していらっしゃいます合同誌となります。
こちらも基本的には上の作品と同様でございまして、ですのでこちらもまたよきものでございましたかと…やっぱり没キャラさんの出番もちょっと多めでしたかも?

○なのんびより。《【Turtle Cookies】さま/百合度評価:★★★☆☆(3.3)/★》
こちらは『のんのんびより』の二次創作作品となりまして、好きなジャンルの作品ということで購入をいたしました、昨年末の冬のイベントにて出ましたらしいものとなります。
内容といたしましては、オールキャラの4コマ作品となっております。
れんげさんメインで描かれたとのことながら、全員といって差し支えないものになっておりましたかと…ちょっとおバカ分強めでございますけれど、なかなか楽しい作品でございましたかと思います(『のんのんびより』の同人誌自体かなり貴重でございますし…)

○Rocket girls《【square meters/はしとナイフで肉を切る】さま/百合度評価:★★★★☆(3.5)/★★》
こちらは『シンデレラガールズ』の二次創作作品となりまして、以前などに作品を購入しておりますサークルさまの作品ということもあり購入をいたしました、昨年の夏のイベントにて出ましたらしいものとなります。
内容としましては、それら同様に2つのサークルさまの合同誌となっておりまして、前者のかたは4コマ、後者のかたは短編を描かれております。
前者のかたは例によってロックなお二人のお話となりまして、こちらが百合的にもよろしくまた何ともいえず微笑ましくよろしいものでございます…後者のお話は、どうもいわゆるメタフィクションなお話になっていて私にはちょっと理解できないところもございましたかも…?

○花とケーキ《【宇宙猫軍団】さま/百合度評価:★★★★☆(3.5)/★★》
こちらも『シンデレラガールズ』の二次創作作品となりまして、気になるキャラの作品かつ百合と描かれておりましたことから購入をいたしました、昨年末の冬のイベントにて出ましたらしいものとなります。
内容としましては、凛さんとかな子さんのお二人の関係を描いたお話…。
お二人が出会ってからのことが描かれておりまして、お互いに惹かれているのでございますけれど相手の気持ちに気づいたりはできなくって告白までには至らない…けれどその関係が何ともいえず微笑ましく、とてもよきお話でございましたかと思います。

○フェルミオン《【お手製のポトフ】さま/百合度評価:★★★☆☆(3.2)/★★》
ここから下は全てオリジナルな作品となりまして、こちらはちょっと気になりましたことから購入をいたしました、昨年の8月18日に出ましたらしいものとなります。
内容としましては、森の中で暮らす二人の女の子の4コマとなります。
そのお二人の日常を微笑ましく描いたものとなっておりまして、百合的にもほのかに感じるのでございますけれど、でもこちらはその微笑ましさを素直に楽しめばよいお話でございましょう。
…と、こちらのサークルさま、以前読んでおります『ねこのひたいであそぶ』を描かれたかたでございました。

○めそめそ弓道部《【お手製のポトフ】さま/百合度評価:★★★☆☆(2.8)/★★》
こちらもまた上の作品と同じサークルさまの作品ということで購入をいたしました、昨年の10月20日に出ましたらしいものとなります。
内容といたしましては、弓道部に所属する3人の女の子を描いたお話となります。
その3人が弓道の大会に出場する顛末を描いたお話なのでございますけれど、その弓道の大会についてはなかなか詳しく描かれていたりもいたします…そのあたりも含め面白いものでございます。

○やっぱりこたつと鍋がすき《【お手製のポトフ】さま/百合度評価:★★★☆☆(3.0)/★》
こちらもまた上の作品と同じサークルさまの作品ということで購入をいたしました、2月2日に出ましたらしいものとなります。
内容といたしましては、とある学校の生徒会の皆さんの冬の光景を描いた4コマとなります。
生徒会といいましてもやっていることは鍋パーティでございましたり雪遊びでしたりするわけでございますけれど、こちらもやはり微笑ましさを楽しむ作品…ちなみに生徒会はなぜか動物の耳を装着する決まりがあるご様子でございます。

○Ah,好きだよ。《【蒼井ホログラム】さま/百合度評価:★★★★☆(3.5)/★》
こちらは百合と書かれておりましたことから購入をいたしました、こちらも2月2日に出ましたらしいものとなります。
内容といたしましては、遠くで働くことになった親友に好きな人がいる、と告白された女の子のお話…。
その主人公の子は百合漫画好きだったのでございますけれど、でも現実世界では特にそういうことは思っておらず、普通に男性と付き合ったりしているかた…一方のその親友さんが好きな人だと告白してきた相手は女の人で、それを知った主人公さんは…?
ということで、こちらは気づいたときにはもう…というやや切ない、でもなかなかよいお話でございましたかと思います。
…と、こちらのサークルさま、以前購入をしております『甘い香りに、キス一回。』などを描かれたかたでございました。

今回はなかなか様々なジャンルの同人誌が揃っておりまして、その意味でもよろしゅうございました…もちろんそれぞれに内容もよきものでございました。
サークル【お手製のポトフ】さまは『ねこのひたいであそぶ』の作者さまなわけでございますけれど、あの時期に出ましたきらら系作品…それや以前読みました『inote!』や以前読みました『ふわっちょこ』に以前読みました『SUNNY SIDE UP.』、あるいは少し後になりますものの以前読みました『あわーちゅーぶ』に以前読みました『もうダメかもしれない』など、第2巻がいつまでたっても出ない作品の比率がかなり高い気がしてしまうのは気のせいなのでございましょうか…。
もうずいぶん時がたちますし、これらってきっと第2巻は出ない、のでございますよね…でしたら、以前読みました『天獄パラダイス』の以前読んでおります第2巻や以前読んでおります『相沢家のえとせとら』の以前購入しております第3巻の様にせめて続きを同人誌で出してくだされば嬉しいのでございますけれど…。
…今日の日誌のタイトル、内容としては間違いなく『花とケーキ』が最良ではございましたけれど、何だか『めそめそ弓道部』というタイトルが妙によろしく感じられて…(何)


とっても大好きで長くお会いできませんけれどもどうかご無事で何事もなく日々をお送りしてくださっておりますことを願っておりますあのかたもお好きなシリーズたち、『サモンナイト』は『5』のほうで、ブレイブクリアを達成するため一撃で複数の敵を倒せるくらい強くなってみようということで、レベル上げのための経験値集めをいたします(今までの経験値集めはスキルを覚えるため…)
ちなみにレベルの低い敵を倒すとBPが減少するわけでございますけれど、これはレベル差が1であろうと10であろうと減少ポイントは1みたいでございますので、もう思い切って上げてしまって構わないでしょう。

そういうことで昨日貯めた分の経験値でレベルを上げましたところ、レベル28まで上がりました。
すると皆さんそれぞれに新たなクラス1つ得ました…今作のクラスについては過去作全ての様に強制的にクラスチェンジされるのではなく、いつでも任意でクラスを選択することができます。
主人公のアルカさんとスピネルさんの得ましたクラスは今までのクラスの上位互換でございましたので問題ないのでございますけれど、イェンファさんのみかなり特殊…彼女は物理攻撃タイプなのでございますけれど、覚えたクラスは能力値が魔法攻撃タイプになる、というものでございました。
ですので今までどおりのクラスでいけばいい、と考えたいところながら、ただ新たなクラスは移動力が1上昇するというところがあり、悩ましい…今のところは敵のレベルが5程度に対しこちらは28と圧倒的な差がありますから、力押しでいけますけれど…?

これで先へ進んでもよいながら、ただ新たなクラスを得ると同時に新しいスキルも得られましたから、懲りずにそれを覚えることにしようと思います。
相当のんびり進行だということは自分でも解っておりますけれど、急ぐ理由もございませんし、よろしゅうございます、よね…?


一方の『その花』は先日に引き続きましてドラマCD…昨日は『楓ちゃんの新妻クッキング』を聴いてみました。
こちらはタイトルから解ります様に楓さんと紗良さんのお話となっております。

お話のほうは、日々楓さんに頼りっきりな紗良さんを見て、その様な彼女をかわいく思いますものの同時に一抹の不安も覚える楓さん…その不安が的中してしまいます。
紗良さんは全くお料理のできない子なのでございますけれど、自分の公式サイトには得意なものとしてお料理をあげてしまっておりまして、今度テレビ番組でそれを披露することになってしまったのでございます。
当然その様なことはできませんから、楓さんに泣きつく紗良さん…当初はその様な紗良さんを突き放してしまう楓さんでございましたけれど、悪夢を見て、また一人で頑張っている紗良さんを見ては放っておけるはずもなく、料理を教えてあげることになりました。

料理を教わる紗良さんは何と裸エプロン姿になってきて…楓さんは平常心を失いそうになりますけれど、でも気を持ち直します。
そうしてお料理を教えるのでございますけれど、こちらはなかなか本格的に作ってくださいます…本編第1作の頃の楓さんのお料理の実力は普通、でした気もいたしますけれど、ここまでの域に達したのはやはり紗良さんの存在があったからでしょうか。
楓さんの指導もあって無事にお料理を完成させることのできた紗良さんでございますけれど、あの様な姿の彼女をそのまま見過ごして終えることなんてもちろんできなくって…?
テレビ番組がどうなったか自体は語られませんけれど、きっと大丈夫だったことでしょう。

最後はおまけコーナーとして『紗良にゃんのオールナイトラジオ』という紗良さんがパーソナリティを務めるラジオが放送されます。
こちらでは紗良さんの妄想が止まらず、そのまま終わるかと思いきややはりそのままでは終わらず、番組終了と同時に楓さんがやってきて…?
ということで、こちらのドラマCDももちろんよきもので、紗良さんはやっぱりとってもかわいらしゅうございます。
これで今日からは再びゲームに戻るわけでございますけれど、次にするゲームはいよいよあのゲーム…ただここから先が非常に長いので、まだ全体で見ると半分もきていないかもしれません?
posted by 桜乃 彩葉 at 05:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | (更新終了)同人系作品購入履歴

2014年02月27日

あか☆ぷろ!!! 〜明るい三姉妹プロジェクト〜

先日読みましたコミックの感想です。
かなりおバカ…?
□ばくおん!!(4)
■おりもとみまなさま
 ○イラスト評価:★★★★☆(3.5)
 ○内容評価:★★★★☆(3.8)
 ○百合度評価:★★★☆☆(2.8)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.4)

こちらは過日色々なものと購入をしてまいりましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては他には持っていないものとなります。

内容としましては、バイク部に所属する皆さんの日常を描いた作品、となるでしょうか。
と、説明がやはり以前読みました第3巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をいたします。
この巻では聖さんが運転免許を取得しようというお話や、クリスマスやお正月のお話など収録…特筆すべきことは起こりませんけれど、でも楽しく愉快なお話となっておりました。
楽しく愉快、といえば羽音さんがバイクの魅力をもっと素人されるお話や、恩紗さんが原因不明の奇病にかかってしまうお話など、何だかおバカっぷりに拍車がかかっていた印象が…それも楽しくてよろしいのでございますけれど。

その様な中、羽音さんの妹さんが同じ高校を受験をするお話がございまして、その際に先の巻の学園祭で少し姿の見えた少女の姿もあり…。
彼女は千雨さんという背の低い髪をツインテールにした女の子で、バイク好き…ではあるものの、それはサーキット内限定でありバイクは公道で乗るものではないと考えていらっしゃいました。
その理由は大きなバイクに乗ると足が地面につかず、そのために信号のある公道では乗ることができないため…そうしたこともありバイク部に悪印象を持っていらっしゃるご様子でございます。
今回の彼女の出番はひとまずその受験のお話だけでございまいたけれど、この先関わってまいりますのか…?

イラストはなかなかよろしゅうございます。
百合的には何とも言えないところではございますけれども、登場人物は女の子のみでございますのでそのあたりは安心でございましょうか。
ということで、こちらは何だか相当おバカなお話となっておりますけれど、それも楽しくてよろしいのではないでしょうか…ちなみにバイク要素はかなり詳しくなっていて、何も知らない身としては特定のメーカーさんに極めて失礼になっている印象を受けますけれど、でもそれももしかするとバイク好きさんの間では常識なのかもしれませんし、バイク好きさんが読めばより楽しめるのかもしれません?


また、同時にこちらも読みましたので…。
最終巻でした
□あか☆ぷろ!!! 〜明るい三姉妹プロジェクト〜(2)
■あらきかなおさま/美水かがみさま(キャラクターデザイン)
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.2)
 ○内容評価:★★★★☆(3.7)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.0)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.3)

こちらは過日色々なコミックとともに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『ありかる』や『放課後アトリエといろ』『ぶらっくろっくちゃん』などと同じものとなります。
作者のかたは以前読んでおります『夢みたいな星みたいな』などを描かれたかたとなりまして、キャラクターデザインのかたは以前読んでおりますもののそれ以降購入を切ってしまいました『らき☆すた』を描かれたかたとなります。
…タイトルが何となく上の作品と似ている印象を受けましたことから一緒に読んでみました(何)

内容としましては、3姉妹の日常を描いた作品、となるでしょうか。
と、説明がやはり以前読みました第1巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をいたします。
この巻でも第1巻同様に3姉妹の日常が描かれておりまして、第1巻同様にあくまで主役はこの3人…基本的に他の登場人物は、中盤に2話ほど登場いたしました海外で働いているという両親くらいしか登場いたしません。
けれど1コマかそのくらいで3人の学校生活などの様子を推察できるシーンがございまして、それを見ますと蛍さんはちょっとよく解らないながら光さんはどうやらかなり女の子に人気のあるかた(バレンタインで受け取ったチョコレートの意味は全て友チョコではなかった、と…)、灯さんは周囲に一目置かれる存在なこと、といったところでございます。
また、蛍さんと光さんはあまりファッションにこだわらないご様子でございますので、人一倍こだわりを持つ灯さんがそのあたりのことを考えてあげているご様子です?

その様なこちらのお話、時間はループしているご様子なのでございますけれど、結構季節感を感じるお話が描かれていっている印象を受けます。
羽根つきのお話にはじまってバレンタイン、大阪旅行のお話を挟んで夏休みの宿題のお話にハロウィンに年末の大掃除、と…ハロウィンのお話の蛍さんの仮装は以前読んでおります『キルミーベイベー』でのハロウィンのお話におけるやすなさんの「オカシダ、オカシヲヨコセ」並に衝撃でございましたかも?(何)
また、こちらの作品はタイトルどおり3姉妹はいずれも明るく賑々しく、読んでいるこちらも楽しく読めるものとなっておりまして、そのあたり安心でございましょう。
そして、この作品はこの巻で最終巻となるご様子…いえ、最終話とされるお話もまだまだ皆さんの穏やかで愉快な日常は続く、という普通の、特に終わる気配のないお話だったのでございますけれど、そのお話に「最終話」と明記されておりましたり、あとがきのコメントを読む限りやはり最終巻のご様子です?

イラストは悪くございません…第1巻の評価は過小評価ではないでしょうか。
百合的にはいかがでございましょうか、光さんが学校で女の子に人気のご様子でございますけれど、やはりこちらは3姉妹のみを描いたお話でございますから…っと、第1巻の感想に灯さんは女の子好き、と書かれておりますけれど、そうでございましたっけ?(何/いえ、第2巻には特にそうと感じられる描写はなかった気がいたしましたので…?)
ということで、こちらはこの巻で最終巻となる模様でございますけれど、なかなか楽しくよい作品でございましたかと思います。


とっても大好きで長くお会いできない日々が続いておりましてご無事でいらっしゃいますか心配になってしまいますけれども何事もなくいらっしゃいますことを願っておりますあのかたもお好きなシリーズたち、『サモンナイト』は『5』のほう、現状で覚えられるスキルは全て覚えられたということもあり、先へ進みますことに…控えめに、皆さんのレベルは6にまで上げておきました。
ちなみに、スキルをマスターしても以前しております『3』や以前しております『4』の様にボーナスを得られることはございません…また、そのスキルも『3』『4』に較べてかなり数が減っておりまして、能力値upなどのスキルもございませんから、スキルを極めても過去作ほど同レベルの敵に対し優位に立てるわけではございません。
…と、イェンファさんが誰かに似ている、とずっと感じていたのでございますけれど、そうでございます、以前観ておりましてそろそろ劇場版も公開されているはずな『モーレツ宇宙海賊』のチアキさんでございます…主人公のアルカさんは茉莉香さんタイプにも見えますし、このカップリングもあり、なのかも?(そういうことでイェンファさんもよいキャラなのでございますけれど、現状ではやっぱりスピネルさんルートを目指す気持ちです)

先へ進みますと、街中に鉄道が走っているのが見かけられ、一般人が普通に乗ることのできる鉄道はリィンバウムでもかなり珍しい、とのこと…その鉄道でアベルトなる普通の警察の青年と出会いますけれど、アルカさんとは悪友の模様でございます?
ちなみにイェンファさんは特務騎士の中でも櫻花隊と呼ばれるちょっと独自の組織に所属している模様でございますけれど…?
その様な中、突如悲鳴が聞こえてまいりまして…向かってみますと、魔精タケシーが貨物列車を襲ってしまっておりました。
アルカさんは召喚師ということでタケシーと会話ができるのでございますけれど(あの「ゲレゲレ」な言葉を使いこなせます…昔の召喚師はそこまでできましたっけ?)、相手は問答無用とか言って聞く耳を持たず、実力行使を行うことになります。

ということで戦闘、列車強盗なタケシーの集団との戦い…なぜかペコが1体だけ紛れ込んでおりますけれど、気にしないでおきましょう。
こちらは警察ということでアベルトさんも戦闘に参加し4人での戦いになりまして、その様なこの戦いからはブレイブクリアが適用されます。
ブレイブクリア条件については、共通なものといたしましてはファーストアタックを決めるとかアイテムの使用が3つ以下とか戦闘不能者を出さないとか、概ね『3』『4』と同じながら中には響命覚醒などを使用するとか敵を2体以上同時に撃破するとかいう『5』独自の条件もございます。
その他にその戦闘独自のブレイブクリア条件もあり、今回は全員が敵1体を撃破すると誰も瀕死にならない、でございます。
ちなみにブレイブクリア条件を達すると戦闘にあるBPが一定値回復いたします…また、今回の敵は全員レベル6以下でございますので、敵を倒すとBPが減ってしまいます(ただし自分のレベルより低い敵を倒さない、というブレイブクリア条件自体は消滅しておりますので、BPが0になってゲームオーバーにさえならなければレベル差は気にしなくてよさそうでございます)

その様な今回の戦い、苦戦する要素は特にないのでございますけれど、ただブレイブクリア条件の一つにある敵を2体以上撃破、というのが相当やりづらい…いえ、現状では敵を2体以上撃破する方法がアルカさんが響命覚醒した際の攻撃のみで、しかもこれが縦方向4マス程度のものになっていて、その方向に敵が並んでくれないとダメなわけでございます。
しかも響命覚醒するにはアルカさん(とスピネルさんも?)初期値50のMPを100まで回復させないといけない…MPは敵に攻撃をしたりされたり回避をしたり、あるいは敵を撃破したら一定値回復する、という仕様になっており、レベルに関係なく初期値は絶対50、最大値は200と決まってしまっております。
昨日はそれがうまく行かずに終わってしまいました…響命覚醒した際のアルカさんの攻撃で敵を一撃で倒せればよいのでございますけれど現状のレベルではそこまで達せず、こうなったら思い切ってレベルをもっと上げてチャンスがきたら敵を一撃で倒せる様にしてしまいましょう(今作にも再戦がございますので無理せずそちらで達成すればよいのでございますけれど、でも急ぐ理由もございませんし…)
…ということで、今日はまたはじめの再戦で経験値貯めを行いレベル上げをしようと思います?


一方の『その花』は『リリ・プラチナム』が終わりましたのでその次へ…次のゲームまでの間にはいくつかドラマCDが出ておりましたので、昨日はそちらのうちの一つ『通い妻だいありぃ』を聴いてみました。
こちらは麻衣さんと玲緒さんのお二人のお話…どうやら人気投票でお二人が1位と2位を獲得した記念のCD、ということになるみたいです(『玲緒っぽいらじお』での企画でございますからお二人が上位を占めるのは当然かなと思われ…?)

お話のほうは、先のゲームにて一人暮らしをすることになった玲緒さんでございますけれど、麻衣さんのお家に入り浸っていたり普段の生活もホテルですごしていたりしておりまして、それを見かねた麻衣さんが彼女のお部屋探しを手伝ってあげることになります。
そうしてお部屋も見つかって一人暮らしを行うことになった玲緒さん…その様な彼女に麻衣さんが新婚さんなシチュエーションを要求してまいりましたりして…?
裸エプロンとか恥ずかしい台詞などを要求されてしまいもちろん拒絶する玲緒さんでございますけれど、すると麻衣さんは帰ってしまいそうになって、受け入れざるを得なかったのでございました。
その様な玲緒さんのお部屋には、麻衣さんの分の小物も用意されていたりして、まさに新婚さん気分…お二人で楽しく幸せなひとときを過ごされるのでございました。

最後は恒例のおまけコーナーでございますけれど、今回は『麻衣の麻衣っぽいらじお』となっており、人気投票があったことからも解ります様に、このドラマCDが出る頃にはもう『玲緒っぽいらじお』がはじまっていたのでございます。
こちらのコーナーでは麻衣さんにおかしなガスを嗅がされた玲緒さんが大変なことになってしまい…って、あれ、誰?(何)
最後の最後には中の人によるフリートークがあったりもいたしまして、今回は全編にわたっておバカで楽しい雰囲気のお話になっておりましたかと…やっぱり麻衣さんと玲緒さんのお話はそういう感じがよく似合ってよろしゅうございます。
今日も引き続きドラマCDのほうになるかと思われます?

2014年02月26日

{(爆破vs生け贄)vs発明+変身ヒロイン癖}vs一般人=!!!???

先日読みましたコミックの感想です。
最終巻でした
□マジでカガク(2)
■あらたとしひらさま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
 ○内容評価:★★★★☆(3.8)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.3)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.4)

こちらは過日色々なものとともに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『ろこどる』『ハルノカミカゼ』や『魔女とほうきと黒縁メガネ』などと同じものとなります。
作者のかたは以前読んでおります『魔法少女いすずさんフルスロットル』などを描かれたかたとなります。

内容としましては、ちょっと不思議な女の子たちに振り回される女の子を描いた4コマとなるでしょうか。
と、説明がやはり以前読みました第1巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をいたします。
この巻でもやっぱり変わり者な周囲のかたがたに振り回されるこもんさん、という図式でございますけれど、もうそうした日常にずいぶんと慣れてきてしまっているご様子も見受けられますかも?
お話の途中でこもんさんたちは2年生へ進級されるのでございますけれど、みらいさんのみ別クラスになってしまうという悲劇に見舞われたりしてしまいましたり…そうはいいましても、日常はそう変わらないのでございますけれども(メインカップリングのかたがたをわざわざ別クラスにしてしまう、というのは以前読んでおります『きんいろモザイク』などでも見受けられましたけれど、でも実際にはそこまでつらいことにはならなくって一安心、というところも同じでございましょうか)

第1巻の感想などを読んでおりますとみらいさんは元々こもんさんをアンドロイドだと思い、のえるさんも生け贄にしようということでこもんさんへ近づいてきた、ということなのでございますけれど、この巻になりますとその様な雰囲気は見られず、お二人とも純粋にこもんさんのことが好き、という様子が強く見られます。
さらにはみらいさんはこもんさんそっくりのロボットまで作り出しはじめまして、終盤ではそれが少しの波乱を呼び起こすのでございますけれど、最終的にはそのロボットも生徒として学校に通う様になったりして…そしてこもんさんのことをお姉さまとして慕うに至ったりと、こもんさんは本当に様々なかたに慕われておられます。
まなぶさんとれあさんももちろん頻繁に登場しておりますけれど、一緒に賑々しくしている感じ…終盤にはれあさんとこもんさんが生徒会長の座を巡って選挙戦を繰り広げたりもいたしますけれど、結末は意外なことになったりして…?
そういうご様子で、明らかに普通の日常ではないのでございますけれど、でもこういうのも悪くない、とこもんさんが感じられたりして、その様な日常がまだまだ続く…ということでこの作品は完結、最終巻となっておりました。
結局百合的な決着はつきませんでしたけれど、この手の賑々しい日常要素をメインにしている作品ではそれもまたよろしゅうございましょう。
…ちなみにこもんさんは今見ますと以前しております『その花』の璃紗さんに似たかたでなかなかよいキャラでございます。

イラストは悪くございません。
百合的にはこもんさんを巡る周囲の皆さんがなかなかよろしゅうございます。
ということでこちらはこの巻で最終巻ということになってしまいましたけれど、なかなか楽しくよろしい作品でございましたかと思います。


とっても大好きで長くお会いできない日々が続いてしまってさみしくそれ以上に心配や不安も大きくなりそうになりますけれどもご無事でいらしてくださいますことを心からお祈りして、そして信じておりますあのかたもお好きなシリーズたち、『サモンナイト』は『5』のほう、はじめの戦いの再戦を続けているのでございますけれど、そうして戦いを続けておりますと新たなミッションが現れたりいたしました。
その他、スキルを新たに覚えてもやっぱり新たなミッションが現れ、現状3つ新しいミッションが現れておりますけれど、でもそれらはやっぱり敵のレベルが高いのでひとまず様子見…こちらのレベルを思い切って20くらいまで上げてしまいたい気もするのでございますけれど、そうするとやっぱり今後のメインストーリーに響いてきそうでそれが不安で…?
経験値自体ははじめの戦闘の再戦でも思いのほかすぐに貯まって、上げようと思えばそのくらいすぐに上がってしまうのでございますけれど…何しろ、1回の再戦にかかる時間が約1分、でございますから。


一方の『その花』は引き続き『リリ・プラチナム』の続きから…エリスさんの人気は相変わらずでございまして、むしろファンクラブ活動など過熱しているご様子で、後輩さんなどもよく訪れたりされてしまいます。
それを見ている雫さんは何とか落ち着こうとするのでございますけれど、でもやっぱりやきもちを抑えることができない…エリスさんもその様な雫さんの気持ちはある程度解っておりますので皆さんに対して遠慮気味に接しておりますものの、でもそのうち自然と楽しげになってしまいます。
ですので雫さんはもう気持ちを抑えきれず、でもその様な気持ちを抱いてしまう自分に自己嫌悪してしまったりして、思わずその場から逃げ出してしまうのでございました。
…このときにエリスさんに声をかけている女の子がものすごい儚い雰囲気の声…この様な子にお昼のお誘いを受けたら、さすがに断り切れない気が…?(何)

結局その日はエリスさんとは口をきかないままに帰ってきてしまう雫さん…。
翌日も顔を合わせづらくって憂鬱になってしまいますけれど、よく見るとエリスさんも雫さんに声をかけられず、彼女の少し後ろからさみしそうについてくるだけにとどまってしまっておりました…。
その様なエリスさんを見て雫さんは思い切って声をかけようといたしますけれど、でもその前に他の生徒たちがエリスさんを取り巻いてしまい、また色々気持ちが抑え切れず走り去ってしまいます。
涙まであふれさせてしまわれた雫さんは前がよく見えず、階段を踏み外してしまいます…過去に七海さんや紗良さんも階段を踏み外しており、でも七海さんはクッションが現れ、紗良さんは楓さんが現れ無事でしたものの、雫さんはそれに気づいて駆け寄るエリスさんの姿を見て気を失ってしまったみたいです?

気がついた雫さんは保健室にいらっしゃり、傍らにはエリスさんがいたのでございますけれど、階段からは落ちかけただけ、らしい…ですので気を失って保健室へ連れてこられたのは、気持ちのほうがショックを受けたのでございましょうか。
雫さんはやっぱりまだ気持ちが落ち着かずエリスさんに顔を合わせられなくって布団にもぐりこんでしまい、エリスさんも悲しげに謝ってその場を去ろうとするのでございますけれど…ここで雫さんが勇気を出してエリスさんに声をかけて、今までの気持ちなど全て告白いたします。
エリスさんはその上で雫さんを受け入れまして、お互いの気持ちは何があっても不変なことを確認しあうのでございました。

それが終わる頃には夕方になっておりまして、二人で学校を後にするのでございますけれど、エリスさんはふとミカ女にきてから今日までのことを思い返し、色々なことがあったけれどやっぱり雫さんにお会いできたことが一番の思い出、とおっしゃられます(この際に運動会や学園祭があったこともおっしゃられていたのでございますけれど…?)
雫さんもその気持ちに応えようと、言葉にできないながらせめて手を繋いでそこから想いを込めようといたしますけれど、勇気が出ない…その様な雫さんにエリスさんは手を差し出し、そして口づけまでされるのでございました。

こうして以前しております『リリ・プラチナム』もハッピーエンドで終わりましたけれど、その一度めのプレイの際の感想にも書いております様に、結局エリスさんのファンの皆さんの件は何も解決していない…この後に雫さんはやきもちをやかずにいられる様になりましたのか、それとも皆さんがお二人の関係をより察する様になったりされましたのか…?
終盤でこれほど胸の痛む方向の展開になった作品って結構珍しいですけれど、でも最後はそれを乗り越えられえたのでございますからもちろんよろしゅうございます…ハッピーエンドになる前提でございましたら、こういう展開も好きでございます。
そして何より雫さんとエリスさんは個々のキャラクターとしてもカップリングとしても素敵過ぎてとてもよろしゅうございました…やっぱり個人的にはこのお二人がベストカップルになります(他の皆さんも本当にものすごくよいのでございますけれど、このお二人はそれすら超越しております)

ここまでの『その花』シリーズなゲームは全て同人作品だったのでございますけれど、同人作品なゲームといたしましてはこの『リリ・プラチナム』が最後でしたりもいたします…今の情勢を見ると今後も同人作品としてゲームが出ることはなさそうで、『リリ・プラチナム』が同人最後のゲーム、となるのは間違いなさそうでしょうか。
次はいよいよ同人でないゲームの登場…といいたいところながらその前にドラマCDが2つほどございますので、まずはそちらを聴くことになります。

2014年02月25日

赤と青…二人の姫に交わされたあの日の約束!!!

先日読みましたコミックの感想です。
決勝トーナメントへ…
□バガタウェイ(10)
■古日向いろはさま
 ○イラスト評価:★★★★☆(3.8)
 ○内容評価:★★★★☆(4.4)
 ○百合度評価:★★★☆☆(2.8)
 ○総合評価:★★★★☆(3.8)

こちらは過日色々なものとともに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『スケッチブック』や『あまんちゅ!』『南鎌倉高校女子自転車部』などと同じものとなります。

内容としましては、筑紫学園という福岡県の高校の女子ラクロス部のお話となります。
と、説明がやはり以前読みました第9巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をいたします。
この巻では、前巻に引き続きまして夏の選手権の九州大会予選第3試合、大野城戦の終盤から…互いに死力を尽くした戦いが繰り広げられ、最後の1秒まで戦いの趨勢は解らない展開となりますけれど、最終的には筑紫学園が勝利を収め、決勝戦へ進出することができました。
…冷静に見ればここで主人公の学校が敗退したらお話にならないのでこの展開は解るわけでございますけれど、それでも非常に熱くよき試合が繰り広げられていたかと思います。

決勝トーナメントへ進出することができたわけでございますけれど、その前にキャプテンである燈子さんの過去などが語られます…かのかたは家の事情などからちょっと思いつめすぎておりまして、そのために過去に大きな過ちと呼べるかもしれない行為をしてしまっておりました。
そのために当時の部員の大半が部を去ることになってしまっており、ずっとその責任を感じ続けてしまっているご様子…ちょっと背負うものが大きく、また多すぎまして、自分の気持ちを犠牲にしている面が大きく、それが次の試合に響いてきてしまうことに…?

その決勝トーナメントで対戦することになったのは小倉中央…筑紫学園が今のチームになってからはじめて対戦をした学校でございます。
その学校には燈子さんのライバルと呼べるかたがおりまして、この巻の後半…その試合の前半戦はそのお二人の対決がメインとなっておりますけれど、今のところは相手のほうが一歩上の試合を進めております。
燈子さんはその背負っているものの多さのために自分自身がラクロスを楽しめているのかどうかという、そのライバルさんのほうは膝に故障を抱えていたりするわけでございますけれど、果たしてどうなりますか…?

イラストはなかなかよろしゅうございます。
百合的にはいかがでございましょう、やはり試合に集中してそのあたりは考えなくてもよいのかもですけれど、でも気になるところも少なからずあったりして…?
ということで、こちらはもう本当に毎巻激しく白熱した試合の展開される、よいスポーツ部活もののお話かと思います…引き続き見守ってまいりましょう。


また、同時にこちらも読みましたので…。
最終巻でした
□特例措置団体ステラ女学院高等科C3部(3)
■いこまさま(原作)/みどりとももかさま(漫画)
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.3)
 ○内容評価:★★★★☆(3.5)
 ○百合度評価:★★★☆☆(2.8)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.4)

こちらも上の作品とともに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『4コマしーきゅーぶ』と同じものとなります。
こちらはアニメ化もされており、また以前読んでおります過去編や以前読んでおります4コマなものなど関連コミックも出ております作品となります。
…上の作品同様に部活ものの作品、ということで同時に読んでみました。

内容としましては、ステラ女学院高等科のC3部の皆さんの活動を描いた作品となります。
と、説明がやはり以前読んでおります第2巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をいたします。
この巻では前巻の終盤に引き続いて皆さんが参加していらっしゃる24時間サバゲー大会のお話から…皆さんはもちろんスポーツ感覚で楽しんでいらっしゃいますので、勝ち負けももちろん意識してはおりますけれど、でも比較的ゆるい雰囲気といえるでしょうか。
その様な中、凛さんのみはまさに戦争の様な意識でおりかなり真剣…そのため対戦相手に冷たい視線を向けることもございますけれど、でもこれは相手がどうしようもない相手だった(弾を手でばらまく、とか…素人目から見てもふざけているとしか思えませんかも?)ので彼女がサバゲーを汚されたと感じ怒っても仕方ないでしょう。
ゆらさんは自分のせいでそのらさんが足を痛めたことを気にされており、それで頑張ろうと思うのでございますけれど、ここで気負いすぎたのがあの行動を取ってしまった一端になるのかもしれません…?

その24時間サバゲー大会は複数の試合が行われておりまして、鬼ごっこ的なルールの試合では、凛さんが因縁の相手であるC3部と直接対決をする機会がついに得られます。
その舞台を整えるのに凛さんはかなり冷酷なことをしたりもしており、それによりC3部は追い詰められてしまいまして、本当にこの人だけは戦争をしている様な感覚を受けるわけでございますけれど、その非情さに怒りを覚えたゆらさんはルール違反を犯して凛さんを倒してしまいます。
結果、C3部は大会で優勝したのでございますけれど、ルール違反を犯したゆらさんはすっきりしない気持ち…それをそのらさんへ告白するとそのらさんに失望されてもう部にこなくていい、なんて言われてしまいました…。
でも一度のルール違反で見捨てるというのも酷な話で、それにゆらさんも十分に反省していらっしゃいますから、もちろん最後は皆さんきちんと迎えてあげて一安心でございます。

そうして一件落着したと思いましたら、次はそのらさんがアメリカへ留学されるというお話が出てまいります…しかもこれが結構急な話でございまして、盛大な送別会を行おう、ということになります。
その中でゆらさんが凛さんにお願いして、そのらさんと凛さんの一騎討ちの機会が設けられました…ここで凛さんの本心も明らかになりましてお二人は和解ができました。
最後はC3部の皆さんで楽しくサバゲーをしてそのらさんを送り出し…そしてこの作品もそこで一段落、完結となっております。
はい、この作品はこの巻で最終巻でございました…凛さんの気持ちなど色々一段落つきましたので、ここで一区切りとするのは悪くないかもしれません?
その他、巻末には特別編なお話といたしまして夏のお話のほか、4コマも収録されておりました。
…そういえば、どうでもよろしい話ながら、アオイさんのチームの中にみどりとももかなる二人組がいたのでございますけれど、これは漫画担当のかたから取りました?(何)

イラストは悪くございません。
百合的にはいかがでございましょう、上の作品同様に部活の描写がメインでございますので、そこまでは感じられませんかも?
ということで、こちらはこの巻で最終巻となりまして、個々の登場人物の描写がまだそこまで深く描かれていなかった印象を受けますのでそこが残念にも感じますものの、悪いものではございませんでしたかと…でも、さすがにアニメDVDを購入する、というところにまでは至らないでしょうか(アニメといえば、同じくサバゲーをテーマにした以前読んでおります『さばげぶっ!』もアニメ化するみたいでございますけれど…?)
…そういえば『4コマしーきゅーぶ』は一度第2巻が発売されることが告知されたかと思うのでございますけれど、その後音沙汰がない…どうしたというのでございましょう。


とっても大好きで長くお会いできない日々が続いてしまっておりますけれど何事もなく日々ご無事でお過ごしくださっておりますことを願ってやみませんあのかたもお好きなシリーズたち、『サモンナイト』は『5』のほうで引き続きはじめの戦闘の再戦で経験値貯め…いえ、この戦闘、1分程度で勝利することができますのでかなり効率がよろしいのでございます。
スキルは経験値を割り振ることにより覚えるのでございますけれど、それをいくつか覚えてみますと新たなミッションが出現…スキルの数もミッション発動条件に入っておりました?
さっそくそちらを受けたいところではございましたけれど、現状の敵のレベルが3程度なのに対しましてそちらは15とかなり高めになっております…そこまで上げてしまってもよいながら、でもそこまで上げますとメインストーリーの敵との戦いに影響が及びそうな気もしてしまいますので(今作はレベルを上げすぎるとBPというゲームオーバーに通じる値に影響…)、ひとまずは様子を見ようと思います。
その戦闘の経験値割り振りについて、よく見ますと取得経験値3,000なのに対しまして一人に配分される経験値は1,000となっており、総取得経験値から人数分に均等に割り振られてしまう模様…このあたりは融通のきく過去作のほうがよろしかったでしょうか(あとレベルアップの際に割り振れるボーナスポイントも基本的に1ずつしか各能力値に割り振れません)

…というより、今作が過去作よりも勝っているといえる部分、今のところ何もない気がしてなりません?
グラフィックも個人的には3Dでないほうがよいと感じますし、システム面も劣化、悪化しているとしか思えず…キャラクター面は問題なく良好なものの過去作も全てよろしゅうございましたから勝っているとまではいかず同レベル、といえるでしょう(ただ主人公のアルカさんと響友のスピネルさん、このお二人はとてもよい感じで、主人公としては以前しております無印のアサミーナさ…誓約者や以前しております『3』の先生にも負けないくらい高いレベルで好印象でございます)
でもまだまだはじまったばかりでございますし、もう少し長い目で見ることにいたしましょうか…アルカさんとスピネルさんの魅力のおかげで、まだ続けてみようという気持ちは切れておりませんし。


一方の『その花』は引き続き『リリ・プラチナム』の続きからでございまして、色々ございましたデートの帰り道から…雫さんのお家へ向かいますけれどエリスさんも当然の様についてまいります。
そこでエリスさんに泊まっていきませんか、と提案される雫さんでございますけれど、その様なことを素直にお願いする雫さんに驚くエリスさん…。
雫さんは恥ずかしくなって誤魔化そうといたしますけれど、すでに夕食の食材が準備されていたりエリスさん用の着替えが用意されていたりと、雫さんがはじめからそうするつもりでしたことを見透かされてしまうのでございました。
自分が料理を作っている間にお風呂へ入ってきては、と提案される雫さんでございますけれど、ここでエリスさんは一種のお約束な台詞を要求してまいりまして、仕方がございませんのでその台詞を口にいたしますと当然の如く…?

そうしたこともございましたもののその後エリスさんは先にお風呂へ入りまして、その間に雫さんはお料理を作って一緒に夕食…もちろんとても喜んでいただけました。
そして結婚したら…のお話になったりするのでございますけれど、やはりその場合は雫さんがお嫁さんになるご様子でございます?
食後は先にエリスさんがお風呂に入りましたので今度は雫さんが一人でお風呂へ入るのでございますけれど、そこへ先ほどお風呂へ入ったはずなエリスさんがやってきて、背中を洗ってあげると提案してまいります。
さすがに今度は大丈夫でしょう、とその提案を受ける雫さんではございましたけれど、もちろん…?

その様な感じで、本当に色々なことがあって長かった一日も終わりを迎えます。
ちょっと湯冷めしてしまった雫さんをエリスさんが抱きしめてあげて一緒にお休みをすることになって、色々なお話をされるのでございました。
昨日はそこまででございまして、いよいよこの作品も今日で終わりを迎えそう…雫さんとエリスさんのお二人とお別れするのはさみしい、と云いたいところながら次に控えるゲームにもお二人は登場してルートもございますのでまずは一安心でございます?

2014年02月24日

屋敷はメイドのために!

先日読みましたコミックの感想です。
最終巻でした
□屋敷はメイドのために!(2)
■ぷらぱさま
 ○イラスト評価:★★★★☆(3.7)
 ○内容評価:★★★★☆(3.5)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.0)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.4)

こちらは過日色々なものとともに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『ろこどる』『ハルノカミカゼ』や『魔女とほうきと黒縁メガネ』などと同じものとなります。
作者のかたは以前読んでおります『R18!』などと同じかたとなります。

内容としましては、ひょんなことからメイドとしてお屋敷で働くことになった女の子とその周囲を描いた4コマ、となるでしょうか。
と、説明が上で触れました『R18!』などと同時に読んでおります第1巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をいたします。
この巻でも主人のいない(でもお嬢さまはいる…)お屋敷でまったり働くメイドさんの皆さんの日常を描いております。
この作品は少しファンタジーな要素が入っておりますので、猫又な子が丸一日猫さんになってしまわれたり、魔女なメイドさんの薬で騒動が引き起こされたりもいたしますけれど、でもやっぱり基本的にはのんびりまったりした日常なのでございました。

この作品のメイドさんは本当に皆さんマイペースで、お嬢さまはいらっしゃるもののその子に敬意を払ったりもしておりませんのであまりメイドさんの雰囲気ではない…。
終盤ではその少し普通でないメイドさんたちの態度はこのままでいいのかな、とお嬢さまが少し思われるものの、皆さんが普通のメイドさんになった夢を見て、それを悪夢と判断してこのままでいいと思われるのでございました。
そうして皆さんの穏やかな日常はこれからも続く、というかたちで特に波乱もなく終了…はい、この作品はこの巻で最終巻でございました。
最後は番外編といたしましてマリナさんの妹さん(でございますよね?)とお付と思われるメイドさんが帰ってくるお話も収録されております。
…と、そういえば第1巻の感想でミサさんの置かれた環境が少し解らない、と書いておりましたけれど、ミサさんは通信教育で勉強をしてハイスクール卒業の資格を得ようとしているご様子でございます(彼女がこの先どうしていくかなどは特に描かれておりませんでしたけれど、このままここで…でよろしいのではないかなと思います)

イラストはなかなかよろしゅうございます。
百合的には明確なカップリングなどは存在いたしませんものの、そこはかとなく感じられるかと思います。
ということで、こちらは日常のうちに終わってしまいましたけれど、それはそれでよろしいでしょうか…悪くない作品でございましたし、もう少し皆さんを掘り下げてみたものを読んでみたい気もいたしましたけれど…?


また、同時にこちらも読みましたので…。
最終巻でした
□G'sあんだ〜ぐらうんど(2)
■ぷらぱさま
 ○イラスト評価:★★★★☆(3.7)
 ○内容評価:★★★☆☆(3.3)
 ○百合度評価:★★★★☆(3.5)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.4)

こちらは過日色々なコミックとともに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『ありかる』や『放課後アトリエといろ』『ぶらっくろっくちゃん』などと同じものとなります。
作者のかたは上の作品と同じかた…ということで同時に読んでみました。

内容としましては、いわゆるエロゲーを愛する高校生の女の子の日常を描いた4コマとなるでしょうか。
と、説明がやはり上で触れました同じ作者さまの作品群と同時に読んでおります第1巻の感想と同じとなりましたので、詳細は省略をいたします。
この巻では、その第1巻の最後のシーン…つまり主人公の撫子さんが同じ学校に通う女の子に告白されるところからはじまる、という百合的にかなり高い展開からはじまります。
そのかたは菊池美夏さんというかたでなかなか真剣に撫子さんが好きなご様子ながら、どうして撫子さんの様な人を好きになったのかは謎…ただ、そういえばこの巻では他にもお菓子部の部長さんが撫子さんのことを好きな様子が見られたりと、彼女はああ見えて結構人気ありです?
この件については結局撫子さんは答えを出せず、とりあえず友達から、ということで…後述する事情もあってかその後の進展はそう見られずに終わったのは残念でございましたでしょうか。
…その他、あとがきによるとどうやら萌さんが好きになった相手の和葉さんと菫さんは多分付き合っている、とのことながら、この巻ではそもそもそのお二人の出番自体がほぼなかったりして…?

お話のほうは、第1巻同様に年齢制限ありなゲーム好きな女の子の日常を描いたもの…相変わらず教室でディープな話題に花を咲かせており困ったものでございます(何)
こうした困った人物である撫子さんと藍さんに対してツッコミを入れる萌さん、という図式はでもなかなか面白いものでしたりいたします…冷静にツッコミを入れる萌さんはとてもよいものでございます。
そうした日常が続く末、これからも続いていく…ということでこの作品は完結してしまっており、つまりこの巻で最終巻なわけでございます。
美夏さんとの関係など色々消化不良なところが残ってしまうのでございますけれど、あとがきによりますとどうやらこの作品が掲載されていた雑誌が休刊、ということになったみたいで、そのためにこの作品も終了を余儀なくされたのかな、と推察できますかも…?
雑誌の休刊による連載の終了、というのは過去にも結構見られましたけれど、やはり残念なことでございます。

イラストはなかなかよろしゅうございます。
百合的には上で触れましたとおり美夏さん、それに和葉さんのことがお好きな萌さんなどなかなか高め…そのいずれも特に進展のないままに終わってしまったのは残念かもしれませんけれども。
ということで、こちらもこれで最終巻…題材が題材だけにちょっとどうかと思われるところもございますながら、百合的なことも含め悪いものではないかと思われます?
…今回読みました2冊、両方の第1巻を読みました際にもそういたしました様に、今週発売予定で同じ作者さまの『R18!』の新刊を待って同時に読めばよかったのかもですけれど、でもそうなると1日3冊になってしまってややきついこともあり、それの発売を待たずに読んでしまいました(何)


とっても大好きでお会いできない日々が長く続いておりますけれどもご無事でいらっしゃってくださいますことを心から願っておりますあのかたもお好きなシリーズたち、『サモンナイト』は『5』のほうなのでございますけれど、こちらの作品、よく見ますと経験値の割り振りが過去作全てとは違っておりました。
つまり、過去作全てにおいては経験値というものは全体管理となっており、たとえば一度の戦闘で10,000の経験値が得られましたらそれは誰にでも割り振りできる様になっていたのでございますけれど、今作については個別管理になっておりまして、一度の戦闘で10,000の経験値が得られた場合それが一律で個別に割り振られる、というかたちになっていたのでございます(現状は全員出撃ですので全員に割り振られますけれど、今後はおそらく出撃したキャラのみに、ということになりそうです?)…ですので経験値を貯めておいて後々弱いキャラに割り振る、ということは不可能になっております(でも割り振られる経験値自体は一律ですので安心…敵を撃破したキャラにのみ割り振られる、とかでしたら大変ですから)
ただし、レベル上げのタイミングは自分で行うことができる、というのは過去作同様でございまして、経験値は得られても自分でレベルアップをさせない限りはレベルは上がらず貯まるのみ、でございます…スキル入手も経験値で行う様になっておりますから、勝手にレベルが上がらないのは当然の仕様でございましょう。

そうしたこともございましたので、昨日ははじめの戦いの再戦を行い少々経験値を貯めることに終始してみました…いえ、やっぱり私はのんびりじっくりやってできる限り強くなってから先へ進む、というタイプでございますから。
レベルを上げすぎると敵撃破時にBPが減少する、という悲しい仕様がある(BPが0にまで減るとゲームオーバー…)のでそこが悩ましいですけれど、ひとまず様子を見ながら、またスキルを覚えるほうに優先して経験値を使っていきながら、ということで…?
…その他、これははじめの戦闘だけかもながら、お金が得られません…もっとも、過去作とは違い再戦でもアイテムは得られますのでそれを売れば大丈夫で、それに現状では武器は売っておらず防具は元々存在しないっぽいので、お金自体あまり必要とはされないのでございますけれど…?


一方の『その花』は引き続き『リリ・プラチナム』の続き…休日の朝、どう過ごそうか考える雫さんでございますけれど、あることを思いついてその準備をしておりますと、誰かが家にやってまいります。
今日は他に家に誰もいないそうなのでございますけれど、その様な中で勝手に家に入ってきたのはエリスさん…雫さんをデートに誘いにきたといいます。
突然のことに驚いてしまいますけれど、雫さんも似た様なことを考えていらしたということで、もちろん断ることなく一緒に出かけることに…お二人にとってこれが初デートになるみたいです?(デート、というかたちは皆さんセカンドシリーズで初、ということが多い印象です?)

休日の繁華街は人が多く、雫さんはその様なところが苦手なのでございますけれど、エリスさん一緒にいらっしゃいますので大丈夫…エリスさんがエスコートをして色々な場所を見てまわります。
その様な中、ゴスいおよーふくを売るお店でエリスさんは目を輝かせ真剣に服を選んで…そこまでゴスいおよーふく好きなのかとエリスさんの今まで知らなかった一面を見た思いの雫さんでございましたけれど、エリスさんは選んだものを雫さんに着てもらいたい、と言ってまいります。
言うまでもなく普段着ている服装とは全く違うものでございますから恥ずかしかったりして遠慮をしようとする雫さんでございましたけれど、エリスさんはかなり必死にお願いしてまいりまして…その熱意に折れて着てあげることになりました。
楽しみな気持ちが我慢できずに試着室の中にまで乗り込んできてしまうエリスさんでございますけれど、そこで見たゴスいおよーふく姿の雫さんにもう気持ちが抑えられなくなってしまって暴走されてしまい…?
…何だか試着室の中で、というシチュエーションが結構多い印象があります、かも?

お店の中であの様なことをしてしまった、ということで雫さんは少しだけ怒ったご様子…エリスさんに反省を促すため、今日はもう帰ります、と言ってエリスさんの手を振りほどいてその場を去ってしまいます。
もちろんエリスさんは後を追ってまいりまして…そして雫さんはもう怒ってはいなくって、あくまで反省を促すためにこうしただけで、捕まったところで安心してもらうつもりだったのでございますけれど、途中でエリスさんが後を追ってこなくなってしまいました。
どうしたのかと思い引き返すと、エリスさんは見知らぬ女の子たちにモデルか何かと間違えられて捕まっておりました…確かにエリスさんの様なかたが街中にいるととても目を惹くと思いますけれど、それは雫さんも同様な気が…?
ともかくその様なエリスさんを見た雫さんはやきもちをやいてしまわれ、エリスさんとその女の子たちとの間に割り込むと、強引にエリスさんを連れ出してしまうのでございました。
自分のために怒ったりやきもちをやいたりする雫さんを見てエリスさんはそのかわいさが我慢できなくなって、街中で口づけをすると、そのまま路地裏へ雫さんを連れて行って…?

昨日はその様な波乱の初デートの一日を描いたところまで…ですけれど、今日はそのままその続き、帰り道の後のことになるみたいでございますし、引き続き見守りましょう。

2014年02月23日

コスプレの神!

先日読みましたコミックの感想です。
最終巻でした
□コスプレの神!(2)
■方密さま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(2.8)
 ○内容評価:★★★☆☆(3.3)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.0)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.2)

こちらは過日色々なものとともに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなっておりますまんがタイムきららコミックスとなります。

内容としましては、コスプレを楽しむ中学生たちを描いた4コマ、となるでしょうか。
と、説明がやはり以前読みました第1巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をいたします。
この巻でも皆さんがコスプレを楽しむご様子が描かれておりまして、写真集を作ってそれを同人誌として即売会で売ったりもされているのでございますけれど、この手の作品でよく見かける失敗もしてしまったりして…?(発行部数が多すぎ、と…)
撮影会などにも出ているご様子で、あるイベントでどこかの雑誌の編集者さんの目に留まって取材を受けて写真が雑誌に載ったりもしたみたいでございますけれど、それが理事長さんの目に留まって少し波乱を巻き起こしたりもして…?

その様な波乱はございますけれど、この作品は基本的に相当おバカな作品でございますので、波乱もそうした作品でございますので笑い話として収まっていきます。
その点では安心してみていられる作品で、終盤の超展開(本当にコスプレの神が現れる…)も特に気にせず読むことができるでしょう。
最後は会長さんが中学校を卒業してしまい、残された3人が次の会長職を巡って戦いを繰り広げますけれど…?
…はい、この作品はこの巻で完結、最終巻でございました。

イラストは悪くございませんけれど、何か中盤以降安定していない印象を受けました様な…?
百合的にはいおさんの会長さんへの想いがなかなか悪くございませんけれど、でも色々第1巻よりも薄くなっていた様な印象です?
ということで、こちらは悪くはない作品ではございましたかと…そこまで強く印象に残る作品でもございませんでしたけれど…(何)


また、同時にこちらも読みましたので…。
最終巻でした
□スイーツどんぶり(2)
■FBCさま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(2.8)
 ○内容評価:★★★☆☆(3.0)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.0)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.0)

こちらも上の作品とともに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましても上と同じもの…そういうことで、また同時に購入をしておりますし、上の作品同様に優先順位も低めでなかなか読む機会がなかったというところも同じことでしたことから同時に読んでみました(何)

内容としましては、光鍋高校という高校の料理部の皆さんを描いた4コマとなるでしょうか。
と、説明がやはり以前読みました第1巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をいたします。
この巻では料理部…ではなく、LIFEなる謎の闇組織との戦いに終始していきますけれど、その展開がまさに怒涛かつ超展開の連続ということで、これの第1巻と同時に読んでおりますもののその1巻で切ってしまいました『マジカルシェフ少女しずる』と同類の作品、という認識は完全に正しかったわけでございます。

そういう作品でございますので上の作品など比較にならないほどおバカで勢いだけで描かれている作品でございますからここで特に詳しい感想を書く気にはなりませんかも…?
たとえば主人公の暁美さんと志保子さんの出生の秘密とか、LIFEの黒幕とか、はたまた物語の結末に現れる組織とか…別にどうでもよいのでございます(何)
…はい、こちらの作品もこの巻で完結、最終巻でございました。

イラストは悪くございません。
百合的にはいかがでございましょう、静香さんが全てでございますけれど、結局報われないタイプのかたでございますのでそれ以上のことは何もなく…。
ということで、こちらは相当おバカな、以前読んでおります『TEI OH-!』あたり以上に勢いだけで突き進む感じのお話でございましたけれど、そういうものと割り切れば悪いものではないかと思います。


とっても大好きでお会いできない日が長く続きますけれどもどうかご無事でいらっしゃいますことを願っておりますあのかたもお好きなシリーズたち、『サモンナイト』は『5』のほう、第1話から…第0話の内容は夢で見ていたもの、というみたいですっかり大きく成長したスピネルさんがアルカさんを起こしにかかっておりました。
アルカさんはもうすでに学校も卒業して召喚師となられていらっしゃいました…二人とも成長してもなかなかよろしい感じで、過去作の主人公さんとパートナーさんにも負けておりません。
その日はアルカさんの所属している組織の総帥に呼び出されていてはやく行かなければならなかったご様子ながらアルカさんがなかなか起きなかった模様…あぁ、やはり主人公のお名前を変えたかった…(何)

さっそく自由行動が入りまして、物語の舞台となるのは界境都市セイヴァールなる町…何だか少し引っかかる名前かもしれません(『サモンナイト』の世界では抜剣者、と書いて「セイヴァー」と読んでいたりいたしましたから、何らかの関係があるのか…?)
アルカさんは下宿をさせてもらっているご様子で、その家の隣にあるお店には大家さんなる悪魔商人がおりまして、そのかたがお店や占いなど、過去作のメイメイさんがしている様なことをしている模様でございます。
繁華街ではアルカさんをセンパイと慕う元気で明るくかわいい女の子に声をかけられたりもいたしますけれど、その子とアルカさんとの距離が近すぎるとスピネルさんがやきもちをやく一幕が見られたりして…?
その他、その地点にいる町の人と軽い会話を交わすシステムもあるご様子で、はじめの移動先では以前しております『3』のオニビさんの一族や以前しております『2』のパッフェルさんと同じ制服を着た少女の姿が見られたりして?

アルカさんの所属している組織は異世界調停機構なるものでございまして、さすがに『4』の数百年後の世界となると蒼の派閥や金の派閥はなくなっているのでございましょうか…。
そこで何やら渋い雰囲気をかもし出す総帥に任務を言い渡されるのでございますけれど、それがイェンファなる真面目そうな警察騎士団に所属する特務騎士の任務に協力することといいます。
彼女の任務は人探しでございまして、その対象人物はセイヴァールに縁のある者らしくこの町にいるとしたら何らかの事件に絡んでくる可能性が高いらしく、ですので召喚師の任務に同道して事件を観察したりしてその人物を探し出す、といいます。
ですのでアルカさんとスピネルさん自体はいつもどおりに任務をこなせばいい、とのこと…ということでイェンファさんが仲間に加わります。

そのイェンファさんはこの町へ昨日はじめてきたばかりだといい、もう何年もこの町で暮らしているというアルカさんに案内をお願いしてまいりましたので、案内ということで色々な場所を回っていくことになります。
まずイェンファさんへの説明という体で現在のリィンバウムの世界観を聞けますけれど、異世界とこちらの世界との行き来は主に偶然開いたゲートと呼ばれるものでされている模様…異世界調停機構はそれを管理することが仕事の一つらしいのでございますけれど、過去作ではもちろんゲートなんて(『3』の人為的なものを除けば)存在しないものでございました。
また現在の召喚術というものについても説明され、現在はアルカさんとスピネルさんの様に響命石を持ちそれで契約を交わした無二の存在、響友を召喚する力とされ、それを召喚できる人は全て異世界調停機構へ入らなければならないみたい…その運命の出会いがなければ召喚術は用いることができないということで、アルカさんも説明でおっしゃっていらしたとおり昔の召喚術とは全然違うものになっているわけでございます。

セイヴァール響界学園はアルカさんが数年前まで通っていた学校で、かなり立派なその学校は異世界の住人も留学というかたちで受け入れているといいます。
そこでのイェンファさんのアルカさんへの態度が少し気になるものだったのでございますけれど、どうしたというのでございましょう…?

繁華街ではそこからも見える異様な石筍のことをイェンファさんが気にいたしますけれど、それは過去に地盤ごとこの世界へとやってきたナギミヤ市なる異世界の都市の遺跡だといいます。
その町の住人はこのセイヴァールへ移住することになったといいますけれど、その町がどの世界から飛んできたのかは不明だといいます…古くは名もなき世界と呼ばれていた世界からだといいますけれどその世界のことはいまだによく解っていないそう…。
これは言うまでもなく地球のことになるわけで、地球との繋がりが今作でも見られたのは素直に嬉しいながら、『4』の数百年後というこの今作の世界においては地球人そのものを見ることはないと思わざるを得ず(24世紀とか25世紀の時代の話になってしまいますから…)、以前しております無印のアサミーナさ…誓約者、『2』の刑事さんに『3』のゲンジさん、以前しております『4』の主人公の父親と続いてきた地球人の系譜はここで途切れそうでございます。

自宅のほうへ戻りますと自宅隣にあるお店にいる大家さんと会話となりますけれど、イェンファさん同様に私もこの人は苦手かも…メイメイさんより微妙な雰囲気を感じる…(何)
自宅では実家から送られてきた荷物を確認し、アクセサリなお守りを入手…そういえば装備画面には武器とアクセサリしかなくって、どうも今作には防具というものは存在しない模様…。

再び異世界調停機構へ行きますと、訓練所なる設備を見つけ、そこでイェンファさんがアルカさんたちの実力を見ておきたい、とおっしゃいます。
どうもアルカさんたちは学校のほうを極めて優秀な成績で卒業しているみたいなのでございますけれど…。

ともかく、ここではじめての戦闘でございます…敵は2体しかおらず、戦いに慣れるというのが目的となるでしょう。
戦闘画面は何と3Dという残念さ…作品によっては別に3Dにしてもよいとは思いますけれど、このシリーズは『4』までの雰囲気を考えても今までどおりでよいとしか思えないのでございますけれど…。
MPについては全員最大200と定められており初期は50であり、戦闘中に色々なことをすると回復したりするという何だか不便な仕様…。
それ以上に恐ろしいのはBPというポイントでございまして、こちらも初期値は50でパーティスキルなどを使用する際に消費するそうながらこれが0になるとゲームオーバーだといい、自分よりレベルの高い敵を倒せば回復する代わりにレベルの低い敵を倒すと減ってしまうそう…これでは容易にレベル上げができなくなってしまうのではないかと危惧してしまいます。
その他戦闘システムについて、PSP版『3』『4』同様に今作にもスキルがございますけれど、スキルを得るために必要なのはスキルポイントではなく経験値となっております…もちろんレベルも存在いたしますので、経験値というものがよりたくさん必要となってまいります。
…ちなみに、戦闘時は主人公のアルカさんにも声がつきます…確か以前しております『P3P』などもその様な仕様になっていた気がするのでございますけれど、この『5』は主人公のお名前を変えられないのでございますし普通にしゃべっていいのではないかと思うのですが…。

戦い終わり、再びイェンファさんへ町の案内をしてあげることになりますけれど、訓練を行いました調停機構では管理官さんなる女性と会話をいたします…名前のとおりお仕事の管理をしているご様子で、会話の内容では姉妹でしているみたいです?
そこではミッションなるシステムのお話を聞けました他、ここで『3』『4』同様に再戦も行うことができる模様でございました。
また、召喚盟友なるシステムの説明もございまして、響友ほどの力は得られないものの簡易的な召喚術として協力者を一時的に呼び出すことができるといいます?

昨日はそこで終了…こうして長めの感想を書いた割には実はほとんど進んでいなかったりするのでございますけれど、主人公のお名前を変えられなかったこともあり過去作ほどの意欲がわいていないのが現状で、ちょっとかなりのんびりの進行になってしまうかもしれません?
ちょっとアニメーションが常時かかっている様な状態になっている立ち絵にも違和感がございますけれど、それ以上に残念でしたのはやはり戦闘画面が完全3Dになっていたところでございましてこれも意欲をそぐ要因の一つ…攻撃時には画面が切り替わるのでございますけれど、これでは『サモンナイト』というより以前しております『Fate/EXTRA CCC』などの印象ででございます…。
ただ、登場人物、特にアルカさんとスピネルさんはキャラクターとしても、そして百合的に見てもよさそうな印象でございまして、そこが救いでございましょうか…そのあたり、あとははるか未来のお話になるとはいえでも過去作との繋がりも見られたりするかもしれないというあたりに期待しつつ、引き続き進めてみることにいたします。


一方の『その花』は『リリ・プラチナム』の続きから…体育の際にエリスさんが見せた活躍から、彼女に運動系部活のスカウトがやってくる様になりました。
はじめは陸上部だけでございまして、雫さんも今まで部活動をしたことがないというエリスさんに何かさせてあげたいと考えその陸上部の見学にエリスさんを送り出すのでございますけれど、その陸上部の体験入部でエリスさんが見せた実力に他の部も目をつけて…というわけでございます。
まだ六夏さんがいない状況でもあり、エリスさんは3年生でもあるにも関わらず学園はじまって以来の逸材、と目され日々スカウトのかたが教室にまで押し寄せる様になってしまったのでございました。

エリスさん、それに雫さんも二人で一緒に過ごす時間は減ってしまうものの部活をされること自体はいいことなのでは、とは考えますものの、でも多数の部から勧誘が押し寄せてしまって、どうすればいいのか解らない…。
エリスさんはどこか特定の部を選ぶことによって他の部のかたが悲しいんでしまう、というのがつらくて選べないご様子で…ではジャージ部などいかがでございましょうか(何)
激しい勧誘から逃げたりして、雫さんの家でどうするか考えることになったお二人なのでございますけれど…ふと、雫さんは何部に入っているのか気になったエリスさんはそれをたずねます。
けれど、雫さんはなぜかそれを隠して言ってくれない…結局エリスさんは身体に聞くことにいたしましたけれど、でもそれでも雫さんは口を割らないのでございました。

翌日、各部の部長さんがついにエリスさんを追い詰め決断を迫ってまいりますけれど、エリスさんは雫さんと同じ部に入る、と宣言をいたしました。
雫さんが何部に所属しているのか誰も知らなかったのでございますけれど、でも意外とこれで皆さん納得して去ってくださいました。
そして雫さんが何部に所属しているのか、その日の放課後に明らかにされますけれど、彼女は伝統遊戯研究会なる日本古来の遊戯や玩具を研究する、彼女一人しか所属していない部に入っておりました…雫さん自身が立ち上げたその部、部員が集まらないので廃部にしようとも思ったそうながら学校側が素晴らしい部だといってこのまま継続してほしいとされたそうでございます。
他に部員がいないことを知られたくなくって雫さんは隠していたそうなのでございますけれど、でもエリスさんは楽しんでくださいまして、これなら隠す必要はなかったかも、と安心する雫さんなのでございました。
これでめでたしめでたし、と思われましたけれど、ひとしきり遊んだ後に雫さんはエリスさんに大量のレポートを要求…レポートを書くところまでが部活でございまして、雫さんらしい真面目さといえばそうなのでございますけれど、でも過去に体験入部されたかたもこれに根をあげて以降こなくなってしまったわけで…。

昨日はそこまででございまして、エリスさんの部活勧誘騒動の顛末でございました。
伝統遊戯研究会について、レポートにエリスさんも根をあげて退部したいかも、と呟いたりしておりましたけれど、でもその後この部でエリスさんと玲緒さんが対決するシーンが見られたりもいたしますので、無事に続いているご様子でございます。
そしてお二人は相変わらずどちらも素敵過ぎるわけでございますけれど、引き続きそちらを堪能してまいりましょう。

2014年02月22日

ここが限界のオーバル学園

先日読みましたコミックの感想です。
あまり期待は…
□ここが限界のオーバル学園(1)
■大井昌和さま(原作)/卷さま(作画)
 ○イラスト評価:★★★★☆(3.5)
 ○内容評価:★★★☆☆(2.6)
 ○百合度評価:★★★☆☆(2.8)
 ○総合評価:★★★☆☆(2.8)

こちらは過日色々なものとともに購入をいたしましたものとなりまして、何となくよさそうに感じられましたことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなりますまんがタイムきららコミックスとなりますけれど、こちらは大判サイズでも4コマでもないものとなります。

内容としましては、謎の生命体と戦う少女たちを描いたお話、となるでしょうか。
物語の舞台は近未来…2311年、突如現れた廃思物なる謎の巨大生命体、この既存の科学では全く対処のできない、以前以前に劇場版を観ております『トップ!』の宇宙怪獣の様な存在の敵によって地球上の全都市は壊滅してしまいます。
2335年、火星へ移住をした人類の前にまたその生命体が襲い掛かりますけれど、このとき人類はそれに対処する力を得ておりました(ですのでこの物語の舞台は『トップ2!』などの様に地球化された火星でございます)…それが音楽や絵画といった芸術でございまして、これらを奏でたり描いたりその他諸々のことをしたりすることによって発動する力によってその敵と戦うことができる、というわけでございます。
そして、それら芸術は全てその敵と戦うための力とされているそうで、一般で公開したりすることはできない模様…物語の舞台はそれらの力を持った生徒を主に集めた(普通の運動部や帰宅部も存在いたしますのでそれが全て、というわけではないっぽい…)星立オーバル学園という学校になります。
異生物襲来時、既存の軍が対処できない場合はオーバル学園に全権が委ねられ、部単位でそれと対峙することになる、というわけでございます。

物語の主人公は、その学園の吹奏楽部に所属する桃雲桜さんという女の子…明るく少し天然でおバカな気配のする子でございまして、楽器は何も演奏できないながら指揮者として頑張っております。
物語の主要キャラは皆さん吹奏楽部のかたがたとなりまして、演奏の力で異生物と対抗しているわけでございます…でも、それの襲来がない際はあくまで普通の部活といった雰囲気を感じることができます。
その様な桜さんのクラス、そして吹奏楽部に転入生がやってまいります…それが淡島・YY・ひまわりさんというクールで無表情で中性的な外見をした少女(?)でございます。
彼女は声楽として吹奏楽部へ入りましたけれど、その歌声はかなりの破壊力を持っているながら作中の描写ではそれが異生物を呼び込んでいる様にも見えたり、謎が多い…いえ、謎が多いのは彼女の存在自体でございまして、彼女は撃破された異生物の中から発見され、しかもどうも女性にはない器官を持っている様子で、そもそも女性ではないのかもしれません。
…ちなみに、この世界はどうも男性は絶滅しているらしく女性しか存在しない、という以前読んでおります『恋愛遺伝子XX』の様な世界となっております。

お話のほうは、ということで異生物と戦う皆さんのお話でございます。
戦いのシーン以外は普通の学園ものの雰囲気が漂っていて明るい作品でございまして、また登場人物もやや多めでございますのであえて紹介はいたしませんでしたけれど皆さんよろしい感じで…特にライバル関係なツンデレお嬢さまと大和撫子なお二人が非常によろしく感じられます。
その様な中、ひまわりさんがやってくるのでございますけれど、中盤以降の彼女に関する展開が個人的には何といいますか…まだまだどうなるか解らないのでございますけれど、桜さんの反応などを見ていると、やはり残念と思わざるを得ないのでございました(特に終盤のあの描写の連続にはげんなり…)
それを見ていると、設定は『恋愛遺伝子XX』あたりに通じるものながら、あまり過度の期待をしてはいけない作品なのかな…と感じてしまいますかも?

イラストはなかなかよろしゅうございます。
百合的には、その様な設定の作品なのでございますから普通にあるはずなのでございますけれど、ひまわりさんの設定のためにそう感じられない様にもなっております。
ということで、こちらは今後の展開次第、といった作品…あまり期待はせずに見守ってみましょう。
…と、こちらの作品も以前読んでおります『悪魔のリドル』などと同様、原作のかたも漫画家らしいもののあえて作画が別のかたになっている作品、となる模様でございます。


とっても大好きでお会いできない日々が長く続いておりますけれどご無事でいらっしゃいますこととまたいずれはお会いできます日がきてくださいますことをお祈りしておりますあのかたもお好きなシリーズたち、『サモンナイト』は先日『4』が終わったということで、引き続きナンバリング順に進むことになりまして『5』へ移行いたします。
こちらは同じPSPの作品でもその『4』や以前しております『3』の様なリメイクではなく純粋な新作、ということになります。
…そのPSP版『3』『4』にはインストールデータはございませんでしたけれど、今回はございましたのでまずはそれをインストールしておきます。

はじめからはじめてみますと、PSP版『3』『4』同様に難易度が選択できますので、ここは普通を選んでおきます…過去作も普通を選んで何とかなっておりますので、きっと大丈夫なはずでございます。
その『3』『4』のセーブデータがございますと特典が得られますけれど、どちらもパーティ能力のお弁当だけっぽい…『3』のデータに対する『4』の特典がすごすぎましたので、これはかなり拍子抜けでございます?(でも以前しております『Fate/EXTRA』のデータに対する以前しております『CCC』の特典(スクール水着だけ…)を思うとこのくらいのものなのかもしれません)
主人公は男女から選択できもちろん女性を選びますけれど、お名前は残念ながら変更できずアルカ、で固定でございます…過去作は全て変更できましたのでこれは非常に残念で、しかも名前が変えられえない割に主人公さんに声がないのは相変わらずでございまして、名前固定ならもう声もつけていいと思うのでございますが…。

主人公を選択いたしますと軽く世界の成り立ちが語られますけれど、説明書の補完によりますとどうやらリィンバウムはエルゴの庇護を離れ、異世界との間にあった結界も全て取り払ったといいます。
少なくとも『4』までの間にはそうした流れは全くございませんでしたから、どうしてそうなったのかは全くの不明…どうもこの『5』は『4』の数百年後のお話とのことでございますから、その長い間に何かあったのでしょうけれど、いきなり過去作の流れ全てを断ち切る様な展開はどうなのかと…。
…数百年後、となると過去作との繋がりは薄れそうにも感じますけれど、でも数百年程度では寿命のこない登場人物もいそうでございますし、また町などは数百年程度で消滅することもないと思いますから、きっとどこかで何らかのつながりは感じさせてくださる、とそこはひそかに期待しておきましょうか。

お話は第0話から…以前しております無印と以前しております『2』にはございました第0話が復活いたしました(何)
その第0話は主人公のアルカさんがまだ子供なときのお話…何やら一緒の村に暮らす友人の男の子が森に迷い込んでしまったらしく、久しぶりに村へ帰ってきたその子の兄で召喚師なエルストさんというかたを連れて森へ探索にきておりました。
その子は無事に発見されるのでございますけれど、同時に謎の生物も現れ、エルストさんが響友と呼ばれる異世界の友人とともにそれを食い止めている間に二人で逃げることになりました。
けれど、逃げる途中でその少年ともはぐれてしまい、アルカさんは謎の沼地(?)に落ちてしまいます…後の話ではそこは異世界へ通じる門だったっぽく、謎の生物もそこから現れた模様でございます(少年が何か儀式をして失敗した気配が見られますが…?)

沼地の中でたすけを求めるアルカさんに応える声があり…アルカさんはそれにお礼をしようと自分の持っている4つのアイテムから何か1つを渡すことになりますけれど、どうやらこの選択肢が無印でいうところの召喚師さんや『2』の護衛獣に『3』の生徒、『4』の竜の子に相当する響友の選択となる模様でございます。
唯一無二のずっと一緒にいられる関係だといいます響友は男女2人ずつ、合計4人の中から選択できまして、説明書の説明を読む限りサプレスの子もメイトルパな子もどちらもかわいい感じでよろしく非常に迷いましたものの、今回は直感でサプレスな子を選んでみました(無印のエルカさんやモナティさん、『2』のユエルさんに『3』のマルルゥさん、そして『4』のミルリーフさんと続くメイトルパのかわいい女の子の系譜を繋げておきたい気もしたのでございますけれども…/何)
すると小さな天使がアルカさんをたすけてくださったのですけれど、彼女は自分の名前も何も覚えていない様子で、アルカさんが絵本の登場人物からスピネル、と名づけます。

スピネルさんのおかげでたすかったアルカさんは元の世界へ戻ってくることができ、スピネルさんもアルカさんに非常に懐いており、二人はずっと一緒にいたいと願います。
その様なお二人を見つけたエルストさん、お二人がすでに響友の関係になっていることを知り、一緒にいるには召喚師の学校へ通って召喚師にならなければならないとおっしゃり、その手続きを取ってくださることになりました。
ちなみに、行方不明になった少年についてアルカさんがたずねると、エルストさんは何だか目をそらした様子でもう気にしなくていいと、今回の件もあり遠くへ引っ越した(アルカさんが沼地に落ちてからすでに3日たっていたり…)、なんておっしゃられましたけれど、何だか誤魔化している様にしか見えなくって、その態度を素直に受け取ると死んでしまったかあるいはあの異生物を呼び込んだかしたために追放されたかのどちらかと考えるのが自然っぽいながら真相は解らず、すっきりしない…。
…これで第0話、パートナーとの出会いを描いたいわゆる過去の回想編は終わりなわけでございますけれど、流れるBGMに『3』のものがございましたりして…?

昨日はちょっと短いながらここまで…まだ主人公さんが幼少の頃のお話かつ戦闘なども一切ない第0話のことでございましたので、これで『5』がどうなのかは全く解りません。
ただ、立ち絵の雰囲気が過去作とは少し変わっており、常に動いているというか、ちょっとアニメーション気味になっているみたいです?
そのくらいの変化でございましたらまだよろしいのでございますけれど、説明書を見ると戦闘の画面に不安しか覚えない…まぁ、これは実際に戦闘を経験した際に触れることにいたしましょう…。
それはともかくといたしまして、昨日の総評といたしまして…幼い頃のアルカさんとスピネルさんはかわいい、これだけはいえると思います(何)
…そう、主人公さんの第一印象はかなりよい…それだけに、お名前の変更ができないのが非常に残念…。


一方の『その花』は引き続き『リリ・プラチナム』の続き…雫さんの周辺で最近よく「リリ・プラチナム」なる謎の単語が耳に入る様になり、その意味の解らない雫さんはそれをとても気にされてしまいます。
エリスさんにたずねても何も知らないご様子だったのでございますけれど、その後その話題をするかたがたのお話をよく聞いてみると、どうもエリスさんに関することのご様子…。
最終的にはエリスさんが他の子にたずねてくださったのですけれど、それはエリスさんご自身のことを指す言葉であると同時にエリスさんのファンクラブのお名前でもあったのでございます。
それを知った雫さんは少しやきもちの様なものをやいてしまわれ不機嫌になるのでございますけれど、エリスさんが愛の言葉をささやいて機嫌をよくします…と、その愛の言葉が止まらないために恥ずかしくなって逃げ回ることになってしまいましたりして、その様なお二人のことを周囲の皆さんが微笑ましげに見守るのでございました。

リリ・プラチナムの名の由来はエリスさんの好きな花の睡蓮の英名であるウォーターリリーと彼女の一番の特徴である髪を白銀に見立ててそれを組み合わせたもののご様子…皆さんはエリスさんのことを「リリ様」と呼ぶ様になっておりました。
放課後、帰りが少し遅くなりましたので家のかたに迎えにきてもらうことにした雫さん、迎えがくるまでの間、そういったお話もございましたのでエリスさんと一緒に花の図鑑を見て過ごすことにされました。
そこで雫さんの好きな花のお話になりまして、それがすでに亡くなられた雫さんの祖母の誕生花ということで祖母のことを思い出して少し切なくなる雫さん…その様な彼女のことをエリスさんがやさしくなぐさめて差し上げまして、そのままあつい口づけを交わしたりされるのでございました。

昨日はそこまででございまして、ゲームのタイトルにもなっておりますリリ・プラチナムという単語の由来が明らかになるお話でございました…そういえば以前しております『白雪の騎士』でも謎の単語について調査をするお話、がございましたっけ。
けれど、そのお話…黒髪会なる組織について調べる玲緒さんは結局答えにたどり着けなかったわけでございますけれども(何)
ともあれ、やっぱり雫さんとエリスさんはどちらもとっても素敵なかたで、引き続きお二人のその素敵さを楽しんでいきたいものでございます。

2014年02月21日

インフェルノガール

先日読みましたコミックの感想です。
短編集です
□インフェルノガール
■黒霧操さま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.4)
 ○内容評価:★★★★☆(4.0)
 ○百合度評価:★★★★☆(4.2)
 ○総合評価:★★★★☆(3.9)

こちらは過日いくつかのコミックとともに購入をいたしましたものとなりまして、百合が確実な作品ということで購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなっております百合姫コミックスとなります。
作者のかたは以前読んでおります『マテリアルキャンディ』などと同じかたとなります。

内容としましては5+αの短編を収録いたしました短編集となっております。
こちらに収録の短編たちは(アイドルものもございますけれど)基本的には全て学生さんのお話、という百合の王道路線な作品たちとなるでしょうか…中には中学生のお話もございましたけれど、そのあたりは気にしない方向で?(何)
お話たちは全て1話完結の読み切りでございまして、お話間の繋がりもない独立したものとなっております。
お話の傾向はいかがでございましょうか、お話によって全然雰囲気が違うとは思いますけれど、結構腹黒いお話が目に付きましたような印象を受けましたりも…?

収録作品たち、『ガトー・ド・フェレノワール』はフランスから住み込みでチョコレート修行にやってきた女の子とその家の姉妹のお話で、バレンタインのお話…姉がその女の子のことを好きなのでございますけれどなかなか素直になれず、でも妹さんの(強引な)後押しのおかげで何とか、といったご様子の、こちらは明るめの楽しいお話でございます。
『G.G.P』は「ガールズ・ガード・プロジェクト」の略称(なのはどうでもよろしく)で、彼氏持ちの友人のことが好きな女の子のお話なのでございますけれど、こちらはその主人公の子に少し腹黒さを感じますかも…そして何となく以前観ております『ラブライブ!』のにこさんに印象が重なる…(何)
『人型プラスティック』は周囲に隠してお付き合いをしているお二人の女の子のお話なのでございますけれど、こちらはやや暗めのお話…自分に嫌悪感をあらわにしてくる人もいたりするのでございますけれど、そこから救い出してくれるのはやはり好きなかたでございまして…?
『プリズムエモーショナル』は売れないアイドルユニットに所属する女の子と売れっ子アイドルさんのお話…こちらは主人公の子がアイドルとして悩んで成長するお話でもございますけれど、売れっ子なかたとの関係もよろしい感じでございます。
『ロボトミーと壊れた果実』はつらい目にあった女の子とその子を守る女の子のお話なのでございますけれど、でも実は…という、これは相当に腹黒いお話でございます(でも嫌いじゃない…/何)
最後には描きおろしとして『ガトー・ド・フェレノワール 〜チェリーのホワイトデー〜』がございまして、こちらはタイトルどおり最初の作品の後日談、ホワイトデーを描いたお話となっております。

イラストは悪くございません。
百合的にはどのお話もよいものとなっていたのではないかなと思います。
ということで、こちらはタイトルどおり(?)少しの地獄を感じることもある腹黒さなどもございますけれど、悪くない短編集でございましたかと…この作者さま、何気にこれで百合姫コミックスな短編集4冊めとなり、百合姫コミックスの中ではかなり出ているほうになってきているのではないでしょうか。


とっても大好きで長くお会いできない日々が続いておりますけれどもどうかごぶじでいらっしゃいますことを心から願ってやみませんあのかたもお好きなシリーズ、『その花』は『あまとろちゅ』のセカンドシリーズや『夢のような日々』も聴きましたので、その次…『リリ・プラチナム』へ移行いたします。
こちらは雫さんとエリスさんのセカンドシリーズとなりまして、また以降のゲーム作品が同人ではなくなりましたので、現状、そしておそらくこれからも同人ゲームとしてはシリーズ最後の作品になるのではないかと思われます?

お話は放課後、雫さんが教室で書道をされるところからはじまりますけれど、エリスさんの声援で集中が切れてしまって少しお怒りモード…怒りすぎたためにエリスさんがいつになくしゅんとしてしまいます。
それを見た雫さんは心配になったりして、いつもは素直になれずに言えない言葉を口にしたりするのでございますけれど、もちろん元気がないというのはエリスさんのお芝居でございまして、してやられてしまったわけでございました。

その様なことがありながらもお家へ帰る雫さんでございますけれど、家についてふと気づくとなぜかエリスさんがついてきておりました…電車に乗ってきたりしたはずでございますのにここへくるまで気づかない、というのもなかなかすごいことの様な気がしてしまいます?
どうしてエリスさんがここにいるのかというと、雫さんの父親から今日は自分がいないので泊まっていってほしい、とメールで言われたからとのこと…まさかエリスさんと父親がメールでやり取りをしていたなんて、その事実に驚いてしまう雫さんなのでございました。
エリスさんはもうすっかり雫さんの家に慣れたご様子で一緒に雫さんのお部屋へ向かいまして、そこで雫さんは着替えをしようとしますものの、エリスさんの視線が気になる…出て行ってもらう様に頼みますけれどもちろん拒否されまして、後学のために着物の着付けのお手伝いをしたい、とお願いされます。
おかしなことをしたりしない、という約束の下にそれを許可する雫さんでございましたけれど、もちろんエリスさんがその様な約束を守るはずはなく…?

その後はお食事をいたしますけれど、お手伝いさんがずいぶん張り切ったご様子でたくさんお料理を出したもので雫さんは全てを食べきれず、エリスさんが代わりにそちらを食べたご様子…それで少し食べすぎたご様子でございましたので、その様なエリスさんを残して雫さんは一人でお風呂へ入ることにいたしました。
お食事前のことを思い出したりして少し悶々としてしまったりする雫さんでございますけれど、お風呂から出ようとしたときにちょうどエリスさんが、もちろん一糸まとわぬ姿で入ってきてどきどき…引き止められてしまいますけれど、ちょっと色々限界でございましたので何とかその場は後にできました。
けれど、お風呂から上がってきたエリスさんは何も着ていない…どうも彼女は普段から家ではそうらしく、つまり以前しております『天使のあこがれ』の千秋さんと同類、というわけでございます。
何とか服を着てもらおうとする雫さんでございますけれど、エリスさんは言うことをきいてくれず、そうした彼女に我慢がきかなくなってしまい…?
ということでいよいよ雫さんとエリスさんという素晴らしすぎるカップリングのセカンドシリーズに突入し、昨日はお泊りの一日のご様子でしたわけでございますけれど、やはりこのお二人はとってもよろしゅうございます…続きも楽しんでまいりましょう。


一方の『サモンナイト』のほうでございますけれど、『5』をすることに決めたわけでございますけれど、でも昨日はちょっとやる気が起こらずに何もしないままに終わりました…。
ただ、先日『4』のほうをクリアしたということで、以前購入をいたしましたその『4』のサントラを解禁いたしました。
いえ、クリアする前に聴いてしまうとまだゲーム中で流れていない曲まで聴いてしまうことになってしまいますから微妙なことになるかな、ということで今まで封印していたわけでございます。

この『4』について、曲のほうは過去作同様にとってもよい感じで、特に以前しております『3』の最大の不満点でございました戦闘時のBGMのバリエーションのなさ、という点を解消してくださっておりますのでなおさらよろしいものでございます。
ですのでこのサントラも曲自体はもちろんとてもよろしい感じで、さらに以前購入をしております過去3作のサントラと違いオープニング及びエンディング曲もきちんとフルバージョンで収録してくださっているのが嬉しいところでございます(その過去作サントラにはそもそもボーカル曲は収録されておらず、おかげで同時に『光の都』を購入することに…)
ただ、過去作で使用されていた曲が再録されていないのは仕方ないといたしましても、無限界廊最下層…白夜を継ぐ者たちとの戦闘時のBGMが収録されていなかったのはどうしてなのか少し気になりますかも?(もしかしてあれは『エクステーゼ』の曲でしたりしたのか…でもゲーム中のギャラリーでは普通の場所にありましたし、グルメじいさんのイベントでも流れましたし…?)

あと、以前購入をしております、以前しております『第2次α』のサントラ同様に曲が1ループで終わってしまうのは、やはりさみしい…いえ、『αU』のサントラは1ループしないうちに終わってしまうものもあったりしてかなり残念な仕様でございましたから、それよりはましなのでございますけれど…。
もっとも、それは全曲をCD1枚に収めようとしたため、なのでございましょう…CD自体は70分超と長いものになっておりますけれど、無理せず2枚に分けて2ループくらいしてくださればよろしかったのに…(過去3作の曲を収録したサントラは4枚組…)

ともあれ、いつまでも『4』の余韻に浸っているわけにもいきませんし、何とか今日は『5』をはじめてみようと思います…?


…と、何やら以前観ております『ガールズ&パンツァー』のOVAが予約できる様になっておりましたのでさっそくしておきました…7月25日発売予定みたいです?
アニメDVDはいつも虎穴通販で予約をしているのでございますけれど、こちらは1本のみになりますし、それに先に目がついてしまったメロンブックス通販のほうで予約をしてしまいましたり…別によろしいです、よね?

2014年02月20日

サモンナイト4

先日クリアいたしましたゲームの感想です。
リメイク版です
□サモンナイト4
 ○イラスト評価:★★★★☆(4.3)
 ○グラフィック評価:★★★★☆(4.0)
 ○システム評価:★★★★★(4.8)
 ○内容評価:★★★★★(4.9+)
 ○音楽評価:★★★★★(5.0)
 ○声優評価:★★★★★(4.5)
 ○難易度:★☆☆☆☆(1.4)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.2)
 ○付加要素(おまけなど):★★★☆☆(2.5)
 ○総合評価:★★★★★(4.5)

こちらは過日届きましたものとなりまして、とっても大好きで長くお会いできない日が続いてしまっておりますけれどもご無事でいらっしゃいますことを心からお祈りしておりますあのかたのお好きなシリーズということで改めて一連の作品を進めてみようと思い立ったものとなります。
機種はPSPとなりますけれど、これはリメイク版…オリジナルはPS2となります。

内容としましては、若くして宿屋を経営している少女(または少年)がひょんなことから竜の子を拾い、そのために波乱に巻き込まれていくお話、となるでしょうか。
こちらはナンバリングタイトルが現在のところ『5』まで出ておりまして、上で触れました理由によりその一連のものを現在進めておりまして以前に無印、以前に『2』を改めてクリアし、以前には今作同様にリメイク版となる『3』をクリアしているものとなります。
その他以前『2』をしております『クラフトソード物語』など派生作品も結構ございまして、いずれも物語の舞台は同じとなるはず、でございます(『クラフトソード物語』以外の派生作品をしておりませんので断言はできませんけれども)
ジャンルは今まで同様にシミュレーションRPGでございます。
この『4』は『3』同様にオリジナル版はPS2となりまして、私の場合そのオリジナル版『4』は購入はいたしましたもののなぜか手をつけないままに終わってしまっておりました…そして『3』同様にこのPSP版は良リメイクなご様子でございましたので、この機会に思い切ってしてみたわけでございます。

物語の舞台は帝国と呼ばれる、『3』の主人公さんたちの出身地となる国の外れのほうにあるトレイユという宿場町とその周辺…無印におけるサイジェントとその周辺、といった感じでございます(聖王都ゼラムや港町ファナン、さらに三砦都市トライドラや崖城都市デグレアまであった『2』は今思うと相当範囲が広いです?)
時間軸といたしましては『2』の数年後…少なくとも無印のラミちゃんフィズちゃんアルバくんが15歳程度になったり『2』のユエルさんが大人びたり『3』のスバルくんがカイルさんの様になったりする程度には時が流れており、無印から『4』までのナンバリング作品では一番未来を描いたものとなっております(スバルくんとパナシェくんの成長速度はちょっと納得できないかも…いえ、あの島にいると成長が緩やかになるという設定があり、そのため『3』の主人公さんなどは実際の時の流れの割には年齢が進んでいない、と『3』番外編でベルフラウさんが語っておりましたから)
体感的に感じる時間の流れといたしましては『3』>>>>無印>『2』>『クラフトソード物語(1・2)』=『3(番外編)』>>>『4』といったところではないかなと思われます?
これまでのナンバリング作品全ての未来を描いた作品ということで、それら過去作の話題が聞くことができましたり物語に絡んでまいりましたり(終盤に『3』の抜剣者が町に結界を張る、とか…)、あるいは過去作の登場人物が成長した姿で出てきたりいたしますので、過去作をしている身としましては感慨深くなるわけでございます…というより、この『4』という作品の一番の楽しいところはその過去作との繋がりを見るところなのでは、と個人的には感じております。
ですので過去作をしていないとこの作品の魅力は十分には感じることができないのではないかな、というのが個人的な印象…ストーリー自体は『2』のほうがずっと上、と感じましたから。
…と、説明が何だか『3』の感想と同じとなりましたけれど、このあたりは『3』同様にそう感じますので仕方のないところ…ストーリーは『2』が完璧すぎて越えようがないでしょうし、それに今作は『3』以上に過去作の魅力に頼っているところが感じられますので、『3』以上に過去作をしていなければ十分な魅力を感じることができないのでは、と思えます(逆にいえば、過去作をしていればかなり楽しいのではないのかな、というところ…?)

主人公さんは上で触れましたとおり若くして宿屋を経営する、料理上手なかた…14、5歳でしたかと思いますし、この時点では歴代最年少の主人公さんになるのではないでしょうか。
もちろん過去作同様に男女から選択でき、さらにお名前と攻撃タイプを物理攻撃タイプか召喚術タイプかも選択可能でございますけれど、得意とする召喚術の属性は獣属性固定でございます。
これは後に明らかになる主人公さんの出自を見ると仕方ないと思われますけれど、今作では獣属性を得意とするキャラが多いのでこれは残念な仕様でございます…なお、『3』同様に別に1つの属性を自由に最大Bランクまで上げることは可能でございます。
この様に今回の主人公さんが複数の属性を操れる根拠、無印は誓約者(地球人のため、な気も?)、『2』は純粋に実力、『3』は剣の力でしたわけで、今作はどうししてでございましょう、響界種なのは関係ないと思われますから地球人の血を引いているからか、あるいは実力か…でも超律者以上の実力を持っているとは思えないので、やはり地球人の血によるもの…?(ちなみに最後まで明示はされないものの、あらゆる証拠から主人公さんの父親は無印のアサミーナさ…誓約者、『2』のレナードさん、『3』のゲンジさんに続く地球出身者でございます)
私はもちろん女の子にいたしまして、明るく元気で活発な女の子ということでお名前はすみれとし、過去作に倣い攻撃タイプは召喚術タイプといたしました…今作は主人公さんを含む召喚師タイプのキャラは(ピアさんを除き)全員マジックアタック持ちでございますので、召喚術タイプとしても普通以上に物理攻撃もこなせます。
この主人公さんは年齢や性格もあり、『2』の主人公さんにイメージが重なるところがあるでしょうか…無印や『3』の主人公さんが素敵過ぎるためにそのお二人に較べるとやや魅力は劣りますけれど、でも十分によいキャラでございます。
その主人公さんのパートナー…無印の召喚師さん、『2』の護衛獣、『3』の生徒さんに相当するキャラといたしまして竜の子がおりまして、女の子か男の子か性別不明かの3人から選択可能でございます…最後の一人はどうも本当に性別不明みたいです?
私の場合はもちろん女の子なミルリーフさんを選択…甘えん坊のかわいい女の子でございます。
…響界種といえば、今思うと『3』のオウキーニさんの子供もそうなる、のでございますか…(何)

お話のほうは、ひょんなことからそのミルリーフさんを拾い、彼女の母親代わりになることになった主人公のすみれさんがミルリーフさんを狙う勢力と対立し彼女を守って戦っていく、というもの…基本的にトレイユの町周辺でのできごと、ということになっていきます。
今回の敵も無印から続く無色の派閥の一派なのでございますけれど、無印でオルドレイク氏は滅亡しておりますので今回は別の幹部、ギアンさん(彼について、印象がバノッサさんには及ばないものの結構印象が好転いたしましたので呼称変更…/何)が率いる、無色の派閥とは別にある目的のために動く軍団を相手にすることになります。
そのギアンさんの立ち位置は完全に無印のバノッサさんと同一でございまして、暴走の末に彼が最後の敵になる、というのもまた同様…ただし、バノッサさんはオルドレイク氏の手によってあの様なことになったのに対し、ギアンさんはあくまで自分自身で力を手にしようとした結果、ということになりますけれど…。
過去作のキャラも登場するのでございますけれど、実は物語本編に直接深く関わってくるのはアルバくんくらいでございまして、その他のキャラは外伝で登場する程度でございましたり、あるいは薬を買い続けないと仲間にならなかったりと、よく見るとそれほど扱いがよくなかったりも…ファンサービス以上のものではない、ということになります。

そうした物語の進行は日々の日誌で書いてきておりますので、ここでは昨日あったことのみを…最後の戦いは堕竜となったギアンさんでございまして、過去作の最後の敵の例に漏れずかなり異形かつ巨大な姿になってしまっております。
HPも過去作の例に漏れず999、そしてこれは機械魔メルギトス同様にいくつか変な触手があり、それを攻撃すると相手が弱っていく雰囲気…ただ、これは攻撃しなくってもダメージは与えられるみたいです?(メルギトスはこれを消滅させないとダメージが通らなかった…)
敵の攻撃はランダムに降り注ぐ光を受けてしまうと200程度のダメージを受けてしまって痛い…と思いましたら、それはどうやら最大HPに応じた割合ダメージ攻撃の模様でございました。
竜の姿をした本体の手前に謎の光の玉があり、それを攻撃していくわけでございますけれど、それを撃破いたしますと奥への道が開け、竜の本体へ攻撃をすることになっていきます…この本体のHPは???となっており、体感的には3,000〜4,000程度はある様子で、このシリーズはじまって以来の高いHPとなっております。
正直、999ではすぐに倒せてしまうので、敵の強大感を出すにはこのくらいでちょうどいいのかな、とも思えます。
本体は周囲に発生させた魔獣を捕食して回復、なんてことをしたりもしてまいりまして、割合ダメージ攻撃の他に広範囲にわたる攻撃を仕掛けてきたりもいたしまして、割合ダメージやHPの高さを思うとシリーズでは一番強い最後の敵かも、と感じます?
…ただ、こちらのレベルは99なため、あっさり倒せてしまうのでございますけれども。

戦い終わり、ギアンさんは肉体は失ってしまったものの正気に戻り、そしてさらに今までの過ちから目を覚ました模様…ここは正気を戻すことなく消滅していったバノッサさんとは違いますけれど、正気を戻し、また真人間になっても消滅する運命は変わりませんのでこのほうがかえって切なく悲しいともいえるでしょう。
今までの過ちに気づき、そして自分が本当に望んでいたものは結局のところエニシアさんと同じ、彼女や皆さんとの穏やかな日常だったということに気づいたギアンさんはエニシアさんや皆さんに謝り、そして消えていってしまいまして、エニシアさんはそれを涙で見送る…。
悲しいことにはなってしまいましたけれど、でもこれは彼自身が言ったとおり自業自得の結果でもあり、まずはめでたしめでたしといって差し支えはない…のでございますけれど、今までの騒動から帝国軍が進発しておりまして、しかもラウスブルグを敵だとみなしているといいます。
それはエニシアさん、そして至竜のミルリーフさんの力で隠すことができるのでございますけれど、ここでミルリーフさんはエニシアさんやギアンさん、そしてこの城に希望を託した人々の望み…つまりメイトルパ行きを決行するとおっしゃいます。
これはかつてセイロンさんが全リィンバウムの同じことを望む者全員にそれをすることはできない、ということで却下したものなのでございますけれど、でもミルリーフさんは目の前の困っている人を見捨てておくことはできない、ということでそれを決めたのでございました。
ただ、竜の力はともかく、妖精の力はエニシアさんでは足りない…ということで、同じく妖精との響界種なすみれさんが力を貸すことになり、リシェルさんたちにまた戻ってくると約束をして旅立つのでございました。

ここでエンディングが流れ、その後にエピローグ…ミュランスの星にて大々的に紹介されたことにより宿屋は大繁盛、すみれさんやリシェルさんが忙しそうに働いておりますけれど、その中にミルリーフさんの姿もございました。
ミルリーフさんはラウスブルグにとどまらず、すみれさんと一緒に過ごすことを選んだご様子…御使いやエニシアさんたちがどうされたのかは明示されておりませんけれど、ひとまずラウスブルグに守護竜が常駐していなくっても大丈夫、と判断されたのでございましょうか。
すみれさんの父親がすみれさんに一目会うこともなく旅立ってしまう姿も描かれており、どうも妹のエリカさんの病気をまだ何とかできていないから会うわけにはいかない、ということらしいのですけれど、先のお話でエリカさんは普通に元気な姿を見せておりましたし、テイラーさんの言うとおり一目でも会っていくのが筋の様な気もするのでございますが…どうもこの人物に関しては不信感が最後までぬぐえなかったでしょうか(ギアンさんの印象がかなり好転した現状、『4』で一番印象のよくないのはこの人物、と言わざるを得ないかも…クラウレ氏以下でございましょう)
ともあれ、最後はすみれさんとミルリーフさんが二人でのんびりする姿が描かれお話は終わりを迎えました。

これにて、今作はミルリーフさんルートにて無事終了…『3』同様にいくつかのパーティスキルやおまけイラストなど開示されましたけれど、『3』にございました番外編は開示されませんでした。
『2』ではアメルさんorネスティさんルートをクリアしなければ番外編は開示されないそうでございますけれど、パートナーであるミルリーフさんルートをクリアして開示されないということはないでしょうし(『3』はベルフラウさんルートでクリア後開示…)、これは今作については番外編はなさそう…過去作のキャラがあれだけ登場したのでございますからひそかに何かあるのかと期待していたのでございますけれど、これはがっくりきてしまいました…。

番外編はございませんでしたけれど、過去作同様に2周めを行おうという際には色々引継ぎはできるご様子でございます。
引継ぎといえば、PSP版『3』のセーブデータがございますと、以前しております『七竜2020』のセーブデータに対する以前しております『七竜2020-2』や以前しております『Fate/EXTRA』のセーブデータに対する以前しております『Fate/EXTRA CCC』の様にゲーム開始時に特典が得られるのでございますけれど、それが何と『3』に登場した全召喚獣をとなっております。
これはちょっとやりすぎとも思えてしまうほど豪華な特典でございまして、これがあればゲーム開始時から召喚ランクさえあればあらゆる召喚術を行使できるわけで、この特典の有無で難易度が相当変わるかと思います。

その様な今作の印象でございますけれど、ストーリー面では大筋では『2』には及びませんけれど『3』と較べますと同等かそれ以上によいお話でした、といえるのではないかなと思えます…『2』のユエルさんイベントに匹敵する(キャラクター死亡によるものではない)泣けるイベントなポムニットさんイベントがあったのが非常に大きいところでございます。
もちろん、『3』同様にキャラクターの魅力と過去作との繋がりにより過去作同様の面白さを保っている、という印象を受けるのも事実なわけでございますけれど…それは『2』という完璧すぎる作品と比較をしてしまう以上、仕方ないかなとも思えます。
最後の敵が『3』の様なちょっとどうかと思える様な存在でなかったのも個人的にはよろしゅうございました…まぁ、バノッサさんと重なりすぎる面があるわけではございますけれども…。

キャラクターの魅力については、以前のアサミーナさんとかなさまの放送でも触れましたので(ただ最後までやってみた結果、これに少なからぬ変動があったかも…そもそもミュランスさんを忘れておりますし、ギアンさんも入るでしょうし)改めて触れることはやめておきますけれど、やはり過去作同様に男女問わず非常によいものでございましたかと思います…ユヅキさんやピアさんといった、『エクステーゼ』なる作品のキャラが気になってしまった、なんていうこともございましたけれども(何)
特に敵キャラについてはこれまでで一番魅力的なかたが揃っていたのではないでしょうか…無印はバノッサさんとカノンさんにマーン3兄弟は確かにそれぞれによろしゅうございましたけれど、『2』はルヴァイドさんとイオスさん、『3』はアズリアさんとギャレオさんといった仲間になるかたを除くといずれもやや微妙な面々(特に『2』って悪魔しかいない…)になるのに対し、今作はエニシアさんを敵扱いするのは逡巡してしまいますけれどともかくゲック教授と彼の子供たち、レンドラー将軍、カサスさんはいずれも大好きでございますし、ギアンさんも最終的には結構好きでございましたから(クラウレ氏は…裏切り者、ですよね…?/何)
パーティメンバーにつきましては、過去の例同様に今回も女性キャラonlyで進みましたけれど、今回は今作のストーリーで登場しました過去作のキャラ及び白夜を継ぐ者たちの分身の使用を開放いたしましたので、最終的にはリビエルさんやアロエリさんは出番を奪われることに…最終パーティはすみれさん、ミルリーフさん、リシェルさん、ポムニットさん、ミントさん、そして分身からラミちゃん、ユエルさん、ユヅキさんでございます。

それだけ魅力的な敵キャラさんたち、結局誰も仲間にならなかった…ルヴァイドさんたちやアズリアさんたちという前例があったならば教授や将軍が仲間になってもおかしくなかったかと思うのでございますけれど…(グランバルドさん、は敵キャラというより機械兵士枠に感じられます)
そう、個人的にこの『4』について不満に感じられることの1つがこの仲間になるキャラについて、なのです…敵キャラもそうでございますけれど、過去作のキャラについてもあれだけ出しておいて、結局仲間になるのはアルバくんとアカネさんだけ…(しかもアカネさんはたくさん薬を買ってあげた挙句忘恩の徒と化すという扱いの悪さ…)
過去作のキャラについてはルヴァイドさんとイオスさんを除けば外伝というストーリーに関係しないところでしか登場せず(これ、外伝で登場させなかったら終盤にたすけにきてくださらないのでは、という疑惑が…)、完全なファンサービス扱いでそれ以上でもそれ以下でもなく、もちろんパーティメンバーに加わってはくださいません。
一応外伝を起こすとその後分身で登場して迎え入れることは可能ながら、その分身も(少なくとも1周めでは)無限界廊最下層クリアで得られます白夜を継ぐ者たち同様に有償、つまりブレイブポイントを消費してでしか得られない、という悲しい仕様となっております…。

その他、ストーリー面でも例えば主人公さんの父親は先代の守護竜の最期に関わっていたりとずいぶん色々やっているみたいなのに結局何も深く描かれないままに終わってしまったり、主人公さんが響界種だと解った際に特定の一人にそのことを告白するのでございますけれどその際に他のかたがたとは何もないままお話が進んでいったり、何だか描写不足が目立つ印象…もう少ししっかり描いてほしいと思ってしまいます(ギアンさん消滅後の展開も妙にあっさりしておりましたし…無印並です?)
個人的には、エニシアさんや教授たちのその後を見たかったのでございますけれど…。
今作のテーマとしてリィンバウムの人間と召喚獣の関係、というシリーズの根底を流れる重大な問題があったかと思いますけれど、それも最後は特には深く語られなかった印象も受けますし…えっ、今作のテーマは子供と父親の対立、でございますって?(すみれさん、リシェルさん、そしてギアンさん…結局和解できたのはリシェルさんだけ…)
ですので、実のところ内容評価の4.9+というのは結構甘い評価でしたりいたします…あくまで過去作全てをしているから、過去作のストーリーの積み重ねを重ね合わせた結果このくらいよい作品に感じられた、ということになりますので、これ単体でした場合は、もちろんそれでも十分いい作品ながら、でもどうでございましょうか…(『3』の4.9++よりも+が一つ減ったのは番外編がなかったから…)

イラスト、グラフィック、そしてシステムは『3』同様でございましょう…特にシステムは『3』と同時期のリメイクということもあり『3』と全く同じでございます(つまりサモンアシストのわずらわしさ以外は良好、というわけでございます)
内容のほうは、上でも触れました様に過去作をしていることを前提とすればかなり楽しめるのではないかなと思われ…?
音楽はとてもよろしゅうございまして、『3』で不満でございました戦闘時のBGMのバリエーションも十分ありよろしゅうございました…そしてこれは『3』と同じ曲なのでございますけれど、ギャラリーを開いた際に流れる曲がなかなかよい感じでございます。
声優さんについてはこのシリーズは毎回かなりよい感じかと思います。
難易度について、レベルは99まで上がります上にマジックアタック持ちなかたも多くなり、ミニゲームもガーデンパズルさえ何とかなればあとは簡単でございますから、全体的に『3』より簡単になっているのではないでしょうか(さすがに無印よりは難しいでしょうけれど)…ただし無限界廊最下層(白夜を継ぐ者たち)と最後の敵は過去作よりも強いのではないかとも思えます?
百合的には、これは残念ながら主人公を女の子にしてリシェルさんやポムニットさんルートを目指してもそうないものになるそう…私の場合はそれをあらかじめ教えていただいておりましたのでミルリーフさんルートへ進みまして、こちらは親子といった趣でございますけれどそれも『3』のベルフラウさんルートにおける教師と教え子といった関係と較べてもそう低いものではないでしょうし、なかなかよろしかったかと思います。
付加要素は前作同様にギャラリーや無限界廊があり、その他夜会話やエンディングもギャラリーに保存して見られる様になりました…ただ、番外編がないのが不満…。
ということでようやく『4』を終えることができましたけれど、こちらはこれまでのナンバリングの未来を描いているということで過去作との繋がりを随所に感じられ、過去作をしている身としましては嬉しいところ…ただ、ストーリー本編にあまり関わってはこず、外伝で終始するのはさみしくもございましたけれど…。
そうはいいましてもストーリー自体は『3』くらいにはよろしかったかと思いますし、十分楽しめるものでございました…番外編がないのが惜しまれます。
…あと何か忘れている様な…そうです、今作にはお店の評価が星の数で表記されていたのでございますけれど、これって結局エンディングなどには影響しなさそう、でございますよね…(以前しております『ヴィオラートのアトリエ』では影響しましたので頑張って星を集めましたのに…)

今後につきましては、昨日はお休みしてしまいました『その花』シリーズを引き続き進めつつ、すでに予約をしております『ラブライブ!』に備えてリズムゲームな『けいおん!』をして腕を鳴らしておこうかとも思ったのでございますけれど、ただ現状ではまだそれの発売まで間がある上にお金の関係でヴィータさんを迎えられる目途が立っておらず、ですので今の段階でリズムゲームに慣れても実際に『ラブライブ!』を手にする頃には腕が元に戻ってしまっている可能性もある、ということで引き続き『サモンナイト』のナンバリング順に進めていこうと思います。
ですので次は『5』となるわけでございますけれど、あのかたのお話をうかがったりする限りではこちら、かなり残念な作品になっているっぽい…ですので微妙にやる気が起こらず、かえって無印から『4』までの作品をもう1周したりしたい気持ちにもなってしまいますけれど、でも実際にどの様なものなのか見てみることも必要かなということで、まずは『5』をしてみることにいたします。
…ただ、その『5』があまりに残念すぎる作品でした場合は途中でリタイアしてしまうかも、しれませんけれども…?

2014年02月19日

誰もが願った、その場所へ

先日はこの様なものを購入してまいりました。
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数は少なめ…?
○インフェルノガール
○超次元ゲイム ネプテューヌ 〜めがみつうしん〜(4)
○少女政府 ベルガモット・ドミニオンズ(1〜3)
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…今回は全てコミックとなります。

『インフェルノガール』はおなじみとなっております百合姫コミックスということで購入をいたしましたものとなります。

『めがみつうしん』は過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります…なお、この作品はこの巻で最終巻となる模様でございます。

『少女政府』は何となくよさそうに感じられましたことから購入をいたしましたものとなります。

今回は数は少ないですけれど、やはり百合姫コミックスとなる『インフェルノガール』を優先して読みたいものでございます。
他の作品については、他に優先して読みたいものがなくなって気が向いたら、というくらいでよろしいかもしれません?


とっても大好きで長くお会いできなくってさみしく心配でございますけれどもどうかご無事でいらっしゃいますことをお祈りしておりますあのかたもお好きなシリーズたち、『サモンナイト』は『4』のほうの続き、イベントマークを選びますけれど、そうするとそのまま夜会話になってしまいました…第18話は戦闘のないままに終わるわけでございますけれど、過去作もこういう戦闘の発生しないお話ってございましたっけ。
夜会話は選択肢もなくミルリーフさんとなりまして、やはりこれで最後だと感じさせます…ミルリーフさんはやはり守護竜となって皆さんとお別れしなければならない、とおっしゃっていらして切ない…。

翌朝、ラウスブルグへ向かうために皆さんが集まり、ミルリーフさんが至竜としての力を解放しようといたしますけれど、そのとき上空より生物兵器化された無色の兵士たちが飛来してきてしまいます。
この兵士たち、ゲック教授がしていた召喚兵器の研究を応用したものとのことでございますけれど、以前しておりました『2』では調律者の一族が禁忌として行いまた悪魔王メルギトスが狙うほどの力であった召喚兵器をほぼ実用化してしまうとか、教授は恐ろしい…。
ともかくその兵士たちは町へも降下しており、その町は金の派閥の幹部たるリシェルさんの父親なテイラーさんが守りますけれど、でも皆さんも放っておけずに動揺してしまう…その様な中、教授やレンドラー将軍にカサスさんは皆さんを空へ行かせるために身を挺することを決意いたします。
そこへやってまいりましたのは、スバルくんやマルルゥさんにクノンさん、ユエルさん、それにラミちゃんフィズちゃん、さらにルヴァイドさんたち…過去にお会いしたかたがたがたすけにまいりました。
かつて魔王になってしまったバノッサさん(といってもラミちゃんフィズちゃんは戦っておりませんけれど)や機械魔メルギトス、それに暴走した何かと戦った皆さんならこの場を任せても安心なわけでございまして、大きな竜の姿になったミルリーフさんの背に乗って皆さんは空へ向かうのでございました。
…マーン三兄弟がたすけてくださった以前しております無印やケルマさんがたすけてくださった『2』といい、こういうかつて対立したかたがた(今回の場合は教授や将軍…)が力を貸してくださる展開、というものはよいものでございます…今回はさらにこれまでお会いしました過去作のかたがたまでやってきてくださったのでございますからなおさら盛り上がります。

こうして第18話は終わり、第19話…ラウスブルグではエニシアさんがギアン氏を説得しようとしておりますけれど、やはり彼女の言葉も通じない…。
その様な中主人公のすみれさんたちが乗り込んでまいりまして、彼と対峙しますことに…ギアン氏がやっていることの欺瞞を指摘して、そして彼ほど頭の良い人ならもうすでにおかしいことは解っているはずと説得をいたしますけれど、やはり彼はどうも末期のバノッサさんの様な状態になっておりまして、もうちょっと暴走状態で誰の言葉も聞く耳持たない様子になってしまっておりました。
彼の置かれた境遇などを思うと彼の気持ちを理解できる面もあるのでございますけれど、ともかくもうここは力ずくで止めるしかないわけで、彼との戦いに突入いたします。

ということでギアン氏との戦い…ブレイブクリア条件はターン制限とともにギアン氏を5人以上のサモンアシストで撃破とのことで、これは以前しております『3』のオルドレイク氏との戦いに通じます(もっとも、ギアン氏は『3』のキャラで例えるとオルドレイク氏というよりはイスラ氏の立ち位置の印象でございますけれど)
それ以外は特筆すべきことは特にない、かも…?

戦い終わり、けれどギアン氏は自分の目的のためにあきらめることはできないといいます。
そういえばギアン氏が何を望んで今までの行為をしてきたのか、聞いていない…ということでここで聞くことができますけれど、彼は自分や母親などを苦しめ自分だけメイトルパへ逃げていったという(どうやって帰ったの?)父親に復讐を果たす、それを願ってきたというのでございます。
そして同じく(?)父親に見捨てられた(?)すみれさんに同意を求めてきますけれど、彼女は今の話を聞いてかえってギアン氏に協力する気が全くなくなったとおっしゃいます…逆にいえば、それを聞くまではすみれさんはギアン氏の力になろうとしていた、ともいえます。
セクター先生もそうでございましたけれど、確かに復讐のことのみを考えて生きるのは悲しい…まして、ギアン氏のために泣いてくれているエニシアさんなどの気持ちを無視してその様なことをしているならなおさらでございます。
エニシアさんは今でもギアン氏や皆さんと一緒に幸せに暮らせたらもうそれだけでいいと思っており、彼をそう説得するのでございますけれど、もうことここに至っては引き下がれないギアン氏は半狂乱のままに至竜になろうとするのでございました。
…このあたりのギアン氏の姿はやはりバノッサさんと重なるでしょうか…バノッサさんにもカノンさんたちがいたにも関わらず引き下がれなくなっておりましたし…。

第19話はそこで終わりまして、そして迎えました最終話…まず地上の様子が見られまして、テイラーさんが追い込まれてしまうのでございますけれど、そこに現れて彼をたすけたのはケンタロウなる地球人な名を持つ男性…。
エリカなる少女や機械兵士などを伴って現れたその人物はつまりすみれさんの父親でございまして、そういえばこの人物とすみれさんも対立関係…先のギアン氏、それにリシェルさんを見るに、この『4』って妙に父と子が対立関係にある様な印象(そして全て子が一方的に嫌っているわけで…?)
エリカさんというのはすみれさんの妹なわけでございますけれど、普通に元気になっていらしてまずはよかった、というところでございましょうか…テイラーさんはすみれさんにはきついのにエリカさんにはやさしい…(エリカさんが母親似、というのが大きい様子でございますが…)
…やはりすみれさんの父親は地球人、しかも日本人でした模様で、そうなりますと主人公のお名前が「すみれ」でも何らおかしいところはなかった、ということになります(何)

一方、ラウスブルグではギアン氏が至竜…にはなれず、醜い姿をした堕竜になってしまわれました。
至竜はいくら資質があって儀式を行っても精神が強くなければなることはできないそうで…そうなると、ここまでもろい精神を見せ付けてきたギアン氏にはなれるわけがなかったのでございます。
この現実に直面したギアン氏はショックのあまり自我を失い暴れまわるだけの存在に…このままそうしてしまっていてはどうしようもなく、皆さんは彼を止めることになるのでございますけれど…?
…ということで、この展開はやはりバノッサさんとほぼ同じ、ということで悲しいものでございます…ギアン氏の場合は自ら望んで力を行使したわけでございますけれど、でも望んだとおりの結果にはならなかったわけでございますし…。

再び地上…ギアン氏は地上にも攻撃を加えておりまして、教授や将軍もなす術がない…。
そしてギアン氏の強力な一撃が町の中心部を撃とうとしたそのとき、町全体に強力な防御結界が張られそれを防ぎます。
何とマルルゥさんたちの仲間、そして抜剣者たるティアさ…『3』の主人公たる先生たちがたすけにやってきたというのでございます。
それならなおさら、万が一すみれさんたちがギアン氏を止められなかったとしても何とかなりそうなものでございます(さらにラミちゃんたちがいるということは誓約者もきそうでございますし、ユエルさんやルヴァイドさんたちがいるということは調律者(超律者?)もきそうでございますし、ティアさ…抜剣者たる先生同様に彼女たちがこの状況を放っておくとは思えませんから、やはりギアン氏はすみれさんたちの存在に関係なく追い込まれることになるしかなかったかと思われ…?)

そしてすみれさんたちはギアン氏と戦おうといたしますけれど、エニシアさんが自分も見ているだけでなく力になりたい、とおっしゃられます。
彼女の妖精としての力が皆さんのたすけになるご様子で、サポート専用として参戦をしてくださることになります。

戦いのほうは堕竜ギアンとのもの…ブレイブクリアがないのはともかくBGMがこれまでのギアン氏との戦いのものと同じなのが気にかかりますけれど、その堕竜ギアンのHPは魔王バノッサや機械魔メルギトスにディエルゴの例同様に999でございましたりと、これが最後の戦いになるはず、でございます。
昨日はそこで終わりまして、今日はいよいよ最後の戦いに挑む、ということになります…ずいぶん長く時間がかかりましたけれど、この『サモンナイト4』もいよいよ終わりを迎えそうでございます…果たしてどうなりますか、最後まで見守ってみましょう。
そして『3』はクリア後に番外編が現れましたけれど、今作にもそういうものが登場するのか、そちらも期待して…?


一方の『その花』のほうはドラマCDとなります『夢のような日々』を聴いてみます。
こちらは七海さんと優菜さまカップリングのお話…季節はもう秋、七海さんの自宅がリフォームをするということで、その間ご両親は海外旅行へ行くのですけれど、七海さんご自身は学校もありまた優菜さまと会えなくなるのが嫌ということで少しの間一人暮らしをすることになりました。
それを聞いた優菜さまは七海さんのために松原家が所有するマンションの一室を用意し、さらに一緒に暮らすことに…いわゆる同棲というものでございます。

その様な日々でございますから、タイトルどおりまさに夢の様な日々でございます。
それだけにその日々が終わりを迎えようとするとさみしくなるのでございますけれど、その様な七海さんに優菜さまは卒業したらここで一緒に暮らそうとおっしゃってくださって…その様なプロポーズを受けて七海さんは幸せいっぱいになるのでございました。
最後にはもちろん恒例のおまけコーナーがございまして、優菜さまは相変わらずのご様子…?

ということで今回はドラマCDでございましたけれど、優菜さまは相変わらず七海さんと二人きりのときは暴走しがちなもののかわいらしく、それに振り回されたりする七海さんも微笑ましゅうございます。
その七海さんといえば『その花』シリーズの全キャラで唯一中の人が変わっているわけでございますけれど、以前しておりますオリジナル版無印とドラマCD『ずっと幸せなキス』は十色冬香さま、以前しております『唇とキスで呟いて』と以前しております新装版無印は春奈有美さま、以前しております『ミカエルの乙女たち』以降は小鳥遊このこさまなのに対し、今回のドラマCDは八坂菜々さまとなっておりました…このドラマCD、発売順序としましてはちょうど春奈有美さまの担当された2つのゲームの間に出たみたいなのでございますけれど、そこだけ担当を替えましたのか、あるいはお名前が違うだけで同一のかたなのか、少し不思議になってしまいます…?
そして、やっぱり七海さんだけずいぶん声が変わっているのでございますね…でも、『ミカエル』以前のかたがたはいずれも似た雰囲気のかたでございましたので、やはり『ミカエル』で大幅にイメージが変わった、という感じを受けます。
ともあれ、次はまたゲームとなっていきますので、のんびり楽しみましょう。
posted by 桜乃 彩葉 at 07:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | (更新終了)一般作品等購入履歴

2014年02月18日

はばたき、空へと突き抜けて

先日読みましたコミックの感想です。
最終巻でした
□ANDOL -えんどる-(2)
■八色さま
 ○イラスト評価:★★★★☆(3.5)
 ○内容評価:★★★★☆(3.8)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.2)
 ○総合評価:★★★★☆(3.5)

こちらは先日色々なものとともに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『姫のためなら死ねる』や『ともだちマグネット』と同じものとなります。
作者のかたは以前読んでおります『きものなでしこ』と同じかたとなります。

内容としましては、ひょんなことからアイドルを目指すことになった天使の女の子の日常を描いた4コマとなります。
と、説明がやはり以前読みました第1巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をいたします。
この巻でも微妙にやる気のないうささんと周囲の日常が描かれておりまして、歌はかなりの評価を受けておりまして、それにねねさん、そして唯未さんもアイドルとして先へ進んでいっておりますけれど、でもうささんはあくまでマイペースでございます。
それでも、プロデューサの幸子さんの勧めでブログをはじめてみたりと、徐々に活動らしい活動をはじめたりして…?

その様な中、ある日唯未さんの応援でライブ会場に行ったうささん、妙に自分に対する厳しい視線に気づき…その視線を向けてきていたのは銀蘭鏡子さんというかたでございました。
このかたは長めの黒髪をツインテールにしたちょっと気の強い、今をときめく売れっ子アイドル…その様なかたがまだまだ売れないアイドルなうささんのことを敵視してきておりまして、それがなぜかというと、鏡子さんは幸子さんのことが好きだからなのでございました。
鏡子さんは元は幸子さんの事務所に所属し幸子さんの担当するアイドルだったのでございますけれど、幸子さんのことが好きすぎて甘えすぎてしまい仕事に集中できない、という理由で移籍をしたかた…その鏡子さんが、幸子さんを賭けてうささんに勝負を挑んでまいりました。
うささんも幸子さんをかけがえのない存在だと思っておりますのでそれを受けますけれど、結果は…幸子さんは鏡子さんに引き抜かれてしまいました。

ライバル登場、しかも敗北し幸子さんを奪われる、という結果に終わり傷心のうささん…けれど勝負からは逃げない鏡子さんでございますので、奪回の機会を作ってもらえることになりました。
それに向けて天界の祖母の力を借りたりして猛特訓をした結果、無事に幸子さんを取り戻すことができたのでございますけれど、鏡子さんも事務所を移籍してきてこれからどうなりますか…というところでお話は完結でございます。
はい、この作品はこの巻で最終巻、少しエピローグも描かれますけれどやっぱりさみしく、でも物語のきりとしてはここで終わるのは悪くなかったのかもしれません?
…ちなみに、トップアイドルの中にはうささん同様に天使なかたもいたりして…?

イラストはなかなかよろしゅうございます。
百合的には鏡子さんの登場でちょっと高くなってきた印象…なかなか悪くございません。
ということで、こちらは以前読んでおります『あいたま』の樹里さんの様な比喩としての天使ではなく文字通り天使なアイドルのお話という、最近結構たくさん触れる機会のある気のするアイドルな作品の中でもなかなか異色の作品でございましたけれど、なかなか楽しくよろしいものでございましたかと思います…それだけにこの巻で最終巻、というのはやはりさみしいものでございます(最終巻を迎えた作品についてはだいたいそう感じてしまうわけでございますけれど…)


とっても大好きで長くお会いできない日々が続いてしまいますけれどどうかご無事でいらっしゃいますことを願ってやまないあのかたもお好きなシリーズたち、『サモンナイト』は『4』のほうの続き…第18話からでございます。
まず竜についての定義を説明されますけれど、竜というのはちょっと色々ややこしい存在でございまして、至竜というのは魂の輝きがその域に達した者がなれるそう…その理屈でしたら歴代作品の登場人物は結構なれそうな気がしてしまいかねませんけれど…?
種族して存在する竜は大抵は亜竜なる至竜にまでは至れていない存在との様子で、セイロンさんもそういう感じらしい…そして至竜は自らの分身として子供を残し、ミルリーフさんがそれに当たるわけでございますけれど、でもその親の力を完全に継承するまでは亜竜なのだといいます。
ですので、まだ先代の力を完全に継承していないミルリーフさんはまだ亜竜である、というわけでございます。
…この際、竜はエルゴの姿を模しているという話が出まして、エルゴとは何ぞやという説明で主人公のすみれさんがつまりは神さまということか、ということで納得しましたけれど、この場合の神さまという概念はシルターン独自のものらしく、それを知っていた父親のことを不思議がるすみれさんでございますけれど、これはやはりシルターンではなく地球の概念ということで知ったのでございましょう。

その様なちょっとややこしくまた釈然としない竜についての説明も終わった頃、レンドラー将軍やゲック教授たちがやってくるのでございますけれど、ラウスブルグには現状入り込む手段がないと言われ、今度はそれをどうするか考えることになります(ちなみにいつかカサスさんと一緒にいたメイトルパな子供たちは城にいるっぽい…)
ラウスブルグが異世界へ隠れこんでいるのは本来守護竜の魔力によるものらしく、守護竜がいない現状は教授が考案したサモナイト石からマナを抽出する方法を用いて行っているそうで、でもサモナイト石の蓄積は少なく、あと1日程度で隠れていられなくなるはず、といいます…ギアン氏たちが決着を急いだ理由の一つもそれらしいです。
ですのでその隙を突いて乗り込むことになりましたけれど、でも姿が見えてもラウスブルグは空に浮かんでおりまた結界も張られているはずですのでそれをどうする、という問題に…姿が見えれば教授たちが今まで用いていた方法が使えるのでは、とも思いましたながら、その様な話は出てきませんでしたのでおそらくは無理です?
そこへクラウレ氏がやってきて、守護竜の力を継承するのに必要な最後のアイテムを持ってまいりました…それをもってミルリーフさんに全ての力の継承をしてもらって至竜になってもらえば何とかなる、ということでさっそく儀式を行おうといたしますけれど、ミルリーフさんは大人になりたくない、とおっしゃり逃げ出してしまいました。
…ちなみに、クラウレ氏はもう翼も折れ戦うことはできないそうながら最後まで見届けたいからついていきたい、なんて言い出してきたりいたしました…将軍の言葉ではございませんけれど、これではちょっと変節漢と言われても仕方ない様な気もしてしまいます、かも?

ここで自由行動が入りますけれどできることは何もなく、ミルリーフさんとの会話…彼女は大人になって守護竜になるとラウスブルグを守らなくてはならなくなりすみれさんたちと一緒にいられない、それが嫌で逃げてしまったといいます。
その気持ちは解るのでございますけれど、でも彼女はそれをわがままだとも思っていて、その後は全てを継承して至竜になる道を選びました…もっとも、姿は全く変わらず、少々落ち着いたかも、といった程度ではございますけれど。
先代の守護竜の記憶を全て引き継いだミルリーフさん、その先代がどうして自害などしたのかと疑問に思う将軍たちにその真相を語ります…里の民と戦いたくなかったりギアン氏に利用されたくないという理由ももちろんあったそうながら、一番の理由はエニシアさんを守るため、だったというのでございます。
つまり、ラウスブルグを異世界へ移動させるには膨大な力が必要で、それには純粋な妖精なら耐えられるけれども響界種であるエニシアさんには耐えられない…そのこともあり自らの生命を絶ってしまわれたといいます。
エニシアさんでは耐えられないことについて、どうもギアン氏は知っていた模様…その上で犠牲が出ても仕方がないと考えてしまったみたいで…?

そのラウスブルグが姿を見せるのは翌日の朝と予想されるとのことで、それまで皆さん身体を休めることになりました。
ということで普通の自由行動となり、宿屋の中では4人の御使いの会話が聞けます…クラウレ氏は結構ひどいことをしていたと思うのでございますけれど皆さんもうそれは許しておりまして、またアロエリさんがあの男口調は無理して使っていることが判明しそのことは他の皆さんには隠しておきたかったご様子ながらすみれさんはこっそり聞いてしまっておりました…。
街中ではすみれさんがリシェルさんの父親に事情を話そうと屋敷へやってきますけれど、あいにくお休み中…けれどさすがといいますか、やはりもう全ての事情は察しており、リシェルさんたちにアイテムを用意したりしてくださっておりました。
ミントさんの家ではカサスさんに無理をしない様に約束を取り付け、ため池ではアルバくんとルシアンさんが気合を入れており…捕らわれたお姫さまを救うために竜とともに天空の城へ赴く、というのは確かに騎士にとってはわくわくしてしまうシチュエーションなのかもしれません?
私塾ではグランバルドさんがどうして機械兵士なのにあの様な性格なのかという理由が明らかになったり…グランバルドさんは演劇に用いる機械人形の頭脳を用いているからのご様子でございます。
町の外では将軍がグラッドさんやシンゲンさんとともに酒宴を開いておりました…余裕にも受け取れますけれど、末期の杯になるかもしれない、という意味もあるみたいです?
…こうして見ておりますと、リシェルさんと彼女の父親、それに教授とセクター先生といったちょっと対立関係にあったかたがたの和解がなったご様子が見て取れてよろしゅうございます。

教授や将軍、カサスさんといった敵側でしたかたがたが皆さんとなじんでいるご様子が見れてよろしゅうございますけれど、でも結局どなたも仲間にならない模様…以前しております『2』でしたらルヴァイドさんたち、以前しております『3』でしたらアズリアさんたちといった同様の立ち位置のかたがたが仲間になったのに対し今回は誰も、というさみしい事態でこれは残念としか言いようがないでしょうか(もっとも、私がルートを間違えたために仲間にならなかっただけで本来はなってくださる、のかもですけれど…)
ともあれ、ミニゲームなどもできる様になりましたのでそれをこなしますけれど、話の流れからしてこれが最後の自由行動の機会になる雰囲気があり、ですので最後にもう一度だけ無限界廊の下層、メイメイさんもどきや白夜を継ぐ者たちと戦っておくことといたしました…白夜を継ぐ者たちとはきちんと会っておきたいものでございますから(ユヅキさんとピアさんは分身がいらっしゃいますけれども)
その様な戦いをしたこともあり、昨日はそこまで…物語はもう確実に終わりを迎えそうな気配を見せておりますけれど果たしてどうなりますか、最後まで見守りましょう。


一方の『その花』は引き続き『あまとろちゅ』のセカンドシリーズ…瑠奈さんの色々な一面を見てますます彼女のことが好きになってしまった貴子先生、彼女を深く愛したいという気持ちがあふれそうになってしまいます。
けれど教師として学校でその様なことはできませんから、何とか気持ちを抑えようと頑張るのでございますけれど、やはり限界がきてしまい、学校で貴子先生のほうから口づけをしてしまいます。
お家へ帰り、そのことがショックで少し沈んでしまう貴子先生でございますけれど、それを見た瑠奈さんはそういうのは我慢せずに発散したほうがいい、とおっしゃりその夜はずっと深く愛し合うことになって…?

そうしたことがあった後、貴子先生がふと目を覚ますと瑠奈さんが自分の寝顔を見てきていたりして…。
時間はまだ夜でございましたので、ベランダへと出るお二人…外はとってもよい夜景で、貴子先生はいずれ瑠奈さんと二人でそれを見たかったといいます。
そしてその夜景の中、貴子先生は瑠奈さんへこれから先もずっと一緒にいてほしいとプロポーズをされて、瑠奈さんもそれに驚いてしまいますもののもちろん受け入れ、誓いのあつい口づけを交わすのでございました。

ということで、以前しております『あまくてとろけるおとなのちゅう』も無事にハッピーエンドを迎えることができました。
こちらは『その花』シリーズ全体を見ても年齢差や教師と教え子といった関係など色々異色なお二人といえるのでございますけれど、でもやっぱり基本は微笑ましく楽しい、そして百合々々なお話でございまして安心して見守ることができます。
貴子先生は上で触れました『サモンナイト3』のティアさ…アティ先生にスタイルや雰囲気など色々通じるかたでよろしゅうございますし、瑠奈さんも高飛車といえばそうなりますけれどそれに見合った実力を持ったかたでまたかわいいところも多々あるいい子でございます。
そういえば、もちろん今作もエンディングはきちんとボーカル曲になっておりましたけれど、今回は結構明るい曲でした印象…いえ、エンディングはいつもどちらかといえば落ち着いたものになっている印象を受けますから…?(そのエンディング、以前購入をしております様に『甘い花園』などはCDが出ているのでございますけれど、以降は出る気配なし…以降の曲もそれぞれになかなかよきものでございますので、出てくだされば嬉しいのでございますけれど…?)
次の作品については、またゲームではないものが一つ控えておりますので、まずはそちらを楽しみましょう。

2014年02月17日

うたかたの夢、ささやかな夢

先日読みましたコミックの感想です。
最終巻でした
□生徒会のヒメゴト(3)
■みなづき忍さま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
 ○内容評価:★★★★☆(4.0)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.4)
 ○総合評価:★★★★☆(3.5)

こちらは先日色々なものとともに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『篠崎さん気をオタしかに!』や『部長に威厳はありません』『深海魚のアンコさん』と同じものとなります。

内容としましては、白百合高校という女子校らしい高校の生徒会の日常を描いた作品となります。
と、説明がやはり以前読みました第2巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をいたします。
この巻では皆さんの夏休みの風景から…よくも悪くも(?)相変わらずの皆さんの愉快な日常を楽しむことができます。

夏休みが終わりますと、2学期…学園もの恒例の一大イベント、学園祭のお話になってまいります。
学園祭の準備、それに当日の風景と、結構なボリュームで描かれてまいりまして、そして様々なかたがたの視点で描かれていきますから、なかなか満足…その過程で、ちょっと意外な一面を見せたりもする子もいたりいたしますけれど、それでより皆さんのことがよいキャラだと感じることができる様になっていきます。
学園祭も終わりますと、生徒会の任期の問題が浮上…そう、今の会長さんの麗夢さんが退任されるお話になってまいります。
麗夢さん自ら後任の会長さんを指名されたりするのでございますけれど、それに妹さんは少なからず不満を覚えたり…妹さんもやはりお姉さんのことを想っていることが読めたりいたします。
それに、受験などで少しずつ変わっていく皆さんの様子が見て取れて少し切なさも覚えますけれど、でも変わらないところは変わりませんのでそのあたりは安心…。

その様なこの作品、麗夢さんが退任されたところで完結、この巻で最終巻でございました…もちろん後日談も描かれますので安心でございます。
比較的多めの登場人物のいる作品なのでございますけれど、でもその個々のかたがたに焦点を当てたお話がきちんとあってその個々のキャラクターに愛着を持てる作品でございましたので、この巻で終わりなのはちょっとさみしいですけれど、きりがいいといえばそうなりますから仕方ないでしょうか。
やはり麗夢さんまわりの皆さんの関係が百合的に進展することはございませんでしたけれど、それはこの手の作品でございますからよしといたしましょう…それよりも、歩さんとかすみさんのお二人の関係がかなりよろしいものでございましたかと思いますかも?
個人的に特に好きなのはそのお二人と、後任の会長さんになりました由利さんでございましょうか。

イラストは悪くございません。
百合的には色々と感じられる作品でございまして、明確にその様な関係になるかたはおられませんけれど、でもそれもまたよろしゅうございましょう。
ということでこちらは登場人物もよい感じの楽しい作品でございまして、この巻で最終巻というのはさみしく感じるでしょうか…。


とっても大好きでお会いできない日が長く続いて不安や心配になってしまいますけれどもご無事な日々を送っていらっしゃいますことを願っておりますあのかたもお好きなシリーズたち、『サモンナイト』は『4』のほうの続きから…暴動を何とかするために農園へ向かおうとする皆さんでございますけれど、そのとき街中の広場のほうから衝撃音が聞こえてまいります。
広場ではレンドラー将軍やゲック教授、カサスさん率いる軍勢が抵抗しなければ何もしない、と言って町を封鎖しにかかっておりました…皆さんがやってくることも承知の上で足止めをしようというわけでございます。
ここでグランバルドさんと教授たちがお会いできることになるのでございますけれど、グランバルドさんはギアン氏に一度攻撃をしてしまっておりますので、教授たちがそうしたくてももう戻ることを許すことはできない模様…この際のやり取りは切ないものでございます…。
教授や将軍、カサスさんはエニシアさんの夢を叶えたい一心で皆さんの前に立ちふさがり、そしてどうしてその様な皆さんと戦わなければならないのかとミルリーフさんは泣いてしまわれますけれど、主人公のすみれさんが想いを貫くためにはこれを乗り越えなければならない…。

戦いのほう、相手が「姫君の忠臣」となっていたり教授や将軍にカサスさんのクラス名が亡国の騎士やら贖罪の召喚師に悲しみの獣戦士となっているところに切なさを覚えます…戦闘中の彼らの会話にも悲壮感が感じられ泣けてきてしまいます。
その様な今回のブレイブクリア条件はターン制限とともに軍団長、つまりそれら3人を必殺技で撃破、ということになっておりますので必殺技持ちのポムニットさんやユエルさん、ユヅキさんを向かわせる必要がございます。
…そういえば、ふと召喚辞典を見てみますと、この時点ですでに全ての召喚術を入手できていたみたいでございます。

戦い終わり、けれど将軍や教授たちは生命尽きそうになっても諦めない…。
それはもちろんエニシアさんの笑顔を守り、彼女の望みを叶えてあげたいという一心でございまして、それはミルリーフさんのことを想い生命を賭して戦う御使いと何ら変わらないものでございますので、御使いたちも彼らと戦うことはもうできなくなり、彼らを回復してあげます。
将軍はそれでもなお、ここで降ってしまっては祖国に代わって忠誠を誓ったエニシアさんに申し訳が立たないということで抵抗しようといたしますけれど、そこにエニシアさんが登場し何とか将軍の気を鎮めます。
そして将軍や教授たちに謝意を伝えたうえで、もう十分だとおっしゃり全て収まることに…ですので皆さんは農園へ向かうことにいたしますけれど、エニシアさんがギアン氏と向き合う心の準備もできているとおっしゃりついてきたいと言うので、一緒に向かうことになりました。

ここで一度自由行動が入りますので、その姫君の忠臣との戦いの再戦を行っておき、それから先へ進みます。
農園ではギアン氏とクラウレ氏が会話をしておりまして、クラウレ氏はギアン氏の本心を聞いた数少ない人物の模様…ギアン氏は所詮人間な教授や将軍、それに甘いカサスさんのことは信用しておらず、本当に信用できると思った3人にのみ本心を語っていたのでございます。
それがクラウレ氏とエニシアさん、そしてすみれさんなわけでございますけれど、結局すみれさんとは相容れないわけで…農園にやってきた皆さんを見て、エニシアさんも裏切るのかと懸念を示します(クラウレ氏はこの時点でギアン氏に絶対の忠誠を誓っていたのでございますけれど…?)
教授たちはギアン氏が本心を語ってくれればこの様なことにはならなかったと言いますけれど、壮絶な過去を持つギアン氏にそれをさせるのは酷だと、それを察せなかったのが教授たちの限界だとおっしゃるクラウレ氏…このあたりはどちらが間違っているという問題ではないでしょう。
一方、エニシアさんはギアン氏にもうこれ以上何かをするのはやめようとおっしゃります…母親に会えなくてもいい、自分は家族がほしかったけれどもうそれは叶っているとおっしゃられます。
私はすみれさん周りの皆さんが家族の様に見えて、つまりグラッドさんが兄でミントさんが姉、ルシアンさんが弟の様に感じているわけでございますけれど(リシェルさんとポムニットさんの立ち位置はちょっと難しい…)、同様にエニシアさんにとっては将軍が父で教授は先生であり祖父、ローレットさんたちは姉、カサスさんは兄という風に彼女は感じていたわけでございまして、このあたりの彼女の言葉は姫君の忠臣たちにとっては本当にもったいないほどの言葉でございましょうし、こちらも泣けてきてしまいます。
ギアン氏ももちろん家族の一員だとおっしゃるエニシアさんなのでございますけれど(立ち位置はやはり兄?)、それを聞いたギアン氏はちょっと精神的に壊れた様相を見せてしまい、自分の思惑通りに行かなかった全ての元凶をすみれさんだと見て、半狂乱のままにクラウレ氏に対してすみれさんの抹殺を命じます。
…ギアン氏は同じ無色の派閥のオルドレイク氏ほどの絶対悪なわけではないとは感じておりましたけれど、ここまでもろい人物だとは思っておりませんでしたのでかなり以外…立ち位置はオルドレイク氏なのかと思っておりましたけれど、これではむしろ以前しております無印のバノッサさんや以前しております『3』のイスラ氏あたりに近しい?(精神的に不安定、ということで…)

戦いのほうはクラウレ氏率いる暴徒たち…さらに魔獣化兵なる兵士もおり、こちらは先のギアン氏とクラウレ氏との会話で話題に上がっており、やはり教授の理論をもとに改造された兵士らしいです。
今回のブレイブクリア条件はすみれさんかアロエリさんでクラウレ氏の撃破、ということですみれさんは強制出撃になっておりますのでそのあたりは問題ないでしょう。
…この戦いの際のクラウレ氏の言葉からして、もう負けることを覚悟していたみたいです?

戦い終わり、クラウレ氏もついに膝をつきますけれど、彼は彼なりに夢を追い求めて進んだ結果でございますので、アロエリさんや他の御使いも理解を示し回復をしてあげたりいたします。
さらに暴徒たちも雲散霧消してしまい、残されたのはギアン氏のみ…暴徒が逃げ去ったことについて普通にショックを受けていたあたり、やはりギアン氏はあまり大物の…いえ、オルドレイク氏程度も風格は感じられませんかもしれません?(その傾向はセクター先生に背後を取られた際のリアクションですでに見られていたわけでございますけれど…)
教授たちがギアン氏を説得しようといたしますけれど、ギアン氏は逆に今まで人を頼ろうとしていたことが間違いだったと、一人で生きていけばよいという結論に達してしまい、エニシアさんを連れ去ろうとします…この際のエニシアさんの扱いが完全に物扱いだったのでございますけれど、これが彼の本心なのかどうか…?
でもギアン氏の目的、つまりラウスブルグの真の力を発動させ異世界へ移動するには妖精の末裔たるエニシアさんだけではなく竜の力も必要で、でもミルリーフさんは力を貸すつもりはもちろんございませんからギアン氏は諦めるしかない…と思われたのでございますけれど、ならば自分が竜になる、なんて言い出します。
どうも至竜というものは元から竜でなくってもそれに足る力があれば儀式を経てなることができる、というこれはちょっととんでもない設定…そういうことでギアン氏は自らが竜になると言い、エニシアさんを連れ去ってしまいました。
後を追おうにもラウスブルグへ行く手段はございませんし、連戦で皆さん疲れていることもあり、ひとまず休息を取ることに…このまま夜会話もなく第17話は終わりでございます。
…ちなみに、エニシアさんに忠誠を誓っていた教授や将軍たちはともかく、ギアン氏のほうへあれほどの忠誠を誓っていたクラウレ氏もこの時点でギアン氏の元から脱落、裏切り者呼ばわりされてしまいました…クラウレ氏、何だか『サモンナイト』全シリーズを通じて一番裏切り者という言葉の似合う人になってしまった印象…(何)

昨日はここまででございましたけれど、この展開…もう、明らかに終盤といえます。
無印のバノッサさんをあの様な最後の敵に変貌させたオルドレイク氏の様な存在が唐突に現れる、なんてこともさすがにないと思いたいですし、『3』の様にオルドレイク氏やイスラ氏といった最後の敵候補でした存在の裏にまだ何か別の存在がいそう、という気配もいまのところ見られませんし、このままいけば以前しております『2』の悪魔王メルギトスの様に順当な流れでギアン氏が最後の敵になる、ということになりそうな印象でございます(メルギトスが最後に機械魔になった様にこちらは竜になって、という展開になりそう…?)
ギアン氏が最後の敵になったとしましたら、ただの暴走した存在でした『3』の最後の敵は置いておいて、絶対悪のメルギトスほどの悪ではなく理解できる面もある、ある意味悲劇的な存在ということで、バノッサさんに近しいタイプになるのかもしれません…もっとも、バノッサさんは望まないかたちであの様な力を得たのに対し、ギアン氏は自ら望んで竜になるわけでございますけれども。
でもまだどうなるか解りませんし、これは引き続き見守っていくしかないでしょう。


一方の『その花』のほうは『あまとろちゅ』のセカンドシリーズの続き…デートの翌日、瑠奈さんはクラスの皆さんにその詳細を話すものですから貴子先生は恥ずかしくなったりして、思わず彼女を空き教室へ連れ出します。
そこで人前ではあまり自分たちの関係をひけらかしたりしない様に注意をするのでございますけれど、瑠奈さんはもちろん不満げ…。
さらに瑠奈さんは貴子先生を押し倒してしまうのでございますけれど、その際の瑠奈さんのご様子が少し余裕がないというか、貴子先生でも感じ取れるほど違和感があって…?

それから、瑠奈さんの学校での態度は自重するどころかさらに積極的になって、耐えかねた貴子先生がお昼休みに注意をしてしまいます。
すると、瑠奈さんは怒ってしまわれ今日は自分の家に帰るから、といって去ってしまいました…以降3日にわたって瑠奈さんは貴子先生の家にこなかっただけでなく、学校でも全く積極性をなくして大人しくなってしまったのでございました。

その様な瑠奈さんの様子を心配したクラスメイトたちが貴子先生に相談をしてまいりまして、放課後に瑠奈さんを残して話を聞くことに…。
瑠奈さんはどうやら貴子先生が自分のことを子ども扱いしている様に感じており、それを不満に感じていらしたご様子…また、瑠奈さんも自分が少しでも大人になれる様に色々頑張っていらしたりしたみたいです?
ともかく、貴子先生は瑠奈さんにその様なことはないと伝えて…?

その日からは瑠奈さんも貴子先生の部屋へ戻ってくださり一安心…もっとも朝は相変わらず弱くって、貴子先生は職員会議に遅刻することになったりしてしまいましたけれども。
その日のホームルーム前、瑠奈さんはクラスメイトから大人っぽくなれる秘訣をたずねられまして、そのおまじないとして皆さんの前で貴子先生とあつい口づけを交わされます…普段は抵抗する貴子先生なのですけれど、この日は瑠奈さんの背中へ手を回して自分からもされることになったりして…?

昨日はここまででございましたけれど、ひとまず波乱は過ぎ去ったという感じでございましょうか…もうすぐ終わりな雰囲気も見えてまいりましたけれど、最後まで見守ってまいりましょう。

2014年02月16日

女の子だけで結婚!?

先日読みましたコミックの感想です。
最終巻でした
□マリッジ・バトル!(2)
■ミズタマさま
 ○イラスト評価:★★★★☆(3.8)
 ○内容評価:★★★★☆(4.2)
 ○百合度評価:★★★★★(5.0)
 ○総合評価:★★★★☆(4.3)

こちらは先日色々なものとともに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなりますまんがタイムきららコミックスとなりますけれど、こちらは大判サイズでも4コマでもないものとなります。

内容としましては、三角関係の女の子たちを描いたお話、となるでしょうか。
と、説明がやはり以前読みました第1巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をいたします。
この巻では第1巻の続きから…ハツカさんはコルリさんとの結婚の約束を思い出され口づけを交わされ、さらにそれを見てしまったイナバさんがハツカさんの気を引こうと(?)記憶喪失の振りをしたりした末にこちらもまた口づけをできましたりと、お二人の気持ちはもう抑えられない状態でございます。
さすがに鈍いハツカさんにもお二人の気持ちは伝わり、でもどちらかを選ぶことなんてとてもできませんので、お付き合いすることも含めしばらく考えさせてほしいと時間をもらうことになりました。

その様な中、イナバさんはハツカさんにとてもよく似た少女に出会うのでございますけれど、これがハツカさんの妹で大学生の(でもなぜか高校生の制服を着ている…)ヒメさんという子でございまして、イナバさんとコルリさんのお二人のお邪魔をしてまいります。
大食いで意外と苦労性のあるこのヒメさんはいわゆる悪役といった趣なのでございますけれど、これもハツカさんを想うからこそのことで…最終的にはイナバさんとコルリさんの気持ちを認めてくださいます。
それで一件落着かと思いきや、今度はさらに上の姉でデザイナーをしているカヤさんが突如帰国、現状を見た彼女はハツカさんにどちらかを選ぶことを要求してまいります。
ここで真剣に考えることになってしまったハツカさん、二人とも好きで、でも二人の気持ちに甘えてばかりではいけない…ということで、何と一人でいる選択をしてしまいますけれど、でも自分でしておいてでもやはりその様な生活には耐えられなくって、その様な中、イナバさんとコルリさんはハツカさんに素直になっていいとおっしゃってくださって…?
最終的にハツカさんが取られた選択し、それはもちろん…個人的には3人で幸せになる、というのはありだと思っておりますので、これはよい終わりかたでしたのではないでしょうか。

はい、こちらの作品、この巻で最終巻でございました。
この作品はメインとなる皆さんのほかにもコルリさんに片想いをする親友のアモイさんや百合な関係な先生と部長さんなど気になるかたがた多くもう少しのんびり読んでみたかったのでございますけれど、仕方ないでしょうか。
ちなみにあとがきには3人で幸せになるルート以外の各ルートの結末も簡単に書かれておりまして、それぞれに百合的に高めなもの…一人ルート、も存在いたしますけれど(何)
その他、各登場人物の名前の由来も書かれておりまして、これはつまり以前読んでおります『犬神さんと猫山さん』と同じコンセプトで描かれたもの、つまり干支をモチーフにしていたのでございました。

イラストはなかなかよろしゅうございます。
百合的には申し分のない作品となったのではないかな、と思います。
ということで、こちらはかなり百合な作品になっておりまして、それだけにこれで終わりなのは残念といえるでしょうか…でも、その終わりかた自体は悪くないものでございましたかと思います。


とっても大好きでお会いできない日々が長く続きますけれどご無事でいらっしゃいますことを心からお祈りしておりますあのかたもお好きなシリーズたち、『サモンナイト』は『4』のほうを先へ進めますことに…忘月の泉にて再び母親に会おうとやってくる主人公のすみれさんでございますけれど、いくら呼びかけても現れてくださいません。
母親の代わりに現れたのはギアン氏で、彼はすみれさんに彼が調べた限りの事情を説明してまいります…つまり切られた樹はラウスの命樹でありそれを切られたために母親となる妖精は泉の向こう側の異空間に閉じ込められ出てくることはできない、と…。
樹を切ったのは人間が別荘を建てるためだったそうでございますけれど、その別荘自体は何者かが大暴れしたために建たなかったそう…それってやはりあの人物なのでございましょうか。
ちなみにすみれさんが装備している腕輪は妖精としての力を抑えるためのもので、ポムニットさんがかつてしていたものと同じ、ということになるでしょうか。

このあたりの説明をするギアン氏はかなり真摯な態度に見え、どうしてその様なことをするのかといえば、すみれさんを自分やエニシアさんと同じ境遇の存在…つまり響界種と認めたからでございます。
ここで彼の過去についても語られますけれど、彼は響界種であるために非常につらい過去を送っておりまして、ですので普通の人間が異分子たる響界種を受け入れることはない、と確信をしております…彼がそう考えてしまう理由も理解はできるでしょうか。
ですのでそのことを話した上で、すみれさんに自分とともにこないか、と誘いかけてまいります…このあたり、彼の態度を見ると本心にも感じられ、ですのですみれさんは心を動かされるのでございますけれど、そこへ他の皆さんがやってきてギアン氏はひとまず立ち去ることになります。

ギアン氏が去った後、すみれさんは少し疲れたから、と何でもない様な様子でお部屋へ戻りますけれど、そこで不安な気持ちがあふれてきてしまいます。
それは自分が異分子でありみんなに受け入れられるかどうか、というもので、以前しております『2』の主人公さんが自分が調律者の末裔であると知った際に受けた葛藤と同じわけでございますけれど、事態は『2』よりは深刻といえるでしょう…『2』の場合は調律者の末裔とはいいましても調律者自体も人間であることに違いはないのに対し、今回は自分は人間でない、ということなのでございますから。
その様な中でミルリーフさんがお部屋へやってまいりまして、すみれさんが不安になっていることを受け入れた上で逃げたりごまかしたりしてもいい、、でも皆さんも心配しているけれど話さないと何も解らない、とおっしゃられます…そう、受け入れられるかは話さなければ解らないわけで、すみれさんは皆さんを信じて話す決意をいたします。

ここで自由行動となり、けれど色々な場所に散っております現在仲間になっているあらゆるキャラ(でもアルバくんとグランバルドさんはいなかった?)から一人を選択してイベント会話をすることになります…これはその『2』で自分の出自で悩まれたお話とちょうど同じ展開なわけでございますけれど、その『2』との最大の違いは『2』では護衛獣(及びメインキャラと目されるアメルさんとネスティさん)は含まれていなかったのに対し、今回はしっかりミルリーフさんもいらっしゃる、ということ…ですのでミルリーフさんを選びまして、すみれさんの決意をより強固なものにいたします。

その後、自由行動で町の外のイベントマークへ…そこではギアン氏が待っておりまして、やはり彼と行動をともにはできないことを伝えます。
ギアン氏の言っていることも間違っているわけではないことは解り、けれどだからといってすみれさんの行動が間違っているわけでもなく、これはもう自分が思っていることが正解ということになるわけで…そして彼女は異なる2つの世界の力を持つ者として、その世界を繋ぐ架け橋として生きる決意を伝えます(もっとも、父親のことを思うとすみれさんはリィンバウムの血は持っていないわけでございますが…)
やはり所詮は相容れない関係か、ということでギアン氏と戦うことに…最後にもう一度彼から誘いがありそれを断ると裏切り者呼ばわりされますけれど、はじめから何もしていない…。
…ここまでの一連の会話の間、すみれさんとミルリーフさん以外の皆さんの発言がなく、皆さんがどう思っているのか全く解らないのが残念なところでございましょうか…皆さん、すみれさんの事情についてはもうもちろん説明をされているのでございます、よね?

戦いのほう、ギアン氏率いる兵士なのでございますけれど、その率いられている兵士が何だかおかしい…鬼憑き兵とか屍人召喚師なんて『2』のあの悪魔たちが行った所業でもしたのかと思われる名前でございますし、魔獣化兵というのも教授の研究を応用したとでも思える様な感じで、これらを一体どうしたのか説明を求めたいところでございます(『2』の同種の存在が現れる過程ってかなり大事でございましたし…)
ともあれ、ブレイブクリア条件はギアン氏を召喚術で倒しつつ彼の送還術を発動させない、というもの…送還術はBランク以下の召喚術を放った場合に発動いたしますので、Aランク以上の召喚術で攻撃すれば問題はございません。

戦い終わり、ギアン氏はとどめを刺す様に言ってまいりますけれど、すみれさんはそれを一蹴…何とかお互いに歩み寄れないかおっしゃるのですけれど、ギアン氏にすればそれが甘いらしく、彼は自分に逆らう者にはあくまで容赦しないといいます。
さらに折り悪く、どうやら農園のほうで召喚獣が暴動を起こしたらく爆発が起こります…この際にアルバくんがサイジェントのときと同じ、とおっしゃったのが以前しております無印をしている身としましては少し嬉しゅうございましたかも?

第16話はそのまま唐突に終わりまして、引き続き第17話へ移行…皆さんは宿屋へ戻っておりまして、暴徒が人間を追い出し農園を占拠しているといいます。
アロエリさんの調査ではそれを扇動したのはクラウレ氏とのことで、確かに無印のサイジェントの暴動と同じ様な感じを呈している雰囲気…裏ではギアン氏たちが暗躍しているわけでございます。
ルシアンさんあたりはそもそも農園の人間が彼らを酷使していたからこうなったとおっしゃり理解を示そうとしますけれど、グラッドさんの話ではここまでの騒動になってしまったために帝国が軍を派遣することを決定したといい、このままでは軍に暴動を鎮圧されるだけではなくギアン氏たちと衝突して人間と召喚獣の戦争になる恐れすら出てきてしまったといいます。
その様な大事になる前に、何とか自分たちで暴動を鎮圧できないか、ということで準備が出来次第そちらへむかうことになりました。

自由行動はメイメイさ…シャオメイさんとの会話のみでございますけれど、彼女がすみれさんやギアン氏よりもずっと強い魔力を持っていることを今のすみれさんは感じ取ることができるみたいでございます。
そのシャオメイさんのお話ではそんな自分でもともに歩んでくれる仲間がいるとか、あるいはシャオメイさんやすみれさんの様に自分が望まないままに強い力を手に入れることになってしまい苦しんでいる人がいるとかおっしゃったりするのでございますけれど、これってやはり『2』や以前しております『3』の主人公さんのことを言っているのでございましょうか…彼女たちは確かにどちらもむしろあの様な力はいらない、と当初は思っている様なかたがたでございましたから(アサミーナさ…無印の主人公さんはメイメイさんとの面識はないはず…)

昨日はその後はミニゲームなどをこなして終了をいたしましたけれど、ガーデンパズルに続いてキッチンのほうもレベルが上げ止まりました。
それもそうでございますし、それに主人公が出自に悩んだりする展開といい、これはやっぱりもう終盤に差し掛かっている雰囲気…果たしてこれからどうなるか、引き続き見守ってみましょう。


一方の『その花』は『あまとろちゅ』の続きから…占いにかこつけた行為の後にお家へ帰ってきたお二人、その日はそうしたこともあり学校で宿題を消化できなかったということもあり瑠奈さんが宿題をはじめます。
滅多にないというその光景に貴子先生は勉強を教えたくてうずうずしてしまいます…でもそれに気づいた瑠奈さんはそうはさせず自分で全て宿題を終えてしまうのでございました。
ちょっとがっかりしてしまう貴子先生でございますけれど、瑠奈さんは気にせずゲームをはじめようとし、そして唐突にデートをしたいと提案してまいりました。
思えばお二人はこれまで学校の登下校以外で一緒にお出かけというものをしたことがないそうで、ですので貴子先生もその提案に乗り気になります。
そこで瑠奈さんが理想のデートプランを語りますけれど、それはあまりにハードルの高いものでちょっと圧倒されてしまいます…でもデートプランを考えるだけでも楽しく、ますます乗り気になるのでございました。

デートへ向けて貴子先生は500枚に及ぶレポートを纏め上げ、そのとおりに行動しようと張り切られます。
けれど、当日になると朝に弱い瑠奈さんがなかなか起きてくださらず、はやくもプランは破綻の様相…瑠奈さんは今日はデート中止とまでおっしゃるにいたり、貴子先生が激しくお怒りになられてしまいます。
普段とは全く違うその迫力に圧倒され震える瑠奈さん…その姿はとてもかわいらしく、私でもそう感じるのでございますから貴子先生が我慢できるはずもなく、そのまま瑠奈さんを押し倒してしまうのでございました。

そうしたこともあり予定は大幅に狂ってしまいましたけれど、でもデートは実行することになりました。
まずは予約していたお店でお食事でございまして、とてもおいしい料理なのでございますけれど、貴子先生はそれをおいしそうに食べる瑠奈さんの姿がかわいらしすぎましてそれだけでおなかいっぱいになるのでございました。
それから一流の場所へ小麦粉を提供しているお店へ行きまして、そこで瑠奈さんの大好きなホットケーキを作るために小麦粉を買って差し上げます。
ここまではよかったのでございますけれど、ここからはプランに沿った行動を取ろうとするあまりちょっと瑠奈さんを引っ張りまわすことに…猫カフェで休憩しようとなったときには瑠奈さんはかなり疲れ気味になってしまっておりました。
それに気づいた貴子先生は反省して、今日はもう夕食のお買い物をしてお家へ帰ることにいたします…瑠奈さんと一緒に楽しむことが第一、と気づいたわけでございます。
…ちなみに、瑠奈さんはどうやら犬派でした模様ながら、猫カフェで猫も悪くないと感じられた模様です?

お家へ帰りますと、瑠奈さんは我慢できずに貴子先生へ抱きつきまして…そのまま色々されてしまわれます。
デートも楽しいですけれどこうして二人でいることがやっぱり何よりも幸せ…ということでよい一日を過ごすことができたというところで昨日は終わりまして、引き続きお二人のご様子を楽しんでいくことにいたしましょう。

2014年02月15日

Won(*3*)Chu KissMe!

3月28日発売予定ないわゆる青文字系『その花』の新作、『天使たちの約束』について…
【天使たちの約束】応援バナー
こちらの公式サイトで応援バナーができておりましたのでさっそく貼っておきました。
こちらのカップリングはキャラクター的にもお二人ともかなり私の好みなかたがたとなりますので発売が楽しみでございます。


その様な先日はこの様なものを購入してまいりました。
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CDも…
○Won(*3*)Chu KissMe! / Kiss(and)Love
○タカラモノズ / Paradise Live
○マリッジ・バトル!(2)
○ここが限界のオーバル学園(1)
○生徒会のヒメゴト(3)
○ANDOL えんどる(2)
○バガタウェイ(10)
○特例措置団体ステラ女学院高等科C3部(3)
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…上2つはCD、その他はコミックとなります。

CDのほう、上は今現在アニメが放送されておりましてすでにDVDも予約済みな作品『桜Trick』の主題歌…こちらはまだDVD待ちということで観れていない作品ながら、近年のアニメで一番期待値が高い作品ということもあり、普段はあまり購入したりしない主題歌CDを購入してしまいました。
他に主題歌CDをわざわざ購入したのって、以前劇場版を観ております『なのは』シリーズのうちアルバムで購入をしております水樹奈々さま関連を除けば『ストパニ』と以前観ております『宇宙海賊』と以前観ております『ゆゆ式』と以前観ております『まどか』くらいかも…それらは曲がとてもよいと感じたことがまず第一で購入をしたわけでございますけれど、今回は未知数の状態で購入という…。
さっそく聴いてみましたけれど、オープニング、エンディングともに、さすがに『ゆゆ式』の曲ほどのインパクトはございませんでしたものの、でもどちらも明るくてよい曲でございましたかと思います…アニメも楽しみになります。
…『桜Trick』は本当にここ数年ではないほどに色々期待しているアニメでございますから、普段購入をしないキャラクターソングなどの購入も検討してみます、かもしれません?

もう1枚のCDは以前観ております『ラブライブ!』の皆さん、μ'sのシングル…こちらは別に何かの主題歌といったりすることはないのでございますけれど、以前にもシングルを購入したこともあり何となく購入をしてしまいました(今回はその前回の様に特典は特になかったわけでございますけれど)
こちらもさっそく聴いてみまして、もちろんμ'sでございますからよき曲ではございましたけれど、でもやっぱり今後は基本的にはシングルの購入は控えておこうと思います?(いずれアルバムが出る…とも、あまり思えなかったりしてしまいますけれど?/何)

コミックのほう、『マリッジ・バトル!』と『ここが限界のオーバル学園』はおなじみとなっておりますまんがタイムきららコミックスではございますけれど、これらは4コマでも大判サイズでもございません。
『マリッジ・バトル!』は過去に既刊を読んでおりますことから購入…この巻で最終巻となる模様でございます。
『オーバル学園』のほうは何となくよさそうに感じられましたことから購入をいたしましたものとなります。

その他の作品は全て過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
『生徒会のヒメゴト』『えんどる』『C3部』…つまり『バガタウェイ』以外の全作品がこの巻で最終巻となる模様でございます。

今回購入をいたしましたコミックたち、既刊を読んでおりますものたちがほぼ完結、というさみしい事態となっておりますけれど、百合的に期待の持てる『マリッジ・バトル!』や『生徒会のヒメゴト』あたりから優先して読んでまいりましょう。


とっても大好きで長くお会いできませんけれどどうかご無事な日々をお送りしてくださっておりますことを願っておりますあのかたもお好きなシリーズたち、『サモンナイト』は『4』の続きから…ギアン氏の召喚した病原体により仲間や町の人が苦しんでいる中、主人公のすみれさんはミルリーフさんを引き渡すか否かの選択を迫られます。
セクター先生や御使いたちにその結論を伝えますけれど、ここはもちろん引き渡さないことを選びます…ちなみにここはきちんと選択肢になっておりますけれど、ここですみれさんが答えたとおり、ここまで必至に頑張ってきたのに今更引き渡すなんて選択肢は選べるはずもございません。
けれど、これは本当に苦しみに苦しんだ末に出した結論でございまして、あえて憎まれ役を買って出たシンゲンさんの真意などとあわせ非常に切ない…涙が誘われます。
もちろんそれで病に苦しむ皆さんのことは諦める、というわけではなく、元凶であるギアン氏を倒せばいい、ということに…セクター先生などははじめからその結論になっていて、それでもあえて決断を迫ったわけでございます(ここでの会話の流れからして、引き渡す選択肢を選んでいても影響はなさそうでしたかも?)

折りよくギアン氏が宿屋前に来襲、かの者はこちらの都合に合わせず逃げることも可能でしたけれど、竜の子を引き渡さないという選択肢を選びましたので力ずくで奪う必要がある…ですのでここで戦うことになります。
その戦闘はギアン氏との戦いでございますけれど、BGMがこれまでの戦いでは流れなかったものに変化…なかなかよい感じで、この戦闘BGMの面の豊富かつよきもの揃いという面が非常に大きく、現状では個人的にはこの『4』は戦闘BGMが非常に少なく残念でございました以前しております『3』よりもあるいは評価が上かもしれません?(ストーリー上も今のところは過去作のキャラをファンサービス以上の何者でもない感じでしか出していないこと以外はよいものかと思いますし、主人公の魅力という点以外では現状では『3』より『4』のほうが勝っているかも…特に以前しております『2』のユエルさんイベントに匹敵するポムニットさんイベントがあったのが大きいでしょうか)
ブレイブクリア条件はクラウレ氏の撃破やターン制限の他、病気になっているかたがたを全員出撃させて生還させる、というものもございます…つまりリシェルさんとミントさんとグラッドさんとルシアンさん、そしてアルバくんを出撃させなくてはならず、さらにこの戦いはすみれさんとミルリーフさんに加えセクター先生も強制出撃となりますので、これだけで8人の枠が全て埋まってしまうのでございました。
ただ、病気にかかっているキャラクターといいましても、作中では寝たきりで意識もないにも関わらず、この戦いではHPとMPが半減している程度で普通に戦うことができます…けれど、ターンごとに一律20のダメージを受けまして、レベルが低くてHPの低いグラッドさんやルシアンさんにとってはかなり手痛いダメージとなってしまいます。
さらに病気のキャラは召喚術などでの回復ではダメージを受けてしまうためアイテムで回復するしかないわけでございますけれど、ブレイブクリアの共通条件にアイテムの使用は3つ以下、というものもあったりしてなかなか手厳しい…3回は使える、ということでHPの低いグラッドさんやルシアンさん、それにアルバくんが瀕死になったところで一度だけ全快、ということはできますけれど、でも2度めはありません。
幸い、勝利条件はギアン氏の撃破でございますので、敵の全滅は諦めてギアン氏及びクラウレ氏のところへ直行してマジックアタックを与えれば間に合います…もっとも、再戦のことを考えればここまで無理をしなくてもよかったのかもしれませんけれど…?(一応通常のイベント戦闘同様、レベル差以外のブレイブクリア条件は全てこの戦いで達成できました)

戦い終わり、けれどギアン氏は黒い雪を解除することなく立ち去り皆さんに絶望を与えようとしてまいります…ギアン氏を殺してもこの雪はやまないということで、全く手出しできないままかの者を去らせてしまいます。
実際、手段をなくした皆さんは絶望に打ちひしがれてしまうのでございますけれど、ここですみれさんの心の中に謎の声…その謎の声に導かれるままに彼女は一人、忘月の泉へ向かいます。
その泉で腕輪をかざすと、謎の力が発動…どうやら妖精らしい穏やかな雰囲気の女性がかつて切られた樹とともに現れ、力を貸してくださいます。
その結果黒い雪は消滅、皆さんは救われたのでございますけれど…どうやら切られた樹はラウスの命樹、そしてその妖精の女性はすみれさんの母親だということらしい…(そんな樹をわざわざ切ってしまうなんてどうしたというのか…)
…それを知ったギアン氏、すみれさんが自分と同じ境遇だと思った様子で、すみれさんと二人で話せば自分のやっていることが解ってもらえると思ったみたいです?

これで第15話は夜会話もないままに終わりましたけれど、すみれさんの持っていらしたスキル「腕輪の護り」が「覚醒・響界種」に変化いたします。
彼女が響界種だとは思っておりましたけれど、それはあくまで地球人との、と考えていたわけで、この展開はちょっと予想外…父親が予想通り地球人だといたしますと、すみれさんは現状ではリィンバウムの血を全く引いていない、ということになりそうでございます?
…ちなみに、彼女がそういう存在だということ、ミルリーフさんとセイロンさんは感づいていたご様子でございます。

第16話…皆さんすっかり元気になったご様子でございますけれど、すみれさんは先の力の反動で少し寝込んでしまったといいます。
その様な奇跡の力を発動させたことについて、リシェルさんなどは少し信じ難いといったご様子…すみれさん自身も自分は普通ではないと気づいた模様でございます。
ここにきて『2』の主人公さんの様に自分の出自について思い悩むというのかどうか…でも、ここまでやってきた皆さんなら今更リィンバウムの人間か否かなど気にするはずないと思うのでございますけれど…?

自由行動のほう、まず宿屋内ではリビエルさんとルシアンさんの会話…リビエルさんが隠そうとしていたことをすみれさんがばらしてしまいます。
町のほうでは駐在所でグラッドさんと会話をいたしますけれど、病気の話は帝都まで伝わっておりその顛末を報告する様に言われているご様子…先に目撃された空に浮かぶ城とあわせ注目されている様子で、下手をすれば部隊を送り込まれる事態になりかねないそうでございますけれど、先に街中に乗り込まれて戦いを繰り広げられたり、あるいは橋を封鎖されたりしている時点でそうなっていてもおかしくない様な気が…?
ミントさんの家では町の人と使役されている召喚獣が病気騒ぎの際にどうなっていたかを聞かされますけれど、確かにいい気味といえばそうかもしれず、悲しいといえばそうなのかも…。
そして、グルメじいさんの家、グルメじいさんことミュランスさんの過去を聞くことができ、その上ですみれさんの料理の腕を認めたかのかたに帝都へ料理修行にこないか誘われますけれど、まだすべきことがあるすみれさんは泣く泣く(本当に泣いておりました)それを断ります…その様なすみれさんにミュランスさんはレシピを教えてくださり、またやるべきことが終わったらいつでもたずねてくるといいとおっしゃり去っていき、すみれさんはその様なミシュランさんのことをお師匠さまと呼ぶに至るのでございました(そういえばミュランスさんを以前のアサミーナさんとかなさまの放送でいたしました好きなキャラに入れるのを忘れておりました…結構上位にくると思われますけれど…)
…ちなみに、ここで得られましたレシピをもって料理レシピは全て覚えることができました。

昨日はその後ミニゲームなどをこなして終了いたしましたけれど、キッチンがいつもよりレベルの上がる回数が多く、またお客さんの中にアカネさんの他、別の特殊な姿をした人たちがいらした様な…二人組ながら片方は明らかに悪魔で、あれって白夜を継ぐ者たちのお話で出てきたルチルさんなる人物とその使い魔(?)なのでは…。
その昨日のお話で主人公の出自やその能力が何ゆえもたらされたかの真実が明らかになってきたということは、これはもう過去作の経験を考えても後半に入っているのは間違いなく、下手をすれば終盤に差し掛かっていかねません。
事実、以前しております無印あたりはアサミーナさ…主人公の力が誓約者のものだと解ってからほどなくもう最後のお話になっていきましたし、今作ももういつクライマックスを迎えてもおかしくない状態といえ、ちょっと気を引き締めて見守ってみましょう。


一方の『その花』は『あまとろちゅ』のセカンドシリーズの続きから…放課後、先生としてまだまだだと少し落ち込んでしまう貴子先生と、その様な先生をフォローしてあげるとおっしゃる瑠奈さんのお二人…。
瑠奈さんは貴子先生のよいところもあげてあげたりして、何とか気を持ち直す貴子先生ですけれど、そのまま気持ちが抑えられなくなって、貴子先生がリードするかたちで瑠奈さんとあつい口づけを交わしたりしてしまいます。
自分がリードしたい瑠奈さんはそれが少し面白くございませんけれど、でも結局その日は最後まで身を任せて…?

翌日は朝に弱い瑠奈さんの姿が見られたりいたしますけれど、それでも学校にきて他の子に会うと一瞬で凛々しい姿になるのはさすがでございます。
その様な瑠奈さん、最近他の生徒に呼ばれて二人きりになることが多く、貴子先生はそれが何事なのか気になる…そしてある日偶然その現場に遭遇して、教室の中から二人の怪しげな会話が聞こえてくるにいたり我慢できずに飛び込んでしまいますけれど、瑠奈さんは生徒さんに頼まれて占いをしていただけでございました。
瑠奈さんの占いは非常によく当たるとの評判らしく、こうしてよく占いをしてあげていたというのでございます。
生徒さんはお二人に気を利かせて立ち去り、貴子先生が瑠奈さんに占ってもらうことに…もちろん(?)恋愛運を占うことになり、はじめは瑠奈さんが運命の人だと言われますけれどそれはわざとらしすぎるものでございましたので、改めて占っていただくと、二人の間には大きな障害がありこのままでは不幸が訪れる、なんて言われてしまいます。
それを避ける方法は…ということで瑠奈さんは貴子先生に色々恥ずかしいことを要求し、最後には身体を重ね合わせるに至るのでございますけれど、こちらは結構最後のほうまで貴子先生は瑠奈さんの策略(?)ということには気づかなかった模様でございます。

その後は瑠奈さんの占いに対する考えかたを聞くことができますけれど、彼女はもう本当にしっかりしていらして、小学生とは思えないほど…ここまでのかたでしたら、他の子に頼りにされて色々相談を受けることになっても仕方ございません。
その代わり、貴子先生に相談事をする生徒さんは誰もいないご様子で、貴子先生はやっぱりすこしさみしくなってしまうのでございました。

昨日はそこまででございましたけれど、ここに至るまでやっぱりアイキャッチ画面が全く出ず…と、以前の感想をよく読んでみますと、どうやら今作にはそれがなくなってしまっているみたいでございました。
それを区切りにしてゲームを中断している身としましては少々不便になりますけれど、仕方ございません、に控える『リリ・プラチナム』には再びそちらが復活しているとなっておりますし、今作のみは時間を見てきりのいいところを見つけて中断をいたしましょう。
posted by 桜乃 彩葉 at 06:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | (更新終了)一般作品等購入履歴

2014年02月14日

乙女ロック

先日読みましたコミックの感想です。
同人誌です
□乙女ロック 総集編(1)
■茶みらいさま
 ○イラスト評価:★★★★☆(3.5)
 ○内容評価:★★★★☆(4.0)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.0)
 ○総合評価:★★★★☆(3.5)

こちらは過日色々なものととともに届きましたものとなりまして、少し気になりましたことから購入をいたしましたものとなります。
こちらはコミックサイズとなっておりますけれども、以前読んでおります『少女レター』などと同様に同人誌となります。

内容としましては、軽音楽部に所属する女の子たちの活動を描いた4コマとなります。
こちらはオリジナルな内容の同人誌となりまして、タイトルから解ります様にサークル【抹茶味】さまがこれまでに出された既刊3巻分に描きおろしを加えたものを収録した総集編となっております。
こちらと同時に本編第4巻も購入しておりましてそちらは先日すでに読んでおりましたり…この作品を購入するのはこれがはじめてで既刊は読んだことがなく、つまり続きをはじめに読んだ上ではじめから読んだ、ということになってしまいます(何)

物語の舞台はもみじ女子学園という高校…主人公はそこへ入学した、学校と同じお名前をした女の子なもみじさんという、ちみっこで小学生に間違えられることもある様な、長い黒髪をツインテールにしたとてもかわいらしい女の子でございます(同じく軽音楽部を舞台にしたあの作品の登場人物にも重なりますけれど、もみじさんのほうが素直でしょうか/何)
そのもみじさんは音楽が大好きなご様子で軽音楽部へ入部…彼女が事前に得ていらした情報では軽音楽部はこの学校で最大の部員数を誇っているということで非常に期待をしていたのでございますけれど、実態はその全員が幽霊部員でございまして、そのために利用されているに過ぎない部だったのでございます。
さらに、その後のお話によると軽音楽部は過去に何やら不祥事を起こしたらしくその影響もあり現在の様な状態になっているとのこと…もみじさんが夢見ていた文化祭ライブも非常に危うい状態です?

その様な状態でしたことから、もみじさんはまず同級生で自分の幼馴染でもあるかななでさんを部に誘います。
かななでさんは成績は優秀らしいながら明るく元気でちょっとおバカ、といったタイプ…本来彼女は幽霊部員として軽音楽部に入る予定でございましたけれど、ベースならやってあげてもいいということで入ってくださることになりました(最終的に選んだのはベースはベースでもウッドベース…)
そのかななでさんが、外見が自分の趣味にあっているということで声をかけた柚子葉さんという、同様に本来幽霊部員として軽音楽部に入ろうとしていた子も部に入ってくださることになりました。
柚子葉さんは背が高くスタイルも抜群な、もみじさんと一緒にいると親子に間違えられることもある、クールに見えますけれどなかなかほんわかしたかた…ドラムを担当されることになりました。
基本的な登場人物はこの3人で、あとは中盤から登場する生徒会長さんの茉莉さんや軽音楽部の顧問でかななでさんの姉でもあるはるるかさんといったところでございます。

お話のほうは、ということで実質3人しかいない軽音楽部の活動を描いた4コマでございます。
もみじさんがちみっこでかわいい上に頑張りやさんという非常に微笑ましい子でございまして、それは周囲にいるかななでさんや柚子葉さんにとってもそうらしく、この3人の関係が微笑ましい…特にもみじさんとかななでさんの関係はなかなかよろしいものに見えますかも?
お話のほうは、現状もみじさん以外は楽器初心者でありまた実績もなく文化祭ライブも危ういということで、それらを乗り越えていこうと頑張っていくお話…なかなか部活ものの王道を歩んだお話でございます。
この第1巻では夏休みのお話まで…部活も頑張っておりますけれど、でもやはり微笑ましいゆるい日常系な要素もございまして、それもまたよろしいものでございます。

イラストはなかなかよろしゅうございます。
百合的にはもみじさんとかななでさんがほのかに感じられる様な気もいたしますかも?
ということで、こちらはなかなかよろしい作品でございまして、続刊も購入してまいりましょう…その続刊の購入方法は同人誌が出るたびに購入すべきなのか、それとも総集編第2巻が出るまで待つべきなのか、なかなか悩ましいですけれど、第4巻を普通に購入しておりますので以降も普通に購入すべき、かも…?


とっても大好きでお会いできない日々が長く続いてさみしくそれ以上に心配にもなりますけれども何事もなくご無事でお過ごししていらっしゃいますことを願っておりますあのかたもお好きなシリーズたち、『サモンナイト』は『4』のほう、先へ進める…その前に、新たにレベル99としたラミちゃんを加えて無限界廊の下層に挑んでおくことにいたしました。
もちろんその様なレベルでございますから戦いは余裕なのでございますけれど、レベル上げの必要性のなくなった今、もしかするとこれが最後の無限界廊挑戦の機会かもしれませんから…分身ではないユヅキさんやピアさんに会っておきたいものなのでございます。

無限界廊挑戦も終わり、久しぶりに先へ進みますことに…平原で主人公のすみれさんとミルリーフさんが二人きりで話をしますけれど、お互いにお互いのことを想って謝り合っていて、それにミルリーフさんの健気さが切ない…。
ともあれお二人で町に戻ることにいたしますけれど、何やら黒い雪の様なものが降ってまいります…それを見たミルリーフさんが嫌な予感を受け、急いで宿屋へ戻ってみますと、リシェルさんたちが苦しんでしまっておりました…。
どうやらその雪の様なものは病原体でございまして、皆さんそれを受けて病になってしまった模様…これは人為的なものでこの町にしか降っておらず、町の周囲は敵の軍勢に包囲されているといいます。

ですのでいうまでもなくこれを行ったのはギアン氏でございまして、皆さんのところにクラウレ氏が使者としてやってまいりました。
かの者の話ではこれはメイトルパの病原体で人間はこれに対する免疫が全くなくいずれ死に至ってしまうそうで、病原体を召喚しているのはギアン氏であり、竜の子を引き渡せばすぐにでもやめてやる…という、アロエリさんがクラウレ氏に指摘した様に、町の人を巻き込む様なもう卑劣極まりない行為でございます。

クラウレ氏は去り、自由行動…とはいえ黒い雪の様なものは降ったままであり重い雰囲気でございます。
宿屋内では治癒の奇跡を使ったことによりかえってルシアンさんを苦しめてしまったリビエルさんが落ち込んでおり…この病原体は魔力を食べているらしく、そういう魔力を用いた治療法は逆効果になるといいます。
ミントさんが寝込んでいるお部屋ではセクター先生の本心が聞けましたけれど…これ、ミントさんルートやセクター先生ルートへ進んだ場合はどうるのでございましょうか(セクター先生自身はやはり機械の身体でございますので病気は影響なし…)
町ではアカネさんがいらっしゃいまして、彼女やシンゲンさんがこの病気にかからないのはリィンバウムの人間ではないから、とのこと…何気にすみれさんにもかかっていないわけでございますけれど、これはやはり地球人の血のためか、それとも…?
…その他、町の外へ出ますと確かに雲がかかっているのは町の周辺だけなのが確認できましたり…お店は道具だけ購入できまして、道具を売っている人はリィンバウムの住人ではないのでございましょうか。

その後、中庭でイベント…追い込まれた状況にシンゲンさんは竜の子を渡すべきだと、今までの彼からするとかなり意外なほど強く主張し、あくまでミルリーフさんを守るとおっしゃるセイロンさんと対立してしまいます。
この際のシンゲンさんはかなりきつい物言いなのでございますけれど、それも苦しんでいる皆さんが大切な仲間だと思っているからこそであり、またセイロンさんも自分の生命を賭してもミルリーフさんを守ろうとかたく誓っておりますのでお互い譲歩できない…ですのでお二人が刃を交えることになってしまいます。
それを止めたのはセクター先生で、お二人を諭すその姿はさすが最年長者(もしかするとリビエルさんのほうが長く生きているのかもですけれど、彼女はルシアンさんにも子供扱いされるかたでございますので…/何)でございますけれど、どうするのかはすみれさんの手に委ねられることになりました。
もちろんこの様なこと、そう簡単には決められませんので考える時間を、ということでここで一度自由行動へ移行いたしました。

昨日はここまででございましたけれど、この先どうなるのか、これって結構後半の気配を感じますけれど、もしかしなくってももう後半に突入しているのか、ともあれ続きも見守ってみましょう。


一方の『その花』はアニメ版『あなたと恋人つなぎ』も観ましたので、次へ…『あまくておとなのとろけるちゅう』をはじめます。
こちらは『あまくてほしくてとろけるちゅう』…貴子先生と瑠奈さんのお二人のセカンドシリーズとなります。

お話がはじまりますと、いきなり瑠奈さんが黄昏れておりまして、貴子先生が亡くなってもうかなりたつ…なんてことを語っております。
もちろん実際にはその様なことはなく、貴子先生はその日まで3日間かけて研修に行っており、お二人は離れ離れになっていた模様…。
ようやく帰ってきた貴子先生でございますけれど、帰りが予定より遅くなってしまったこともあり瑠奈さんは少し不機嫌…ホットケーキを作って機嫌を取りますけれど、でもその後に研修先で出会った素敵な先生のことを話して瑠奈さんにやきもちをやかせてしまったりいたします。
それでも一緒にお風呂に入ると瑠奈さんも機嫌を直してくださり…でも、お風呂から上がっても瑠奈さんはちょっとわがまま気味で、ここでついに色々我慢をしていた貴子先生がそれを抑えられなくなってしまいました。
といいましてもわがままに我慢が、というわけではなくって、自分だって瑠奈さんとお会いできない日々が続いてさみしかった、ということが…ですので、普段の貴子先生からは考えられないほど積極的に激しい一夜を過ごされるのでございました。

その研修で貴子先生は色々得られることがあったご様子で、教師の仕事を頑張ろうと改めて意気込むのでございますけれど、瑠奈さんはドジな先生がそう簡単に変われるはずない、と少し覚めた目で見守ります。
実際、学園祭の委員を決めたりする際にも結局瑠奈さんがまとめることになってしまったりと、まだまだ瑠奈さんのカリスマ性には及ばないご様子…でも、貴子先生はそういうところもかわいらしいのでよろしいかと思います。

と、本来でしたらアイキャッチ画面が入るところで中断をするわけでございますけれど、今回はそれが入らないままに結構長い時間が流れてしまいましたので、昨日はアイキャッチが入らない、でもお話としては切りのいい場所で中断をいたしました。
今日はどうしましょう、すぐにアイキャッチ画面が入ったらそのまま次のアイキャッチまで進もうと思いますけれど…?

2014年02月13日

少女レター

先日読みましたコミックの感想です。
同人誌です
□少女レター
■あまかさま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.4)
 ○内容評価:★★★★☆(4.0)
 ○百合度評価:★★★★☆(3.8)
 ○総合評価:★★★★☆(3.8)

こちらは過日色々なものととともに届きましたものとなりまして、少し気になりましたことから購入をいたしましたものとなります。
こちらはコミックサイズとなっておりますけれども、以前読んでおります『Lyrical Magic ALL RANGE TURBO』などと同様に同人誌となります。
こちらの作者のかたは以前購入をしております同人誌『放課後ツインズ』などを描かれたかたとなります。

内容としましては、8つの読み切り作品を収録しました短編集となるでしょうか。
と、そうはいいましてもこちらはオリジナルな同人誌となりまして、こちらのサークル【空色の音】さまが過去に出されました同人誌の総集編となっておりますので、つまりは7冊の同人誌に収録されたもの+1つの描きおろし作品、というものが収録されているわけでございます。
作品の雰囲気といたしましてはいずれも女の子のみの登場人物となっておりまして、そんな皆さんが仲良くしていらっしゃるお話からはっきりお付き合いなどされている百合なお話までございますけれど、全体的には淡い雰囲気といったところかなと感じられます?
作品ごとには特に繋がりなどはなさそうで、そのあたりは読み切り作品と考えて大丈夫そうでございます。

収録作品たち、『恋愛予行演習』は以前購入をしております『ゆり日和』、『小さな卒業』は以前購入をしております『ゆり中略』、『相愛トライアングル』は以前購入をしております『ゆり三角』に収録されておりますので感想はそちらを…。
『パンプキン風味』はハロウィン前の二人の女の子の日常を描いたもの…ちょっとした悪戯をされるお話で、短いお話ながら微笑ましいものでございました。
『ベイビードール』は幼稚園児な妹さんのことが好きで好きでたまらない高校生の女の子を描いた4コマで、ちょっと変質者の域に達している雰囲気…そうはいいましても絵柄などもあり微笑ましいレベルで済まされますけれど(何)
『on/offらいふ』はゲーム初心者な女の子が友人の女の子に誘われてゲーム部に入ってオンラインゲームに初挑戦される4コマ…こちらと下の『喫茶部!』は導入部で終わってしまっておりますので、もう少し続きを読んでみたいでしょうか…。
『喫茶部!』は喫茶店を営む父親が突如いなくなってしまった女の子の4コマ…ご友人たちで協力してお店を開くことにして、喫茶部として学校で部活登録をすることにするのでございました。
単行本のタイトルにもなっておりまして描きおろしな『少女レター』は手紙で想いを伝える女の子のお話…想いを伝えたお相手の先輩さんとお付き合いされることになっても、お気持ちをお手紙で伝えていらして…?

イラストは悪くございません…作品によってややむらがございますけれど、総集編でございますからそのあたりは仕方ないかなと…。
百合的には作品によりますけれど、4コマのものはきらら系などと同じくらい、といったところ…前半の作品たちや一番最後の作品はなかなか高めでよろしゅうございます。
ということで、こちらは全体的に微笑ましい、よき作品でございました…『相愛トライアングル』について、やっぱり個人的には3人で幸せになるというのは十分ありだと思っておりますのでよきものでございます。


また、同時にこちらも読みましたので…。
アニメ化します?
□悪魔のリドル(1)
■南方純さま(作画)/高河ゆんさま(原作)
 ○イラスト評価:★★★★☆(4.0)
 ○内容評価:★★★★☆(3.6)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.0)
 ○総合評価:★★★★☆(3.5)

こちらは過日『百合姫』などとともに購入をいたしましたものとなりまして、何となくよさそうに感じられましたことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『なのはViVid』や『JA』『しままん』などと同じものとなります。
作画担当のかたは以前読みました『南波と海鈴』を描かれたかたとなりまして、また原作のかたも普通に漫画家のご様子…この様に原作のかたも漫画家ですのにあえて別のかたが作画をする、という例がときどき見られます(以前読んでおります『てーきゅう』とか?)けれどどうしてなのでございましょう…?(やはりご多忙とかそういうことです?)
帯によりますとこちらの作品はどうやら今年アニメ化する模様…また、ソーシャルなゲームにもなっているみたいでございます?(この手の場合ってゲームが原作な場合が多い様に思いましたものの、高河ゆんさまが原作、と書かれておりますのでそのかたが原作のはず…?)
以前のアサミーナさんとかなさまの放送によりますとこちらの作品の第2巻が来月発売予定とのことでございましたので、ちょっと急いで読んでみました(何)

内容としましては、一人の標的をしとめるために集められた暗殺者たちを描いたお話、となるでしょうか。
物語の舞台はミョウジョウ学園という小中高一貫の学校の10年、つまり高校1年生に相当する学園の黒組…このクラスはある一時期にある目的のために開かれる組といいます。
主人公はそのクラスに編入してまいりました、東兎角というボーイッシュな外見をした少女…無口で無表情、クールながら考えているところがどこか抜けている印象を受けましたりと、やっていることといい某ガンダムのヒイロ・ユイの女性版の印象を受けますかも?
その彼女は本来私立17学園なる暗殺者養成学校に通う生徒でございまして、とあるミッションのためにこの学校へ編入してきたわけでございます。

そのミッションとは、兎角さん同様黒組に編入してきた12人の生徒のうちの一人を暗殺する、というもの…。
この黒組に集められた生徒たちのうち1人のみが一般人でありその他は全て暗殺者となりまして、ミッション内容はその一般人を誰よりもはやく暗殺する、というもの…ちなみに誰が一般人で誰が暗殺者なのかということはもちろん明かされません。

その様な学校にやってきた兎角さんと学生寮で一緒になったのが、一ノ瀬晴という女の子…ちょっと天然な雰囲気のほわほわしたとってもいい子な、とても暗殺者には見えない少女でございます。
皆さんも彼女がターゲットだと感じているのでございますけれど、けれど彼女の身体には無数の傷があったりと、ちょっと怪しいところも見られましたり…兎角さんに晴さんが告白した過去によりますと、彼女は家の関係でこれまでにも度々生命を狙われていて、今回も自分を皆さんが狙っていることは解っているそう…。
ある生徒などは晴さんも暗殺者では、と思ったりしている様子なのでございますけれど、裏表紙の説明を素直に受け取れば彼女がターゲットで間違いないはず…?
それら他の暗殺者と目される生徒さんたちもそれぞれに個性的な面々なのでございますけれど、ここでの紹介は省略、ということで…。
…皆さんのクラスの担任教師は熱血漢な普通の好青年なのでございますけれど、彼は果たしてこういう事情を知っているのか、それとも何も知らないのか…?

お話のほうは、ということで一人のターゲットを狙う暗殺者たちのお話…ちなみに皆さん女の子でございまして、男性はその担任の先生と兎角さんの本来の学校の教師のみとなっております。
暗殺者のお話、といえば以前読みました『キルミーベイベー』や以前読みました『Good night! Angel』が思い浮かびまして、完全ギャグな『キルミー』はともかく『Good night! Angel』よりもちろんシリアスなお話…なのでございますけれど、兎角さんの心理描写が妙に面白く感じられ、なぜか楽しい作品に感じられてしまいます(某ヒイロ・ユイも真面目に行動しているさまがギャグに見えましたし、同様の理由でございます/何)
お話のメインは兎角さんと晴さんの関係でございまして、誰にも興味を示さなかった兎角さんがなぜか徐々に晴さんに惹かれていき、この巻の最後には他の全員を敵に回しても晴さんを守る、なんて自分でもどうしてそうしたのかちょっとよく解っていない様な選択肢を選んだのでございました。

イラストはなかなかよろしゅうございます。
百合的には兎角さんと晴さんの関係…なかなかよいものに見えますけれど、果たして…?
ということで、こちらはシリアスなお話のはずなのでございますけれど、兎角さんを中心に暗殺者たちが愉快な性格をしているため楽しい作品に感じられる不思議…これから物騒な展開になっていきそうではございますけれど、今のところはなかなかよき作品で引き続き見守ってみようという気持ちにはさせていただけましたから続刊も読んでみましょう。
…ただ、アニメがいつ放送されるかは解りませんけれど、今年は以前読んでおります『桜Trick』にはじまり以前第1期を観ております『ラブライブ!』の第2期に以前読んでおります『犬神さんと猫山さん(ただしこれはショートアニメらしい…)』や以前読んでおります『ろこどる』に以前読んでおります『ハナヤマタ』と大好きな作品たちのアニメが多数出ますために、以前読んでおります『ご注文はうさぎですか?』や以前読んでおります『さばげぶっ!』あたりと同様に主にお金の面でDVD購入は苦しそう…もちろん、今後の展開が非常によきものになっておりましたら、その場合は検討をしようとは思いますけれど…?


とっても大好きでお会いできない日々が長く続いてさみしくそれ以上に色々心配にはなりますけれども何事もなくご無事でお過ごしくださっておりますことをお祈りしておりますあのかたもお好きなシリーズたちは昨日はようやくどちらも再開…『サモンナイト』は『4』でラミちゃんフィズちゃんの分身のスキルポイント貯めでございますけれど、ようやく十分貯めることができました。
そこでラミちゃんはレベルを99まで上げますことに…フリーバトルの場も後半ということで経験値が1回の戦闘で100,000近く得られる様になっておりまして、ポムニットさんのレベルを99まで上げて以来使う機会のなかった経験値の蓄積もあわせこの時点で99まで上げることができてしまいました。
ですのでレベル上げの必要はございませんから、このまま先へ進めることに…今日は久しぶりにお話を進めることになり、少し緊張いたします。

一方の『その花』は『天使の花びら染め』が終わりましたので、作品の出ました順番にたどりますと次は以前観ておりますアニメ版となりますので、こちらを観てみました。
この様に『その花』は過去に一度だけアニメ化していたのでございました…アニメ化をしておりますのは、以前新装版をしております『あなたと恋人つなぎ』、つまり麻衣さんと玲緒さんのお話でございます。
お話のほうは、もうすでにお付き合いをされているお二人…ある日玲緒さんが風邪を引いてしまわれ、麻衣さんがその看病をされるというアニメオリジナルなお話となっております。
もちろん年齢制限ありなアニメのためになかなか過激ではございますけれど、ゲームと同程度といったところかなと思われ…また、お二人の出会いのシーンなども回想で入っておりよろしゅうございます。

こちらにはドラマCDもついておりまして、そちらは麻衣さんのお家へ玲緒さんがお泊りした日の朝の風景が描かれております。
こちらはよい意味で相変わらずのお二人、といった内容でございます。

ということで昨日はこちらを観てみたわけでございますけれど、こちらは声はゲーム版とは違うものとなっております…そのため麻衣さんの声がちょっとかわいらしく聞こえたりしてなかなか違和感はございますけれど、そこは七海さん同様にひとまず気にしないでおきましょう。
現状『その花』でこちらが唯一のアニメ作品になるわけで…やっぱり今後、できましたらオリジナルな声のかたがたで、そして年齢制限はなくってよろしいので複数話の、全員が登場するアニメを観てみたいものでございます…同人でないゲームも複数出ているわけでございますし、夢物語というわけではない、はず…。
ともあれ、次はまたゲームに戻って『あまとろちゅ』のセカンドシリーズとなります…また今日からのんびり進めてまいりましょう。

2014年02月12日

百菓氷蘭

先日はこの様なものが届きました。
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またオリジナルのみ…
○乙女ロック 総集編(1)
○乙女ロック(4)
○DUNEROSE
○百菓氷蘭
○プールサイド
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…今回も全て同人誌となりますけれど、一番上の作品は以前読みました『Lyrical Magic ALL RANGE TURBO』などと同様にコミックサイズなものとなっておりますので、またいずれそれらの様に普通のコミックとして読んで感想を書こうと思います。

では、その他のものにつきましては以前届きましたものなどと同様に参考にならない百合度やお勧め度をつけつつ触れてまいります。
ちなみに、今回届きましたものもまたその以前のもの同様に全てオリジナルな作品となっております。

○乙女ロック(4)《【抹茶味】さま/百合度評価:★★★☆☆(3.2)/★★》
こちらは昨年末の冬のイベントにて出ましたものとなります。
内容としましては、とある学校の軽音楽部の活動を描いた4コマとなります。
ナンバリングが振ってありますことから解ります様にこちらは続きものとなっておりまして、こちらでは文化祭へ向けステージの確保など奮闘する皆さんを描いたもの…なかなか微笑ましく、百合的にもほのかに感じられるよきものでしたかと思います。
…タイトルから解ります様に、上で触れました総集編と同じサークルさまの同一作品となりまして、その総集編には1〜3巻まで収録されている模様…ですので本来そちらを読んだ後にこちらを読んだほうがよろしかったのかもしれませんけれど…?

○DUNEROSE《【DUNEROSE】さま/百合度評価:★★★☆☆(3.4)/★》
こちらは2月2日のコミティアなるイベントにて出ましたらしいものとなります。
内容としましては、3つの全く異なるお話を収録した短編集、となるでしょうか。
それらは片想いでしたりちょっと物騒なお話でしたりとなかなか一筋縄ではいかない…最後のお話はとある芸能集団の内部のお話となりますけれど元のお話を読んでいないとちょっとよく解らないかもしれません?
…と、こちらのサークルさま、以前読んでおります『月と泥』などを描かれたかたでございました…2つめのお話は以前読んでおります『裸足のキメラ』収録の、最後のお話は『月と泥』収録の作品の番外編となっております。

○百菓氷蘭《【Phantasmsnow】さま/百合度評価:★★★☆☆(3.4)/★》
こちらも2月2日のコミティアなるイベントにて出ましたらしいものとなります。
内容としましては、何組かのカップリングを描いた短編集、となるでしょうか。
物語の舞台は同じ学校のご様子で、そしてタイトルからも解ります様に(?)登場人物は皆さんアイスクリームから名前が取ってあるご様子…アイスクリームの擬人化、というかというとそこまでにはならないっぽい気もいたしますけれど…?
百合的にはお話によって変わってまいりますけれど、でもどのお話もほのかにはございますかと…特に最後の風紀委員さんと不良なかたのお二人のお話は色々とよいものでございました。

○プールサイド《【茶畑庭】さま/百合度評価:★★★☆☆(3.4)/★》
こちらは昨年の9月に出ましたらしいものとなります。
内容としましては、プールの授業をサボっている同じクラスの女の子二人のお話…。
片方のかたの失恋についての会話から一騒動起こるのでございますけれど、それをきっかけにお二人の関係はさらに近づいて、後半は夏休みのお話に…百合的にはこれから、といったところかとは思いますけれどなかなかよい関係になっていっていらっしゃいます。

ということで今回もオリジナルな作品たち…また主に2月2日のコミティアなるイベントにて出ましたもの中心となりましたけれど、さすがにそろそろ落ち着いてくださると思います?


その様な先日はこの様なものも届いておりました。
ミニサイズなものも…?
…こちらは『テイルズ・オブ・ヴェスペリア』からエステリーゼさ…エステルさんのフィギュアとなります。
私は『ヴェスペリア(というより『テイルズ』本編…)』自体はしたことがないのでございますけれど、以前しております『マイソロ3』でのエステルさんがよろしい感じでございましたことからこうして購入をしてみたのでございました。
こちらはフィギュアとしてのできばえもかなりよろしく感じられるだけでなく、さらに何やら小さなサイズのフィギュアまでついてまいりましたりして…?

まだまだフィギュアはたくさん予約をしている状況でございますけれど、フィギュアはほぼ確実に当初の発売日から延期して発売されますから、いつ届くのか全く解らない感じ…気長に、それにお金に注意して待ちましょう。
…『テイルズ』なものでございましたら、あとはシェリアさんなものが出ましたら購入してしまうかなと思われ…?


とっても大好きでご無事な日々をお送りしていらっしゃいますことを心からお祈りしておりますあのかたもお好きなシリーズたちな『サモンナイト』や『その花』は昨日も時間が取れずお休み…でも、今日からはまた時間を普通に取れると思いますのでどちらも再開してまいりましょう。
posted by 桜乃 彩葉 at 07:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | (更新終了)同人系作品購入履歴

2014年02月11日

アサミーナとかなさまのあさ・かなRadio 第45回

(あ:石川 麻美さん・か:灯月 夏梛さんです)

か:もきゅもきゅ、今日も無事に放送の時間を迎えられました『アサミーナとかなさまのあさ・かなRadio』、パーソナリティは「カナカナ」こと灯月夏梛と…。

あ:もうすぐバレンタインデーですから、夏梛ちゃんに何か用意しようと頑張ってます、「アサミーナ」こと石川麻美がお送りします♪

か:わわっ、もうもうっ、麻美ったら、そういうのは内緒内緒にしておいてくれたほうが…!

あ:でも、私が何か隠し事をしていると夏梛ちゃんが不安になっちゃったりするから…だから、隠し事はしないでおきたいの♪

か:あぅあぅ、そ、それはそうですけど…。

あ:それに、何をプレゼントするかは当日までのお楽しみにしておくから…チョコレート以外にも、何か用意しておくね♪

か:あ、ありがとうございます…♪

あ:ううん、夏梛ちゃんのことが大好きだから、このくらい当たり前だよ♪

か:うぅ〜…わ、私も麻美のために何か何か用意しておきますからねっ?

あ:わっ、夏梛ちゃん…うん、ありがと、とっても楽しみっ♪

か:あぅあぅ…!

あ:そんな最近はオリンピックで盛り上がってるみたいですけど、私はちょっと心配事ができちゃいそうです。

か:何です何です?

あ:うん、その関係の特番でアニメが潰れたりしないかな、って…今期は『桜Trick』しか今のところ注目してないけど、もしこれの話数が削られる、とかになったら悲しいよ…。

か:あぅあぅ、それは確かに確かに…きっときっと大丈夫です!

あ:うん、夏梛ちゃん…ちなみにに読んでる原作を見る限りこの『桜Trick』って作品は百合的に高いだけじゃなくって主人公のお二人が夏梛ちゃんと私に似てる雰囲気があるから、アニメもとっても楽しみなの♪

か:はわはわ、そうなんですか…ではでは、今日もまずはいつものいつもの企画からいってみましょう!

あ:来月発売予定のコミック、ということで…3月発売予定のコミックを見ていきます♪

か:3月っていったらもう春ですよね…時の流れははやいはやいです。

あ:でもまだまだ寒いとは思うけど…そんな3月にはこんなものが出るみたい♪
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7日発売予定:『侵略!イカ娘(16)』『彼女とカメラと彼女の季節(4)』
10日発売予定:『魔法少女リリカルなのはViVid(10/限定版)』『悪魔のリドル(2)』
12日発売予定:『こなみっくす!(2)』『深海魚のアンコさん(2)』
13日発売予定:『ねこむすめ道草日記(11)』『セントールの悩み(7)』
15日発売予定:『艦隊これくしょん -艦これ- アンソロジーコミック 横須賀鎮守府編(4)』
18日発売予定:『citrus[シトラス](2)』『コキュートス』
22日発売予定:『モーレツ宇宙海賊 ABYSS OF HYPERSPACE -亜空の深淵-(1)』『艦隊これくしょん -艦これ- いつか静かな海で(1)』
25日発売予定:『射〜Sya〜(5)』
26日発売予定:『化け猫システム(2)』『魔法少女リリカルなのはViVid(10)』『魔法少女リリカルなのはViVid LIFE 〜インターミドル編〜』『ストライクウィッチーズ劇場版 501部隊発進しますっ!(1)』『ストライクウィッチーズ 第501統合戦闘航空団(1)』
27日発売予定:『キルミーベイベー(6)』『幸腹グラフィティ(3)』『JOB&JOY(2)』『ご注文はうさぎですか?(3)』『ラッキー・ブレイク(3)』『ぷちます!(6)』
29日発売予定:『ピュア百合アンソロジー ひらり、(13)』『箱庭コスモス』
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あ:例によって18日発売予定のものは百合姫コミックスで、あと29日の『箱庭コスモス』はひらり、コミックスになります♪

か:今月に較べますと結構結構数が多い多い印象を受けます。

あ:確かに、前回の放送で見た限りだと今月ってきらら系以外は少なめだから、それに較べるとずいぶん多いかも。

か:そのきらら系は来月も結構結構豪華みたいです♪

あ:うん、何ていっても『キルミーベイベー』があるし、他の『幸腹グラフィティ』や『JOB&JOY』に『ご注文はうさぎですか?』と『ラッキー・ブレイク』っていった作品たちはどれも良作だから、豪華すぎる今月ほどじゃないかもしれないけどでも十分すぎるレベルだね♪

か:今月は『落花流水』『桜Trick』に『マリッジ・バトル!』『Aチャンネル』『スマイル・スタイル』『R18!』ですものね…確かに確かにとってもとっても楽しみ楽しみです♪

あ:そのきらら系については27日発売な『いちごの入ったソーダ水』『フレラジ☆』っていう第1巻の作品も悪くなさそうだから、あとは店頭で見てみて大丈夫そうだったら買ってみるよ♪

か:他の他の作品は…『なのはViVid』の第10巻が2つありますよ?

あ:限定版と通常版で発売日が違うみたいだね…一応限定版を買おうかな、とは思ってるけど。

か:あとはあとは、22日発売予定の作品はどっちもどっちも1巻な作品です?

あ:前者はに観てる作品のコミカライズ版みたいだし、後者は彩葉さんがとっても大好きでご無事でお過ごしくださってますことを日々願ってますあのかたのお好きなゲーム作品のコミカライズ版っぽいから、どっちも買ってみようかなって♪

か:『モーレツ宇宙海賊』の劇場版公開日って確か確かその22日ですよね…劇場版公開日と同時に同時に出るんですね。

あ:そうみたい…『宇宙海賊』のアニメはいい作品だったし、劇場版もDVDを買う予定だよ♪

か:来月はまずはまずはそんなところでしょうか…そういえばそういえば、『悪魔のリドル』って作品と『射』って作品はまだ既刊を読んで読んでませんよ?

あ:うん、ちょっと急いで読んでおこうかな…あっ、でも『射』は月末まで取っておこうかな?

か:どうしてどうしてです?

あ:今月末は同じ弓道を題材にした『落花流水』が出るから、それと同時に読むのもいいかな…って♪

か:なるほどなるほどです…それでそれで、この企画はこのくらいですけど、今日はこれからこれからどうするんです?

あ:あっ、ううん、今回はに松永さんたちがしていることの『サモンナイト4』バージョンをしておこうかな、って♪

か:えとえと、それって…好きなキャラ紹介です?

あ:うん、昨日は時間がなくってゲーム関係は『サモンナイト』も『その花』もお休みにしちゃったんだけど、『サモンナイト』のほうはにしてる無印、にしてる『2』、にしてる『3』に続いて今は『4』をしてて、その『4』も全部のキャラが出揃った感じがあるから、そろそろまとめておいてもいいかなって思って♪

か:なるほどなるほどです、この『4』も過去作に負けず劣らずいいキャラが多かった多かったみたいですけど、どうなるんでしょう♪

あ:うん、だから今回もその松永さんたちの集会みたいに、戦闘時の役割も説明しながら、敬称略で好きな順番に紹介していくことにするね♪
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1:【※】ラミ / 獣属性召喚ランクはBまでしか上がらないみたいながらマジックアタックもあり、主人公とのサモンアシストでAまで上げられますので召喚術も普通に運用できます。
2:リシェル / 召喚術ランクを犠牲にして銃を使用できる様にしており、マジックアタックで遠距離攻撃可能…機属性もB止まりながらでも問題なく運用できます。
3:【※】ユエル / 純粋な物理攻撃タイプで、ダブルアタックなどありますけれど現状ですと必要ない…。
4:【※】ピア / マジックアタック持ちでないのが痛い…。
5:ミルリーフ / 完全にラミちゃんと同じでございます。
6:ポムニット / 雰囲気に似合わず完全に物理攻撃タイプで、2回移動可能ですのでパッフェルさんとイメージが重なりますかも?(服装なども含め…/何)
7:【※】ユヅキ / 刀は横斬りで使い勝手がよろしゅうございますけれど段差に弱めなのと鬼属性の敵にダメージが通りづらいのが少し残念です?
8:ゲック / 敵キャラでございますので…。
9:グランバルド / 男性キャラは戦闘では使わなかったわけでございますが…。
10:【※】クノン / ちょっとキャラが多すぎて今回は運用せず…。
11:グラッド / 男性キャラは戦闘では使わなかったわけ(以下略)
12:【※】リプレ / 一応サポート専用で戦闘に出せたりいたします…発動頻度がかなり低めなのが残念ではございますけれど。
13:【※】マルルゥ / ちょっとキャラが多すぎて今回は運用せず…。
14:【※】ルヴァイド / 男性キャラは戦闘では使わなかった(以下略)
15:すみれ(主人公/デフォルト名:フェア) / やはり基本的にはマジックアタック…今作は獣属性使いが多すぎでございます(鬼属性の不遇さを思うと本当に何事なのかと…)
16:ミリネージ / 敵キャラでございますので…。
17:セイロン / 男性キャラは戦闘では使わな(以下略)
18:ローレット / 敵キャラでございますので…。
19:アルバ / 男性キャラは戦闘では(以下略)
20:ミント / 最終パーティメンバーでは唯一Sランク召喚術発動可能という『3』でいうところのアルディラさんと同じ立ち位置でございます(機属性と獣属性の違いはございますけれど)
21:レンドラー / 敵キャラでございますので…。
22:アプセット / 敵キャラでございますので…。
23:シンゲン / 男性キャラは(以下略)
24:エニシア / 敵キャラ(?)でございますので…。
25:【※】フィズ / 2回移動とダブルアタックを同時に持つという…(ダブルアイテムまで保持しております?)
26:リビエル / 彼女を戦闘に出した場合彼女もまたSランク召喚術発動かつ弓で遠距離なマジックアタックも可能と、何気に一番強いユニットかもしれません?
27:【※】リゼルド / 男性キャラ(以下略)
28:ルシアン / (以下略)
29:アカネ / 移動力7は驚異的…ダッシュの意味が全くなくなります。
30:セクター / (略)
31:アロエリ / 浮遊かつ移動力も高く装備が弓と槍ということで遊撃要員としてかなり有用でございます。
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あ:…とりあえず、レベル99まで上げたキャラが全員登場するまで紹介してみました♪

か:アロエリさんをレベル99まで上げて上げている、っていうわけですね…アロエリさんも悪くないキャラでしょうけれど、その上の皆さんがいいキャラすぎなわけですね。

あ:うん、そういうことになるかな♪

か:ところでところで、【※】って何です何です?

あ:あっ、うん、それのついたキャラは『4』オリジナルのキャラじゃなくって過去作とかに登場したかたで、さらに戦闘も普通には参加してくれなくって分身を招き入れる必要があるかたがたなの…だからここに入れようかどうか迷ったんだけど、でも登場したのは確かで戦闘にも参加させてますから入れておいたの。

か:そうでしたか…でもでも、ピアさんとかユヅキさん、リゼルドさんは過去作で見たこと見たことありませんよ?

あ:あっ、そのかたがたは『エクステーゼ』っていうナンバリング外の…『クラフトソード物語』みたいな外伝的作品に登場したかたがたみたいだよ♪

か:『4』でのオリジナルなかただけで見ていきますと、リシェルさんが一番大好き、ってことですね…『3』ではベルフラウさんでしたし、ツンデレ気味なかたを好きに好きになる傾向でもあるんでしょうか。

あ:確かに最近そういう傾向はあるかも…リシェルさんは微笑ましくってとってもいいキャラだよ♪

か:その割に、ルートはリシェルさんじゃなくってミルリーフさんルートを目指すみたいですけど…。

あ:あぅ、リシェルさんやポムニットさんルートの場合、百合的に残念なことになるらしいですから、そこは仕方なくそうすることにしたの…。

か:残念残念です…。

あ:でも、ミルリーフさん自体はかわいくっていいキャラで、『4』オリジナルのかたながたならリシェルさんとミルリーフさんとポムニットさんの3人が抜けて大好き、ってなりそう♪

か:なるほどなるほどです♪

あ:無印のエルカさんやモナティさん、『2』のユエルさん、そして『3』のマルルゥさんに続いて『4』ではミルリーフさんがメイトルパのかわいい女の子の系譜を引き継いでくれたからよかった♪

か:その系譜もここで途切れそうな雰囲気があったりあったりするみたいですけど…あとはあとは、ゲック教授とかのかたの作った機械兵士たちが結構結構高いところにいるんですね?

あ:この皆さんは敵キャラなんですけどとっても微笑ましいですし、ゲック教授は背負っているものとか声とか含めて大好きな感じだよ♪

か:確かに確かに、とってもとっても渋い声です…そしてミントさんが意外と意外と低めなのが気になります。

あ:これはミントさんが低いんじゃなくって、他の皆さんがミントさん以上に素敵だから、っていう結果になるのかな…ミントさんも大好きだよ?

か:それでもそれでも、ミントさんや主人公さんよりもグラッドさんのほうが上、というのは意外意外かも…あとあと、エニシアさんってかわいくっていい雰囲気の女の子ですけど、このくらいなんです?

あ:エニシアさんについては登場してからまだあんまり出番がなくって何とも言えない、っていうのが本当のところかな…今後の展開次第では大好きになったり、あるいは逆になったりするかも?

か:そういえばそういえば、この『4』ってまだまだ先がありそう、なんですよね?

あ:うん、一応一通りキャラクターは出たのかな、って印象を受けたからこうしてまとめてみただけで、ストーリーのほうはまだ中盤なのか、それとももう後半なのか、はたまたもう終盤になっちゃってるのか全然解らないの…お話の落としどころも見えてこないし。

か:最後の敵についても、今のところはどうなるか全然全然見えないんです?

あ:うん、今のところギアンって人物が一番怪しいけどでもこの人物は『3』のオルドレイク氏と同じ立ち位置に見えるから最後の敵にはならないかもな雰囲気で…『3』みたいにいきなりよく解らないボスが出てくる、なんてこともあるのかも?

か:そうですよね、『3』って順当順当にいけばイスラという人物が最後の敵になりそうな雰囲気でしたから…でもでも、それは無印のバノッサさんを見ているからそう感じたのかもですね?

あ:無印のバノッサさんも彼が魔王に身体を乗っ取られて最後の敵になっちゃう、なんて意外な展開だっていえるし、そう見ると黒幕が順当に最後の敵になったのってナンバリングタイトルでは『2』のメルギトスだけ、だったりするんだね…。

か:そう言われるとそうです…『クラフトソード物語』は逆に逆にそれらしい存在がそのまま最後の敵になっていた気がしますけど、とにかくとにかく、このまま最後まで見守ってみましょう。

あ:うん、そうだね、夏梛ちゃん…ちょっと最近は進行がゆっくりになってるけど、でもここまできたんだから『4』は最後まで進めるよ♪

か:ですです、それでは今日の放送はこのくらいです♪

あ:先日は雪の少ない地方で雪が降ったりして大変でしたかたも多いかと思いますけれど、怪我などなくご無事にお過ごしなことを願っています…また次回も元気な姿でお会いしましょう♪

か:ですです、今回も私たちの放送を聴いてくださってありがとうございました…またよろしくお願いします♪
posted by 桜乃 彩葉 at 07:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | あさかな/すみりおRadio

2014年02月10日

Lyrical Magic ALL RANGE TURBO

先日読みましたコミックの感想です。
同人誌です
□Lyrical Magic ALL RANGE TURBO
■流民さま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
 ○内容評価:★★★★☆(4.0)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.4)
 ○総合評価:★★★★☆(3.6)

こちらは過日色々なものととともに届きましたものとなりまして、過去にシリーズ作品を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
こちらはコミックサイズとなっておりますけれども、以前読んでおります『MERI・CARI ARMOR』などと同様に同人誌となります。
作者のかたは以前総集編を読んでおります『LyricalMagicすとらいかーず 6th⇒9th』などと同じかたとなります。

内容としましては、『なのは』の二次創作作品…このサークル【ryu-minBS】さまが過去に出された同人誌をまとめた総集編となります。
上で触れました『すとらいかーず』はタイトルどおり『StrikerS』のストーリーに沿って進むお話をまとめたものでございましたけれど、今回のものは以前読んでおります『ALL RANGE RELOAD』の様な感じ…つまり特にストーリーの繋がっていない単発の同人誌たちを収録したものとなっております。
お話の時間軸はだいたい『A's』終了後あたりになりますので、メインとなりますのはもちろんそのあたりに登場するかたがたでございます。
収録作品はだいたい2008年〜2009年頃に出された作品を収録したみたいでございます?

お話のほうは、ということで様々なお話を収録したものでございますけれど、全体的にはフェイトさんがなのはさんを好きすぎて仕方ない、といった趣のものになっているでしょうか。
楽しく愉快で軽く読めるお話が中心でございますけれど、でも最後に収録の『なのはとプレシア』はちょっと切なくて泣けてしまう、でもとてもよいお話でございましたかと思います。
…そういえば、なのはさんが家電製品好きというのは公式設定でございましたっけ、それともこの作品の二次創作設定でございましたっけ、何だか記憶が曖昧で…(何)

イラストは悪くございません。
百合的にはフェイトさんがなのはさんのことになるとかなり暴走気味…なのはさんは天然といったご様子でございますので何ともいえないところがございますけれど…?
ということで、こちらは楽しくよいお話たちでございましたかと…やはりこのサークルさまにつきましては、こうして総集編が出ました際には購入をしていくことにいたしましょう。
…どうでもよろしいお話でございますけれど、やっぱりアリサさんが今進行しております『サモンナイト4』のリシェルさんと重なる…(何)


また、同時にこちらも読みましたので…。
最終巻でした
□劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語(3)
■ハノカゲさま(作画)/Magica Quartetさま(原案)
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.2)
 ○内容評価:★★★☆☆(2.5)
 ○百合度評価:★★★★☆(3.8)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.0)

こちらは過日色々なコミックとともに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなっておりますまんがタイムきららコミックスとなりますけれど、こちらは大判サイズでも4コマでもないものとなっております。
こちらはタイトルからも解ります様に以前DVDを観ております様にアニメが放送され劇場版も公開されまして、また以前読んでおりますものなどスピンオフ作品やゲームも出ておりますシリーズの作品となります。
作画担当のかたは以前読んでおります別のコミカライズ版…スピンオフ作品などを描かれたかたとなっております。
…魔法少女繋がりということで、上の作品を読みました際に同時に読んでみました。

内容としましては、魔女と呼ばれる存在と人知れず戦っている魔法少女たちのお話となります。
と、説明がやはり以前読みました第2巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をいたします。
この巻では魔女と化してしまったらしいほむらさんを皆さんが相手するところから…ほむらさんがそうなってしまった背景にはインキュベーターの蠢動があり、円環の理の世界からやってきたというさやかさんは全てを知っておりますのでインキュベーターを相手にせずほむらさんを解放する道を取りますけれど…?
この作品においてさやかさんが終始かなり重要な立ち位置におられ、アニメ本編の扱いを思うと少し意外…その他、マミさんの使い魔になっていたベベが人間化したっぽい(?)あの少女は結局何だったのでございましょうか…。

インキュベーターに捕らわれていた心が開放されたほむらさんは円環の理に導かれることになり、まどかさんが現れますけれど、ここで全員にとって想定外の事態…けれどほむらさんにとってのみは計算どおりだったのかもしれない事態が起こります。
どうやらほむらさんはまどかさんが好きすぎてたまらないあまり悪魔になってしまったらしい…そうしてようやく会えたまどかさんを引き込み、世界の一部を改変してしまわれました。
その世界でまどかさんと一緒に過ごすわけでございますけれど、これは果たして…物語はそれで終わりではございますけれどこれではいずれ破綻が起きそうでございますし、アニメ本編以上にすっきりしない終わりかたといえるでしょうか。
こちらの作品はこれで最終巻、完結となりますけれど…まさか、まだこの先何か続編を作るとか、そういうつもりでは、ございませんよね…?
…ただ、これの第2巻と同時に読んでおります『ほむらリベンジ!』に較べますと、インキュベーターへのリベンジ、という意味ではこちらの作品のほうがむしろ成功していたりもして…?

イラストは悪くございません。
百合的にはほむらさんがずいぶんヤンデレ方向に走ってしまいましたけれど、その分高くなっているといえばそうなっております…百合メインではないと思われるアニメにしてはかなり高め、かも?
ということで、こちらはかなり後味の悪い終わりかたで、ほむらさんがあの様なことになってしまったことなどもあって、個人的にはあまり…といったところかもしれず(特に上の作品など別の魔法少女な作品を読んでしまった後では…)、やはりこちらの作品は今後続編などあるといたしましても、コミカライズ版が出たら購入、以上の行動は起こさないかなと思います?


とっても大好きでご無理はなさらないでご無事な日々をお送りしていらっしゃいますことを願っておりますあのかたもお好きなシリーズたち、『サモンナイト』は『4』のほうでラミちゃんフィズちゃんのスキルポイントを貯めつつ、『その花』のほうは引き続き『天使の花びら染め』のほう…エリスさんがまた雫さんのお家にお泊りをした翌日の朝のことが描かれます。
雫さんが目を覚ますと、すぐ隣にはエリスさんの姿…それにとっても幸せを感じるわけでございますけれど、でも同時にとっても恥ずかしくなって、目が合うと布団の中にもぐりこんでしまいました。
その様な雫さんにエリスさんがホットミルクを持ってきてくださるのでございますけれど、雫さんがそれを飲んでおりますとエリスさんが抱きついてきてそれを肌の上へ落としてしまい…?

そうしたこの日は別に休日ではなくって学校がございますから、雫さんはエリスさんを急かします。
けれど、エリスさんは雫さんが目を離した隙に二度寝に入ってしまわれ…その様なエリスさんに雫さんは口づけをするのでございますけれど、ちょうどエリスさんが目を覚まされ、気持ちを抑えられなくなった雫さんは自ら…?
その様なことをされてしまわれましたので学校は遅刻…雫さんは初等部の頃からずっと無遅刻無欠席できたそうでございますのでこれは麻衣さんのとき以上に残念なわけでございますけれど、それより遅刻をすると校門を閉じられてしまっていたのでございますね…。
それを何とか開けていただき、二人一緒に手を繋いで登校…そして、休み時間になって教室から出てきた皆さんの見守る中、雫さんのほうからエリスさんに口づけをして、皆さんにそれを見届けていただくのでございました。

ということで、以前しております『天使の花びら染め』も無事にハッピーエンドでございます。
こちらは雫さんとエリスさんという唯一の3年生カップリングのお話となりましたけれど、最上級生らしくお二人とも大人っぽい雰囲気をされておりどちらもとても素敵…その点からも、ベストカップルを選ぶとすればまずお二人、というのは間違いないところな気がいたします(今回の最後のシーンからも解ります様に、もう完全に公認カップルでございますし)
雫さんは素敵な大和撫子ながらかなりツンデレで負けず嫌いなところがあり、でもそこがとても微笑ましい…一方のエリスさんはまさに西洋美人なわけで性格も自由奔放でそこもまた微笑ましく、やっぱり個人的にはカップリングとしてもキャラクターとしてもこのお二人が大好きで仕方ない、という感じでございましょうか。
その様なお二人のお話も無事に終わり、次は『あまとろちゅ』のセカンドシリーズとなりますけれど、でもその前にまた少しゲーム以外の作品が挟まりますので、まずはそちらからでございます。

2014年02月09日

ようこそ!オカルト研究会

先日はこの様なものが届きました。
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オリジナルなものを…
○禁断でもイイかも!?(3)
○バレンタインにかけて
○ようこそ!オカルト研究会
○ハッピーサマーウェディング
○夢見る少女じゃいられない
○チェリーブロッサムと少女X
○合法百合夫婦本
○放課後ディスティネーション
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…今回は全て同人誌となりますので、以前届きましたものなどと同様、参考にならない百合度評価やお勧め度をつけつつ感想を書こうと思います。
ちなみに、今回は全てオリジナルで百合なご様子な作品たちとなりまして、またほとんどの作品が2月2日のコミティアなるオリジナルonlyなイベントにて出ましたものとなりますので、発売日に関しましては2月2日以外のもののみ明記して思います。

○禁断でもイイかも!?(3)《【luciole】さま/百合度評価:★★★★☆(4.4)/★★》
こちらは以前既刊を購入しておりますこともあり購入をいたしましたものとなりまして、こちらは昨年末の冬のイベントにて出ましたものとなります。
内容といたしましては、もちろん既刊の続きでございまして、メインのお二人はもう完全に恋人同士、次の段階といたしまして完全に一線を越えるあたりが今回の主題となっております。
やりかたやら恥ずかしさやらでなかなかその先に進めないおふたりなのでございますけれど、そのあたりも微笑ましくよろしいもの…こちらはweb上で連載されているものらしくそちらは完結しているそうながら今回のこちらではまだ完結ではございませんでしたし、引き続き見守りましょう。
その他、おまけといたしまして皆さんの幼少時代を描いたペーパーも付属されておりました。

○バレンタインにかけて《【苺の塊】さま/百合度評価:★★★☆☆(3.4)/★★》
こちらの内容としましては3人のかたの参加されていらっしゃる合同誌…テーマはタイトルどおりのもの、また百合もテーマになっております。
収録作品たちはいずれも淡い感じのお話となっておりましてむしろコメディ要素が高めのものになっておりますけれど、それもまた楽しくよろしいでしょう…それに淡いとはいいましても百合的にもいずれもよろしい感じでございます。
…と、こちらのサークルさま、以前購入をしております『ナルがシストで君に問う』を出されたかたでございまして、また参加していらっしゃるかたのお一人は以前読んでおります『部長に威厳はありません』を描かれたかたでございました(この同人誌のあとがきにて『部長に威厳はありません』は百合漫画だと断言しておられましたので一安心…/何)

○ようこそ!オカルト研究会《【ハイパーケトルイエスタデイ】さま/百合度評価:★★★★☆(3.5)/★★★》
こちらの内容としましては、タイトルどおりとある学校のオカルト研究会を舞台にした4コマとなります。
なかなか新入部員が入ってくれなかった中、ようやく1人の1年生が入ってくださいまして、3年生の先輩に片想いをしている2年生の先輩にその子がおせっかいを焼いてくるのでございますけれど…ということでこちらはそのやり取りが微笑ましく百合的にもよろしい、またその1年生の子が非常によいキャラをしておりとてもよろしい作品でございましたかと思います。
あとがきによりますと、こちらの作者さま、現在以前読んでおります『のんのんびより』などと同じ雑誌で百合な作品を連載していらっしゃるご様子で、コミックになってくださればよろしいのでございますけれども…。
…と、こちらのサークルさま、以前購入をしております『テイタム・オニール』『青春生き残りゲーム』などを出されたかたでございました…ちなみに今回の作品は以前購入をしております『シャングリラ』収録の作品の続編となっております。

○ハッピーサマーウェディング《【ハイパーケトルイエスタデイ】さま/百合度評価:★★★★☆(4.4)/★》
こちらの内容としましては、とある身近なかたが結婚をすることになりまして、それにより巻き起こされる複数のカップリングの人間模様を描いたお話となります。
カップリングは5組いらっしゃいまして、それぞれの短編形式…ちょっと人間関係が解りづらくなってしまったりもいたしますけれど、それぞれに百合な関係でございまして、それゆえに身近なかたの結婚に色々思うことがあったりするのでございました(その結婚する当事者のお話もあるのでございますけれど、ちょっと複雑な気持ち…)
…と、こちらも上の作品と同じサークルさまの作品ではございますけれど、描かれているかたはそれぞれに別のかたとなります。

○夢見る少女じゃいられない《【鹿嵐屋】さま/百合度評価:★★★★★(4.5)/★★》
こちらの内容としましては、もう10年お付き合いを続けている社会人なお二人の関係を描いたお話…。
女のかた同士でそれだけ長くお付き合いをしておりますと、色々思うところがあるわけで、最近そういう不安を結構身近に感じている身といたしましては他人事とは思えない…というちょっとシリアスなお話なのでございますけれど、百合的にも高めでよいお話でもございます。
…と、こちらのサークルさま、上で触れました『テイタム・オニール』『青春生き残りゲーム』と同時に購入をしております『君と』などを出されたかたでございました。

○チェリーブロッサムと少女X《【chico*】さま/百合度評価:★★★★☆(4.0)/★★》
こちらの内容としましては、以前読んでおります『ダークチェリーと少女A』というコミックの番外編的作品となります。
奥付に小ネタ本と書かれておりますことからちょっとした後日談的な4コマなどが収録されたボリュームも少ない作品ではございますけれど、そのコミックを読んだ上でこちらを読むと色々微笑ましい気持ちになどさせられます(本編では描かれなかったあのカップリングのことも描かれておりますし…?)
…と、こちらのサークルさま、以前購入をしております『Girlsmonochrome 2010-2012<再録集>』などを出されたかた…もちろん『ダークチェリーと少女A』を描かれたかたでもございます。

○合法百合夫婦本《【はちしろ】さま/百合度評価:★★★★☆(4.0)/★★》
こちらの内容としましては、獣耳のある人々の住まう、そして同性による結婚の認められている国に住む、女性同士で結婚されていらっしゃるお二人を描いたお話となります。
お二人はお見合い結婚をされた作家さんと普通のかたなわけでございますけれど、結婚をされて一緒にいるうちに惹かれあっていくお二人のご様子が微笑ましい…作品の雰囲気も落ち着いたよい感じで、よき作品でございましたかと思います。
こちらは続編の構想もあるご様子で、楽しみなことでございます。

○放課後ディスティネーション《【さーくるめがねすと】さま/百合度評価:★★★★☆(4.0)/★》
こちらは1月19日に出ましたらしいものとなります。
内容といたしましては、ある日の放課後、二人きりの教室でご友人に突然キスをしたことがあるかたずねられるお話…。
そのご友人は読んでいた漫画に触発されてそういうことを聞いた、とのことなのでございますけれど…ということで、こちらは短めながらもなかなか微笑ましくよい百合のお話でございました。

今回は全てオリジナルなお話となりましたけれど、それぞれによいお話となっておりまして、個人的にはかなり満足できましたかと思います。


また、先日はこの様なものも届いておりました。
『その花』グッズ?
…こちらは以前しております『その花びらにくちづけを』の関連アイテムとなりまして、昨年末の冬のイベントにて出ましたらしいものとなります。
こちらには『白雪の騎士』のバッグやハンドタオル、それに『乙女たちの放課後』なる小冊子がついてまいりました。

『乙女たちの放課後』はどうやら何かの雑誌に連載されていたお話を収録したものとなっておりまして、璃紗さんと美夜さん、七海さんと優菜さま、楓さんと紗良さん、麻衣さんと玲緒さんのそれぞれの短編小説が描かれております。
もちろんどのお話も百合的にもよろしくまた微笑ましいよろしいもの…雫さんとエリスさんがいらっしゃらないのがさみしゅうございますけれど、お二人は『白雪の騎士』ではルートがございませんでしたので仕方ないでしょうか…(『白雪の騎士』発売以前に書かれたもの、ということで六夏さんと沙雪さんもいらっしゃいません…ハンドタオルもこの4組のかたがたのものとなっております)


また、先日はさらにこの様なものも届いておりました。
今後出る二人とセットです?
…こちらは以前観ておりまして春には第2期アニメも放送されるといいます『ラブライブ!』の主人公でございます穂乃果さんのフィギュアでございます。
すでに予約済みな海未さんとことりさんのフィギュアとあわせ「夏色えがおで1,2,Jump!Ver.」というセットになっているということもあり購入をしてみたわけでございます…背景について、その海未さんとことりさんフィギュアについてくる背景と組み合わせることができるみたいでございます。

フィギュアにつきまして、何だかいつの間にか以前観ております『モーレツ宇宙海賊』の劇場版ver.な茉莉香さんのフィギュアが予約できる様になっておりましたので、つい予約をしてしまいました。
これで現状予約をしておりますフィギュアは上で触れました海未さんとことりさんと茉莉香さんの他、以前しております『サモンナイト3』の主人公なアティさん、以前しております『マイソロ3』にも登場いたしましたエステルさん、さらに以前読んでおりますものなどコミカライズ版を色々読んでおります『シンデレラガールズ』の凛さんと卯月さん、そしてfigmaな蘭子さんと、結構な数に達してしまっております。
ちょっとこれは収拾のつかない状況で、ちょっと自制が必要…以前読んでおります『きんいろモザイク』のカレンさんのものなどもあり気になるのでございますけれど、何とか控えておきましょう。
…そういえば『宇宙海賊』の劇場版公開は2月22日ともうすぐの模様…はやくDVDなど出てくださるのをお待ちいたしましょう。


とっても大好きでご無事といずれまた余裕などできました際にはまたお会いしていただけたりいたしますことを心からお祈りしておりますあのかたもお好きなシリーズたち、『サモンナイト』は『4』のほうでラミちゃんフィズちゃんの分身のスキルポイントを貯めつつ、『その花』は引き続き『天使の花びら染め』のほう…思うところあり、雫さんはエリスさんに対して何とか素直になろうと頑張ります。
まずは腕を組もうとするのでございますけれど、やっぱり恥ずかしくてなかなかできない…しかも練習で素振りをするとあまりの風圧で周囲の生徒のスカートがめくれてしまうほどの勢いを発生させたりもしてしまっていて…?
何とか腕を組むことに成功しても、他の生徒さんに見られて恥ずかしさのあまりすぐに離してしまうのでございました。
帰り道に何とか雫さんなりに気持ちを伝えてみても、かえってエリスさんにいつもと違うため体調の心配をされる始末…この日はなかなかうまくいかないままに終わってしまったのでございました。

翌日、どうしたらいいのか思い悩むあまり寝不足になってしまい、また時間がなくって朝食も抜いてしまわれた雫さん…雫さんは結構寝不足になってしまう機会が目立ちます様な…?
その様なこの日も何とか素直になろうと、エリスさんの髪を結ってみたいという気持ちを伝えようとしたりいたしますもののうまくいかず…そのうち、寝不足と食事を抜いたために貧血になってしまい倒れてしまう、なんていう玲緒さんの様なことになってしまいました(玲緒さんは食事不足のみでございましたけれど…)
目が覚めると保健室でございまして、このシリーズはじまって以来はじめて普通に保健室の先生がいらっしゃいました…もっともすぐに立ち去ってしまい、代わってエリスさんが心配そうに駆け込んでまいります。
そこで雫さんは今まで思い悩んでいたことを素直に告白され、そして想いを抑えきれなくなったお二人はそのまま…?

その後、一緒に帰るお二人でございますけれど、雫さんも多少素直な気持ちを出せる様になりまして、雫さんのほうから手を繋いで、そして今日もお泊りにこないかエリスさんをお誘いいたします。
そしてお家ではまた気持ちが抑えられなくって、雫さんのほうから…?

昨日はそこまででございましたけれど、雫さんは気持ちを素直に表すことに関しましては相当不器用…これ、玲緒さんや璃紗さん以上にも感じられるくらいでございますけれど、その様な彼女もまた微笑ましゅうございます。
エリスさんもその様な雫さんの本心などには十分気づいておりますので安心…その様なお二人の今後も引き続き見守ってまいりましょう。
posted by 桜乃 彩葉 at 06:18 | Comment(2) | TrackBack(0) | (更新終了)同人系作品購入履歴

2014年02月08日

追いかけた“青春”と、遠い日の“約束”―。

先日読みましたコミックの感想です。
『阿知賀編』直後の…
□咲 -Saki-(12)
■小林立さま
 ○イラスト評価:★★★★☆(3.8)
 ○内容評価:★★★★☆(3.8)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.0)
 ○総合評価:★★★★☆(3.6)

こちらは過日色々なものと購入をしてまいりましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『シンデレラガールズ あんさんぶる!』などと同じものとなります。
作者のかたは以前読みました『FATALIZER』と同じかたとなります。
こちらは以前DVDを観ております様にアニメ化もしておりまして、またゲームも出ており、その他以前読んでおります『阿知賀編』や下で触れます『咲日和』原作にあたる作品でございまして、またアニメの第2期が今期放送されているはずでございます?
先日の『マギサ・ガーデン』を読みました際にそろそろこちらを読みたい、と感じましたし、また特に優先して読みたい作品も一通り読み終えましたことから今回ようやく読むことができました(何)

内容としましては、宮永咲さんたちが所属する清澄高校が麻雀の大会を戦っていく、というものでございましょうか。
と、説明がやはり以前読みました第11巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をいたします。
この巻からはインターハイの準決勝の様子が描かれていきます…皆さんの試合は第2試合ということで、第1試合の模様までは上で触れました『阿知賀編』に描かれておりましたり…?
準決勝で対戦するのは南大阪代表の姫松高校、東東京代表の臨海女子、南北海道代表の有珠山高校ということで、対戦相手全ての都道府が2つに別れた仕様の場所になっておりました(何)

この巻ではその準決勝の先鋒戦及び次鋒までの趨勢がこの巻の半分ずつを使って描かれておりました。
この準決勝において最大の相手は臨海女子の模様…基本は海外の留学生ばかりを選手にしているらしい学校で、ただ先鋒は日本人でなければならないという規則があるらしくその先鋒には個人戦3位の実力者を持ってきておりました。
その様な相手にタコスな子は火力よりも速度を重視しなかなか善戦…終盤はちょっと息切れをした感がございましたけれど、でも十分頑張ったといえるでしょうし、特に前半は彼女の独壇場という感じで見せ場は十分だったのではないでしょうか。
次鋒のまこさんはこれまで同様に扱いが悪い…かと思いきや、今回は彼女の眼鏡に関する回想もありなかなかしっかり描かれておりましたけれど、でも相手の臨海女子の選手が日本とは全然別の麻雀をすることもあり苦戦してしまっておりました…。
…有珠山高校は大将以外は全国レベルでないそうでかなり苦戦をしておりますけれど、でも先鋒と次鋒とかなりほんわかした子たちになっておりまして、個人的には今回の4校で現状では一番キャラクターとしては好きでございましょうか。

イラストはよろしいものかと思います。
百合的には麻雀の試合中心でございますのでそうは感じられないかもですけれど、でもそこはかとなく…?
ということで、お話はついに準決勝、ちょうど『阿知賀編』完結直後のことが描かれることになってまいります…『阿知賀編』なんてものをわざわざ作ったということは、普通に考えれば清澄が決勝戦に勝ちあがってそこで阿知賀の皆さんと対戦するのが自然の流れとなりますけれど、果たしてどうなりますか…?
…と、カバー下はきちんといつものタコスな子の漫画になっております。


また、同時にこちらも読みましたので…。
やはりよきもの…
□咲日和(3)
■木吉紗さま/小林立さま(キャラクター原案)
 ○イラスト評価:★★★☆☆(2.8)
 ○内容評価:★★★★☆(4.4)
 ○百合度評価:★★★☆☆(2.8)
 ○総合評価:★★★★☆(3.6)

こちらも上の作品とともに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『射』や『シスターはニービスケット』などと同じものとなります。
作者のかたは以前読みました『本日のアイドルさん』の漫画担当のかたとなります。
こちらは上の作品のスピンオフの一種となりまして、そういうことから同時に読んでみました。

内容としましては、『咲』に登場する皆さんの日常を描きました4コマ作品となります。
と、説明がやはり以前読みました第2巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をいたします。
この巻ももちろん4コマでございまして、『咲』の皆さんの微笑ましい日常の風景を描いたものとなっております…ですのでよい意味で特に付け加えることはない様な気もいたします?
…と、このくだりも第2巻の感想と同じとなってしまいましたけれど、本当にそのとおりでございまして、でもそれがとっても微笑ましく楽しい、よきものとなっております。

この巻でも長野県の各校や全国大会に登場いたしました学校の皆さん、それに大人なかたがたのお話が1話ずつ収録されておりまして、それぞれ皆さん微笑ましい日常を見せてくださいます。
軽い登場人物紹介もついておりますので、そろそろ登場人物が多すぎて覚えきれない…となってしまっても大丈夫で、それにこの『咲』も対戦相手が増えるごとにキャラクターもどんどん増えていくという収拾のつきづらい作品の割には、以前読んでおります『はやて×ブレード』などと同様にキャラクターを使い捨てにしない、きちんとどのかたにも個性があってよろしいものとなっておりまして、この『咲日和』では麻雀描写がメインでそのために目立てなかったかたがたにもきちんと出番があるのがよろしゅうございます。
その中でも特に愛されていると感じるのが華菜さんで、彼女単体のお話があるだけでもすごいことでございますのに(そんな人は他にいない…)、しかも2話も彼女のお話が収録されておりましたのでまたすごい…もちろん、彼女もまた微笑ましくそれはよきことでございます。
その他、この巻でもやっぱりカラーページがきちんと巻中でございましてもカラーになっております他、下部にちょっとした仕掛けがあり…?

イラストは悪くございません。
百合的にはいかがでございましょう、かえって原作より感じないくらいかもしれません?
ということで、こちらは微笑ましく楽しいよきものでしたかと思います。


また、先日はさらにこちらも読みましたので…。
スピンオフ作品です?
□シノハユ the dawn of age(1)
■小林立さま(原作)/五十嵐あぐりさま(作画)
 ○イラスト評価:★★★★☆(3.5)
 ○内容評価:★★★★☆(3.8)
 ○百合度評価:★★★☆☆(2.5)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.4)

こちらも上の作品とともに購入をいたしましたものとなりまして、上の作品の関連作品らしいことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては他には持っていないもの…一応ガンガン系ではございますけれど…?
作画担当のかたは上でも触れました『阿知賀編』などと同じかたとなります。
こちらもまた上の作品のスピンオフの一種らしく、1日3冊になってしまいますながらも同時に読んでみました。

内容としましては、麻雀好きの女の子を描いたお話、となるでしょうか。
主人公の白築慕さんは小学生の女の子…麻雀が大好きでお料理が得意な、年齢相応に素直でかわいらしい女の子でございます。
その慕さんは母親と暮らしていたのでございますけれど、ある日その母親が行方不明となってしまい、島根県にいる叔父の家で暮らすことになってしまいます。

転校先で麻雀をしている子たちを見た慕さん、仲間に入れてもらおうといたしますけれど、麻雀が好き、という理由が気に食わないらしく拒否されてしまいました。
その様なある日、松江市にて子供対象の麻雀大会があることを知り、それに参加いたしますことに…純粋に麻雀好きということもあるのでございますけれど、それ以上にその大会で優勝したりして有名になれば母親に自分の存在を知らせることができるのでは、と思ったわけでございます。
ちなみに、その母親が行方不明となった理由は現状全く不明…前日は普通に慕さんや叔父と楽しく麻雀をしておりましたので、本当によく解りません。

その他の登場人物、まず慕さんと同じ学校の石飛閑無さん…勝つために麻雀をしているとおっしゃる、気の強い子でございまして、慕さんのことを拒否したのはこの子でございました。
その閑無さんがライバル視しているのが、去年のこども麻雀大会優勝者の瑞原はやりさん…かわいらしい雰囲気の子でございますけれどその麻雀の実力は本物でございます(ちなみに閑無さんもその実力は確かで、2位にこれる実力はございます)

お話のほうは、幼くして母親が行方不明になるという悲劇に見舞われた慕さんを描いたもの…母を見つけるために麻雀で高みを目指す、ということになるでしょうか。
彼女はその様な悲劇はございますけれど、表面上は明るく振舞っておりますのでそこまで悲壮感は感じられませんかも…もちろん、あくまで表面的には、というところでございますけれど。
この巻ではその様な彼女の境遇やこども麻雀大会にてそのはやりさんと対決し、その末に同じ学校である閑無さんと全国を目指す、というあたり…この先どうなるかは見守っていきたいところでございます。

と、この作品は上の作品『咲』のスピンオフの一つらしいのでございますけれど、繋がりがいまいちよく解らない…。
登場人物も見慣れないかたばかりでございますし…ただ、瑞原はやりさんのお名前だけはどこかで見覚えがあり、どこでかと思いましたら、上で触れました『咲日和』でございました。
この作品に登場するプロ麻雀せんべいのおまけカードに何と彼女のカードが入っており、しかもキャラクター紹介では28歳とされておりました…こちらのはやりさんは小学5年生でございまして、どうやらこちらの作品、本編より相当過去のお話となっている模様でございます。
そこまで過去のお話が本編とどう繋がるのか、それとも別に繋がらないのか、こちらにもちょっと気をつけて読んでいきたいものでございます?

イラストは悪くございません。
百合的にはいかがでございましょう、小学生のお話な上に今は登場人物もそう多くなく、特には感じられませんけれど…?
ということで、こちらは『咲』のスピンオフながら相当過去のお話になるご様子…悪いものではございませんでしたし、引き続き見守ってみましょう。


とっても大好きでご無事でいらっしゃいますことやまたお会いできますことを願ってやまないあのかたもお好きなシリーズたち、『サモンナイト』は『4』のほう、昨日はほとんどできませんでしたながら『その花』のほうは引き続き『天使の花びら染め』を進めます。
昨日は雫さんのお家にエリスさんがお泊りにくるお話…エリスさんが日本文化に興味を示していることもあり、純和風な邸宅な雫さんのお家にお招きしたわけでございます。
お手伝いさんにエリスさんのことをどう紹介しようか迷う雫さんでございますけれど、彼女が何かを言う前にエリスさんが恋人だとおっしゃってしまい雫さんはあたふた…でもお手伝いさんはあっさりそれを受け入れるのでございました。

雫さんのお部屋はまさに純和風で、彼女の私服も着物でございましたりとまさに大和撫子…エリスさんの私服もとても素敵でございまして、やっぱりこのお二人は一番絵になるといえるのではないかなと思います(皆さんそれぞれに絵になりますけれど、その中でも群を抜いて…)
その様な雫さんのお家では、エリスさんに日本文化に触れていただこうということで華道や書道をしていただいたりいたします。
雫さんは父が書道家、母は華道家とのことでどちらももちろん非常に良い腕前…華道のほうはエリスさんに自由にさせますけれど、書道のほうはちょっと厳しく指導されたりして…?

夜は一緒にお風呂に入って…もちろんエリスさんは我慢できません。
お風呂から上がってお部屋へ戻りますと、すでにお布団が並べて敷いてあり…お手伝いさんが気を利かせてくださったわけでございますけれど、雫さんは恥ずかしくってお布団を離してもぐりこんでしまいます。
けれど、エリスさんがさみしそうでしたり不安そうでしたりなご様子で、雫さんも本当は素直な気持ちになりたいわけで…思い切って自分に素直になって、エリスさんのお布団に一緒に入らせていただきます。
もちろんこれまたエリスさん、そして雫さんも我慢できるわけがなくって、激しい時間を過ごされることになったのでございました。

昨日はそこまででございまして、雫さんのお家での一日を描いたものとなりました…お互いに非常に幸せな一日を送ることができまして、見ているこちらも非常に微笑ましい気持ちにさせていただけます。
あと、何気にお手伝いさんのキャラクターがよい感じなのでございますけれど、続編などには登場いたしましたっけ…ともあれ、この素敵なお二人の日々を今後も引き続き見守ってまいりましょう。

2014年02月07日

MERI・CARI ARMOR いぶきとみおとの魔法物語

先日読みましたコミックの感想です。
よきものでした
□マギサ・ガーデン アクセル・ワールド/デュラル(3)
■川原礫さま(原案)/笹倉綾人さま(作画)
 ○イラスト評価:★★★★☆(3.5)
 ○内容評価:★★★★☆(3.8)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.2)
 ○総合評価:★★★★☆(3.5)

こちらは過日色々なものとともに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『ストパニ』『ラブライブ!』や『やまンこ!』『リコとハルと温泉とイルカ』などと同じものとなります。
こちらはどうやら元はライトノベルっぽくってアニメにもなっております『アクセル・ワールド』という作品のスピンオフ作品、となる模様でございます。

内容としましては、ある人に憧れて強さを追い求める少女を描いた作品、となるでしょうか。
と、説明がやはり以前読みました第2巻の感想と同じとなりましたので詳細な説明は省略をいたします。
この巻の主題はリーリャさんの成長、というものにございまして、ゲームの内外でちあきさんと一緒にいることでリーリャさんが色々成長をしていっているご様子が見て取れます。
それは強くっていっていることもそうで、それに素敵な笑顔を見せて周囲の視線を集めたりも…もちろん彼女の持つ微笑ましさは変わりませんので安心でございます。

その際、ちあきさんから見たリーリャさんの強さ、というものが描かれるお話があるのでございますけれど、ちあきさんが受けた強さをリーリャさんが身につけるに至った理由というのは…。
その理由の一端かと思われる、リーリャさんをいじめていた少女なのでございますけれど、彼女がリーリャさんをいじめていたのは愛情の裏返しのご様子で、この巻では彼女のことも色々見えてまいります…こちらも百合的によろしい感じで、また色々複雑でございますので、引き続き見守って、報われるかたちで収まってくださることを願いたいものでございます。
その他、この巻ではちあきさんが憧れる存在である黒雪姫なるかたの、実物にお会いできる機会がございましたり…でもゲーム内で憧れる存在に実際に会ってはならない、と思い直して少し顔を見せる程度で終わったのでございますけれど、実物も相当に素敵なかたでした模様で…?
…という様に私が読むとどうして百合的な方向や女の子たちの素敵さに目が入ってしまう作品なのでございますけれど、お話自体もなかなか面白いものでございますよ?

イラストはなかなかよろしゅうございます。
百合的にはやはりちあきさんとリーリャさんなのでございますけれど、他にも色々気になるところがあり、こちらは先を見守ってみましょう。
ということで、こちらは設定云々を置いておいても百合的に見るだけでなかなかよい感じ、という以前読んでおります『咲』と同じ状態になってまいりましたかも…その『咲』同様になるべく皆さんがしているゲームのシステムなども理解をしようとは思うのでございますけれど…?
…そういえば、その『咲』はまだ新刊を読めずに溜めてしまっておりましたっけ…特に優先したい作品は一通り読めたと思いますし、そろそろ読んでおきたいかも?


また、同時にこちらも読みましたので…。
同人誌です
□MERI・CARI ARMOR いぶきとみおとの魔法物語
■宮越和草さま
 ○イラスト評価:★★★★☆(3.8)
 ○内容評価:★★★★☆(4.0)
 ○百合度評価:★★★★☆(3.5)
 ○総合評価:★★★★☆(3.8)

こちらは過日色々なものととともに届きましたものとなりまして、少し気になりましたことから購入をいたしましたものとなります。
こちらはコミックサイズとなっておりますけれども、以前読んでおります『あまひま*さくさく』などと同様に同人誌となっております。
こちらの作者のかたは以前購入をしております同人誌『いろいろおんなのこ』などを描かれたかた、サークル【極東見聞舎】さまとなります。
…上の作品同様にファンタジーの入った戦いのお話、という印象を受けましたので同時に読んでみました。

内容としましては、ある日親友に実は魔法使いだった、なんて事実を告げられた少女を描いたお話、となるでしょうか。
物語の舞台は現代日本でございまして、主人公は菅野いぶきさんという中学1年生の女の子…短い髪をされた元気でまっすぐな性格をされた、そして幼少の頃より剣道をしている子でございます。
そのいぶきさんには佐和島みおとさんという同級生でほんわかした勉強は得意な、でも運動は苦手な親友の女の子がいるのでございますけれど、ある日そのみおとさんがいぶきさんへ自分は実は魔法使いの家系で、なんて告白をしてまいります。
舞台は現代日本ですのでもちろんそれは冗談か何かとも思ってしまいますけれど、みおとさんはいたって真面目な様子で困惑してしまういぶきさん…。

と、その様なときに突如として謎の勢力が襲い掛かってまいりまして、みおとさんが魔法を使って防戦するものでございますから、これはもう信じるしかない…。
けれどみおとさんはまだまだ修行をはじめたばかりで攻撃魔法が使えたりしないので、自らの身を守るために生きた鎧を身にまとうことになります。
それを身にまといますと外見も中身も全てその生きた鎧…人格をしっかり持った者のものになってしまい、みおとさんはその中で眠っている様な状態になるといいます。
その鎧の名はサーフィア・レングライトといい、800年くらい生きているなかなかベテランらしい…高い身長に抜群のスタイルを持ちその実力も確かでございますけれど、性格はちょっと難があるご様子です?
通常、鎧の形態になっても術者とは交信ができるはずなのでございますけれど、みおとさんとサーフィアさんは相性が悪いのかなぜか交信ができない…。
ということでみおとさんの力になりたいいぶきさんが伝達役になりますけれど、悪いこと(?)サーフィアさんはいぶきさんに惚れてしまったご様子で…?
…ちなみに敵対勢力はこの世界に少なからず存在するらしい魔法使いを敵視する、人間の姿をしているものの人間ではない存在たち…結局最後までその正体は完全にはっきりとはしませんけれど…?(何)

お話のほうは、その様なファンタジーなお話…そしてみおとさんとサーフィアさんの間に挟まれるいぶきさん、といったところになるでしょうか。
いぶきさんとみおとさんはお互いのことをもちろん悪からず思っておりますものの、それはあくまで親友として…と感じていたのでございますけれど、いぶきさん大好きなサーフィアさんが登場することによってお互いに少しずつ意識の変化が訪れたりいたしまして…?
そのお二人…いえ三人の気持ちの決着はどうなるのか、というところが一番の見所ではございますけれど、最終的には今は三人で一緒にいること、ということに落ち着いたご様子…。
この作品、元は商業誌に連載されていた作品とのことながら打ち切りにあってしまったらしく、ですので結末が少々中途半端…消化不良感はぬぐえません。
そこは残念なところでございましたけれど、でもこれだけでも一応読めますのでよしとしておくこともできます…でも、やっぱりできれば打ち切られたりしなかった場合の最後まで読んでみたいでしょうか…。

イラストはなかなかよきものでございます。
百合的には3人それぞれの気持ちや関係がなかなかよろしゅうございます。
ということで、こちらは打ち切られなかった場合の結末を見てみたいという気持ちはございますものの、それでもなかなかよろしいものでございましたかと思います。


とっても大好きでどうかご無事な日々をお送りしていらして、そしてまたいずれはお会いできます日がきてくださいますことを心から願っておりますあのかたもお好きなシリーズたち、『サモンナイト』は『4』のほうでラミちゃんフィズちゃんの分身のスキルポイントを貯めつつ、『その花』は『天使の花びら染め』の続きから…晴れて恋人になった雫さんとエリスさん、でも雫さんは素直に感情を表現してくるエリスさんに対してなかなか素直になれずツンな態度を取ってしまいます。
本当はエリスさんのお気持ちがとっても嬉しいのに、でも恥ずかしかったりで素直になれない自分がもどかしい…けれど、エリスさんにはその本心がきちんと伝わっていらして…。
…その日の放課後、教室でエリスさんは雫さんへ対する気持ちが抑えられず色々されてしまわれ、雫さんはノーパンにすべきか選択を迫られますけれど、その様な変態さんなことはできないと思い直し…それを実際にしてしまった七海さんや紗良さんは…(何)

言葉以外でエリスさんへ想いを伝えられる方法を考える雫さん…お手紙は以前の告白の際に少し失敗してしまいましたので、他の方法を考えなくてはいけません。
その様な中、エリスさんは一人暮らしをしており、お昼はコンビニエンスなお弁当で済ませていることを知った雫さん、手作りのお弁当を作ろうと思い至ります…雫さんの料理の腕前はかなり素晴らしい感じで、やはり赤文字系『その花』の主人公さんは七海さん以外全員お料理できる…(何/青文字系を入れてもりんごさんが微妙なくらい?)
徹夜をしてしまうほど気合を入れてお弁当を作る雫さんに、霧島家のお手伝いさんは彼女に恋人ができたことを悟るわけでございますけれど、やはり雫さんは相当解りやすい性格をしているということになるでしょうか…『その花』にはツンデレさんに分類されるかたは結構多めでございますけれど、雫さんは璃紗さんと並んで正統派といえるでしょう(璃紗さんは外見もまさにもう正統派ツンデレそのものでございますので彼女のほうが一歩上かもですけれど…?)
その様なお弁当でございますから、エリスさんが喜ばないはずもなく、とてもおいしく食べてくださり…食後はデザートとして雫さんがいただかれることになってしまうのでございました。

昨日はここまででございますけれど、やっぱりこのお二人は非常によろしゅうございます…引き続き楽しんでまいりましょう。

2014年02月06日

月刊少女まんがタイムきららキャラットオリジナルファミリー

先日読みましたコミックの感想です。
1冊完結?
□ここめ不定点
■竹本泉さま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(2.6)
 ○内容評価:★★★☆☆(3.4)
 ○百合度評価:★★★☆(2.5)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.0)

こちらは過日色々なものとともに購入をいたしましたものとなりまして、何となくよさそうに感じられましたことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなっておりますまんがタイムきららコミックスとなります。
作者のかたは以前読んでおります『ながるるるるるこ』と同じかたとなります。

内容としましては、ちょっと背が低くて小学生に間違えられる様な高校生の女の子の日常を描いたお話となります。
主人公の麦畑ここめさんはということでその様な外見の高校生の女の子…さらには声もちょっとアニメ声なご様子でございます?
ここめさんはその名前から「おこめ」というあだ名をつけられたりしておりますけれど、ともかくその様な彼女、小学校から大学まで一貫してある学校へ入学をいたします。
運動神経はいいらしいものの特に部活に入ることのなかった彼女なのでございますけれど、そのうちに成り行きで漫研に入ることになりまして…?
…ここめさん、少しいじると以前読んでおります『きんいろモザイク』のアリスさんのコスプレと勘違いされたりするみたい…というお話が作中にございました(何)

ここめさんが漫研に入ったきっかけは、クラスメイトで友人となりましたゆかりさんという背の高い女の子がその部に入っていて、一緒に入り浸っているうちに…という感じでございます。
ちなみにそのゆかりさん、巻頭のキャラ紹介では「伊藤ゆかり」になっておりますものの作中の名乗りのシーンでは「武東ゆかり」となっていて、どちらが正解かは解りません(何)
と、この学校は飛び級制度が設けられておりまして、漫研の部長さんは初等部5年生ながら飛び級で高校生になっている三園三々加さんでございました。
彼女は数学の天才なために飛び級で高等部にいるわけながら、(当然ながら?)ここめさんよりもさらに小さい、そして年齢相応にかわいい子でございます。

お話のほうは、その様なここめさんの日常を約2年にかけて描いたもの…ちなみにこちら、大判サイズのきらら系作品にしては非常に珍しいことに4コマではない作品となっております(っと、同じ作者さまの作品な『ながるるるるるこ』もそうでございましたっけ)
ここめさんはその様な小さな存在ですので三々加さんともども学校のマスコット的存在となっているご様子で、その様な微笑ましい日常を見守っていくのんびりしたお話でございます。
2年生になりますとここめさんは萌え民謡部なる部活の人たちにも目をつけられてアニメ声で民謡を歌わされてそれが少し評判になったり、お昼休みの放送を担当させられたりと、いつしか三々加さんの次に学校で有名な存在になっていったりして…?
そうはいいましても皆さんのまったりした日常が変わるわけではなく、特に波乱なども起こることもなく、さらに最終回らしいことも特になく日常のままにこの作品はこの1冊で完結の模様でございます。

その他、巻末にはこちらの作者さまが過去10年にわたって描かれた作品など収録されております…そうでございましたか、まんがタイムきららは10周年でございますか…。
その中には以前読んでおりましてきらら系でおそらく唯一二桁の巻数に達しました『三者三葉』の10巻記念なお話も収録されておりました。
…きらら系には巻末にきらら系コミックス全ての中での通算巻数も書かれているのでございますけれど、『三者三葉』第1巻は11でございますから相当古い…ちなみに1は以前他社へ移籍したver.のコミックを読んでおります『トリコロ』の第1巻、この『ここめ不定点』は901となり、もうすぐ1000冊出ることになるみたいでございます(以前読んでおります『つぼみ』は通算巻数に数えられない模様ながら以前読んでおります『SAKURA』は入るみたい…)

イラストは普通でございますけれど、これはこの作者さまの個性でございましょう。
百合的には特にはないのでございますけれど、最後のお話が少しよい感じでしたりと、普通のきらら系くらいにはありそうかと…?
ということで、こちらは何だかまだ普通に続きそうな印象も受けましたながら、でもナンバリングも振っておりませんのでこの1冊で完結の模様…ちなみに今日の日誌のタイトルは表紙カバーの折り目を見ていただければ解りますかと思われ…?


また、同時にこちらも読みましたので…。
1冊完結…
□乙女王子 〜女子高漫研ホストクラブ〜
■888さま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
 ○内容評価:★★★☆☆(2.5)
 ○百合度評価:★★★★☆(3.5)
 ○総合評価:★★★☆☆(2.8)

こちらは過日『百合姫S』などとともに購入をしたもので、何となく百合っぽい感じがしましたので購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては上の作品同様にまんがタイムきららコミックスとなりますけれど、こちらは大判サイズでも4コマでもないものとなっております。
…上の作品の舞台が漫研でございまして、何か他に同じ舞台っぽい作品があった様な…ということで、長らく放置されていたこの作品のことを思い出しまして同時に読んでみました(何)

内容としましては、桃花女子高の漫画研究部の皆さんのお話となります。
主人公の小形ひよなさんは新1年生…中学校のときも漫研部に入っていらして、そのときの活動が非常に実になったということもあり高校に入っても漫研部に入ろうと心に決めておりました。
けれど、その高校にも一応漫研部はあり部員も3人いらしたものの漫研らしいことは何もしておらず、しまいには生徒会副会長によって部から同好会への格下げを通達されてしまうほどの、部活動としての実体のない部だったのです。
そんな部を何とか存続させるために、副会長の弱みをつかんだ漫研部の皆さんはそれを突いた攻撃により副会長を篭絡しようとするのです。
それがホストクラブであったわけで…その副会長さんは真面目そうなのですけれど、実は異形面アイドルなどが好き、という一面がありましたので…(異形面とは何か、についてはこちらをご覧くださいまし…このフレーズを使うのもずいぶん久しぶり…/何)
ホストクラブをする、といっても女子高ですので漫研部の皆さんが男装をするわけでございますけれど、いつしか副会長さんはその中のお一人、無口ながらボーイッシュな雰囲気あふれる昌さんに惹かれていくのでした。
その過程で、廃部は取り消されたものの、部費はホストクラブをすることで稼ぐように…ということになってしまうのでした。

と、漫研部の部員としては2年生3人で、部長の金堂さんはただすぐに部長になれそうというだけで漫研部に入った、少々破天荒なかたです。
昌さんは上で触れたとおりのかたで、主に食べ物関係でかなり不思議なかた…お嬢さまだという噂もありますけれど、真偽のほどは不明です。
宇田川さんはまともなかたですけれど、いくつもの部活を掛け持ちしていたりとかなり万能なかたとなります。
ちなみに、ホストとして男装をするのは部長以外です…部長さんは裏方?

副部長さんが昌さん(ただしホストver.)に本気で恋をしたりして、百合要素は結構あるのですけれども、私は残念ながらホストというものについて偏見と言われても仕方のない否定的なものを抱いていて、この作品を読んでもその感情は好転しませんでしたので、読んでいてそれほど気分のいいものではございませんでした。
少なくとも、私はホストなんていうものは必要ないと、少なくとも詳しく知ったりしたくないと思ってしまうのでした…見たくない世界、というところでしょうか。
その点、生徒会会計の女の子が宇田川さんをホストとしてではなく女の子として好きになって、「お姉さまクラブ」を設立してください、と言ってくださったのは嬉しかったです(何)
…と、こちらの作品はこの1冊で完結となっております。

イラストのほうは悪くありません。
百合的には副会長さんが、なのですけれども彼女はあくまで昌さんを男としてみている節がございますので、やや微妙かも…その点、生徒会会計の女の子が…(以下略)
ともあれ、こちらはあくまで個人的にはあまり楽しめるものではございませんでしたかなと…いえ、百合的にはなかなかあるとは思いますよ?


とっても大好きでどうかご無理はなさらないでご無事な日々を送っていらっしゃることを、そしていずれはまたお会いできますことを心から願っておりますあのかたもお好きなシリーズたち、『サモンナイト』は『4』のほうでラミちゃんフィズちゃんのスキルポイントを貯めつつ、『その花』は『あまとろちゅ』が終わりましたのでその次の作品…『天使の花びら染め』をはじめます。
天使、ではじまるタイトルといえば最近は以前しております『天使のあこがれ』や以前しております『天使たちの春恋』、そして3月末に発売の『天使たちの約束』といったいわゆる青文字系『その花』が思い浮かびますけれど、こちらはもちろんいわゆる赤文字系…雫さんとエリスさんという3年生カップリングのお話でございます。

雫さんは長い黒髪に着物のよく似合う、文武両道、特に書が得意なまさに大和撫子なかたで、皆さんからの人気も非常に高く、ご本人もそれをある程度自覚しながらもさらに完璧を目指すかたでございました。
その様な雫さんのクラスに、ある日留学生としてエリスさんがやってきて…エリスさんは長くてふわふわの金髪をされた非常に美人さんでまた人当たりもとてもよく、すぐにクラスの人気者になっていきます(エリスさんの母親、イギリス人かと思っておりましたけれど、北欧らしい…/何)
雫さんが皆さんに雫御前と呼ばれる様に、エリスさんはリュミエール・ノヴァと呼ばれる様になったそう…リリ・プラチナムと呼ばれるのはまだ今しばらくのご様子でございます。
雫さんはエリスさんの世話役をお願いされるのでございますけれど、その様なエリスさんを見ていると胸がもやもや…これは人気者の座を奪われた嫉妬かと思い自己嫌悪をしてしまいますけれど、実はそうではなくってエリスさんが他の皆さんと仲良くしていることに対して嫉妬しているわけで、つまりは一目惚れをしていたのでございます。
しかもエリスさんは天然なのかどうなのか雫さんへ無自覚に好意を寄せてきておりまして、雫さんは素直になれずにちょっとツンな態度を取ってしまう…自分の気持ちが恋だと気づいたときには、その態度を思い返してもう嫌われてしまったのでは、と泣いてしまわれるのでございました…。
…その様な中、日直のエリスさんのお仕事を他の生徒がしようとしているのを雫さんが止める、というシーンがございましたけれど、これ…玲緒さんあたりでしたらどうしているのでしょう、彼女が黒板の字を消している姿があまり想像できない…(何)

その様な雫さんを見たエリスさんは無自覚のうちに口づけを交わしてしまい、雫さんは激しく動転…翌日はエリスさんのことを避けてしまわれます。
でもエリスさんは雫さんのことを追いかけ続けまして、お昼休みに裏庭でついに雫さんはエリスさんに追い詰められ、そして告白をされます…先日の口づけでエリスさんは自分の気持ちをはっきり自覚したわけでございます。
と、この瞬間周囲から歓声が沸きあがり…何とエリスさんの告白は多数の生徒に見られてしまっていたのでございます。
ちょっとこの展開には吹き出してしまいましたけれど、これでお二人は皆さんの公認カップルに…雫さんが自分の気持ちを口にしないままになってしまわれたのでございました(他の皆さんはエリスさんが自分の気持ちに自覚を持ったら相思相愛、と思っていらっしゃり、雫さんの本心はこの時点でバレバレの模様…)
…これ以降、エリスさんが告白をしたということでそれまでひと気のなかった裏庭は有名な場所になってしまいました…今までここでこっそり色々しておりました七海さんと優菜さまたちの心中やいかに…(何)

ここでアイキャッチが入りますけれど、ちょっとこのお二人は本当に微笑ましすぎますのでこのまま先へ進みます…もうお二人はすっかり公認カップルになったのでございますけれど、でも雫さんはまだ自分の気持ちを伝えておりません。
それで何とか伝えようとするのでございますけれど、極度の緊張によって伝えられない…そこで、恋文をしたためてそれを渡して伝えることにいたしました。
何と便箋100枚という途方もない量の恋文をしたためまして、放課後、教室に誰もいなくなったところでエリスさんにそれを渡して読んでもらうのでございますけれど、エリスさんは漢字がまだよく読めないらしい…日本語は流暢ですのに(雫さんはホームルームすらおぼつかない感じでエリスさんよりかえって危うい…?)
それでもお気持ちは伝わったご様子で、エリスさんは雫さんへあつい口づけを…雫さんもそれを受け止めるのでございました。
こうして雫さんもお気持ちを伝えることができ、恋人同士になれたのでございますけれど、雫さんはやっぱりちょっと素直になれない…もっとも、人前で色々されて恥ずかしがるのも当然かもで、エリスさんが過剰なのかもしれません?
それでも、エリスさんのことを呼び捨てで呼べる様になりましたりと、今までと少し違うことを実感できたのでございました。

昨日はそこまででございましたけれど、やはりこの雫さんとエリスさんカップリング、個人的には『その花』で一番大好きすぎて仕方ないかもしれません…もちろん他のカップリングもそれぞれにとてもよろしくどなたも大好きで大好きなのでございますけれど、このお二人に関してはもうそういうレベルではないかも…?
雫さんとエリスさんともに比較的大人っぽい素敵さを感じるお二人で、『その花』でそういうカップリングはこのお二人が唯一かと思いますけれど、大和撫子と金髪美少女という、どちらも個人的に非常に好みとするところがまた素晴らしいです。
雫さんはエリスさんへのツンデレっぷりが微笑ましく、エリスさんは雫さんへのまっすぐな想いがまた微笑ましく、これでちょうど釣り合っている訳でございます。
それに雫さんが自分の気持ちを自覚されて告白されるまでの一連の流れが、また個人的な好みにかなり合致しており大好き…この雫さんというキャラクター、これからもそうなのでございますけれど、こういう面も含めて個人的に色々思い入れを激しくしてしまうのでございます(そしてお相手のエリスさんがまた非常によろしく…)
ということでとっても大好きなお二人のお話、続きものんびり楽しんでまいりましょう。

2014年02月05日

ありがとう、私の友達―。

先日読みましたコミックの感想です。
最終巻でした
□Good night! Angel(3)
■柊ゆたかさま
 ○イラスト評価:★★★★☆(3.5)
 ○内容評価:★★★★☆(4.0)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.4)
 ○総合評価:★★★★☆(3.7)

こちらは過日色々なものとともに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなっておりますまんがタイムきららコミックスとなります。

内容としましては、素敵な高校生活を夢見る女の子を描いた4コマ、となるでしょうか。
と、説明がやはり以前読みました第2巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をいたします。
この巻では、やはりお友達との楽しい時間を夢見つつ暗殺稼業をするユリさんと周囲の皆さんの日常を描いておりまして、季節は秋…学園ものの王道ということで以前読んでおります『GA』同様に学園祭の時期になってまいります。
ユリさんたちのクラスは演劇をすることになりまして、ユリさんは王子さま役、そしてお姫さま役に佳奈さんが選ばれまして、一気にお友達としての距離が近くなりそうでどきどきしてしまうのでございますけれど、その様なある日、自分の仕事のことが原因で佳奈さんを泣かせる事態になってしまい…?

そのことに気分を落ち込ませてしまうユリさんなのでございますけれど、それと同時期に不思議な少女との出会いもしておりました。
長身で長い黒髪のちょっと鋭さを感じさせる雰囲気の謎のギター弾きの釈陽というかた…どこか自分と似た印象を受ける彼女に徐々に心を開いていき、佳奈さんとのことなども相談するユリさんなのでございますけれど…?
結局その陽さんは敵側の組織のかただったのでございますけれど、でもユリさんに似ているというのは確かでございまして、そのために最後には心を通わすことができたご様子…終盤の展開はなかなかよいものでございます。

終盤…ユリさんを組織へ引き込もうとするハゲワシなる胡散臭い男性の手により佳奈さんたちがさらわれてしまいます。
最終的に佳奈さんたちにユリさんの正体がばれてしまい、どうなってしまうのか…とひやひやさせられますけれど、でも佳奈さんたちはそれでもユリさんを受け入れてくださり、そしてハゲワシの魔の手も振り切ることができ、念願のパジャマパーティも開くことができてめでたしめでたし、ハッピーエンドでございます。
…と、事はそう簡単にはいかず、物語はちょっと切ない終わりかたをしているのでございますけれど、暗殺者という仕事をしている以上、以前読んでおります『キルミーベイベー』の様な完全ギャグでなくまたその仕事から足を洗うというわけでもない場合、こうなるのも仕方ないでしょうか(といいましても、誰か犠牲者が出るとかそういうわけではございませんので、そのあたりは安心してくださいまし)

ということで、この作品はこの巻で完結、最終巻でございました。
佳奈さんとの友情については、パジャマパーティでの描写が非常によろしかっただけにその翌日の展開がよりさみしくなってしまいますけれど、仕方のないところかと…あやめさんとの関係は相変わらず、といったとこで終わります?
そのユリさんやあやめさんたちのお名前の由来がカバー下で説明されておりますけれど、あやめさん「以外」のメインの暗殺者さんたちについては殺された側の人間が由来になっておりました(ユリさんはローマ帝国皇帝カエサル、リカさんはアメリカ合衆国大統領リンカーン、玲音さんはビートルズのジョン・レノン、瑠希さんはワルキューレ作戦のドイツ国防軍シュタウフェンベルク大佐…)
その様な中、あやめさんのみはフィンランドの狙撃者であるシモ・ハユハという殺す側(もちろん天寿を全う…)になっているのは何か意図があるのかどうか…?

イラストはなかなかよきものかと…既刊の評価は過小評価ではないでしょうか。
百合的にはやはりあやめさんが特に強いのでございますけれど、現状維持の関係のままで終わり…ユリさんと佳奈さんの関係もよい感じだったのでございますけれど…?
ということで、こちらは安易なハッピーエンドではなく切なさが残る終わりかたでございましたけれど、でもよい作品でございましたかと思います。


とっても大好きでご無理などなさらないでご無事な日々をお送りしてくださっておりますことを心からお祈りしておりますあのかたもお好きなシリーズたち、『サモンナイト』は『4』のほうで本格的にラミちゃんフィズちゃんの分身のスキルポイントを貯めはじめます。
特にラミちゃんはかなり多大なスキルポイントを必要とするご様子でございますので、時間はかかるかもしれませんけれどのんびりまいりましょう。
そういえば、これまで迎え入れた分身なかたがた、つまりユエルさんやユヅキさんとピアさんはクラスチェンジが発生してもそのまま一つのクラスを進むのみでございましたけれど、ラミちゃんフィズちゃんは普通に仲間になるキャラクター同様に複数のクラスから選択可能となっておりました(いえ、ユエルさんは一つのクラスでしたわけではなくクラスチェンジの回数が一回少なかった、のでしたっけ?)

一方の『その花』は『あまとろちゅ』の続きから…ある日の朝、突然貴子先生の先輩、つまり麗奈さんから電話があり、長期出張に向かう前に一度二人きりで会いたい、と伝えられます。
瑠奈さんのことがございますから迷う貴子先生でございましたけれど、瑠奈さんに気を遣われ会いに行くことにいたしました。
けれど、その当日、向かう途中になって、誰よりも大切なはずの瑠奈さんに気を遣わせるばかりで本当の気持ちを聞いていない、と突如後悔し、麗奈さんには会えないと電話をして引き返してしまわれます。
一人きりでお留守番をする瑠奈さんは、貴子先生のためにできないお料理を作っていたりして…その姿がまたとても健気で、そして瑠奈さんの見せる本心にもう我慢できなくなってしまって、激しく愛し合うに至るのでございました。

ということで、以前しております『あまくてほしくてとろけるちゅう』も無事にハッピーエンドで終えることができました。
今回は『その花』シリーズ初の、そして現在のところ唯一の教師と教え子という関係のお二人なお話でございましたけれど、貴子先生はほわほわしてかわいらしく、また瑠奈さんも高飛車というか女王さまな性格というか、その様なかたでございますけれどそれだけに時折見せる健気な姿がまたかわいいのでございました。
麗奈さんは電話越しに声なしで登場する程度で、本格登場はもっと先のこと…とんでもない人だということは伝わってまいりますけれど…?
ともあれ、今日からはまた次の作品を…待望のあのカップリングの作品となりますし、引き続きのんびりと楽しんでまいりましょう。

2014年02月04日

謎の組織集団GAを追え!!

先日読みましたコミックの感想です。
秋のお話…
□GA 芸術科アートデザインクラス(6)
■きゆづきさとこさま
 ○イラスト評価:★★★★☆(3.5)
 ○内容評価:★★★★★(4.6)
 ○百合度評価:★★★☆☆(2.5)
 ○総合評価:★★★★☆(4.2)

こちらは過日色々なものとともに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなっておりますまんがタイムきららコミックスとなります。
こちらは以前DVDを観ております様にアニメにもなりまた以前しております様にゲームも出ました作品となります。
作者のかたは以前読んでおります『棺担ぎのクロ。』と同じかたとなります。

内容としましては、彩井学園工業大学付属彩井高等学校の芸術科アートデザインクラスにいらっしゃる個性的な女の子たちのお話となります。
と、説明がやはり以前読みました第5巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をいたします。
その第5巻は夏のお話になっておりましたのに対しまして、この巻は秋のお話…学園ものな作品における秋のイベント、つまり中盤では体育祭のお話がございましたり、終盤では文化祭のお話がございましたりと非常に賑々しい巻となっており楽しいものとなっております。

その他の印象といたしましては、相変わらず(?)夢の中のお話が多い感じを受けましたり、あとはサブキャラさんたちに結構出番あった気もいたします?
つまり吉川さんとかあーさんたちのクラスメイトのかたとか…とはいいましてももちろんメインの皆さんもいつもどおりに目立っておりますので、その上でサブキャラさんたちにも出番がある、というのは嬉しいことでございます。
あとはキョージュさんの悩みのお話とか…そして過去編のお話もあり、過去に服飾科にはGAの皆さんに似た生徒さんたちがいらしたご様子でございます?(それはまだあのコシノ先生が若かりし頃のお話…)

今日の日誌のタイトルは巻頭のカラーページから…巻頭のカラーページは2ページだけなのでございますけれど、この作品はきらら系でまれに見られます、カラーページはきちんとカラーで収録されている作品となっております。
巻中のカラーページは美術史を歴代順に見ていく、というものになっております?

イラストはなかなかよろしゅうございます。
百合的には特にはないかと思いますけれど、メインの5人は女の子だけでございますし、並のきらら系程度では…ということでこのくらいでございましょうか。
ということで、今回もよきものでございましたけれど、第5巻が夏、今回が秋と、何やら季節が移ろっている感じ…次は冬になるのか、それとも…?


とっても大好きでお会いできずさみしく心配にもなってしまいますけれどもご無事な日々をお送りくださっておりますことをお祈りしておりますあのかたもお好きなシリーズたち、『サモンナイト』は『4』のラミちゃんフィズちゃんのスキルポイント貯めをしたいところでございますけれど、昨日もちょっと時間が取れずに諦め…。
ただ、昨日で時間を大きく取る様なことは一通り終えられましたので、今日からまたのんびりやっていこうかと思います。

一方の『その花』は『あまとろちゅ』のほう、貴子先生と瑠奈さんが恋人同士になるまでの回想編も終わりまして、現在…すっかり瑠奈さんの虜になってしまわれた貴子先生の日常でございます。
非常に積極的で大胆な瑠奈さんに日々どきどきさせられる貴子先生ではございますけれど、その様な瑠奈さんもまたかわいいと感じてしまうのでございました。
その様なある日、彼女のためにお弁当を作ってあげたりいたしまして…このあたりの貴子先生のやっていることがやっぱりアサミーナさんに重なる…(何)
ある日には貴子先生が残業で帰りが遅くなるのでございますけれど、先に帰ると言っていた瑠奈さんが教室で待っていてくださり…その健気な姿に貴子先生は我慢ができなくなってしまうのでございました。

アイキャッチをはさんで、その夜…瑠奈さんの姉、貴子先生にとっては憧れの存在なかたから電話があります。
このかたは言うまでもなく麗奈さんなのでございますけれど、彼女の初登場は以前しております『ミカエルの乙女たち』からでございますので、ここでは声もなく会話も貴子先生側のものしか聞くことはできません。
その麗奈さんはしばらく帰れないので瑠奈さんをずっと預かっていてくれ、と一方的にお願いしてきます…このあたり、すでに『ミカエル』以降の彼女の姿が見える様でございますけれど、瑠奈さんとしては貴子先生と同棲できるいい口実ができたのでかえって喜んだりいたします。
もちろん拒否権はなく、瑠奈さんのマンションから彼女の荷物を運び入れたりすることになるのでございました。

そうして本当に一緒に暮らす状態になったお二人でございますけれど、さすがに学校でいちゃいちゃするのはよくないと考えた貴子先生は何とか我慢をしようと決意をいたします。
瑠奈さんは無駄なことを、と思い、またお昼休みには色々誘惑をしてまいりますけれど、何とか我慢…しようといたしますものの、やはり無理でした模様で、結局学校の裏庭で身体を重ね合わせたりしてしまうのでございました。
それだけでは足りなかったみたいで帰ってからもずいぶんされてしまわれましたけれど、お互いにお互いの好きなところを言い合ったりなかなか微笑ましい…。
…そういえば、この際に貴子先生と麗奈さんは相思相愛だなんて瑠奈さんが言っておりましたけれど、実際はどうなのでございましょう…麗奈さんにその様なそぶりがあった記憶があまり…?

昨日はそこまででございましたけれど、やっぱり貴子先生が色々微笑ましい…アサミーナさんに重なる…(何)
瑠奈さんも自分の気持ちを素直に表している様にも見えるのでございますけれど、ところどころでツンデレなところなども見えたりして、いずれにしても…貴子先生のおっしゃる様に、素直な彼女もツンデレな彼女も女王さまな彼女もかわいらしいのでございました。
果たしてこの先どうなりますか、引き続き見守ってみましょう。


その様な先日は以前購入をしております『りりくる』の第3巻『もっと、ずっと、ぎゅっと』を聴くことができました。
第1巻が親友、第2巻が姉妹のお話でしたのに対しまして、今回はお嬢さまとメイドさんという百合としてみると王道、、けれど現代日本の学園ものという舞台なお話にしましては珍しい気のするお二人となっておりました。
玖雅山アリスさんは高校1年生のちみっこでツンデレなお嬢さま…声の雰囲気なども合わせ、上で触れました『その花』シリーズに登場する玲緒さんのイメージでほぼ間違いない、というよりほとんど彼女そのものの様な印象すら受けますかもしれません?(玲緒さんよりは向上心がございますけれど/何)
一方の織部伊吹さんは高校3年生の背の高くスタイルもいい女の子で、アリスさんの家で彼女のメイドさんをしております…アリスさん大好きでいつもべったり、ちょっと変態気味かつ暴走や妄想しがちの危ないかたでございます(何)
ツンデレお嬢さまとメイドさん、ということで上で触れました『サモンナイト4』のリシェルさんとポムニットさんのイメージにも重なりますけれど、お二人の性格などを見ますとやはり『その花』の玲緒さんと麻衣さんのほうが近しい印象、かも?

お話はその様なお二人のもので、お嬢さまべったりの伊吹さんに対し、アリスさんがツンデレしつつもその距離感について自分なりに考えるもの…いつまでも伊吹さんに甘えてばかりではいけないし自分で頑張れるものは頑張らないと、と思うわけでございます。
伊吹さんのほうは、過去の一時期にアリスさんと離れ離れになっていた時期があり、それを思い出すとさみしくっていつも一緒にいたいと思ってしまうのでございました。
もちろん両者ともにお互いのことが大好きという気持ちは間違いなく、そして今回は伊吹さんが相当におバカなかたでございますので、過去2巻ほど切ないシーンはなくって、全体的に明るく楽しい雰囲気のお話になっていた印象を受けます、かも?

最後には中の人によるフリートークがございまして、今回のメインのお二人の中の人たち、アリスさん役の内田彩さまと伊吹さん役の大坪由佳さまは初共演作品も百合っぽい作品だった、と話しておられ何かと思えばこの作品でございましたか…(楓ちゃんと京子さん?)
第1巻にもアッカリ〜ンなかたがおられ、第2巻の真衣さん役な内田真礼さまはまりちゃん役でございましたり、なかなかその作品のキャラクター率が高い印象…もっとも、アリスさん役の中の人の印象、私はむしろこの作品のことりさんなわけでございますけれど、でも今回の役柄の声は本当に玲緒さんそっくりに聴こえましたかも…。
ともあれ、これで『りりくる』も全て聴き終えることができましたけれど、よき百合作品でございましたかと思います…これ、今後も何らかのかたちで展開されていけばよろしゅうございますよね。

2014年02月03日

あまひま*さくさく

先日読みましたコミックの感想です。
タイトルロゴが違う?
□ゆるゆり(11)
■なもりさま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.4)
 ○内容評価:★★★★★(4.8)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.4)
 ○総合評価:★★★★☆(4.4)

こちらは先日色々なものとともに届きましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなっております百合姫コミックスとなります。
こちらは以前DVDを観ております様に2期にわたってアニメ化されておりましたりまた以前読んでおります様にアンソロジーも出ております作品となります。
作者のかたは以前読みました『大室家』などと同じかたとなります。

内容としましては、とある中学校の娯楽部の皆さんの日常を描いた作品でございます。
と、説明がやはり以前読みました第10巻及び第10.5巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をいたします。
この巻でも皆さんの愉快な日常を描いておりまして、もう11巻ともなりますとよい意味で特に付け加えることはない…やっぱり楽しく面白い作品でございます。

その様なこの巻はメインの皆さん、つまりごらく部と生徒会のかたがた以外の皆さんは出番はなかったと思いますけれど、でもメインの皆さんの新たな一面なども見ることができてそれはそれで面白いものでございましたでしょうか。
例えばようやく千歳さんは自分がどれだけ恥ずかしい妄想をしているのかということを自覚されたり、櫻子さんと一緒にゲームセンターへ行った京子さんが見せた気遣いとか…。

その様なこの第11巻は特装版となっておりまして、付録といたしまして…
序盤をリメイク…
…『ゆるゆり さいしょのほうR』なる小冊子がついてまいりました。
こちらはタイトルどおり以前読んでおります第1巻収録の序盤をリメイクしたものとなっております。
これはけっしてそのまま収録したわけではなくって、お話の大筋は同じながら細部が結構色々変わっておりますので、第1巻の内容と見比べて読んでみると面白いかと思います。

イラストは悪くございません。
百合的にはタイトルどおりの作品なので百合姫コミックスな作品の中では低めながら十分感じられるものかな、と…やはりその点での中心はチーナさんでございます。
ということで、こちらは相変わらず楽しくよい作品でございましたかと…これからも長く続いてくだされば幸いでございます。
…ちなみに、この巻だけのことなのかは解りませんながら、タイトルロゴがこれまでとちょっと変わってしまっております?


また、同時にこちらも読みましたので…。
総集編です
□あまひま*さくさく総集編
■7001さま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
 ○内容評価:★★★★☆(4.0)
 ○百合度評価:★★★★☆(3.8)
 ○総合評価:★★★★☆(3.8)

こちらは過日色々なものととともに届きましたものとなりまして、過去に単体作品で読んでおりますものでしたことから購入をいたしましたものとなります。
こちらはコミックサイズとなっておりますけれども、同時に購入しておりまして以前読んでおります『なのサマ!!』や『マテリアルコンボ&ステイツ総集編』などと同様に同人誌となります。
…上の作品の二次創作作品、ということで同時に読んでみました。

内容としましては、『ゆるゆり』の二次創作作品…サークル【Room#7001】さまが過去に出された同人誌の総集編となります。
それら同人誌でございますけれど、以前に第1巻、以前に第2巻、以前に第3巻、以前に第4巻、以前に第5巻と一連のものを購入しておりました。
それでも一番最後には描きおろしも収録されておりますので、購入して損はないものといるでしょうか。

お話のほうは、タイトルから解ります様に向日葵さんと櫻子さんカップリングメインのお話たちが収録されております。
こちらはお二人のお話が『ゆるゆり』原作の様に1話完結の読み切り形式な短編で収録されておりまして、その原作でも実際にありそうなお二人のやり取りなどが微笑ましい作品となっております。
ですのでお二人の関係も概ね原作どおりなのでございますけれど、でも終盤のお話になりますと少し進んだ関係になるお話もあり、描きおろしを除いた最後のお話では大人になったお二人が…?
ともあれ、こちらは原作の雰囲気をよく保ったものになっておりまして、またお話もお二人らしい楽しくよろしいものになっておりましたかと思います。

イラストは悪くございません。
百合的には原作どおりにツンデレなかたがたなわけでございますけれど、それもまた微笑ましい…終盤のお話には高めのものもあって…?
ということで、こちらはボリュームも十分で、また短編形式でございますので読みやすく、それにやっぱりこのお二人は微笑ましくよろしいものでございました。


とっても大好きで少しお会いできなくってさみしく心配にもなりますけれどもご無事な日々を過ごしていらっしゃることをお祈りしておりますあのかたもお好きなシリーズたち、『サモンナイト』は『4』のほうでラミちゃんフィズちゃんのスキルポイント貯めでございますけれど、昨日もやはり時間が取れず行うことができず…焦らずのんびりまいりましょう(同じく時間がなくって以前購入をしております『りりくる』の第3巻も聴けず…)

一方の『その花』は『あまとろちゅ』の続き…引き続き回想編でございまして、瑠奈さんがすっかりクラスの他の生徒の人心を掌握して支配者の風格を出してしまっておりました。
クラスメイトの尊敬も一身に集めており、それが貴子先生にとっては嫉妬を覚えるほどのものでございまして、ある日我慢の限度が越えてしまい瑠奈さんにちょっときついことを言ってしまいます。
これは貴子先生の気持ちも解らないことはないのでございますけれど、でも瑠奈さんも結構一途に貴子先生のことを思ってしてきたことでございましたから、この結果はきつい…泣いて走り去ってしまいました。

さすがにちょっと言い過ぎたと反省した貴子先生、翌日に謝ろうといたしますけれど、瑠奈さんは学校を休んでしまいます…。
この際に悩みを高校時代の恩師である教頭先生に相談するシーンがあるのでございますけれど、このとき教頭先生から語られる貴子先生の学生時代の様子が非常に微笑ましい…そのほわほわした雰囲気や何だかクラスで影が薄くなってしまっていることなどとあわせ、アサミーナさんに重なる…(何)
ともかく、学校が終わって帰りに直接謝りに行こうとする貴子先生でございますけれど、部屋の扉前に瑠奈さんが座り込んでいるのを発見…すっかりお怒りモードの瑠奈さんなのでございますけれど、何でもすると約束した貴子先生に何とか機嫌を取り戻してくださいました。

何でもする、と約束してしまいましたので…瑠奈さんは問答無用で貴子先生のお部屋へお泊りにきてしまい、お風呂なども一緒に入ったりすることになりました。
でも、このときの瑠奈さん、姉の麗奈さんが出張でずっと家を空けていて一人きり、といういつかの玲緒さんと同じ様な状況になっておりましたから、いずれにしても貴子先生は放っておくことはできなかったと思われます?
その夜、一緒のベッドで休むお二人でございますけれど、瑠奈さんのあまりのかわいらしさに貴子先生はついに我慢の限界を越えてしまい、自分の気持ちが恋だと認めて自分から瑠奈さんへ口づけをしてしまうに至るのでございました。
…もちろん、この後は瑠奈さんが主導権を握り、そして一線を越えるにいたるのでございましたけれども。

ということで、昨日はそこまででございましたけれど、ここまでが回想編、ということになりそうでございましょうか。
貴子先生は確かに見ていて微笑ましくかわいい人物でございますので、瑠奈さんが色々したくなる気持ちも解りますかも…ともあれ、引き続き見守ってまいりましょう。
そういえば、貴子先生はアサミーナさんみたいに基本スペックの非常に高い人物なのでございますけれど、料理の実力も確かなもので…思い返すと、(赤文字系)『その花』の主人公さんは大体皆さん料理の実力をお持ちなイメージがございますかも?
楓さんは紗良さんのために作っているうちに高まっていっているご様子、麻衣さんはいつも家で作っており、貴子先生は言うに及ばず、確か雫さんも問題ないはずで、璃紗さんはかなりできるご様子で六夏さんも一人暮らしでそのあたりは普通にできるご様子…ということで、料理が苦手なのは七海さんだけなのでございました(何)


その様な昨日は上で触れました『ゆるゆり』と同時に届きましたアニメDVDから『きんいろモザイク』の第5巻も観てみました。
第5巻ということで、もうすっかり終盤…あと1巻で終わり、となるとさみしさを覚えるものでございます。

第9話は『ねないこだれだ』ということで、まずは両親が旅行に行ってしまい家に一人になってしまうという綾さんが皆さんをお泊りにお誘いいたします。
アリスさんとカレンさんが卵を頭で割ってしまったり、あるいは陽子さんがしょうゆを目分量で投入したり、あるいは皆さんが怖い話をしようとしたりと色々大変なこともございましたけれど、でも皆さんがお泊りにきてくださったことについては素直に嬉しく思うのでございました。
その翌朝、寝癖に触れようとしてきた陽子さんの手を綾さんが払いのけてしまう、ということがあり…それはそれだけで終わりかと思われたものの、綾さんはそのことをかなり気にしてしまっておられました。
そしてカレンさんの素直さなどを見て羨ましく感じてしまい、カレンさんに弟子入りすることに…もちろん相手がカレンさんでございますので振り回されて終わりなわけでございますけれど、でも陽子さんには思ったことを何とか素直に伝えられてめでたし、でございます。
そこでかなりはやいタイミングでエンディングが流れまして、そこからはカレンさんの発案で皆さんがかくれんぼをしますことに…この際の忍さんの動きはまさに名前どおりで、確かに前世は忍者と思われても仕方ないかと…(何)
最後は烏丸先生が天然振りを見せて終わるのでございますけれど、この流れはそのまま次のお話へ引き継がれます。

第10話は『すてきな五にんぐみ』ということで、こちらは秋のひとときを色々描いたお話…。
烏丸先生がアリスさんに敵視(?)されてしまわれたり、占いを気にするアリスさんが不運なことが重なってもそれを全く気にせず一つのいいことで非常にポジティブになれる忍さんに感心をされたり…。
烏丸先生は度々クラスを間違えるドジっぷりもお持ちなのでございますけれど、担任のお誕生日を祝おうと待機していた他クラスに入ってしまうのはさすがにひどい…(何)
後半は皆さんの休日の過ごしかたを描いていきます…カレンさんは猫さんを追って迷子になり、でも特に気にせずその状況を楽しまれます。
綾さんは陽子さんを遊びに誘おうといたしますけれどうっかり家の電話にかけてしまい弟さんを陽子さんと間違え赤面…ちなみに陽子さんには弟と妹がおりますけれどこのお二人はかなり似ております(陽子さんだけ浮いている、といえますかも?)
そしてお使いに出かけた忍さんとアリスさんが街中で偶然皆さんにお会いして次のお休みは一緒に過ごそう、ということになるわけでございますけれど…忍さんの服装に誰も突っ込まないのは、もう慣れ切ってしまったからでございましょうか…

その様な今回の『きんいろ』もまた非常に微笑ましくよろしい内容でございました…同時に届きまして先日観ました『のんのんびより』とあわせ、本当に微笑ましすぎます。
『きんいろ』の場合はアリスさんのかわいらしさがもう際立っておりまして、ゲームならともかくアニメでは彼女に匹敵できる様なかわいい子はいないのでは、と思わせるほどでございます。
今回は綾さんのツンデレ振りが目立ちましたけれど、それもまた微笑ましくよろしいもの…次で最終巻となるのは非常にさみしくなりますけれど、最後まで見守りましょう。

そういえば、今回は烏丸先生もなかなか目立つ存在で…上で触れました『その花』の貴子先生や以前観ております『ゆゆ式』のお母さん先生や以前観ております『GA』のさめちゃん先生と並んで、ほんわかほわほわした微笑ましい雰囲気の先生でございますよね。
アニメなどでよく見るタイプの先生としましてはそういったほわほわしたかたか『あずまんが大王』のゆかり先生にはじまり先日観ました『のんのん』の一穂先生や『GA』の殿先生に以前観ております『スケッチブック』の春日野先生に以前観ております『けいおん!』のさわ子先生に『ゆるゆり』の爆発教師といったどうしようもない感じの(失礼!)かたが目立つわけでございますけれど、どちらがよいかと言われるともちろんほわほわしたかたに決まっております(何)
中でもお母さん先生は非常によろしゅうございますよね…数あるアニメ作品の先生キャラの中でも一番好きでございましょうか。


その様な昨日はこの様なものが届いていたりもいたしました。
第2弾…
…こちらは『ミニッチュ アイドルマスター シンデレラガールズ』でございまして、以前のアサミーナさんとかなさまの放送で紹介いたしましたものの第2弾でございます。
第1弾をそのアサミーナさまとかなさまの放送で紹介いたしました様に購入をしておりましたので、今回もまた予約をしていたわけでございます。

今回のラインナップはこちらのかたがた…
無事に全員…
…真ん中のお二人は島村卯月さんと神崎蘭子さん、上の3人(一人分身しておりますけれど…/何)は十時愛梨さんと城ケ崎莉嘉さんと城ケ崎美嘉さん、下の3人は白坂小梅さんと輿水幸子さん、あと川島瑞樹さん…のはず、でございます。
どうして最後の瑞樹さんだけ自信なさげなのかというと、このかたはシークレット扱いで箱などにお名前がないから…見た限り瑞樹さんで間違いないとは思うのでございますけれど…?

こちらは完全ランダムでございますから1セット購入しても全員揃うとは限らない、と注意書きがなされておりますけれど、第1弾同様に今回全員揃って一安心…これ、本当に全員揃わないことってあるのでございましょうか…(1セット9箱で全8種ですので全員揃っても一人分多い…今回は愛梨さんが2つ入っていたわけでございます)
封入されておりました皆さんについて、蘭子さんだけ梱包状況が特殊になっておりました…また、莉嘉さんには小物としてカブトムシがついてきており、虫好き?(莉嘉さんは大人ぶっている印象がありますもの内面は子供らしいかわいらしい子でしたり、上の作品の瑠奈さんに重なる面がございますかも?)
ミニッチュはこれで終わりになってしまうのか、それとも第3弾がございますのか…まだまだ出てほしいかたはおりますし、あと一度くらいは出ていただきたい気がするのでございますけれど…?
…写真の台座にしているのがなぜか『ラブライブ!』でございますけれど、これは第1弾の際の写真もこうなっていたからで…(何)

2014年02月02日

来年の夏も、ほのかちんと一緒なん!

先日はこの様なものが届きました。
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色々…
○きんいろモザイク(5)
○のんのんびより(にっなのん)
○ゆるゆり(11)
○ロリポップPARTY!!!
○anthology#2
○キス マイ ノイズ×ステイ ユア エデン
○小さな星が重なるとき
○うちのシロ知りませんか?
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…上2つはDVD、その下1冊はコミック、その他は同人誌となります。

DVDたちはこれまでも購入をしておりますアニメの続刊となります。
この2作品はやっぱりDVDでもそれなりにしっかりとした特典がついてきてくださり嬉しゅうございます。

コミックのほうは過去に既刊を購入しております作品で、発売時期が中途半端でございましたし特装版ということもありメロンブックス通販にて予約をしてみたものとなります。
特装版の付録は『さいしょのほうR』なる小冊子…タイトルどおり序盤を再収録したものみたいでございますけれど…?
その他、アンケートはがきが…
なかなか珍しい形式…?
…今までにない特殊すぎる形式になっておりました。

個人的にそれよりも衝撃的でございましたのは、その『ゆるゆり』に封入されておりました広告チラシ…『犬神さんと猫山さん』のアニメのことが書かれていたのでございますけれど、これ、どうも以前観ております『てーきゅう』同様なショートアニメだといいます。
これにはちょっと拍子抜けで、これなら来期に『ろこどる』があってもいいのかな、と思えます…いえ、もちろん『犬猫』もDVDは購入いたしますけれどショートアニメはDVD1巻で終わるでしょうから余裕ができまして、『ラブライブ!』第2期ともう1作品くらい購入することはできるでしょうから。

では、同人誌につきましては以前購入をしておりますもの同様に参考にならない百合度評価やお勧め度をつけつつ感想を書こうと思います。

○ロリポップPARTY!!!《【Labo】さま/百合度評価:★★★★☆(4.2)/★★》
こちらは『ラブライブ!』の二次創作作品となりまして、好きなジャンルな作品ということで購入をいたしました、1月12日に出ましたらしいものとなります。
内容としましては、突如真姫さんが幼女になってしまう、というお話…。
当初は絵里さんがその真姫さんを非常に愛でておりましたから絵里さんメインのお話なのかと思いましたけれど、後半になると真姫さんがにこさんに妙に懐いており…ということでにこさんとのお話になるわけでございますけれど、小さな真姫さんがかわいらしく、そしてまた百合的にもよい結末になっておりよきものでございました。
…と、こちらのサークルさま、以前購入をしております『I'm in love with you.』を描かれたかたでございました。

○anthology#2《【なすこん】さま/百合度評価:★★★★☆(4.0)/★★》
ここから下の作品は全てオリジナルで百合と書かれておりましたことから購入をいたしました、また全て冬のイベントにて出ましたらしいものとなります。
こちらの内容としましては、タイトルにナンバリングが振ってあります様に以前に第1巻となるものを購入しておりました、他にも以前購入をしております『誰も知らない』などを描かれたサークルさまの短編を4つ収録した総集編となっております。
短編たちはいずれも学生さんなお二人を描いた百合なお話になっておりまして、前者2作品は色々ありつつも最後は結ばれるお話、後者2つは失恋、あるいはこれからといったところなもので、いずれもそれぞれによろしいお話でございました。

○キス マイ ノイズ×ステイ ユア エデン《【ランゲルハンス島】さま/百合度評価:★★★★☆(4.0)/★★》
こちらの内容としましては、タイトルにある2つの表題の作品を収録した総集編となっております。
前者のお話は同級生のお二人、後者のお話は転校生と部活の先輩さんのお話になっているのでございますけれど、どちらのお話も前後編でどちらのかたからの視点でも描かれており、またその後のことも描かれておりまして、そして何よりどちらも百合的なことも含めよいお話となっておりよきものでございました。
その他、この作品は表紙にR15、つまりちょっとだけ年齢制限ありな表記がされておりましたけれど、この点については特に気にしなくっても大丈夫かと思います。
…と、こちらのサークルさま、以前購入をしております『LIMITED FLAVOR』を描かれたかたでございました。

○小さな星が重なるとき《【ランゲルハンス島】さま/百合度評価:★★★★☆(3.5)/★》
こちらの内容としましては、突然親友の女の子がアメリカへ転校してしまう、ということになってしまうお話…。
その別れを惜しむお話でございまして、それが全てとなるわけでございますけれど、その際のご様子は親友以上の関係でございまして、こちらはかなり短いお話ではございますけれどよきものでございます。
…サークル名を見ていただければ解ります様に上の作品と同じかたの作品となります。

○うちのシロ知りませんか?《【AL=A.gif】さま/百合度評価:★★★★☆(4.2)/★★》
こちらの内容としましては、遠距離恋愛をしている二人の女の子がはじめて片方の子の家へ遊びにくるお話…。
タイトルどおり遊びにきた子が途中で迷子になってしまったりするのでございますけれど…こちらは百合的にもよろしく、また絵柄やお話など色々微笑ましくかわいらしいよきものでございました。

ということで、同人誌はいずれも百合的に高いもので、それに真姫さんや最後の作品など何だかかわいらしさも補充できましたりと色々とよろしゅうございました。


昨日は上で届きましたアニメDVDのうち、『のんのんびより』の第2巻のほうを観てみました。
『のんのん』も『きんいろ』も原作からして甲乙つけがたい素晴らしい作品なわけで、アニメもかなりそれを忠実に再現してくださっておりますから、どちらから観てもよいものだということは解っておりますから安心なわけで…これは完全な気分で、ということでございます。

第3話は『姉ちゃんと家出した』ということで、こちらは越谷姉妹メインのお話となっていたかと思います。
まずは遠足と称して田植えをさせられる皆さんの図…小鞠さんからいただけるおにぎりを楽しみにして田植えに励まれる蛍さんが非常に微笑ましゅうございます。
その夜は小鞠さんがレンタルしてきたものの返却期限が迫っている映画をまとめて観ていたのでございますけれど、その中にホラーがあって怖くなって夏海さんと一緒に眠ることになるのでございますけれど、最終的には夏海さんのほうが眠れない事態に陥ってしまい…。
そうしたことがございましたりしながら、後半は夏海さんが母親から冤罪をかけられてしまい腹に据えかね小鞠さんを巻き込んで家出をされてしまいます…越谷家の母親は確かにちょっと怖いかも…(でも夏海さんの普段の行いが招いた結果、ともいえ…)
夏海さんが冤罪を受ける理由になった猫も発見できましたけれど、あの様な猫さんの姿を見せられては捕らえることなんてできません…と、お家へ帰ってお休みするときには夏海さんと小鞠さんの立場が逆転しているのがなかなか面白いのでございました。

第4話は『夏休みがはじまった』ということで、タイトルどおり夏休み…1学期の終業式からはじまる、こちらはれんげさんのお話となっております。
終業式の日、通知表が配られ、れんげさんはオール5という素晴らしい成績…一方の夏海さんもほとんど5で喜んだのも束の間、中学生からは10段階評価ということで社会の厳しさを痛感されられたのでございました。
夏休み、宮内家に次女で東京へ行っているひかげさんが帰ってまいりました…このひかげさんという人物、以前オリジナル版を読み以前新装版を読んでおります『こあくまメレンゲ』に登場するひかげさんと同一人物ながら、悪魔にも一目置かれた『こあくま』の面影があまりないほどおバカになっていらして、実家に戻ってきて安心してしまわれたのでございましょうか…。
この第4話のメインは、何といいましてもれんげさんが偶然出会った同い年の少女、ほのかさんとの交流…ほのかさんは祖母の家に里帰りにきておりまして、お二人はすぐに仲良くなっていきました。
れんげさんは毎日ほのかさんと遊んで日々お会いできるのがとっても楽しみだったのでございますけれど、ある日ほのかさんは父親のお仕事の都合で別れを告げることもできないまま急に帰ってしまわれました…。
それを知ったれんげさんはショックで泣いてしまわれ、その後はやさぐれた日々を送ってしまうのでございますけれど、ある日ほのかさんから写真とお手紙がきて、自分もお手紙を返すと張り切られるのでございました。

今回の2話はそれぞれ越谷家と宮内家にスポットを当てたお話となっておりまして、第3話ももちろん面白くてよいお話でしたものの、でも何といいましても第4話に見所が多すぎます。
『こあくま』をオリジナル版から読んでいる身といたしましてはやはりひかげさんに目がいくわけで、このまま春風さんも出してくだされば非常に嬉しいわけでございます。
そしてれんげさんとほのかさんのお話…お二人の交流は微笑ましく、けれど突然の別れはとっても切なくって、お話の一部始終をすでに知っている身といたしましても泣けてしまうのでございました…。
この『のんのん』は本当に原作のエピソードを忠実に再現してくださっておりまして、原作好きといたしましてはとっても嬉しい…音楽や皆さんの声もぴったりでございますから、今回の様なお話ですと泣けてしまうのでございました。
これはもう、続きも楽しみにお待ちするしかないでしょう…本当、『のんのん』『きんいろ』に加え『桜Trick』『ろこどる』までアニメで観れる様になるとか、ここ最近私が好きな作品のアニメ化率が高くて怖くなってくるほどでございます。


とっても大好きで少しお会いできなくってさみしく心配になったりもしてしまいますけれども大丈夫でご無事でお過ごしくださっていらっしゃると願っておりますあのかたもお好きなシリーズたち、『サモンナイト』は『4』のほうでラミちゃんフィズちゃんの分身のスキルポイントを貯める…のでございますけれど、昨日は他の諸々を優先いたしましたのでほとんど何もできませんでした。
ただ、ここにきて敵とのレベル差をあまりつけない場合、敵を一撃で倒したりすることが難しくなってまいりました…今までは無限界廊下層で入手した装備品を装備すれば敵のほうがレベルが高くても余裕の戦いができたのでございますけれど、そのアドバンテージが失われてきた、ということでございます。
スキルポイントを貯めるだけならフリーバトルの一番レベルの低いところやいっそ再戦で戦ってもよいのかもしれませんけれど…?

一方の『その花』は『あまとろちゅ』のほう…ゲーム開始時はすでにお二人の関係がただならぬものになった後のことになっておりましたけれど、ここからはそれから見ると回想編となります。
まずは貴子先生と瑠奈さんの出会いから…瑠奈さんは転校生でありそれが初対面なのは確かだったのでございますけれど、でもそのときから瑠奈さんは貴子先生のことを恋人だとおっしゃり、皆さんの前で口づけまでしてまいります。
しかも瑠奈さんは転校生、それに小学生らしからぬ(6年生の模様…)堂々とした態度でございますので、ほんわかおっとりした雰囲気の貴子先生は終始圧倒されっぱなしでございます。
この瑠奈さん、その態度はかなり尊大ともいえるのでございますけれど、でも瑠奈さんだから許される、という面は確かにある…彼女はそれだけのカリスマ性を持っているのでございました。

どうして瑠奈さんがそこまで自分に対して積極的に好意を寄せてくるのか不思議になりながらも、でも彼女に惹かれていってしまう貴子先生…。
瑠奈さんが貴子先生のことを知っている理由、というのはふとしたことで明らかになりますけれど、貴子先生が学生時代に憧れていた先輩の妹さんが瑠奈さん、というわけだったのでございます。
その先輩は非常に手のはやい人でした模様ながら、貴子先生に対してだけは見守るだけで終始したらしく、けれど妹さんによく話をするほど気にしていた存在でもあったご様子…そのお話を聞いてるうちに瑠奈さんは貴子先生のことが好きになってきてしまった、といいます。
瑠奈さんの姉であり貴子先生の憧れの人物、というのは以前しております『ミカエルの乙女たち』から登場いたしました麗奈さんなわけでございますけれど、貴子先生は確かにほわほわかわいらしい雰囲気のかたでございますから、あの麗奈さんが見守るだけで終わらせた、というのも解るお話かもしれません?


その様な昨日はさらに以前届きましたドラマCDたちから『りりくる』第2巻な『bitter honey』を聴くことができました。
第1巻が親友のお話でございましたのに対し、今回は何の因果か上で触れました『のんのん』第3話同様に(?)姉妹のお話…姉の椎名真優さんは高校2年生、妹の真衣さんは1年生でございます。
真優さんは何でもできる優秀な、それに容姿端麗で完璧なかたということで男子生徒を中心に非常に人気のあるかたなのでございますけれど、ちょっと猫をかぶっているところがございまして、実はちょっとだらしないところもあったりして…妹さんの前でだけその様な姿を見せるみたいでございます。
一方の真衣さんは元気で快活な、スポーツ万能で人当たりもよい、女子生徒からかなりの人気のあるかた…どうやらファンクラブまで存在するご様子で、最後のフリートークで中の人たちが語っていらした様にかなり男前でございます?

そのお二人はお互いのことを大切に想っているのは確か、というよりお互いに自分のことより相手のことを思っているほどなのでございますけれど、真優さんが素直になれないというかツンデレというか、とにかくちょっと真衣さんに冷たく当たることが多く、お二人の間にはこの時点で微妙な距離感を感じます。
真衣さんは結構一途に真優さんのことを想って自分で力になりたいと思うのでございますけれど、それがちょっと空回り気味になってしまって真優さんの機嫌を損ねてしまったり…?
真優さんに迷惑をかけたりしているのかな、と思ったりしてしまう真衣さんでございますけれど、美術部な真優さんがコンクールに出す絵が真衣さんをモデルにして描いている、というのを見てしまって…?

その様なこちらのお話は百合、というよりも姉妹愛的な側面の強いお話でございましたけれど、それもまたよろしいもの…それに最後は姉妹以上の関係のスタートラインに立ったご様子で…?
ということでこの第2巻の内容もよろしいものでございました…真優さんと真衣さんの姉妹もそれぞれによいキャラクターでございましたし。
これで残すは第3巻を残すのみなのでございますけれど、この最後のカップリングは親友や姉妹という百合な王道を歩んできたここまでの2巻とは違って少し特殊な(少なくとも学園ものでは)カップリングになっておりますし、どうなるでしょうか…楽しみにしておきましょう。
…今回も第1巻や第3巻のキャラも普通に登場したのでございますけれど、第3巻に登場するメイドさんがちょっと上で触れました作品のポムニットさんのイメージ…(何)
posted by 桜乃 彩葉 at 07:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | (更新終了)同人系作品購入履歴

2014年02月01日

いとこのところにいくところ

先日読みましたコミックの感想です。
アンソロジーです
□のんのんびより 公式アンソロジー
■アンソロジー
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.3)
 ○内容評価:★★★★☆(4.0)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.3)
 ○総合評価:★★★★☆(3.5)

こちらは過日色々なものとともに購入をいたしましたものとなりまして、気になる作品ということで購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『のんのんびより』や『ささめきこと』『ひまわりさん』などと同じものとなります。

内容としましては、以前読んでおりましてアニメ化もされ現在DVDを購入進行中な『のんのんびより』のアンソロジーとなります。
参加していらっしゃる作家さまで私がコミックなどを持っていらっしゃるかたといたしましては、作品の掲載順に以前読んでおります『プレリュードかがみ』の鍵空とみやきさま、以前読んでおります『少女公団アパートメント』などのmsさま、上で触れました原作第6巻と同時に読んでおります『しままん』のbomiさまと木瓜庵さまがいらっしゃいました。
また、表紙イラストは以前読んでおります『きんいろモザイク』などの原悠衣さまが描かれておられ、巻頭のカラーイラスト担当のかたには以前読んでおります『夜森の国のソラニ』のはりかもさまがいらっしゃいました。

お話のほうは、ということで『のんのんびより』のアンソロジーということで、原作どおりにのんびりした微笑ましく楽しいお話たちがメインで収録されております。
登場いたしますのはやはり主人公の4人がメインとなっておりまして、あとは先生や駄菓子屋さんに兄がところどころ、といったところ…ひかげさんなど周囲のかたがたは登場いたしません。
お話によりましては蛍さんが百合的に高めになっておりましたりと、百合方向でも悪くない感じ…また、すきまさまの『駄菓子屋とケーキ食べたのん。』のれんげさんと駄菓子屋さんの関係はよろしいものでございました(このお二人って原作でも相当結びつきが強くてよろしゅうございますよね…)

イラストはアンソロジーでございますので玉石混淆ではございますけれど、全体的に悪くないかと思います。
百合的にはやはり蛍さんがお話によっては高めでございます。
ということで、こちらはなかなかよきアンソロジーでございましたかと…原作好きのかたも十分楽しめるかと思います。
…その原作について、7月23日とまだまだ先に第7巻が出るそうでございますけれど、そちらにはOADつき特装版があるそう…OADとは何ぞやと思いましたけれど、オリジナルアニメDVDの略称らしいです。


また、同時にこちらも読みましたので…。
新装版?
□新装版 こあくまメレンゲ
■あっとさま
 ○イラスト評価:★★★★☆(4.0)
 ○内容評価:★★★★☆(4.4)
 ○百合度評価:★★★☆☆(2.8)
 ○総合評価:★★★★☆(4.0)

こちらも上の作品などとともに購入をいたしましたものとなりまして、気になる作品ということで購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては上の作品と同じものとなります。
作者のかたは上の作品の原作と同じかた…ということで同時に読んでみました。

内容としましては、世界征服のために魔界からやってきた悪魔の女の子と、人間の女の子たちとの交流の物語でございます。
と、説明が以前読みました同タイトルの作品と同じとなりましたけれど、それもそのはず、その作品とこの作品は全くの同一作品でございます。
今回の作品のタイトルに「新装版」とついておりますことからも解ります様に、こちらはその過去に読みました作品の新装版…違うのは表紙とあとがきくらいで、その他は同じものとなっております。
…表紙デザインはオリジナル版のほうが印象が強くてよろしい感じ…ただしカバー下はオリジナル版と同じになっております。

こちら、オリジナル版と全く同じ内容、ということになりますので、作品の感想はオリジナル版に任せましょう…ちなみに今日の日誌のタイトルにいたしました、オリジナル版にも収録されておりました『いとこのところにいくところ』はこの新装版にも収録されております。
でも改めて読んでみますと色々気づかされたりすることもあり…そういえばこの作品に登場するひかげさんは『のんのんびより』にも普通に登場し、この2つの作品が繋がっていることが読み取れます(『のんのん』のひかげさんはこちらのひかげさんよりもおバカになっている印象も受けますけれど…)
『のんのん』ではそのひかげさんが電話をしているシーンで春風さんの姿も確認できたりいたしますので、やっぱりこの2つの作品は繋がっているのでございます…春風さんは私の物語のアサミーナさんに通じる様なかたでございますのでよきかたでございます。
…内容がオリジナル版と全く変わらない割に全ての評価が軒並み上がっておりますけれど、そこはオリジナル版の評価が過小評価でした、ということでお許しくださいまし(何)

イラストはよきものでございます。
百合的にはほのかに感じる様な気がするのでございます…友情、という感じかもですけれど。
ということで、こちらはオリジナル版を持っておりましたらあえて購入する必要はなさそうなものとなりますけれど、それはともかくとしてよい作品なのは確か…『のんのん』から入ったかたはこちらも読めばさらによろしいかもしれません?


とっても大好きで少しお会いできないのはさみしく心配にもなりますけれどもご無理はなさらないでご無事でいらっしゃいますことを願っておりますあのかたも好きなシリーズたち、『サモンナイト』は『4』のほうで第15話…ミルリーフさんの元気がございません。
リシェルさんたちが言うには町のすぐ上に見えないながら自分たちを狙う城が浮かんでいるからでもうすぐ攻撃を仕掛けてくるつもりだから、とのことでございますけれど…その割には、この直前にはすみれさんたちはシルターン自治区へ、ミルリーフさんたちは湖へ遊びに行っているのでございますよね…。

その様なミルリーフさんを元気付ける様にリシェルさんたちに言われ、自由行動でございます。
庭ではグランバルドさんが洗濯物のお手伝いをしてくださいますけれど、かなりのドジで失敗続き…主人公のすみれさんは怒りそうになりますけれど、アルバくんがグランバルドさんをかばって非常にやさしくしてあげます。
グランバルドさんのドジっぷりも健気さからきているため非常に微笑ましいのですけれど、アルバくんがその様な彼にやさしいのは同じ様に健気ながらドジの多かった知り合いを重ねているらしいですの…これってどなたのことを言ってますの?(もしかするとモナティさんですの?)
町ではシンゲンさんがアカネさんからしょうゆと味噌を分けてもらっておりましたけれど、それはシオンの大将が作ったものらしい…いずれ皆さんでシオンの大将の作ったそばを食べてみたい、というお話になるのでございました。

あとは町の外でイベントマークがあるだけでございましたので、ミニゲームをこなし…ガーデンパズルはやはりステージ25で止まっておりましてどうやらこれ以上はないみたいで一安心でございます(キッチンはまだレベルが上がる模様…)
そしてラミちゃんフィズちゃんの分身を迎え入れますけれど、サポート専用としてリプレさんの分身も存在いたしましたことから一緒に迎え入れます。
これでひとまず欲しい分身なかたがたは全て得られましたので(以前しております『3』やその番外編に登場いたしました以前しております『2』のかたがたは本編に登場しておりませんしこれ以上人数を増やすと収拾がつきませんので見送り…)、残ったブレイブポイントはパーティ能力獲得に使用いたします。
…と、この際に占いをしてもらったのでございますけれど、シャオメイさんがあまりよくない状況かも、なんておっしゃってまいりました…現状の好感度はミルリーフさんとは最大、その他数人は2といったところでいわゆるカルマ値は0になっているはずで何も悪いところなんてない様な気がするのでございますけれど、何がよくないというのでございましょうか、非常に不安になってしまいます…。

これで以降はラミちゃんフィズちゃんのスキルポイントを貯めていくのみとなりまして、ひとまずラミちゃんにマジックアタックがあることを確認できましたので一安心…これで心置きなく彼女を最終的なメインメンバーにすることができます。


一方の『その花』は『あまとろちゅ』…『あまくてほしくてとろけるちゅう』へ移行いたします。
こちらは貴子先生と瑠奈さんという『その花』で唯一の教師と教え子というカップリングのお話となります(『その花』は同級生カップリングがやはり一番多いです?)
物語がはじまりますと、もうお二人は一緒の朝を迎えておりまして、しかもすでに貴子先生は瑠奈さんを恋人として認識しておりまして、さらにすでに一線を越えておりました。
この様なはじまりかたをする作品はさすがにはじめてでございまして、一瞬セカンドシリーズと間違えてしまったのかと本気で思ってしまいました。

その日は休日だったのでございますけれど、結局瑠奈さんと一日じゅういちゃいちゃすることに終始ししまわれたのでございました…と、昨日はそこでアイキャッチが入りましたので終えましたけれど、この次から回想編としてお二人が出会ってからのことか語られる模様でございます。
この作品は元々こちらのサークル【ふぐり屋】さまの公式サイト内で連載されていた物語をゲーム化した、という他の作品たちとは少し毛色の異なる作品でしたりいたしますけれど、ともあれ引き続きのんびり見守りましょう。


その様な昨日は以前届きましたドラマCD群から『りりくる』の第1巻となります『恋心フレンズ』を聴くことができました。
こちらは高校生の親友お二人のお話…イメージとしましては以前読んでおります『きんいろモザイク』の綾さんと陽子さんのお二人に近しい感じのお二人になるでしょうか。
少し引っ込み思案な性格の女の子、若宮陽奈さんには快活な性格の瀬川彩愛さんというとっても仲の良い同級生がおりまして、お二人は親友の関係…お二人が仲良くなったきっかけは、まさに上で触れました『きんいろ』の綾さんと陽子さんに通じるものでございます。

陽奈さんは彩愛さんのことを親友以上に好きになりまして、ある日思い切ってその気持ちを伝えるのでございますけれど、うまく伝わらず親友として好き、と受け取られてしまいました。
ですので変わらぬ日々を送るのでございますけれど、その日々の中である日ふとしたことからお二人の関係が気まずくなるときがあり…このあたりはお互いのお気持ちともに解るのでございますけれど、それだけに切ない…。
その様な中で彩愛さんの本心も垣間見ることができるのでございますけれど、彼女もまた陽奈さんのことを恋愛感情として好き…けれど陽奈さんはそうではないはず、ということで無理やり親友だと言い聞かせていたわけでございます。

こうなりますともう結末はハッピーエンド…晴れて恋人になれましたお二人のお姿も少し触れられまして、こちらは百合の王道路線を描いたよきお話でございました。
最後に収録の中の人によるフリートークで彩愛さんが陽奈さんを引っ張っている様に見えて実は主導権は…というのは確かにそうでございまして、特に恋人同士になれた後のお二人を見ているとよりそう感じられますかも?
ちなみに、今回のメインのお二人の中の人たち、陽奈さん役の三上枝織さまと彩愛さん役の高森奈津美さまはプライベートでもご友人なご様子で、ですのでかえって演じづらかったみたいです?
…陽奈さんの声、どこかで聞き覚えがあるかと思いましたらこの作品でございましたか…アッカリ〜ン!(何)

ということでこの『りりくる』はジャケットイラストもよろしい感じで、収録内容もよい百合のお話…収録時間も70分超と十分すぎるボリュームでございます。
あと2巻残っておりますけれど、そちらものんびり聴いてまいりましょう…ちなみにその2巻や3巻のメインキャラたちもこの1巻に登場しましたり、この『りりくる』の3つのお話は同じ学校でのことになっております。
…それにいたしましても、教室で男子がうどんをゆでていた、というのは一体どういう状況なのか…(何)