
□落花流水(8)
■真田一輝さま
○イラスト評価:★★★★☆(3.8)
○内容評価:★★★★☆(4.4)
○百合度評価:★★★★☆(3.8)
○総合評価:★★★★☆(4.1)
こちらは過日色々なコミックとともに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなっておりますまんがタイムきららコミックスとなります。
作者のかたは以前読んでおります『インプロ!』などを描かれたかたとなります。
内容としましては、とある高校の弓道部の皆さまのお話となります。
と、やはり説明が以前読みました第7巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をいたします。
この巻でもよい意味で相変わらずの弓道部やその周辺の皆さんの日常を描いた4コマとなっておりまして、時間がループしているのも同様でございますので一安心でございます。
ここまで長く続きますとよい意味で安定しておりまして特に触れることはない様な印象も受けますけれど、でもこの巻でも秋穂さんと水夏さんの距離が少し縮まってきている様に見えたりと、そういったことは既刊でも感じておりますものの、やはりよろしいものでございます。
百合的に、といえば水夏さんのことが好きな小学生の子のお話もございまして、水夏さんに近づこうと弓道教室に体験入室いたしますもののそこでライバルとする秋穂さんと偶然会ってしまい…というお話がございまして、こちらはその子のご友人も含め、色々とよいお話でございました(少し泣けるかも、なお話でございましたし)
日工大付属高校の皆さんのお話ももちろんございまして、特に終盤はこちらの学校の学園祭のお話が2話にわたって繰り広げられまして、2話めでは秋穂さんたちもその学園祭へ遊びに行く、といったお話になっております。
やっぱりときどきやや微妙なネタなどもあったりいたしますけれど、とりあえずそれは気にしないでおく方向で…?
イラストはなかなかよろしゅうございます。
百合的にはやはり色々と感じられよろしいものでございます。
ということで、こちらは第8巻ということできらら系にあっては以前読んでおります『三者三葉』の次くらいに巻数が出ている印象を受けますけれど、あとがきなどによりますと何ともう連載開始10周年とのことで非常に長く続いている作品…これからも長く続いてくだされば幸いなことでございます。
…以前読んでおります『桜Trick』がアニメ化したことでございますし、こちらもアニメ化など…と思うこともございますけれど、ここまで巻数が出てしまいますとかえって難しいのかもしれません?
また、同時にこちらも読みましたので…。
□射 〜Sya〜(4)
■大塚志郎さま
○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
○内容評価:★★★★☆(3.8)
○百合度評価:★★★☆☆(3.0)
○総合評価:★★★☆☆(3.4)
こちらは過日色々なものとともに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『ROCKIN'GIRL』や『咲日和』『ラグランジェ』などと同じものとなります。
…上の作品同様に弓道を題材にした作品でありまた以前しておりますアサミーナさんとかなさまの放送によりますとこの3月に新刊が出るらしいということもあり同時に読んでみました。
内容としましては、綾園高校の弓道部の皆さんを描いた作品となるでしょうか。
と、説明がやはり上の作品の第7巻と同時に読みました第3巻の感想と同じとなってしまいましたので詳細な説明は省略をいたします。
この巻では正弓さんが新人戦へ挑むために練習に励んだり、またいよいよその新人戦がはじまってそちらのお話になりましたりと、正弓さんが主人公さんらしいところを見せております。
ここでライバルキャラといたしまして黒将礼無という同学年の、そして他校の生徒が出てまいります…こちらのかたはちょっとどうかと思われる外見や態度をした、でも弓の実力は確かなものでもございます。
この巻では過去のことから美射さんへ対してかわいさ余って憎さ百倍という気持ちを抱いてしまい孤独に生きるという決意を持つに至ってしまった礼無さんに対して正弓さんがお友達になろうとなされる、といったあたりが一つのメインのお話となっていくでしょうか。
今のところ礼無さんはかたくなでかなり邪悪な気配すら放っておりますけれど、どうなるでしょうか…正弓さんは胸に固執するところさえなければ、以前シリーズの最新作を読んでおります『けいおん!』の本来の主人公である唯さんの様な天然でいい子でございますので、何とかなりそうな気もいたしますけれど…?(そういえば以前読んでおります第1・2巻の感想でも、しっかりした妹がいることなど唯さんと重なる面がある、なんて感想を持っておりましたっけ…/何)
この巻ではその様なあたりがメインになりますけれど、同時に美射さんと祈さんとの出会いのお話や学さんと力さんが弓道部へ入ることになったいきさつといった過去の回想話も挿入されております…これはそれぞれになかなかよいお話で、特に美射さんと祈さんのお話は個人的にはかなり好きで、これでしたら祈さんが美射さんを好きになるのも十分解ります。
その他、番外編としまして体育祭のお話も収録されておりますけれど、こちらはおバカなものとなるでしょうか。
イラストは悪くございません。
百合的にはやはり祈さんの美射さんへの想い、などがそうでございましょう。
ということで、こちらはやや微妙な点がないこともございませんけれど、でもなかなか悪くない部活もの作品となっておりまして、続きもお待ちいたしましょう。
とっても大好きでお会いできない日が長く続いておりますけれども何事もなくご無事な日々をお送りくださっておりますことを願っておりますあのかたもお好きなシリーズたち、『サモンナイト』のほうは昨日は時間がなかったためにお休みをして『その花』のほうのみ…引き続き『ミカエルの乙女たち』の続きからでございます。
美夜さんと結ばれた璃紗さんは幸せいっぱいなのでございますけれど、ある日お部屋に美夜さんを招いてラブラブに過ごしておりますと突然璃紗さんの携帯電話に着信がございました。
その電話の相手は璃紗さんの母親だったのでございますけれど、それに出た璃紗さんは見る見る不機嫌になってしまい…それを見た美夜さんは璃紗さんのことを心配して何かあるなら相談に乗るとおっしゃってくださいました。
美夜さんの自分を想う気持ちを嬉しく思った璃紗さんは自分の家庭事情を彼女に話すことに…母親には現在再婚話が持ち上がっており、それに反対する璃紗さんと母親は対立してしまっていて、今は別居状態だというのでございます。
この母親問題というのが璃紗さんの中でかなり大きな問題となっておりまして、美夜さんとの関係を大きく踏み出せないのもこのことが心に引っかかっているから…恋愛に深くのめりこんで他のことがおろそかになるなんてまるで母親の様で嫌、というわけでございます。
でも美夜さんを想う気持ちは抑えられそうになくって非常に悩ましい…その悩みのためにかなり集中力を切らしてしまっておりました。
それを心配した七海さんと紗良さんが一年生会を開いてくださり、璃紗さんの相談に乗ってあげることに…そのやさしさに感激した璃紗さんはお二人に悩みを打ち明けます。
それに対してお二人は、やっぱり璃紗さんが本当に望む様に、後悔のない様に行動したほうがいい、とおっしゃられるのでございました。
璃紗さんはついに本心に素直に…つまり美夜さんと深く愛し合いたいという気持ちを抑えるのをやめて、自分から美夜さんを自分の部屋に招き入れておねだりをしてしまいます。
そうして、お二人はついに…?
翌日の璃紗さんはとっても幸せそうで、七海さんや紗良さんにもそれはすぐ解るのでございました。
その様な皆さんはもう少しであるというバレンタインイベントのためにチョコレートの試作品を作っていたのでございますけれど、璃紗さんは試作品という名目で美夜さんの好みを探って…もちろんその様なことはすぐにばれてしまいます。
その美夜さんは璃紗さんをデートに誘ってまいりまして、璃紗さんはもちろん喜んでそのお誘いを受けられるのでございました。
デートは一緒に映画を観たのでございますけれど、美夜さんが璃紗さんの手を繋いできたり口づけをしてきたりしたものでございますから、璃紗さんは結局集中して観ることができなかったご様子…。
次の一年生会にてそのときのことを報告してしまったりして…七海さんや紗良さんが恋人さんとそういう場所で口づけ以上のことをされたりするのか、なんていうお話になったりもして…?
時の流れははやく、あっという間にバレンタインイベントの当日…璃紗さんや皆さんは手作りのチョコレートを生徒の皆さんへ配られます。
その中で、七海さんと優菜さまをはじまりとして皆さんが口移しでチョコレートを食べさせあってしまわれ、璃紗さんは嫌な予感がして逃げようとしますものの、他の生徒さんたちに取り囲まれて美夜さんとその様なことをする様にお願いされてしまいました。
こういうときの美夜さんはかなり乗り気になられますので、今回ももちろん…ということで、皆さんの前でその様なことをされてしまわれるのでございました。
イベント終了後にはアトリエで二人きりの時間を過ごす璃紗さんと美夜さん…美夜さんは有名ブランドのチョコレートを、璃紗さんはチョコレートよりお菓子のほうがいいと以前聞いておりましたことからドーナツをそれぞれお贈りします。
しばしそれを堪能するのでございますけれど、美夜さんが璃紗さんの食べていたチョコレートを口移しで食べてしまわれたのを皮切りに…?
昨日はそこまででございまして、一気にバレンタインイベントまで終わってしまいましたけれど、璃紗さんと美夜さんはすっかりラブラブなご様子…多分この先に少し波乱が待っていた気がいたしますけれど、ともあれ引き続き見守ってみましょう。
その様な昨日は思うところあり以前観ております『Candy boy』を久しぶりに観てみましたり…大好きなアニメ作品のDVDは今でも手元に持ってきておりますから安心でございます。
こちらは2009年の作品、とのことなのでございますけれど…今改めて観てみましても個人的には全く非の打ち所のない作品でございまして、今のところ私にとって全てのアニメ作品で最良の、一番大好きな作品は、となるとこの作品になるのは間違いなさそう…先日、こちらの作品の感想ページの評価を概ね上げておいたのでございますけれど、それは間違っていなかったというわけでございます。
やっぱり雪乃さんと咲夜さんが色々素敵すぎで、全アニメで一番好きなキャラ、となっても今でもやっぱりこのお二人が最上位にくるのは間違いないかな、と思えます…やっぱり、色々想い入れの深い作品でございます、こちらは。
アニメの感想では櫻井姉妹よりむしろ咲夜さんの恋を応援したいかも、と書いておりますけれど、その後以前読んでおりますコミカライズ版に触れるに至ると少々事情が変わってきたりもして…コミカライズ版には咲夜さんに想いを寄せる、これまたかなりいいキャラクターの子がおりますから、そちらを応援したくなるわけでございます。
…その他、個人的には雪乃さんが奏さんのことを「かなちゃん」と読んでいるのが何ともいえず…アサミーナさんと重なってしまい…?(何)
この勢いで、やっぱりもちろん手元に置いてあります『ストパニ』や以前観ております『ささめきこと』を再び観ていってもいいのかもですけれど、そうなると『サモンナイト5』をする時間がどうしてもなくなっていくことに…まぁ、それらは時間のあるときにでも少しずつ、にしておきましょうか。