2014年05月25日

邪神ちゃんドロップキック

先日読みましたコミックの感想です。
よきものでした
□邪神ちゃんドロップキック(1)
■ユキヲさま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
 ○内容評価:★★★★☆(3.8)
 ○百合度評価:★★★☆☆(2.8)
 ○総合評価:★★★★☆(3.5)

こちらは過日色々なコミックとともに購入をいたしましたものとなりまして、何となくよさそうに感じられましたことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『篠崎さん気をオタしかに!』や『部長に威厳はありません』『深海魚のアンコさん』などと同じものとなります。
作者のかたは以前読んでおります『武蔵野線の姉妹』を描かれたかたとなります。

内容としましては、悪魔のいる日常を描いたお話、となるでしょうか。
主人公はその悪魔と、悪魔を呼び出した人間のかたのお二人…舞台は現代日本でございます。
その人間、花園ゆりねさんは大学生、東京で一人暮らしをするゴスいおよーふくを着ていつも眼帯をしている、かなり冷酷な性格をされた女のかたでございます。
いわゆる中二病というものに似た雰囲気を感じますけれど、彼女がそのいわゆるそれと違うのは、実際に黒魔術を使えてしまうことでございます…そして興味がてら、魔界から悪魔を召喚したのでございました。

召喚された悪魔は邪神ちゃんといい、邪神と思われる存在…上半身は女性、下半身は蛇の姿をしております。
性格はちょっとおバカで卑怯、といったところになるでしょうか…彼女は服など何も着ておらず、そもそも下半身は蛇なのでございますけれど、普通に外に出ても大丈夫な様子です?
人間によって召喚された悪魔はその人間に送還してもらうか召喚者が死ななければ魔界へ帰れないそうながら、ゆりねさんの持つ本には帰しかたが書いていなかったので帰れないことに…ですので、ゆりねさんを亡き者にして帰ろうと思うのでございますけれど…?

その他登場人物としましては、邪神ちゃんの友人のメデューサさんがおりまして、こちらは悪魔らしからぬいい子でございます。
あと、ゆりねさんがアルバイトをしているのは、どうも『武蔵野線の姉妹』の舞台となっている場所っぽい…何やら見たことのある人物が出てきた様な…?

お話のほうは、ということで帰れなくなってしまったのでゆりねさんの部屋で一緒に暮らすことになった邪神ちゃんとゆりねさんの日常を描いたものとなります。
邪神ちゃんはゆりねさんの生命を機会があれば狙うのでございますけれど、ゆりねさんのほうがいつも一枚上手のために痛い目ばかり見ることになります…ちなみに邪神ちゃんの得意技がドロップキックなわけでございます。
このゆりねさんという人物、本当に只者ではない印象を受けますけれど、ともかくそのゆりねさんに一糸報いることのできない邪神ちゃんを楽しむ作品、といえるでしょう…なかなかおバカで面白いものとなっております(邪神ちゃんは再生能力があるらしく、ゆえにゆりねさんに切り刻まれてしまったりすることもあり、ちょっと残虐かも?)
最後は謎の人物が現れたところで終わりましたけれど、果たして…?

イラストは悪くございません。
百合的には特にはないかと思いますけれど、登場人物は女の子のみでございますのでそのあたりは安心でございます?
ということで、こちらはなかなか面白い作品…第2巻が来月発売予定とのことで、引き続き購入をいたしましょう。


また、同時にこちらも読みましたので…。
こちらもよきもの…
□小林さんちのメイドラゴン(1)
■クール教信者さま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(2.8)
 ○内容評価:★★★★☆(3.8)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.3)
 ○総合評価:★★★★☆(3.5)

こちらも上の作品とともに購入をいたしましたものとなりまして、何となくよさそうに感じられましたことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『大科学少女』や『和太鼓†ガールズ』と同じものとなります。
…上の作品同様に人間でない生物と暮らすお話な様子でございましたことから同時に読んでみました。

内容としましては、ドラゴンのいる日常を描いたお話、となるでしょうか。
主人公は小林さんという人間の女性…眼鏡をかけた会社務めの、お酒癖が悪い模様ながらそれ以外はごくごく普通の一般人でございます(あと少々おたくな趣味がある模様です?)
その様な小林さん、ひょんなことからドラゴンと知り合いまして、さらに一緒に暮らすことになってしまいました。
…と、このお話も上の作品同様に舞台は普通に現代日本でございます。

そのドラゴンはトールといいまして、何やら異世界で聖剣を突き立てられたりして危ういところを生命からがらこちらの世界へやってきたところを小林さんと知り合った模様…その際の小林さんは酔っていたのでございますけれど、酔った勢いで家へきていいと言ってもらえたので、一緒に暮らすことになったのでございます。
ドラゴンということで元の姿は西洋ファンタジーの竜の姿でとても大きく空も飛べ、鱗は非常にかたく炎も吐けますけれど、人間の姿になることも可能で、普段は人間の女の子の姿をしております。
小林さんに恩返しをしたい…いえ、彼女のことが好きになってしまいましたので、メイドとして家にいさせてもらうことにしたのでございました。

その他の登場人物、中盤に登場したカンナさんことカンナカムイはトールさんの友人なかたで、同じく小林さんの家で暮らすことに…人間の姿をした際はちみっこでかわいい感じでございます。
トールさんの向こうの世界での知人も一度遊びにくるお話がございまして、物知りなケツァルコアトルと古の宝を守る竜なファフニールといった趣でございます。

お話のほうは、その様なドラゴンと一緒に暮らすことになった人間のかたを描いたお話…。
トールさんは人間の世界になじんでいるとはいえ、やはりどこかずれているところがあり、まずはそこを楽しむお話となっているでしょうか。
主人公との関係は上の作品とは完全に逆でこちらは大好きで、という趣なわけでございますけれど、どちらもそれぞれに面白いのは確かなところ…上の作品ほど物騒ではないながら、でもこちらも時にはトールさんがドラゴンの力で上空の雲を吹き飛ばしたりもいたしましたり…?

イラストは悪くございません。
百合的にはトールさんが小林さんのことをお好きで、またカンナさんも小林さんに懐いていらっしゃるご様子でございます?
ということで、こちらも…作者のかたが過去に「なかったこと」にした作品のかたでございましたので内心かなり不安だったのでございますけれど悪くないもので、引き続き見守ってみようと思います。


とっても大好きでお会いできない日が長く続いてさみしく不安ではございますけれどもご無事でいらしてくださっておりますことを陰ながら願ってやみませんあのかたもお好きなシリーズな『その花』は引き続き『白雪の騎士』から麻衣さんと玲緒さんルートの続きで、麻衣さんが急に帰ってしまうお話でございます。
こちらは序盤、麻衣さんが何の説明もなく玲緒さんの家にこなくなってしまいますので玲緒さんはとても不安かつさみしい気持ちになってしまう…イベント実行委員会の皆さんが気遣ってくださいますけれど、それでも気持ちは晴れなくって…。
このあたり、今の私が置かれている状態と重ね合わせてしまって切なくなってしまいますけれど、玲緒さんは自分から麻衣さんへ会いに行き、まずは山場の一つを乗り越えることができたのでございました。

けれど、麻衣さんが玲緒さんに会いにこられなかった理由というのが、母親が入院しているためで…入院の理由については結局最後にならないと知ることができず、それで玲緒さんはまた余計な心配を抱くことになってしまうわけでございますけれど…?
母親が入院している間、麻衣さんは幼い弟と妹の世話をしていたわけで、それを見た玲緒さんは自分が代わりにする、とおっしゃるのでございました。
週末の連休の際には麻衣さんが病院へ行っている間、玲緒さんが家に残って二人の世話をするのでございますけれど、麻衣さんは2日にかけて病院に泊まることになってしまい、玲緒さんは当初は四苦八苦…弟さんと妹さんとも衝突してしまったりいたします。
けれど、璃紗さんと美夜さんの力をお借りしたり、あるいは麻衣さんや母親のことを心配する二人のことを親身になって慰めているうちに次第に仲良くなっていって、最後のお別れの際には泣いて別れを惜しむまでになるのでございました。
このあたりの玲緒さんは本当に立派でございまして、こちらも泣けてしまいますかも…?

昨日はそこまででございましたけれど、玲緒さんのさらなる成長が見られるよいお話でございました。
また、何気に美夜さんがかなり玲緒さんのことを気にかけていらっしゃり、美夜さんの成長も見られたりして…玲緒さんにとって、恋人の麻衣さんを別格にするとエリスさんの次に仲がよいのは美夜さんなのかなと見て取れます?
ともあれ大きな山場を乗り越えたお二人…引き続き見守っていきましょう。


そのあのかたが運営をしていらしてフィンさまがこちらにファンサイトを設置してくださっておりますこちらの『私立天姫学園』について、リニューアルという名の改悪によって掲示板の仕様が変更されてその際にスマートフォンから閲覧すると背景と文字色が同じになってしまっている、という問題が発生してしまっておりまして、それについて先日暫定的な対処をさせていただきました。
現状では副管理人権限では背景色を設定することはできないのでございますけれど、いくつかの掲示板は無事らしいので、そのうちの中等部教室用のスレッドを体育館用としても使用できる様にリンクを貼りましたので、お手数ではございますけれども今後体育館を使用する際はそちらを使用していただけますと幸いでございます。
…体育館で今まで続いていたお話を普通に続けられますのかどうか、少し心配になりますけれど、もしもそのあたりが問題になりましたら、一応PCからは普通に閲覧できますので、またおっしゃっていただければ…。

その他の掲示板についても、使用されたいというかたが万が一おりまして、でも同様の理由によって使えないという場合は同様の対処をしようと思いますので、ご一報いただければ…ということを、一応学園のtopページに書いておきました。
…けれど、もうあのかたにも非常に長くお会いできない現状、他の場所を使う機会は訪れるでしょうか…いずれお会いできると、陰ながら信じておりますけれど…。