2014年05月28日

南風だいありー

〜拍手のお返事〜
21:58(昨日)/桜花さまへ>
いえ、そんな、謝られることはございません…ご無事で本当に何よりでございました…!


先日読みましたコミックの感想です。
1冊完結…
□南風だいありー
■樹人さま(漫画)/斎藤ゆうすけさま(原作)
 ○イラスト評価:★★★☆☆(2.8)
 ○内容評価:★★★★☆(3.5)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.3)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.3)

こちらは過日色々なものとともに購入をいたしましたものとなりまして、何となくよさそうに感じられましたことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『いおの様』や『ぷちます!』などと同じものとなります。

内容としましては、南の島からやってきた転校生のいる日常を描いた4コマ、となるでしょうか。
物語の舞台は私立鴨川学園という高校でございまして、主人公はそこに通う3人の女の子となります。
まず水谷瑞穂さんは眼鏡をかけ短髪の真面目そうな雰囲気の、実際に真面目で成績優秀かつ運動神経も抜群な万能なかたでございますけれど、百合な雑誌を購入するだけでなくってかわいい女の子に惹かれるところを見せたりいたします?
その瑞穂さんの家の隣に暮らし彼女とは幼馴染な加奈瀬かな子さんは芸人志望のおバカな子…いつも(どこかで見たことのある?)芸をしたりしております。
そしてもうお一人は、太平洋にあるというロルシカ共和国なる南の国からやってきたエミリタというちみっこ気味の女の子…日本語は堪能ながらまだまだ知らないことも多い、素直でいい子でございます。

その他登場人物としましては、まず仲御門奈佳枝さんというお嬢さま…いかにもお嬢さまといった外見に成績なども優秀ながら瑞穂さんには一歩及ばないために彼女をライバル視している、ツンデレ気味のでも根はいいかたでございます。
終盤に転入してまいりました芹沢セリカさんはちみっこ気味で冷めた雰囲気のある、口数の少ない女の子…あまり物事に興味を示したりしないためにクラスで浮いた存在になってしまうのでございますけれど、でも徐々に皆さんと仲良くなって…?
あとは皆さんの担任の先生でほんわかした、でもどこか黒いところも感じる先生や、エミリタさんの島でのお友達の子、といったところになるでしょうか。
…エミリタさんの住む島はちょっとすごいことになっている島なのでございますけれど、でも特には気にしなくってもよろしゅうございます?(何)

お話のほうは、その様な皆さんの日常を描いたものとなりまして、学園ものの日常4コマ、という4コマの王道路線を歩む作品でございます。
ですので良くも悪くも奇をてらったところなどはなく、安心して読むことのできる明るいコメディ作品、というところになっております。
セリカさんは登場がやや遅かったもののなかなかよいキャラでございまして、もう少し彼女の活躍を見てみたかった気がしてしまいますでしょうか…。
最後のお話では修学旅行としてエミリタさんの国へ行くことになりまして、でもそれからも皆さんの楽しい日常は続く…ということでこの作品はこの1冊で完結となっておりました。

イラストは悪くございません。
百合的には瑞穂さんがエミリタさんのことを結構意識しているのでございますけれど、セリカさんにも惹かれたりしておりまして、ちょっとその雰囲気がある、といったくらいかなと思います。
ということでこの作品はこの1冊で完結となっておりましたけれど、なかなか悪くない作品でございましたかと…もう少し読めればそれはそれで嬉しかったのでございますけれど…?


また、同時にこちらも読みましたので…。
原作がある?
□南国育ち(1)
■平和さま(原作)/こむそうさま(漫画)
 ○イラスト評価:★★★★☆(4.2)
 ○内容評価:★★★☆☆(3.0)
 ○百合度評価:★★★☆☆(2.8)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.0)

こちらは過日色々なコミックとともに購入をいたしましたものとなりまして、少し気になりましたことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『南国ちゅーばっか!』と同じものとなります。
漫画担当のかたは以前読んでおります『天然あるみにゅーむ!』などを描かれたかたとなります。
こちらの作品、どうも元はパチンコというものらしいですけれどよく解りません。
…南繋がりということで上の作品とともに読んでみました(何)

内容としましては、南国で暮らすかたがたの日常を描いた4コマ、となるのでございましょうか。
物語の舞台について、メインとなる場所はよく解らないながら沖縄やハワイへ遊びにいくことも多々ございまして、また常に海などで遊んでいる印象が強いのできっと以前読んでおります『イカ娘』の様に常に夏のお話となっている作品なのではないかなと思われます(タイトルどおり?)
主人公は涼風まどかさんという長い黒髪をした素直な女の子なのでございますけれど、冒頭のキャラ紹介でも存在感はいまいちと書かれておりましたり、作中でもそれを気にしているそぶりのあるかた、となるでしょうか。

その他の登場人物、夕凪いずみさんは活発でツッコミ担当、ツンデレ気味なかたでございますけれど、同時に少々妄想癖のあるかたとなるでしょうか。
ジョディ・バーンサイドさんは肌がずいぶん焼けていて金髪でスタイル抜群の女のかた…明るく片言の日本語をしゃべるかたで、結構危うい服装をしていることが多いです?
日高ナツさんは元気でちみっこ気味の女の子…ドジっ子でもあるといいますけれど、同時に計算高いというよく解らない二面性を持ちます。
姿月レイコさんは穏やかな物腰に抜群のスタイルをされた大人の雰囲気を持つ女性…ちょっと腹黒そうな面も見え隠れいたしますかも…?
キキ・コリンズさんはハワイで暮らす女の子…この子もまた元気でいい子でございましょう。
これら皆さんが一体どういう関係で普段何をしているのかはよく解らないながら、(キキさん以外は)いつも一緒にいらっしゃる印象があるでしょうか。

お話のほうは、その様な皆さんの賑々しい日常を描いた4コマでございます。
上で触れました様に、基本的には夏の海やお祭りなどで皆さんが楽しく過ごしている、それ以上でも以下でもないお話…ずっと真夏のコメディ、といったところでございましょうか。
浴衣コンテストのお話では以前読んでおりまして同じコミックスでもある『南国ちゅーばっか!』のかたがたがゲスト出演…そういうこともあり、またキャラクターの雰囲気がその『ちゅーばっか!』や『あるみにゅーむ!』といったこの作者さまのキャラクターとずいぶん重なりタイトルも『ちゅーばっか!』に重なりますのでてっきりこむそうさまオリジナルの作品なのかとも感じましたけれど…?

巻末には冷麺さまというかたの描かれた『南国育ちはじめ』なる描きおろし漫画も収録…こちらは何でございましょう、まどかさんたちがパチンコのキャラクターを作る過程を描いたもの、となります?
この作品に登場するまどかさんたちと本編のまどかさんたちが同一人物なのかはよく解らないところ…。

イラストはなかなかよろしゅうございます。
百合的にはいかがでございましょう、ほのかにあるかどうか、といったところです?
ということで、こちらは悪くはない作品でございましたけれど、原作はパチンコというものでございましたか…実際にその様なものをしたことがございませんので何ともいえないところがあるながらあまり(いえ、かなり…)印象のよくないものではございますけれど、そのあたりは気にしないでおきましょうか。


とっても大好きでご無事なお姿を見られましてよろしゅうございましたあのかたもお好きなシリーズな『その花』は引き続き『白雪の騎士』から璃紗さんと美夜さんルートの続き…イベント実行委員会での文化祭の準備の進む中、一時は真面目に参加していらした美夜さんが飽きたとおっしゃってさぼってしまわれて…?
璃紗さんはご褒美をあげると言って美夜さんにやる気を出させ、お弁当を作ってきてあげるのでございますけれど、その後はお約束どおりに…?
その日の帰り道には美夜さんにずっと一緒にいましょうと改めて言われて幸せな気持ちになるのでございました。

その様な日々の中、璃紗さんの母親から重大なお話があり…母親はミカ女時代の同級生とお付き合いをされているのでございますけれど、そのかたが欧州にて起業するそうで、母親に一緒についてきてもらいたいとおっしゃったといいます。
母親はもちろん一緒に行くつもりで、でも璃紗さんのことが気がかり…璃紗さんが日本に残る、というのは暗黙の了解のご様子で、璃紗さんは母親を祝福してあげるのでございました。

そのことを美夜さんに話す中、何かお祝いをしたいということで、4人で食事会を行うことにいたしました。
その場で美夜さんは璃紗さんの母親の恋人さんとビジネス面で意気投合して盛り上がります…この時点では璃紗さんの感じられた様に璃紗さんと母親はお互いに恋人が似たタイプだと感じるにとどまるのでございますけれど…?

昨日はここまででございまして、これから波乱要素…というより璃紗さんの壮大な勘違いの物語が繰り広げられていくはずでございまして、引き続き見守ってみましょう。