2014年06月10日

学園コメディのド新人です。

先日読みましたコミックの感想です。
最終巻で…はない?
□ヒャッコ(7)
■カトウハルアキさま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(2.6)
 ○内容評価:★★★☆☆(2.5)
 ○百合度評価:★★☆☆☆(2.0)
 ○総合評価:★★★☆☆(2.5)

こちらは過日色々なコミックとともに購入をいたしましたもので、過去に既刊を読んでおりましたことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『ねこもころ』や『けったま!』『武蔵野線の姉妹』あたりと同じものとなります。
こちらは確かアニメ化もされゲームも出ているはずの作品となります。
先日行いましたアサミーナさんとかなさまの放送でアニメ化していてコミックを持っているけれどDVDは持っていない、という作品たちを挙げましたけれど、この作品が抜けていたことを後になって思い出し、さらにまだ未読でしたことも思い出しましたのでこうして昨日読んでみました(何)

内容としましては、私立上園学園という学校の高等部1年生、上下山虎子さんの学校での日常を描いた作品となります。
と、説明がやはり以前読みました第6巻の感想と同じとなってしまいましたので、詳細な説明は省略をいたします。
その第6巻の最後では学園祭の準備をしておりましたこともあり、この巻は1巻全て学園祭のお話となっておりました。
学園祭はとても賑々しく、それはよろしいのでございますけれども…賑々しすぎるあまり、はっきり言いますとお話が全くつかめませんでした…。
いえ、この作品、ただでさえ巻数が増えるごとに登場人物が増えてきており、しかもそれが結構使い捨てに近い使われかたをしておりまして、そうしたかたがたが学園祭で大量に出てきたものですから…。
巻数が進むごとに登場人物がどんどん増えてくる作品、といいますと以前読んでおります『はやて×ブレード』あたりがございますけれど、あちらはどれだけ登場人物が増えても覚えられますのにこちらは全くダメなのはどうしてでございましょうか…作品に対する愛着の差か、それとも…?
…でもアリスさんはよろしいかたでしたかと…って、このかたって新キャラでございますよね…(他にも新キャラと思しき人がおりましたし…)

ちなみにこの作品、購入時についこの巻で完結、なんて書いてしまいましたけれど、どうもそれは疑わしいです…最後が全然完結していなくって普通に続く様子でございましたので。
どうしてその様な勘違いをしてしまったのかといいますと、カバー折り目の作者コメントに一言「オシマイ。」とだけ書かれておりましたので、それで…これはどういう意味なのでございましょう…。

イラストは悪くございません…過去の評価は過小評価かと思います。
百合的には巻数が進むに連れて男比率が上がってきてしかも序盤から登場の女の子などに積極的に絡んできたりと、もうほぼないと言っていい様な気もいたします。
ということで、こちらはかつての某幸運の星や某南家同様に惰性で購入している作品になってまいりましたかも…続刊があっても購入するかは考えものかもしれません?(アニメDVDが先日のアサミーナさんとかなさまの放送で行ったリストのどこに位置するかといえば、やはり以前原作を読んでおります『猫神やおよろず』よりもさらに下、というあたりになるでしょうか…と、その某幸運の星や某南家も昨日の放送から抜けてしまっておりますけれど、これらについては『ヒャッコ』よりもさらに下、一番下の作品群に入ってしまうかと思われ…?)
…今日の日誌のタイトルはこちらの作品の帯から取ってみましたけれど、かなり意味不明…。


また、同時にこちらも読みましたので…。
アンソロジーです
□ヒャッコ アンソロジー
■アンソロジー
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.4)
 ○内容評価:★★★☆☆(3.4)
 ○百合度評価:★★★☆☆(2.8)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.3)

こちらも上の作品とともに購入をいたしましたものとなりまして、上の『ヒャッコ』の関連で購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましても上のものとおなじものとなります。

内容としましては、タイトルどおりのもの…上で触れました『ヒャッコ』のアンソロジーとなっております。
参加されていらっしゃる作家さまで私がコミックなどを持っていらっしゃるかたとしましては、作品の掲載順に以前読みました『まんがの作り方』の平尾アウリさま、以前購入をしております同人誌『Lalala Melody』などを描かれた野中友さま、以前読みました『空想画廊』の水上カオリさまがいらっしゃいました。
また、巻頭のカラーイラストを描かれたかたには以前読みました『少女惑星』の柏原麻実さまがいらっしゃいました。

お話のほうは、ということでアンソロジー…原作がコメディなものでございますので、もちろん基本的にはどのお話も楽しい雰囲気のものになっておりました。
登場人物については、だいたいの作品はやっぱり初期の頃からのかたがたやちみっこでかわいらしい火継さんをメインにしておりまして、やはりそれが解りやすくてよろしゅうございますよね、と感じられます。
ですので、もう収拾のつかない事態になっている気がいたします原作よりも、むしろこちらのほうが色々よろしく感じてしまいましたかも…?
特にやはり火継さんがよろしいかたかと思います…微笑ましゅうございます。

イラストはアンソロジーでございますので玉石混淆ではございますけれど、悪いものではございません。
百合的には作品によりますけれど、でもお話によっては案外感じられるものもございましたかも?
ということで、こちらは上の原作のことを思えば案外よきものでしたかも…?


とっても大好きでご無事でいらしてくださっておりますことを日々陰ながら願っておりますあのかたもお好きなシリーズな『その花』は先日でいわゆる「赤文字系」のシリーズのゲーム及びドラマCDを全てリプレイできましたので、昨日からは別シリーズへ…「青文字系」でもよろしかったのでございますけれど、時系列あたりが違う扱いながら同じミカ女を舞台にしております『はなひらっ!』のほうをはじめることにいたしました。
昨日は皆さんの普通の一日を描いたもの…あまねさんが宿題をたくさん忘れてきてしまって、佳織さんが呆れながらも一応教えてあげたりするわけでございます。
本当に微笑ましいただの日常の一シーンでございますので特筆すべきことはないわけでございますけれど、それが微笑ましくよろしゅうございます…そしてあまねさんはこの時点で佳織さんへの想いを自覚していらっしゃり、そしてもう一組のカップリングな小春さんと真琴さんもまた…?

今作は『その花』シリーズで唯一年齢制限のない作品になっておりまして、イラストの雰囲気もそれに合わせてか同じイラスト描きさまな「赤文字系」と較べてイラストにかわいらしさ分がより出ている印象を受けます。
佳織さんはしっかり者かつツンデレ、それに髪型なども含めて以前しております『白雪の騎士』など「赤文字系」に登場いたします璃紗さんとかなり重なる印象のかたなのでございますけれど、お相手のあまねさんがもう10年以上一緒にいる幼馴染、という『その花』では案外見かけない関係になっておりますのでなかなか新鮮でございます。
小春さんと真琴さんも『その花』では見ないタイプのキャラクターになっておりまして、それに年齢制限がない分微笑ましさの方向へ重点が行っているご様子でこれはこれで楽しい作品…今までずっと「赤文字系」を続けてきて久しぶりに全く違うキャラクターの作品、そして『はなひらっ!』をプレイしたのはかなり以前ということもあり新鮮さを覚えますし、引き続き見守ってまいりましょう。