
□ニポンゴ(4)
■空えぐみさま
○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
○内容評価:★★★★☆(4.0)
○百合度評価:★★★☆☆(3.0)
○総合評価:★★★★☆(3.5)
こちらは過日『百合姫』などとともに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては他には持っていないものとなるでしょうか。
内容としましては、海外からの留学生が多くいる高校の1クラスの皆さんの日常を描いた4コマ、となるでしょうか。
と、説明がやはり以前読みました第3巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をいたします。
この巻ではその第3巻の続き、皆さんが修学旅行へ行かれるお話から…修学旅行は京都と奈良という王道路線でございますけれど、クラスメイトのほとんどが外国人であるこの作品においては他の作品とは一風変わった光景を見ることができて面白いのでございました。
それからは皆さんの高校2年生の日常を季節を追って進んでいきます。
既刊ではそれほど出番のなかったかたがた…ドイツ人で無愛想ながら実はものすごくいい人なカルラさんやシャルロットさんの家で執事をしている瀬場須さんがなかなか目立っておりましてどちらもよいキャラクターでございました。
この巻のお話ではそのお二人それぞれのお話のほか、クリスマスのお話と体育祭のお話が特に印象的でしたでしょうか…クリスマスのお話は少し泣けるのでございますけれど、この作品は基本的にはおバカで面白い作品ということになります。
終盤では担任の先生が実は辞めるのではという疑惑やメアリーさんが春休みに帰国をしてそのまま学校を中退してしまうという話が出てきたりとちょっと波乱が生じますけれど、特に問題なく無事に皆さん3年生になります。
そしてこの作品はそこで最終話となっておりまして、この巻で完結、最終巻となっておりました。
とても楽しい作品でございましたので3年生の日常も見てみたかった気もしますながら、けれど皆さんが離れ離れになるお話を見ることなく終えることができたのはよろしかったのかもしれません?
その他、巻末にはおまけ漫画として『にぽんご』なる皆さんが幼稚園児になったお話が収録…。
イラストは悪くございません。
百合的にはシャルロットさんの佐藤さんへの、といったところ…この巻ではシャルロットさんの出番はほとんどございませんでしたけれど…。
ということで、こちらは以前読みました『きものなでしこ』や以前読んでおりまして以前アニメを観ております『きんいろモザイク』に通じる作品でございまして(実際、以前読んでおります『きんいろモザイク』のアンソロジーにこちらの作品とのコラボが収録されていたのがこの作品を購入したきっかけ、でございますし)、おバカで楽しいという面ではその2作品より上ともいえる面白い作品でございましたかと思います。
また、同時にこちらも読みましたので…。

□ゲキカラ文化交流(2)
■沼江蛙さま
○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
○内容評価:★★★☆☆(3.2)
○百合度評価:★★★☆☆(2.5)
○総合評価:★★★☆☆(3.0)
こちらは過日色々なコミックとともに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『レーカン!』や『外村さん』『サチウス』『桜乃さん迷走中!』『ロコ・モーション』などと同じものとなります。
…上の作品同様に国際色豊かな雰囲気の作品、ということで同時に読んでみました。
内容としましては、カレー好きの女の子と周囲のかたがたの日常を描いた4コマ、となるでしょうか。
と、説明がやはり以前読みました第1巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をいたします。
この巻でもカレー屋さんでのイギリス人なキャサリンさんとインド人なアイシャさんとの関わりを中心に日常が描かれておりまして、終盤では学園もの4コマの王道たる文化祭のお話もございますけれど、
よくも悪くも特に付け加えることがない…。
と、毎回そのカレー屋さんへ行く前に少しみゆきさんの学校でのお話が入るのが常なのでございますけれど、みゆきさんを含めまともな人がどなたもいなかったり…アイシャさんも色々つかみどころのない人物で、キャサリンさんが一番まともなかたになります?
…個人的にはそのキャサリンさんが一番好きでございましょうか。
イラストは悪くございません。
百合的には特にはないかと思われますけれど…?
ということで、こちらは上の作品ほどのインパクトはないですけれど悪くはないものかと思いますので、一応引き続き見守ってみます?
とっても大好きでご無事でいらしてくださいますことをお祈りしておりますあのかたもお好きなシリーズな『その花』は引き続き『天使のあこがれ』の続き…晴れて千秋さんと両想いになってからのことになります。
千秋さんが悪戯っぽかったりと少し自分がこれまで思っていた姿とは違うことに戸惑いながらも、でもりんごさんは彼女が好きという気持ちは変わりません。
そうして風邪も治りましたので登校をした放課後、偶然千秋さんと校舎でお会いして、実習室で熱いひとときを過ごされることに…。
その後、濡れてしまった下着を脱いで帰らなければならないかも、となり千秋さんが妄想を膨らませますけれど、結局その事態は避けられることに…中にはこの事態を避けられず、悲劇を招いてしまったかたもおりましたけれど…(何)
思い悩んでいたことも解決し、りんごさんは学校生活のほうも充実していきます。
学校であったことを日々千秋さんへ楽しげに報告をするりんごさんなのでございますけれど、千秋さんは内心複雑…やきもちをやいてしまいます。
昨日はここまで…と、この学校生活で手鏡事件が発生いたしますけれど、これについての詳細はまた後のゲームで、ということになりまして、晶さんがやはり微笑ましゅうございます。