14:57・14:58(昨日)/桜花さまへ>
わざわざの拍手、本当にありがとうございます…ご無事でよろしゅうございました…♪
『桜Trick』のアニメは確かに不要なあざとさが私でも目に付いてしまうほどで、そこは非常に残念でならず、お姉さまが視聴を途中で切ってしまわれたというのも少しさみしくはございますものの、仕方ないかなとも思えます…。
原作はあの様なことはなかったと思いますのに、どうしてあそこまで不要なあざとさを入れてしまったのか…他の面は個人的にはよいだけに、とっても悲しく嘆かわしいことでございます…。
先日読みましたコミックの感想です。

□くらまちゃんにグイってしたらピシャってされた!(1)
■ストロマさま
○イラスト評価:★★★☆☆(2.8)
○内容評価:★★★★☆(3.8)
○百合度評価:★★★☆☆(3.2)
○総合評価:★★★☆☆(3.4)
こちらは過日色々なものと購入をしてまいりましたものとなりまして、何となくよさそうに感じられましたことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『ろこどる』『ハルノカミカゼ』や『魔女とほうきと黒縁メガネ』などと同じものとなります。
作者のかたは以前読みました『ふぃっとねす』と同じかたとなります。
内容としましては、人を避ける子とその子と仲良くしようとする子を描いた4コマ、となるでしょうか。
物語の舞台はとある中学校でございまして、主人公はその二人の女の子…どちらが主人公なのかよく解りませんので、とりあえずタイトルになっているかたをまずは紹介いたしましょう(何)
小音くらまさんは背が低く髪の長い女の子…いつも本を読んでいるちょっと無表情な、そして人を避けている、というより友達などいらないと考えている子でございます(その理由はこの巻の終盤で明らかになりますけれど、かなりひどい理由…いえ、くらまさんがひどいわけではなくって完全なとばっちりの結果という意味で…)
…一見無表情なのでございますけれど、ちょっと油断をすると結構感情豊かなところを見せてくださいます?
その様なくらまさんと仲良くしたい、と考えるのは隣の席に座る喜多尋夢さん…高めの身長でスタイルのよい、活発なかたでございますけれど相当おバカ(そして多少の変態?)とも受け取れます?
彼女はとにかくくらまさんと仲良くしたい、でもくらまさんは避けてくる、ということでなかなか強引に近づこうとして、かなり煙たがられ…というよりも嫌われている様にも見えますけれど、でもあまりにしつこいために徐々にお二人の距離は縮んでまいります。
…このあたり、以前読んでおります『ハルノカミカゼ』のメインお二人(特に尋夢さんとハルさんは)に重なるかもしれません?
その他登場人物としましては、まずくらまさんの幼馴染の包村錫さん…くらまさんが唯一比較的心を許すことのできる、しっかりしたツッコミ役といった立ち位置のかたとなるでしょうか。
錫さんのご友人として、漫画好きの戸上道子さんとなぜか片言の日本語を話す眼鏡な子な佐久間カナメさんがおりまして、くらまさんもこのお二人には比較的気を許しやすいみたいです?
一方、尋夢さんのご友人としてほんわかお嬢さまながらちょっと怖いところのある八代銀花さんと元気でおバカな感じの松岡雛杜さんがおりまして、こちらのかたがたについてはくらまさんは苦手なご様子…銀花さんはなかなか怖いところを見せてしまいましたし(何)
…あと、終盤ではくらまさんが人を避ける様になった理由を作ったかつての友人が登場いたしましたけれど、今後も出番はあるのかどうか…?
お話としましては、ということでそういうお二人と周囲の皆さんを描いたコメディな4コマとなります。
くらまさんはあくまで人を避けようとするのでございますけれど、尋夢さんはその様なことお構いなしに近づいてきて、さらに彼女が他の皆さんも引き寄せてきて結局徐々に皆さんとの距離は縮まってきている感じでございましょうか。
お二人を中心とした皆さんのドタバタした関係が見ていて楽しく面白い作品…また、くらまさんの抱える問題は確かにひどいものながら彼女がああ考えてしまった理由は解りますし、それに彼女がやさしい子だからこそああ考えてしまったわけで、その様な彼女がこの先心を開いて皆さんと仲良くなっていけるのか、見守っていきたいものでございます。
イラストは悪くございません。
百合的にはくらまちゃんに対する尋夢さんの態度が友達を求めるもの以上に見えることもあり…?
ということで、こちらはなかなか面白く悪くない作品でございましたかと…引き続き見守ってまいりましょう。
とっても大好きで陰ながらご無事をお祈りしておりますあのかたもお好きなシリーズな『その花』はいわゆる「青文字系」から『天使たちの春恋』へ入ります。
こちらはりんごさんのご友人のお一人でございます優乃さんと、学校へ首席で入学をされた皐さんのお二人のお話…。
まずは入学式の前日、優乃さんと皐さんが一種運命的ともいえる出会いをするところから…。
冒頭、皐さんのモノローグが入るのでございますけれど、この際の皐さんは人と親しくなるのを避けている様子が見られましたけれど、優乃さんに対してははじめからとてもやさしく…優乃さんは一目惚れをされてしまわれました。
皐さんとは寮で同室になりまして、また寮では成美さんともお会いして、この際に成美さんがどうして受験をした医大を全て落としたのかも解りますけれど、成美さんは運が悪すぎるとしか…いえ、これも運命といえるのでしょうか。
この時点での成美さんは1年でここを去って再び医大受験を行う気なのでございますけれども…?
入学式の後にはりんごさんともお会いして…このあたりのやり取りは以前しております『天使のあこがれ』と同じなのでございますけれども、優乃さん視点ということでまた違った印象を受け…?
その後は皐さんと一緒に過ごされたりするのでございますけれど、やはりどんどん彼女に惹かれていっているご様子で、皐さんも普通に優乃さんを特別視している様にも感じられるのでございますけれど、果たしてどうなるでしょうか…引き続き見守りましょう。