
□ビビッド百合アンソロジー メバエ(3)
■アンソロジー
○イラスト評価:★★★☆☆(3.4)
○内容評価:★★★★☆(4.2)
○百合度評価:★★★★☆(4.2)
○総合評価:★★★★☆(4.0)
こちらは過日色々なものとともに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては他には持っていないものとなります。
内容としましては、百合なアンソロジーとなります。
と、説明がやはり以前読みました第2巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をいたします。
参加していらっしゃる作家さまで私がコミックなどを持っているかたといたしましては、作品の掲載順に以前読んでおります『星川銀座四丁目』などの玄鉄絢さま、以前読んでおります『少女公団アパートメント』などのmsさま、以前読んでおります『総合タワーリシチ』のあらた伊里さまがいらっしゃいました。
お話のほうは、ということで百合なアンソロジーなわけでございます。
こちらのアンソロジーはやっぱりある程度過激路線を歩まれておりまして、ですのでこの巻もその傾向が強かったですけれど、やっぱり全てがそうというわけではなくって、どちらかといえば淡いものもありましたりと、そのあたり案外バランスが取れているのかもしれません?
結構連載作品も目立ってきた印象で、これはこの先もこのアンソロジーを長く出してくださる証拠…と、信じたいのでございますけれど、世の中そう甘くないところが厳しい…(過去に途中で廃刊したアンソロジーも連載作品がございましたのになくなってしまいましたから…)
そして単行本の厚さの割に執筆者が少なめな印象も少し受けましたりして…それは何と4人ものかたが複数のお話を掲載していらっしゃるというなかなかすごいことをしてくださっているからでございます。
その様な収録作品たちで個人的に一番好みでしたのは、やっぱり過激路線ではない(何)rinさまの『となりの』でしょうか…やっぱりこういう王道路線のお話が個人的に非常に好みなのでございます。
他にもおバカなものから濃厚なものまで様々でございまして、第2巻の評価が暴落した原因になった作品の様なこともなく、概ね満足でございます。
イラストはアンソロジーでございますので玉石混淆ではございますけれど、悪いものではございません。
百合的には百合アンソロジーでございますのでもちろんどれもよきものでございます。
ということで、こちらはもう本当に数少なくなってしまいました(現状唯一?)続刊の期待できる百合アンソロジーということで、内容も(第2巻の最後で行った様な暴挙もなく)安定してきた印象を受けますし、これからも無理せず続けていただきたいものでございます。
…ちなみに、今日の日誌のタイトルの意味は「2人マフラーも相合傘も其れ全て計算のうち」でございます(何)
また、同時にこちらも読みましたので…。

□艦隊これくしょん -艦これ- アンソロジーコミック 横須賀鎮守府編(8)
■アンソロジー
○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
○内容評価:★★★☆☆(3.0)
○百合度評価:★★★☆☆(3.0)
○総合評価:★★★☆☆(3.0)
こちらは過日色々なものとともに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『ネプテューヌ』『閃乱カグラ』の一部の作品などと同じものとなります。
こちらは元はゲームとなり以前コミカライズ版を読んでおりましたり以前別のアンソロジーを読んでおりましたりして、また来期にアニメ化もするという作品のシリーズとなります。
…上の作品同様にアンソロジー繋がりということで同時に読んでみました。
内容としましては、『艦隊これくしょん』のアンソロジーとなります。
と、説明がやはり以前読みました第7巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をいたします。
参加していらっしゃる作家さまで私がコミックなどを持っているかたといたしましては、作品の掲載順に以前読みました『デンタル漫画 はみがき子たん』などの凪庵さま、以前読みました『Rainbow☆Starbow』のBeLLさま、以前読みました『トリガーハッピーウィッチ!』の作画などのほた。さまがいらっしゃいました。
また、裏表紙カバーのイラストを描かれたのは以前読みました『絶滅危愚少女』の漫画担当の広瀬まどかさまとなっておりました。
お話のほうは、ということでその作品のアンソロジーとなっております。
第8巻ともなるとやっぱりよほどのものがない限りは特筆すべきことがなくなりまして、そして今巻は良くも悪くもいつも通りの内容かな、ということでやっぱり特筆すべきことはなかったりいたしまして…。
個人的に一番よい内容に感じられましたのはぐみちょこさまの『あったかもしれない未来』…って、何だかこのぐみちょこさまというかたの描かれるお話が特によいと感じることが多い印象を受けます?
カバー下には例によって原田将太郎さまの『虚報!鎮守府通信』が収録されておりまして、こちらはやっぱり百合的にもよい感じ…と、そういえばノブヨシ侍さまの老提督な4コマも毎巻収録されている様な気が…?
イラストはやはりアンソロジーということでそういうことでございますけれど、悪くはございません。
百合的には数は少ないもののお話によってはなかなか悪くございません。
ということで、こちらは特筆すべきことはないと書きましたけれど、それはつまり特筆しなければならないほど悪いものでもない、ということでございまして、つまり悪くはないものでございましたかと思います。
とっても大好きで長くお会いできない状態が続いてしまったりもいたしますけれども陰ながらご無事を願って日々想いを寄せておりますあのかたもお好きなシリーズな『サモンナイト』は『クラフトソード物語2』で、やっぱり引き続き武器の熟練度上げ…今回は素材が多いこともあり、かなり時間がかかりそうでございます。
こちらもあのかたもお好きなシリーズな『スズノネ』は引き続き仁乃さんルートでございまして、箱船を飛ばす前日の夜…仁乃さんのもとに荷物が届きました。
それは仁乃さんの母親の菜乃さんからでございまして、仁乃さんが幼い頃にもらった、仁乃さんと箱船を描いた、菜乃さんが描いた絵本…手紙も一緒に入っておりまして、菜乃さんも仁乃さんのことを応援してくださいました。
それを見た仁乃さんはもちろん泣いてしまわれ、明日への気持ちを新たにされるのでござました。
…その様な仁乃さんたちとは別に、謎の一団の行動も見られましたけれど…?
翌日、いよいよ第2次箱船プロジェクトの当日…箱船公園にはマスコミなど集まっておりましたけれど、仁乃さんの悪い噂があってか、学園の生徒はセブンの皆さんも含め誰もいませんでした。
主人公の幸村さんと仁乃さんはそれにさみしさを覚えながらも箱船に乗ろうとしますけれど、そのとき突如学園の生徒たちが集まってまいりました。
そして今まで姿を見せなかった他のセブンの皆さんも現れますけれど、彼ら彼女らは仁乃さんの悪評を払拭すべく『スズスポ!』を発行してそれを生徒へ配ってその悪評を消し去ってくださったといいます。
その際、すみれさんは『スズスポ!』発行を学園長に止められて家に軟禁されてしまったといいますけれど、他の皆さんでそれを救出していたそうで、数日間姿を見せなかったのはそういうことだったわけでございます。
…その『スズスポ!』はかなり誇張して記事が書かれていたご様子で少し大変なことになりましたけれど、これは仕方ないでしょう(何)
そうして皆さんに見送られて、いよいよプロジェクト始動…無事、箱船は空へ浮かびました。
その様子を菜乃さんも学園長の魔法で見ることができまして、これで菜乃さんや静穂さん、仁乃さん、それに幸村さんの大きな夢が一つ叶ったことになります。
無事に皆さんで合宿所に戻ってまいりまして、皆さんで労をねぎらいますけれど、そういえばこの日が合宿最終日なのに幸村さんと仁乃さんだけ課題合格のスズノネが鳴っていない、ということに気づきます。
他の皆さんはいつの間にか全員合格していらしたそう…他のかたのルートではメインキャラ以外のかたが物語途中でスズノネを鳴らしてもらっているシーンがあったりしますもののこのルートではそういうのがなくって、まだ一度もその様なものを聴いていない…。
仁乃さんはともかく幸村さんは魔法を使って誰かの願いを叶える、ということをできていないので課題は失敗…と諦めかけるのでございますけれど、そのとき学園長が合宿所に現れ二人分のスズノネを鳴らします。
この場合、個々の課題ではなく共同で大きな事柄に挑戦をしてそれを成し遂げたことを評価されたらしくって、その様なことで合格になるとは当初聞いておりませんでしたので幸村さんはちょっと納得できかねる様子でしたものの、これからも一緒にいられるのだから、という仁乃さんの言葉にうなずくのでございました。
こうして無事に皆さん合格をいただきまして、合宿も終了…7人はこの1ヶ月で本当に強く結びつきましたので終わりをさみしくも感じ、最後はカレーパーティを開いて終えることにしたのでございました。
昨日はここまででございましたけれど、昨日のお話は菜乃さんからの手紙から他のセブンの皆さんの協力、箱船が飛んで夢が叶う、そして課題終了ともうとってもよいお話続きで終始泣かされっぱなしでございました…本当によいお話でございました。
残りはエピローグ、といったところになるでしょうか…この感動の余韻を味わいつつ、引き続き最後まで見守りましょう。