2015年02月21日

満腹百合

先日読みましたコミックの感想です。
1冊完結…
□満腹百合
■宮部サチさま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(2.8)
 ○内容評価:★★★★★(4.6)
 ○百合度評価:★★★★★(5.0)
 ○総合評価:★★★★★(4.5)

こちらは先日色々なコミックとともに購入をいたしましたものとなりまして、百合が期待できそうな作品でしたことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『まんがの作り方』や『セントールの悩み』『彼女の世界』などと同じものとなります。

内容としましては、同居をされている二人の女のかたの日常を描いたお話、となるでしょうか。
主人公はそのお二人の女のかたとなりまして、まずののかさんは会社勤めでほんわかした雰囲気のかたなのでございますけれど、とにかく食べることが大好きかつ大食いでもあるかたでしたりいたしました。
その彼女と同居をしているあやさんはアルバイトをしつつ小説家をしているちょっと凛とした雰囲気のかたでございまして、お料理上手なかたでございます。
このお二人は同居していると同時にお付き合いもされていらっしゃるのでございました。

お話のほうは、その様なお二人の日常を描いたもの…。
一緒に暮らす穏やかな日常にお互い幸せを感じていたのでございますけれど、あやさんは女である自分ではののかさんを幸せにすることはできないのでは、と彼女を想うゆえに深く思い悩んでいくことになります。
ののかさんは結構無邪気な性格をしていることもありその気持ちがどんどん強くなっていきまして、終盤では一度彼女のもとを去るのでございますけれど…?
もちろんそのののかさんもあやさんのことを深く想っておりまして、またあやさんの本心もいうまでもございませんので、最後はめでたしめでたしで終わってくださいます。
…はい、こちらの作品はこの1冊で完結、となっております。

その様なこちらの作品、百合なお二人の関係を描くとともにもう一つ特色がございました。
それはののかさんが大食いかつそのののかさんへお料理を作ってあげるのが幸せというあやさん、という設定もあり、お話ごとにかならず何らかのお料理が出てきてそれを食べる描写が入る、というものでございます。
こういうお話は以前読んでおります『幸腹グラフィティ』をはじめといたしまして以前読んでおります『なぎさ食堂』などもございまして、何だか最近結構縁がある印象でございます。
その2作品同様にお料理や食事のシーンもなかなかしっかり、おいしそうに描かれておりまして、ですので読んでいておなかがすいてしまうかもしれません?

イラストは悪くございません。
百合的にはメインのお二人の関係が申し分のないものといってよいでしょう。
ということで、こちらは百合的にも申し分のない、そしてさらに食べ物という付加要素もあるよい作品でございましたかと思います…気になりましたので同時に購入いたしました百合姫コミックスより先に読んでしまいましたけれど、百合的にも百合姫コミックスにも負けていなかったのではないでしょうか。