2015年03月22日

サイダーと泣き虫

先日読みましたコミックの感想です。
短編集です
□サイダーと泣き虫
■缶乃さま
 ○イラスト評価:★★★★★(4.5)
 ○内容評価:★★★★★(4.8)
 ○百合度評価:★★★★☆(3.5)
 ○総合評価:★★★★★(4.6)

こちらは先日『百合姫』などとともに購入をいたしましたものとなりまして、百合が確実なことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなります百合姫コミックスとなります。
作者のかたは以前読みました『あの娘にキスと白百合を』を描かれたかたとなります。

内容としましては、7+αの短編を収録しました短編集となります。
収録作品は2作品ずつくらいでお話が繋がっている…つまり前後編といってもいい様な内容になっているものが多くなっておりまして、ですので実質的には4つのお話の収録された、といってよいかなと思います。
お話の傾向は百合の正統派といえる学園ものがメインとなっておりますけれど、少し不思議なお話も中にはございましたり、中には幼馴染かつ片想いをしている男性視点でお話が進行する、という変り種もあったりいたします。
正統派なお話、ということで百合的にも学園ものらしいちょっと淡めのものとなっておりまして、個人的な好みと色々合致しているのでございました。

収録作品たち、以前購入をしております同人誌『青春生き残りゲーム』収録の『花丸ハッピーエンド』はツンデレながら一途な女の子と、その子をいじめることに快感を覚えるその子の親友さんを描いたお話となります…その同人誌の感想で書きました様にそのツンデレな子がとにかくかわいく、いじめたくなる気持ちも解らなくはないわけなのでございました。
同じくその同人誌に収録な『畢竟デッドエンド』は上のお話の親友さん側の視点で描かれたお話…これらのお話、この単行本と一緒に購入しております『百合姫』にも収録されておりまして、それを読みました際にどこかで読んだことのあるお話だと感じたかと思いましたら、この同人誌でございましたか…。
以前購入をしております同人誌『シャングリラ』収録の『ヒラヒラヒラク秘密の扉』はオカルト研究部の部員さんたちのお話でございまして、手を繋いで渡り切ればそのお二人はずっと結ばれるという伝説のある橋を巡るお話…幼馴染の子が他の子とその橋を渡ることになった部長さんのお話でございますけれど…?
以前同人誌を購入をしております『ようこそ!オカルト研究会』は上の作品の続きでございまして、結果的に振られることになってしまいましたオカルト部の部員のかたと、その彼女の恋を(黒魔術で)叶えようと奔走される新入部員さんを描いた4コマでございまして、こちらはともかくその新入部員さんがかわいいくてよろしい作品でございます。
以前購入しております同人誌『ミス・パラレルワールド』収録の『シンデレラ』はどうやら近未来の月を舞台にしたお話で、親友がかけると相手が男性に見える眼鏡をかけてそれでデートしてほしい、と言ってくるお話…男性と置き換えられているので主人公さんは当然複雑な気持ちなわけでございますけれど…?
『ただ春を待つ』は高校になって別々の部活になった男女の幼馴染を描いたお話で、男性のほうは幼馴染の子が好きなのですけれど、一方のその子は園芸部の(女の)先輩さんに惹かれていく、というもの…もちろんその男子生徒さんは複雑な気持ちなわけでございますけれど、これはこれで面白いお話といえるでしょう。
『夏が終わる』は上の作品の女の子視点のお話でございまして、その男子生徒さんや先輩さんのことをどう見ているのかが解るお話…距離が近すぎて完全に兄の様な存在になっている模様…(何)
最後には描きおろしといたしまして『竹に虎』という『ようこそ!オカルト研究会』の後日談が収録されておりまして、相変わらず微笑ましいお話なのでございますけれど、あそこまで言っていてまだ告白はしていない、というよりそこまで頭が回っていない様子です?

ほとんどの作品について同人誌で読んだことがあり、またはじめて目にしました『ただ春を待つ』『夏が終わる』も元は同人誌でしたご様子なことからも解ります様に、こちらの作品はサークル【ハイパーケトルイエスタデイ】さまの出されました同人誌の再録、ということになります。
つまりは以前読んでおります『にじいろシークレット』や以前読んでおります『ろくじょ〜ひとまの ねこがみさま』などの様に、最近の百合姫コミックスで多く見られます同人誌を再録した単行本となるわけでございます。
今回再録されましたサークル【ハイパーケトルイエスタデイ】さまは基本的に合同誌で作品を出していらっしゃる気がいたしまして、もちろんその中でもこの単行本に収録されているのは缶乃さまが描かれたもののみとなっております…そしてもちろん一緒に同人誌を描かれたかたには単行本に収録するという許可をもらっているご様子でございます。
…その合同誌は他のかたが描かれましたものも登場人物が共通したりしておりましたので一緒に読めればなおよろしかったのですけれど、それはさすがに贅沢すぎるでしょうか。

イラストはよきものでございます。
百合的にはいずれもやや淡めのものとはなりますけれど、それでも十分よきものでございます。
ということで、こちらは同人誌の再録作品となりますけれど、最近購入をしておりますオリジナル同人誌の作者さまの中でこちらのかたの作品はかなりお気に入りとなっておりますので、こうして単行本となってくださって嬉しゅうございます…百合姫コミックスのこういう良質な同人誌を発掘していく最近の流れは個人的にはとてもよきことと思っておりますし、これからも続けていただきたいものでございます。


『艦隊これくしょん』は恒例の建造結果からでございますけれど、比叡さんと隼鷹さん…う〜ん、榛名さんがきてくだされば…。
艦隊編成任務に必要な阿武隈さんや衣笠さんも全然登場されませんし、このかたがたは他の同型なかたがたよりも出づらくなっているのか、それとも私ってまだゲームをはじめて1ヶ月もたっておりませんからそんな短期間で出るとは限らないだけ、ということなのでございましょうか。

演習のほうは相変わらずなのでございますけれど、昨日はその名も「ファンサービス艦隊」といってレベル150な比叡さんお一人だけの艦隊がおりました…せっかくのサービス(?)ですのに反航戦になってしまってなかなかダメージを与えられませんでしたけれど、戦術的勝利でも結構な経験値を得られましたのでよろしいでしょうか(何だか反航戦やT字戦不利になる頻度が多い気がするのはただの気のせいなのでございましょうか…/何)
そして何と、その様な昨日の演習相手の中には51cm砲を装備した戦艦がおりましたりして…?
もちろん史実上で最大の戦艦は大和クラスとされておりその主砲は46cmでございますのでそれ以上の大きさの主砲は存在しないわけでございますけれど、計画上存在いたしました紀伊クラスは51cm砲を載せる予定でしたみたいで、そのあたりを反映して出した、ということなのでございましょうか…その様な主砲に狙われたらこちらはひとたまりもない気がしてしまいます?
…まぁ、さすがに計画でしか存在しない紀伊クラス自体がゲーム中に出てくるとは思いませんけれども。

とっても大好きなあのかたにまたいくつかの事柄をお教えいただけましたので、昨日はそれを試してみました。
まずは使いどころが解らない、と書きました高射装置について、高角砲や三式弾・電探と組み合わせると対空カットインが発生して相手の艦載機を大量に撃ち落としてくださる、とのことで、三式弾ともどもちゃんと意味のあるアイテムでございました。
でも個々の能力は低いので火力が低下してしまうのがネックなわけながら、装備品自体にあまり強力なもののない駆逐艦…五月雨さんに高角砲と高射装置をセット装備させてみました。
すると、確かに空母のいる相手との戦いの際、カットインが入って敵機を撃墜してくださいました…これはなかなかよいものですし、五月雨さんの現状での固定装備にするとともに、もう少し高射装置を集めて駆逐艦に装備したいところでございます?(でもその高射装置そのものは任務達成の際に得られたもので、開発でできるのかどうか…?)
ちなみに三式弾はまだ遭遇したことのない陸上基地型の敵に効果的らしくって、きちんと対地攻撃も意識されているそう…やはりこの作品、思ったより史実要素を考えているみたいです?
…こうして意味のない様に見えた装備品にも意味があった、となりますと、器用貧乏にしか見えない零戦六二型(爆戦)にも何か利用価値がありますのかも…?

もう一つ、潜水艦2人で2-3をクリアしよう、という任務…さすがにそれは厳しくって他の人を混ぜても大丈夫、とのことでございましたので比叡さんと高雄さんと五月雨さんと飛鷹さんを加えてみました(上の高射装置の試射はこの際に行ったのでございました)
さすがにこの戦力でございますので無事にボスのところまでたどり着けまして、またボスも無事に倒せまして、そして任務のほうも確かにこれでクリアになっており一安心なのでございました。
そしてクリアをいたしますと、特注家具職人という特殊な家具を得られるアイテムが得られましたので、さっそく気になっていたもの…お花見窓と交換してみました。
アサミーナ提督のお部屋?
…お部屋がずいぶん華やかになってまいりまして、机と家具はもう少し考えどころがあるかもしれないながら、でもその他はこれで十分なのでは、と思えるほどになりました(掛け軸は音楽がよいので当面このまま…デザインも悪くないですし)
机は金剛さんの紅茶セットがほしいですけれど、ポイント数も多い上にやっぱり家具職人の力が必要な様子で、手にできるのはまだまだ先っぽい…家具はあまりこれといったものがなくって、しいていえば音楽が任意で変えられるっぽいジュークボックスがよさそうですけれど、家具職人はもちろん必要なうえにポイントが膨大っぽい…。
…えっ、こんなキャプチャ画像を公開してはいけない、です?(何)

戦いのほうは、現状編成可能な特定の艦隊によるマップクリア任務を全てこなすまでは先へは進まない、とかたく決意いたしましたので、輸送船撃沈や1の拡張海域で駆逐艦なかたがたや千代田さんのレベル上げをしつつそれらへ挑みます。
潜水艦な任務は上で触れました様に終えられましたので、この勢いで…と思ったのですけれど、例によって2-1を軽空母でというものも、2-2を水雷戦隊で、というものも、ルートを外れてボスにすら到達できませんでした…。
この2つ、もうかなり挑戦し続けているのですけれど、ことごとくこれということで、これはよほど羅針盤さんに嫌われてしまっている、としか思えません…。
…ちなみに、悩みに悩みました末に、千代田さんは軽空母へ改装してしまいました…これでも潜水艦は攻撃できますし…?

その他、開発のほうは零戦五二型が1つできたくらいで他には特に何もなし…使用キャラが微妙に増えてまいりましたので、徐々に普通の装備品が足りなくなりつつございますかも…?(10cm連装高角砲とか…)
それと、今更気づいたのですけれど、戦闘時に2回攻撃になる理由、今まで偵察機で敵を発見したからとかそういう理由かと思っていたのですけれど、どうも敵味方関係なく艦隊に戦艦が一人でもいたら、な雰囲気…水雷戦隊などでは1回攻撃に絶対にとどまりますし、そういうことでございますよね?
となりますと、戦艦が1人いるのといないのとではかなり差が出てきますことになりますかも…?

最後の恒例な建造のほうは1時間と1時間20分なものということで、軽巡洋艦と重巡洋艦となりそうでございます。
阿武隈さんか衣笠さんか熊野さんならとっても嬉しいのでございますけれども…いえいえ、そこまで贅沢はいいませんけれど、やっぱりまだ出ていないかたが出てくださると嬉しゅうございます(やっぱり贅沢?)