□citrus【シトラス】(5)
■サブロウタさま
○イラスト評価:★★★★★(4.8)
○内容評価:★★★★★(4.6)
○百合度評価:★★★★☆(3.8)
○総合評価:★★★★★(4.5)
こちらは過日色々なコミックとともに購入をしたものとなり、過去に既刊を読んでいることから購入をしたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなる百合姫コミックスとなります。
内容としましては、義理の妹さんのことを好きになってしまった女の子のお話、となるでしょうか。
と、説明がやはり以前読みました第4巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をします。
この巻ではお二人がついにお付き合いをはじめたという中、お二人が2年生へ進級された頃のことが描かれていきます。
柚子さんは非常に好感の持てる性格をしているわけですけれど、やはり見ている人は見ているわけで、それまで中等部に通っていた新1年生の女の子が柚子さんの大ファンだと告白してきます。
その女の子、野村寧音さんは柚子さんと彼女の親友なはるみさんとのカップリング妄想をしていらしたりし、これだけでしたら微笑ましいお話だったのですが…。
入学式の日、寧音さんは柚子さんの真似をして髪を染めてきてしまったのですが、折り悪くそれを卒業生で元生徒会長、さらにはるみさんの姉でもあるみつ子さんに見られてしまい、非常に厳しい性格をされた彼女に厳しい叱責を受けてしまいます。
その寧音さんをかばおうと飛び出した柚子さんに対し、意見を通したいのならば生徒会長になってみろと極論を言われ、芽衣さんと選挙を行うことになってしまったのでした。
この巻ではその顛末が描かれていき…柚子さんと芽衣さんの関係とともに、親友と姉との間に挟まれるはるみさんの葛藤なども描かれていきます。
相変わらず新キャラをどんどん投入し息もつかせぬ波乱要素でお話を盛り上げようとしてくる作品ですけれど、それはともかくこのお話の末に柚子さんはやはりそのまっすぐな性格を見せ、何とか悪くない方向へお話を収めることができたのでよかったでしょう。
その他、巻末にはちょっとしたおまけ漫画が収録されている他、今作は特装版ということで別個に小冊子がついており、そちらにも短編が2つ…今日の日誌のタイトルにした寧音さんのお話や柚子さんを笑顔にしようという作戦なお話が収録されています。
イラストはよきものです。
百合的にはお二人がお付き合いされるに至ったのでなかなかよきものです。
ということで、こちらは相変わらずのスタンスの作品ではあるもののそれでも柚子さんが非常に好人物でしたりと読んでいて楽しい作品ですので、引き続き見守りましょう。
…ところで、帯などでずっと使われ続けている芽衣さんを「黒髪ビッチ」と表現し続ける煽り文句、そろそろ変えませんか…作者さまの意向でしたら仕方ないのかもですけれど、そうでないのでしたらその例えは彼女に全然合っていないとしか思えません、というより誤りです。
『艦隊これくしょん』は那珂さんがレベル48で改二仕様になれました…妙に低いレベルでなれ、他の皆さんもこのくらい低いレベルでなれる様にしてくださればよいのに…(朝霜さんはレベル45でやっと改仕様に、とか…)
開発は失敗、7mm機銃、7mm機銃、九六式艦戦となり、いつも通りといえばそうなのですけれどもそれにしてもあまりにもひどい惨状…。
戦いのほうは、まずはいつも通りに輸送船3撃沈任務実施のために通商破壊艦隊を2-2へ…はじめの出撃で輸送船エリアへ到達、珍しいことに輸送船4の当たり編成と遭遇でき任務達成となりました(ただ相手重巡は命中率100%を発揮してきましたが…)
引き続いて南西諸島制海権任務を実施、はじめの出撃から2回連続でボスへ進めたのですけれど、そのはじめの出撃では鳳翔さん、2回めの出撃では阿賀野さんがそれぞれ赤いリ級に一撃大破されるというひどいはじまりかた…。
その様に損害は多めでしたものの、任務自体は最終的にはボス到達5回までにはじめの分岐での北上2回輸送船エリアへ南下しての1回のみで終わりましたので、先日の大荒れに対してかなり順調に終えることができたといえます。
あとはもう恒例の新しいかたを求めイベント海域その2への出撃を実施するのですけれど、珍しいかたは浦風さんが登場されたくらいで…
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○浜風さん:6回
○谷風さん:6回
○照月さん:3回
○春雨さん:4回
○天津風さん:3回
○浦風さん:2回
○磯風さん(新):1回
○秋月さん(新):3回
○まるゆさん:1回
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…通算するとこの様なところとなりました。
ここまで他のかたがたが出てきて、でも最大の目的である嵐さんは出てこないということは…これはもうつまり、そういうことでしょうか…。
つまり昨年春の雲龍さん、夏の風雲さん、秋のプリンツ・オイゲンさん、そして冬の秋月さんor磯風さんと、ボスでない場所で新しいかたを求めても目指すかたは絶対に出ずに終わる、そのジンクスをこれからも続けなさい、ということなのですか…。
このジンクスには続きがあり、その次のイベントでそのかたがかならず出ている(秋月さんと磯風さんも上の通り今回登場…)、ということもありますのでつまり嵐さんはもう夏に期待ということになるのかもですけれど…でも、やっぱり今回きていただきたいですし、何とかならないものでしょうか、お願いします…。
…そしてイベント期間もあと1週間を切った模様ですけれど、とっても大好きなあのかたは海域その5を突破されたでしょうか…そちらのほうが心配です…。
『りりくる』は9月に入りましたけれど、ここまで1stシリーズの皆さんに較べて出番が少なめでした2ndシリーズの皆さんのドラマCD本編回想イベントが入ってきました…皆さんのドラマCDは9月のことでしたみたいで、これからが本番ということになりそうです。
そしてメインの3人のお話は…先生と遊乃さんルートに完全に入りました。
それはよいのですけれど、他のルートに入るには一度クリアした後にまた一から新しくゲームをはじめる必要があるのか、それともそうでないのか、そこが少し気になります。
いえ、普通の作品でしたらもちろんやり直すことになりますけれど、今作は以前している『百合霊さん』同様にカレンダー方式を取っていて、ですので選択肢で別のものを選べば今までのイベントはそのままに別ルートのイベントがカレンダーに現れるのかも、って…?
でも、それですと同じカレンダーに別のかたと恋人になるイベントが記載されてぐちゃぐちゃになってしまいかねません(『百合霊さん』はストーリー的には完全一本道でしたのでそのあたりの混乱はなく…)…ともあれ、ひとまずは今の流れのまま普通に進めていき、別ルートのことは一度現状行える全てを行ってから考えましょう。