2017年07月06日

因果の果てに

先日読みましたコミックの感想です。
よきものでした
□ワールドウィッチーズ 魔女たちの航跡雲 Contrail of Witches(2)
■ななてるさま(漫画)/島田フミカネ&Projekt World Witchesさま(原作)
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.4)
 ○内容評価:★★★★☆(4.2)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.0)
 ○総合評価:★★★★☆(3.8)

こちらは過日色々なコミックとともに購入をしたものとなり、過去に既刊を読んでいることから購入をしたものとなります。
コミックスとしましては『バンドリ』や『マテリアル娘。』『水雷戦隊クロニクル』などと同じものとなります。
こちらは以前OVA版を観ていたりと度々アニメが制作されておりまた以前読んでいるものなどコミカライズ版も多々出ている『ストライクウィッチーズ』、あるいはアニメが放送されDVDを購入継続中で以前コミカライズ版を読んでいる『ブレイブウィッチーズ』などと同じシリーズの作品となります。

内容としましては、世界で活躍するウィッチを描いたお話、となるでしょうか。
と、説明がやはり以前読みました第1巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をします。
今回もまた各地で活躍するウィッチのお話が収録されており、この巻でも2つのお話が展開されます。
まず1つめはダキアからオストマルク…おそらくルーマニアからオーストリア=ハンガリー帝国に相当すると思われる地域でのお話となり、扶桑からやってきている犬房由乃さんとダキアの地方領主なカンタクジノさん、そして第505統合戦闘航空団、通称ミラージュウィッチーズの隊長であるゴロプ少佐の三人を中心としたお話…。
こちらは犬房さんとカンタクジノさんの出会いから交流、そしてミラージュウィッチーズに配属されたのちのゴロプ少佐の采配が注目点でしょうか…ゴロプ少佐は非常に厳しいかたでカンタクジノさんはその采配に疑問を持ったりするのですけれど…?

2つめは第502統合戦闘航空団、通称ブレイブウィッチーズのもとにふらりとやってきた西沢義子さんを巡るお話…。
作中の描写からおそらく『ブレイブウィッチーズ』のアニメ本編終了後のあたりのお話かと思われ(私はまだ最後までアニメを観ていないので推測…)、西沢さんのちょっと軽いともいえる態度に菅野さんがつっかかってしまうというもの…。
こちらは最後には菅野さんが西沢さんを慕う関係になっていくのですけれど、それを見たひかりさんがやきもちをやいていて…?

その他、巻末にはおまけ漫画が2つ収録、1つは1つめのお話の番外編、もう1つは西沢さんの過去…坂本少佐や竹井さんとともに三羽烏と呼ばれていた頃のお話となっています。
また、カバー下にはウルスラさんのおまけもあって…?

イラストは悪くありません。
百合的にはどうでしょうか、どちらのお話もそこはかとなく…?
ということで、こちらはやはりなかなか面白い作品で、続いてくださるご様子ですので引き続き見守りましょう。


また、同時にこちらも読みましたので…。
こちらも魔女のお話…?
□現代魔女の就職事情(4)
■はまさま(漫画)/相沢沙呼さま(原作)
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.3)
 ○内容評価:★★★★☆(4.2)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.0)
 ○総合評価:★★★★☆(3.7)

こちらも上の作品とともに購入をしたものとなり、過去に既刊を読んでいることから購入をしたものとなります。
コミックスとしましては『ひとりぼっちの○○生活』や『魔法がつかえる中学生日記』『新米姉妹のふたりごはん』などと同じものとなります。
…タイトルから解る通りの理由で上の作品と一緒に読んでみました(何)

内容としましては、魔女なかたが新天地で頑張る様子を描いたお話、となるでしょうか。
と、説明がやはり以前読みました第3巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をします。
この巻では、先の巻の最後で距離の縮まった様に見えた禰子さんと弥生さんの関係から…弥生さんは一言でいえばツンデレなのですけれど、やはりそれはそれでよいもので…?

あとは海へ皆さんで遊びに行くお話などもありますけれど、禰子さんのお仕事なお話もいくつかあります。
やはり弥生さんたちの通う学校の生徒の悩みを解決したりしていくのですけれど、今回解決した2つの悩みには、どちらもその陰に禰子さんとは別の魔女の気配を感じられ、その存在がどうもその学校にいるっぽいことが明らかになっていきます。
この巻の最後ではその謎の魔女の姿が少し見られましたけれど、学校に混乱を撒いている様に見える彼女の目的は果たして…?

イラストは悪くありません。
百合的にはやはり禰子さんと弥生さんの関係が悪くなく…?
ということで、こちらは弥生さんが色々とよいキャラクターなのですけれど、謎の存在も登場しどうなるでしょうか…引き続き見守りましょう。


『艦隊これくしょん』の日々の任務結果は以下の通りです。
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【開発】
3連装魚雷、35cm連装砲、水観、零戦52型
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【輸送船3撃沈任務】
○通商破壊艦隊2-2・1回め:分岐北上→高速建造材という完全無意味な場所行き任務失敗
○通商破壊艦隊2-2・2回め:分岐北上→輸送船エリア到達・ル級さん+輸送船2大外れ編成任務失敗
○潜水艦隊2-3・1回め:分岐東進→分岐北上→無意味なボス行き任務失敗
○潜水艦隊2-3・2回め:分岐東進→分岐北上→無意味なボス行き任務完全失敗
○通商破壊艦隊2-2・3回め:分岐北上→高速建造材という完全無意味な場所行き任務失敗
○通商破壊艦隊2-2・4回め:分岐北上→輸送船エリア到達加古さん中破任務達成
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【南西諸島任務(2-2)】
(任務放棄)
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…今週に入ってから輸送船任務のために2-2へ出撃している通商破壊艦隊がひどい結果ばかり引き出してきていてもう3日連続で任務に失敗し続けておりしかもその後の潜水艦隊も何ら為すことなく崩壊と連日の大荒れと、この嫌がらせは何とかならないものでしょうか…しかもそれでいて6人全員損害とか、もう早々にげんなりさせられてしまうのですけれども…。
あまりにひどい展開にもう全てが嫌になってしまい、南西諸島任務はやる気すら起こらず一度も挑戦せず任務放棄に至りました…下で触れる作品をはやくしたいですし、ここまで荒らされてはもう仕方ないですよね、ね…。
ですので当然2-5への水上反撃任務も挑戦せず…輸送船撃沈数が不安になってきましたし、こちらはろ号作戦終了後まで回してしまおうと思います(ですので日曜日くらいになってしまうかも…)

昨日は開発で水観が出てくださった、これが全てです。


『スパロボV』は開始とともに何の前置きもなく第51話が始動しそのまま戦艦の配置に…ヤマトとナデシコが強制出撃であと2の自由枠がありましたので、ラー・カイラムとあとは久しぶりに潜水艦を出撃させます。
先のお話でアベルト・デスラーに撃たれた雪さんは生存率0.1%の重傷らしいのですけれど、ともかく艦隊はワープを終了、けれどその先にあったのはまさに重なり合おうとしている3つの地球の姿…時空融合は最終段階に達しようとしていました。
ただ時間としてはあと数ヶ月はその状態で維持されるっぽく、まだ手遅れではない様子で、皆さんはコスモリバースに望みを託そうとしますけれど、真田副長はそもそもコスモリバースとは何なのかに対し懐疑的な様子…。

と、そのとき艦隊の前に(私の進まなかったナデシコルートで)全滅したはずだというミケーネ…暗黒大将軍が現れ戦いを挑んできます。
第51話はまずはそちらとの戦いとなり、初期の勝利条件は暗黒大将軍の撃墜…彼や彼の率いるケドラは初期状態でHPが減っており、その過去の戦いのダメージが抜けていないさまが見られます。
暗黒大将軍は以前している『A』や以前している『αU』といった過去作にも登場しましたけれどもいずれも大物の風格漂う強敵で今回もまさにその様な雰囲気のお相手…その彼を撃破すると、何と彼はその身を捧げ冥府の門を開き闇の帝王を召喚しました。
闇の帝王もまた『αU』で遭遇したお相手ですが、今作のかの者は(私の進まなかった地上ルートで)すでに撃破されたハーデス神の蘇った姿とのこと…闇の帝王はミケーネ神たちも冥府の門より呼び戻し、将来的には暗黒大将軍やあしゅら男爵なども人間の生命を捧げることで呼び戻そうとしていました。

ここまでは解る話なのですけれど、ここからはまた想像もしていなかった展開に…過去にエグゼブなる者が率いていた軍勢も出現、けれどそれを率いていたのはブラックノワールなる得体のしれない存在でした。
彼は自らを高次元人、次元の支配者だといい、何とエンブリヲなる人物すら彼の手中で遊んでいたにすぎない存在だったといいます…エンブリヲなる人物がこのブラックノワールなる存在を認識していた様子はありませんでしたし、人間性は最低なものの世界を好きにいじっていたという多少あった大物感が一気に吹っ飛び一転して哀れな存在に…。
このブラックノワールなる存在は世界の趨勢をゲームとしてしか見ておらず、自分が楽しむために戦争を引き起こしたりと世界を本当に好き放題にいじってきて、正義のヒーローである舞人さんでさえかの者がゲームの一環として生み出した存在だと言ってくるのです。
そしてブラックノワールなる存在は今回は正義が敗北するエンディングを用意したいということで、自らこの場に乗り出してきてこちらを負けさせようと画策、こちらはもちろんその様なふざけたことを受け入れられるはずもありませんので、それを打ち払うべく抗戦します。
…今作においてはガイゾックもブラックノワールなる存在が用意したものらしく、それを迎え撃ったナデシコの世界のかたがたがはあれが宇宙人だという認識はなかった、のかも?(実際人ではありませんでしたし…?)

こうして次は闇の帝王とブラックノワールなる存在の両方の勢力と戦うこととなり、勝利条件はこの両者の撃破となります。
この際厄介なのはブラックノワールなる存在が引き連れてきたエグゼブなる人物の部下たちで、何と機体にHP完全回復能力があり1ターンで倒さなければHPが完全回復してしまいます…HPも18000程度ありますけれど、要するに一撃で倒してしまえば何の問題もありません。
ミケーネ神もHPが18000ありますけれど、すみれさんを単機進出させ敵のターンで17500のダメージを与え続けることに成功しましたので、味方のターンで瀕死になっているそれをこのお話から使用をはじめたロザリーさんでマルチアクション攻撃を実施していけば一気にレベルが上がって皆さんに追いつけます。

その様な感じでボス以外の敵は1ターンで抹消でき、ボスについてはあまり多くないダメージを与えると完全回復したうえでイベントが進んでしまうのですけれど…
何とかぎりぎりで…
…このくらいのHPを削った状態で攻撃すれば撃墜できます(撃墜しても先の展開は変わらないのですけれど、経験値やお金の面でメリットがあります)

闇の帝王を撃破してもHPが完全回復されてしまい、サリーさんのイノセントウェーブをはじき返したブラックノワールなる存在の強大さとあわせやや絶望が漂いはじめてしまいます。
けれど、神を名乗るブラックノワールなる存在をルリさんと真田副長が論破、この存在は地球外の文明が作り上げた非常に高度な社会管理システムではないのかと真田副長が予想します…事象書き換えすらできるそういうシステムとなると、以前第2作をしている『Fate/EXTRA』のムーンセル・オートマトンが意思を持った存在に近そうで、それはそれですごいものなわけですけれど、決して神という存在ではなくって…?
そしてナデシコの世界にもそれに近しい存在があり、それがソレスタルビーイングが保有しているヴェーダ…イノベイターの出現自体ブラックノワールなる存在の想定の範囲外だったらしく、彼の機体やサイコフレーム、さらにゲッター線や万丈さんの力がイノセントウェーブを増大させます。
さらに皆さんがこれまでブラックノワールなる存在の意図したものと反した結果を出してきたことなどがブラックノワールなる存在は自己の存在に疑問を持ち混乱状態に…それを見たナインさんはかの存在はやはり神ではなく何らかのシステムに過ぎないとおっしゃいます。
一方の闇の帝王はそこまでは動じず、戦いの決着をつけることになります…この一連の流れは非常に熱くよきものでした。

あとは両者の撃墜が最終勝利条件となります。
混乱状態に陥ったためかブラックノワールなる存在の気力が初期状態の100まで低下しており、また逆に皆さんのSPが全壊していました。
こうなるともう全てが楽に終わり、まずは闇の帝王を撃破…すると彼は因果の果てを垣間見るのですけれど、そこにはゲッターやマジンガーZEROが立ちふさがっており絶対に勝てるはずがないということを悟り絶望、ミネルバXなるどこかでお会いした様な気のするアンドロイドに誘われ絶望のままに消えていきました。
その闇の帝王の最期の弱気ぶりは弁慶さんなども戸惑うところで、ちょっとかわいそうに感じられてしまい哀れな感じになりましたけれど、確か『αU』でも最後の敵たるイルイさんの前のお話の最後に立ちふさがったのが闇の帝王でしたはずで、今作でも多分そうなりそうな雰囲気…それだけの大物感を出した存在ではあります(ロボットではありませんが/何)
一方のブラックノワールなる存在は自分が敗れた事実を信じられないままに消滅…こちらはあっさりしていて、声が女性でしたことが一番の驚きでしたけれど、闇の帝王といい、どちらのボスも心が完全に折れてしまっています…?
…この前のお話のボスでしたエンブリヲなる人物があまりにあんまりな人物でしたので、その次のお話であるこのお話で遭遇した闇の帝王や暗黒大将軍がかなりまともで安心できるボスに感じられて不思議な安堵感を覚えましたかも…(ブラックノワールなる存在はどうなの、ですか?って…どうなのでしょう…?)

これでミケーネ、それに突如現れたブラックノワールなる存在という神を名乗る2つの存在を退け、周囲に敵対勢力ももう反応なしということでいよいよコスモリバースを起動させることになりました。
その折、雪さんが亡くなられてしまったという報告があり、古代さんはショックを受けるのですけれど、その古代さんを彼の兄の幽霊が見守っていて、何か決断をした様子…?
一方、コスモリバースに懐疑的な態度を取っていた真田副長はこのシステムはその古代さんの兄を取り込んだものだという認識を示します…まだ詳細はよく解らないのですけれど…。
けれど突如そのコスモリバースが勝手に起動、こちらの制御を受け付けなくなってしまいました。

昨日はここまででしたけれど、今回のお話でミケーネも完全に壊滅、もう残された勢力はないはず…今更使徒というのもないでしょう(結局使徒とNERVという組織についてはよく解らないうちにフェードアウトした印象…私の進まなかったルートで解決したりしているのでしょうか)
ガーディムはまだ活動をしていることが確認されますけれど、『スパロボ』の最後の敵は(少なくとも私が触れた作品では)オリジナルなものになっていましたし、お話の流れからしても、そして『αU』で最終話の前に立ちふさがった闇の帝王が出てきたことから考えても、次のお話が最終話なのでは、という可能性が高い様な気がします。
もっとも、結構はやい段階で最後の敵であるヴィンデル・マウザーの姿が確認できた『A』、それにその闇の帝王を撃破したのちに全貌が見えてきたクストース、ガンエデンと違い、今作は今のところ最後の敵が一体何なのか全く想像がつかない状態…『αU』でも直前で見えたのに対し、今作は本当に何も解りません。
ガーディムなのは確実でしょうということで、やはりあのあっさりしすぎていた司令官が、ということなのかもですけれども…次が本当に最終話なのかということも含め、緊張して続きを見守ってみましょう。

もしも最終話でしたときに備え、使わないことが確定な強化パーツを全て売却してTacPに変換してしまうことにしました…いえ、今作はTacPを周回の際に引き継げるとのことでしたので、少しでも足しになればということで…。
ただ、明らかに装備していないのに売却できなかったパーツが少なからずあったのですけれど、これは一体…?
…昨日はそれほどのボリュームにならなかったので、無事睡眠時間を削ることなく1話を終えられました(何)