2017年07月11日

プリンスプリンス

先日読みましたコミックの感想です。
なかなか謎な…
□明日、きみに会えたら(1)
■あおと響さま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
 ○内容評価:★★★★☆(3.5)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.3)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.3)

こちらは過日色々なコミックとともに購入をしたものとなり、百合が期待できる作品ということで購入をしたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなる百合姫コミックスとなりますけれど、こちらは大判サイズではないものとなります。
作者のかたは下で触れる作品などを描かれたかたとなります。

内容としましては、時間の壁を越えてしまう女の子を描いたお話、となるでしょうか。
主人公の結城凛子さんはお話開始当初西暦2000年で中学生になったごくごく普通の女の子でした。
その彼女には憧れ以上の感情を抱く先輩にして幼馴染の女のかたがいるのですけれど、その彼女が高校の卒業式を迎えるその日…目が覚めると、彼女はなぜか大人になってしまっていました。
何と自分が29歳の世界に飛ばされており、けれどもちろん目が覚める前の10年以上の歳月の記憶はなく、さらには同じ家には憧れの先輩の娘だという三人の女の子も暮らしており、もう戸惑うばかりなのでした。
その後、一度は元の時間軸へ帰ることができしばし普通に生活をできていたのですけれど、1年程度の時間が経過した際にまた、しかも今度は前回ともまた違う未来へ吹き飛ばされてしまいました。
どうも現状、飛ばされるトリガーになっているのはその憧れの先輩が男性と仲良くしているのを目撃してしまい気持ちがふさぎ込んでしまった、というものになっていそうな気配がありますが…?

凛子さんが憧れ以上の感情を抱いているというのは、3つ年上の花野あかりさんという女のかた…確かに素敵な雰囲気を醸し出していて凛子さんが好きになるのも解るのですけれど、ただ後に凛子さんの気持ちを受け止めてあげつつもその背後には男性の影が見え隠れしていたり、あるいは彼女の娘だという子にクソ女と呼ばれ毛嫌いされていたりと、現状本質はどうにもつかめません。
未来の世界で凛子さんと一緒に暮らしている、そしてあかりさんの娘だというのはそのあかりさんのことを毛嫌いしている長女の小春さん、料理好きでまた凛子さんに明確な好意を寄せている次女の晴日さん、まだ小さな子供な日向さん…。

その他登場人物としましては、未来の世界では会社勤めをしている凛子さんの上司っぽい四条さんというやさしい雰囲気の女のかた…このかたはただの背景なのかと思いきや、この巻の最後ではさらに凛子さんを戸惑わせる展開を引き起こしており…?

お話のほうは、ということで時の流れを行き来してしまう女の子を描いたお話…。
中学生のときの記憶のままに未来へ吹き飛ばされ、そして全く見知らぬ、けれどお相手は未来の自分のことを知っているという状況に放り込まれるのですから、当然戸惑うにきまっているのでした。
それはもちろんお相手も同じことで、自分の知っている凛子さんではないと反発されたりもし、それでも何とかよい関係を築いていこうと努力をしよう…とした矢先にまた元の時間軸へ戻り、そしてまた飛ばされたかと思いきや以前とは違う時間軸に飛ばされるものですから、もう戸惑いっぱなしなわけです。
今のところは色々謎が謎を呼ぶ展開となっていますけれど、設定は面白いものですし、この1巻だけでは凛子さん同様にこちらも戸惑いが強いので、今作がどうなのかは第2巻以降を見守ってみて、というところになるでしょう。
その他、カバー下には晴日さんのおまけ4コマが収録されています。

イラストは悪くありません。
百合的にはどうでしょうか、凛子さんはあかりさんへ明確な気持ちを抱いていますけれど、多分届かなさそう…。
ということで、こちらは今後の展開次第の作品、といったところ…少なくとも、下の作品のためこの作者さまを少し敬遠していたところがあったのですけれど、そうする必要もなさそうで…?(ただ、作品の作者のかたの作品は百合作品であっても今後も敬遠しそうなくらい苦手意識がついてしまいましたが…作者で無条件購入、あるいは敬遠というのは極力しない様にしているのですけれど、やはり悪い方向に対するものはどうしても拒絶反応が出てしまい…?/何)


また、同時にこちらも読みましたので…。
最終巻でした
□プリンスプリンス(2)
■あおと響さま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
 ○内容評価:★★★★☆(4.2)
 ○百合度評価:★★★★☆(4.0)
 ○総合評価:★★★★☆(3.9)

こちらは過日色々なコミックとともに購入をしたものとなり、過去に既刊を読んでいることから購入をしたものとなります。
コミックスとしましては上と同じもの…かつ作者のかたも同じ、ということで一緒に読んでみました。

内容としましては、王子さまっぽい女の子たちの学校生活を描いたお話、となるでしょうか。
と、説明がやはり以前読みました第1巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をします。
この巻ではカオルさんと詩音さんが一緒にお出かけされたりと関係もずいぶん深まってくるのですけれど、ただそれに伴い両者ともに女の子成分が多くなってきてしまい、彼女たちのファンの中にはそれに不満を持つ人も出てきてしまいました。
その様な中、カオルさんを慕うナァナさんが彼女を完全に男にしてしまいたいと勝負を挑んできて、そうはさせまいと詩音さんがその勝負を受けるのですけれど…?

その勝負も結局のところは関係をあと一歩踏み込めないお二人に踏ん切りをつけてもらおうというものでして、最終的にはお互い完全にお付き合いをはじめるに至るのでした。
お話はそれでハッピーエンド、ですので今作はこの巻で完結、最終巻となります。
第1巻の感想では結構手厳しいことを言っていたり内容評価が低くなっていますけれど、なかなかどうして面白い作品でしたかと…メインのお二人に女の子らしさが見え微笑ましく感じられたりしたことも大きかったでしょうか。
…ただ、やはり帯の煽り文句や裏表紙の説明がやっぱり○の娘を前面に押し出しているのが、百合姫コミックスとしては残念な点…○の娘って作中では完全にサブキャラでしたではないですか…。

イラストは悪くありません。
百合的にはもちろんよい終わりかたを迎えたといえます。
ということで、こちらはコメディとしてもなかなか面白い作品でしたかと…上で触れた作品の内容とはあまり関わりのない残念な点さえ何とかしてくだされば…。


『艦隊これくしょん』の日々の任務結果は以下の通りです。
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【開発】
15cm3連装副砲、20cm連装砲、12mm単装機銃、水偵
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【輸送船3撃沈任務】
○通商破壊艦隊2-2・1回め:ボス直行ヲ級さん編成任務失敗
○通商破壊艦隊2-2・2回め:分岐北上→輸送船エリア到達・輸送船4編成任務達成
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【南西諸島任務/い号作戦・潜水艦隊(2-3)】
○ボス到達:0
○輸送船エリア行き:3(南下2戦ルート:1)
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【南西諸島任務/い号作戦・南西諸島任務用艦隊1(2-1)】
○ボス到達:3(空母3編成:1)
○あらぬ方向行き:1
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【南西諸島任務/南西諸島任務用艦隊2〜4(2-2)】
○はじめの分岐での北上:3
○輸送船エリア行き:1(ボス前南下:1)
○高速建造材という完全無意味な場所行き:2
○ボス到達:2(2連続:1・ヲ級さん編成:1)
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南西諸島任務終了時点空母撃沈数:20・い号作戦完了
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【あ号作戦(1-5)】
○ボス撃破回数:18
○損害:合計5(3・1・1)のダメージ
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【北方海域任務(3-3)】
○家具箱前行き:3
○家具箱中行き:0
○家具箱大行き:2
○ボス到達:5(北上ルート:4)
○損害:中破2・小破1
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…南西諸島任務は2-1に救われた、といえます…い号作戦もそこの効果あり南西諸島任務終了までに完了でき1-4へ出撃する必要がなくなりました。

北方海域任務については、先週は10回以上3-3へ出撃しその全てで家具箱前行きにされるという無残さ、家具箱前が異常に好きだというさまを見せつけられましたけれど、昨日は珍しく2回めの出撃で北上ルートでボスへ到達…その後も先週の反動とばかりに4回も北上ルートが発生、やはり羅針盤さんとの最終決戦を行わなくてもよいこのルートは心が安らぎ、おかげで先週の半分以下の出撃数で任務が完了しました。
しかもボス戦で1回、航空戦のみでの敵の全滅にも成功…その他舞風さんが4回もドロップ、はじめて舞風さんをお迎えしたのもこの海域ででしたっけ…。


『スパロボV』の2周めは冥王星基地陥落まで…序盤と終盤は『宇宙戦艦ヤマト2199』メインのお話となっていて、やはり今作はヤマトにはじまりヤマトに終わる、という印象を受けます?
また、お金に余裕がありますので、今後使い続ける予定のないかたでも強制出撃になった場合は機体を5段階まで改造をしておくことにしました…これである程度は戦えるはずです。