2018年06月26日

一枚岩に散った花

先日読みましたコミックの感想です。
悪くはないです?
□サキュバスじゃないモン!(1)
■ほりともさま
 ○イラスト評価:★★★★☆(4.0)
 ○内容評価:★★★★☆(4.0)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.3)
 ○総合評価:★★★★☆(3.7)

こちらは過日色々なコミックとともに購入をしたものとなり、百合が期待できると教えていただいたこともあり購入をしたものとなります。
コミックスとしましては他には持っていないものとなります。

内容としましては、亜人たちのクラスに入った人間の女の子の学校生活を描いたお話、となるでしょうか。
お話の主人公の谷間村さくらさんは大人しく病弱な、かなり歴史好きな一面を持つ女の子…その彼女は病弱であるがゆえに高校入学が一年遅れ、そのためクラスになじめず祖父母の暮らす田舎に引っ越してきて心機一転しようとなった、何やら以前読んでいる『スロウスタート』の花名さんを思い出す様な経緯を持ったかた…。
その彼女が入学したのは里美ヶ岡学園という小中高一貫な学校の高等部になるのですけれど、今作には亜人と呼ばれる人間とは少し違った様々な種族が存在しており、その学校の特に高等部は元々の在籍人数が少ない上に亜人の比率が非常に高いという特徴がありました。
さくらさんのクラスには亜人しかおらず、てっきり人間がいてはいけないクラスなのではと思ってしまったり、人間と告白することで疎外されてしまうのではと不安になったりと、彼女が人間であることを言い出せないうちに周囲が彼女以前読んでいる作品の種族、つまりサキュバスだと勘違いされ、本人もそれを認めてしまったことからそう思われることになってしまったのでした。

さくらさんのクラスは生徒数が彼女を含め7人であり、彼女以外はもちろん全員亜人ということになります。
クラスメイトはハーピーで元気な大空はやてさん、単眼でさくらさんに似たところのある小諸愛衣さん、ちょっと怖い雰囲気のあるラミアの野槌ニーナさん、真面目な雰囲気なケンタウロスの鐙千里さん、ほんわかした雰囲気な羊人な真行寺春江さん、その彼女の家にホームステイしていて完全に植物なアルラウネの薫・チャーミアンさん…最後の薫さんは本当に植物でしゃべることもできないのでなかなか衝撃的です。
担任の権藤先生は厳しそうな雰囲気な天狗なかたで、また養護教諭の菱森ナオミさんは実は本物のサキュバスでありさくらさんが偽物だということに気づき一時はそれを名乗るのを止めようとするのですけれど…?

お話のほうは、ということでひょんなことから自分の種族を偽って学校生活をすることになった女の子のお話…上で触れた『スロウスタート』の花名さんとは経緯は似ているものの隠す内容は少し違うものになった、というところです?
人間とは少し違ったかたがたの中に人間のかたが入る、というと以前読んでいる『もふかのポプリ』や以前読んでいる『デミライフ!』など色々思い浮かぶところですけれど、自分が人間であることを隠して、というのは案外少ない印象…もちろん本人は当初人間であることを告白しようと思ったのですけれど、状況がどんどんサキュバスだと思われることばかりになってきてしまい、また現状誰も不幸にしていないのでこのままでもよいのかも、となってしまいます?
その様な今作は基本的には楽しいコメディなお話ですけれど、結構過激な描写が多め…とはいえ、案外と不快になる様な描写ではない印象でしょうか(さくらさんの立ち位置は購入を切ることにした『○○館(以下略)』の主人公に通じるところがあるはずなのですけれども…?)
巻末には皆さんの入学前の様子を描いたおまけ漫画が収録されています。
…今日の日誌のタイトルはさくらさんが書こうとしている歴史小説のタイトルから…。

イラストはよきものです。
百合的にはどうでしょうか、さくらさんが次々にフラグを打ち立てていますけれど、今のところ愛衣さんの彼女へ対する気持ちが一番強そうに感じられます?
ということで、こちらはなかなか過激な描写はあるもののなかなか面白い作品でしたかと…続きも見守ってみましょう。


また、同時にこちらも読みましたので…。
こちらも悪くはないです?
□もんれす -異種格闘モンスター娘-(1)
■眼魔礼さま(漫画)/茶谷葉さま(原作)/青木健生さま(プロデュース)
 ○イラスト評価:★★★★☆(3.5)
 ○内容評価:★★★★☆(3.8)
 ○百合度評価:★★★☆☆(2.8)
 ○総合評価:★★★★☆(3.5)

こちらも上の作品とともに購入をしたしものとなり、百合が期待できると教えていただいたこともあり購入をしたものとなります。
コミックスとしましては他には持っていないものとなります。
…上の作品同様に普通の人間とは少し違う種族をメインとしたお話、ということで一緒に読んでみました。

内容としましては、モンスターレスリングという格闘技をするかたがたを描いたお話、となるでしょうか。
この世界ではかつて魔王により魔物が召喚されており、けれどその後人間と融和していき人間と魔物の混血である亜人と呼ばれる存在ができ、それらが普通に生活をしているという、上の作品に通じる世界になっています。
その様なこの世界ではその亜人たちによるプロレスであるモンスターレスリングというものが大人気となっている様子です。

お話の主人公は、その団体に所属するチロルさんというケルベロスな亜人…元は家出の末に野良状態になっていたかたなのですけれど、今の団体のエースのかたにスカウト、というよりも保護されたという経緯があります。
彼女はどちらかというと気弱であまり格闘技には向いていないかたで、実際デビュー試験に15連敗もしておりこのままでは団体を追い出されかねない状況になっているのですけれど、怒りの際などに発揮される潜在能力はかなりのもので…?

そのチロルさんをスカウトしたのはケーラさんというクラーケンな亜人のかた…クールで気高い雰囲気を醸し出した、美しい戦いを第一と考えるかたでしょうか。
その経緯からチロルさんは彼女のことをかなり慕っています。

その他登場人物としましては、チロルさんと同じ団体に所属するかたがた、そして別の大きな団体に所属するかたがた…後者の組織とはお話の冒頭から色々因縁ができてしまって…?

お話のほうは、ということで亜人なかたがたによるプロレスなお話…。
プロレスなお話、というと以前読んでいる『世界でいちばん強くなりたい!』を思い出しますけれど、あちらはあくまで普通の人間のお話に対してこちらは亜人…しかも上の作品よりもさらに魔物に近しい能力ですので、戦いのほうもより激しく、そして特殊なものになっています。
やはり見どころはそのあたりといえそうですけれど、チロルさんがかなり苦労しながらも成長していく姿を見守る、というところももちろんあります。
この巻では別の団体に所属するチロルさんが似た境遇に感じたスライムなかたの試合の申し出を受けたのですけれど、それには裏が感じられそうで、といったところまで…また、巻末にはベースとなったっぽい読み切り作品が収録されています。
その様な今作は上の作品に負けず劣らず結構過激かつさらに痛々しい描写も目立ちます、かも?

イラストはなかなかよきものです。
百合的にはどうでしょうか、ケーラさんを慕うチロルさんなど悪くない印象もあります?
ということで、こちらもなかなか激しい作品ですけれど悪くなく、引き続き見守ります?


『艦隊これくしょん』の日々の任務結果は以下の通りです。
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【開発】
46cm3連装砲、15cm3連装副砲、12cm連装高角砲、25mm単装機銃
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【輸送船3撃沈任務】
○通商破壊艦隊2-2・1回め:ボス逸走直行ヲ級さん編成任務失敗
○通商破壊艦隊2-2・2回め:輸送船エリア直行・ル級さん+輸送船2大外れ編成任務完全失敗
○潜水艦隊2-3・1回め:分岐東進→分岐北逸走→輸送船エリア到達任務達成
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【い号作戦(1-4)】
○はじめの分岐南逸走:2(2連続:1・そのままどうしようもない場所大逸走:1)
○はじめの分岐北上:2
○はじめの分岐中央:3(2連続:1)
○ボス戦前軽空母戦:3(2連続:1・南ルート:1)
○ボス到達:6(4連続:1・2連続:1)
○空母撃沈数:20
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【あ号作戦(1-5)】
〇ボス到達:17
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【ろ号作戦/北方海域任務(3-5)】
○道中大破終了:1(第3戦:1)
○ボス到達:5
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…昨日は月曜日ということで各種週間任務を実施、ただそれを発動させるためには輸送船3撃沈任務の達成が必要なため通商破壊艦隊を2-2へ派遣するものの例によって羅針盤とかいう誰も幸せにしないどうしようもない存在が立ちふさがったり、あるいは大外れ編成を出現させてきたりし、旗艦以外全員ダメージを受けるという無残な展開をも週はじめから見せつけてきます。

3-5での北方海域任務は日曜日が7月1日となるのでどうしようか迷ったのですけれど、ろ号作戦進行を考えなくてはいけませんのでいつも通り実施、ゲージ破壊は来週に回すことにしました。
初戦で熊野さんや瑞鶴さんが中破を受けたりしつつその損害が尾を引いて撤退という事態にはならず、一方で4回めのボス到達の際には、第2戦、そして…
完全勝利
…第3戦も完全勝利を得られたりし、そしてドロップがどちらでも漣さん…(何)
幸い大破撤退は1回のみで北方海域任務を終了、やはり3-3で延々逸走を連発させられるよりもはるかに精神的にやさしいですけれど、やっぱり鋼材が…週間工廠任務とあわせ、10000くらい吹き飛んでいる気がします?