2019年03月13日

花降り宿のやどかり乙女

先日読みましたコミックの感想です。
最終巻でした
□花降り宿のやどかり乙女(2)
■大堀ユタカさま
 ○イラスト評価:★★★★☆(4.0)
 ○内容評価:★★★★★(4.5)
 ○百合度評価:★★★☆☆(2.8)
 ○総合評価:★★★★☆(4.2)

こちらは過日色々なコミックとともに購入をしたものとなり、過去に既刊を読んでいることから購入をしたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなりますまんがタイムきららコミックスとなります。

内容としましては、旅館で働く女の子を描いた4コマ、となるでしょうか。
と、説明がやはり以前読みました第1巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をします。
この巻でも引き続き皆さんの旅館でのお仕事を中心とした日常が描かれていき、夏休みには皆さんで六花さんの実家の民宿へ帰省、あるいは遊びに行くことになりました。
そこでは六花さんの幼馴染である橘紗千さんというほんわかしたかたとお会いし一緒に過ごしたりするのですけれど、神社へお参りした際のおみくじに書かれていたことから雪さんが不安になる一幕があったりし…?

その様なことがあったりしつつ季節は流れ、冬には六花さんと雪さんの母親がどうして知り合ったのか、といったことが語られたりします。
そしてその様な今作はこの巻で完結、最終巻…雪さんが不安になった理由が描かれるかとも思われたのですけれどもその様なことはなく、季節は流れても皆さんの楽しい日常はこれからも、というかたちで終わっています。

イラストはよきものです。
百合的にはどうでしょうか、やはりよい友情のお話といえます。
ということで、こちらはこの巻で完結となりましたけれど、楽しく微笑ましいよき作品でした。


また、同時にこちらも読みましたので…。
こちらも最終巻でした
□ゆりなつ -民宿かがや-(3)
■もちオーレさま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
 ○内容評価:★★★★★(4.5)
 ○百合度評価:★★★★☆(4.4)
 ○総合評価:★★★★☆(4.2)

こちらも上の作品とともに購入をしたものとなり、過去に既刊を購入していることから購入をしたものとなります。
コミックスとしましては『Blooming Clover』や『鎮守府目安箱』『新米姉妹のふたりごはん』などと同じものとなります。
作者のかたは以前読んでいる『出会い系サイトで妹と出会う話』を描かれたかたとなります。
…上の作品同様に旅館、民宿を舞台にしたお話、ということで一緒に読んでみました(何)

内容としましては、島の海沿いにある民宿での人間模様を描いたお話、となるでしょうか。
と、説明がやはり以前読みました第2巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をします。
この巻では姉妹で唯一家を出ている蕾さんが傷心状態で帰省してくるところから…彼女とその元恋人、そして親友さんのお話が一つのメインになってきますけれど、元恋人さんは序盤でフェードアウトしてしまい、これはつまりそういうことなのでしょうか…。

謎の偽警官のお話なども解決しますけれど、これはこれであれからどうなったのか少し気になるところ…エピローグを見る限り物騒なことにはならずにすんだ模様です?
その様な今作はこの巻で完結、最終巻となっており、最終的には概ねの問題が解決しまずはめでたし、これからも皆さんの少しおバカな日常は続いていくというかたちになっています。

イラストは悪くありません。
百合的にはやはり色々なかたの関係を楽しめます。
ということで、こちらはこの巻で最終巻となりましたけれど、色々となかなか面白いものでしたかと…。