2020年01月20日

単行本『熱帯魚は雪に焦がれる(6)』紹介

【単行本紹介】
『熱帯魚は雪に焦がれる』
□熱帯魚は雪に焦がれる(6/電撃コミックスNEXT)
■萩埜まことさま
前巻(第5巻)

(個人的度数)
 ○おすすめ度:★★★★☆
 ○百合度:★★★☆☆

(作品について)
水族館部に入った女の子とその先輩さんの関係を描いたお話です。
この巻ではお二人がそれぞれ1学年進級する前後の時期を描いているのですけれど、前巻では小雪さんがめんどくさい状態に陥っていたのに対し、この巻ではあるいはそれ以上に小夏さんがその様な状態に陥ってしまっていました、かも…?

小夏さんは他のかたがたと仲良くしている小雪さんを見て何とも言えない、やきもちなどと一言では収められない様なかなり複雑な気持ちを抱いてしまい、それが新学期を迎えても収まることはなく、不安ばかりが増大していってしまいます。
そしてその不安は、新学期にお互いにお会いした際についに爆発してしまった様子で…この巻を通じてかなり重い雰囲気になってしまっていましたけれど、この状況が果たしてこの先好転するのかどうか、見守ってみましょう。
posted by 桜乃 彩葉 at 07:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | 作品紹介