2020年01月29日

単行本『欠けた月とドーナッツ(1)』紹介

【単行本紹介】
『欠けた月とドーナッツ』
□欠けた月とドーナッツ(1/百合姫コミックス)
■雨水汐さま

(個人的度数)
 ○おすすめ度:★★★★☆
 ○百合度:★★☆☆☆

(日誌に記載のある関連作品(※最新1作品のみ取上))
 『きみのために世界はある』:同一作者さまの単行本

(作品について)
同じ職場に勤める社会人な女のかたお二人の関係を描いたお話です。
主人公なひな子さんは普通であることにこだわり、そのために努力をし、かなり無理をしている印象を受けるかた…何だか最近、こういういわゆる「普通」であろうとするかた、という設定をかなり見る印象があるのですけれど、気のせいでしょうか…?
その彼女、クールな雰囲気で一人でいることを気にしていない職場の先輩とひょんなこともありお近づきになれ、彼女と一緒にいるうちに自身も変わろうと考える様になっていくのでした。

メインはもちろんこのお二人の関係を描いたものですけれど、お二人の関係はあとがきにあるとおりゆったりとしたもの…こういうゆったりと進むお話はそれはそれで心地よいので、のんびり見守っていきたいものです。
また、ひな子さんの変化も見どころの一つですけれど、こちらはどうなるでしょうか…先輩なあさひさんの妹さんはおせっかいなところがありそうでこちらもどうお話に絡んでくるかなど、続きも楽しみにみまもりましょう。
posted by 桜乃 彩葉 at 07:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | 作品紹介