□Still Sick(3/ブレイドコミックスpixiv)
■灯さま
→前巻(第2巻)
(個人的度数)
○おすすめ度:★★★★★
○百合度:★★★★★
(特記事項)
○最終巻
(作品について)
同じ会社に勤める二人の女のかたの関係を描いたお話です。
この巻では前川さんが漫画家として進んでいく姿を描いていきつつ、お二人の関係もさらに深まっていくさまを見守ることになります。
一度は挫折をした夢の道を再び目指すという意味で、その前川さんの歩みはとてもよいものとなっています。
そしてお二人の関係も、この巻になるとまっすぐに深まっていくばかりでして、そのお二人の問題といえば将来的にどうなっていきたいかということになり、そのあたりのさまも描かれていくことになります。
家族との関係も描かれつつ、今作は今巻で完結ということで、最後は満足のできるハッピーエンドとなっており、単行本自体のボリュームもややぶ厚めとなっており、色々ととてもよい作品でした。
【単行本紹介・その2】
□神絵師JKとOL腐女子(2/ヒーローズコミックスふらっと)
■さとさま
→前巻(第1巻)
(個人的度数)
○おすすめ度:★★★★☆
○百合度:★★★☆☆
(日誌に記載のある関連作品(※最新1作品のみ取上))
○『空想少女』:同一作者さまの単行本
(特記事項)
○漫画家とお付き合いする人の作品、ということで上の作品とともに紹介
(作品について)
崇拝しているイラスト描きさんとお付き合いをすることになった女のかたを描いたお話です。
この巻ではお付き合いをはじめてからのお二人の関係が描かれていくのですけれど、そのお二人の間に割って入ろうとする存在が出現します。
それは住田さんと同じジャンルでイラストや同人誌を描いている、その界隈ではかなり有名なかた…彼女は住田さんのことを慕っており、けれど住田さんと相沢さんがお付き合いしているとたまたま一緒になった同人誌即売会イベントで知り、相沢さんを激しく敵視をしてくるのでした。
そうしたかたが出現しつつ、お二人にはそれとは全く別の問題が出てきます。
それは、お二人の関係を繋いだ、お二人が崇拝するアニメ作品が最終回を迎える、ということ…それは何とか無事に乗り越えられたっぽいのですけれど、その様なお二人に対しその作品関連で新たな衝撃がやってきて…?
ということで、こちらはなかなか面白いお話ですので続きも見守りましょう。