2020年10月14日

単行本『定時にあがれたら(4)』 / 『OLさんと猫のはなし(2)』紹介

【単行本紹介】
『定時にあがれたら(4)』
□定時にあがれたら(4/FC JAM)
■犬井あゆさま
前巻(第3巻)

(個人的度数)
 ○おすすめ度:★★★★★
 ○百合度:★★★★★

(特記事項)
 ○最終巻

(作品について)
同じ会社に勤める女のかたお二人の関係を描いたお話です。
この巻ではお付き合いをはじめて1年を迎えるお二人の様子が描かれていきます。
そのさまはやはり見ていて微笑ましい、読んでいて心のあたたまるよい雰囲気のお話になっています。

その様な中、お二人は合鍵を渡しあってお泊まりなどをする様になるのですけれど、さらに先を望む様になっていきまして…?
その様な今作はこの巻で完結、最終巻となっており、最後ももちろん幸せなままにこれからも、というかたちとなっており、終わりなのはさみしいもののよい作品でしたかと…。


【単行本紹介・その2】
『OLさんと猫のはなし(2)』
□OLさんと猫のはなし(2/電撃コミックスNEXT)
■嵩乃朔さま
前巻(第1巻)

(個人的度数)
 ○おすすめ度:★★★★★
 ○百合度:★★★☆☆

(日誌に記載のある関連作品(※最新1作品のみ取上))
 『吸血鬼ちゃん×後輩ちゃん』:同一作者さまの単行本
 『全ての恋に、花束を。』:お話の主題の重なる作品

(特記事項)
 ○上の作品同様社会人のかたが主人公ということで同時に紹介
 ○最終巻

(作品について)
拾った化け猫な女の子と一緒に暮らすことになったOLさんのお話です。
この巻では、ひなさんの出身地であるという化け猫の里から、彼女の姉だという女の子が彼女を連れ戻しにやってきます。
ひなさんは小春さんと一緒にいたいのですけれど、ただ小春さんは過去に家族というものについて色々重い事情を抱えており、そのあたりが絡んで思い悩むことになっていきます。

その様な今作はこの巻で完結、最終巻となりますけれど、今巻では一貫して家族というものについてのお話になっています。
比較的百合的にありなおかつそれ以上に家族が主題で泣けるよいお話、ということで関連作品に上げた作品が思い浮かびましたけれども、ともあれこちらも結末も含めよい家族のお話だといえます。
posted by 桜乃 彩葉 at 07:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 作品紹介