□百合と声と風纏い(3/リーリエコミックス)
■蓮冥さま
→前巻(第2巻)
(個人的度数)
○おすすめ度:★★★★★
○百合度:★★★★☆
(作品について)
人を好きになったことのないかたが人を好きになったお話です。
この巻では一人暮らしをすることになった纏さんのお部屋に百合子さんがお泊まりをするお話から…このお二人はゆっくり時間をかけて関係を深めていく感じのかたがたであり、そういう様を見守るのもよいものです。
次にお会いするのは纏さんの夏休みということで、後半は離れ離れになっているときのお互いの日常が描かれていきます。
先のお泊まりの際に百合子さんはずっと他の人には隠していた秘密を纏さんに見られ、けれど彼女はそれを気にしないでいてくれたのですけれど、でもそれでもやはり色々不安になるところはある様子で…ともあれ迎えた夏休み、お二人がどうなるか引き続き見守りましょう。
【単行本紹介・その2】
□私の百合はお仕事です!(7/百合姫コミックス)
■未幡さま
→前巻(第6巻)
(個人的度数)
○おすすめ度:★★★☆☆
○百合度:★★★★☆
(日誌に記載のある関連作品(※最新1作品のみ取上))
○『少女2』:同一作者さまの単行本
(特記事項)
○上の作品と同じ単語がタイトルに含まれていることから同時に紹介
(作品について)
ひょんなことから特殊な喫茶店で働くことになってしまった女の子を描いたお話です。
この巻では陽芽さんが美月さんの本音を引き出した結果全てが崩壊していくさまが描かれていきます。
陽芽さんも彼女なりに美月さんのことを思った結果の行動、というのがもうどうしようもないところで読んでいてつらいものにしかなりません。
果乃子さんと美月さんの衝突もあったりしつつ、この巻の最後では陽芽さんと美月さんが話し合いの場を設けるのですけれども…?
正直つらいとしか思えない巻ではありましたけれど、さすがにこのまま延々つらい展開が続くわけではないでしょうし、続きを見守ってみます、か?