□ぽちゃクライム!(1/百合姫コミックス)
■みんたろうさま
→前巻(第1巻)
(個人的度数)
○おすすめ度:★★★★☆
○百合度:★★★★☆
(日誌に記載のある関連作品(※最新1作品のみ取上))
○『DNAは教えてくれない』:同一作者さまの単行本
(特記事項)
○最終巻
(作品について)
ボルダリング部の活動を描いたお話です。
この巻でも引き続きボルタリング部の皆さんの活動が描かれていき、ゆるい雰囲気なお話ながらある程度しっかりした部活ものな作品にもなっています。
中盤では皆さんで大会に出ることになるのですけれど、その大会の名前は三斜三様といい、ですので下で…(何)
その様な今作はこの巻で完結、最終巻となっており、終盤はやや駆け足気味な展開になっていっています。
とはいえ展開自体は悪くなく、百合の正統派な展開を踏んでハッピーエンドとなっており、安心して読むことのできるものになっています。
【単行本紹介・その2】
□むすんで、つないで。(1/まんがタイムKRコミックス)
■荒井チェリーさま
(個人的度数)
○おすすめ度:★★★★☆
○百合度:★★☆☆☆
(日誌に記載のある関連作品(※最新1作品のみ取上))
○『三者三葉』:同一作者さまの単行本
(特記事項)
○上の作品にこちらの作者のかたが過去に出した炭鉱本のタイトルを思わせる単語が出てきたことから同時に紹介
(作品について)
6年間行方不明の末にその当時の姿のままで戻ってきた親友さんと過ごす日常を描いた4コマです。
主人公のつなぐさんはマイナス思考の強い女の子なのですけれど、その彼女は隣に引っ越してきた花ノ子さんという明るく素敵な雰囲気の女の子と仲良くなります。
けれど、花ノ子さんはある日かくれんぼをしていて行方不明となり、そのまま6年の歳月が流れることに…つなぐさんも高校生になってしまったのですけれど、その様なある日花ノ子さんが戻ってきます。
ただ、戻ってきた花ノ子さんは行方不明直後の姿のまま、つまり小学生当時から一切成長していない状態でして…?
花ノ子さんには妹がいるのですけれど、その妹さんと同い年状態になってしまったり、あるいは花ノ子さんのクラスにも同様に行方不明状態から当時と同じ姿のまま戻ってきたという子がいたりもし…ただ後者は少々事情が異なる様子なうえに、名前が薗部苺という態度も相まって結構引っかかる存在…(何)
お話はその様な、結構とんでもない状況になったかたがたを描いたお話…。
とはいえ基本的には楽しくおバカなコメディですので、そう難しいことは考えず読めば大丈夫かと…もちろん、そのあたりの謎についてもおいおいと明かされていくとは思いますけれども、個人的には薗部という人物が気になる…(何)