□君と綴るうたかた(2/百合姫コミックス)
■ゆあまさま
→前巻(第1巻)
(個人的度数)
○おすすめ度:★★★★☆
○百合度:★★★☆☆
(日誌に記載のある関連作品(※最新1作品のみ取上))
○『イケメンすぎです紫葵先パイ!』:同一作者さまの単行本
(作品について)
恋人ごっこをすることになったお二人を描いたお話です。
この巻では夏織さんがどうして雫さんのことを気にかけるのかということが、雫さんの過去を絡めて描かれていきますけれど、過去のお話は相当つらい…彼女がずっと引きずってしまうのも仕方のないことかもしれません。
それでも、夏織さんは雫さんに立ち直ってもらいたいと思っていて、それもまた正しい気持ちなわけで…お二人の関係はこのままよい方向へ向かいそう、なのですけれども、やはり第1巻で感じた不安要素は確定となるのがこの巻の最後の描写で明らかになってしまいました。
よいお話ではあるのですけれども、悲劇的結末を迎えるのもほぼ確定な作品といえ、少し覚悟をして続きを見守ってみましょう。