□もし、恋が見えたなら(2/角川コミックス・エース)
■みかみてれんさま(原作)/七路ゆうきさま(漫画)
→前巻(第1巻)
(個人的度数)
○おすすめ度:★★★★☆
○百合度:★★★★☆
(日誌に記載のある関連作品(※最新1作品のみ取上))
○『JK小説家っぽい!』:原作のかたが原作を担当した単行本
(作品について)
人の恋愛感情が可視化され見える女の子を描いたお話です。
この巻では鳴さんが生徒会長より恋のお悩み担当に任じられてしまい生徒さんのそういう悩みについて解決を図ることになったりしてしまいます。
そうしたことをしているうちに過去のことがありマイナスに捉えていた恋愛というものについて、そして紗世さんとりんなさんのお二人に対しても徐々に気持ちの変化が出てきます。
その紗世さんとりんなさんという鳴さんのことが好きな同士なお二人の関係も動きがあったり…中盤にあった先生のお話から3人で幸せになるルートが見えてきた気がしますけれども、果たして…?
【単行本紹介・その2】
□金星のリヴェール(2/電撃コミックスNEXT)
■沼地どろまるさま
→前巻(第1巻)
(個人的度数)
○おすすめ度:★★★★☆
○百合度:★★★★☆
(日誌に記載のある関連作品(※最新1作品のみ取上))
○『ホームズさんは推理ができない。』:同一作者さまの単行本
(特記事項)
○最終巻
○上の作品同様一種の三角関係を描いたお話ということで同時に紹介
(作品について)
双子の姉妹に好かれる女の子を描いたお話です。
この巻でも引き続きその双子の姉妹に翻弄されるかたの姿を描いていき、一種の三角関係に近しいお話なのですけれども、すがらさんは双子のどちらにも好かれている、けれども双子のお二人も互いのことが嫌いだとかそういうわけではないというのがなかなか難しいところです。
ならば三人で一緒になれば、という考えに私はどうしてもなってしまうところなのですけれど、今作はエンゲージ制度という百合な学園ものでときどきみられる姉妹制度があり、ですのですがらさんは結さんとその関係を結ぶに至るのですけれども…?
その様な今作はこの巻で完結、最終巻となっており、終盤では初さんのエンゲージについての問題について描かれるのですけれども…個人的にはよい終わりかたを迎えたといえるものになっていました。