2021年07月23日

単行本『ゆりでなるえすぽわーる(3)』紹介

【単行本紹介】
『ゆりでなるえすぽわーる(3)』
□ゆりでなるえすぽわーる(3/リュウコミックススペシャル)
■なおいまいさま
前巻(第2巻)

(個人的度数)
 ○おすすめ度:★★★☆☆
 ○百合度:★★★★☆

(作品について)
百合な妄想をする女の子を描いたお話です。
この巻でも百合っぽい雰囲気の二人の女のかたを見かけるとそれを絵に描いて妄想をするお嬢さまとそれに付き合ってあげるかたの日々が描かれていきます。
それを主題にしている限りは、面白いと思える作品なのですが…。

問題は、既刊の紹介でも触れている通り、心さんの置かれている状況が不快さを感じるレベルになっているというものであり、第2巻の終盤でそれがさらに深まってしまった印象があると書きましたけれど、この巻ではさらに深まり、どうしようもなさそうな感じになってきてしまいました。
これ以上こういう展開が続くと不快さが極まって読むのも無理になってきますけれど、果たして…苦痛を耐えてまで読む必要は皆無ですし、次巻の展開次第ではそこで切って「なかったこと」にすることも検討しましょう。
posted by 桜乃 彩葉 at 07:02 | Comment(0) | 作品紹介